JP3407749B2 - 誘導炉の棚吊り保護装置 - Google Patents

誘導炉の棚吊り保護装置

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JP3407749B2
JP3407749B2 JP23501592A JP23501592A JP3407749B2 JP 3407749 B2 JP3407749 B2 JP 3407749B2 JP 23501592 A JP23501592 A JP 23501592A JP 23501592 A JP23501592 A JP 23501592A JP 3407749 B2 JP3407749 B2 JP 3407749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘導炉の溶湯材料が
棚吊り状態になって炉壁が損傷するのを防止する誘導炉
の棚吊り保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は湯洩れ検出装置を備えている誘
導炉の構造の従来例を示した構成図である。この図11
に示しているように、誘導炉の炉体は耐火材料5で構築
するのであるが、この耐火材料5の外周には断熱材6を
使用して炉壁が完成する。炉体の外周には大電流を流す
ことが出来るコイル8を巻き重ね、このコイル8に交流
電流を流すと、電磁誘導作用により炉内に挿入した溶湯
材料3或いは溶湯2に電流が流れて加熱されるので溶湯
材料3は溶解し、溶湯2の温度は上昇する。尚、コイル
8は通常数千アンペアから数万アンペアの大電流を流す
のでコイル8は中空構造の導体であって、この中空部に
冷却水を通水してコイル8の温度上昇を抑制するように
している。
【0003】耐火材料5を長時間使用すれば徐々に損傷
するが、溶湯2の温度が異常に高くなると耐火材料5は
急激に損傷して、遂には溶湯2が外部へ洩れ出す湯洩れ
事故に発展してしまう。そこで炉体の外周と前述のコイ
ル8との間には絶縁材7で絶縁した第2アンテナ12を
設け、且つ炉底には第1アンテナ11を設け、これら第
1アンテナ11と第2アンテナ12とを検出電源13と
湯洩れ検出器14を介して相互に接続することで湯洩れ
検出装置を構成している。もしも耐火材料5の損耗によ
り洩れ出した溶湯2が第2アンテナ12に接触すると、
炉底に設けた第1アンテナ11は既に溶湯2に接触して
いるので、検出電源13→湯洩れ検出器14→第2アン
テナ12→溶湯2→第1アンテナ11→検出電源13の
経路で電流が流れるので湯洩れ検出器14が作動して湯
洩れ警報接点14Aが湯洩れを警報する。
【0004】図12は誘導炉の電気回路の従来例を示し
た回路図である。この図12において、交流電源20か
らの交流電力は遮断器21と変圧器22とを介してイン
バータ装置23に与えられる。このインバータ装置23
は整流器23Rと直流リアクトル23L及びサイリスタ
インバータ23Sとで構成しており、入力交流を所望の
周波数の交流に変換して誘導炉のコイル8に与えてい
る。変圧器22の一次側には電圧検出器24とこれに接
続した電圧制限回路26、電流検出器25とこれに接続
した電流制限回路27とを設置していて、これらにより
コイル8へ印加する電圧と電流とが所定値を越えないよ
うに制限している。
【0005】図13は誘導炉の運転特性を示したグラフ
であって、横軸は電流、縦軸は電圧を表しているが、I
Lは図12に図示の電流制限回路27が設定する電流制
限値、VLは電圧制限回路26が設定する電圧制限値で
ある。誘導炉が運転を開始する時点の運転特性はこのグ
ラフ上の直線Aで表される。これは溶湯材料3又は溶湯
2の温度が低いために電流が流れ易いことを意味してい
る。しかし温度が上昇するのに従って電流は流れ難くな
るから、時間の経過と共に運転特性は直線Dの方向に移
動することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように誘導炉
を操業するにあたっては、先ず炉内に溶湯材料3を挿入
してからコイル8に交流電流を流して、電磁誘導作用で
この溶湯材料3を加熱溶解するので溶湯2となる。溶湯
2の温度が上昇すれば炉頂部から溶湯材料3を挿入する
が、この溶湯材料3の溶湯2への落ち込みで溶湯温度は
一時的に低下するが、誘導加熱により再び温度が上昇す
れば更に溶湯材料3を炉頂部から溶湯2へ落とし込む作
業を繰り返す。このとき図13のグラフに図示の運転特
性は、前述したように直線Aから直線Dへと変化する
が、溶湯材料3が溶湯2へ落ち込んで溶湯温度が低下す
ると、運転特性は再び直線Aへ戻ってから温度上昇と共
に直線Dの方向へ移動して行く変化を繰り返すこととな
る。
【0007】図14は棚吊り状態を示している誘導炉の
構成図である。この図14に示しているように、炉頂部
から挿入した溶湯材料3が絡み合ってしまって溶湯2へ
落下しない、所謂棚吊り状態になると、この誘導炉へ与
えられている電力は溶湯2へは吸収されるけれども、棚
吊り状態になっている溶湯材料3へは吸収されないの
で、溶湯2の温度のみが上昇し、甚だしいときは200
0°Cに達する場合もある。耐火材料5はこのような高
温で損耗が加速され、湯洩れ事故に発展する恐れがあ
る。湯洩れによりコイル8が破断すれば、コイル8の冷
却水に溶湯2が触れて水蒸気爆発を起こす恐れがある
し、湯洩れ事故にならなくても、溶湯2の温度が極めて
高いときに棚吊り状態にある溶湯材料3が崩れて溶湯2
へ落ち込むと、急激にガスが発生して溶湯2を吹き上げ
る恐れがあるし、密閉した誘導炉では発生ガスの圧力で
爆発する危険もある。
【0008】しかしながら溶湯材料3が棚吊り状態にな
っているか否かは視認する以外に確認の方法が無いが、
作業環境が良くない場所で常時棚吊り状態を視認するの
は困難であるし危険も伴う。まして炉頂部を閉鎖してい
る密閉形の誘導炉の場合は視認による棚吊り状態の確認
は不可能である。図15は誘導炉が棚吊り状態で操業し
ているときの運転特性を示したグラフであって、横軸は
電流、縦軸は電圧を表し、ILは電流制限値でVLは電圧
制限値であることは前述した図13に図示のグラフと同
様である。誘導炉が棚吊り状態になると溶湯材料3の溶
湯2への落ち込みが無いので溶湯2の温度は低下しな
い。従って運転特性は前述した図13のグラフとは異な
り、直線Dの状態を維持することになる。
【0009】そこでこの発明の目的は、溶湯材料が棚吊
り状態になって加熱を続けることで炉壁が損傷してしま
うのを未然に防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の誘導炉の棚吊り保護装置は、周囲と底面
とを所定の厚さの耐火材料で構築している炉体と、この
炉体の外周に敷設したコイル状導体と、このコイル状導
体と当該炉体との間の空間に設置して湯洩れを検出する
湯洩れアンテナと、この湯洩れアンテナに接続して警報
を発する湯洩れ警報手段とを備え、前記コイル状導体に
交流電流を流して前記炉体の内部空間に装入した金属を
誘導加熱する際に、前記耐火材料が損耗して前記湯洩れ
アンテナに溶解した前記金属が触れれば前記湯洩れ警報
手段が作動する構成の誘導炉の保護装置において、前記
耐火材料の内部に複数の温度検出センサを埋め込み、こ
の温度検出センサを前記湯洩れアンテナに接続し、1つ
以上の温度検出センサが所定値以上の温度を検出すれ
ば、又は前記湯洩れ警報手段が作動すれば、警報を発
し、又は周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構築し
ている炉体の外周にコイル状導体を敷設してこのコイル
状導体に交流電源を接続し、この交流電源が出力する電
圧と電流とを別個に所定値以内に制限する電圧制限手段
と電流制限手段とを備えて、このコイル状導体に流れる
電流で前記炉体の内部空間に装入した金属を誘導加熱す
る誘導炉において、前記交流電源からコイル状導体に与
える電圧と電流とを別個に検出する電圧検出手段と電流
検出手段と、これら電圧検出値の時間変化率を演算する
電圧変化率演算手段と、電流検出値の時間変化率を演算
する電流変化率演算手段と、これら電圧変化率演算値と
電流変化率演算値とを入力して、この両入力値が予め定
めた値以下となっている期間が一定時間継続したことを
検出する第1論理回路とを備え、この第1論理回路の出
力信号で警報を発し、又は前記電圧検出値と電流検出値
とから演算する電力演算手段と、この電力演算値の時間
変化率を演算する電力変化率演算手段と、前記電圧検出
値又は電流検出値のいずれかの時間変化率を演算する電
圧変化率演算手段又は電流変化率演算手段と、これら電
力変化率演算値と、電圧変化率演算値又は電流変化率演
算値のいずれかとの両者が、予め定めた値以下となって
いる期間が一定時間継続したことを検出する第2論理回
路とを備えて、この第2論理回路の出力信号で警報を発
令し、又は前記電圧検出値と電流検出値とからコイルイ
ンピーダンス値を演算するコイルインピーダンス演算手
段と、このコイルインピーダンス値の時間変化率を演算
するインピーダンス変化率演算手段と、このインピーダ
ンス変化率演算値が所定値以下となっている期間が一定
時間継続したことを検出する第3論理回路とを備え、こ
の第3論理回路の出力信号で警報を発令し、又は前記交
流電源からコイル状導体に与える電圧の周波数を検出す
る周波数検出手段と、この周波数検出値の時間変化率を
演算する周波数変化率演算手段と、この周波数変化率演
算値が予め定めた値以下となっている期間が一定時間継
続したことを検出する第4論理回路とを備え、この第4
論理回路の出力信号で警報を発令するものとする。
【0011】
【作用】この発明は、誘導炉に挿入する溶湯材料が棚吊
り状態になって溶湯温度が上昇するのを、炉体を構成し
ている耐火材料の内部に埋め込んだ温度センサで検出す
るのであるが、この温度センサを湯洩れ検出用のアンテ
ナに接続することで、湯洩れ事故も併せて検出するもの
である。又誘導炉内の溶湯温度に対応して、この誘導炉
のコイルへ供給される交流電力の各種電気データ(例え
ば電圧・電流・電力・周波数等)が変化することから、
これら電気データの時間的な変化を監視して、その変化
の度合いから溶湯材料が棚吊り状態になったか否かを判
断する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表した誘導炉の
構成図であるが、図11で既述の従来例に記載の溶湯材
料3、断熱材6、絶縁材7、コイル8は本発明には無関
係なので、これらの図示は省略している。
【0013】この第1実施例は、炉体を構成している耐
火材料5の内部に複数の温度センサ31を埋め込んでお
り、温度検出回路32が各温度センサ31からの温度信
号を監視している。棚吊りが発生すれば、前述したよう
に溶湯2のみが電力を吸収してその温度を上昇させるこ
とから、温度センサ31の検出温度が予め設定した値を
越えたことを温度検出回路32が検出すれば、温度警報
接点32Aが動作して警報を発する。
【0014】温度センサ31としては温度を電気信号に
変換して検出する素子、例えば熱電対や抵抗温度素子を
使用するのが通例である。そこで本発明では、これら温
度センサ31を温度検出回路32に接続するのと同時に
湯洩れ検出用の第2アンテナ12にも接続する。このよ
うな構成にしておくと、耐火材料5が損傷した場合、炉
壁に穴が開いて第2アンテナ12が湯洩れ事故を検出す
る前に、溶湯2は先ず温度センサ31と接触するから、
この時点で湯洩れ検出器14が湯洩れを検出して湯洩れ
警報接点14Aが警報を発する。
【0015】図2は本発明の第2実施例を表した誘導炉
の構成図であるが、前述した図1の第1実施例と同様
に、図11で既述の従来例に記載の溶湯材料3、断熱材
6、絶縁材7、コイル8は本発明には無関係なので、こ
れらの図示は省略する。又温度センサ31、温度検出回
路32と温度警報接点32Aの名称・用途・機能は図1
で既述の第1実施例の場合と同じであるから、これらの
説明も省略する。
【0016】この第2実施例では耐火材料5に埋め込ん
でいる温度センサ31の位置が、炉体高さHの1/3よ
りも低い部分に限定されているのが前述の図1に図示の
第1実施例とは異なる点である。
【0017】誘導炉は溶湯2を取り出すために炉体を傾
けるし、炉体内部に溶湯材料3を挿入するスペースが必
要であることなどから、溶湯2の上面は予め定めた位置
よりも高くはしない。炉体高さをHとすると溶湯2の上
面は一般にその1/3よりも低くする。それ故この第2
実施例では、耐火材料5に埋め込む温度センサ31の位
置を、炉体高さの1/3よりも低い場所に限定してい
る。
【0018】図3は本発明の第3実施例を表した回路図
であるが、この図3の第3実施例回路に記載のコイル
8、交流電源20、遮断器21、変圧器22、整流器2
3Rと直流リアクトル23Lとサイリスタインバータ2
3Sとで構成しているインバータ装置23、電圧検出器
24、及び電流検出器25の名称・用途・機能は図12
で既述の従来例回路の場合と同じであるから、これらの
説明は省略する。又電圧と電流は電圧制限回路26と電
流制限回路27とで所定値に制限されているが、これら
の図示も省略している。
【0019】この第3実施例回路では、電圧検出器24
で検出した電圧の時間的な変化の度合いを電圧変化率演
算回路41で演算し、電流検出器25で検出した電流の
時間的な変化の度合いを電流変化率演算回路42で演算
し、これらの演算結果を第1論理回路43へ入力してい
る。これら電圧変化率が零に近い値を一定時間継続し、
且つ電流変化率が零に近い値を一定時間継続したことを
第1論理回路43が検出すると、警報接点43Aが動作
して棚吊り状態にあることを警報する。
【0020】図4は図3に図示の第3実施例回路を備え
た誘導炉の運転特性を示したグラフであって、横軸は電
流でILは電流制限値を表し、縦軸は電圧でVLは電圧制
限値を表し、電流制限値ILと電圧制限値VLとの交点が
X点である。このグラフで、溶湯2の温度の低いときの
運転特性は直線Aであるが、温度が高くなると運転特性
は直線Dへ移行し、溶湯材料3の落ち込みにより溶湯2
の温度が低下すれば運転特性は再び直線Aへ戻るのは、
図13で既述したとおりである。
【0021】図5は図4に図示の運転特性が直線Aから
直線Dへ移行する際の電圧・電流・電力の変化を表した
タイムチャートであるが、この図5で明らかなように、
X点を通過するまでは電圧と電力は増加し、電流は制限
値ILで制限されて一定である。しかしX点通過以後は
電流と電力は減少し、電圧は制限値VLに制限されて一
定となる。即ち誘導炉が正常操業しているときは電圧又
は電流のいずれかが変化しており、図15で既述の如く
運転特性が直線Dの状態を継続すれば(このとき誘導炉
は棚吊り状態にある)、電流・電圧の両者は変化しな
い。図3に図示の第3実施例回路はこのような状態であ
るか否かを検出するものである。
【0022】図6は本発明の第4実施例を表した回路図
であるが、この図6の第4実施例回路に記載のコイル
8、交流電源20、遮断器21、変圧器22、整流器2
3Rと直流リアクトル23Lとサイリスタインバータ2
3Sとで構成しているインバータ装置23、電圧検出器
24、及び電流検出器25の名称・用途・機能は図12
で既述の従来例回路の場合と同じであるから、これらの
説明は省略する。又電圧は電圧制限回路26で所定値に
制限されているが、これの図示も省略する。
【0023】この第4実施例回路では電圧検出器24で
検出した電圧の時間的な変化の度合いを電圧変化率演算
回路41で演算すると共に、この電圧検出器24で検出
した電圧と電流検出器25で検出した電流とを電力演算
回路51に与えて電力値を演算し、次いでこの電力演算
値の時間的な変化の度合いを電力変化率演算回路52で
演算ししおり、第2論理回路53はこれら電圧変化率演
算値と電力変化率演算値とを入力して、これら両入力が
共に零に近い値を一定時間継続するか否かを検出してい
る。両入力が零に近い値を一定時間継続すれば警報接点
53Aが動作して棚吊り状態にあることを警報する。
【0024】図7は図6に図示の第4実施例回路を備え
た誘導炉の運転特性を示したグラフであって、横軸は電
流でILは電流制限値を表し、縦軸は電圧でVLは電圧制
限値を表す。更に一点鎖線で描いている曲線が電力制限
値PLを表している。ここで電流制限値ILと電力制限曲
線PLとの交点をY点、電圧制限値VLと電力制限曲線P
Lとの交点をZ点とする。このグラフで溶湯2の温度の
低いときの運転特性は直線Aであるが、温度が高くなる
のに従って運転特性は直線A→直線B→直線Cと変化
し、溶湯材料3の落ち込みにより溶湯2の温度が低下す
れば運転特性は再び直線Aへ戻るのは、図13で既述の
場合と同じである。
【0025】図8は図7に図示の運転特性が直線A→直
線B→直線Cへ移行する際の電圧・電流・電力の変化を
表したタイムチャートであるが、この図8で明らかなよ
うに、Y点を通過するまでは電圧と電力は増加し、電流
は制限値ILで制限されて一定である。しかしY点通過
以後でZ点を通過するまでは電流は減少するが電圧は増
加し、電力は制限値PLで制限されて一定である。更に
Z点通過以後は電流と電力は減少し、電圧は制限値VL
に制限されて一定である。即ち誘導炉が正常操業してい
るときは、電圧・電流・電力のうちのいずれか2つが変
化している。従って図15で既述の如く運転特性が直線
Dの状態を継続すれば(このとき誘導炉は棚吊り状態に
ある)、電力・電圧の両者は変化しない。図6に図示の
第4実施例回路はこのような状態であるか否かを検出す
るものである。
【0026】尚、図6に図示の第4実施例回路は電力と
電圧の変化率から棚吊り状態の有無を検出するのである
が、電力と電流の変化率から棚吊り状態の有無を検出す
る構成にすることも出来るのは勿論である。図9は本発
明の第5実施例を表した回路図であるが、この図9の第
5実施例回路に記載のコイル8、交流電源20、遮断器
21、変圧器22、整流器23Rと直流リアクトル23
Lとサイリスタインバータ23Sとで構成しているイン
バータ装置23、電圧検出器24、及び電流検出器25
の名称・用途・機能は図12で既述の従来例回路の場合
と同じであるから、これらの説明は省略する。
【0027】この図9に図示の第5実施例回路では、イ
ンピーダンス演算回路61が検出電圧と検出電流とから
インピーダンスを計算し、次いでこのインピーダンス演
算値の時間的な変化の度合いをインピーダンス変化率演
算回路62が演算する。前述した図15のグラフに図示
している直線Dはインピーダンスを表した直線である。
従って、第3論理回路63はこのインピーダンス変化率
が一定時間継続してほぼ零であること、即ちインピーダ
ンスが変化しないことを検出するのであるが、インピー
ダンスが変化しないということは電流と電圧が共に変化
しないことであって誘導炉が棚吊り状態になったことを
意味する。よって警報接点63Aが動作して警報を発す
る。
【0028】図10は本発明の第6実施例を表した回路
図であるが、この図10の第6実施例回路に記載のコイ
ル8、交流電源20、遮断器21、変圧器22、整流器
23Rと直流リアクトル23Lとサイリスタインバータ
23Sとで構成しているインバータ装置23、電圧検出
器24、及び電流検出器25の名称・用途・機能は図1
5で既述の従来例回路の場合と同じであるから、これら
の説明は省略する。
【0029】この図10に図示の第6実施例回路では、
コイル8の印加電圧を検出する電圧検出器71に接続し
た周波数検出回路72でコイル8に流す交流電流の周波
数を検出し、周波数変化率演算回路73がこの周波数の
時間的な変化の度合いを演算する。コイル8のインピー
ダンスはコイルのインダクタンス値と周波数との積に比
例する。よって周波数が変化しないことはインピーダン
スが一定であり、前述の第8実施例の場合と同様に誘導
炉が棚吊り状態に有ることを意味しており、このとき警
報接点74Aが動作して警報を発する。
【0030】
【発明の効果】誘導炉に挿入した溶湯材料が途中で絡み
合って溶湯へ落ち込まない、所謂棚吊り状態になると、
誘導炉へ供給している電気エネルギーは溶湯材料へは吸
収されずに溶湯にのみ吸収されるので、溶湯温度が異常
に上昇して炉体を構成している耐火材料を損傷させ、甚
だしい場合はこの耐火材料に穴が開いて湯洩れ事故にま
で発展してしまう恐れがあるが、従来は溶湯材料が棚吊
り状態であるか否かの判別は視認に頼るのみであった。
しかし作業環境が悪く、危険でもあるので棚吊り状態の
視認は困難であるし、密閉して操業する誘導炉の場合は
視認も不可能である。
【0031】そこでこの発明の請求項1又は2又は3で
は、炉体を構成している耐火材料の内部に熱電対や抵抗
温度素子のような温度センサの複数を適切な位置(例え
ば炉体全体、或いは溶湯の上面位置よりも低い部分の
み)に埋め込んでいるので、溶湯の温度異常上昇を素早
く検出して、耐火材料の損傷を未然に防止する効果を得
ることが出来る。
【0032】また、前述の耐火材料に埋め込んだ温度セ
ンサを、誘導炉の湯洩れ検出用アンテナに接続すること
により、溶湯の温度の異常上昇を検出すると共に、耐火
材料が損傷して溶湯がこの温度センサに接触すれば湯洩
れ警報を発することで、炉壁に穴が開く以前に湯洩れ警
報を発令するので、湯洩れ検出手段が二重化されて検出
の信頼性が向上すると共に、湯洩れの早期検出により大
事故を未然に防止出来る効果も得られる。
【0033】請求項4又は5又は6又は7では、溶湯が
溶湯材料を溶解してその温度を上昇させる過程では各種
の電気データが時間的な変化をしているので、この各種
の電気データの一部又は全部が一定時間殆ど変化しない
ことを検出すれば、溶湯材料の溶湯への落ち込みが無い
状態、即ち棚吊り状態発生と判断するので、視認によら
なくても棚吊り発生を簡単な回路構成で検出出来る効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表した誘導炉の構成図
【図2】本発明の第2実施例を表した誘導炉の構成図
【図3】本発明の第3実施例を表した回路図
【図4】図3に図示の第3実施例回路を備えた誘導炉の
運転特性を示したグラフ
【図5】図4に図示の運転特性が直線Aから直線Dへ移
行する際の電圧・電流・電力の変化を表したタイムチャ
ート
【図6】本発明の第4実施例を表した回路図
【図7】図6に図示の第4実施例回路を備えた誘導炉の
運転特性を示したグラフ
【図8】図7に図示の運転特性が直線A→直線B→直線
Cへ移行する際の電圧・電流・電力の変化を表したタイ
ムチャート
【図9】本発明の第5実施例を表した回路図
【図10】本発明の第6実施例を表した回路図
【図11】湯洩れ検出装置を備えている誘導炉の構造の
従来例を示した構成図
【図12】誘導炉の電気回路の従来例を示した回路図
【図13】誘導炉の運転特性を示したグラフ
【図14】棚吊り状態を示している誘導炉の構成図
【図15】誘導炉が棚吊り状態にあるときの運転特性を
示したグラフ
【符号の説明】
2 溶湯 3 溶湯材料 5 耐火材料 6 断熱材 7 絶縁材 8 コイル 11 第1アンテナ 12 第2アンテナ 13 検出電源 14 湯洩れ検出器 14A 湯洩れ警報接点 20 交流電源 22 変圧器 23 インバータ装置 24 電圧検出器 25 電流検出器 26 電圧制限回路 27 電流制限回路 31 温度センサ 32 温度検出回路 32A 温度警報接点 41 電圧変化率演算回路 42 電流変化率演算回路 43 第1論理回路 43A 警報接点 51 電力演算回路 52 電力変化率演算回路 53 第2論理回路 53A 警報接点 61 インピーダンス演算回路 62 インピーダンス変化率演算回路 63 第3論理回路 63A 警報接点 71 電圧検出器 72 周波数検出回路 73 周波数変化率演算回路 74 第4論理回路 74A 警報接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27D 21/00 F27B 14/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体と、この炉体の外周に敷設したコイル状
    導体と、このコイル状導体と当該炉体との間の空間に設
    置して湯洩れを検出する湯洩れアンテナと、この湯洩れ
    アンテナに接続して警報を発する湯洩れ警報手段とを備
    え、前記コイル状導体に交流電流を流して前記炉体の内
    部空間に装入した金属を誘導加熱する際に、前記耐火材
    料が損耗して前記湯洩れアンテナに溶解した前記金属が
    触れれば前記湯洩れ警報手段が作動する構成の誘導炉の
    保護装置において、 前記耐火材料の内部に複数の温度検出センサを埋め込
    み、この温度検出センサを前記湯洩れアンテナに接続
    し、1つ以上の温度検出センサが所定値以上の温度を検
    出すれば、又は前記湯洩れ警報手段が作動すれば、警報
    を発することを特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
  2. 【請求項2】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体と、この炉体の外周に敷設したコイル状
    導体と、このコイル状導体と当該炉体との間の空間に設
    置して湯洩れを検出する湯洩れアンテナと、この湯洩れ
    アンテナに接続して警報を発する湯洩れ警報手段とを備
    え、前記コイル状導体に交流電流を流して前記炉体の内
    部空間に装入した金属を誘導加熱する際に、前記耐火材
    料が損耗して前記湯洩れアンテナに溶解した前記金属が
    触れれば前記湯洩れ警報手段が作動する構成の誘導炉の
    保護装置において、 前記炉体の高さの所定寸法よりも低い部分の前記耐火材
    料の内部に複数の温度検出センサを埋め込み、この温度
    検出センサを前記湯洩れアンテナに接続し、1つ以上の
    温度検出センサが所定値以上の温度を検出すれば、又は
    前記湯洩れ警報手段が作動すれば、警報を発することを
    特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の誘導炉の棚吊り保護装置
    において、複数の前記温度検出センサは前記炉体の高さ
    の3分の1よりも低い部分の前記耐火材料の内部に埋め
    込むことを特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
  4. 【請求項4】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体の外周にコイル状導体を敷設してこのコ
    イル状導体に交流電源を接続し、この交流電源が出力す
    る電圧と電流とを別個に所定値以内に制限する電圧制限
    手段と電流制限手段とを備えて、このコイル状導体に流
    れる電流で前記炉体の内部空間に装入した金属を誘導加
    熱する誘導炉において、 前記交流電源からコイル状導体に与える電圧と電流とを
    別個に検出する電圧検出手段と電流検出手段と、これら
    電圧検出値の時間変化率を演算する電圧変化率演算手段
    と、電流検出値の時間変化率を演算する電流変化率演算
    手段と、これら電圧変化率演算値と電流変化率演算値と
    を入力して、この両入力値が予め定めた値以下となって
    いる期間が一定時間継続したことを検出する第1論理回
    路とを備え、この第1論理回路の出力信号で警報を発令
    することを特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
  5. 【請求項5】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体の外周にコイル状導体を敷設してこのコ
    イル状導体に交流電源を接続し、この交流電源が出力す
    る電圧と電流と電力とを別個に所定値以内に制限する電
    圧制限手段と電流制限手段と電力制限手段とを備えて、
    このコイル状導体に流れる電流で前記炉体の内部空間に
    装入した金属を誘導加熱する誘導炉において、 前記交流電源からコイル状導体に与える電圧と電流とを
    別個に検出する電圧検出手段と電流検出手段と、これら
    電圧検出値と電流検出値から電力を演算する電力演算手
    段と、この電力演算値の時間変化率を演算する電力変化
    率演算手段と、前記電圧検出値又は電流検出値のいずれ
    かの時間変化率を算出する電圧変化率演算手段又は電流
    変化率演算手段と、これら電力変化率演算値と、電圧変
    化率演算値又は電流変化率演算値のいずれかとを入力し
    て、この両入力値が予め定めた値以下となっている期間
    が一定時間継続したことを検出する第2論理回路とを備
    え、この第2論理回路の出力信号で警報を発令すること
    を特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
  6. 【請求項6】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体の外周にコイル状導体を敷設してこのコ
    イル状導体に交流電源を接続し、この交流電源からこの
    コイル状導体へ流れる電流で前記炉体の内部空間に装入
    した金属を誘導加熱する誘導炉において、 前記交流電源からコイル状導体に与える電圧と電流とを
    別個に検出する電圧検出手段と電流検出手段と、これら
    電圧検出値と電流検出値とからコイルインピーダンス値
    を演算するコイルインピーダンス演算手段と、このコイ
    ルインピーダンス値の時間変化率を算出するインピーダ
    ンス変化率演算手段と、このインピーダンス変化率演算
    値が所定値以下となっている期間が一定時間継続したこ
    とを検出する第3論理回路とを備え、この第3論理回路
    の出力信号で警報を発令することを特徴とする誘導炉の
    棚吊り保護装置。
  7. 【請求項7】周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構
    築している炉体の外周にコイル状導体を敷設してこのコ
    イル状導体に交流電源を接続し、この交流電源からこの
    コイル状導体に流れる電流で前記炉体の内部空間に装入
    した金属を誘導加熱する誘導炉において、 前記交流電源からコイル状導体に与える電圧の周波数を
    検出する周波数検出手段と、この周波数検出値の時間変
    化率を算出する周波数変化率演算手段と、この周波数変
    化率演算値が予め定めた値以下となっている期間が一定
    時間継続したことを検出する第4論理回路とを備え、こ
    の第4論理回路の出力信号で警報を発令することを特徴
    とする誘導炉の棚吊り保護装置。
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