JP3406120B2 - ディスク記憶装置 - Google Patents

ディスク記憶装置

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JP3406120B2
JP3406120B2 JP14067895A JP14067895A JP3406120B2 JP 3406120 B2 JP3406120 B2 JP 3406120B2 JP 14067895 A JP14067895 A JP 14067895A JP 14067895 A JP14067895 A JP 14067895A JP 3406120 B2 JP3406120 B2 JP 3406120B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、記録密度の異なる複
数の種類の記憶媒体が使用できるフレキシブル磁気ディ
スク装置等のディスク記憶装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図14は従来のフレキシブル磁気ディス
ク装置を示す概略構成図で、図において、1はフレキシ
ブル磁気ディスク装置(以下FDDという)、2はこの
FDD1に接続された、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、電子楽器等のホストとなるシステム、
3はFDD1とシステム2とを接続する信号線ケーブ
ル、4はFDD1のインターフェース、5はリード・ラ
イト回路、制御回路等のFDD1の内部回路、6はディ
スク収納機構、媒体駆動モータ、磁気ヘッド、ヘッド支
持駆動機構、ステッピングモータ等のフレキシブル磁気
ディスク駆動機構(以下FD駆動機構という)、7はF
D駆動機構6に挿入される記憶媒体であるフレキシブル
磁気ディスク(以下単に媒体という)である。 【0003】図15は信号線ケーブル3及びインターフ
ェース4のピンサインを示す図で、Aは一種類の媒体7
のみが挿入される場合を、Bは二種類の媒体7が挿入可
能とした場合を示す。図16は媒体の外観図で、Aは標
準密度媒体7A(以下DD媒体という)を、Bは高密度
媒体7B(以下HD媒体という)を示し、図において7
aはHD媒体にのみ設けられる媒体識別孔である。図1
7は媒体7のFD駆動機構6への挿入状態を示す部分拡
大図で、AはDD媒体7Aを、BはHD媒体7Bをそれ
ぞれ挿入した場合を示し、図において、8はFD駆動機
構6に設けられた媒体識別孔7aを検出する媒体識別孔
検出スイッチである。 【0004】次に動作について説明する。FDD1は通
常パーソナルコンピュータ、ワークステーション、電子
楽器等のシステム2に信号線ケーブル3を介して接続さ
れ、データの記憶、再生等に使用される。このFDD1
には記憶容量の異なる二種類の媒体、DD媒体7A及び
HD媒体7Bが挿入可能で、DD媒体7AがFD駆動機
構6に挿入されると、DD媒体7Aには媒体識別孔7a
が設けられていないので、図17に示すように媒体識別
孔検出スイッチ8が押下される。また、HD媒体7Bが
挿入されると、それには媒体識別孔7aが設けられてい
るので、媒体識別孔検出スイッチ8の突子は媒体識別孔
7aに嵌入され媒体識別孔検出スイッチ8は押下されな
い。 【0005】この媒体識別孔検出スイッチ8のオンオフ
信号が、HまたはLのディジタル論理の媒体識別信号と
して、信号線ケーブル3の専用の信号線(例えば図15
Bのピン番号33メディアID)を介してシステム2に
送出される。システム2では、この信号線の論理に基づ
いたデンシティセレクト信号(例えばDD媒体挿入:
L,HD媒体挿入:H)が作成され、信号線ケーブル3
のピン番号02信号線を介してFDD1に送出され、F
DD1は挿入された媒体に合致したモード、例えばDD
媒体7A挿入時は1MBモードに、また、HD媒体7B
挿入時は2MBモードに設定され、データの記録や再
生、あるいは初期化(フォーマット)等の動作が可能と
なる。 【0006】従来のフレキシブル磁気ディスク装置は以
上の様に構成されているので、FDD1が動作可能にな
るためには、FDD1に挿入された媒体の種類をシステ
ム2に送信する信号(メディアID信号)が必要で、一
種類の媒体のみ挿入可能のFDDでは、信号線として使
用していないグランドライン(一般的には奇数番の信号
線)(図15A)を、新たに信号線として割り当てなけ
ればならなかった(図15B)。このため、メディアI
D信号の両側には、他の信号線の両側に見られるような
グランドラインが存在しなくなる。それだけグランドラ
インとしてのノイズに対するシールド効果が薄れ、誤動
作の恐れがあった。さらに、システム2においても、こ
のメディアID信号を受信できるような電気回路を新に
搭載しなければならず、それだけコストアップとなっ
た。 【0007】また、このようなメディアID信号を受信
できる電気回路を搭載していないシステムにおいては、
挿入されている媒体の記憶容量の種別を判別する手段が
なく、データを記録、再生する時は、デンシティセレク
ト信号を順次切り替えながら再生した信号が読み出せる
か否かで判断していたため、時間がかかっていた。この
時、媒体からデータを読み出す時に、常にスピンドルモ
ータが回転するため、余計な電力を消費していた。 【0008】なお、将来媒体の種類が増えることも予想
され、その度にメディアID信号を増やす必要が発生
し、あわせてシステムも再設計する必要が生じると考え
られる。さらに、挿入された媒体の初期化(フォーマッ
ト)を行う時は、従来、システムは挿入された媒体の記
憶容量とシステムから入力されるデンシティセレクト信
号が一致、不一致に係わらず、インデックス信号を検出
しただけで初期化してしまうため、誤ったフォーマット
(DD媒体に2MBのフォーマットを行ったり、HD媒
体に1MBのフォーマットを行ったりすること。)の原
因にもなっていた。 【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、信号線ケーブルにおいて信号線
間のグランドラインによるシールド効果を維持できると
ともに、挿入された媒体の記憶容量と異なった記憶容量
での初期化が防止でき、また、使用する媒体の種類が増
加しても、システムのハードウエアの変更が必要なく使
用でき、さらに省電力も可能なディスク記憶装置を得る
ことを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
記憶装置は、記憶容量の異なる複数の種類の媒体に設け
られた媒体識別孔を検出し媒体識別信号を出力する媒体
識別手段と、接続されたシステムからの記憶容量モード
を設定するためのデンシティセレクト信号を受信するデ
ンシティセレクト信号受信手段と、この手段により受信
されたデンシティセレクト信号と上記媒体識別手段から
の媒体識別信号とを比較し、内容が一致しない時に、上
記システムへのリードデータの送出を阻止するととも
に、挿入された媒体からのリードデータ信号に含まれる
クロック信号に同期する基準信号をシステムへ送出する
基準信号送出手段を備えたものである。 【0011】 【作用】この発明におけるディスク記憶装置は、システ
ムから入力されるデンシティセレクト信号と、媒体識別
手段で検出した媒体識別信号とが比較され、内容不一致
の時はシステムへのリードデータの送出が阻止されると
ともに挿入されている媒体の基準信号がシステムに送出
される。 【0012】 【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図1、図2について説明す
る。図1は実施例1の要部を示す電気回路図、図2はそ
れの動作を説明するタイムチャートである。図におい
て、8は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10
はプルアップ抵抗、11はシステム2からのデンシティ
セレクト信号の入力端子、12はシステム2からのドラ
イブセレクト信号の入力端子、13は入力論理レベルが
共にH或はLで一致した時出力論理レベルがHとなる排
他的ノアゲート、14はドライブセレクト信号の論理レ
ベルを反転するインバータ、15は入力論理レベルが共
にHの時のみ出力論理レベルがLとなるナンドゲート、
16は挿入された媒体から読出された内部リードデータ
の入力端子、17はシステム2へ送出されるリードデー
タの出力端子である。これら10〜17によってリード
データ阻止手段を構成する。なお、図14〜図17はこ
の実施例にも適用される。 【0013】次に動作について説明する。まず、媒体識
別孔7aのないDD(標準密度)媒体7Aが挿入され、
この時システム2からはHD(高密度)媒体7Bを選択
するデンシティセレクト信号が送出され、端子11に印
加されたとする。DD媒体7Aが挿入されているので、
媒体識別孔検出スイッチ8は図17Aに示すように押し
下げられその出力端子の論理レベル(媒体識別信号)は
Lとなる。一方、デンシティセレクト信号は高密度を示
すHレベルであるので、排他的ノアゲート13の入力の
論理レベルは不一致で出力はLとなる。 【0014】この状態で、システム2からモータオン信
号が送出され、FD駆動機構6のモータがオンされてデ
ィスク駆動されてから、Lレベルのドライブセレクト信
号が送出され端子12に印加されたとすると、インバー
タ14で反転されてHとなりナンドゲート15に印加さ
れる。しかし、ナンドゲート15には排他的ノアゲート
13からLレベルの入力が印加されているのでゲートは
閉じられ、端子16からの内部リードデータは出力端子
17には出力されない。これにより、システム2ではF
DD1からリードデータの送出がないことが検出され
る。 【0015】システム2でFDD1からリードデータの
送出がないことが検出されると、標準密度を選択するL
レベルのデンシティセレクト信号がFDD1に送出され
る。デンシティセレクト信号がLとなると排他的ノアゲ
ート13の入力レベルは一致しHが出力される。これに
よりナンドゲート15の2入力はHとなり、端子16の
内部リードデータが出力端子17からリードデータとし
て出力され、システム2に送出される。 【0016】次に、媒体識別孔7aを備えたHD(高密
度)媒体7Bが挿入されると、媒体識別孔検出スイッチ
8は図17Bに示すように押し下げられず、媒体識別信
号はHとなる。従って、Lレベルのデンシティセレクト
信号が送出されるとリードデータは出力されず、デンシ
ティセレクト信号がHとなるとリードデータが出力され
て、システム2に送出される。このようにして、システ
ム2ではリードデータを検出することにより、挿入され
た媒体の種類(記憶容量)とデンシティセレクト信号に
より設定されたモードが一致したことを検出できるよう
になる。 【0017】実施例2. 図3は実施例2の要部を示す電気回路図、図4はそれの
動作を説明するタイムチャートである。図において、8
は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10はプル
アップ抵抗、11はデンシティセレクト信号の入力端
子、12はドライブセレクト信号の入力端子、13は排
他的ノアゲート、14はドライブセレクト信号の論理レ
ベルを反転するインバータ、15はナンドゲート、16
は内部リードデータの入力端子、17はリードデータの
出力端子で以上は実施例1と同様のものである。 【0018】18は500KHzの発振器、19、20
はセット・リセット付きデータ・フリップフロップであ
る分周器、21、22、25、26はアンドゲート、2
3、27はインバータ、24、28はオアゲートであ
る。これら10〜28によってリードデータ阻止手段を
構成するとともに、基準信号送出手段を構成する。 【0019】次にその動作を説明する。まずDD媒体7
Aが挿入され、この時システム2からはHD媒体7Bを
選択するデンシティセレクト信号が送出されて端子11
に印加されたとする。この時の媒体識別信号はLとな
り、一方、デンシティセレクト信号は高密度を示すHレ
ベルであるので、排他的ノアゲート13の入力の論理レ
ベルは不一致で出力はLとなる。また、Lレベルの媒体
識別信号はアンドゲート21の一方の入力端子に、反転
してHレベルとなってアンドゲート22の一方の入力端
子にそれぞれ印加される。従ってアンドゲート21は閉
じられ、アンドゲート22は開かれる。 【0020】発振器18からの500KHzの信号は、
分周器19により1/2に分周されて、アンドゲート2
1の他方の入力端子に250KHzの基準信号として印
加され、さらに分周器20によって1/2に分周され1
25KHzの基準信号として、アンドゲート22の他方
の入力端子に印加される。この125KHzの基準信号
はDD媒体7Aにデータとともに記憶されているクロッ
ク信号と同一周期の信号であリ、250KHzの基準信
号はHD媒体7Bにデータとともに記憶されているクロ
ック信号と同一周期の信号である。今、アンドゲート2
1は閉じられ、アンドゲート22は開かれるているの
で、アンドゲート22から125KHzの基準信号がオ
アゲート24をへてアンドゲート26の一方の入力端子
に印加される。 【0021】アンドゲート26の他方の入力端子には排
他的ノアゲート13の出力Lがインバータ23により反
転されHとなり印加されているので、このアンドゲート
26は開かれ、125KHzの基準信号がオアゲート2
8をへてナンドゲート15の一方の入力端子に印加され
る。この状態で、Lレベルのドライブセレクト信号が端
子12に印加されると、インバータ14で反転されてH
となりナンドゲート15の他方の入力端子に印加され
る。従って、出力端子17にはリードデータは出力され
ず、125KHzの基準信号が出力され、システム2に
送出される。 【0022】これにより、システム2ではFDD1から
リードデータの送出がないことが検出されるとともに、
リードデータの代りに送信された125KHzの基準信
号が受信され、この基準信号に、リードデータからクロ
ック信号を分離するためにシステムに搭載されているデ
ータセパレータ(図示しない)のウインドウ信号(図示
しない)を同期させてフリーランさせ、リードデータが
入力されるのを待つ。 【0023】次いで、FDD1からリードデータの送出
がないことの検出により、標準密度を選択するLレベル
のデンシティセレクト信号がFDD1に送出される。デ
ンシティセレクト信号がLとなると排他的ノアゲート1
3の入力レベルは一致しHが出力される。これによりア
ンドゲート25が開かれ、アンドゲート26は閉じら
れ、125KHzの基準信号の代りに端子16の内部リ
ードデータがアンドゲート25からオアゲート28をへ
てナンドゲート15の一方の入力端子に印加される。こ
の時ドライブセレクト信号が受信され、ナンドゲート1
5の他方の入力端子はHとなっているので、出力端子1
7からリードデータが出力され、システム2に送出され
る。 【0024】FDD1からのリードデータを受信したシ
ステム2では、データセパレータのウインドウ信号がリ
ードデータ中に含まれるクロック信号と同一周期でフリ
ーランしているので、ウインドウ信号は速かにリードデ
ータのクロック信号と同期し、クロック信号が分離さ
れ、高速にリードデータが読出される。通常、リードデ
ータがない状態で新たに入力された場合、データセパレ
ータがウインドウ信号をリードデータのクロック信号に
同期させるまでには時間がかかる。しかし、この実施例
ではウインドウ信号が基準信号の受信により予めウイン
ドウ信号をフリーランさせているので極めて高速にリー
ドデータを同期化して読出すことができる。 【0025】次に、システム2からHD媒体7Bを選択
するデンシティセレクト信号が送出され端子11に印加
されている時に、FDD1のFD駆動機構6にHD媒体
7Bが挿入されたとすると媒体識別信号はHとなり、ア
ンドゲート21が開かれアンドゲート22が閉じられ
る。これにより分周器19からの、HD媒体7Bのクロ
ック信号と同一周期の250KHzの基準信号が、アン
ドゲート21及びオアゲート24をへてアンドゲート2
6の一方の端子に印加される。 【0026】この時、システム2からHレベルのデンシ
ティセレクト信号が送出されているので、排他的ノアゲ
ート13の入力は一致しそれの出力はHとなり、アンド
ゲート25が開かれゲート26が閉じられ、ナンドゲー
ト15の出力端子17にはリードデータの方が出力され
て、システム2に送出される。 【0027】このように、システム2ではリードデータ
を検出することにより、挿入された媒体の種類とデンシ
ティセレクト信号により設定されたモードが一致したこ
とを検出できるようになるとともに、不一致の時はFD
D1の挿入された媒体のリードデータに含まれるクロッ
ク信号と同一周期の基準信号がFDD1から送出されて
くるので、次に送られてくるリードデータとの同期が高
速に行なわれ、アクセス時間が短縮化される。 【0028】実施例3. 図5は実施例3の要部を示す電気回路図、図6はそれの
動作を説明するタイムチャートである。図において、8
は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10はプル
アップ抵抗、11はデンシティセレクト信号の入力端
子、12はドライブセレクト信号の入力端子、13は排
他的ノアゲート、14はドライブセレクト信号の論理レ
ベルを反転するインバータ、15はナンドゲートで以上
は実施例1と同様のものである。29は挿入された媒体
の一回転毎に検出される内部インデックス信号の入力端
子、30はシステム2へ送出されるインデックス信号の
出力端子である。これら10〜15及び29、30によ
ってインデックス信号阻止手段を構成する。 【0029】この実施例では、ナンドゲート15の入力
端子29に実施例1の内部リードデータの代りに、モー
タオンにより駆動される媒体の一回転毎に検出される内
部インデックス信号が印加される。そのため、挿入され
た媒体の記憶容量と、デンシティセレクト信号により設
定されたモードが一致した時にのみ、ナンドゲート15
の出力端子30にインデックス信号が出力され、システ
ム2に送出される。このため、システム2ではこのイン
デックス信号が検出されて、挿入された媒体の記憶容量
とデンシティセレクト信号により設定されたモードが一
致したことが検出される。 【0030】実施例4. 図7は実施例4の要部を示す電気回路図、図8はそれの
動作を説明するタイムチャートである。図において、8
は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10はプル
アップ抵抗、11はデンシティセレクト信号の入力端
子、12はドライブセレクト信号の入力端子、13は排
他的ノアゲート、14はドライブセレクト信号の論理レ
ベルを反転するインバータ、15はナンドゲートで以上
は実施例1と同様のものである。31はFDD1の動作
可能状態を示す内部レディ信号の入力端子、32はシス
テム2へ送出されるレディ信号の出力端子である。これ
ら10〜15及び31、32によってレディ信号阻止手
段を構成する。 【0031】この実施例では、ナンドゲート15の入力
端子31に実施例1の内部リードデータの代りに、媒体
の駆動開始から所定数の内部インデックス信号発生によ
って生ずる内部レディ信号が印加される。そのため、挿
入された媒体の記憶容量と、デンシティセレクト信号に
より設定されたモードが一致した時にのみ、ナンドゲー
ト15の出力端子32にレディ信号が出力され、システ
ム2に送出される。このため、システム2ではこのレデ
ィ信号が検出されて、挿入された媒体の記憶容量とデン
シティセレクト信号により設定されたモードが一致した
ことが検出される。 【0032】実施例5. 図9は実施例5の要部を示す電気回路図、図10はそれ
の動作を説明するタイムチャートである。図において、
8は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10はプ
ルアップ抵抗、11はデンシティセレクト信号の入力端
子、12はドライブセレクト信号の入力端子、13は排
他的ノアゲート、14はドライブセレクト信号の論理レ
ベルを反転するインバータ、15はナンドゲートで以上
は実施例1と同様のものである。33はFDD1に媒体
が変更されたことを示す内部ディスクチェンジ信号の入
力端子、34はシステム2へ送出されるディスクチェン
ジ信号の出力端子である。これら10〜15及び33、
34によってディスクチェンジ信号阻止手段を構成す
る。 【0033】この実施例では、ナンドゲート15の入力
端子33に実施例1の内部リードデータの代りに、媒体
の排出によりHとなり次のシステム2からのステップ信
号によってリセットされLとなる内部ディスクチェンジ
信号が印加される。そのため、挿入された媒体の記憶容
量と、デンシティセレクト信号により設定されたモード
が一致した時にのみ、ナンドゲート15の出力端子34
にディスクチェンジ信号が出力され、システム2に送出
される。このため、システム2ではこのディスクチェン
ジ信号が検出されて、挿入された媒体の記憶容量とデン
シティセレクト信号により設定されたモードが一致した
ことが検出される。 【0034】実施例6. 図11は実施例6の要部を示す電気回路図、図12はそ
れの動作を説明するタイムチャートである。図におい
て、8は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、10
はプルアップ抵抗、11はデンシティセレクト信号の入
力端子、13は排他的ノアゲート、15はナンドゲート
で以上は実施例1と同様のものである。35はシステム
2からのモータオン信号の入力端子、36は実際のFD
D1のディスク駆動用モータを駆動開始させるための内
部モータオン信号出力端子である。これら8〜11、1
3、15、35及び36によってモータオン信号阻止手
段を構成する。 【0035】実施例1〜5では媒体識別信号とデンシテ
ィセレクト信号との不一致により、リードデータ、イン
デックス信号、レディ信号及びディスクチェンジ信号等
のFDD1からシステム2に送出される信号の送出が阻
止されるよう構成されたのに対し、この実施例ではシス
テム2からFDD1に送出されてきた媒体を回転させる
ためのモータオン信号の媒体駆動モータへの出力が阻止
されるようにした。そのため、挿入された媒体の記憶容
量と、デンシティセレクト信号により設定されたモード
が一致した時にのみ、ナンドゲート15の出力端子36
に内部モータオン信号が出力され、モータが駆動され媒
体が回転する。これに伴いリードデータ信号やインデク
ス信号が出力され、システム2に送出されるため、シス
テム2ではこれらの一致が検出できる。また、媒体識別
信号とデンシティセレクト信号との不一致の時は媒体駆
動モータが停止しているため、余分な電力の消費が押さ
えられ、省電力になる。 【0036】実施例7. 図13は実施例7の要部を示す電気回路図である。図に
おいて、8は媒体識別孔検出スイッチ、9は直流電源、
10はプルアップ抵抗、11はデンシティセレクト信号
の入力端子、12はドライブセレクト信号の入力端子、
13は排他的ノアゲート、14はインバータ、15a、
15bはナンドゲート、16は内部リードデータの入力
端子、17はリードデータの出力端子、29は内部イン
デックス信号の入力端子、30はインデックス信号の出
力端子である。以上は実施例1及び実施例3と同様のも
のである。 【0037】実施例1〜6では媒体識別信号とデンシテ
ィセレクト信号との不一致により、それぞれ単独の信号
の送受を阻止するよう構成したが、これらを2以上組み
合わせても同様な効果が得られる。この実施例では内部
リードデータ信号9と内部インデックス信号11の2つ
の信号を組み合わせたものである。これによると、挿入
された媒体の記憶容量と、デンシティセレクト信号によ
り設定されたモードが一致した時にのみ、リードデータ
信号とインデックス信号の2つがそれぞれ出力端子1
7、30に出力され、システム2に送出されることにな
る。このため、システム2ではこのリードデータ信号と
インデックス信号のどちらかを検出することにより、挿
入された媒体の記憶容量と、デンシティセレクト信号に
より設定されたモードが一致したことが検出できる。 【0038】これ以外にも、内部レディ信号や内部ディ
スクチェンジ信号、モータオン信号等を組み合わせて
も、また、これらを3以上組み合わせてもよい。また、
各実施例における電気回路およびタイムチャートの論理
は、その実現するための一例に過ぎず、他の回路の組み
合わせおよび論理においても、同様な効果をもたらすこ
とも可能である。 【0039】以上、各実施例ではフレキシブル磁気ディ
スク装置について説明したが、データを記憶する媒体を
交換することが可能な装置、例えば、光ディスク装置、
光磁気ディスク装置、ミニディスク装置、リームーバル
型ハードディスク装置等においても同様な効果を有す
る。 【0040】 【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、記憶容量の異なる複数の種類の媒体に設
けられた媒体識別孔を検出し媒体識別信号を出力する媒
体識別手段と、接続されたシステムからの記憶容量モー
ドを設定するためのデンシティセレクト信号を受信する
デンシティセレクト信号受信手段と、この手段により受
信されたデンシティセレクト信号と上記媒体識別手段か
らの媒体識別信号とを比較し、内容が一致しない時に、
上記システムへのリードデータの送出を阻止するととも
に、挿入された媒体からのリードデータ信号に含まれる
クロック信号に同期する基準信号をシステムへ送出する
基準信号送出手段を備えたので、異った種類の媒体を使
用できるようにしても、従来から使用されたシステムと
の間で送受された信号のみで挿入された媒体の種別を検
出でき、システムとの間の信号線ケーブルのグランドラ
インを信号線として使用する必要がなく、シールドを充
分確保することができ、システムに新たな電気回路を追
加する等ハードウエアの変更を行なう必要がなく、シス
テムが安価に構成でき、記録再生の誤動作を防止するこ
とができるとともに、システムにおけるFDDから送出
されたリードデータの読み出しが高速に行なえる効果が
ある
【図面の簡単な説明】 【図1】 実施例1の要部を示す電気回路図。 【図2】 実施例1の動作を説明するタイムチャート。 【図3】 実施例2の要部を示す電気回路図。 【図4】 実施例2の動作を説明するタイムチャート。 【図5】 実施例3の要部を示す電気回路図。 【図6】 実施例3の動作を説明するタイムチャート。 【図7】 実施例4の要部を示す電気回路図。 【図8】 実施例4の動作を説明するタイムチャート。 【図9】 実施例5の要部を示す電気回路図。 【図10】 実施例5の動作を説明するタイムチャー
ト。 【図11】 実施例6の要部を示す電気回路図。 【図12】 実施例6の動作を説明するタイムチャー
ト。 【図13】 実施例7の要部を示す電気回路図。 【図14】 フレキシブル磁気ディスク装置の概略構成
図。 【図15】 フレキシブル磁気ディスク装置とシステム
間の信号線ケーブルのピンサインを示す図。 【図16】 フレキシブル磁気ディスク装置に使用され
る媒体の外観図。 【図17】 媒体のフレキシブル磁気ディスク装置への
挿入状態を示す部分拡大図。 【符号の説明】 1 フレキシブル磁気ディスク装置、2 システム、3
信号線ケーブル、7,7A,7B 媒体、7a 媒体
識別孔、8 媒体識別孔検出スイッチ、11デンシティ
セレクト信号入力端子、12 ドライブセレクト信号入
力端子、13排他的ノアゲート、15,15a,15b
ナンドゲート、16 内部リードデータ入力端子、1
7 リードデータの出力端子、18〜28 基準信号送
出手段、29 内部インデックス信号入力端子、30
インデックス信号出力端子、31 内部レディ信号入力
端子、32 レディ信号出力端子、33 内部ディスク
チェンジ信号入力端子、34 ディスクチェンジ信号出
力端子、35 モータオン信号入力端子、36 内部モ
ータオン信号出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−49072(JP,A) 特開 平2−240864(JP,A) 特開 昭59−185069(JP,A) 実開 平3−50244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/00 - 19/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスク記憶装置に記憶容量モードを設
    定するためのデンシティセレクト信号を送出し、この設
    定された記憶容量と異った記憶容量の媒体がディスク記
    憶装置に挿入されることによるこのディスク記憶装置か
    らのリードデータの送出がないことを検出して、上記記
    憶容量モードを切換えたデンシティセレクト信号をディ
    スク記憶装置に再送出するシステムに接続されるディス
    ク記憶装置において、記憶容量の異なる複数の種類の媒
    体に設けられた媒体識別孔を検出し媒体識別信号を出力
    する媒体識別手段と、上記システムからのデンシティセ
    レクト信号を受信するデンシティセレクト信号受信手段
    と、この手段により受信されたデンシティセレクト信号
    と上記媒体識別手段からの媒体識別信号とを比較し、内
    容が一致しない時に、上記システムへのリードデータの
    送出を阻止するとともに、挿入された媒体からのリード
    データ信号に含まれるクロック信号に同期する基準信号
    をシステムへ送出する基準信号送出手段とを備えたこと
    を特徴とするディスク記憶装置
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