JP3408517B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Bi−CMOSが
搭載された半導体装置の製造方法に関し、特に、Bi−
CMOSのうち、ラテラルpnpトランジスタ(以下、
LpnpTrと略称する)の特性を向上させるための製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Bi−CMOSが搭載された半導体装置
の製造方法には種々のものがあるが、その一例を図5〜
7の断面図を用いて説明する。
【0003】まず、Bi−CMOS半導体装置を形成す
るための半導体基板300は、以下の構成となってい
る。
【0004】p型半導体基板201と、その表面に選択
的に形成されたn+型埋込層202、p+型埋込層203
と、さらにその上に形成されたn型エピタキシャル層2
04と、n型エピタキシャル層204表面に形成された
絶縁分離酸化膜205、p型ウェル206とにより構成
される。
【0005】このようにして得られた半導体基板300
の表面に約20nmの膜厚のゲート絶縁膜207を熱酸
化により形成し、その後、リン又は砒素がドープされた
ポリシリコンを成膜、パターニングしてゲート電極20
8を形成し、さらに、ゲート電極208及びレジスト2
09をマスクとして低ドーズ量のn型の不純物を半導体
基板300の表面にイオン注入して、nチャネル型MO
Sトランジスタ領域(以下、nchMOSTr領域と略
称する)303にLDD拡散層210を形成しする(図
5(a))。
【0006】次に、約30nmの酸化膜又は窒化膜から
なる絶縁膜211をCVD法により半導体基板300の
表面に成長させ、ゲート電極208を絶縁膜211でカ
バーした状態でアニールを行い、LDD拡散層210の
不純物を活性化させる(図5(b))。
【0007】次に、npnトランジスタ領域(以下、n
pnTr領域と略称する)301にレジスト212をマ
スクとしてベース拡散層213を形成するが、npnT
r領域301のベース拡散層213は、LpnpTr領
域302には形成されない(図5(c))。
【0008】次に、ゲート電極208の側壁にサイドウ
ォールを形成するために、ドライエッチングで絶縁膜2
11をエッチングするが、このとき、LpnpTr領域
302のエミッタ及びコレクタとなる領域の絶縁膜がエ
ッチング除去され、かつ、ベースとなる領域上の絶縁膜
及びnpnTr領域301の絶縁膜がエッチングされな
いようにレジスト215を形成してドライエッチングを
実施し、ゲート電極208の側壁にサイドウォール21
6を形成する(図6(a))。
【0009】次に、レジスト215を除去した後、イオ
ン注入のダメージを緩和する為に、約30nmの酸化膜
又は窒化膜からなる絶縁膜217をCVD法で成長し、
続いて、LpnpTr領域302にレジスト218をマ
スクとしてp型エミッタ拡散層219及びp型コレクタ
拡散層220をボロンまたはBF2のイオン注入により
形成する(図6(b))。このとき、p型エミッタ拡散
層219とp型コレクタ拡散層220との間のn型エピ
タキシャル層204がこのLpnpTrのベース領域と
なる。
【0010】更に、p型エミッタ拡散層219及びp型
コレクタ拡散層220を形成した後、絶縁膜217の上
に絶縁膜として、約100nmの膜厚の酸化膜又は窒化
膜からなる絶縁膜221と約500nmの膜厚のBPS
G膜222をそれぞれCVD法で形成し、その上に形成
される第1配線の下地膜とする(図6(c))。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにして形成
されたBi−CMOS半導体装置のLpnpTrのリー
ク特性及びhfe特性を図4に示す。このときのLpn
pTrの形状は、n型エピタキシャル層の不純物濃度が
3.0×1015〜7.0×1015/cm3で、エミッタ
−コレクタ間隔(ベース幅)が2.5μmで、エミッタ
−コレクタ対向幅が3.6μmである。
【0012】この製造方法によるLpnpTrでは、L
pnpTr領域302のベース上は、絶縁膜217の下
に、npnTr領域301のベース拡散層213を形成
する際のイオン注入に晒されたゲート絶縁膜207と絶
縁膜211とが存在する膜構造になっていた。
【0013】上記の構造を取った場合、ゲート絶縁膜2
07及び絶縁膜211との膜中、さらには、ゲート絶縁
膜207と絶縁膜211との膜界面に存在するマイナス
電荷により、LpnpTrのベース領域となる不純物濃
度の低いn型エピタキシャル層204の表面がp型に反
転する、或いは、p型に反転しないまでもn型の特性が
弱まり、図4に示されるように、LpnpTrのエミッ
タ−コレクタ間のリーク電流が増大したり、hfeが大
きく変動するなどの特性異常が発生した。
【0014】本発明の他の目的は、LpnpTrが良好
なリーク特性及びhfe特性を示すBi−CMOSを搭
載した半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板の上にゲート絶縁膜を形成する工
程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極をマスクとしてMOS型トランジ
スタ形成予定領域の半導体基板に低不純物濃度拡散層を
形成する工程と、前記ゲート電極を覆って前記ゲート絶
縁膜の上に第1絶縁膜を堆積させる工程と、前記半導体
領域の縦型バイポーラトランジスタ形成予定領域に縦型
バイポーラトランジスタのベースを形成する工程と、前
記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する工程
と、前記半導体領域の横型バイポーラトランジスタ形成
予定領域に横型バイポーラトランジスタのエミッタ及び
コレクタを形成する工程と、を有する半導体装置の製造
方法であって、前記横型バイポーラトランジスタのエミ
ッタ及びコレクタを形成する工程が、前記縦型及び横型
バイポーラトランジスタ形成予定領域の半導体基板上の
ゲート絶縁膜及びその上の第1絶縁膜を除去し、その
後、前記縦型及び横型バイポーラトランジスタ形成予定
領域の半導体基板上に第2絶縁膜を堆積させ、前記横型
バイポーラトランジスタ形成予定領域の所定領域に不純
物を導入することにより行われる、という構成を基本構
成としている。本発明の基本構成の半導体装置の製造方
法は、以下のような種々の適用形態を有している。
【0016】まず、前記サイドウォールは、前記縦型バ
イポーラトランジスタのベースを形成する工程の後、前
記縦型及び横型バイポーラトランジスタ形成予定領域の
半導体基板上のゲート絶縁膜及びその上の第1絶縁膜を
除去し、その後、前記縦型及び横型バイポーラトランジ
スタ形成予定領域の半導体基板上に第2絶縁膜を堆積さ
せる工程において、前記ゲート絶縁膜及びその上の第1
絶縁膜を除去すると同時に前記ゲート電極を覆う第1絶
縁膜を除去し、その後、前記第2絶縁膜を堆積させると
同時に前記ゲート電極を前記第2絶縁膜で覆い、その
後、前記ゲート電極を覆う第2絶縁膜を異方性エッチン
グすることにより形成される。
【0017】次に、前記横型バイポーラトランジスタ形
成予定領域の所定領域への不純物の導入が、前記横型バ
イポーラトランジスタ形成予定領域の所定領域上の第2
絶縁膜を除去した後、前記半導体基板の表面を第3絶縁
膜で覆い、前記第3絶縁膜を通して前記不純物を導入す
ることにより行われる。
【0018】次に、前記第1絶縁膜を堆積させる工程
と、前記縦型バイポーラトランジスタのベースを形成す
る工程との間に、前記低不純物濃度拡散層を活性化させ
るアニール工程を有する。
【0019】次に、前記半導体基板が導電型であると
き、前記低不純物濃度拡散層は一導電型、前記ベース、
前記エミッタ及び前記コレクタは逆導電型である。
【0020】最後に、前記ゲート絶縁膜、前記第1、第
2及び第3絶縁膜が、いずれも酸化膜である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、LDD構造のM
OSトランジスタを有するBi−CMOSプロセスにお
いて、ゲート電極およびLDD拡散層を形成し、更に、
NPNトランジスタのベース拡散層を形成した後に、サ
イドウォール絶縁膜をウェーハ表面に成長させる一連の
工程の中に、サイドウォール絶縁膜成長前にウェーハ表
面の絶縁膜を除去する工程を追加することにより、同一
基板内に作成する横型PNPトランジスタのエミッタ・
コレクタ間のリーク電流を減少させ、安定した特性を得
られることにある。本発明の実施形態について、図1〜
3を用いて説明する。図1〜3は、LDD構造MOSト
ランジスタを有するBi−CMOS半導体装置の製造フ
ローを示す断面図であり、本発明の主眼である横型PN
Pトランジスタのエミッタ及びコレクタを形成するまで
の製造工程について示している。
【0022】まず、Bi−CMOS半導体装置を形成す
るための半導体基板100を準備する。この半導体基板
は以下のようにして得られる。
【0023】まず、p型半導体基板1の表面に砒素及び
ボロンを選択的に導入して、それぞれn+型拡散層及び
+型拡散層を形成し、さらに、n+型拡散層及びp+
拡散層が形成されたp型半導体基板1の表面にn型エピ
タキシャル層4を成長させると、バイポーラトランジス
タ(以下、BipTrと略称する)領域のp型半導体基
板1とn型エピタキシャル層4との界面には、n+型埋
込層2及びp+型埋込層3が形成され、CMOSトラン
ジスタ(以下、CMOSTrと略称する)領域のp型半
導体基板1とn型エピタキシャル層4との界面には、p
+型埋込層3が形成される。続いて、n型エピタキシャ
ル層4表面に絶縁分離酸化膜5を形成し、さらに選択的
にp型不純物を導入してp型拡散層を形成し、その後、
p型拡散層がp+型埋込層3と連結し、かつ、n+型埋込
層2の表面とは離れて形成されるようにp型拡散層を拡
散させてp型ウェル6とする。このp型ウェル6はp+
型埋込層3と連結することにより、BipTr領域にお
いては、npnTr領域101とLpnpTr領域10
2とを分離する絶縁分離領域を、CMOSTr領域にお
いては、nchMOSTr領域103のバックゲート領
域をそれぞれ構成する(CMOSTr領域のpchMO
STrは、nchMOSTr領域103のp型ウェル6
が無い構成となるが、ここでは簡単のため図示を省略し
ている)。
【0024】このようにして得られた半導体基板100
の表面に約20nmの膜厚の酸化膜又は酸窒化膜からな
るゲート絶縁膜7を熱酸化により形成し、その後、リン
又は砒素がドープされたポリシリコンを成膜、パターニ
ングしてゲート電極8を形成し、さらに、ゲート電極8
及びレジスト9をマスクとして低ドーズ量のn型の不純
物を半導体基板100の表面にイオン注入して、nch
MOSTr領域103にLDD拡散層10を形成しする
(図1(a))。
【0025】次に、約30nmの酸化膜又は窒化膜から
なる絶縁膜11をCVD法により半導体基板100の表
面に成長させ、ゲート電極8を絶縁膜11でカバーした
状態でアニールを行い、LDD拡散層10の不純物を活
性化させる(図1(b))。
【0026】次に、npnTr領域101にレジスト1
2をマスクとしてベース拡散層13を形成するが、np
nTr領域101のベース拡散層13は、LpnpTr
領域102には形成されない(図1(c))。
【0027】次に、サイドウォール絶縁膜を成長する前
に、半導体基板100の表面の絶縁分離酸化膜5以外の
絶縁膜、即ち、ゲート絶縁膜7及び絶縁膜11を除去す
る(図2(a))。
【0028】その後、約200nmの酸化膜又は窒化膜
からなるサイドウォール絶縁膜14をCVD法で成長す
る(図2(b))。
【0029】次に、ゲート電極8の側壁にサイドウォー
ルを形成するために、ドライエッチングでサイドウォー
ル絶縁膜14をエッチングするが、この時、LpnpT
r領域102のエミッタ及びコレクタとなる領域の絶縁
膜がエッチング除去され、かつ、ベースとなる領域上の
絶縁膜及びnpnTr領域301の絶縁膜がエッチング
されないようにレジスト15を形成してドライエッチン
グを実施し、ゲート電極8の側壁にサイドウォール16
を形成する(図2(c))。
【0030】次に、レジスト15を除去した後、イオン
注入のダメージを緩和する為に、約30nmの酸化膜又
は窒化膜からなる絶縁膜17をCVD法で成長する(図
3(a))。
【0031】その後、LpnpTr領域102にレジス
ト18をマスクとしてp型エミッタ拡散層19及びp型
コレクタ拡散層20をボロンまたはBF2のイオン注入
により形成する(図3(b))。このとき、p型エミッ
タ拡散層19とp型コレクタ拡散層20との間のn型エ
ピタキシャル層4がこのLpnpTrのベース領域とな
る。
【0032】更に、p型エミッタ拡散層19及びp型コ
レクタ拡散層20を形成した後、絶縁膜17の上に絶縁
膜として、約100nmの膜厚の酸化膜又は窒化膜から
なる絶縁膜21と約500nmの膜厚のBPSG膜22
をそれぞれCVD法で形成し、その上に形成される第1
配線の下地膜とする(図3(c))。
【0033】以上に記載した本発明の半導体装置の製造
方法においては、ゲート絶縁膜及びその上に形成される
絶縁膜は、いずれも酸化膜(BPSG膜を含む)である
場合が最も実用的な適用例として考えられる。
【0034】以上のようにして形成されたBi−CMO
S半導体装置のLpnpTrのリーク特性及びhfe特
性を図4に示す。このときのLpnpTrの形状は、n
型エピタキシャル層の不純物濃度が3.0×1015
7.0×1015/cm3で、エミッタ−コレクタ間隔
(ベース幅)が2.5μmで、エミッタ−コレクタ対向
幅が3.6μmである。
【0035】図4に示されるように、本発明では、サイ
ドウォール絶縁膜を成長する前にゲート絶縁膜とすぐそ
の上の絶縁膜をエッチングする工程を設けたことによ
り、LpnpTrのベース表面の膜に蓄積された電荷を
なくすことができ、LpnpTrのベース表面に新規に
絶縁膜を形成することにより、LpnpTrのエミッタ
−コレクタ間のリーク電流が低減し、hfeも安定させ
ることができた。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、従来のBi−C
MOSを搭載した半導体装置の製造方法においては、n
pnTrのベース拡散層のイオン注入に晒された絶縁膜
をそのままCMOSTrのゲート電極のサイドウォール
絶縁膜として用い、かつ、LpnpTrのベース表面の
保護膜として用いられていたのを、本発明のBi−CM
OSを搭載した半導体装置の製造方法では、npnTr
のベース拡散層のイオン注入に晒された絶縁膜(ゲート
絶縁膜を含む)を一端除去し、新たに絶縁膜を成膜し
て、その絶縁膜をゲート電極のサイドウォール絶縁膜及
びLpnpTrのベース表面の保護膜とすることによ
り、LpnpTrのエミッタ−コレクタ間のリーク電流
を従来よりも低減でき、かつ、hfeの対コレクタ電流
依存性を安定させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の半導体装置の製造方法を製
造工程順に示す断面図である。
【図2】図1に続く製造工程を示す断面図である。
【図3】図2に続く製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明及び従来の製造方法によるラテラルpn
pトランジスタの特性を示すグラフである。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を製造工程順に示
す断面図である。
【図6】図5に続く製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1、201 p型半導体基板 2、202 n+型埋込層 3、203 p+型埋込層 4、204 n型エピタキシャル層 5、205 絶縁分離酸化膜 6、206 p型ウェル 7、207 ゲート絶縁膜 8、208 ゲート電極 9、12、15、18、209、212、215 レ
ジスト 10、210 LDD拡散層 11、14、17、21、211、217、221
絶縁膜 16、216 サイドウォール 22、222 BPSG膜 100、300 半導体基板 101、301 npnトランジスタ領域 102、302 Lpnpトランジスタ領域 103、303 nchMOSトランジスタ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8248 - 21/8249 H01L 27/06 H01L 21/8222 - 21/8224

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上にゲート絶縁膜を形成す
    る工程と、前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成す
    る工程と、前記ゲート電極をマスクとしてMOS型トラ
    ンジスタ形成予定領域の半導体基板に低不純物濃度拡散
    層を形成する工程と、前記ゲート電極を覆って前記ゲー
    ト絶縁膜の上に第1絶縁膜を堆積させる工程と、前記半
    導体領域の縦型バイポーラトランジスタ形成予定領域に
    縦型バイポーラトランジスタのベースを形成する工程
    と、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成する
    工程と、前記半導体領域の横型バイポーラトランジスタ
    形成予定領域に横型バイポーラトランジスタのエミッタ
    及びコレクタを形成する工程と、を有する半導体装置の
    製造方法であって、前記横型バイポーラトランジスタの
    エミッタ及びコレクタを形成する工程が、前記縦型及び
    横型バイポーラトランジスタ形成予定領域の半導体基板
    上のゲート絶縁膜及びその上の第1絶縁膜を除去し、そ
    の後、前記縦型及び横型バイポーラトランジスタ形成予
    定領域の半導体基板上に第2絶縁膜を堆積させ、前記横
    型バイポーラトランジスタ形成予定領域の所定領域に不
    純物を導入することにより行われることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記サイドウォールは、前記縦型バイポ
    ーラトランジスタのベースを形成する工程の後、前記縦
    型及び横型バイポーラトランジスタ形成予定領域の半導
    体基板上のゲート絶縁膜及びその上の第1絶縁膜を除去
    し、その後、前記縦型及び横型バイポーラトランジスタ
    形成予定領域の半導体基板上に第2絶縁膜を堆積させる
    工程において、前記ゲート絶縁膜及びその上の第1絶縁
    膜を除去すると同時に前記ゲート電極を覆う第1絶縁膜
    を除去し、その後、前記第2絶縁膜を堆積させると同時
    に前記ゲート電極を前記第2絶縁膜で覆い、その後、前
    記ゲート電極を覆う第2絶縁膜を異方性エッチングする
    ことにより形成される請求項1記載の半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記横型バイポーラトランジスタ形成予
    定領域の所定領域への不純物の導入が、前記横型バイポ
    ーラトランジスタ形成予定領域のうち、横型バイポーラ
    トランジスタのエミッタ及びコレクタ形成予定領域上の
    第2絶縁膜を除去した後、前記半導体基板の表面を第3
    絶縁膜で覆い、前記第3絶縁膜を通して前記不純物を導
    入することにより行われる請求項1又は2記載の半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1絶縁膜を堆積させる工程と、前
    記縦型バイポーラトランジスタのベースを形成する工程
    との間に、前記低不純物濃度拡散層を活性化させるアニ
    ール工程を有する請求項1、2又は3記載の半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板が導電型であるとき、
    前記低不純物濃度拡散層は一導電型、前記ベース、前記
    エミッタ及び前記コレクタは逆導電型である請求項1乃
    至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲート絶縁膜、前記第1、第2及び
    第3絶縁膜が、いずれも酸化膜である請求項1乃至5の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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