JP3408951B2 - カメラスタンド - Google Patents

カメラスタンド

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JP3408951B2 JP25911897A JP25911897A JP3408951B2 JP 3408951 B2 JP3408951 B2 JP 3408951B2 JP 25911897 A JP25911897 A JP 25911897A JP 25911897 A JP25911897 A JP 25911897A JP 3408951 B2 JP3408951 B2 JP 3408951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板等を観察
するための顕微鏡カメラ等を固定するカメラスタンドに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、回路基板に穿孔した端子取付孔
内のバリの有無、ハンダの固着状態等を顕微鏡カメラを
用いて観察する際には、手振れ防止や作業性向上等の理
由から、顕微鏡カメラをカメラスタンドに固定して観察
を行っている。
【0003】このようなカメラスタンドとしては、回路
基板等の被検物を載置するベースに支持部を介して支柱
が直立状態に支持されるとともに、この支柱にカメラ取
付部が移動可能に係合され、カメラと被検物との撮影距
離を調整可能にしたものが知られている。
【0004】この支持部は、支柱を、固定された主点を
中心に傾斜可能に支持することによって、カメラの光軸
を被検物に対して傾斜可能とし、これにより、支柱を所
定角度傾けることで、被検物を斜めからも視認すること
ができるようになっている。回路基板等の観察にあたっ
ては、ベースに載置された回路基板に対して、支柱上の
カメラの位置(撮影距離)を調整して、垂直な方向から
回路基板の端子取付孔等をテレビモニター等を通して観
察し、その後支柱を、主点を中心に所定角度傾斜させ、
端子取付孔等を斜め方向から観察することになる。
【0005】このようにして、端子取付孔等の被検物を
ベースに対して垂直な方向と、該方向に対して所定角度
傾斜させた斜め方向とから観察することで、端子取付孔
の孔の真円度や孔の内壁におけるバリの有無等を観察で
きることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のカメラスタンドでは、支柱を傾斜させる際の主点の
位置が固定されているため、例えば、表面に大きな凹凸
のある被検物や高さの異なる被検物を観察する場合にお
いて、カメラの高さ(撮影距離)を調整すると、ベース
に対して垂直な方向からの観察(撮影)ポイントは変化
しないが、支柱を上述の場合と同一角度傾斜させた場
合、斜め方向からの観察ポイントが垂直方向からの観察
ポイントとずれてしまうことになる。この場合、カメラ
の撮影角度を調整して変更しないと、被検物に対する斜
め方向からの観察ポイントを垂直方向からの観察ポイン
トに一致させられないという欠点がある。
【0007】しかも、カメラの傾斜角度を計測するため
の機構が設けられていないため、例えば特定の傾斜角度
から種々の被検物を観察したい場合にカメラの傾斜角度
を認識できないために、繰り返して同一の傾斜角度で種
々の被検物を観察することが困難であるという不具合も
ある。
【0008】さらには、支柱の傾斜角度を測定して、そ
れをカメラの傾斜角度とすると、被検体に応じてカメラ
の高さを変え、垂直方向の観察ポイントに傾斜方向の観
察ポイントを一致させるために、支柱を傾斜させた状態
で更にカメラの角度調整を行った場合に、カメラの傾斜
角度を正確に測定できないことになる。
【0009】一方、他の従来技術として、支柱を傾けず
に反射鏡やプリズム等を備えたアダプターをカメラの先
端に取り付けることによって、支柱を傾斜させることな
く被検物を斜め方向から撮影/観察できる装置がある
が、この種のアダプターは単価が高い上に、1つのアダ
プターで1つの傾斜角度しか設定できないため、多様な
角度から被検物を観察/撮影するためには、複数のアダ
プターを用意しておかなければならず、コスト的に不経
済なものであった。
【0010】さらに、傾斜角度がアダプター毎に決めら
れているため、カメラの撮影角度(光軸)を任意の角度
に調整することができず、被検物の形状に応じて最適な
角度から撮影/観察が行えない場合が生じるという不都
合もある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、被検物の観察ポイントの高さが変わっても、斜め方
向から被検体を観察する際に支柱を傾斜させるだけでカ
メラの観察ポイントを常に垂直方向の観察ポイントに一
致させることができるようにしたカメラスタンドを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のカメラスタンドは、被検物を載置するベース
に、カメラ取付部が長さ方向に沿って移動可能に係合さ
れる支柱が、該支柱上の点を主点に傾斜可能に支持され
るカメラスタンドにおいて、前記主点が、前記支柱とと
もに上下動可能であることを特徴とするものである。
【0013】このような構成によれば、例えば、支柱を
傾けて被検物を斜め方向から撮影観察した後に、高さの
異なる被検物を同じ方向から観察する場合には、支柱を
ベースに対して垂直な方向に戻し、主点を支柱とともに
所望の距離だけ上下動させた後、支柱を当初の傾斜角度
に再度傾けることによって、カメラの角度補正を行うこ
となく、被検物の垂直方向の観察ポイントと同一のポイ
ントを撮影/観察することができる。
【0014】請求項2記載のカメラスタンドは、請求項
1記載のカメラスタンドにおいて、前記支柱に、その傾
斜角度を表示する傾斜計が設けられていることを特徴と
するものである。
【0015】このような構成によれば、カメラと支柱の
傾斜角度が常に一致しているため、傾斜計に表示された
支柱の傾斜角度がカメラの傾斜角度を示すことになり、
カメラの角度測定および角度調整が極めて容易になる。
また、ベース上の被検物を照射する照明部材が取り付け
られていると共に、この照明部材の先端部には、照明部
材の傾斜角度を表示する傾斜計が設けられていてもよ
い。照明部材で被検物を照明すれば、撮影/観察される
被検物についてより鮮明な像が得られ、その傾斜角度を
傾斜計で測定することで、別の被検物を観察する際、同
一の傾斜角度の再現が容易である。なお、照明部材は支
柱の両側に一対設けられていてもよく、しかも照明部材
は任意の角度で湾曲可能な可撓性を有する部材で構成さ
れていてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカメラスタン
ドの一実施形態について、図1から図5を参照しながら
説明する。本実施形態のカメラスタンドは、顕微鏡カメ
ラを固定するためのもので、足Aを有するベースBに、
支持部Cを介して支柱Dが支持された概略構成とされて
いる。
【0017】支柱Dには、カメラを取り付けるための取
付アーム(カメラ取付部)Eが移動可能に係合されてい
る。この支柱Dの先端には、該支柱Dの鉛直方向に対す
る傾斜角度を表示する傾斜計Fが取り付けられている。
【0018】取付アームEは、ストッパーGによって上
下動が拘束されるようになっており、該ストッパーGを
解除し、上下動ツマミHの回動させることによって支柱
Dに沿って上下に微動できるようになっている。
【0019】また、取付アームEには、図3に示すよう
に、その内部に配されたカメラ取付ツマミIの回動によ
って、カメラ取付ネジJの突出量を調整して、カメラ
(図示略)の取り付け・取り外しができるようになって
いる。
【0020】傾斜計Fは、周方向に目盛りが付された円
板状の目盛盤F1と、該目盛盤F1の中央部を回転軸Oと
して回転可能な指針部F2とを備え、該指針部F2の一端
に固定された重りF3により、指針部F2は支柱Dの傾き
に対して常に鉛直上方を向くようになっている。そのた
め、支柱Dを傾斜させた際、指針部F2に対する目盛盤
1の傾きによって支柱Dの傾斜角度を測定できる。
【0021】前記支持部Cは、図1〜図3に示すよう
に、前記ベースB上に固定される前壁1、側壁2、およ
び後壁3を備えて構成されている。前壁1は、図1に示
すように、略半円板状をなしており、その側面および底
面には、図4に示すように、それぞれ側壁2および底板
4が一体的に固定されている。
【0022】後壁3は、図2および図4に示すように、
前壁1と同一の大きさの略半円板状をなし、その底面に
は、前記底板4よりもその長さ方向にわずかに小さく形
成された底板5が一体的に固定されている。
【0023】また、前壁1および後壁3の内側には、そ
の外周縁に沿って円弧状の支柱スベリガイド6,7が対
向して取り付けられるとともに、これら支柱スベリガイ
ド6,7よりも半径方向中心側に離間した位置において
円弧状に延びる角度位置決めガイド穴8と、当該前壁1
および後壁3の略中央部からベースBに対して垂直上方
に延びる(前壁1および後壁3の半径線上)主点位置決
めガイド穴9とが形成されている。
【0024】そして、これら前壁1および後壁3は、図
4および図5に示すように、支柱スベリガイド6,7の
間に支柱Dを挟持し、かつ底板4の上に底板5を重ねる
ようにしてベースB上に固定されている。この前壁1と
後壁3との間隔は、底板4,5に形成された長穴を貫通
してベースBにねじ込まれる間隔調整ネジ10によっ
て、微調整できるようになっている。
【0025】支柱Dが支持部Cに支持される構造につい
て更に詳しく説明すると、支柱Dは、図5に示すよう
に、前記主点位置決めガイド穴9に挿通される主点位置
決めシャフト11によって下端部が支持されている。そ
して、支柱Dは、この主点位置決めシャフト11を回転
軸(主点)にして任意の角度傾斜可能に支持されてい
る。
【0026】この主点位置決めシャフト11には、支柱
Dを挟持するようにツバ12,13が挿通されており、
主点位置決めシャフト11の両端にはツマミ14および
ナット15が設けられ、ツマミ14を締め付けることに
よって支柱Dを側面から押圧し、支柱Dの上下移動、お
よび主点位置決めシャフト11回りの揺動を拘束するよ
うにしている。
【0027】また、支柱Dには、その下端部から略中央
部にかけて、図1に示すような長穴状の支柱固定ガイド
穴16が形成されている。そして、支柱Dは、前記角度
位置決めガイド穴8および支柱固定ガイド穴16に支柱
固定シャフト17を挿通し、ナット19に対してツマミ
18を締め付けることによって固定される。また、ツマ
ミ18をナット19に対して緩めることによって、支柱
Dは、前記主点位置決めシャフト11とともにガイド穴
9に沿って上下動し、その際、支柱Dは支柱固定ガイド
穴16が支柱固定シャフト17にガイドされるようにな
っている。
【0028】角度位置決めガイド穴8には、前記支柱固
定シャフト17が挿通された位置からその両端部までの
各間に、支柱位置決め部材20が外挿された角度位置決
めシャフト21が挿通され、該角度位置決めシャフト2
1の両端にツマミ22およびナット23が設けられてい
る。そして、ツマミ22を締め付けることにより、角度
位置決めシャフト21は角度位置決めガイド穴8内の適
当な位置に固定されるようになっている。
【0029】次に、上記構成からなるカメラスタンドの
使用方法について説明する。まず、顕微鏡カメラ(図示
略)を取付アームEに固定する。この場合、カメラ取付
ツマミIによりカメラ取付ネジJをカメラ本体にねじ込
めばよい。
【0030】次いで、ベースBの上に回路基板等の被検
物を乗せ、カメラと被検物との間隔をおおまかに調整す
る。この間隔調整は、ストッパーHを解除することによ
り、取付アームEを支柱Dに沿って移動させることによ
り行う。
【0031】そして、観察すべき部位(観察ポイント)
がカメラに接続されたモニター(図示略)に写るように
被検物を位置決めした後、上下動ツマミHによりカメラ
と被検部との間隔を微調整して撮影距離を設定し、被検
部を垂直方向の真上から観察/撮影を行う。
【0032】引き続き、同じ観察ポイントを斜めから観
察/撮影する場合には、まず、ツマミ18を緩める。す
ると、支柱Dが主点位置決めシャフト11を主点に、ガ
イド穴8でガイドされつつ揺動可能になるので、傾斜計
Fの指針部F2が示す値を見ながら、図1において鎖線
で示すように支柱Dを所望の角度に傾斜させ、ツマミ1
8を締め付ければよい。
【0033】このとき、ツマミ22を緩めて角度位置決
めシャフト21を角度位置決めガイド穴8に沿って移動
させて支柱Dに当接させてツマミ22を締め込む。この
状態で、支柱Dは支柱位置決め部材20によって下側か
ら支えられることにもなり、支柱Dをその傾斜角度で保
持するための安定性を高めることができる。
【0034】次に、例えば、高さの異なる被検物を同一
の角度から観察する場合について説明する。この場合に
は、まず、ツマミ14,18を緩める。すると、支柱D
が上下移動可能、かつ主点位置決めシャフト11を主点
に揺動可能となるので、支柱Dの傾きをベースBに対し
て垂直な方向に戻す。
【0035】次いで、支柱固定ガイド穴16に沿ってそ
の両側に付された高さ位置目盛24を見ながら、支柱D
を上方に移動させて主点位置決めシャフト11を所望の
高さに位置決めしてツマミ14、18を締め込めば、主
点が支柱Dと一体に移動したことになる。そして、垂直
方向から被検物の観察ポイントを観察する。そして、再
度ツマミ18を緩めて、支柱Dを傾斜計Fの表示を見な
がら前記角度だけ傾けてツマミ18を締め付ける。この
傾斜状態で、カメラの傾斜方向の観察ポイントは垂直方
向の観察ポイントと一致することになり、前述の場合と
同一角度および同一距離で被検物を撮影/観察できる。
【0036】なお、前記高さ位置目盛24は、支柱Dを
上下動させたり、傾けたりした際に、支柱スベリガイド
6,7に擦れて目盛が消えてしまうことのないように、
レーザー彫刻によって支柱Dに付されているが、焼き付
けされたシルク印刷によって目盛りを支柱Dに設けても
よい。
【0037】本実施形態のカメラスタンドによれば、支
柱Dを所定角度傾けて被検物を斜め方向から撮影観察し
た後に、高さの異なる被検物を同じ方向から観察する場
合であっても、ツマミ14,18を緩めて支柱Dをベー
スBに対して垂直な方向に戻し、主点となる主点位置決
めシャフト11を支柱Dとともに上下動させた後、支柱
Dを前記所定角度傾けることによって、カメラの角度補
正を行うことなく、同一角度および同一距離から、被検
物を垂直方向と同一の観察ポイントで撮影観察すること
ができる。
【0038】したがって、表面に大きな凹凸のある被検
物や高さの異なる被検物を斜め方向から観察する場合で
あっても、カメラと被検物との撮影距離を変更した後、
さらに傾斜させた支柱Dに対してカメラを傾けるといっ
た角度補正を不要にすることができる。
【0039】また、カメラと支柱Dの傾斜角度が常に一
致しているため、傾斜計Fに表示された支柱Dの傾斜角
度は、カメラの傾斜角度を示すことになる。これによ
り、カメラの角度測定および角度調整を極めて容易に
し、かつ傾斜計Fを振り子式という極めて簡易な構成に
することができる。
【0040】次に本実施形態の変形例について図6によ
り説明するが、上述の実施形態と同一部分については同
一の符号を用いてその説明を省略する。図6はカメラス
タンドのベース部分の拡大側面図であり、図中支柱Dに
支持された図示しないカメラの真下に被検物30が載置
されている。支柱Dの両側の側壁2には照明部材として
それぞれライトガイド31,31が取り付けられてい
る。このライトガイド31は任意の位置で湾曲可能なイ
ンターロックチューブからなり、その内部には例えば光
ファイバーなどの光伝送手段が内蔵され、側面2内に収
納された図示しない光源から搬送された光を先端の射出
口31aから出射するようになっている。ライトガイド
31で観察位置にある被検物30の観察ポイント付近を
広く照明できることになり、よりいっそう鮮明な観察画
像が得られる。また、ライトガイド31の先端付近に
は、取付金具32を介して実施形態と同一の傾斜計Fが
取り付けられ、ライトガイド31の傾斜角度を測定表示
できるようになっている。これによって、傾斜計Fの傾
斜角度を測定できるから、別の被検物を観察する際に、
同一の照明角度を容易に再現できることになる。尚、3
1bは取付金具である。
【0041】なお、本実施形態では、傾斜計Fとして振
り子式のものについて説明したが、これに限らず、デジ
タル表示式のものであってもよい。また、目盛部F1は
円盤状のものに限られず、さらには、表面もしくは裏面
のみまたは両面に目盛りが付されたものであってもよ
い。
【0042】また、ツマミ14,18,22、及びツバ
12,13の材質として、樹脂等の滑り易い材料を適宜
選択することによって、支柱Dを傾斜させる際の前壁1
および後壁3との滑りを円滑にできるとともに、これら
前壁1および後壁3にキズを付けてその外観を損なうと
いったことを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1記載のカメラスタンドによれば、例え
ば、支柱を傾けて被検物を任意の斜め方向から撮影観察
した後に、高さの異なる被検物を同じ方向から観察する
場合であっても、主点を支柱とともに上下動させた後、
支柱を当初の傾斜角度に傾けることによって、カメラの
角度補正を行うことなく、被検物を同一角度および同一
距離から撮影観察することができ、傾斜方向からの観察
ポイントを垂直方向からの観察ポイントに一致させるこ
とができる。
【0044】(b)また、このような機能を支柱ととも
に主点を上下動させるという簡易な構成によって実現し
たため、反射鏡やプリズム等を備えた高価なアダプター
が不要となって低コスト化を図ることができ、極めて低
廉なカメラスタンドを市場に提供することができる。
【0045】(c)請求項2記載のカメラスタンドによ
れば、カメラと支柱の傾斜角度が常に一致しているた
め、カメラの高さを変えて角度調整を行った場合でも、
傾斜計に表示された支柱の傾斜角度がカメラの傾斜角度
を示すことになり、カメラの角度測定および角度調整を
極めて容易に行うことができる。また、請求項3記載の
カメラスタンドによれば、ベース上の被検物を照射する
照明部材が取り付けられていると共に、この照明部材の
先端部には、照明部材の傾斜角度を表示する傾斜計が設
けられているから、照明部材で被検物を照明すれば、撮
影/観察される被検物についてより鮮明な像が得られ、
更にその傾斜角度を傾斜計で測定することで照明部材の
傾斜角度を認識できる上に、別の被検物を観察する際、
同一の傾斜角度の再現が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカメラスタンドの一実施形態を
示す正面図である。
【図2】 同カメラスタンドの背面図である。
【図3】 同カメラスタンドの側面図である。
【図4】 同カメラスタンドの平面図である。
【図5】 同カメラスタンドの要部の断面を示す要部断
面図である。
【図6】 実施の形態によるカメラスタンドに装着され
る照明部材を示す図である。
【符号の説明】
B ベース C 支持部 D 支柱 E カメラ取付部 F 傾斜計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−56917(JP,A) 特開 平7−306024(JP,A) 特開 平8−130667(JP,A) 実開 平4−50839(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16M 11/00 G03B 17/56 H04N 5/225

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検物を載置するベースに、カメラ取付
    部が長さ方向に沿って移動可能に係合される支柱が、該
    支柱上の点を主点に傾斜可能に支持されるカメラスタン
    ドにおいて、 前記主点が、前記支柱とともに上下動可能であることを
    特徴とするカメラスタンド。
  2. 【請求項2】 前記支柱には、その傾斜角度を表示する
    傾斜計が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のカメラスタンド。
  3. 【請求項3】 前記ベース上の被検物を照射する照明部
    材が取り付けられていると共に、該照明部材の先端部に
    は、該照明部材の傾斜角度を表示する傾斜計が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のカメラ
    スタンド。
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