JP3406020B2 - 配線板の製造法 - Google Patents
配線板の製造法Info
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- Japan
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- wiring
- manufacturing
- plating
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
る。
て配線を形成するサブトラクティブ法とめっきにより配
線を形成するアディティブ法が工業的に使われている。
配線幅を小さくする場合、サブトラクティブ法の問題点
はエッチングが等方的に行われたサイドエッチングが発
生することにある。アディティブ法では、このサイドエ
ッチングは発生しないが、無電解めっき時に付着しては
ならない部分にまでめっきが析出するなどの問題があ
る。これらの問題から、従来の方法では、微細配線の形
成には限界がある。
成法として配線転写方がある。配線転写法は仮基板上に
レジスト像を形成後、電気めっき又は無電解めっきによ
り配線をめっきするもので、従来のサブトラクティブ法
やアディティブ法のような問題がなく微細配線形成に適
している。
おいて特に銅箔を仮基板とする方法において、転写した
配線を異層間で接続するためにスル−ホ−ルを設ける場
合、スル−ホ−ルランドは仮基板である銅箔をエッチン
グして形成するので、基板表面より突起状に高くなる。
一方、転写配線部は基板内に埋め込まれて平坦となって
いる。このような製造法と得られた構造には次の2つの
欠点がある。 (1)埋め込まれた配線部をはんだ付けランドとし、そ
のはんだ付けランドに電子部品を実装した場合、スル−
ホ−ルランド部が実装部品の底部に接触し、端子部の浮
き上がりの発生や温度サイクル時に大きな応力の発生に
よりはんだ端子部にクラックが発生して接続不良になる
恐れがある。 (2)配線転写部に表面なスルーホールランドと突起状
に形成するスルーホールランド及びドリル穴の3者の位
置合わせが困難である。 本発明は、このような配線転写法の問題を解決し、表面
が平坦化され、微細配線が形成できるのみならず、部品
のはんだ付け性に優れ、微細ピッチ端子の実装に適して
いる配線板の製造法を提供するものである。
の面に、ニッケル層2を全面にめっきした後、そのニッ
ケル層2の表面の回路として必要な箇所に配線3を形成
し、プリプレグを介して配線3が内側となるように重ね
て、絶縁基板4の表裏に配線3が埋め込まれるように積
層成形し、得られた積層板の必要な箇所にスルーホール
を形成し、パネルめっき5を形成した後、テンティング
法によりスルーホールランド6を形成し、その後スルー
ホールランド6とニッケル層2を除去することを特徴と
する配線板の製造法に関する。
キャリヤとしての35μmの銅箔1にニッケル層2を全
面に1〜10μm程度めっきした後、ニッケル層2面に
銅めっきにより10〜30μm程度の配線3を形成した
ものをガラス布エポキシ樹脂プリプレグを介してガラス
布エポキシ樹脂積層板等の絶縁基板4の表裏に積層し配
線3を絶縁基板4内に埋め込む(図1(a))。通常の
方法により、穴明け、パネルめっき5(図1(b))、
テンティング法によるスル−ホ−ルランド6の形成を行
う(図1(c))。さらに、機械的な研磨によりスル−
ホ−ルランドを除去する。スル−ホ−ルランドの除去
は、機械的な研磨以外の方法でも良い。完全なニッケル
層の除去のためニッケルエッチング液によりエッチング
しても良い(図1(d))。スル−ホ−ル部の接続信頼
性向上のために配線導体に5〜10μm程度のオ−バレ
イめっき7を行う場合もある(図1(e))。
が得られる。また、本発明の別の方法では、完全に平坦
でないにしても従来のサブトラクティブ配線板に比べる
と平坦な高信頼性の配線板が得られる。これらの配線板
は、微細配線が形成できるのみならず、部品のはんだ付
け性に優れ、微細ピッチ端子の実装に適している。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 キャリアとしての銅箔1の一方の面に、
ニッケル層2を全面にめっきした後、そのニッケル層2
の表面の回路として必要な箇所に配線3を形成し、プリ
プレグを介して配線3が内側となるように重ねて、絶縁
基板4の表裏に配線3が埋め込まれるように積層成形
し、得られた積層板の必要な箇所にスルーホールを形成
し、パネルめっき5を形成した後、テンティング法によ
りスルーホールランド6を形成し、その後スルーホール
ランド6とニッケル層2を除去することを特徴とする配
線板の製造法。 - 【請求項2】 ニッケル層2を除去した後、配線3にオ
ーバーレイめっきを行う請求項1に記載の配線板の製造
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16173193A JP3406020B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 配線板の製造法 |
US08/268,866 US5504992A (en) | 1991-11-29 | 1994-06-30 | Fabrication process of wiring board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16173193A JP3406020B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 配線板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722738A JPH0722738A (ja) | 1995-01-24 |
JP3406020B2 true JP3406020B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=15740816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16173193A Expired - Lifetime JP3406020B2 (ja) | 1991-11-29 | 1993-06-30 | 配線板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3406020B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16173193A patent/JP3406020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722738A (ja) | 1995-01-24 |
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