JP3405700B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP3405700B2
JP3405700B2 JP34806599A JP34806599A JP3405700B2 JP 3405700 B2 JP3405700 B2 JP 3405700B2 JP 34806599 A JP34806599 A JP 34806599A JP 34806599 A JP34806599 A JP 34806599A JP 3405700 B2 JP3405700 B2 JP 3405700B2
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tread
tire
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明夫 池田
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1376Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour
    • B60C11/1384Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour with chamfered block corners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたウエット性
能を確保しながら2ピースモールドによる加硫成形を可
能にした空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】タイ
ヤのウエット性能を向上させるためには、路面の水膜を
タイヤ周方向およびタイヤ軸方向に排出することが重要
であり、そのためにトレッド部には、通常、例えば特開
平6−40215号公報等に記載する如く、タイヤ周方
向にのびる縦主溝、及びこの縦主溝と交わる向きのラグ
状溝を設けている。
【0003】ここで、接地面のタイヤ赤道側での排水性
を考えた場合、ラグ状溝の溝中心線の向きをタイヤ周方
向に近づけてやることにより水膜抵抗が減少し、接地圧
の高いタイヤ赤道側からタイヤ軸方向側方への排水が効
率的に行われる。そのために、一般には、前記ラグ状溝
は、タイヤ周方向に対して45゜以下で傾く急傾斜部を
有して形成している。
【0004】他方、タイヤ加硫金型には、タイヤ赤道面
と平行な割面を有する2ピースモールドと、タイヤ周方
向に複数分割されかつ半径方向に拡縮径可能に移動する
セグメントをもつ割モールドとが広く知られており、こ
のなかで2ピースモールドは、金型構造やその作動制御
が簡易でありかつ製造コストが非常に安いという利点が
ある。
【0005】しかしながら、このような2ピースモール
ドの金型では、タイヤ軸方向外方に離隔することによっ
て加硫成形後のタイヤが金型から取り出されるため、そ
のとき金型の溝形成凸部分がトレッド面を傷つける所謂
ディモールドという損傷が発生しやすい。特に、このデ
ィモールドは、溝の向きがタイヤ周方向に近いほど、さ
らにはタイヤの外径が大きくトレッド部から前記溝形成
凸部分が抜き出しにくいタイヤ赤道側においてより顕著
となる。
【0006】従って、このディモールドの観点から、前
述の如き急傾斜部を含むラグ状溝、又は縦主溝をタイヤ
赤道側に有するトレッドパターンのタイヤを、2ピース
モールドの金型を用いて加硫成形することは非常に難し
く、従来においては、割モールドの金型を用いて加硫成
形せざるを得ないという問題があった。
【0007】そこで本発明は、このような状況に鑑み案
出されたもので、その目的は、前記ラグ状溝又は縦主溝
をタイヤ赤道側に有するタイヤにおいて、外の溝壁面に
面取り部を設ける一方、その近傍のトレッド面に小巾の
溝状凹部を溝に沿って形成することを基本として、優れ
たウエット性能を確保しながら、2ピースモールドの金
型によってもディモールドを招くことなく簡易に加硫成
形しうる空気入りタイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、タイヤ赤道と、このタイヤ
赤道からトレッド接地縁までの接地半巾TW/2の50
%を隔てる位置との間の内側領域に、タイヤ周方向に対
して0゜でのびる縦主溝、又は45゜以内の傾斜角度θ
で傾くラグ状溝からなるトレッド溝を具え、かつ2ピー
スモールドにより成形される空気入りタイヤであって、
前記トレッド溝の溝中心線と直角な断面における前記ト
レッド溝のタイヤ軸方向外側の外の溝壁面は、溝底から
傾斜して立ち上がる外溝壁面基部と、該外溝壁面基部の
半径方向外縁に連なりトレッド面の交点P1にのびる面
取り部とからなり、かつ面取り部は、前記交点P1にお
いて前記トレッド面に立てた法線とのなす角度δ1が3
0〜60゜であって、前記外溝壁面基部がその仮想延長
線と仮想トレッド面との仮想交点P2において前記仮想
トレッド面に立てた法線とのなす角度δ2よりも大きい
外開きをなすとともに、前記仮想交点P2から交点P1
までの前記断面における距離L3を0.3〜2.0m
m、しかも前記断面での前記交点P1からタイヤ軸方向
外側に0.5〜2.0mmの間隔L4を隔てて小巾の凹
部を、前記トレッド溝に沿って形成したことを特徴とし
ている。
【0009】また請求項1の発明においては、さらに
記外溝壁面基部の前記角度δ2は2〜8゜、かつ前記凹
部は前記断面における巾を0.3〜3mm、深さを0.
3〜2.0mmとする円弧を含む曲面状をなすことを特
徴としている。
【0010】また請求項2に係る発明では、前記トレッ
ド溝の溝底と前記外の溝壁面との交わり部C1を曲率半
径r1が0.5〜2.0mmの円弧状とし、かつ前溝底
とトレッド溝のタイヤ赤道側の内の溝壁面との交わり部
C2の曲率半径r2よりも大としたことを特徴としてい
る。
【0011】ここで、前記「トレッド接地縁」とは、タ
イヤを正規リムに装着しかつ正規内圧を充填した状態で
正規荷重を負荷したときに、トレッド面が接地する接地
面のタイヤ軸方向最外端を通るタイヤ周方向線を意味す
る。又「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を
含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリ
ムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRA
であれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "
Measuring Rim"となる。また、「正規内圧」とは、前記
規格で定める空気圧であり、JATMAであれば最高空
気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOU
S COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETR
TOであれば "INFLATION PRESSURE" であるが、タイヤ
が乗用車用である場合には一律に180(kPa)とす
る。さらに「正規荷重」とは、前記規格で定める荷重で
あり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれ
ば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION P
RESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD
CAPACITY"とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。なお本願の空気入りタイヤ1は、図
7に略示する如く、2ピースモールド30によって加硫
成形されるタイヤであって、この2ピースモールド30
は、周知の如く、タイヤ赤道面C0乃至その近傍領域に
割面31を有し、該割面31を合わせて配することによ
りタイヤ成形内腔Hを形成する上金型31Uと下金型3
1Lとを具えている。そして、前記上金型31Uをプレ
スのラム側に、又下金型31Lをベッド側にそれぞれ取
付けることによって、ラムの昇降により上金型31Uと
下金型31Lとをタイヤ軸方向の内外(本例では上下)
に相対移動しうる。なお本例では、前記割面31がタイ
ヤ赤道面C0上に配される場合を例示する。
【0013】又前記タイヤ成形内腔Hは、前記空気入り
タイヤ1の輪郭形状と実質的に等しい輪郭形状をなし、
トレッド成形用のトレッド成形面32と、サイドウォー
ル成形用のサイドウォール成形面33と、ビード成形用
のビード成形面34とから形成されるとともに、前記ト
レッド成形面32には、トレッド溝G形成用の溝形成凸
部分35を突設している。
【0014】次に、前記空気入りタイヤ1のトレッド面
2には、図1に示すように、接地面のうちタイヤ赤道側
となる内側領域2Cに、タイヤ周方向に対して0゜での
びる縦主溝、又は45゜以内の傾斜角度θで傾くラグ状
溝からなるトレッド溝Gを具えている。
【0015】なお前記「内側領域2C」は、タイヤ赤道
Cと、このタイヤ赤道Cからトレッド接地縁Teまでの
接地半巾TW/2の50%の距離を隔てる位置との間の
領域として定義され、タイヤ1にとって、直径が大きく
ディモールドが起こりやすい反面、高い排水性が要求さ
れる部位である。
【0016】又前記トレッド溝Gは、本例では、前記内
側領域2Cに、タイヤ赤道Cを通る中央の縦主溝9と、
その両側に配される外の縦主溝3、3と、この外の縦主
溝3からタイヤ軸方向内方にのびる第1、第2のラグ状
溝4、10とを具え、本例では、このうちの、前記中央
の縦主溝9と第2のラグ状溝10とに起因するディモー
ルドの発生を、本発明の手段によって抑制している。
【0017】なお第1のラグ状溝4に起因するディモー
ルドの発生は、後に説明する他の手段よって抑制してい
る。また前記外の縦主溝3は、本例では、タイヤ軸方向
外側の溝壁面が、前記内側領域2C外の外側領域2Sに
配されているため、本願の対象とはならないが、もし内
側領域2Cに配される場合には、前記中央の縦主溝9と
同様、本発明の手段によってディモールドを抑制するこ
とが必要である。
【0018】前記中央の縦主溝9は、外の縦主溝3と同
様、タイヤ周方向に略直線状に連続してのび、外の縦主
溝3と協同して路面上の水膜をタイヤ走行方向の後方へ
と排出する。特に中央の縦主溝9は、接地圧が高くかつ
接地長さが最長となるタイヤ赤道C上に配されるため、
より効率の良い排水効果が得られる。
【0019】そして、この中央の縦主溝9では、図2に
示すように、その溝中心線と直角な断面において、その
タイヤ軸方向外側の外の溝壁面21は、溝底22から傾
斜して立ち上がる外溝壁面基部21Aと、該外溝壁面基
部21Aの半径方向外縁に連なりトレッド面2の交点P
1にのびる面取り部21Bとから構成される。なお本例
では、この縦主溝9がタイヤ赤道C上に配されるため、
両側の溝壁面が前記外の溝壁面21として形成される。
【0020】又前記面取り部21Bは、前記交点P1に
おいて前記トレッド面2に立てた法線Nとのなす角度δ
1が30〜60度の範囲であって、前記外溝壁面基部2
1Aがその仮想延長線と仮想トレッド面との仮想交点P
2において前記仮想トレッド面に立てた法線Nとのなす
角度δ2よりも大きい外開きをなすように形成される。
【0021】なお前記角度δ2としては、前記角度δ1
より小であるならば特に規制されないが、従来的な縦主
溝の溝壁と略同様の2〜8度とすることが、溝容積の確
保や外観性などの観点から好ましい。又前記溝底22と
外の溝壁面21との交わり部C1は、曲率半径r1が
0.5〜2.0mmの円弧状とし、滑らかに連結させる
のが好ましい。
【0022】又前記面取り部21Bとしては、前記仮想
交点P2から交点P1までの前記断面における距離L3
を0.3〜2.0mmとした比較的小さい斜面で形成さ
れるとともに、前記断面での前記交点P1からタイヤ軸
方向外側には、0.5〜2.0mmの間隔L4を隔てて
小巾溝状の凹部23を、前記縦主溝9に沿って形成して
いる。
【0023】この凹部23は、前記断面における巾W4
を0.3〜3.0mm、深さD4を0.3〜2.0mm
とした小巾かつ浅底をなし、その底面は円弧を含む曲面
状、本例では半円弧状に形成している。
【0024】このように、前記面取り部21Bと凹部2
3とを組み合わせることによって、縦主溝9のタイヤ軸
方向外側のエッジ部に柔軟性が付与され、金型が縦主溝
9から抜けやすくなるなどディモールドが効果的に抑制
される。
【0025】なお面取り部21Bのみの形成、或いは凹
部23のみの形成の場合には、必要なディモールド抑制
効果を得るために、面取り部21B或いは凹部23のサ
イズ(距離L3、巾W4、深さD4等)を極めて大きく
設定することが必要となり、その結果、接地面積減少に
よる操縦安定性の低下、外観の低下、耐摩耗性の低下な
どの種々の不具合を招来する。これに対して、前記面取
り部21Bと凹部23とを組み合わせた場合には、前述
の如き小さなサイズによっても充分なディモールド抑制
効果が発揮できるのである。
【0026】なお前記角度δ1が30度未満或いは60
度より大、前記距離L3が0.3mm未満、前記距離L
4が2.0mmより大、前記巾W4が0.3mm未満、
及び前記深さD4が0.3mm未満では、何れもディモ
ールド抑制効果が不十分となってしまう。逆に、前記距
離L3が2.0mmより大、及び前記巾W4が3.0m
mより大では、接地面積の減少および外観性の悪化が顕
著となる。又前記距離L4が0.5mm未満、及び前記
深さD4が2.0mmより大では、面取り部21Bと凹
部23との間でゴム欠け等の亀裂損傷が生じやすくな
る。
【0027】次に前記第2のラグ状溝10は、前記縦主
溝3との交わり部J2でのタイヤ周方向に対する傾斜角
度θが30〜60゜をなし、かつこの交わり部J2から
傾斜角度θを漸減しつつタイヤ軸方向内側に向かって略
円弧状に滑らかに湾曲している。そして、この第2のラ
グ状溝10は、その全部又は一部、本例では一部に前記
傾斜角度θを45゜以下とした急傾斜領域10Aを具え
ており、少なくともこの急傾斜領域10Aに、縦主溝9
と同様のディモールド抑制手段が施される。
【0028】即ち、前記第2のラグ状溝10も同様に、
図3に示す如く、その溝中心線と直角な断面において、
外の溝壁面21は、溝底22から立ち上がる外溝壁面基
部21Aと、該外溝壁面基部21Aに連なりトレッド面
2の交点P1にのびる面取り部21Bとから構成され
る。
【0029】又前記面取り部21Bは、前記交点P1に
おける角度δ1が30〜60度の範囲であって、前記外
溝壁面基部21Aが仮想交点P2においてなす角度δ2
よりも大としている。なお前記角度δ2は2〜8゜が好
ましい。又前記溝底22と外の溝壁面21との交わり部
C1は、曲率半径r1が0.5〜2.0mmの円弧状と
し、溝底22と内の溝壁面24との交わり部C2におけ
る曲率半径r2よりも大とすることが、溝容積確保の観
点から好ましい。又前記面取り部21Bは、仮想交点P
2と交点P1との間の距離L3が0.3〜2.0mmで
ある。
【0030】そして前記交点P1のタイヤ軸方向外側に
は、この交点P1から0.5〜2.0mmの間隔L4を
隔てて、例えば巾W4が0.3〜3.0mm、深さD4
が0.3〜2.0mmの小巾かつ浅底の凹部23をラグ
状溝10に沿って形成している。
【0031】次に、前記第1のラグ状溝4は、以下の手
段によってディモールドが抑制される。即ち第1のラグ
状溝4は、その溝中心線の形状から見たとき、図4に拡
大して示すように、湾曲部4Aと直線状部4Bとを含ん
で構成されている。
【0032】この湾曲部4Aは、前記縦主溝3との交わ
り部J1でのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ1が30
〜60度をなし、該傾斜角度θ1を漸減しつつ、本例で
は実質的に0度になるまで、前記交わり部J1からタイ
ヤ軸方向内側に向かって略円弧状に滑らかに湾曲する。
又前記直線状部4Bは、前記湾曲部4Aに滑らかに連な
り、かつタイヤ赤道Cよりもタイヤ軸方向外側でタイヤ
周方向に沿って直線状に延在している。
【0033】このとき、直線状部4Bの溝中心線のタイ
ヤ赤道Cからの距離L1は、前記接地半巾TW/2の3
0%以下であって、接地圧のより高い位置に、この直線
状部4Bを形成する。又湾曲部4Aのタイヤ周方向長さ
L2は、第1のラグ状溝4全体のタイヤ周方向長さL0
の50%以上であって、これによって、水膜の流れ方向
が急激に変化して排水性が低下するのを抑制する。
【0034】又前記第1のラグ状溝4は、その溝巾wか
ら見たとき、前記湾曲部4Aと直線状部4Bとの連なり
位置Kを最大溝巾位置Qとして、前記湾曲部4A及び直
線状部4Bの両側にのびる拡巾部分6を具える。なお、
前記「連なり位置K」とは、前記湾曲部4Aの溝中心線
と直線状部4Bの溝中心線とが連結する位置を意味し、
同図には、内接する最も好ましい場合を例示している。
【0035】この拡巾部分6は、本例では、前記最大溝
巾位置Qが連続する最大巾領域6Aと、この最大巾領域
6Aから両側にのびかつ溝巾が漸減する漸減巾領域6
B、6Cとを具えている。なお、一方の漸減巾領域6B
は、前記交わり部J1から略一定の溝巾を有してのびる
一定巾領域Rに滑らかに接続するとともに、他方の漸減
巾領域6Cは前記直線状部4Bの端部まで延在してい
る。
【0036】従って、本例では、前記湾曲部4Aは、前
記一定巾領域Rと、漸減巾領域6Bと、最大巾領域6A
のうちの連なり位置Kまでの領域部分6A1とによって
形成されるとともに、前記直線状部4Bは、前記漸減巾
領域6Cと、最大巾領域6Aのうちの連なり位置Kまで
の領域部分6A2とによって形成されている。
【0037】なお前記拡巾部分6としては、例えば、前
記最大溝巾がピーク状をなすことにより前記最大溝巾位
置Qが連続しない、即ち最大巾領域6Aを有することな
く、ピーク状の最大溝巾位置Qと漸減巾領域6B、6C
とによって形成することもできる。
【0038】さらに前記第1のラグ状溝4においては、
図4のI−I線、II−II線、及びIII −III 線断面であ
る図5(A)〜(C)に示す如く、その溝中心線と直角
な溝断面において、タイヤ軸方向外側の外の溝壁面4o
が、該外の溝壁面4oとトレッド面2との交点において
該トレッド面2に立てた法線Nに対してなす傾斜角度α
を、前記最大溝巾位置Qにおいて15〜45度の最大傾
斜角度αmax を有するように形成している。又前記拡巾
部分6は、その両端域に該傾斜角度αが最大傾斜角度α
max から漸減する角度漸減範囲YB、YCを設けてい
る。なおこの角度漸減範囲YB、YCは、前記漸減巾領
域6B、6Cと略一致させて形成することが好ましい
が、一致させなくても良い。
【0039】また同図に示す如く、前記溝断面における
タイヤ軸方向内側の内の溝壁面4iでは、該内の溝壁面
4iとトレッド面2との交点において該トレッド面2に
立てた法線Nに対する傾斜角度βを、0〜6度の範囲で
かつラグ状溝4の長さ方向に略一定としている。
【0040】このように、第1のラグ状溝4は、互いに
滑らかに連なる直線状部4Bと湾曲部4Aとを具えるた
め、内側領域2Cの水膜は、接地圧の高いタイヤ赤道側
から前記直線状部4Bと湾曲部4Aとをへてタイヤ軸方
向外側に円滑に導かれるとともに、縦主溝3を通して接
地面外に効果的に排出される。
【0041】この時、前記直線状部4Bと湾曲部4Aと
の連なり位置Kに、最大溝巾を有する拡巾部分6を設け
る一方、ラグ状溝4における外の溝壁面4oの傾斜角度
αが前記最大溝巾位置Qにおいて最大傾斜角度αmax と
なるように、この外の溝壁面4oを緩勾配で形成してい
る。その結果、前記直線状部4Bから湾曲部4Aに至る
水膜の流れがさらに円滑化し、いっそう速やかにかつ低
抵抗にて排水することが可能となる。
【0042】他方、前記2ピースモールド30に起因す
るディモールドは、タイヤ周方向に対する傾斜角度θ1
がより小さい部位、即ち前記湾曲部4Aにおける連なり
位置K近傍および直線状部4Bにおいて多発するが、こ
の部位における外の溝壁面4oを最大傾斜角度αmax が
15〜45度となる緩勾配で形成している。従って、加
硫成形後に、上金型31Uをタイヤ軸方向に平行移動し
てタイヤ1を取り出す際、ラグ状溝4形成用の溝形成凸
部分35がタイヤトレッドから抜けやすくなり、ディモ
ールドの発生が効果的に抑制される。
【0043】しかも、外の溝壁面4oが緩勾配となるこ
とによる溝容積の減少が、前記拡巾部分6の形成によっ
て補填されるため、優れた排水性が確保されるのであ
る。なお、本例では前記内の溝壁面4iを0〜6度の急
勾配としているため、充分な溝容積の確保が可能とな
り、緩勾配の外の溝壁面4oによる前記水流の円滑化と
相俟ってタイヤ軸方向外側への排水がより容易となる。
又この内の溝壁面4iにはエッジ効果が期待でき、ドラ
イ路面でのグリップ性の向上にも役立つ。
【0044】前記交わり部J1におけるラグ状溝4の傾
斜角度θが60度を越えると、湾曲部4A内での水膜抵
抗および縦主溝3と合流する際の抵抗が過大となるた
め、排水性の低下を招く。又30度未満では、ラグ状溝
4全体に亘ってディモールドが発生する恐れを招くな
ど、ディモールドの充分な抑制効果が得られなくなる。
従って、交わり部J1での前記傾斜角度θ1は、好まし
くは40〜50度であり本例では約45度としている。
【0045】又前記外の溝壁面4oの最大傾斜角度αma
x が15未満では、前述した排水性の向上効果並びにデ
ィモールドの抑制効果が充分に達成されなくなり、逆に
45度を超えると、タイヤの外観を著しく悪化させる。
従って、この最大傾斜角度αmax は、15〜25度の範
囲が好ましい。
【0046】さらにディモールドの抑制のためには、図
5(A)〜(C)に示す如く、前記外の溝壁面4oと溝
底4bとの間に、曲率半径rが1.0mm以上の円弧部
4cを介在させることが、溝形成凸部分35がタイヤト
レッドから抜けやすくなるため好ましい。なお曲率半径
rが3.0mmを越えると、外観を悪化させる恐れを招
く。
【0047】ここで、前記ラグ状溝4の前記溝断面にお
ける溝巾wに関していえば、前記溝巾wは、前記交わり
部J1においては、前記縦主溝3の溝巾W0の25〜6
0%の範囲、かつ前記連なり位置Kにおいては、溝巾W
0の60〜100%の範囲が好ましい。もし前記溝巾w
が、交わり部J1および連なり位置Kにおいて、夫々2
5%未満及び60%未満であれば、充分な溝容積が確保
できなくなり、又夫々60%及び100%を越えるとト
レッド剛性が低下し偏摩耗が生じやすくなる。なお本願
において、溝巾は、夫々トレッド面上で測定した値であ
る。
【0048】なお前記縦主溝3の溝巾W0は、排水性を
より確実に高めるべく、好ましくは、前記接地半巾TW
/2の5.0%以上、より好ましくは6.0%以上とす
るのが望ましい。なお溝巾W0の上限は、トレッド剛性
等の兼ね合いにより適宜定められる。
【0049】又ラグ状溝4の溝深さdに関していえば、
図6に溝中心線に沿った溝断面を示すように、溝容積の
確保のために、前記交わり部J1におけるラグ溝深さd
を、縦主溝3の溝深さD0と略等しくするのが好まし
い。又ラグ溝深さdは、直線状部4Bにおいては、ディ
モールドやノイズの観点から前記縦主溝3の溝深さD0
の80%以下とするのが好ましい。
【0050】そのために、本例では、ラグ溝深さdを、
前記交わり部J1においては溝深さD0と略等しく、か
つ直線状部4Bにおいて溝深さD0の80%以下とする
とともに、水流れの円滑化のために或いは剛性変化を緩
和するために、交わり部J1と直線状部4Bとの間でラ
グ溝深さdを漸減している。なお湾曲部4A及び直線状
部4Bでは、ラグ溝深さdが略一定の定深さ部分と漸減
する漸減深さ部分とを混在させることができる。
【0051】又本例では、タイヤ周方向に隣り合うラグ
状溝4の直線状部4B、4B間を、継ぎ巾が0.5〜3
mm、深さが2〜5mmの周方向の継ぎ溝7によって接
続した場合を例示している。これにより、各直線状部4
Bと協同して周方向に連続する縦溝体を形成しうる結
果、排水性をさらに高め、ウエット性能をより一層向上
させる点で好ましい。又継ぎ溝7の継ぎ巾及び深さを前
記範囲内に規制することによって、この継ぎ溝7に起因
するディモールドの発生が阻止されるとともに、トレッ
ド剛性の維持が図られる。
【0052】次に、前記外側領域2Sでは、本例では、
前記外の縦主溝3からトレッド接地縁Teに向かって溝
巾を漸増してのびる巾広の第1の外側のラグ状溝26
と、トレッド接地縁Teに向かって溝巾を漸減する巾狭
の第2の外側のラグ状溝27とを含み、かつこれらをタ
イヤ周方向に交互に配したものを例示している。なお本
例では、第1の外側のラグ状溝26が前記第1のラグ状
溝4に、又第2の外側のラグ状溝27が前記第2のラグ
状溝10に、夫々連なるように配置される場合を例示し
ている。
【0053】一般に、旋回時などではトレッド接地縁T
e側に大きな荷重が作用するが、本例のように、トレッ
ド接地縁Teに向かって溝巾を漸減する第2の外側のラ
グ状溝27を含むことにより、トレッド接地縁Te近傍
の剛性低下を防止することができ、この部分での耐摩耗
性を向上しうる。
【0054】なおこのような外側のラグ状溝26、27
は、任意であって、この外側領域2Sをリブ状に形成す
ることも良い。
【0055】本発明の実施の一形態では、図示のパター
ンが点対称のパターンで形成されているが、タイヤ赤道
Cを中心とする左右対称パターンにも形成しうる。この
場合、ラグ状溝4、10がその内端側から接地するよう
に回転方向を定めた方向性パターンの空気入りタイヤと
して好ましく実施しうる。またこの左右対称パターンに
おいて、タイヤ赤道の各側をタイヤ周方向にシフトさせ
たパターンシフトなども採用でき、本発明は種々の態様
に変形しうる。又本願では、前記第1のラグ状溝4を用
いることなく、第2のラグ状溝10を小ピッチ間隔でタ
イヤ周方向に隔設しても良い。
【0056】
【実施例】タイヤサイズが185/70R14であり、
図1に示す基本パターンをなす乗用車用の空気入りタイ
ヤを表1〜3の仕様に基づき、2ピースモールドの金型
を用いて加硫成形して試作し、ディモールドの発生状
況、外観性をテストした。テスト方法は次の通りであ
る。なお表1〜3以外の仕様は、表4にまとめて示して
いる。
【0057】(1)ディモールドの発生状況:加硫成形
したときのディモールドの発生の有無を目視によって確
認した。傷となって現れたものを×、擦れ痕が生じたも
の△、発生のないものを○としている。 (2)外観性:目視によって外観の良悪を官能評価し
た。悪いもの×、やや悪いもの△、良を○としている。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【発明の効果】叙上の如く本発明は構成しているため、
優れたウエット性能を確保しながら、2ピースモールド
の金型によってもディモールドを招くことなく簡易に加
硫成形しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイヤのトレッドパターン
を示す平面図である。
【図2】中央の縦主溝の溝中心線と直角な向きの線断面
である
【図3】第2のラグ状溝の溝中心線と直角な向きの線断
面である
【図4】ラグ状溝を拡大して示す断面図である。
【図5】(A)〜(C)は、ラグ状溝の溝中心線と直角
な向きの図4のI−I線、II−II線、及びIII −III 線
断面である。
【図6】ラグ状溝の溝中心線に沿った断面図である。
【図7】本発明のタイヤを加硫成形する2ピースモール
ドを示す略断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド面 2C 内側領域 9 縦主溝 10 ラグ状溝 21 外の溝壁面 21A 外溝壁面基部 21B 面取り部 22 溝底 23 凹部 24 内の溝壁面 30 2ピースモールド C タイヤ赤道 Te トレッド接地縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 30:00 B60C 11/04 C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/04 B60C 11/00 - 11/13 B29C 33/00 - 35/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ赤道と、このタイヤ赤道からトレッ
    ド接地縁までの接地半巾TW/2の50%を隔てる位置
    との間の内側領域に、タイヤ周方向に対して0゜でのび
    る縦主溝、又は45゜以内の傾斜角度θで傾くラグ状溝
    からなるトレッド溝を具え、かつ2ピースモールドによ
    り成形される空気入りタイヤであって、 前記トレッド溝の溝中心線と直角な断面における前記ト
    レッド溝のタイヤ軸方向外側の外の溝壁面は、溝底から
    傾斜して立ち上がる外溝壁面基部と、該外溝壁面基部の
    半径方向外縁に連なりトレッド面の交点P1にのびる面
    取り部とからなり、 かつ面取り部は、前記交点P1において前記トレッド面
    に立てた法線とのなす角度δ1が30〜60゜であっ
    て、前記外溝壁面基部がその仮想延長線と仮想トレッド
    面との仮想交点P2において前記仮想トレッド面に立て
    た法線とのなす角度δ2よりも大きい外開きをなすとと
    もに、 前記仮想交点P2から交点P1までの前記断面における
    距離L3を0.3〜2.0mm、しかも前記断面での前
    記交点P1からタイヤ軸方向外側に0.5〜2.0mm
    の間隔L4を隔てて小巾の凹部を、前記トレッド溝に沿
    って形成し、しかも前記外溝壁面基部の前記角度δ2は2〜8゜、か
    つ前記凹部は前記断面における巾を0.3〜3mm、深
    さを0.3〜2.0mmとする円弧を含む曲面状をなす
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記トレッド溝の溝底と前記外の溝壁面と
    の交わり部C1を曲率半径r1が0.5〜2.0mmの
    円弧状とし、かつ前溝底とトレッド溝のタイヤ赤道側の
    内の溝壁面との交わり部C2の曲率半径r2よりも大と
    したことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
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