JP3407330B2 - 光学系支持装置 - Google Patents

光学系支持装置

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JP3407330B2
JP3407330B2 JP10439593A JP10439593A JP3407330B2 JP 3407330 B2 JP3407330 B2 JP 3407330B2 JP 10439593 A JP10439593 A JP 10439593A JP 10439593 A JP10439593 A JP 10439593A JP 3407330 B2 JP3407330 B2 JP 3407330B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、光学系支持装置、特に
光ディスク等の光学的情報記録及び/又は再生装置にお
いて情報記録媒体上に光スポットを投射する対物レンズ
等の光学系を支持するのに好適な支持装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】記録媒体上に光スポットを照射する対物
レンズなどの光学系支持装置においては、従来から、安
定した制御を行うために支持機構にダンピング手段を付
与し、不要共振の抑制をしようとしている。 【0003】上記ダンピング手段の一つとして、ゲル状
のダンピング材が挙げられる。光学系支持装置の支持部
材として、一般に使用されている線状のワイヤのものの
端部に、ゴム製のダンピング材の代わりにゲル状のダン
ピング材を適用しようとする場合、直線状のワイヤバネ
の端部に単純にゲル状ダンピング材を塗布しただけでは
ダンピング材が垂れてしまったり、これによって特性が
バラツクなどの問題がある。そこで、ゲルの充填保持部
材を設けた従来例として特開平2−232824号公報
(文献1)は次のような構成のものを開示する。 【0004】従来構成を示す図13A,Bにおいて、対
物レンズ101はレンズホルダ102に固着されてい
る。4本の平行に配置された金属性ワイヤ103がそれ
ぞれベース104に固着したベース基板105と、レン
ズホルダ102に固着したホルダ基板106とに両端を
半田107で半田付けされている。これにより前記レン
ズホルダ102を片持ちに支持していることになる。ダ
ンパケース108は2個の穴を有し、ベース104とと
もに固定部側を形成する。ゲル状ダンピング材109
(熱可塑性もしくはUV硬化型のシリコンを主成分とす
るゲル)は、かかるダンパケース108の穴に充填保持
される構成であり、そのダンピング材109に前記レン
ズホルダ102の一部に形成したピン102aが挿入さ
れている。 【0005】また、上記文献1には図14A,Bに示す
構成も開示されている。このものも、ゲル状ダンピング
材を保持するのに容器状の構造物を用いるものであっ
て、レンズホルダ102の一部に形成した容器状構造物
にゲル状ダンピング材109が充填保持されており、こ
れにワイヤ103が貫通している。また、ベース104
の一部に形成した容器状構造物にゲル状ダンピング材1
09が充填保持されており、これにワイヤ103を貫通
せしめてある。 【0006】また、光学系支持装置の支持部材のダンピ
ング手段としては、ゲル状のダンピング材を使用するも
のの他に、ゴムなどを使用した例が特開平3−7342
6号公報(文献2)などによって知られている。同公報
の支持部材のダンピング手段は、図15に示されるよう
な板バネ構造を用いた場合のものである。板バネ201
は、厚さ0.1mm程度に形成されており、全体をほぼ
線状にした本体の両端を残して、両端近傍にはそれぞれ
固定部202,203を設け、それら固定部には固定の
際の位置決め用孔204,205が形成されている。両
端の突起部206,207はフォーカスコイル、トラッ
キングコイルの端末及び給電用のFPC等を半田付けし
て給電するようにしている。 【0007】一方の固定部203の板バネ201延在方
向には、中央にバネ部208を形成し、その両側に板バ
ネ201延在方向に突出する突起部209を形成し、上
記バネ部208の先端には板バネ201延在方向に直交
する方向に突出する突起部210を形成する。他方の固
定部204の板バネ201延在方向側には、板バネ20
1延在方向にかけて細く形成した支持部211を形成し
ている。その支持部211と前記突起部210の間を長
いバネ部212で連結し、前記バネ部208とともに板
バネ201のほぼ全体がフォーカス方向、トラッキング
方向に変形するようにしている。 【0008】一方の固定部203に連続するバネ部20
8、突起部209及び突起部210の近傍ほぼ全体と、
他方の固定部204に連続する支持部211の近傍ほぼ
全体と長いバネ部212の全体に、ブチルゴムからなる
ダンパー材213が付設されている構成となっている。
ダンパー材213は長いバネ部212に対応する部分が
細幅に形成されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかして、光学的情報
記録再生装置において、その小型化、高速化は高性能化
実現の重要な要素の一つであって、そのために、使用す
る光学系支持装置のより一層の小型、軽量化が望まれる
ものである。とろこが、前記文献1による図13,図1
4のような構成の場合、ゲル状のダンピング材を保持す
るのに容器状の構造物を必要とする。これを保持部材、
または固定部材上に設ける場合には前記部材が大きくな
ってしまう。また、このダンピング材保持部材を別部品
で設ける場合には部品点数が増えるとともに光学系支持
装置が大きくなってしまう。よって、従来例の構成で
は、光学系支持装置または同装置可動部が大きくなり、
装置の小型、軽量化の妨げとなってしまう。 【0010】また、前記文献2のような例のものでは、
一般にそのゴムのダンピング材は型を使って支持部材と
一体に成形する方法がとられる。一方、ゲル状のダンピ
ング材の固定方法は、ダンピング材を支持部材の該当す
る部位にポッティングした後に紫外線を照射、または熱
を加えて硬化させるものである。従って、仮に上記例の
支持部材にゲル状のダンピング材を適用しようとする場
合、図15に示したような板バネに対し塗布をすること
となるが、板バネ上にかかるダンピング材を塗布する
と、そのダンピング材が板バネの周辺部に流れ出して薄
く拡がってしまい、要求する特性が得られないおそれが
ある。また、文献2は、そのバネ部の突起部の間隔等に
ついて特に考慮されていない。 【0011】また、もし、上記板バネの代わりに安価な
線状ワイヤを使う支持部材を用いたいというようなと
き、文献1のように容器状構造物を設けることなく単に
バネ端部にゲル状ダンピング材を塗布した場合は、ダン
ピング材が流れてしまうなどして安定した特性が得られ
にくい。従来技術では、支持部材としてワイヤを利用
し、かつダンパ材はゲル状ダンピング材を使用するとい
う組み合わせをもって、制御特性の面でも、小型、軽量
化の点でも適切な構成の光学系支持装置を得ることも、
極めて困難である。 【0012】本発明は、上記のような問題を解消し得
て、小型、軽量で制御特性に優れる光学系支持装置を提
供することを目的とするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の光学系支持装置
は、光学素子と、この光学素子を保持する保持部材と、
その保持部材を変位可能なように支持する支持部材と、
前記保持部材を所定の方向に駆動する駆動手段とからな
る光学系支持装置において、前記板バネ部材の少なくと
も1箇所にスリット部を形成することにより前記板バネ
部材と同一の連なる部材により保持部を形成し、該保持
部は前記スリット部の周りにおいて、前記板バネ部材を
折り曲げることによって形成された壁部を有しており、
該保持部にゲル状のダンピング材を配するようにしたこ
とを特徴とするものである。 【0014】 【作用】本発明においては、対物レンズなどの光学素子
を支持する保持部材を板バネ部材を介して所定の方向に
変位可能なように支持する光学系支持装置において、上
記板バネ部材の少なくとも1箇所にスリット部を形成す
ることにより前記板バネ部材と同一の連なる部材により
保持部を形成し、該保持部は前記スリット部の周りにお
いて、前記板バネ部材を折り曲げることによって形成さ
れた壁部を有しており、該保持部にゲル状のダンピング
材を設ける。このようにすることによって、ダンピング
材保持のための構造物を、保持部材や固定部材等に設け
る必要がないので、小型、安価な構成で、安定した制御
特性が得られ、従って光ピックアップの小型、軽量化も
これを容易に可能ならしめる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1乃至図3は、本発明の一実施例を示すもので、
図1は光学系支持装置全体の斜視図、図2はコイルの接
続説明図、図3はバネ端部詳細図である。図1中、1は
光学的情報記録再生装置において情報記録媒体上に光ス
ポットを照射する対物レンズである。対物レンズ1はこ
れを保持する保持部材4の上面に固着してある。保持部
材4には、本例では、フォーカスコイル2とトラッキン
グコイル3を、タンジェンシャル方向(Y)両側の側面
にそれぞれ接着固定する。保持部材4ははまた、本例で
は、トラッキング方向(X)両側の側面において上下に
それぞれバネの固定部4aを有する。 【0016】ベース5は、板金または樹脂を成形して形
成されている。ベース5の上には、板金を曲げて形成し
てなる外ヨーク6aと内ヨーク6bが固着され、外ヨー
ク6aの内側にマグネット7が固定されている。この磁
気回路は、タンジェンシャル方向上、対物レンズ1に対
して対称な位置に2個配置する(図2参照)。本例にお
いて、光学素子である対物レンズ1を保持する保持部材
4を駆動する手段は、それら磁気回路、フォーカスコイ
ル2及びトラッキングコイル3を含んで構成される。 【0017】また、一方の外ヨーク6aの外側には、固
定部材8が固着されている。固定部材8は、4隅のそれ
ぞれにバネの固定部8aを有する。本実施例において
は、保持部材4を変位可能なように支持するのに、金属
板をプレスで成形した4本の板状のバネ9(図2参照)
が用いられ(その詳細構成は後記図3で説明される)、
各バネ9は、それぞれの一端を保持部材4の固定部4a
に、またそれぞれの他端を固定部材8の固定部8aにそ
れぞれ接着固定し、これにより、保持部材4がフォーカ
ス方向(Z)、トラッキング方向(X)の各方向に移動
可能なように片持ち支持する。保持部材4の支持は、そ
の保持部材4の側面に固着のトラッキングコイル3の中
空部内に、ベース5に固定の内ヨーク6bが位置するよ
う、その支持がなされている。 【0018】上記保持部材4に固定するコイル部の電気
的接続等については、例えば図2に示すようになってい
る。図示の如くに、フォーカスコイル2は空芯巻のコイ
ルで、またトラッキングコイル3は2連巻の空芯コイル
で、それぞれ形成し、図1のように保持部材4に各々接
着固定するものである。これら2個のフォーカスコイル
2、及びトラッキングコイル3の端末は、本実施例で
は、それらをそれぞれ中継基板11に半田付けして各々
直列に接続する。一方、各バネ9の先端を中継基板11
に半田付けして4本の金属製板のそのバネ9を介して光
学系支持装置固定部側と電気的に接続する。このように
することによって各コイル2,3への給電が可能であ
り、磁気回路により発生する電磁力を利用して対物レン
ズ1を所定の位置に駆動する構成とされている。 【0019】上記のように保持部材4の支持と各コイル
2,3への給電のための電気的接続に使用されるバネ9
の端部の詳細は、図3に示すような形状、構成となって
いる。バネ9は、ベリリウム銅などの金属板をプレスす
ることにより成形され、図1及び図2にその概略形状を
示したようにほぼ全長にわったて細い梁状である。 【0020】一方、その両端の固定部付近には、図3に
示すように、梁状のバネ端部9aが設けられ、そのバネ
端部9aは中央部より幅を細くされている。このバネ端
部9aの両側にはバネ9の延在方向に突出する突起部9
bを設け、また、中央のバネ9上の突起部9bの傍に
は、バネ9の延在方向とほぼ直角な方向に突起部9cが
設けられている。延在方向に突出する両側の突起部9b
の各先端部は、同図のようにその突起部9c形成個所を
越える程度の位置まで至っており、突起部9cの先端
は、そのような突起部9bの各内側の側部と対向するよ
うになっている。また、このようなバネ端部9aと突起
部9b,9cとの間に形成されることとなる屈曲した形
状(かぎ形様)のスキ間9mについては、予め、後述の
ようにゲル状ダンピング材を塗布した場合においてそれ
が表面張力によって流れ出ない程度の寸法、例えば0.
05〜0.5mm程度に狭くするよう設定しておく。更
に、両側の突起部9bの各外側の側面は、同図のように
折り曲げておくようにし、これによって、突起部9bの
側面には壁部9pが設けられるている。 【0021】各バネ9は、本実施例においては、上記の
ような形状を呈するよう成形後に、図3に示した構成の
端部部分に紫外線などで硬化するゲル状のダンピング材
10を塗布し、硬化させる。かくして得られた4本のバ
ネ9を用いて図1及び図2に示したような組付け及び電
気的接続が行われてる。 【0022】次に、本実施例における光学系支持装置に
よるダンピング作動等の作用について説明する。上記構
成の光学系支持装置を有する光学的情報記録再生装置に
おいて、光学的情報記録再生装置は、LD等の発光素子
と受光素子等で構成される光学ユニット(図示せず)か
ら出射される光束を図1の光学系支持装置の保持部材4
上の対物レンズ1を通して記録媒体面上に投射して情報
の読み書きを行う。 【0023】このような記録再生において、先に触れた
如く、バネ9を通じた所要コイルへの給電により、フォ
ーカスあるいはトラッキング制御時に対物レンズ1が所
定の位置に駆動されるが、このとき保持部材4などから
なる装置可動部が変位すると、バネ端部9aが変形し、
これに伴ってバネ端部9aや突起部9b,9cなどの上
に図3の如くに保持されたダンピング材10が変形して
振動エネルギーを吸収する。また、装置可動部のローリ
ング共振の時にはバネ9に捩じり変形を生ずるが、バネ
9の延在方向とほぼ直角に設けた突起部9cによって変
形が拡大されてローリング共振に対しても高いダンピン
グ効果が得られる。 【0024】ここで、バネ端部9にダンピング材10の
ための保持部を設けて、ここにゲル状ダンピング材を塗
布した構成の本実施例の光学系支持装置にあっては、板
状のバネ材であっても、そこへのダンピング材10の保
持が適切になされており、結果、ダンピングはより良好
に行われる。ゲル状ダンピング材保持のための構造物を
保持部材4や固定部材8等に設ける必要はない。前述の
ように、バネ端部9aと突起部9b,9cとの間のスキ
間9mはゲル状ダンピング材が表面張力によって流れ出
ない程度に狭くしてあり、塗布作業時、ここに塗布した
ダンピング材はバネ9の延在方向には多少流れるが、突
起部9bの側面に壁部9pを立ててあるので大部分はこ
こに溜まって保持される。従って、前記で考察したよう
に、板バネ上にダンピング材を塗布したときにその塗布
したダンピング材が板バネの周辺部に流れ出して薄く拡
がってしまう事態は防げ、それ故に所望の特性が得にく
くなることも回避される。また、バネ9の変形は、図3
のバネ端部9a付近に集中するので、バネ9の延在方向
に流れたダンピング材は特性には大きく影響を及ぼこと
はない。よって、本構成は、装置可動部の1次共振及び
他の副共振を適切にダンピングして安定した制御特性が
得られる。 【0025】本実施例によれば、安定した制御特性をも
ち、しかも小型で軽量な光ピックアップに対応する対物
レンズ1のため好適な光学系支持装置が得られる。ダン
ピング材保持のために保持部材4や固定部材8を大きく
したりすることもないし、特別な部材を追加することも
なく、従って部品点数も増加させず、適切にゲル状のダ
ンピング材10を設けることができる。よって、安定し
た制御特性が得られ、しかも光学系支持装置及び同装置
可動部の小型、軽量化が実現でき、光学的情報記録再生
装置の小型化、高速化の要求にも容易に応えることがで
きる。 【0026】図4は、上記実施例(第1実施例)の変形
例を示す。本例は、同図のように、上記バネ9の両端部
部分の構成に、更に壁部9d,9eを設けたものであ
る。このように壁部9d,9eを追加すれば、ゲル状ダ
ンピング材塗布時、バネ9の延在方向のゲルの流れ出し
をも規制でき、より良好な効果が得られる。本例によっ
ても、前記例と同様、支持部材であるバネ9の端部近傍
にダンピング材10の保持部を設けることによって、ダ
ンピング材保持のための部材を大きくしたり、特別な部
材を追加することなしにダンピング材を当該支持部材に
配することができ、従って、小型、軽量で制御特性の優
れた光学系支持装置を実現することができるとともに、
光ピックアップの小型、軽量化が図れて、光学的情報記
録再生装置の小型、高性能化につながる。 【0027】図5は、本発明の参考例を示す。本参考例
は、支持バネには、前記第1実施例のような板バネでな
く、安価な金属ワイヤを使用するものであり、図5がそ
のバネ固定端付近の拡大図である。ワイヤ状のバネ19
は、図示のように、バネ端部19a部分で先端をJ字状
に折り曲げられている。一方、図1で示した保持部材4
及び固定部材8の各バネ固定用の固定部4a,8aに
は、図5のように位置決めのボス14を設け、バネ19
先端の曲げの部分を当てつけて固定する。 【0028】バネ端部19aと、バネ19の先端を曲げ
て形成したバネ19の延在方向と略平行に延びる突起部
19bとの間にゲル状のダンピング材10を塗布する。
ここで、バネ端部19aと突起部19bとの間の間隔
は、塗布したそのダンピング材が表面張力によって流れ
出すことなく、バネ端部19aと突起部19bとの間に
挟持される程度の幅、例えば0.05〜1mm程度の幅
に予め設定しておく。なお、他の構成については、前記
第1実施例と同様である。 【0029】本参考例に係る光学系支持装置において
は、装置可動部が変位するとき、バネ端部19aの変形
に伴ってバネ19と突起部19bに挟持されたダンピン
グ材10が変形して振動を吸収し、装置可動部の不要共
振を抑制する。ワイヤ状のバネ材を用いる本参考例で
も、保持部材4や固定部材8には、図13,14のよう
なゲル状ダンピング材を保持する従来の容器状構造物は
ない。光学系支持装置は小型、軽量のものとされ、本参
考例の構成に従って、支持部材としてワイヤとゲル状ダ
ンピング材との組み合わせによる光学系支持装置が実現
されることが分かる。本参考例によると、同様に、ダン
ピング材保持のために保持部材や固定部材を大きくした
り、特別な部材を追加することなくゲル状のダンピング
材を設けることができ、よって安定した制御特性が得ら
れ、しかも光学系支持装置及び同装置可動部の小型、軽
量化ができ、かつワイヤによるバネ材を使用するのでよ
り安価に構成できる。 【0030】次に、本発明の他の実施例(第2実施例)
を図6乃至図8により説明する。本例おいては、コイル
部の電気的接続とバネの形状構成とが、次のように前記
第1実施例と異なり、それ以外は第1実施例と同様であ
る。以下、要部について説明する。まず、コイル部の電
気的接続の点であるが、図6は本実施例において保持部
材4に固定する各コイル2,3の電気的接続の態様を示
してある。フォーカスコイル2は空芯巻のコイルによ
り、トラッキングコイル3は2連巻の空芯コイルにより
それぞれ構成し、前記第1実施例と同様に保持部材4に
各々接着固定する。ここに、本実施例では、図6,図7
のように、2個のフォーカスコイル2及びトラッキング
コイル3をそれぞれ並列に接続し、各コイル2,3の端
末2a,3aはバネ9の先端部(保持部材4側先端部)
に直接半田付けする。 【0031】即ち、図7はバネ先端のかかる半田付け部
付近の詳細図であり、バネ9は、先端部分の一部が保持
部材側固定部4aを越えるよう構成され、その先端部9
qの先端縁には、図示のように、バネ9の延在方向に、
ほぼ使用コイルの線径分の幅の溝15が2本設けられて
いる。図6の4本のバネ9は、いずれも、その先端部9
qにこのような溝15を有する。各バネ9毎、それら2
本の溝15に、2個のフォーカスコイル2,2や2個の
トラッキングコイル3における各端側(一方端側、他方
端側)の端末2a,2aや端末3a,3aを図7に示す
ように引っかけて、半田16で半田付けをするものであ
る。 【0032】前記第1実施例では中継基板11を介して
コイルの端末同志を直列に接続しており、通常はそのよ
うに接続することができるが、本実施例では、この中継
基板を必要としないので、この点でも、部品点数を削減
できる。また、図7のようにして2ヵ所のコイル端末
(端末2aと端末2a、または端末3aと端末3a)を
一度に、かつバネ9に直接半田付けすることができ、半
田付けの個所を減らすことができるので、作業工数も削
減できる。更に、中継基板を貼りつけるためのスペース
を必要としないので、この点からも、保持部材4を小型
化するのにより有利となる利点がある。 【0033】次に、図8に本実施例における他方のバネ
端部(固定部材9側端部)についての拡大図を示す。本
実施例では、バネ材は金属板をエッチングまたはプレス
で成形してなるものであるが、ほぼ全長にわたって細い
梁状のバネ9の端部付近に、図8のようにS字状の屈曲
部9rを設け、各屈曲部9rには、バネ9の延在方向と
ほぼ平行に突出する突起部9sを設ける。更に、突起部
9sの側面を図示のように折り曲げて壁部9pを形成し
ダンピング材の保持部を設ける。ここにゲル状のダンピ
ング材10を塗布するものである。本実施例の場合、装
置可動部が変位するとき、バネ9の変形に伴ってバネ屈
曲部9rと突起部9sに挟持されたダンピング材10が
変形して振動を吸収し、装置可動部の不要共振を抑制す
る。 【0034】以上のような本実施例の構成によっても、
ダンピング材保持のために保持部材や固定部材を大きく
したり、特別な部材を追加することなくゲル状のダンピ
ング材を設けることができ、よって安定した制御特性が
得られ、しかも光学系支持装置及び同装置可動部の小
型、軽量化ができるとともに、コイルの電気的接続に中
継基板を必要とせず、半田付けの個所、手間も減るので
コストを削減することができる。 【0035】図9は、本発明の他の参考例を示す。同図
は、本例でのバネ端部付近の詳細図で、バネ19の先端
が保持部材4の固定部4aの丸穴17に通して接着固定
されている。このように、保持部材4側でのバネ端部付
近の構成を例に採って図9に示した通り、本参考例で
は、支持バネとしてワイヤ状のバネ19を使用するとと
もに、保持部材4及び固定部材8の両者のバネ固定部4
a及び8aにはそれぞれ丸穴17をあけ、金属のワイヤ
からなる4本の各バネ19の両端部をかかる丸穴17に
通して接着固定するものである。 【0036】また、各4本のバネ19の端部付近には、
図9に示すような屈曲部19eを設け、ここにゲル状の
ダンピング材10を塗布する。この屈曲部19eでのワ
イヤ間同志の間隔も、ワイヤ状のバネ材による前記参考
例で触れたように、ダンピング材が流れ出すことのない
ようなものとして、そこに保持させる。なお、他の構成
については、前記第1実施例と同様である。 【0037】本参考例に係る光学系支持装置において
は、装置可動部が変位するとき、バネ19の屈曲部19
eが変形し、これに伴い屈曲部19e上に保持されたダ
ンピング材10が変形して振動を吸収し、装置可動部の
不要共振を抑制することができる。このような構成によ
る効果は、前記第1実施例等と同様であり、簡単かつ安
価に制御特性の良い小型、軽量の光学系支持装置が実現
される。ワイヤ状のバネ材を用いる場合は、このように
して実施してもよい。 【0038】本発明の更に他の実施例(第3実施例)に
ついて、図10A,Bにより説明する。本実施例は、支
持バネとしては、図10Aにそのバネ端部の拡大図を、
同図BのそのB−B断面を示すように、金属線を円筒状
に密着して巻いたコイルバネ29を使用するとともに、
その金属線を巻いたコイルバネ29の中央部近傍の空間
にゲル状のダンピング材10を充填するようにしたもの
である。本実施例では、このような構成のものを保持部
材4の支持のために4本用いる構成である。なお、保持
部材4及び固定部材8のバネ固定部4a及び8aに対す
る接着固定は、例えば上記他の参考例と同様であってよ
い。その他の構成については、前記第1実施例と同様で
あってよい。 【0039】上記コイルバネ29を用いた本実施例に係
る光学系支持装置の場合、装置可動部が変位するときに
コイルバネ29中のダンピング材10が変形して振動を
吸収し、装置可動部の不要共振を抑制することができ
る。本実施例でも、前記第1実施例と同様の効果が得ら
れる。 【0040】次に、本発明の更に他の実施例(第4実施
例)を図11及び図12により説明する。図11は、本
実施例に係る光学系支持装置の全体の構成を示し、図1
2はバネ端部付近の拡大図である。装置の全体的な基本
構成は前記第1実施例と同様であるため、図11におい
て、同様な構成部分については同一の符号を付してあ
る。以下では主な相違部分について説明する。 【0041】本実施例おいては、支持バネは、図11に
示すように、プレスにより2本のバネを一体成形してな
るバネ39とする。即ち、前記各実施例の場合は計4本
の支持バネを用いるが、本例は2本のバネ39を使用す
る。バネ39は、図12に示すように、その中央の梁状
の部分39hの中央部の側面を折り曲げることにより補
強をするようにしてある。また、この梁状の部分39h
の両端部39gのみ図示のようにフォーカス方向(図1
1のZ方向)に変形可能にする。これは、例えば適宜切
り込み部などを設定することにより実現する。 【0042】トラッキング方向(図11のX方向)の変
位は、梁状部分39hの根元の部分39iで行うよう、
梁状部分39hを一部切り欠き、端部本体部分39nに
スリットを設けるなどしてある。更に、図12に示すよ
うにバネ端部付近には板バネ自身の一部を折り曲げて、
符号39jで示すダンピング材用保持部部分を形成する
ようにし、これら部分39j及び梁状部分の端部39g
により箱状に囲まれた部分にゲル状のダンピング材10
を充填する。ゲル状ダンピング材10は、この結果、端
部本体部分39nを含めほぼ5方向をバネ39の折り曲
げ部分等により囲まれることになる。従って、ダンピン
グ材充填時は、例えば図12の矢印A方向を上にしてゲ
ル状ダンピング材を塗布すれば、ゲル状ダンピング材の
流れ出しを防止し、ゲル状ダンピング材の厚みを均一な
ものとしてゲル状ダンピング材10をかかる2本組式の
バネ39側自体に適切に配することができる。バネ39
にはまた、端部本体部分39nに固定用の孔18を形成
してある。本実施例では、これを保持部材4及び固定部
材8の固定用凸部4b,8bに合わせるようにして保持
部材4及び固定部材8への接着固定を行うようになって
いる。 【0043】本実施例においては、上記のような2本の
バネ39,39で支持された可動部が変位するとき、バ
ネ間に充填されたダンピング材10が変形して振動を吸
収し、不要共振を抑制することができる。この場合も、
保持部材4や固定部材8には、従来のようなゲル状ダン
ピング材を保持するための容器状構造物はない。以上の
ような本実施例の構成によっても、保持部材4や固定部
材8を大きくしたり、特別な部材を追加することなくダ
ンピング材を設けることができる。よって、安定した制
御特性が得られ、しかも光学系支持装置及び同装置可動
部の小型、軽量化ができ、また、前記各実施例に比し2
本のバネを一体に成形するので、この点でも、より部品
点数を減らし、作業工数を削減することもできる。 【0044】なお、本発明は、以上の実施例に限定され
るものではない。例えば、上記各実施例で示した光学素
子としての対物レンズの2方向支持の支持装置以外に
も、例えばフォーカス方向のみの支持装置にも適用で
き、また、ガルバノミラーの支持装置にも適用できる。
また、実施例では光学系支持装置の支持部材としての支
持バネには金属の板またはワイヤ等を使用したが、これ
はそれらのものに限らず樹脂製のバネなどでも同様であ
る。 【0045】 【発明の効果】本発明によれば、光学素子の保持部材を
支持する板バネ部材の少なくとも1箇所にスリット部を
形成することにより前記板バネ部材と同一の連なる部材
によりダンピング材の保持部を設け、該保持部は前記ス
リット部の周りにおいて、前記板バネ部材を折り曲げる
ことによって形成された壁部を有していることにより、
ダンピング材保持のため従来のように部材を大きくした
り、特別な部材を追加することなしにダンピング材を板
バネ部材に配することができる。従って、小型、軽量で
制御特性の優れた光学系支持装置が得られ光学的情報記
録及び/又は再生装置の小型、高性能化に応えられる。
また、本発明によれば、保持部を形成するために板バネ
部材にスリット部が形成されているから、ゲル状のダン
ピング材は板バネ部材に確実に保持され、結果として極
めて簡単な構成により長期間に亘り共振を抑制できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例の光学系支持装置全体の斜
視図である。 【図2】 同例におけるコイルの接続の説明に供する図
である。 【図3】 同じく、バネ端部の説明に供する詳細図であ
る。 【図4】 バネ端部の変形例を示す図である。 【図5】 本発明の参考例における要部を示すものにし
て、バネ固定端付近の拡大図である。 【図6】 本発明の他の実施例における要部を示すもの
にして、コイルの電気的接続を説明する図である。 【図7】 同じく、バネ端部の半田付け部の詳細図であ
る。 【図8】 同じく、バネ端部付近の詳細図である。 【図9】 本発明の他の参考例における要部を示すもの
にして、バネ端部付近の詳細図である。 【図10】 同じく、本発明の更に他の実施例における
要部を示すものにして、バネ端部の拡大図、及びそのバ
ネ断面図である。 【図11】 本発明の更に他の実施例に係る装置の全体
の構成を示す斜視図である。 【図12】 同例におけるバネ端部付近の拡大図であ
る。 【図13】 従来例を示す図である。 【図14】 他の従来例を示す図である。 【図15】 同じく、更に他の従来例を示す図である。 【符号の説明】 1 対物レンズ 2 フォーカスコイル 2a 端末 3 トラッキングコイル 3a 端末 4 保持部材 4a 固定部 4b 凸部 5 ベース 6a 外ヨーク 6b 内ヨーク 7 マグネット 8 固定部材 8a 固定部 8b 凸部 9 バネ 9a バネ端部 9b,9c 突起部 9m スキ間 9d,9e,9p 壁部 9q 先端部 9r 屈曲部 9s 突起部 10 ゲル状のダンピング材 11 中継基板 14 ボス 15 溝 16 半田 17 丸穴 18 孔 19 バネ 19a バネ端部 19b 突起部 19e 屈曲部 29 コイルバネ 39 バネ 39g 端部 39h 梁状部分 39i 根元部分 39j 保持部部分 39n 端部本体部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 泉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−73426(JP,A) 特開 昭58−200437(JP,A) 特開 平2−232824(JP,A) 特開 昭63−311634(JP,A) 実開 平1−133315(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/095

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光学素子と、この光学素子を保持する保
    持部材と、その保持部材を変位可能なように支持する板
    バネ部材と、前記保持部材を所定の方向に駆動する駆動
    手段とからなる光学系支持装置において、 前記板バネ部材の少なくとも1箇所にスリット部を形成
    することにより前記板バネ部材と同一の連なる部材によ
    り保持部を形成し、該保持部は前記スリット部の周りに
    おいて、前記板バネ部材を折り曲げることによって形成
    された壁部を有しており、該保持部にゲル状のダンピン
    グ材を配するようにしたことを特徴とする光学系支持装
    置。
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