JP2013038484A - 光学チャート表示装置及びその位置姿勢調整方法 - Google Patents

光学チャート表示装置及びその位置姿勢調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学チャート表示部の姿勢の変化を簡単に検出し、適正な姿勢に調整可能な光学チャート表示装置を提供する。
【解決手段】撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャートを表示する光学チャート表示装置であって、光学チャート12cを表示する光学チャート表示部11と、前記光学チャート表示部11の表示面を地面に対して立たせた状態で、該光学チャート表示部11を支持する支持部13と、前記光学チャート表示部11または前記支持部13に設けられ、前記光学チャート表示部11の姿勢を検出する姿勢検出手段14と、前記支持部13に設けられ、前記光学チャート表示部11の姿勢を調整する姿勢調整機構15と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャート表示装置及びその位置姿勢調整方法に関するものである。
ライトボックス装置は、我々の生活環境によく見かける光源装置の一つであり、その用途は広範囲にわたり、公知のライトボックス装置の多くはその応用に基づき製作されている。例えば、透過型液晶セルなどの背面側に、直下型の面光源装置が配置されたものが知られている。この種の面光源装置としては、面内に複数の光源が互いに間隔を空けて配置され、該複数の光源の前面側には、これらの光源からの光を一面に渡って拡散させて出射させる光拡散板が配置されている。
また例えば、主に平面状の発光モジュールによって、その前面に設けられた図案またはメッセージを有する透光シートを光照射の方式により表示させる構成のものがあり、広告ディスプレイ、屋外看板、店看板などに用いられている。また、エックス線フイルム観察などの専門的分野にも使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このようなライトボックス装置の応用例として、デジタルカメラなどの撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャートを表示する光学チャート表示装置がある。すなわち、デジタルカメラの組立工程ではその光学特性を計測するためにライトボックス装置の光拡散板面に光学チャートを設け、そこからある一定距離を離した位置にデジタルカメラを設置し、前記光学チャートを撮影しその画像を評価することで光学特性検査を行ったり、撮影した結果からレンズ位置や撮像素子位置の調整を行ったりするものである(例えば、特許文献2参照)。
このとき、光学チャート表示装置であるライトボックス装置は、通常姿勢調整ができるよう筐体足部にネジ等の手段で足部の高さを調整する機構が設けられており、検査、調整工程の立ち上げ時に検査治具(あるいは調整治具)との位置関係(光軸位置、相対距離、相対姿勢等)を所定の位置関係に調整することで良好な検査、調整が行えるようになっている。
しかしながら、工程立ち上げ時に設定した検査治具(あるいは調整治具)との位置関係は量産を進めていく中で床の変形、光学チャート表示装置に作業者が触れる等さまざまな要因により光学チャート表示装置の姿勢が変化しその位置関係が崩れてしまうことがあった。その場合、再度光学チャート表示装置と検査治具、調整治具との位置関係を再調整することにより元の状態へ戻すことは可能であるが、光学チャート表示装置の姿勢を確認するためには煩雑な作業が必要であり、多くの作業時間を要した。また、設置時に調整治具(あるいは検査治具)との位置関係が崩れないように床にアンカー等を打って光学チャート表示装置を固定するという方法も考えられるが、その場合には一度固定するとレイアウト変更が困難であり、またデジタルカメラの検査や調整をクリーンルーム内で行う場合にはアンカーを打つ設置工事ができないことから好ましい方法ではなかった。
このようにデジタルカメラ生産工程で用いられる光学チャート表示装置には、該光学チャート表示装置の姿勢変化を簡単に確認でき、簡便にその姿勢調整を行うことのできる手段が求められている。
本発明は、以上の従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、光学チャート表示部の姿勢の変化を簡単に検出し、適正な姿勢に調整可能な光学チャート表示装置及び光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャートを表示する光学チャート表示装置であって、光学チャートを表示する光学チャート表示部と、前記光学チャート表示部の表示面を地面に対して立たせた状態で、該光学チャート表示部を支持する支持部と、前記光学チャート表示部または前記支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を調整する姿勢調整機構と、を備えることを特徴とする光学チャート表示装置である。
本発明の光学チャート表示装置によれば、光学チャート表示部または支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を調整する姿勢調整機構と、を備えるので、随時、姿勢検出手段により光学チャート表示部の姿勢を確認することができ、必要に応じて該姿勢検出手段の検出結果に基づいて光学チャート表示部の姿勢を簡単に適切な状態に調整することが可能となる。
本発明に係る光学チャート表示装置の構成例を示す斜視図である。 図1の光学チャート表示装置における光学チャート表示部を分解表示した斜視図である。 図1の光学チャート表示装置に用いられる姿勢検出手段の構成例を示す概略図である。 デジタルカメラのぶれ補正機能の調整・検査装置の構成を示す概略図である。 本発明に係る光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法を説明する図である。 本発明に係る光学チャート表示装置の別の構成例を示す斜視図である。
(光学チャート表示装置)
以下に、本発明に係る光学チャート表示装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る光学チャート表示装置の構成例を示す斜視図である。
図1に示すように、光学チャート表示装置10は、撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャート12cを表示する光学チャート表示装置であって、光学チャート12cを表示する光学チャート表示部11と、光学チャート表示部11の表示面を調整場所における床等の基準面に対して立たせた状態で、該光学チャート表示部11を支持する支持部13と、光学チャート表示部11または支持部13に設けられ、光学チャート表示部11の姿勢を検出する姿勢検出手段14と、支持部13に設けられ、光学チャート表示部11の姿勢を調整する姿勢調整機構15と、を備えることを特徴とする。
ここで、光学チャート表示部11は、図2に示すように、面状発光部と、光学チャート12cが形成された透明シート12と、を有し、該透明シート12に対して前記面状発光部からの光を透過させて光学チャート12cを表示するものである。
この光学チャート12cは、撮像装置の光学的な検査または調整を行うために必要な任意の図案またはメッセージであり、一例としては、図1に示すような、左右(水平)・上下(垂直)・仰角方向等、任意の方向に表示される図案である。光学チャート12cは、面状発光部に直接形成されていてもよく、例えば、光拡散板11c表面に形成してもよい。
また、前記面状発光部は、後板11aと、該後板11a上に設けられる少なくとも1つの光源11bと、該光源11bを挟むように後板11aに対向して配置され、光源11bからの光を拡散させる光拡散板11cと、光源11bの駆動回路(図示しない)と、を有する。
このうち、光源11bは、白色の光を出射する光源、例えば白色蛍光ランプや白色発光ダイオード(LED(Light Emitting Diode))である。
また、光拡散板11cは、例えば白色樹脂板からなり、光源11bからの光を透過するとともに拡散させて表示面において均一な光度分布で出射するものである。
支持部13は、4つのフレーム部材13a,13b,13c,13dが組み合わされて構成された枠体であり、枠の部分に面状発光部及び透明シート12からなる光学チャート表示部11が嵌め込まれる構造となっている。また、フレーム部材13b,13cは、支持部13を立たせるための支柱となっており、それぞれの下部に支持部13を安定して立たせるための脚部13fを有する。脚部13fは、支持部13の前後方向(光学チャート表示部11の表示面に垂直な方向、Y方向)を長手方向とする角柱部材である。
また、脚部13fは、姿勢調整機構15を有する。
また、支持部13は、枠の部分にネジ止め用の穴(図示しない)を有しており、ネジを用いた固定部材(図示しない)によって光拡散板11c及び透明シート12が支持部13の枠の部分に固定される。
姿勢検出手段14は、光学チャート表示部11の姿勢を検出する手段であり、詳しくは光学チャート表示部11の水平方向の傾きと、光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾きを検出するものである。また、姿勢検出手段14は、光学チャート表示部11の姿勢検出結果を表示する姿勢表示部を有する。このような姿勢検出手段14として、例えば水準器、重力センサ、ジャイロセンサなどを用いることができ、このうち、図1,図2に示すように、丸型の気泡管水準器が簡便な構造で光学チャート表示部11の姿勢が確認できるので好ましい。この気泡管水準器では、X−Y平面における気泡の位置により光学チャート表示部11の姿勢(傾き)が検出(表示)されるようになっており、詳しくはX方向の気泡の位置により光学チャート表示部11の水平方向の傾きが検出され、Y方向の気泡の位置により光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾きが検出される。
なお、姿勢検出手段14は、支持部13のうち、光学チャート表示部11の近傍となるフレーム部材13dに、姿勢表示部が光学チャート表示部11の表示面に対して垂直となるように取り付けられている。
また、姿勢検出手段14は、光学チャート表示部11または支持部13への当該姿勢検出手段14の取り付け姿勢を調整可能な取り付け姿勢調整機構を有することが好ましい。図3にその構成例を示す。ここでは、姿勢検出手段14は、例えばフレーム部材13dに光学チャート表示部11の表示面に対して垂直となるように取り付けられたベース板14b上に、丸型の管状水準器14aを3本のネジ部材14nで支持した状態で固定してなるものである。これにより、3本のネジ部材14nそれぞれのベース板14bからの突出高さを調整することにより、管状水準器14aの傾きを調整することが可能となる。したがって、後述するように、姿勢調整機構15により、光学チャート表示部11の姿勢を適正な状態に調整した後に、3本のネジ部材14nで管状水準器14aの傾きを調整して、気泡の位置を姿勢表示部の中央位置とすると、それ以降において光学チャート表示部11が傾いた場合に、その発見が容易となり、撮像装置の調整・組立工程の点検作業時間の短縮を図ることができる。
姿勢調整機構15は、姿勢検出手段14で検出される光学チャート表示部11の姿勢を調整する機構であり、光学チャート表示部11の水平方向の傾きを調整する機構と、光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾きを調整する機構と、を少なくとも有することが好ましい。
図1,図2では、その一態様を示しており、姿勢調整機構15は、2つの脚部13fそれぞれの前後方向(Y方向)の両端部に設けられる、支持高さ調整部15a,15b,15c,15dからなる。支持高さ調整部15a,15b,15c,15dは、それぞれ外周に雄ネジが切られた丸棒部材である雄ネジ部151と、雄ネジ部151の端部に固定され床との接地部分となる平部152と、脚部13fに設けられ雄ネジ部151に対応した雌ネジが切られたネジ穴153と、から構成されている。これにより、支持高さ調整部15a,15b,15c,15dにおいて、雄ネジ部151を回転させると、平部152の脚部13fからの突出量が調整され、2つの脚部13fの前後方向(Y方向)の両端部それぞれの箇所における脚部13fの支持高さを調整することができ、光学チャート表示部11の水平方向の傾き、光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾き、光学チャート表示部11の高さ位置(Z方向の位置)の調整が可能である。すなわち、支持高さ調整部15a,15bと支持高さ調整部15c,15dの間の平部152の突出量の関係を変更することにより、光学チャート表示部11の水平方向の傾きを調整することができる。また、支持高さ調整部15a,15cと支持高さ調整部15b,15dの間の平部152の突出量の関係を変更することにより、光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾きを調整することができる。さらに、支持高さ調整部15a,15b,15c,15dすべての平部152の突出量を均等に変更することにより、光学チャート表示部11の高さ位置(Z方向の位置)を調整することができる。
(デジタルカメラのぶれ補正機能調整・検査装置)
図4に、本発明の光学チャート表示装置10を用いて撮像装置の光学的な検査または調整を行う装置の例を示す。
図4は、デジタルカメラのぶれ補正機能調整・検査装置の模式的斜視図である。図4において、20はぶれ補正機能の調整・検査装置、27は電源、10は光学チャート表示装置である。
ここでは、加振機22の加振台23にデジタルカメラ21を搭載して擬似ぶれ振動を与え、その間にデジタルカメラ21のぶれ補正機能における駆動制御量に関する係数を変化させながら撮影し、最良の係数を得るようにする。この方法を応用すると、調整だけでなく検査にも利用可能である。
詳しくは、デジタルカメラ21は加振台23の上にしっかりと固定され、加振台23には加振機22により振動が加えられる。加振機22の振動はアンプ24を介してパソコン25によって制御される。加振機22の周波数は通常の手ぶれを考慮して5Hz前後の正弦波振動が擬似ぶれ振動として加えられる。一方、パソコン25はデジタルカメラ21にも接続されており、撮影動作や、ぶれ補正機能における駆動制御量に関する係数の変更、画像データのぶれ評価値の算出、前記係数の最適値の算出等を行うことができる。また、その画像や前記係数のデータはモニタ26でも目視可能である。
このようなデジタルカメラのぶれ補正機能調整・検査装置において、ぶれ補正機能の調整や検査を正確に行うためには、光学チャート表示装置10の光学チャート表示部11を簡便な方法で適正な位置に配置し、適正な姿勢にしておく必要がある。
(光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法)
つぎに、本発明に係る光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法について図5を参照しながら説明する。
本発明に係る光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法は、前述した本発明の光学チャート表示装置10を用いて撮像装置の光学的な検査または調整を行う工程において光学チャート表示装置10の位置姿勢を調整するものであり、以下の手順で行う。
(S1) まず、撮像装置の検査または調整用の治具から所定の距離だけ離して光学チャート表示装置10を配置する。例えば、デジタルカメラの検査、調整治具(図4におけるデジタルカメラ21を支持する部分)との距離が所定の距離になるよう巻尺等を利用して光学チャート表示装置10の位置を合わせる。
(S2) つぎに、光学チャート表示装置10の光軸位置を合わせる。例えば、前記治具の位置(基準位置)にレーザーマーカー51を取り付け、該レーザーマーカー51からレーザー光52aを照射して光学チャート表示装置10の光学チャート表示部11の中心位置に該レーザー光52aが当たるように、該光学チャート表示装置10の位置を調整する。このとき、光学チャート表示部11の水平方向(X方向)の位置調整(S2−X)は、光学チャート表示装置10全体を水平方向に移動させて行い、光学チャート表示部11の垂直方向(Z方向)の位置調整(S2−Z)は前述の姿勢調整機構15における支持高さ調整部15a,15b,15c,15dすべての平部152の突き出し量を調整して行う。
(S3) ついで、光学チャート表示装置10の光学チャート表示部11の所定位置(中心位置のレーザー光52aが当たっている部分)に鏡53を設置し、そこで反射されたレーザー光52bの戻り位置及び姿勢検出手段14の検出結果に基づいて、姿勢調整機構15により光学チャート表示部11の姿勢を調整する。すなわち、例えば、鏡53で反射されたレーザー光52bがレーザーマーカー51発光部近辺に戻るように、光学チャート表示部11の傾きを調整する。このとき、光学チャート表示部11の表示面に平行であって該表示面の中心位置を垂直方向(Z方向)に通る軸を中心軸として回転する方向の傾きの調整(S3−a)は光学チャート表示装置10全体を左右に回転させて行い、光学チャート表示部11の表示面の仰角方向の傾きの調整(S3−b)は姿勢調整機構15における支持高さ調整部15a,15cと支持高さ調整部15b,15dの間の平部152の突出量の関係を変更して行う。また、必要に応じて、支持高さ調整部15a,15bと支持高さ調整部15c,15dの間の平部152の突出量の関係を変更することにより、光学チャート表示部11の水平方向の傾きを調整する(S3−c)。
以上のように、本発明では、光学チャート表示装置10に姿勢検出手段14及び姿勢調整機構15が取り付けられているので、姿勢検出手段14の姿勢表示部における気泡の位置が中央付近に来るように、姿勢調整機構15を調整するだけで光学チャート表示部11の姿勢調整の作業を簡単に行うことができる。さらに姿勢調整終了後、その姿勢検出手段14における姿勢表示位置を記録しておくことにより、それ後に光学チャート表示装置10の姿勢が変化した場合に、その姿勢変化を簡単かつ速やかに検出することができる。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。例えば、ここまでの説明では透明な密閉容器内に気泡が封じ込められた水準器からなる姿勢検出手段14を前提に説明してきたが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、光学チャート表示部11の支持部13の上部フレーム部材に設けられたブラケットからなるアーム部14fから糸14eをたらしその先端に錘14dを設けるとともに、支持部13の下部フレーム部材(あるいは装置設置床)にターゲットマーカー14cを設けてなる姿勢検出手段14’を備えるようにしても、同様に本発明の効果を得ることができる。
10 光学チャート表示装置
11 光学チャート表示部
11a 後板
11b 光源
11c 光拡散板
12 透明シート
12c 光学チャート
13 支持部
13a,13b,13c,13d フレーム部材
13f 脚部
14,14’ 姿勢検出手段
14a 管状水準器
14b ベース板
14c ターゲットマーカー
14d 錘
14e 糸
14f アーム部
14n ネジ部材
15 姿勢調整機構
15a,15b,15c,15d 支持高さ調整部
151 雄ネジ部
152 平部
153 ネジ穴
20 ぶれ補正機能の調整・検査装置
21 デジタルカメラ
22 加振機
23 加振台
24 アンプ
25 パソコン
26 モニタ
27 電源
51 レーザーマーカー
52a,52b レーザー光
特開2010−33045号公報 特許第4076134号公報

Claims (7)

  1. 撮像装置の光学的な検査または調整を行うための光学チャートを表示する光学チャート表示装置であって、
    光学チャートを表示する光学チャート表示部と、
    前記光学チャート表示部の表示面を地面に対して立たせた状態で、該光学チャート表示部を支持する支持部と、
    前記光学チャート表示部または前記支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記支持部に設けられ、前記光学チャート表示部の姿勢を調整する姿勢調整機構と、
    を備えることを特徴とする光学チャート表示装置。
  2. 前記光学チャート表示部は、面状発光部と、光学チャートが形成された透明シートと、を有し、該透明シートに対して前記面状発光部からの光を透過させて光学チャートを表示するものであることを特徴とする請求項1に記載の光学チャート表示装置。
  3. 前記面状発光部は、少なくとも1つの光源と、該光源からの光を拡散させる光拡散板と、を有することを特徴とする請求項2に記載の光学チャート表示装置。
  4. 前記姿勢調整機構は、前記光学チャート表示部の水平方向の傾きを調整する機構と、前記光学チャート表示部の表示面の仰角方向の傾きを調整する機構と、を少なくとも有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学チャート表示装置。
  5. 前記姿勢検出手段は、気泡管水準器であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学チャート表示装置。
  6. 前記姿勢検出手段は、前記光学チャート表示部または前記支持部への当該姿勢検出手段の取り付け姿勢を調整可能な取り付け姿勢調整機構を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学チャート表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光学チャート表示装置を用いて撮像装置の光学的な検査または調整を行うときの光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法であって、
    前記撮像装置の検査または調整用の治具から所定の距離だけ離して前記光学チャート表示装置を配置する工程と、
    前記治具の位置からレーザー光を照射して前記光学チャート表示装置の表示面の所定位置に該レーザー光が当たるように、該光学チャート表示装置の位置を調整する工程と、
    前記光学チャート表示装置の表示面の所定位置で反射された前記レーザー光の戻り位置及び前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて、前記姿勢調整機構により前記光学チャート表示部の姿勢を調整する工程と、
    を有することを特徴とする光学チャート表示装置の位置姿勢調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014203611A1 (ja) * 2013-06-19 2014-12-24 シャープ株式会社 撮像素子の位置調整機構
JP2015036183A (ja) * 2013-08-09 2015-02-23 日本電産サンキョー株式会社 水平多関節ロボットおよび水平多関節ロボットの製造方法
JP2015206624A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 エーイーテック株式会社 変位検知装置

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