JP3408150B2 - コンパクト - Google Patents

コンパクト

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JP3408150B2
JP3408150B2 JP12123298A JP12123298A JP3408150B2 JP 3408150 B2 JP3408150 B2 JP 3408150B2 JP 12123298 A JP12123298 A JP 12123298A JP 12123298 A JP12123298 A JP 12123298A JP 3408150 B2 JP3408150 B2 JP 3408150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧用あぶらとり
紙やティッシュペーパー等を収納しうるコンパクトに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧用あぶらとり紙等の化粧
用紙を多数積層状態にして収納しうる携帯用ケースが各
種出回っており、コンパクト等と共に携帯されることが
多い。このような携帯用ケースとして、図22に示すも
のがある。このものは、一側部にポケット52を設けた
カバー51と、上記ポケット52に収容しうるケース5
3とからなり、このケース53内に、図23に示すよう
に、多数の化粧用紙50aを所定の折り方で折り畳んで
積み重ねた紙積層体50を収納している。上記ケース5
3には、その上面に紙取り出し口53aを形成し、この
紙取り出し口53aに対応する上記ポケット52の部分
に紙取り出し口52aを形成している。そして、使用時
には、両紙取り出し口52a,53aから化粧用紙50
aを1枚ずつ取り出せるようにしている。また、使用後
には、カバー51の他側部51aをポケット52側に折
り返し、両紙取り出し口52a,53aから突き出して
いる化粧用紙50aを覆うようにしている。一方、ロー
ルペーパーを収容するものとして、実開昭54−123
241号公報に示すロールペーパー用容器が提案されて
いる。このロールペーパー用容器は、図24に示すよう
に、外周側壁にペーパー取出口55aを設けた有底円筒
状の本体55と、この本体55の上面開口部に着脱自在
に装着しうる蓋56とを備えており、上記本体55に
は、そのペーパー取出口55aの近くにカッター用の突
条59を突設している。また、図25に示すように、上
記本体55の底面中央に突部57を突設するとともに、
上記蓋56の下面中央に軸部58を突設し、これら突部
57と軸部58でロールペーパー60の紙管60aを回
転自在に支持している。そして、使用時には、本体55
のペーパー取出口55aから突き出しているロールペー
パー60の一端を引き出し、突条59によりロールペー
パー60を所望の長さに切断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図22
に示す携帯用ケースや図24に示すロールペーパー用容
器は、コンパクトと別体に作製されているために、一緒
に携帯するのに不便である。しかも、コンパクトを一方
の手に持った状態で、他方の手で上記携帯用ケースやロ
ールペーパー用容器から化粧用紙50aやロールペーパ
ー60を取り出すのが難しい。さらに、図22に示す携
帯用ケースでは、図24に示すようなロールペーパー6
0を収納することができない。また、不使用時に、折り
返したカバー51の他側部51aがめくれやすく、両紙
取り出し口52a,53aから突き出している化粧用紙
50aの一端が露出して塵芥等で汚染され、衛生的に悪
い。一方、図24に示すロールペーパー用容器では、本
体55のペーパー取出口55aから突き出しているロー
ルペーパー60の一端が露出しているため、この露出し
ている部分が塵芥等で汚染されて、衛生的に悪い。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、化粧用紙等と一緒に携帯するのに便利で、しか
も、化粧用紙等の取り出しが容易で、さらに、衛生的に
優れたコンパクトの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のコンパクトは、容器本体と、この容器本体
の上面を蓋する蓋体と、容器本体に蓋体をヒンジ連結す
る筒状軸体を備え、容器本体の後端部と蓋体の後端部の
いずれか一方に、筒状軸体を位置決め状に固定しうる取
り付け部を設け、他方に、上記筒状軸体の外周面に摺接
する状態で相対回転自在に外嵌する筒状連結部を設け、
上記筒状軸体を筒状連結部に挿通した状態で取り付け部
に位置決め状に固定することにより容器本体の後端部に
蓋体の後端部を筒状軸体を介してヒンジ連結し、上記筒
状軸体の内部に、紙の積層体を巻回状態でかつ周方向に
回動可能に収納し、上記筒状軸体の周壁に軸方向に沿っ
て第1の紙取り出し口を形成し、開蓋状態で上記第1の
紙取り出し口に対応する上記筒状連結部の周壁の部分
に、第2の紙取り出し口を形成したという構成をとる。
【0006】すなわち、本発明のコンパクトは、容器本
体と、蓋体と、容器本体に蓋体をヒンジ連結する筒状軸
体を備え、容器本体の後端部と蓋体の後端部のいずれか
一方に、筒状軸体を位置決め状に固定しうる取り付け部
を設け、他方に、上記筒状軸体の外周面に摺接する状態
で相対回転自在に外嵌する筒状連結部を設けている。ま
た、上記筒状軸体の内部に、紙の積層体を巻回状態でか
つ周方向に回動可能に収納している。そして、上記筒状
軸体の周壁に軸方向に沿って第1の紙取り出し口を形成
し、開蓋状態で上記第1の紙取り出し口に対応する上記
筒状連結部の周壁の部分に、第2の紙取り出し口を形成
している。したがって、使用時に、蓋体を閉蓋状態から
後方に回動させて開蓋状態にすると、筒状軸体に形成し
た第1の紙取り出し口と、筒状連結部に形成した第2の
紙取り出し口との位置が合い、第1の紙取り出し口から
突き出している紙の積層体の一端を第2の紙取り出し口
から引き出すことができる。このとき、開蓋状態のコン
パクトを一方の手で持ちながら、他方の手で紙の積層体
の一端を引き出すことができる。これにより、紙の積層
体の一端を所望長さに切断等し、あぶらとり等を行うこ
とができる。また、使用後には、蓋体を閉蓋方向に少し
回動させると、両紙取り出し口の位置がづれて、筒状軸
体の第1の紙取り出し口から突き出している紙の積層体
の一端が筒状軸体の外周面と筒状連結部の内周面との間
に挟まれるようになる。その状態で、さらに蓋体を閉蓋
方向に回動させて閉蓋すると、紙の積層体の一端が筒状
連結部で覆われるようになる。この閉蓋状態で保管等し
ておくと、その間は紙の積層体の一端が筒状連結部内に
隠れて、外部に露出することがないため、塵芥等による
汚染を防止することができ、衛生的に優れている。
【0007】また、本発明において、上記紙の積層体
が、矩形シートを上下多段に積み重ねるとともに上下に
隣り合う矩形シート同士を切り離し自在に連結した矩形
シート群を円筒状に折り曲げたものである場合には、筒
状軸体内に矩形シート群を収納し、矩形シートを1枚ず
つ引き出すことができる。また、本発明において、上記
筒状軸体の内部に芯棒が配設され、この芯棒に紙の積層
体が巻回されている場合には、筒状軸体内に配設された
芯棒にロールペーパー等を回動自在に支受することがで
きる。このものでは、ロールペーパーに所定間隔をおい
てミシン目が設けられていると、切断しやすくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】図1〜図3は本発明のコンパクトの一実施
の形態を示している。図において、1はABS樹脂(ア
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体)製の容器
本体であり、2は容器本体1の上面を蓋するABS樹脂
製の蓋体であり、3は容器本体1と蓋体2とをヒンジ連
結するABS樹脂製の筒状軸体3である。そして、この
筒状軸体3の内部に矩形シート群4が略円筒状に折り曲
げられた状態で(図13参照)収納されている。
【0010】上記容器本体1には、図4〜図6に示すよ
うに、その上面に形成された2つの化粧皿収容凹部10
a,10bにそれぞれ化粧皿5,6が収容されており、
その前端部に形成された切り欠き部11の奥面に、後述
する蓋体2の係合爪16に着脱自在に係合する突部11
aが突設されている。また、上記容器本体1の後端部に
は、左右一対の支受部12,13(取り付け部)が同軸
状に突設されている。これら両支受部12,13のう
ち、右側支受部12は、後述する筒状軸体3の胴部21
の係合突条23を圧入状に挿通しうる円筒体からなり、
容器本体1の右側部に、右側端面との間に所定間隔(後
述する筒状軸体3の頭部22の軸方向長さと同じ長さだ
け)あけた状態で、突設されている。また、上記右側支
受部12の外側面(右側面)には、内側丸孔の内周面の
下端部中央から垂下する縦溝12aが下端面まで延びて
おり(図1に戻る)、この縦溝12aに、筒状軸体3の
頭部22の凸部22aが着脱自在に係合するようになっ
ている。一方、左側支受部13は、容器本体1の左側端
面の内側に突設されており、筒状軸体3の胴部21の左
端部に圧接状に外嵌する円筒部13aと、この円筒部1
3aの左端部開口を閉塞する側壁とで構成されている。
図において、5a,6aは化粧皿5,6に充填された化
粧料である。
【0011】上記蓋体2には、図7〜図9に示すよう
に、その裏面に形成された凹部15に鏡7が固着されて
おり、その前端部に、上記容器本体1の突部11aに着
脱自在に係合する係合爪16が突設されている。また、
上記蓋体2の後端部には、上記容器本体1の両支受部1
2,13間に同軸状で、かつ回動自在に収容しうる円筒
状連結部17が突設されている。この円筒状連結部17
の下端部中央には、その略全幅(全幅よりやや短い)に
わたって、その軸方向に沿って一直線状に延びる第2紙
取り出し口18が穿設されている。このため、上記第2
紙取り出し口18は、閉蓋状態(水平状態)で真下を向
き、開蓋状態で(閉蓋状態から180°回動させた状態
で)真上を向くようになっている。また、上記円筒状連
結部17には、その内側丸孔の内周面の右端部開口に、
上記筒状軸体3の胴部21の係合突条23に回転自在に
係合する円環状の係合溝19が周方向に形成されてい
る。
【0012】上記筒状軸体3は、図10〜図12に示す
ように、略円筒状の胴部21と、この胴部21の右端部
に円環状に突設された頭部22とからなり、上記胴部2
1 の外周面が、上記容器本体1の右側支受部12に内嵌
する右側部分と、上記蓋体2の円筒状連結部17の内周
面に摺接する状態で相対回転自在に内嵌する中央部分
と、上記容器本体1の左側支受部13に圧接状に内嵌す
る左側部分とに分かれている。そして、上記胴部21の
外周面中央部分の右端部に、上記蓋体2の円筒状連結部
17の係合溝19に回動自在に係合する円環状の係合突
条23が周方向に形成されている。また、上記胴部22
には、その左端部開口と係合突条23との間に、その軸
方向に沿って一直線状に延びる第1紙取り出し口24が
切り欠き形成されている。この第1紙取り出し口24の
周方向の幅は、上記円筒状連結部17の第2紙取り出し
口18の周方向の幅より幅狭に形成されている。また、
上記胴部21の内部には、上記係合突条23に対応する
部分に、上記胴部21内に収容される矩形シート群4の
位置決め用として作用する区画壁25が形成されてい
る。一方、上記頭部22は、上記容器本体1の右側支受
部12の右側空間に位置決めされるものであり、上記頭
部22の内側面(左側面)の、上記第1紙取り出し口2
4の反対側部分に、上記容器本体1の右側支受部12の
縦溝12aに位置決め状に係合する凸部22aが一直線
状に突設されている。
【0013】上記矩形シート群4は、図14に示すよう
に、多数の矩形シート(化粧用あぶらとり紙)4aをそ
れぞれ中央から二つ折りし、上下に隣り合う矩形シート
4a同士を対向状に配設し、上側の矩形シート4aの下
側片上に下側の矩形シート4aの上側片を載置したもの
であり、これにより各矩形シート4aを1枚ずつ取り出
せるようにしている。
【0014】このようなコンパクトを、つぎのようにし
て組み立てることができる。すなわち、まず、略円筒状
に折り曲げた矩形シート群4を筒状軸体3内に、その左
端部開口から挿入する。このとき、矩形シート群4の最
外層の矩形シート4aの一端を筒状軸体3の第1紙取り
出し口24から突き出させておく(図15参照)。つい
で、容器本体1の両支受部12,13間に蓋体2の円筒
状連結部17を同軸状に位置決めする。つぎに、筒状軸
体3を、その第1紙取り出し口24を真上に向けた状態
で、容器本体1の右側支受部12に対向状に位置決め
し、そのまま筒状軸体3を右側支受部12に押し込み、
蓋体2の円筒状連結部17および容器本体1の左側支受
部13の円筒部13aに挿入する。このとき、筒状軸体
3の頭部22の凸部22aを右側支受部12の縦溝12
aに係合させる(図18参照)。これにより、筒状軸体
3の第1紙取り出し口24が真上に向いた状態で、容器
本体1の後端部に位置決めされる(図16参照)。その
のち、蓋体2を閉蓋すると、蓋体2の円筒状連結部17
の第2紙取り出し口18が真下を向くようになる(図1
7および図18参照)。
【0015】そして、使用時には、蓋体2を180°回
動させて開蓋すると、上記円筒状連結部17の第2紙取
り出し口18が上側に移動し、第1紙取り出し口24の
真上に位置するようになる(図19および図20参
照)。この状態で、筒状軸体3内に収容した矩形シート
群4の最外層の矩形シート4aの一端が両紙取り出し口
18,24から突き出している(図19および図20参
照では、矩形シート4aは図示せず)。したがって、上
記両紙取り出し口18,24から突き出している矩形シ
ート4aの一端を引き出し、この取り出した矩形シート
4aであぶらとり等を行う。このとき、両紙取り出し口
18,24から矩形シート4aの一端が突き出してお
り、何度でも矩形シート4aを1枚ずつ引き出すことが
できる。一方、使用後は、蓋体2を閉蓋方向に少し回動
させると、両紙取り出し口18,24の位置がづれ、第
1紙取り出し口24から突き出している矩形シート4a
の一端が筒状軸体3の外周面と円筒状連結部17の内周
面との間に挟まれる。そして、その状態でさらに蓋体2
を閉蓋方向に回動させて閉蓋すると、矩形シート4aの
一端が円筒状連結部17で覆われる。
【0016】このように、上記実施の形態では、コンパ
クトを構成する筒状軸体3内に多数の矩形シート4aが
収容されているため、携帯に便利である。しかも、開蓋
したコンパクトを一方の手で持った状態で、他方の手で
矩形シート4aを簡単に取り出すことができる。また、
使用後に、コンパクトを閉蓋するだけで、矩形シート4
aの一端を円筒状連結部17内に隠すことができる。し
たがって、その状態で保管等しておくと、その保管中に
矩形シート4aの一端が外部に露出することがないた
め、塵芥等で汚染されることがなく、衛生的に優れてい
る。
【0017】図21は本発明のコンパクトの他の実施の
形態を示している。この実施の形態では、筒状軸体3の
区画壁25の中央部から左端部開口の近くまで芯棒26
が延びている。また、図13に示す矩形シート群4に代
えて、所定間隔ごとにミシン目(図示せず)が設けられ
たロールペーパー8が用いられている。そして、上記筒
状軸体3の芯棒26にロールペーパー8の紙管8aを回
転自在に支受した状態で、筒状軸体3内にロールペーパ
ー8が収容されるようにしている。それ以外の部分は上
記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を
付している。
【0018】このようなコンパクトでは、使用時におい
て、ロールペーパー8を所望長さ引き出し、ミシン目か
ら切断し、この切断したペーパー(図示せず)であぶら
とり等を行う。この最初の使用ののちは、両紙取り出し
口18,24からロールペーパー8の一端が突き出して
いるため、この突き出している部分を引き出して使用す
ることを行う。このように、上記実施の形態でも、上記
実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0019】なお、上記各実施の形態では、紙積層体と
して、矩形シート群4(化粧用あぶらとり紙4a)やロ
ールペーパー8を用いているが、これに限定するもので
はなく、各種の化粧用紙やティッシュペーパーを用いる
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンパクトによ
れば、使用時に、蓋体を閉蓋状態から後方に回動させて
開蓋状態にすると、筒状軸体の第1の紙取り出し口と、
筒状連結部の第2の紙取り出し口との位置が合い、第1
の紙取り出し口から突き出している紙の積層体の一端を
第2の紙取り出し口から引き出すことができる。このと
き、開蓋状態のコンパクトを一方の手で持ちながら、他
方の手で紙の積層体の一端を引き出すことができる。こ
れにより、紙の積層体の一端を所望長さに切断等し、あ
ぶらとり等を行うことができる。また、使用後には、蓋
体を閉蓋方向に少し回動させると、両紙取り出し口の位
置がづれて、筒状軸体の第1の紙取り出し口から突き出
している紙の積層体の一端が筒状軸体の外周面と筒状連
結部の内周面との間に挟まれるようになる。その状態
で、さらに蓋体を閉蓋方向に回動させて閉蓋すると、紙
の積層体の一端が筒状連結部で覆われるようになる。こ
の閉蓋状態で保管等しておくと、その間は紙の積層体の
一端が筒状連結部内に隠れて、外部に露出することがな
いため、塵芥等による汚染を防止することができ、衛生
的に優れている。
【0021】また、本発明において、上記紙の積層体
が、矩形シートを上下多段に積み重ねるとともに上下に
隣り合う矩形シート同士を切り離し自在に連結した矩形
シート群を円筒状に折り曲げたものである場合には、筒
状軸体内に矩形シート群を収納し、矩形シートを1枚ず
つ引き出すことができる。また、本発明において、上記
筒状軸体の内部に芯棒が配設され、この芯棒に紙の積層
体が巻回されている場合には、筒状軸体内に配設された
芯棒にロールペーパー等を回動自在に支受することがで
きる。このものでは、ロールペーパーに所定間隔をおい
てミシン目が設けられていると、切断しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンパクトの一実施の形態を示す分解
斜視図である。
【図2】上記コンパクトの平面図である。
【図3】上記コンパクトの側面図である。
【図4】容器本体の平面図である。
【図5】容器本体の断面図である。
【図6】上記容器本体の底面図である。
【図7】蓋体の平面図である。
【図8】上記蓋体の断面図である。
【図9】上記蓋体の底面図である。
【図10】筒状軸体の平面図である。
【図11】上記筒状軸体の断面図である。
【図12】上記筒状軸体の左側面図である。
【図13】矩形シート群の説明図である。
【図14】矩形シートの積層状態を示す説明図である。
【図15】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図16】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図17】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図18】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図19】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図20】上記コンパクトの組み立て要領を示す説明図
である。
【図21】本発明のコンパクトの他の実施の形態を示す
要部の説明図である。
【図22】従来例を示す斜視図である。
【図23】ケースの拡大斜視図である。
【図24】他の従来例を示す斜視図である。
【図25】上記他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 筒状軸体 4 矩形シート群 12,13 支受部 17 円筒状連結部 18 第2紙取り出し口 24 第1紙取り出し口
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−188013(JP,U) 実開 昭63−75224(JP,U) 実開 平1−161437(JP,U) 実開 昭63−88218(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 33/00 A45D 33/38 A45D 44/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、この容器本体の上面を蓋す
    る蓋体と、容器本体に蓋体をヒンジ連結する筒状軸体を
    備え、容器本体の後端部と蓋体の後端部のいずれか一方
    に、筒状軸体を位置決め状に固定しうる取り付け部を設
    け、他方に、上記筒状軸体の外周面に摺接する状態で相
    対回転自在に外嵌する筒状連結部を設け、上記筒状軸体
    を筒状連結部に挿通した状態で取り付け部に位置決め状
    に固定することにより容器本体の後端部に蓋体の後端部
    を筒状軸体を介してヒンジ連結し、上記筒状軸体の内部
    に、紙の積層体を巻回状態でかつ周方向に回動可能に収
    納し、上記筒状軸体の周壁に軸方向に沿って第1の紙取
    り出し口を形成し、開蓋状態で上記第1の紙取り出し口
    に対応する上記筒状連結部の周壁の部分に、第2の紙取
    り出し口を形成したことを特徴とするコンパクト。
  2. 【請求項2】 上記紙の積層体が、矩形シートを上下多
    段に積み重ねるとともに上下に隣り合う矩形シート同士
    を切り離し自在に連結した矩形シート群を円筒状に折り
    曲げたものである請求項1記載のコンパクト。
  3. 【請求項3】 上記筒状軸体の内部に芯棒が配設され、
    この芯棒に紙の積層体が巻回されている請求項1記載の
    コンパクト。
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