JP3407106B2 - 操作入力処理装置及び方法 - Google Patents

操作入力処理装置及び方法

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JP3407106B2 JP09273199A JP9273199A JP3407106B2 JP 3407106 B2 JP3407106 B2 JP 3407106B2 JP 09273199 A JP09273199 A JP 09273199A JP 9273199 A JP9273199 A JP 9273199A JP 3407106 B2 JP3407106 B2 JP 3407106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作入力処理装置及
び方法に関し、ユーザの入力操作に応じて、例えばコン
サートのチケットを発行する自動発券機などの操作入力
処理装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザ自身の入力操作に応じて自
動的にコンサートなどのチケットを発行する自動発券機
が提案されている。チケットの購入方法として、ユーザ
は、まず自動発券機を管理する管理会社から発行される
クレジットカードを契約により予め入手する。その後、
ユーザは、チケットを購入する際、入手したクレジット
カードを例えば小売店などに設置されている自動発券機
に挿入し、タッチパネルの指示に従ってコンサート内容
を入力操作することにより、自動発券機から発券された
チケットを得ることができ、代金は、クレジットカード
によって決済するようになされている。
【0003】すなわち、図22に示すように、自動発券
機1は、パーソナルコンピュータによって構成された信
号処理部2を有し、その中央処理ユニット(CPU)に
よって自動発券機1全体の動作を、ハードディスク3に
記憶されているオペレーティングシステム(OS)・プ
ログラム及び自動発券機1を動作させるアプリケーショ
ン・プログラムでなるソフトウェア資源を用いて制御す
る。
【0004】表示部4は、タッチパネル機能をもつ表示
画面を有し、信号処理部2の指示に基づく画面を表示し
たり、表示画面を介して入力されたユーザの入力操作情
報を信号処理部2に通知する。
【0005】カードリーダ5は、自動発券機1を管理す
る管理会社との契約によって発行されたクレジットカー
ドのカード挿入装置を有し、当該カード挿入装置に挿入
されたクレジットカードに書き込まれている本人を証明
するための識別情報を読み出して、当該識別情報を信号
処理部2に通知する。
【0006】プリンタ6は信号処理部2からの情報に応
じてコンサートなどのチケットを発券する。無停電電源
7は、電源が切られたとき、所定時間、当該自動発券機
1の動作を保持するためのものであり、信号処理部2に
電源が切られたことを通知して、電源を切る際の前処理
であるシャットダウン処理を行わせる。
【0007】信号処理部2は、モデム8を介して例えば
公衆回線でなる伝送路9に接続され、送信データをモデ
ム8において所定の変調方式で変調処理してセンタに設
置されたホストコンピュータに送信すると共に、当該ホ
ストコンピュータから送信されてきた受信信号をモデム
8において復調処理して受信する。
【0008】かくして、カードリーダ5に、クレジット
カードが挿入されたとき、信号処理部2は、当該クレジ
ットカードから読み出された識別情報をモデム8及び伝
送路9を介してホストコンピュータに送信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの自動発券
機1において、例えば当該自動発券機1の運用を管理す
る運用管理者が、シャットダウン処理(電源を切る際の
前処理)を行わずに誤って電源を切るおそれがあり、そ
の対策として無停電電源7が設けられている。無停電電
源7は、電源が切られたことを信号処理部2に通知して
シャットダウン処理を行わせ、これによりハードディス
ク3の駆動部が故障することを防止する目的で設けられ
ている。
【0010】因に、ハードディスク3は、シャットダウ
ン処理をせずに電源を切ると、データを読み書きするた
めの磁気ヘッドが回転中のディスクに接触することによ
って、ハードディスク3を損傷して記録されているプロ
グラムを破壊するおそれがある。特にオペレーティング
システムの記憶領域を損傷すると、信号処理部2が自動
発券機1を立ち上げることができなくなるといったよう
な復旧不可能な故障に至るおそれがある。
【0011】そこで、図22のように構成しても、無停
電電源7や、ハードディスク3を必要とするために、全
体として構成及び保守作業が複雑になる問題がある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して一段と信頼性を向上し得ると共に、構
成及び保守作業が一段と簡便な操作入力処理装置及び方
法を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、基本プログラム記憶部11Bに記
憶されている第1のプログラムデータを用いてテスト用
操作入力実行部11Cをシミュレーション動作させる際
に、第1のプログラムデータのうちシミュレーション動
作の際に使用された第2のプログラムデータを抽出する
シミュレーション装置手段11と、シミュレーション装
置手段11によって抽出された第2のプログラムデータ
を第3のプログラムデータとして記憶する処理プログラ
ム配布メモリ手段12(12A、12B、12C……)
と、処理プログラム配布メモリ手段12(12A、12
B、12C……)の第3のプログラムデータを外部供給
データとして受けて操作入力実行部23を駆動制御する
操作入力処理手段13(13A、13B、13C……)
とを具え、ユーザが操作入力処理手段13(13A、1
3B、13C……)に対して入力操作をしたとき、基本
プログラム記憶部11Bの第1のプログラムデータの一
部を用いて操作入力実行部33を駆動制御する。
【0014】テスト用操作入力実行部11Cをシミュレ
ーション操作させる際に基本プログラム記憶部11Bに
対して与えた読出命令に対応するプログラムデータを蓄
積することにより基本プログラム記憶部11Bに記憶さ
れている第1のプログラムデータの一部を抽出して処理
プログラム配布メモリ手段12を介して操作入力処理手
段13(13A、13B、13C……)に外部供給デー
タとして供給できるようにし得、これにより、基本プロ
グラム記憶部11Bのプログラムデータに対して損傷を
与えるようなおそれなく複数の操作入力処理手段13
(13A、13B、13C……)に対して簡易かつ安全
に基本プログラム記憶部11Bのプログラムデータを供
給することができる。
【0015】かくするにつき、操作入力処理手段13
(13A、13B、13C……)においてプログラムデ
ータを修正できるようにしたことにより、ユーザが使い
易い操作入力処理手段13(13A、13B、13C…
…)を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0017】(1)操作入力処理装置の全体構成 図1において、10は全体として例えばコンサートのチ
ケットをユーザの入力操作に応じて発券する自動発券機
でなる操作入力処理装置を示し、シミュレーション装置
部11と、処理プログラム配布メモリ部12と、操作入
力処理部13とを有する。
【0018】シミュレーション装置部11は、標準装備
のオペレーティングシステム・プログラム(OS)及び
アプリケーション・プログラムを有するソフトウェア資
源から、ハードウェアである自動発券機を駆動制御する
ために必要なオペレーティングシステム・プログラム
(OS)データ及びアプリケーション・プログラムデー
タを抽出して、複数の処理プログラム配布メモリ部12
に書き込む。
【0019】処理プログラム配布メモリ部12は、自動
発券機を駆動制御するために必要なオペレーティングシ
ステム・プログラム(OS)データ及びアプリケーショ
ン・プログラムデータを、それぞれ地域的に分散するよ
うに設置された複数の自動発券機に対して外部供給デー
タとして供給する。
【0020】操作入力処理部13は、それぞれ処理プロ
グラム配布メモリ部12から供給されるオペレーティン
グシステム・プログラム(OS)データ及びアプリケー
ション・プログラムデータに基づいて、ユーザが操作入
力する操作入力信号に応じて、指定されたチケットを発
券するような処理を実行する。
【0021】(2)シミレーション装置部 シミュレーション装置部11は、パーソナルコンピュー
タでなるテスト実行処理部11Aを有し、ユーザがテス
ト実行処理部11Aを入力操作したとき、基本プログラ
ム記憶部11Bに対してプログラムデータの読出指令を
与える。
【0022】基本プログラム記憶部11Bは、ハードデ
ィスクドライブ装置によって構成され、その一部に操作
入力処理部13を発券動作させるためのオペレーティン
グシステム・プログラム及びアプリケーション・プログ
ラムを格納し、テスト実行処理部11Aから読出命令コ
マンド(IDEコマンドと呼ぶ)が与えられたとき、当
該プログラムデータをテスト実行処理部11Aに供給す
る。これにより、操作入力処理部13において、パーソ
ナルコンピュータ構成の操作入力制御部32によって駆
動制御される、自動発券機でなる操作入力処理部33と
同じ構成のテスト用操作入力実行部11Cがテスト動作
するに必要とされるオペレーティングシステム(OS)
・プログラム及びアプリケーション・プログラムを基本
プログラム記憶部11Bから得たテスト実行処理部11
Aによつて、テスト制御動作される。
【0023】基本プログラム記憶部11Bは、オペレー
ティングシステム(OS)・プログラムと共に、種々の
データ処理動作を実行するための多数のアプリケーショ
ン・プログラムを標準装備として、例えばハードディス
ク構成の記録媒体に格納しており、当該格納されている
オペレーティングシステム(OS)・プログラム及びア
プリケーション・プログラムのうちの一部(読出命令コ
マンドによって指定されたファイルに格納されているプ
ログラムデータ)をテスト実行処理部11Aに供給する
ことにより処理動作をさせる。
【0024】これに加えて、テスト実行処理部11Aは
テスト用操作入力実行部11Cに対するテスト動作をす
る前に、ユーザの入力操作に応じて、図2に示す前処理
ルーチンRT0を実行する。
【0025】前処理ルーチンRT0において、テスト実
行処理部11Aの中央処理ユニット(CPU)はステッ
プSP1に入って、処理プログラム配布メモリ部12の
記憶データを操作入力処理部13に書き込むためのアク
セス制御プログラムを、基本プログラム記憶部11Bの
ファイルデータメモリエリアに書き込む処理を実行する
と共に、次のステップSP2において当該アクセス制御
プログラムのファイル名を基本プログラム記憶部11B
のファイル名メモリエリアに記述する。かくしてテスト
実行処理部11Aは、ステップSP3において当該前処
理を終了する。
【0026】テスト実行処理部11Aから基本プログラ
ム記憶部11Bに与えられるファイル読出コマンド(I
DEコマンド)S1は、パーソナルコンピュータでなる
処理プログラム形成部11Dに読出コマンド・セクタ番
号変換回路11Eを介して与えられる。
【0027】読出コマンド・セクタアドレス変換回路1
1Eは、図3に示すように、テスト実行処理部11Aか
ら基本プログラム記憶部11Bにファイル読出コマンド
S1が与えられるごとに、当該ファイル読出コマンドS
1をインタフェース21を介して変換レジスタ22に受
ける。
【0028】変換レジスタ22はファイル読出コマンド
S1として時間直列に転送されて来るセクタアドレス指
定用の情報として、コマンド名、セクタ数、シリンダH
及びシリンダL(複数のハードディスクの1つを指定す
るための情報)、ドライブヘッド(ハードディスクの読
出面を指定するための情報)、セクタ番号(ドライブヘ
ッドによって読み取られるディスク面上のセクタ番号を
指定するための情報)が順次到来したとき、各情報を対
応するレジスタに取込保持する。
【0029】かくして変換レジスタ22に保持されたセ
クタ指定情報は、時間並列データでなるセクタアドレス
データS3としてバスインタフェース23を介してパー
ソナルコンピュータによって構成される処理プログラム
作成部11Dのバス24に送出され、処理プログラム作
成部11Dが図4のリードセクタ番号の取込処理ルーチ
ンを実行することにより、処理プログラム作成部11D
に設けられたセクタ・アクセス判定テーブル11Fにセ
クタ指定情報として蓄積する。
【0030】セクタ・アクセス判定テーブル11Fは、
図5に示すように、基本プログラム記憶部11Bの全て
の単位メモリエリアアドレス(この実施の形態の場合、
ハードディスクの一連のセクタ番号で以下この一連のセ
クタ番号を論理セクタ番号と呼ぶ)に対応する1ビット
構成の多数のメモリエリアを有し、基本プログラム記憶
部11Bの所定の単位メモリエリアからファイルデータ
(通常は複数のセクタを使って格納されている)が読み
出されたとき、対応するセクタ番号が読出コマンド・セ
クタアドレス変換回路11Eを介して指定されることに
より、当該指定されたメモリエリアに論理「1」(「リ
ードあり」情報)でなるフラグデータを記憶し、これに
対して読み出されていないとき論理「0」(「リードな
し」情報)を表すフラグデータを記憶する。
【0031】ここで、基本プログラム記憶部11Bは、
図5に示すように、各ファイル名に対して所定の複数の
セクタ番号が割り当てられ、各ファイル名のファイルデ
ータ量が少ないときには、初めのセクタ番号部分だけに
ファイルデータを書き込み、残るセクタ番号部分にはフ
ァイルデータを書き込まない状態(このメモリエリアを
「空きセクタ」と呼ぶ)で、プログラムデータを格納し
ている。
【0032】そこで、読出コマンドによって指定された
ファイル名に割り当てされたセクタのうち、実際にプロ
グラムデータが格納されているセクタに対応するセクタ
・アクセス判定テーブル11Fのセクタ番号のメモリエ
リアK1だけに論理「1」のフラグデータが書き込ま
れ、それ以外の「空きセクタ」のセクタ番号のメモリエ
リアK2に論理「0」のフラグデータが書き込まれる。
【0033】また、基本プログラム記憶部11Bは記憶
媒体として 640〔MB〕のハードディスクが用いられ、
そのセクタ番号「0」〜「1310720 」ごとにシステムデ
ータ及びファイルデータの記憶単位データを記憶するよ
うになされ、これに応じてセクタ・アクセス判定テーブ
ル11Fは基本プログラム記憶部11Bのセクタ番号
「0」〜「1310720 」に対応するアドレス番号「0」〜
「1310720 」のメモリエリアを有する。
【0034】さらに、基本プログラム記憶部11Bは、
セクタ番号「0」〜「1310720 」について、1セクタ=
512 〔B〕、クラスタ数 40960(1クラスタ=4セク
タ)のメモリエリアを指定できるように構成されてい
る。
【0035】図4のリードセクタ番号の取込処理ルーチ
ンRT1において、処理プログラム作成部11DのCP
Uは、ステップSP11においてセクタ・アクセス判定
テーブル11Fを初期化(すべてのセクタ番号のフラグ
データを「0」にリセットする)した後、ステップSP
12において、読出命令コマンド(IDEコマンド)で
なるファイル読出コマンドS1に基づいて読出コマンド
・セクタアドレス変換回路11Eから得られるセクタア
ドレスデータS3を読み込んで、ステップSP13にお
いて当該セクタアドレスデータS3がリードコマンドか
否かの判断をし、否定結果が得られたとき(このことは
読出命令コマンド(IDEコマンド)が基本プログラム
記憶部11Bからプログラムデータを読み出すためのコ
マンドではないことを意味する)、上述のステップSP
12に戻って次の読出命令コマンド(IDEコマンド)
の取得処理を繰り返す。
【0036】これに対して、ステップSP13において
肯定結果が得られたとき(このことは基本プログラム記
憶部11Bからプログラムデータを読み出すことを命令
するコマンドが得られたことを意味する)、処理プログ
ラム作成部11DはステップSP14においてセクタア
ドレスデータS3によって指定されたセクタ番号、シリ
ンダ番号、ドライブヘッド番号に基づいて、読み出すべ
きファイル名のデータが格納されているメモリ位置(セ
クタ番号)を算出する。
【0037】続いて処理プログラム作成部11Dはステ
ップSP15に移ってセクタ・アクセス判定テーブル1
1Fの当該算出したセクタ番号のメモリエリアに論理
「1」のフラグを書き込み、これにより基本プログラム
記憶部11Bのデータのうち読出コマンドによって読み
出すべきプログラムデータのセクタ番号がセクタ・アク
セス判定テーブル11Fに書き込まれる。
【0038】その後処理プログラム作成部11Dは、ス
テップSP16において終了キーが押されたか否かを判
断をし、否定結果が得られたとき(このことはユーザに
よる処理メニューの選択が終了していないことを意味す
る)、上述のステップSP12に戻って次の読出コマン
ドについての処理を繰り返す。
【0039】この読出コマンドについての繰返し処理
は、ユーザがテスト実行処理部11Aに対して、テスト
用操作入力実行部11Cが発券機としての機能を実行す
るために必要な動作を指定操作するごとに繰り返される
と共に、ユーザが、前処理ルーチンRT0(図2)によ
って基本プログラム記憶部11Dに書き込んだアクセス
制御プログラムについの読出処理を指定操作したときに
も実行され、これによりアクセス制御プログラムのファ
イルデータについてのセクタ・アクセス判定フラグデー
タも、他のフラグデータと共に、セクタ・アクセス判定
テーブル11Fに蓄積される。
【0040】これに対して、ステップSP16において
肯定結果が得られたとき(このことはユーザによって指
定された処理メニューに関する読出コマンドの処理が終
了したことを意味する)、処理プログラム作成部11D
はステップSP17においてセクタ・アクセス判定テー
ブル11Fを保存した後、ステップSP18において当
該リードセクタ番号の取込処理ルーチンを終了する。
【0041】かくして、ユーザの入力操作により、テス
ト実行処理部11Aが、パーソナルコンピュータとして
の処理動作によって基本プログラム記憶部11Bに格納
されているプログラムデータの一部を抽出することによ
り、テスト用操作入力実行部11Cを自動発券動作させ
るための一連のプログラム処理動作を実行したとき、当
該実行された一連の処理動作の際にテスト実行処理部1
1Aから基本プログラム記憶部11Bに与えられたファ
イル読出コマンドS1によってアクセスされたセクタ番
号が、セクタ・アクセス判定テーブル11Fに判定フラ
グ「1」又は「0」として抽出記憶された状態が得られ
る。
【0042】このセクタ・アクセス判定テーブル11F
への抽出記憶動作が終了すると、ユーザは、テスト実行
処理部11A及び処理プログラム作成部11Dの電源を
落とした後、基本プログラム記憶部11Bをテスト実行
処理部11Aから切り離して処理プログラム作成部11
Dに接続し、その後処理プログラム作成部11Dのパー
ソナルコンピュータ動作を利用して図6に示すファイル
データ格納処理ルーチンRT2を実行させる。
【0043】ファイルデータ格納処理ルーチンRT2に
おいて、処理プログラム作成部11Dは、ステップSP
21において作業ファイルメモリ11Gを開設した後、
ステップSP22においてセクタ・アクセス判定テーブ
ル11Fの記憶内容を作業ファイルメモリ11Gに読み
込んだ後、ステップSP23において処理プログラム作
成部11Dに接続し直された基本プログラム記憶部11
Bからディレクトリを読み込む。
【0044】この実施の形態の場合、基本プログラム記
憶部11Bは、図5に示すように、セクタ番号「0」〜
「415 」までのメモリエリアに初期プログラムローダ
(Initial Program Loader:IPL)などのシステムエ
リアと、メインファイル割当テーブル(File Allocatio
n Table :FAT)と、そのコピーデータを記憶するサ
ブファイル割当テーブル(サブFAT)と、ルートディ
レクトリとが格納されている。
【0045】また、セクタ番号「416 」〜「7999」のフ
ァイルメモリエリアには、ファイル名A.DAT、B.
DAT、C.DAT……のプログラムデータが格納され
ている。
【0046】さらに、セクタ番号「8000」を先頭アドレ
スとするファイルメモリエリアには、サブディレクトリ
DIRAと、ファイル名A1.EXE、A2.DAT、
A3.SYS……のプログラムデータが格納されてい
る。
【0047】さらに、セクタ番号「56000 」を先頭アド
レスとするファイルメモリエリアには、サブディレクト
リDIRBと、ファイル名B1.DAT、B2.DAT
……のプログラムデータが格納されている。
【0048】初期プログラムローダ(IPL)は、基本
プログラム記憶部11Bのプログラムデータに基づく処
理動作を立ち上げるためのプログラムデータである。
【0049】また、メインファイル割当テーブル(メイ
ンFAT)及びサブファイル割当テーブル(サブFA
T)は、基本プログラム記憶部11Bのハードディスク
上の一連の論理セクタ番号を管理するためのデータであ
る。
【0050】さらに、ルートディレクトリは、図7に示
すように、セクタ番号「416 」を先頭アドレスとするデ
ータ記憶領域に格納されている「ファイル名」A.DA
T、B.DAT、C.DAT……と、これに続くサブデ
ィレクトリDIRAのアドレス(すなわち「FATエン
トリ」)「2」、「4」、「6」……と、「ファイルサ
イズ」「18000 」、「24000 」、「16000 」……、及び
「その他の情報」を順次記載しており、これによりファ
イル名A.DAT、B.DAT、C.DAT……及びサ
ブディレクトリDIRAのファイルのプログラムデータ
名をクラスタアドレス分類を用いたアドレスとしてそれ
ぞれアクセスできるようになされている。
【0051】サブディレクトリDIRAは、図8に示す
ように、セクタ番号「8000」を先頭アドレスとするメモ
リエリアに格納されている「ファイル名」A1.EX
E、B2.DAT、A3.SYSと、次のサブディレク
トリDIRBのファイルが存在するクラスタアドレスで
なる「FATエントリ」と、「ファイルサイズ」と、
「その他の情報」とが記載されており、これにより当該
メモリエリアに格納されているプログラムデータをアク
セスできるようになされている。
【0052】さらに、サブディレクトリDITBは、図
9に示すように、セクタ番号「56000 」を先頭とするメ
モリエリアに格納されている「ファイル名」B1.DA
T、B2.DATのファイルが存在するクラスタアドレ
スでなる「FATエントリ」と、「ファイルサイズ」
と、「その他の情報」とが書き込まれており、これによ
り当該メモリエリアのプログラムデータをアクセスでき
るようになされている。
【0053】このようなメモリ構成に基づいて、処理プ
ログラム作成部11Dはファイルデータ格納処理ルーチ
ン(図6)のステップSP23において、まず基本プロ
グラム記憶部11Bからシステムデータとしてのルート
ディレクトリ(図7)を読み込んだ後、次のステップS
P24において読み込むべきディレクトリが終了したか
否かの判断をし、否定結果が得られたとき(このことは
サブディレクトリDIRA、DIRBが存在することを
意味する)、ステップSP25に移ってルートディレク
トリから「ファイル名」A.DAT、B.DAT、C.
DAT……の「FATエントリ」を取り出す。
【0054】その後処理プログラム作成部11Dは、ス
テップSP26において、ファイルが存在する位置をク
ラスタアドレスによって記載されている「FATエント
リ」をセクタ番号に変換する。
【0055】続いて処理プログラム作成部11Dは、ス
テップSP27において、当該変換処理によって得られ
たセクタ番号を用いてセクタ・アクセス判定テーブル1
1Fの同じセクタ番号のメモリエリアに格納されている
フラグデータの値が論理「1」であるか又は論理「0」
であるかを判定する。
【0056】当該判定結果が論理「1」である場合、こ
のセクタ番号のファイルが、リードセクタ番号の取込処
理ルーチンRT1(図4)において、IDEコマンドに
よって読み出されたことを意味しており、このとき処理
プログラム作成部11Dは、ステップSP28において
ユーザがデータ抽出モードを操作入力したことを確認し
た後、ステップSP29において操作入力されたデータ
抽出モードが、「ファイル抽出モード」であるか、「フ
ァイル・セクタ抽出モード」であるか、「ファイル・セ
クタ抽出・圧縮モード」であるかの判定をする。
【0057】これらの抽出モードは、処理プログラム配
布メモリ部12としてできるだけ小容量の記憶媒体(こ
の実施の形態の場合、ICメモリ構成のコンパクトフラ
ッシュメモリ程度の記憶容量のもの)を適用できるよう
にするため、基本プログラム記憶部11Bから処理プロ
グラム配布メモリ部12に供給すべきファイルデータに
対する圧縮手法を選択できるようにするもので、この実
施の形態の場合、図10に示すような「ファイル抽出モ
ード」と図11に示すような「ファイル・セクタ抽出モ
ード」と、図12に示すような「ファイル・セクタ抽出
・圧縮モード」とをユーザが選択できるようになされて
いる。
【0058】「ファイル抽出モード」(図10)は、シ
ステムデータ(初期プログラムローダ(IPL)ないし
ルートディレクトリ)のメモリエリアと、セクタアドレ
ス変換テーブルのメモリエリアと、起動用OSデータフ
ァイルのメモリエリアとにデータを圧縮せずに記憶する
のに対して、それ以外のメモリエリア(すなわちファイ
ルデータメモリエリア)に、セクタ・アクセス判定テー
ブル11Fにおいて論理「1」のフラグデータが得られ
たファイルデータを、ファイル単位で、空きメモリエリ
アを作らないように順次詰めるように、各ファイルのプ
ログラムデータを記憶する。この結果処理プログラム配
布メモリ部12は、基本プログラム記憶部11Bのファ
イルデータと比較して、セクタ・アクセス判定テーブル
11Fにおいて論理「0」のフラグデータが得られたセ
クタ番号のファイルデータ(このデータはリードセクタ
の取込処理ルーチンRT1(図4)において抽出されな
かったファイルデータである)の記憶エリアを必要とし
ない分、格段的に小さなメモリ容量のものを適用でき
る。
【0059】この実施の形態の場合、当該「ファイル抽
出モード」によって使用できるメモリ媒体として、容量
32〔MB〕、セクタ数65536 及びクラスタ数 65536÷4
セクタ= 16384程度のメモリ容量のコンパクトフラッシ
ュメモリを用いる。
【0060】また、「ファイル・セクタ抽出モード」
(図11)は、初期プログラムローダ(IPL)ないし
ルートディレクトリのメモリエリアと、セクタアドレス
変換テーブルのメモリエリアと、起動用OSデータのメ
モリエリアとに圧縮処理をしないデータとして記憶する
のに対して、それ以外のファイルデータメモリエリア
に、リードセクタ番号の取込処理ルーチン(図4)にお
いてアクセスされたプログラムデータを、セクタ単位で
空間メモリエリアを残さずに詰めるような記憶の仕方
で、ファイルデータを抽出する。
【0061】この「ファイル・セクタ抽出モード」は、
ファイルデータのメモリエリアにおいて、セクタ単位で
空きメモリエリアを作らないように詰めたファイルデー
タを作成できる点において、「ファイル抽出モード」
(図10)の場合と比較して一段と空きメモリ領域を少
なくできる。
【0062】因に、「ファイル抽出モード」(図10)
のように、ファイル単位でファイルデータを空きなく詰
めた場合、ファイルの中にプログラムデータをもたない
セクタ番号が含まれていても当該プログラムデータをも
たないメモリエリアをプログラムデータで詰めることが
できないのに対して、「ファイル・セクタ抽出モード」
(図11)によってファイルデータを抽出した場合に
は、当該プログラムデータをもたないセクタを残さない
ようにできる分、データの圧縮効率を高めることができ
る。
【0063】この「ファイル・セクタ抽出モード」(図
11)によって圧縮すれば、処理プログラム配布メモリ
部12として、メモリ容量16〔MB〕、セクタ数 3276
8、クラスタ数 8192 のメモリ容量のコンパクトフラッ
シュメモリを用意すればよいことになる。
【0064】また、「ファイル・セクタ抽出・圧縮モー
ド」は図12に示すように、初期プログラムローダ(I
PL)ないしルートディレクトリのメモリエリアと、セ
クタアドレス変換テーブルのメモリエリアと、起動用O
Sデータのメモリエリアとに圧縮しないデータとして記
憶するのに対して、それ以外のファイルデータメモリエ
リアにおいて、「ファイル・セクタ抽出モード」(図1
1)のファイルデータを所定の圧縮方式(例えばLZW
法)を用いて圧縮処理してファイルデータとして抽出す
る。
【0065】この「ファイル・セクタ抽出・圧縮モー
ド」(図12)は、「ファイル・セクタ抽出モード」
(図11)をさらにデータ圧縮処理をするようにした
分、「ファイル・セクタ抽出モード」(図11)の場合
よりさらに一段と少ないメモリ容量の記憶媒体を、処理
プログラム配布メモリ部12として適用できる。
【0066】因に、この実施の形態の場合、処理プログ
ラム配布メモリ部12として、メモリ容量10〔MB〕、
セクタ数 2047 、クラスタ数 511のコンパクトフラッシ
ュメモリを適用する。
【0067】「ファイル抽出モード」(図10)及び
「ファイル・セクタ抽出モード」(図11)によって記
憶されたプログラムデータの場合、システムデータを用
いてセクタアドレス変換テーブルをひくことにより、各
ファイルデータをアクセスでき、また、「ファイル・セ
クタ抽出・圧縮モード」(図12)の場合には、ファイ
ルデータを逆圧縮することにより解凍した後、システム
データによってシステムアドレス変換テーブルをひくこ
とにより各ファイルデータをアクセスできる。
【0068】かくしてユーザが処理プログラム作成部1
1Dにおいて、指定したモードが「ファイル抽出モー
ド」(図10)、又は「ファイル・セクタ抽出モード」
(図11)、又は「ファイル・セクタ抽出・圧縮モー
ド」(図12)のどのモードが何であるかを、処理プロ
グラム作成部11DがステップSP29(図6)におい
て判定し、「ファイル抽出モード」が指定されていると
き処理プログラム作成部11Dは、ステップSP30に
おいて、セクタ・アクセス判定テーブル11Fにおいて
フラグデータが論理「1」であると判定されているファ
イルデータを、基本プログラム記憶部11Bから読み出
して、空ファイルメモリエリアがない状態で、作業用フ
ァイルメモリ11G(図13)に書き込む処理をした
後、ステップSP31に移る。
【0069】これに対して、ステップSP29におい
て、「ファイル・セクタ抽出モード」又は「ファイル・
セクタ抽出・圧縮モード」が指定されているといった判
定結果が得られたとき、処理プログラム作成部11D
は、ステップSP32に移って、作業用ファイルメモリ
11Gに、アクセスされたセクタのプログラムデータ
を、順次空きセクタ番号がないように詰めるようなセク
タ番号に、書き込んで行く。
【0070】このとき、処理プログラム作成部11D
は、次のステップSP33において、システムデータに
よって指定されたセクタ番号から作業用ファイルメモリ
Gに書き込んだセクタ番号への変換をセクタ変換テーブ
ルに書き込んだ後、上述のステップSP31に移る。
【0071】その後、処理プログラム作成部11Dは、
ステップSP30及びSP32においてファイルデータ
又はセクタデータを間を詰めた状態に変換したことに伴
って、ステップSP31において、基本プログラム記憶
部11Bのルートディレクトリ(図7)について、各フ
ァイルデータの作業用ファイルメモリ11Gの新たなア
ドレス(すなわちクラスタアドレスFATエントリ)
に、変更する。
【0072】続いて、処理プログラム作成部11Dは、
ステップSP34に移って、ルートディレクトリ(又は
サブディレクトリ)中のファイルの作業用ファイルメモ
リ11Gへの書込みが終了したか否かの判断をし、否定
結果が得られたとき上述のステップSP25に戻って当
該残ったファイルについての作業用ファイルメモリ11
Gの書込処理を繰り返す。
【0073】また、処理プログラム作成部11Dは、上
述のステップSP27において、セクタ・アクセス判定
テーブル11Fのフラグデータの値が論理「0」である
と判断したセクタ番号について(このことは、テスト実
行処理部11Aのテスト実行処理において、当該セクタ
のファイルを基本プログラム記憶部11Bから取り込ま
なかったことを意味する)、上述のステップSP25に
移って次のファイルの処理を繰り返す。
【0074】やがてルートディレクトリ(又はサブディ
レクトリ)中のすべてのファイルについての処理が終了
すると、処理プログラム作成部11DはステップSP3
4において肯定結果を得ることにより上述のステップS
P23に戻り、新たなルートディレクトリ(又はサブデ
ィレクトリ)についてのファイルの書込処理を実行す
る。
【0075】このようにして、基本プログラム記憶部1
1Bのルートディレクトリ(又はサブディレクトリ)に
記載されているすべてのファイルに関して、セクタ・ア
クセス判定テーブル11Fの対応するセクタ番号に論理
「1」のフラグデータが書き込まれているファイルにつ
いて、処理プログラム作成部11Dは、当該プログラム
データを基本プログラム記憶部11Bから作業用ファイ
ルメモリ11Gのデータメモリエリアに、ファイル番号
又はセクタ番号の空きがないように詰めた状態で書き込
んで行く。
【0076】やがてすべてのディレクトリ(又はサブデ
ィレクトリ)についての処理が終了すると、処理プログ
ラム作成部11DはステップSP24において肯定結果
を得て、ステップSP35に移る。
【0077】このとき処理プログラム作成部11Dは、
初期プログラムローダ(IPL)などのシステムエリア
とメインFAT、サブFATの書き込みをした後、ステ
ップSP36においてデータ抽出モードが「ファイル・
セクタ抽出・圧縮モード」であるか否かの判断をし、
「圧縮するモード」であるときにはステップSP37に
おいて作業用ファイルメモリ11Gの記憶データを、所
定のデータ圧縮方式(例えば圧縮方式LZW法)によっ
て圧縮して、ステップSP38に移る。
【0078】これに対してステップSP36において
「圧縮しないモード」であると判断したとき(このこと
は、「ファイルセクタ抽出モード」又は「ファイル・セ
クタ抽出モード」で、データの抽出がなされたことを意
味する)、処理プログラム作成部11DはステップSP
37をジャンプしてステップSP38に移る。
【0079】このステップSP38において処理プログ
ラム作成部11Dは、作業用ファイルメモリ11Gに書
き込まれたプログラムデータをシミュレーション装置部
11の接続ポート25に接続されたコンパクトフラッシ
ュメモリで構成された処理プログラム配布用メモリ部1
2に書き込む。
【0080】続いて処理プログラム作成部11Dは、ス
テップSP39において、ユーザが「書込モード(WR
ITE)」の設定操作をするのを待ち受け、操作入力さ
れた書込みモード指定データを処理プログラム配布メモ
リ部12に書き込んで、ステップSP40において、当
該ファイルデータ格納処理ルーチンRT2を終了する。
【0081】ステップSP39における「書込モード
(WRITE)」の設定処理は、操作入力制御部32が
処理プログラム配布メモリ部12に記憶されているプロ
グラムデータを用いて操作入力実行部33を自動発券動
作させる際に、当該プログラムデータのオペレーティン
グシステム(OS)・プログラムが操作入力制御部32
に対して「所定のデータをメモリに書く」ことを内容と
する処理命令を発生したことき、このデータの書込処理
の仕方を予め指定するもので、書込データを保存する
『書込データ保存モード』、書込データを保存しない
『書込データ非保存モード』及びデータの書き込みをし
ない『データ非書込モード』のいずれかを指定する。
【0082】実際上、かかるファイルデータ格納処理ル
ーチンRT2(図6)の処理は、操作入力処理部13が
複数個(13A、13B、13C……)分散して配設さ
れているとき、当該複数の操作入力処理部13(13
A、13B、13C……)に対して、それぞれ複数の処
理プログラム配布メモリ部12(12A、12B、12
C……)の接続ポート12Xをシミュレーション装置部
11の接続ポート25に接続してプログラムデータの書
込処理を繰り返す。
【0083】その結果、複数の操作入力部処理13(1
3A、13B、13C……)に対してそれぞれ操作入力
実行部33を自動発券処理動作させるためのオペレーテ
ィングシステム(OS)・プログラム及びアプリケーシ
ョン・プログラムを記憶した複数の処理プログラム配布
メモリ部12(12A、12B、12C……)をシミュ
レーション装置部11において作成できる。
【0084】(3)操作入力処理部 操作入力処理部13(13A、13B、13C……)
は、接続ポート31に処理プログラム配布メモリ部12
(12A、12B、12C……)の接続ポート12Xが
接続されたとき、処理プログラム配布メモリ部12(1
2A、12B、12C……)をそれぞれパーソナルコン
ピュータでなる操作入力制御部32に接続し、その操作
入力制御部32に対してユーザが入力操作をしたとき、
操作入力制御部32がそれぞれ処理プログラム配布メモ
リ部12(12A、12B、12C……)に格納されて
いるプログラムデータを用いて、操作入力実行部33を
自動発券機として駆動制御する。
【0085】操作入力制御部32は、操作入力処理部1
3(13A、13B、13C……)の制御ポート31に
処理プログラム配布メモリ部12(12A、12B、1
2C……)が接続された状態においてユーザによつて電
源が投入されと、図14に示す操作入力処理ルーチンR
T3を実行する。
【0086】このとき操作入力制御部32のCPUは、
ステップSP41において、操作入力制御部32自身の
ROMに格納されている起動プログラムを実行した後、
ステップSP42において処理プログラム配布メモリ部
12に対する初期プログラムローダ(IPL)を実行
し、この結果処理プログラム配布メモリ部12に格納さ
れているプログラムデータを、外部供給データとして、
操作入力制御部32に読み取る状態になる。
【0087】続いて操作入力制御部32は、ステップS
P43において、処理プログラム配布メモリ部12から
供給される外部供給データからアクセス制御プログラム
が記載されているファイル名を読み取った後、ステップ
SP44において外部供給データのアクセス制御プログ
ラムを実行すると共に、当該アクセス制御プログラムデ
ータを自分のRAM内に開設した作業用メモリに常駐さ
せる。
【0088】続いて操作入力制御部32は、ステップS
P45において、外部供給データによるオペレーティン
グシステム(OS)・プログラムを起動して、ステップ
SP46において当該外部供給データによるアプリケー
ション・プログラムを実行する。
【0089】かくして操作入力制御部32は、当該アプ
リケーション・プログラムを実行することにより、操作
入力実行部33を自動発行機として駆動制御する。
【0090】このようなステップSP45及びSP46
における操作入力実行部33に対する駆動制御処理は、
操作入力制御部32がステップSP47において終了動
作を確認するまで実行され、やがてステップSP47に
おいてユーザにより電源を落とす操作がされると、操作
入力制御部32はステップSP48において当該操作入
力処理ルーチンを終了する(このときアクセス制御プロ
グラムデータは消去される)。
【0091】このようにして操作入力制御部32はステ
ップSP44において常駐させたアクセス制御プログラ
ムを実行することにより、ユーザが基本プログラム記憶
部11Bのプログラムデータの一部を必要に応じて抽出
して処理プログラム配布メモリ部12に記憶させたプロ
グラムデータに基づいて、自動発券機を構成する操作入
力実行部33からの発券動作を確実に実行させることが
できる。
【0092】この実施の形態の場合、図14のステップ
SP44のアクセス制御プログラムに関する処理は、図
15に示す外部供給データのアクセス制御プログラムの
実行・常駐処理ルーチンに従って操作入力制御部32に
よって実行される。
【0093】操作入力制御部32は、ステップSP44
の外部供給データのアクセス制御プログラムの実行・常
駐処理ルーチンに入ると、ステップSP51において、
シミュレーション動作モードで動作しているか否かの判
断をする。
【0094】このステップSP51は、当該外部供給デ
ータのアクセス制御プログラムの実行・常駐処理ルーチ
ンが、操作入力処理部13の操作入力制御部32におけ
る実装動作モードにおいて起動されているものか、又は
シミュレーション装置部11のテスト実行処理部11A
におけるシミュレーション動作モードにおいて起動され
ているものかを判断するもので、否定結果が得られると
(このことは操作入力制御部32が処理プログラム配布
メモリ部12からプログラムデータを読み取る処理をす
る動作モードであることを意味する)、このとき操作入
力制御部32は、ステップSP52に移ってICデバイ
スでなるコンパクトフラッシュメモリで構成された処理
プログラム配布メモリ部12からプログラムデータを読
み取るためのアクセス処理に入り、動作モードフラグを
「CF」(コンパクトフラッシュ動作モードであること
を表す)として後、ステップSP53に移る。
【0095】このステップSP53は、操作入力制御部
32がパーソナルコンピュータの本来の動作として、外
部メモリデバイスとして接続されたコンパクトフラッシ
ュメモリ(すなわち処理プログラム配布メモリ12)か
ら、システムエリアのプログラムデータを読み込む処理
ステップで、続いて操作入力制御部32はステップSP
54に移って「書込モード(WRITE)」データを取
り込む。
【0096】この実施の形態の場合、操作入力制御部3
2は、処理プログラム作成部11Dのファイルデータ格
納処理ルーチンRT2(図6)のステップSP39につ
いて上述したように、「書込データ保存モード」、「書
込データ非保存モード」及び「データ非書込モード」の
3つの書込モードのうちの1つが、処理プログラム作成
部11Dにおいてユーザによって指定された動作状態に
なる。
【0097】続いて操作入力制御部32は、ステップS
P55において、抽出モードを取り込む。
【0098】この実施の形態の場合、抽出モードは、図
10、図11及び図12について上述したように、処理
プログラム配布メモリ部12にファイル名単位でプログ
ラムデータを空きなく詰めて記憶する「ファイル抽出モ
ード」と、セクタ単位でプログラムデータを空きなく詰
めて記憶する「ファイル・セクタ抽出モード」と、当該
ファイル・セクタ抽出モードで作成されたプログラムデ
ータを所定の圧縮方式で圧縮して記録する「ファイル・
セクタ抽出・圧縮モード」とがあり、いずれの抽出モー
ドを選択するかは、ファイルデータ格納処理ルーチンR
T2(図6)のステップSP28を処理プログラム作成
部11Dが実行する際に、ユーザによって指定される。
【0099】続いて操作入力制御部32は、ステップS
P56においてセクタアドレス変換テーブルを記憶すべ
きメモリエリアを自身のメインメモリ上に確保した後、
ステップSP57において処理プログラム配布メモリ部
12からセクタアドレス変換テーブルを当該確保された
メモリエリアに読み込み、ステップSP58に移る。
【0100】このステップSP58は、ユーザが操作入
力制御部32の入力手段を使ってプログラムデータを書
き込むべきことを指定したか否かを確認するもので、操
作入力制御部32は、ステップSP58において、キー
ボードにおいて「CONTRL」キー及び「W」キーが
同時押しされたか(このことはユーザが書込指令を入力
したことを意味する)否かの判断をし、肯定結果が得ら
れたときステップSP59において抽出モードが「ファ
イル・セクタ圧縮モード」か否かの判断をすると共に、
否定結果が得られたときステップSP60おいて書込モ
ードを「保存する」モードと置いてステップSP61に
移る。
【0101】かくして、操作入力制御部32が、ステッ
プSP58−SP59−SP60の処理を実行したと
き、このことは、ユーザが処理プログラム配布メモリ部
12から供給されたプログラムデータの一部を変更又は
追加して処理プログラム配布メモリ部12に書き込むこ
とができるように「保存する」動作モードに操作入力制
御部32が設定されたことを意味する。
【0102】これに対して、ステップSP59において
肯定結果が得られたとき、操作入力制御部32はステッ
プSP60をジャンプして(「ファイル・セクタ抽出・
圧縮モード」のプログラムデータが処理プログラム配布
メモリ部12に書き込まれているときには、解凍処理を
しない限りプログラムデータの変更又は追加ができない
ので、ステップSP60の処理はしない)ステップSP
61に移る。
【0103】またステップSP58において否定結果が
得られたとき、このことは、ユーザが操作入力制御部3
2に対してプログラムデータの変更又は追加処理を希望
していないことを意味し、このとき操作入力制御部32
はステップSP59、SP60の処理をジャンプしてス
テップSP61に移る。
【0104】このステップSP61の処理は、「書込モ
ード(WRITE)」は「保存しない」モードであるか
否かを確認するような処理をするステップで、肯定結果
が得られたとき(このことはプログラムデータを操作入
力制御部32の作業用メモリにおいて処理するだけで、
処理プログラム配布メモリ部12には書き込まない「書
込モード(WRITE)」が指定されていることを意味
する)、このとき操作入力制御部32はステップSP6
2において書込セクタデータエリアをメインメモリ上に
確保した後、ステップしSP63に移る。
【0105】これに対して、ステップSP61において
否定結果が得られたとき、このことは、設定されている
書込モード(WRITE)は、書込みデータを処理プロ
グラム配布メモリ部12に書き込む「保存する」モード
であるか、又はプログラムデータの「書込みをしない」
モードであることを意味し、このとき操作入力制御部3
2はステップSP62の処理をジャンプしてステップS
P63に移る。
【0106】ステップSP63はパーソナルコンピュー
タでなる操作入力制御部32の一連の処理プログラムの
うち、ディスクアクセスプログラムが書き込まれている
ベクタ番号(これをジャンプ先アドレス記載ベクタ「デ
ィスクBIOS(INT13H)」と呼ぶ)のプログラ
ム番地を保存する処理ステップで、かくして操作入力制
御部32は、当該ディスクアクセスプログラムが記憶さ
れているベクタ番号のプログラムを実行することによ
り、新たなソフトウェアプログラムを割込ませた後、当
該保存された「ディスクBIOS(INT13H)」の
プログラム番地に戻ることにより、操作入力処理部3の
パーソナルコンピュータとしての処理プログラムに戻る
ことにができるようになされている。
【0107】この処理に続いて操作入力制御部32は、
ステップSP64に移って割込先アドレス記載ベクタ
「ディスクBIOS(INT13H)」のプログラム番
地を新たなプログラム番地(ENTRY−A)に変更
し、その後ステップSP65において当該割込ベクタ番
号にエントリプログラム(ENTRY−A)を常駐させ
た状態で、当該外部供給データのアクセス制御プログラ
ムの実行・常駐処理ステップ(SP44)を終了する。
【0108】このようなステップSP51からステップ
SP52を通ってステップSP63に至る処理は、動作
モードが「CF」動作モード(すなわちコンパクトフラ
ッシュメモリを動作させる動作モードである)であると
きに、コンパクトフラッシュメモリでなる処理プログラ
ム配布部12から外部供給データとして供給されるプロ
グラムデータの読込処理をするために必要なアクセス制
御プログラムである。これに対して、ステップSP51
において肯定結果が得られることにより、指定されてい
る動作モードが「HDD」動作モードであることを確認
する(このことは、当該アクセス制御プログラムが、上
述のテスト実行処理部11Aにおいて、基本プログラム
記憶部11Bのハードディスクドライブ装置からプログ
ラムデータを読み取るために使用される動作モードにあ
ることを意味する)と、操作入力制御部32は、ステッ
プSP66において動作モードフラグを「HDD」とし
た後上述のステップSP63に移り、これにより処理プ
ログラム配布メモリ部12からのプログラムデータの処
理をするために用意されているステップSP51〜SP
62を実行しないようになされている。
【0109】このようにして、操作入力制御部32は、
その後処理プログラム配布メモリ部12から読み取った
プログラムデータに基づいてそのオペレーティングシス
テムから割込先アドレス記載セクタ「ディスクBIOS
(INT13H)」がアクセスされたとき、図16に示
すような割込処理ルーチンRT4において、ステップS
P65において常駐処理された割込処理プログラムEN
TRY−Aを実行する。
【0110】割込処理ルーチンRT4は、操作入力制御
部32が処理プログラム配布メモリ部12から取り込ん
だプログラムデータを実行する際に、当該プログラムデ
ータによって割込処理ルーチンRT4の実行を指定され
るごとに、ステップSP71に入って、指定されている
動作モードが「CF」動作モードか「HDD」動作モー
ドであるかを判定する。
【0111】ここで、「CF」フラグが立っている動作
モードであると判定すると(このことは操作入力処理部
13に処理プログラム配布メモリ部12が接続された状
態において、当該割込処理ルーチンRT4が実行されて
いることを意味する)、このとき操作入力制御部32は
ステップSP72に移って割込先アドレス記載ベクタ
「ディスクBIOS(INT13H)」に記載されたア
クセス番号のプログラムによって指定されている機能を
判断する。
【0112】割込先アドレス記載ベクタ「ディスクBI
OS(INT13H)」のプログラムデータによって指
定される機能は、「書込処理(WRITE)」と、「読
出処理(RAED)」と、「その他の処理」とでなり、
操作入力制御部32が「書込処理(WRITE)」であ
ると判断したとき、操作入力制御部32は、図17に示
す書込処理ルーチンRT11を実行した後、ステップS
P73において当該割込処理ルーチンRT4を終了す
る。
【0113】また操作入力制御部32は、ステップSP
72において「読出処理(READ)」が指定されてい
ると判断したとき、図18に示す読出処理ルーチンRT
12を実行した後、ステップSP73において当該割込
処理ルーチンRT4を終了する。
【0114】さらに、操作入力制御部32は、ステップ
SP72において、「その他の処理」が指定されている
と判断したとき、ステップSP74に移って割込先アド
レス記載ベクタ「ディスクBIOS(INT13H)」
に書き込まれていた割込前のメモリアドレス(上述の
「外部供給データのアクセス制御プログラムの実行・常
駐処理」ステップSP44(図15)のステップSP6
3で保存されたメモリアドレス)にジャンプして、当該
割込み前のセクタ番号のプログラムデータによって記載
された機能を実行し、その後ステップSP73において
当該割込処理ルーチンRT4を終了する。
【0115】これに加えて、操作入力処理部13は、ス
テップSP71において動作モードがハードディスクド
ライブが接続された「(HDD)動作モード」であると
判断したときには、上述のステップSP74に移って割
込み前のメモリアドレスにジャンプしてステップSP7
3において当該割込処理ルーチンRT4を終了する。
【0116】操作入力制御部32は、図17の「書込処
理(WRITE)」ルーチンRT11に入ると、ステッ
プSP81において割込先アドレス記載ベクタ「ディス
クBIOS(INT13H)」をアクセスする状態にな
ったとき、これをパラメータ(すなわちシリンダ番号、
ヘッド番号、セクタ番号情報)によって論理セクタ番号
に変換した後、ステップSP82においてセクタアドレ
ス変換テーブルを用いて実セクタアドレスを求める。
【0117】かくして、操作入力制御部32はセクタア
ドレス変換テーブルの変換先の実セクタアドレスに記載
されている割込処理ファイルのプログラムデータを実行
する状態になる。
【0118】続いて操作入力処理部13は、ステップS
P83において、書込モードWRITEが「書込データ
を保存する」モードであるか、又は「書込データを保存
しない」モードであるか、又は「データの書込みをしな
い」モードであるか否かを判定する。
【0119】このステップSP83の判定の結果、「保
存する」モードであるとの判定結果が得られたとき、操
作入力制御部32は、ステップSP84に移って実セク
タアドレスをパラメータデータC・H・S(すなわちシ
リンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号情報)に変換した
後、割込む前の割込先アドレス記載ベクタ「ディスクB
IOS(INT13H)」(すなわちステップSP63
(図15)で保存されたメモリアドレス)にジャンプす
ることにより、処理プログラム配布メモリ部12に対し
て、現在生じた書込データを操作入力制御部32に接続
されている処理プログラム配布メモリ部12に書込み保
存する。
【0120】かくして操作入力制御部32は、ステップ
SP85において当該書込処理を終了する。
【0121】次に、ステップSP83において「書込デ
ータを保存しない」モードであると判断したとき、操作
入力制御部32は、ステップSP86に移って、ステッ
プSP82で求めた実セクタアドレスが未定義であるか
否かを判断し、肯定結果が得られたとき(このことは操
作入力制御部32のRAM上に実セクタアドレスが定義
されていないことを意味する)、操作入力制御部32は
ステップSP87に移ってRAM上に未使用の書込用セ
クタエリアを割付けた後、ステップSP88において現
在発生した書込データを当該割り付けた書込セクタデー
タエリアに書き込む。
【0122】かくして操作入力制御部32は発生した書
込データを自身のRAM上に書き込むことにより、操作
入力制御部32の電源が落とされるまでの間当該RAM
上に書き込まれた書込データを使用できるが、電源が落
とされた後は当該書込データを保存せずに消去させるよ
うな動作状態になる。
【0123】その後、操作入力制御部32はステップS
P89において当該書込処理を終了する。
【0124】さらに、ステップSP83において書込モ
ードが「データの書き込みをしない」モードであると判
定したとき、操作入力制御部32は、ステップSP90
において、直ちに当該書込処理を終了する。
【0125】このようにして、書込処理(WRITE)
ルーチンRT11において操作入力制御部32は、処理
プログラム配布メモリ部12から外部供給データとして
供給されたプログラムデータを実行している状態におい
て、書込モードが発生すると、その都度、当該書込デー
タを、指定された処理モードに応じて処理プログラム配
布メモリ部12に書き込むことにより保存し、又は操作
入力制御部32のRAMに書き込むことにより処理プロ
グラム配布メモリ部12には保存せずに一時用いるよう
にし、又は書き込みを受け付けないような処理を実行す
る(このとき、操作入力制御部32がパーソナルコンピ
ュータとしてエラー処理をせずに、次の処理動作に進こ
とができる)。
【0126】このようにして、操作入力制御部32は3
種類の書込モード(WRITE)を選択的に用いること
ができる分、ユーザが一段と使い易い操作入力処理部1
3を実現できる。
【0127】操作入力制御部32が図16の割込処理ル
ーチンRT4の「読出処理(READ)」ルーチンRT
12に入ると、操作入力制御部32は、図18に示すよ
うに、ステップSP101において割込先アドレス記載
ベクタ「ディスクBIOS(INT13H)」のパラメ
ータ(すなわちシリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号
情報)から論理セクタアドレスを計算し、続くステップ
SP102においてセクタアドレス変換テーブルを用い
てファイルデータを記載したセクタ番号を表す実アドレ
スを求める。
【0128】かくして読み出すべきファイルデータが格
納されているメモリエリアのセクタアドレスを操作入力
制御部32が知った状態になる。
【0129】続いて操作入力制御部32は、ステップS
P103において当該実セクタアドレスが処理プログラ
ム配布メモリ部12のアドレス番号か否かを判断する。
【0130】ここで肯定結果が得られると、このことは
読み出すべきプログラムデータがコンパクトフラッシュ
メモリでなる処理プログラム配布メモリ部12にあるこ
とを意味し、このとき操作入力制御部32はステップS
P104に移って当該実セクタアドレスを、パーソナル
コンピュータ上のアドレスを表すディスクBIOSで使
うC・H・Sパラメータ(すなわちシリンダ番号、ヘッ
ド番号、セクタ番号情報)に変換した後、ステップSP
105において割込先アドレス記載ベクタ「ディスクB
IOS(INT13H)」にジャンプする。
【0131】かくして操作入力制御部32は、割込先ア
ドレス記載ベクタ「ディスクBIOS(INT13
H)」において指定されているベクタに記載されている
プログラムデータに従って処理プログラム配布メモリ部
12のプログラムデータを読み取った後、ステップSP
106において、当該読出処理(READ)ルーチンを
終了する。
【0132】これに対して、ステップSP103におい
て否定結果が得られると(このことは実セクタアドレス
が処理プログラム配布メモリ部12以外のメモリエリ
ア、すなわち操作入力制御部32のRAM上のメモリエ
リアを指定していることを意味する)、操作入力制御部
32はステップSP107に移って実セクタアドレスに
よって指定されたRAM上のセクタデータエリアからデ
ータを読み込み、その後ステップSP106において当
該読出処理(RAED)ルーチンを終了する。
【0133】このようにして、読出処理(READ)ル
ーチンRT12の処理を実行することにより、処理プロ
グラム配布メモリ部12が使用されているときには当該
処理プログラム配布メモリ部12から読み込んだプログ
ラムデータを用いて操作入力実行部33を制御動作する
ことにより、操作入力制御部32は操作入力実行部33
を自動発券動作させることができる。
【0134】このとき、書込処理ルーチン(図17)に
おいて処理プログラム配布メモリ部12にプログラムデ
ータが書き込まれているときには、当該新たに書き込ま
れたプログラムデータを用いて操作入力実行部33にお
ける自動発券動作を必要に応じて修正することができ
る。
【0135】操作入力制御部32のRAMの書込用セク
タデータエリアにプログラムデータが書き込まれている
ときには、当該RAMに書き込まれたプログラムデータ
を用いて操作入力実行部33の自動発券動作を制御する
ことができる。
【0136】〔4〕操作入力処理装置の動作 シミュレーション装置部11は、ユーザがテスト実行処
理部11Aに基本プログラム記憶部11Bを接続した状
態でテスト実行処理部11A及び処理プログラム作成部
11Dの電源投入することにより、シミュレーション動
作を開始する。
【0137】先ず、テスト実行処理部11Aは図2の前
処理ルーチンRT0を実行することにより、処理プログ
ラム配布メモリ部12を構成するコンパクトフラッシュ
メモリのプログラムデータをアクセスするためのアクセ
ス制御プログラムをハードディスクドライブでなる基本
プログラム記憶部11Bに書き込む処理を前処理として
実行する。
【0138】続いてテスト実行処理部11Aは、ユーザ
の指令入力に応じて基本プログラム記憶部11Bに読出
コマンドS1を与えることによりテスト用操作入力実行
部11Cを自動発券動作させるために必要なプログラム
データS2を基本プログラム記憶部11Bから読み出し
て実行することによりテスト用操作入力実行部11Cを
自動発券動作させる。
【0139】このときテスト実行処理部11Aから基本
プログラム記憶部11Bに与えられた読出コマンドS1
は読出コマンド・セクタアドレス変換回路11Eを介し
て書だプログラム作成部11Dに供給される。
【0140】処理プログラム作成部11Dは、図4のリ
ードセクタ番号の取込処理ルーチンRT1を実行するこ
とにより、ROM上にセクタアクセス判定テーブル11
Fを形成保存する。
【0141】次に、ユーザは、テスト実行処理部11A
及び処理プログラム作成部11Dの電源を落として基本
プログラム記憶部11Bをテスト実行処理部11Aから
切り離して処理プログラム作成部11Dに接続し直し、
その後処理プログラム作成部11Dの電源を投入するこ
とにより、処理プログラム作成部11Dは、ユーザの操
作に応じて、図6のファイルデータ格納処理ルーチンR
T2を実行する。
【0142】このとき処理プログラム作成11Dは、基
本プログラム記憶部11Bに格納されているプログラム
データのうち、セクタ・アクセス判定テーブル11Fに
論理「1」の判定フラグが立っているプログラムデータ
を作業用ファイルメモリ11Gに抽出した後、複数の操
作入力処理部13(13A、13B、13C……)にそ
れぞれ配布すべき処理プログラム配布メモリ部12(1
2A、12B、12C……)に次々とコピーする。
【0143】かかるファイルデータ格納処理ルーチンR
T2の処理を実行する際に、ユーザは、処理プログラム
作成部11Dに対して指定操作することにより処理プロ
グラム配布メモリ部12へのプログラムデータを、「フ
ァイル抽出モード」(図10)か、「ファイル・セクタ
抽出モード」(図11)か、「ファイル・セクタ抽出・
圧縮モード」(図12)かの何れかの抽出モードを選択
してすることができ、かくして処理プログラム配布メモ
リ部12のメモリ容量を必要に応じてできるだけ小容量
にすることができる。
【0144】これに加えて処理プログラム作成部11D
は、ユーザの指令入力に応じて操作入力制御部32が実
行できる書込モード(WRITE)として、「保存す
る」モード、「保存しない」モード又は「書き込みをし
ない」モードの何れかを設定しておく(図6のステップ
SP39)。
【0145】かくしてシミュレーション装置部11にお
いて、複数の操作入力処理部13(13A、13B、1
3C……)に対応するように、複数の処理プログラム配
布メモリ部12(12A、12B、12C……)が作成
される。
【0146】この複数の処理プログラム配布メモリ部1
2(12A、12B、12C……)は、ユーザによって
対応する操作入力処理部13(13A、13B、13C
……)の接続ポート31に接続され、これにより、基本
プログラム記憶部11Bのうち、自動発券動作をする操
作入力実行部33を駆動制御するために必要なプログラ
ムデータを、処理プログラム配布メモリ部12(12
A、12B、12C……)を介して対応する操作入力処
理部13(13A、13B、13C……)にできるだけ
小容量の配布手段によって配布することができる。
【0147】操作入力処理部13は、それぞれ図14の
操作入力処理ルーチンRT3を実行することにより、処
理プログラム配布メモリ部12に記憶されているプログ
ラムデータを操作入力制御部32を構成するパーソナル
コンピュータの機能と整合させるように前処理によって
処理プログラム配布メモリ部12に取り込まれているア
クセス制御プログラムを実行することにより、処理プロ
グラム配布メモリ部12のプログラムデータを操作入力
制御部32に取り込む。
【0148】このとき操作入力制御部32は、「外部供
給データのアクセス制御プログラムの実行・駐在処理ル
ーチン」SP44(図15)を実行することにより、新
たなプログラムデータを書き込むことに関して処理プロ
グラム配布メモリ部12について指定されている動作モ
ード及び処理プログラム配布メモリ部12のプログラム
データの圧縮モードに応じて操作入力制御部32にファ
イルデータを設定し、これにより操作入力実行部33を
ユーザの指定に応じた動作モードで自動発券動作させる
ような駆動制御をする。
【0149】このとき操作入力制御部32は、図16の
割込処理ルーチンRT4を実行することにより、処理プ
ログラム配布メモリ部12から取り込んだプログラムデ
ータによって指定されたファイルデータに基づいて、図
17の書込処理ルーチン(WRITE)RT11の書込
み処理や、図18の読出し処理ルーチン(READ)R
T12による読出し処理や、その他の処理を実行する。
【0150】かくして操作入力制御部32は基本プログ
ラム記憶部11Bから抽出されたプログラムデータに基
づいて操作入力実行部33を自動発券動作させる際に、
オペレータの書込指令情報に応じて新たなデータを処理
プログラム配布メモリ部12に書込み保存するか、当該
書込み保存をせずに操作入力制御部32のRAM上で処
理するか、新たな書込データを無視して外部から供給さ
れたプログラムデータだけを実行するような処理を実行
し得、これによりユーザが使い易いような処理動作を操
作入力処理部13が得られる。
【0151】ここで操作入力制御部32は、処理プログ
ラム配布メモリ部12に対して「ファイル抽出モード」
でプログラムデータが書き込まれているときには、図1
9に示すように、処理プログラム配布メモリ部12のセ
クタ番号のうち、オペレーティングシステム(OS)の
プログラムデータの実行時に書込命令がなかったファイ
ルのファイル番号に相当するセクタアドレス変換テーブ
ルのメモリ位置のデータを書き換えずにそのまま保持す
るのに対して、オペレーティングシステム(OS)プロ
グラムのプログラムデータの実行時にデータの書込命令
が生じたファイルに対応するセクタ番号のメモリエリア
については、セクタアドレス変換テーブルのうち対応す
るセクタ番号(例えばセクタ番号3)のファイル12X
については操作入力制御部32のRAM上に形成した書
込用メモリエリアのセクタ番号N+1に、当該新たなフ
ァイルデータを保持するようにする。
【0152】これにより処理プログラム配布メモリ部1
2の一部のファイル12Xのセクタ番号を指定して新た
なプログラムデータの書込命令が出たとき、セクタアド
レス変換テーブルにおいて操作入力制御部32のRAM
上の書込用メモリエリアに、当該新たな書込データを保
持しておくことにより、オペレーティングシステム(O
S)としては、処理プログラム配布メモリ部12に対し
て書込データを書き込終了した(異常は発生していな
い)と判断してオペレーティングシステムの処理動作を
続けさせることができる。
【0153】ここで書込モード(WRITE)として処
理プログラム配布メモリ部12に「保存する」動作モー
ドが指定されているときには、後に書込用メモリエリア
のプログラムデータを処理プログラム配布メモリ部12
の書込みが生じたセクタ番号のメモリエリア12Xにコ
ピーしても良いし、セクタアドレス変換テーブルの変更
をせずに直接処理プログラム配布メモリ部12のメモリ
エリア12Xにプログラムデータを書き込むようにして
も良い。
【0154】また書込(WRITE)モードとして「保
存しない」モードが指定されているときには、操作入力
制御部32の書込用メモリエリアに保持したプログラム
データは、操作入力制御部32の電源が落されたとき消
失させるようにすれば良い。
【0155】また書込(ライト)モードとして「書き込
みをしない」モードが指定されているときには、セクタ
アドレス変換テーブルにおける変換動作や操作入力制御
部32の書込用メモリエリアへのプログラムデータの書
込みはせずに、当該新たな書込データの書込指令を無視
するようにすれば良い。
【0156】また処理プログラム配布メモリ部12への
プログラムデータの抽出モードが「ファイル・セクタ抽
出モード」であるときには、図20に示すように、書込
(WRITE)モードが「保存しない」モードであると
きには、処理プログラム配布メモリ部12の書込みがあ
ったセクタ番号に対応するセクタアドレス変換テーブル
を書き換える(この例の場合セクタ番号2から操作入力
制御部32のRAM上の書込用メモリエリアのセクタ番
号N+1に変換する)。
【0157】かくしてオペレーティングシステム(O
S)によって書込命令が発生されたセクタ番号につい
て、当該オペレーティングシステムの処理動作を中断さ
せることなく操作入力制御部32の書込用メモリエリア
に当該新たな書込データを保持することができる。
【0158】この場合も書込モード(WRITE)が
「保持する」モード及び「書き込みをしない」モードで
あるときには、操作入力制御部32に書込用メモリエリ
アを設ける必要がなく、これに代え「保存する」モード
のときには処理プログラム配布メモリ部12に直接新た
なデータを書込み、また「書き込みをしない」モードの
ときには当該書込データを無視するようにすれば良い。
【0159】これに対して処理プログラム配布メモリ部
12に記憶されているプログラムデータの抽出モードが
「ファイル・セクタ抽出・圧縮モード」のとき、図21
に示すように、処理プログラム配布メモリ部12には圧
縮したプログラムデータが書き込まれているメモリエリ
アと圧縮しないデータが書き込まれている実セクタアド
レスメモリエリアとがあり、圧縮したメモリエリアのデ
ータは操作入力制御32によって逆圧縮解凍処理をした
後、操作入力制御部32のRAM上に保持して使用され
る。
【0160】かくして書込モード(WRITE)が「保
存しない」モードのときに、処理プログラム配布メモリ
部12の実セクタアドレスメモリエリアのセクタ番号に
書込みが生じたときには、セクタアドレス変換テーブル
の対応するセクタ番号を操作入力制御部32の新たなメ
モリエリアのセクタ番号に書き換える。
【0161】かしくて操作入力制御部32のRAM上に
オペレーティングシステム(OS)によって書込命令が
出されたとき書込データを操作入力制御部32のRAM
上に保持する。
【0162】この場合の書込モード(WRITE)が
「保存する」モードのときには、当該書込データを直接
処理プログラム配布メモリ部12の実セクタアドレスメ
モリエリアに書込データを書き込むようにし、また「書
き込みをしない」モードのときには当該書込命令を無視
するようにする。
【0163】このように、処理プログラム配布メモリ部
12に記憶されているオペレーティングシステムを用い
て操作入力制御部32が操作入力実行部33を駆動制御
している間に書込命令が生じたときにはオペレーティン
グシステムの動作を中断させることなく、書込データの
処理をすることができる。
【0164】〔5〕他の実施の形態 (1) 図6の実施の形態の場合、ステップSP38におい
て処理プログラム作成部11Dの作業ファイル用メモリ
のプログラムデータを処理プログラム配布メモリ部12
に書き込んだ後、ステップSP39において処理プログ
ラム作成部11Dが処理プログラム配布メモリ部12に
書込モードを設定するようにし、これにより複数の処理
プログラム配布メモリ部12(12A、12B、12C
……)に対してそれぞれ書込モード(WRITE)を設
定できることになる。
【0165】しかしながらこれに代え、ステップSP3
9の書込モード(WRITE)の設定をステップSP3
8の処理の前に実行するように変更しても良く、このよ
うにすれば、複数の処理プログラム配布メモリ部12
(12A、12B、12C……)全てについて同一の書
込モード(WRITE)を、ユーザが1回の設定操作を
するだけで、設定することができることにより、一段と
処理操作が簡易になるような効果を得ることができる。
【0166】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テスト用
操作入力実行部をシミュレーション操作させる際に基本
プログラム記憶部に対して与えた読出命令に対応するプ
ログラムデータを蓄積することにより基本プログラム記
憶部に記憶されている第1のプログラムデータの一部を
抽出して処理プログラム配布メモリ手段を介して操作入
力処理手段に外部供給データとして供給できるようにし
得、これにより、基本プログラム記憶部のプログラムデ
ータに対して損傷を与えるようなおそれなく複数の操作
入力処理手段に対して簡易かつ安全に基本プログラム記
憶部のプログラムデータを供給することができる。
【0167】かくするにつき、操作入力処理手段におい
てプログラムデータを修正できるようにしたことによ
り、ユーザが使い易い操作入力処理手段を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作入力処理装置の全体構成を示す略線的系統
図である。
【図2】テスト実行処理部11Aの前処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図3】読出コマンド・アクセスアドレス変換回路の詳
細構成を示すブロック図である。
【図4】テスト実行処理部11Aのリードセクタ番号の
取込処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】処理プログラム作成部11Dのセクタ・アクセ
ス判定テーブルの構成を示す略線図である。
【図6】処理プログラム作成部11Dのファイルデータ
格納処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図1の作業用ファイルメモリ11Gのルートデ
ィレクトリの構成を示す略線図である。
【図8】図1の作業用ファイルメモリ11Gのサブディ
レクトリの構成を示す略線図である。
【図9】図1の作業用ファイルメモリ11Gのサブディ
レクトリの構成を示す略線図である。
【図10】「ファイル抽出モード」における処理プログ
ラム配布メモリ部12の記憶内容を示す略線図である。
【図11】「ファイル・セクタ抽出モード」における処
理プログラム配布メモリ部12の記憶内容を示す略線図
である。
【図12】「ファイル・セクタ抽出・圧縮モード」にお
ける処理プログラム配布メモリ部12の記憶内容を示す
略線図である。
【図13】図1の作業用ファイルメモリ11Gの記憶内
容を示す略線図である。
【図14】図1の操作入力制御部32の操作入力処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図15】図14の「外部供給データのアクセス制御プ
ログラムの実行・常駐処理」ステップSP44の詳細構
成を示すフローチャートである。
【図16】図1の操作入力制御部32の割込処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図17】図16の書込処理ルーチンの詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図18】図17の読出し処理ルーチンの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図19】図1の操作入力制御部32において「ファイ
ル抽出モード」時に実行されるデータ処理の説明に供す
る略線図である。
【図20】図1の操作入力制御部32において「ファイ
ル・セクタ抽出モード」時に実行されるデータ処理の説
明に供する略線図である。
【図21】図1の操作入力制御部32において「ファイ
ル・セクタ抽出・圧縮モード」時に実行されるデータ処
理の説明に供する略線図である。
【図22】従来の自動発券機を示す系統図である。
【符号の説明】
10……操作入力処理装置、11……シミュレーション
装置部、11A……テスト実行処理部、11B……基本
プログラム記憶部、11C……テスト用操作入力実行
部、11D……処理プログラム作成部、11E……読出
コマンド・セクタアドレス変換回路、11F……セクタ
・アクセス判定テーブル、11G……作業用ファイルメ
モリ、12(12A、12B、12C……)……処理プ
ログラム配布メモリ部、25、31……接続ポート、3
2……操作入力制御部、33……操作入力実行部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本プログラム記憶部に記憶されている第
    1のプログラムデータを用いてテスト用操作入力実行部
    をシミュレーション動作させる際に、上記第1のプログ
    ラムデータのうち上記シミュレーション動作の際に使用
    された第2のプログラムデータを抽出するシミュレーシ
    ョン装置手段と、 上記シミュレーション操作手段によって抽出された上記
    第2のプログラムデータを第3のプログラムデータとし
    て記憶する処理プログラム配布メモリ手段と、 上記処理プログラム配布メモリ手段の上記第3のプログ
    ラムデータを外部供給データとして受けて操作入力実行
    部を駆動制御する操作入力処理手段とを具え、ユーザが
    上記操作入力処理手段に対して操作入力を入力したと
    き、上記基本プログラム記憶部の上記第1のプログラム
    データの一部を用いて上記操作入力実行部を駆動制御す
    ることを特徴とする操作入力処理装置。
  2. 【請求項2】上記シミュレーション装置手段は、 ユーザの指令入力に応じて上記基本プログラム記憶部に
    読出命令を与えることによって上記基本プログラム記憶
    部の上記第1のプログラムデータの一部を読み出して実
    行することにより上記テスト用操作入力実行部をシミュ
    レーション動作させるテスト実行処理部と、 上記基本プログラム記憶部に対する上記読出命令を記憶
    し、上記基本プログラム記憶部の上記第1のプログラム
    データのうち上記記憶した読出命令に対応する上記第2
    のプログラムデータを抽出して上記処理プログラム配布
    メモリ部に上記第3のプログラムデータとして記憶させ
    る処理プログラム作成部とを具えることを特徴とする請
    求項1に記載に操作入力処理装置。
  3. 【請求項3】上記操作入力処理手段は、 上記処理プログラム配布メモリ部に記憶されている上記
    第3のプログラムデータを読み込むと共に、ユーザの指
    令入力に応じて、少なくとも上記第3のプログラムデー
    タによって上記操作入力実行部を駆動制御する第1の駆
    動制御モードと、上記第3のプログラムデータを修正し
    て第4のプログラムデータを得て、当該第4のプログラ
    ムデータによって上記操作入力実行部を駆動制御する第
    2の駆動制御モードとで動作することを特徴とする請求
    項1に記載の操作入力処理装置。
  4. 【請求項4】ユーザの指令入力に応じて基本プログラム
    記憶部に読出命令を与えることによって上記基本プログ
    ラム記憶部の第1のプログラムデータの一部を読み出し
    て実行することによりテスト用操作入力実行部をシミュ
    レーション動作させるテスト実行処理部と、 上記基本プログラム記憶部に対する上記読出命令を記憶
    し、上記基本プログラム記憶部の上記第1のプログラム
    データのうち上記記憶した読出命令に対応する第2のプ
    ログラムータを抽出して処理プログラム配布メモリ部に
    第3のプログラムデータとして記憶させる処理プログラ
    ム作成部とを具えることを特徴とするシミュレーション
    装置。
  5. 【請求項5】シミュレーション装置手段において、基本
    プログラム記憶部に記憶されている第1のプログラムデ
    ータを用いてテスト用操作入力実行部をシミュレーショ
    ン動作させる際に使用された第2のプログラムデータを
    抽出し、 上記シミュレーション装置手段によって抽出された上記
    第2のプログラムデータを第3のプログラムデータとし
    て処理プログラム配布メモリ手段に記憶し、 上記処理プログラム配布メモリ手段の上記第3のプログ
    ラムデータを外部供給データとして操作入力処理手段に
    受けて操作入力実行部を駆動制御すると共に、ユーザが
    上記操作入力処理手段に対して入力操作をしたとき、上
    記基本プログラム記憶部の上記第1のプログラムデータ
    の一部を用いて上記操作入力実行部を駆動制御すること
    を特徴とする操作入力処理方法。
  6. 【請求項6】上記処理プログラム作成部は、上記第2の
    プログラムデータを抽出して上記処理プログラム配布メ
    モリ部に上記第3のプログラムデータとして記憶させる
    際に 、当該第3のプログラムデータを、ファイル単位
    で、又はセクタ単位で、又はセクタ単位のデータを所定
    の方式で圧縮して、空きメモリエリアを作らないように
    順次詰めて記憶させる ことを特徴とする請求項2に記載
    の操作入力処理装置。
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