JP3406386B2 - 枚葉式プラズマcvd装置 - Google Patents

枚葉式プラズマcvd装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置(各種トラ
ンジスタや集積回路)作製のための成膜装置および半導
体装置に関する。特に、本発明は枚葉式のプラズマCV
D成膜装置に関する。さらに本発明は、酸化珪素膜、窒
化珪素膜等の珪素を主体とする被膜を形成する成膜装置
と該成膜装置によって成膜されたMOSトランジスタ、
半導体集積回路、薄膜トランジスタ等の半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマ成膜装置が半導体集積回
路や薄膜トランジスタ等の半導体装置の製造に使用され
るようになった。特に、薄膜トランジスタの製造におい
ては、ゲイト絶縁膜は、通常の単結晶シリコン半導体プ
ロセスで使用される熱酸化法が使用できないという問題
から、膜質の優れた酸化珪素膜もしくは窒化珪素膜をプ
ラズマCVD法によって製造することが強く要求されて
いる。
【0003】プラズマCVD成膜装置は枚葉式成膜装置
とバッチ式成膜装置に大別される。後者はプラズマ空間
中に複数の成膜面もしくは複数の基板を設けるものであ
り、一度に多量の基板を処理できるという利点を有して
いた。しかしながら、プラズマ中に基板を配置すること
によって、プラズマの流れ・密度・形状等が影響を受
け、膜質・成膜速度を基板内・基板間で一定に保つこと
に問題があった。
【0004】これに対し、前者はプラズマに対して、1
つの被成膜面もしくは1枚の基板を配し、成膜処理をお
こなうものである。この方式はプラズマに対して、被成
膜面が1つであり、プラズマの密度を均一化することに
より、膜質や成膜速度の面内均一性を向上させることが
できた。
【0005】このような均一なプラズマを発生させるに
は、通常は平行平板型の電極が用いられた。これは、チ
ャンバー内に平行に配置された平板状の2枚の電極を設
け、電極間に直流もしくは交流の電力を加えることによ
って、容量結合(容量共振)を消磁せしめ、電極間に均
一なプラズマを発生させるものである。このように、枚
葉式では、基板内の成膜速度・膜質の均一性の点で優れ
ていた。しかし、枚葉式では、1枚づつの処理であるた
め成膜速度の点で問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】成膜速度を増大させる
には、プラズマに加える電力を増加させる必要があっ
た。しかしながら、この場合には成膜速度は大きくなっ
ても、十分な膜質が得られなかった。例えば、酸化珪素
膜を成膜する場合には、ミクロに見た場合、酸素と珪素
の比率に大きなゆらぎが生じ、酸素リッチな領域と珪素
リッチな領域が生じることがあり、また、珪素の不対結
合手が多く発生した。このような膜は、半導体デバイス
を作製するのに用いるには著しく不適切であった。
【0007】このような問題点を避けるためには、基板
温度を上昇させ、少なくとも、450℃以上、好ましく
は500℃以上とすればよい。しかしながら、上述の通
り、通常の平行平板型の成膜装置では、チャンバー内部
に金属の電極が配置され、その上に基板が設置されるた
め、電極等からの不純物の混入が危惧された。また、反
応性の気体中において金属電極を高温にさらすことによ
る腐食も問題であった。
【0008】そのため、従来は基板温度を300℃以下
に設定し、高周波(RF)やマイクロ波を用いてプラズ
マを発生させて、プラズマを反応ガスに作用させること
によって、ガス温度と基板の表面温度を上げて成膜する
ことで膜質を補っていた。しかしながら、基板温度が3
00℃程度と絶対的に低いため、基板上に膜が堆積する
際、緻密性にかけたり、ストイキオメトリーを一定にす
るのが難しいといった問題があった。
【0009】加えて、プラズマに加える電力を非常に大
きくすると、チャンバー内のサセプター、チャンバー等
の金属で構成された部位が、プラズマによってスパッタ
リングされ、不純物が混入することもあり、プラズマに
よって基板表面温度を上昇させるという手段も無制限に
利用できるものではなかった。本発明は上記の問題を解
決せんとしてなされたものであり、枚葉式のプラズマC
VD成膜装置において、十分な成膜速度と膜質を得るこ
とを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、チャンバー内
部のガスが接する部分を、全て絶縁物、好ましくは石英
で構成することによって、基板加熱やプラズマ発生時に
生じる金属元素等の不純物混入を防ぐものである。この
時、プラズマを発生させるための電磁波も、絶縁物外部
より導入して作用させ、チャンバー内部には電極等は設
けない。また、その際には、電磁波を一様に分布するよ
うにして、プラズマが均一になるように設計する。その
ような目的には渦巻きコイルやリジタノーコイル等を用
い、誘導結合(誘導共振)によってプラズマを発生せし
める。このように均一なプラズマに対して、基板の被成
膜面を設ける。
【0011】また、電磁波を作用させる反対側のチャン
バー内部に、基板を設置するホルダーを設ける。この、
ホルダーも絶縁物、好ましくは石英によって構成されて
いる。さらに、本発明においては、チャンバーの外部に
基板を加熱するヒーターを設け、チャンバーおよび基板
ホルダー(いずれも石英等の絶縁物)を通して、基板を
加熱する構成とする。
【0012】このような構成をとることにより、基板温
度を高めることができる。得られる最高基板温度は、絶
縁物の耐熱温度にも左右されるが、例えば、石英におい
ては、800℃程度のプロセスまで可能になる。例え
ば、チャンバーおよびホルダーに石英を用いた場合に
は、基板加熱温度は成膜装置よりも、むしろ、基板材料
に制約されることとなる。基板材料として各種ガラスを
用いる場合には、各ガラスの歪点以上には温度を上昇さ
せることは適当でなく、すなわち、チャンバーに石英を
用いた場合には、歪点が800℃のものまで用いること
ができる。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕図1に本発明の概略を示す。本実施例は、
本発明によるマイクロ波を用いたプラズマCVD法によ
って、酸化珪素膜を作製する例である。図において、1
01はプラズマCVD装置のチャンバーである。このチ
ャンバーは枚葉式になっている。また、チャンバーの内
部は、成膜時に金属等の不純物が生じないように、ガス
が接するところは全て石英によって構成されている。こ
のチャンバーにはガス導入バルブ102、103と排気
バルブ104、105を設けてある。そして、必要なガ
スを導入、排気できるようにしてあり、内部の圧力を適
切な値に保てるようにされている。ここでは、排気系の
真空装置として、ターボ分子ポンプ106を使用してい
る。
【0014】また、チャンバーに設置されているガス導
入バルブ103は、チャンバー内部にガスが導入する
際、成膜時においてガスが一様に充満するように、石英
シャワーメッシュ107を通してガスが導入されるよう
になっている。本実施例においては、ガス導入バルブの
一方にのみ設置されてあるが、全てのガス導入バルブに
設置してもかまわない。この場合、石英シャワーメッシ
ュは多層構造をとる方法と、同一の石英シャワーメッシ
ュを通す方法等がある。本実施例のごとく、一方にのみ
設置されてある場合では、設置されていないバルブ10
2側のガスをを先にチャンバー内部に充満させ、導入量
を多めにしておく。そして、もう一方のガスを、石英シ
ャワーメッシュを通して導入することにより、成膜時に
反応ガスが一様に行き渡り、均一な成膜がおこなわれ
る。
【0015】チャンバー外部には、プラズマを発生させ
るためのマイクロ波108を導入する導波管109が設
けられており、この導波管109上部には、導入された
マイクロ波を均一に行き渡らせるためのマグネット11
0が設置されている。また、導波管109に面したチャ
ンバー内部には、基板を取りつける石英のホルダーが設
けられている。このホルダーの下部には、基板を加熱す
るため、カンタルヒータ111が設置されている。この
カンタルヒータは、基板温度を均一に保つために、2ゾ
ーン方式になっている。また、チャンバーを冷却させる
ための冷却水112を循環させてある。
【0016】このような装置によって、ガラス基板11
3に酸化珪素膜を形成した。原料ガスには、SiH4
14、O211を使用した。SiH4114は石英シャ
ワーメッシュの設置されていない方のガス導入バルブよ
り導入し、O211はもう一方のバルブより導入し
た。また、この時の基板温度を550℃とした。従来、
基板温度は、チャンバー内部の金属面からの不純物の混
入のため、300℃程度までしか上げられなかったが、
本発明において、チャンバー内部は、石英によって構成
されているために、550℃まで上げることができた。
また、ここで石英等の歪点の高い基板を用いることによ
り、800℃までの加熱が可能である。この結果、緻密
でストイキオメトリーが安定した膜を作製することがで
きた。
【0017】〔実施例2〕図2(A)に本発明の概略を
示す。本実施例は、本発明による高周波(RF)を用い
たプラズマCVD法によって、酸化珪素膜を作製する例
である。図において、201はプラズマCVD装置のチ
ャンバーである。実施例1と同様に、このチャンバーは
枚葉式になっている。また、チャンバーの内部は、成膜
時に金属等の不純物が生じないように、ガスが接すると
ころは全て石英によって構成されている。このチャンバ
ーにはガス導入バルブ202、203と排気バルブ20
4、205を設けてある。そして、必要なガスを導入、
排気できるようにしてあり、内部の圧力を適切な値に保
てるようにされている。ここでは、排気系の真空装置2
06として、ターボ分子ポンプを使用している。
【0018】また、チャンバーに設置されているガス導
入バルブ203は、チャンバー内部にガスが導入する
際、成膜時にガスが一様に充満するように、石英シャワ
ーメッシュ207を通してガスが導入されるようになっ
ている。本実施例のごとく、一方にのみ設置されてある
場合では、設置されていないバルブ側のガスをを先にチ
ャンバー内部に充満させ、導入量を多めにしておく。そ
して、もう一方のガスを、石英シャワーメッシュを通し
て導入することにより、成膜時において反応ガスが一様
に行き渡り、均一な成膜がおこなわれる。
【0019】チャンバー外部には、プラズマを発生させ
るための渦巻状コイル208が設けられており、このコ
イルにRFを供給することによって、プラズマを発生さ
せる。ここで、図2(B)に渦巻状コイルを上面から見
た図を示す。また、渦巻状コイル208に面したチャン
バー内部には、基板を取りつけるホルダーが設けられて
いる。このホルダーの下部には、基板を加熱するため、
カンタルヒータ209が設置されている。このカンタル
ヒータは、基板温度を均一に保つために、2ゾーン方式
になっている。また、チャンバーを冷却させるための冷
却水210を循環させてある。
【0020】このような装置によって、基板211上に
酸化珪素膜を形成した。原料ガスには、SiH4 21
2、O2 213を使用した。また、この時の基板温度を
550℃とした。従来、基板温度は、チャンバー内部の
金属面からの不純物の混入のため、300℃程度までし
か上げられなかったが、本発明において、チャンバー内
部は、石英によって構成されているために、550℃ま
で上げることができた。この結果、緻密でストイキオメ
トリーが安定した膜を作製することができた。
【0021】〔実施例3〕図3に本実施例の作製工程を
示す。本実施例は、実施例1におけるプラズマCVD装
置を用いて酸化珪素膜を成膜して、MOS型の薄膜トラ
ンジスタ(TFT)を作製したものである。まず、基板
301(コーニング7059、100mm×100m
m)上に下地の酸化珪素膜302を、プラズマCVD法
によって3000Åに成膜した。そして、非晶質珪素膜
をプラズマCVD法によって500Åに成膜した。その
後、熱アニールを施して、非晶質珪素膜を結晶化せしめ
た。このとき、非晶質珪素膜の結晶化を促進させるため
に、ニッケル元素等を微量添加してもかまわない。ま
た、結晶性を向上させるために、レーザーアニールを施
してもよい。(図3(A))
【0022】次に、結晶化した珪素膜303をパターニ
ングして、島状領域304を形成した。この島状領域3
04はTFTの活性層を構成する。そして、ゲイト絶縁
膜305として、1000Åの酸化珪素膜をプラズマC
VD法によって形成した。(図3(B)) その後、厚さ1000Å〜3μm、例えば、5000Å
のアルミニウム(1wt%のSi、もしくは0.1〜
0.3wt%のScを含む)膜をスパッタリング法によ
って形成して、これをパターニングし、ゲイト電極30
6を形成した。次に基板をpH≒7、1〜3%の酒石酸
のエチレングリコール溶液に浸し、白金を陰極、このア
ルミニウムのゲイト電極を陽極として、陽極酸化を行な
った。陽極酸化は、最初一定電流で220Vまで電圧を
上げ、その状態で1時間保持して終了させた。このよう
にして、厚さ1500〜3500Å、例えば、2000
Åの陽極酸化物を形成した。
【0023】その後、イオンドーピング法によって、島
状珪素膜304に、ゲイト電極306をマスクとして自
己整合的に不純物(燐)を注入した。ドーピングガスと
してはフォスフィン(PH3 )を用いた。この場合のド
ーズ量は1×1014〜5×1017cm-2、加速電圧は1
0〜90kV、例えば、ドーズ量を2×1015cm-2
加速電圧を80kVとした。この結果、N型不純物領域
307が形成された。(図3(C)) さらに、KrFエキシマレーザー(波長248nm、パ
ルス幅20nsec)を照射して、ドーピングされた不
純物領域307の活性化をおこなった。レーザーのエネ
ルギー密度は200〜400mJ/cm2 、好ましくは
250〜300mJ/cm2 が適当であった。この工程
は熱アニールによっておこなってもよい。
【0024】次に、層間絶縁膜308として、プラズマ
CVD法によって酸化珪素膜を厚さ3000Åに成膜し
た。(図3(D)) そして、層間絶縁膜308、ゲイト絶縁膜305のエッ
チングをおこない、ソース/ドレインにコンタクトホー
ルを形成した。その後、アルミニウム膜をスパッタリン
グ法によって形成し、パターニングしてソース/ドレイ
ン電極309を形成し、TFTを作製した。(図3
(E)) 従来のプラズマCVDを用いてゲイト絶縁膜を形成した
場合、成膜温度が低いため、酸化珪素膜の緻密さに欠
け、酸素または珪素と水素が結合しやすく、酸化珪素膜
中に水素が混入し、劣化しやすいという問題があった。
しかしながら、ゲイト絶縁膜の酸化珪素膜を、本発明の
プラズマCVDによって形成した場合、成膜温度を上げ
ることができるため、緻密でストイキオメトリーが安定
した膜が得られ、水素の混入量が極めて少なく、劣化に
強いTFTを作製することができた。
【0025】
【発明の効果】本発明では、チャンバー内部を絶縁物で
構成することによって、プロセスの上限温度を高めるこ
とが可能となった。その結果、本発明のプラズマCVD
装置によって、酸化珪素膜を成膜すると、膜の緻密性、
ストイキオメトリーの安定性において、格段に優れた膜
が得られた。実施例においては、成膜装置本体のみを示
したが、さらに量産性を向上させるためには、通常の枚
葉式プラズマCVD装置においておこなわれるように、
予備室を1つもしくは複数設け、1枚の基板を処理して
いる間に他の基板を加熱する等の準備をおこなう構造と
してもよい。このように本発明は工業上、有益な発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のプラズマCVDの概念図を示す。
【図2】 実施例2のプラズマCVDの概念図を示す。
【図3】 本発明によるCVD装置の実施例を示す
【符号の説明】
101・・・・・・チャンバー 102、103・・ガス導入バルブ 104、105・・排気バルブ 106・・・・・・真空系(ターボ分子ポンプ) 107・・・・・・石英シャワーメッシュ 108・・・・・・マイクロ波 109・・・・・・導波管 110・・・・・・マグネット 111・・・・・・カンタルヒータ 112・・・・・・冷却水 113・・・・・・基板 114・・・・・・SiH4 115・・・・・・O2 301・・・・・・基板 302・・・・・・下地酸化膜 303・・・・・・結晶性珪素膜 304・・・・・・島状領域 305・・・・・・ゲイト絶縁膜 306・・・・・・ゲイト電極 307・・・・・・不純物領域 308・・・・・・層間絶縁膜 309・・・・・・ソース/ドレイン電極

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料ガスが接する部分が全て絶縁物でなる
    チャンバーと、 前記チャンバーの外部に設けられ、前記チャンバー内に
    マイクロ波を導入する導波管と、前記チャンバーの内部であり、且つ前記導波管が設けら
    れた側に設けられた石英シャワーメッシュと、 前記チャンバーの内部であり、且つ前記導波管が設けら
    れた側とは反対側に設けられた、基板を設置するための
    絶縁物でなるホルダーと、前記チャンバーの外部に設けられた、 前記基板を加熱す
    るためのヒーターと 前記石英シャワーメッシュを通して前記原料ガスを前記
    チャンバー内に導入できるように前記チャンバーに設け
    られたガス導入バルブと を有することを特徴とする枚葉
    式プラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】原料ガスであるO 2 とSiH 4 が接する部
    分が全て絶縁物でなるチャンバーと、 前記チャンバーの外部に設けられた、前記チャンバー内
    にマイクロ波を導入する導波管と、前記チャンバーの内部であり、且つ前記導波管が設けら
    れた側に設けられた石英シャワーメッシュと、 前記チャンバーの内部であり、且つ前記導波管が設けら
    れた側とは反対側に設けられた、基板を設置するための
    絶縁物でなるホルダーと、前記チャンバーの外部に設けられた、 前記基板を加熱す
    るためのヒーターと 前記石英シャワーメッシュを通してO 2 を前記チャンバ
    ー内に導入できるように前記チャンバーに設けられた第
    1のガス導入バルブと、 前記チャンバーに設けられたSiH 4 を前記チャンバー
    内に導入するための第2のガス導入バルブと を有するこ
    とを特徴とする枚葉式プラズマCVD装置。
  3. 【請求項3】原料ガスが接する部分が全て絶縁物でなる
    チャンバーと、 前記チャンバーの外部に設けられたコイルと、前記チャンバーの内部であり、且つ前記コイルが設けら
    れた側に設けられた石英シャワーメッシュと、 前記チャンバーの内部であり、且つ前記コイルが設けら
    れた側とは反対側に設けられた、基板を設置するための
    絶縁物でなるホルダーと、前記チャンバーの外部に設けられた、 前記基板を加熱す
    るためのヒーターと 前記石英シャワーメッシュを通して前記原料ガスを前記
    チャンバー内に導入できるように前記チャンバーに設け
    られたガス導入バルブと を有することを特徴とする枚葉
    式プラズマCVD装置。
  4. 【請求項4】原料ガスであるO 2 とSiH 4 が接する部
    分が全て絶縁物でなるチャンバーと、 前記チャンバーの外部に設けられたコイルと、前記チャンバーの内部であり、且つ前記コイルが設けら
    れた側に設けられた石英シャワーメッシュと、 前記チャンバーの内部であり、且つ前記コイルが設けら
    れた側とは反対側に設けられた、基板を設置するための
    絶縁物でなるホルダーと、前記チャンバーの外部に設けられた、 前記基板を加熱す
    るためのヒーターと 前記石英シャワーメッシュを通してO 2 を前記チャンバ
    ー内に導入できるように前記チャンバーに設けられた第
    1のガス導入バルブと、 前記チャンバーに設けられたSiH 4 を前記チャンバー
    内に導入するための第2のガス導入バルブと を有するこ
    とを特徴とする枚葉式プラズマCVD装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、 前記コイルは渦巻状コイルであることを特徴とする枚葉
    式プラズマCVD装置。
  6. 【請求項6】前記チャンバー及び前記ホルダーを構成す
    る絶縁物は石英であることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか一項記載の枚葉式プラズマCVD装置。
  7. 【請求項7】前記ヒーターによる加熱温度の範囲は45
    0℃以上800℃以下であることを特徴とする請求項1
    乃至のいずれか一項記載の枚葉式プラズマCVD装
    置。
  8. 【請求項8】前記チャンバー内を減圧する手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項
    記載の枚様式プラズマCVD装置。
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