JP3405651B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP3405651B2
JP3405651B2 JP04382397A JP4382397A JP3405651B2 JP 3405651 B2 JP3405651 B2 JP 3405651B2 JP 04382397 A JP04382397 A JP 04382397A JP 4382397 A JP4382397 A JP 4382397A JP 3405651 B2 JP3405651 B2 JP 3405651B2
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    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動書き込み機能
及び自動消去機能を有するNOR型フラッシュEEPR
OMなどの不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的なデ−タの書き換えが可能なフラ
ッシュEEPROMでは、基本的なモ−ドとして、書き
込み、消去、読み出しの3つのモ−ドを持っている。書
き込みモ−ドとは、メモリセルの閾値を例えば5.5V
以上まで上げる動作のことであり、消去モ−ドとは、メ
モリセルの閾値を例えば0.5〜3.0Vの範囲まで下
げる動作のことである。
【0003】また、自動書き込み機能及び自動消去機能
を有するフラッシュEEPROMでは、書き込みモ−ド
においては、例えば、メモリセルの閾値が5.5V以上
に達したか否かを判定(ベリファイ)し、メモリセルの
閾値が5.5V以上に達するまで自動的に再書き込みを
行い、消去モ−ドにおいては、例えば、メモリセルの閾
値が0.5〜3.0Vの範囲に存在するか否かを判定
(ベリファイ)し、メモリセルの閾値が0.5〜3.0
Vの範囲に存在するようになるまで自動的に所定の動作
を行う。
【0004】図6は、従来の自動書き込み機能及び自動
消去機能を有するフラッシュEEPROMの主要部を示
すものである。メモリセルアレイ11は、複数のブロッ
クから構成され、各ブロックは、NOR型のメモリセル
から構成されている。
【0005】外部アドレスA0,A1,〜A17は、直
接、又は、アドレスレジスタ12を経由して、マルチプ
レクサ13に入力される。アドレスカウンタ16は、内
部アドレスを生成する。マルチプレクサ13は、外部ア
ドレス及び内部アドレスのいずれか一方をロウデコ−ダ
14及びカラムデコ−ダ15に与える。
【0006】入力デ−タは、入出力バッファ17を経由
して、デ−タ入力レジスタ18及びコマンドレジスタ1
9に与えられる。デ−タ入力レジスタ18のデ−タは、
カラム選択回路20を経由してメモリセルに供給され
る。
【0007】コマンドレジスタ19は、アドレス及びデ
−タからなるコマンドを認識し、そのコマンドに応じ
て、アドレスレジスタ12、マルチプレクサ13、デ−
タ入力レジスタ18及び制御回路21に制御信号を出力
する。
【0008】制御回路21は、コマンドレジスタ19か
ら出力される制御信号に基づいて、次に実行すべき動作
モ−ドを認識する。電圧発生回路22は、動作モ−ドに
対応した各種の電圧を生成する。電圧発生回路22によ
り生成された電圧は、各動作モ−ドにおいて、メモリセ
ルの制御ゲ−ト及びビット線に与えられる。
【0009】ベリファイ回路23は、選択されたメモリ
セルに対するデ−タの書き込み又は消去が確実に行われ
た否かを判定し、その結果VERIOKを制御回路21
に出力する。
【0010】最終アドレス検知回路24は、メモリセル
アレイ11の各ブロックの最終アドレスの検知の有無を
示す検知信号AENDを出力すると共に、メモリセルア
レイ11の最終ブロックの検知の有無を示す検知信号B
ENDを出力する。
【0011】タイマ25は、選択されたメモリセルに対
するデ−タの書き込み又は消去が何回実行されたかをカ
ウントする。タイマ25は、選択されたメモリセルに対
するデ−タの書き込み又は消去が所定回数に達したとき
に、タイムアウト信号TIME OUTを制御回路21
に出力する。
【0012】クロック発生回路26は、ライトイネ−ブ
ル信号/WE、チップイネ−ブル信号/CE、アウトプ
ットイネ−ブル信号/OEなどの信号に基づいて、フラ
ッシュEEPROMの内部動作を制御するクロックを発
生する。次に、下記の表1を参照しつつ、上記フラッシ
ュEEPROMにおける自動書き込み動作、自動消去動
作などの各種の動作について説明する。
【0013】
【表1】
【0014】(1) まず、自動書き込み動作について説
明する。自動書き込みモ−ドのコマンドは、上記表1及
び図7に示すように、連続する4つのサイクルによっ
て、チップに取り込まれるアドレス及びデ−タから構成
されている。
【0015】即ち、コマンドレジスタ19は、最初の第
1〜第3サイクルにおいて、書き込みコマンドを認識
し、第4サイクルにおいて、プログラムアドレスP.
A.がアドレスレジスタ12にラッチされ、プログラム
デ−タP.D.がデ−タ入力レジスタ18にラッチされ
るように、アドレスレジスタ12及びデ−タ入力レジス
タ18に制御信号を出力する。
【0016】また、コマンドレジスタ19は、書き込み
コマンドを認識すると、アドレスレジスタ12のアドレ
スがロウデコ−ダ14及びカラムデコ−ダ15に供給さ
れるようにマルチプレクサ13に制御信号を出力すると
共に、書き込みコマンドを認識したことを示す制御信号
を制御回路21に出力する。
【0017】制御回路21は、この制御デ−タを受け取
ると、図8に示すような自動書き込みシ−ケンスが実行
されるように、各回路の動作を制御する。まず、アドレ
スカウンタ16、タイマ25などがリセットされ、電圧
発生回路22においてプログラムベリファイP.V.の
内部電源がセットアップされる(ステップST1〜ST
3)。
【0018】この後、プログラムアドレスP.A.によ
って選択されたメモリセル(フラッシュEEPROMが
×n(nは1以上の自然数)構成の場合は、n個のメモ
リセル)のデ−タが読み出される(ステップST4)。
【0019】プログラムアドレスP.A.によって選択
されたメモリセル(以下、選択メモリセル)のデ−タ
は、プログラムデ−タP.D.と比較される(ステップ
ST5)。
【0020】即ち、書き込み状態と判別できる閾値の下
限となる電圧(例えば、5.5V)を境界値とし、選択
メモリセルの閾値が境界値よりも高ければ、選択メモリ
セルのデ−タは“0”と判定し、選択メモリセルの閾値
が境界値よりも低ければ、選択メモリセルのデ−タは
“1”と判定する。
【0021】そして、選択メモリセルのデ−タと、プロ
グラムデ−タP.D.、即ち、デ−タ“0”とを比較し
て、両者が一致すれば、書き込みOKと判断し、チャ−
ジポンプ回路によって生成された昇圧電圧を放電するた
めのリ−ドセットアップを経た後、自動書き込み動作を
終了する(ステップST6)。
【0022】一方、選択メモリセルのデ−タとプログラ
ムデ−タP.D.が不一致の場合、書き込みNGと判断
し、選択メモリセルに対してデ−タの書き込み(フロ−
ティングゲ−トに対する電子の注入)を実行する。
【0023】このデ−タの書き込みは、予め設定された
回数Limitに達するまでは、選択メモリセルのデ−
タがプログラムデ−タP.D.と一致するまで、繰り返
して行われる(ステップST7〜ST9)。
【0024】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、選択メモリセルのデ−タとプログラムデ−タ
P.D.が不一致であっても、リ−ドセットアップを経
た後、自動書き込み動作を終了する。(ステップST
6,ST7)。
【0025】この場合、書き込み不良が発生したことを
示す信号ERRORが“1”に設定される(ステップS
T10)。 (2) 次に、自動消去動作について説明する。
【0026】コマンドレジスタ19は、最初の第1〜第
5サイクルにおいて、消去コマンドを認識し、第6サイ
クル以降のコマンドに基づいて消去動作を実行するメモ
リセルアレイ11のブロックを確認する。
【0027】即ち、消去を実行するブロックのアドレス
を示すコマンドが第6サイクル以降に入力され、また、
第nサイクルにおいて消去を実行する所定のブロックの
アドレスを示すコマンドが入力された後、所定の時間、
何らコマンドが入力されないと、制御回路21は、図9
に示すような自動消去シ−ケンスが実行されるように、
各回路の動作を制御する。
【0028】また、コマンドレジスタ19は、アドレス
カウンタ16の内部アドレスがロウデコ−ダ14及びカ
ラムデコ−ダ15に供給されるようにマルチプレクサ1
3に制御信号を出力する。
【0029】図9に示すように、自動消去動作は、以下
の3つの段階から構成される。 1. 消去前書き込み(Pre Program ) 2. 消去(Erase ) 3. 自己収束(Convergence ) 消去前書き込み動作は、各選択ブロックにおいて、消去
前に、全メモリセルの閾値を揃えるための動作である。
消去動作は、選択ブロックごとに、全メモリセルのデ−
タを一括で消去する動作である。自己収束動作は、各選
択ブロックにおいて、過消去状態のメモリセルを検出
し、ビット線単位で、過消去状態のメモリセルの閾値を
正常な値に戻す動作である。
【0030】以下に、図9を参照しつつ、各動作の詳細
について説明する。なお、以下の説明では、メモリセル
アレイの全ブロックについて、1ブロックごとに、順
次、選択の有無を確認し、かつ、選択されている場合は
自動消去動作を行う場合を例にする。
【0031】まず、アドレスカウンタ16、タイマ25
などがリセットされ、ブロックアドレスBLOCKが初
期値“0”に設定される(ステップST1〜ST2)。
次に、ブロックアドレスBLOCKにより選択されるブ
ロックが、自動消去動作を実行する選択ブロックである
か否かを判定する(ステップST3)。
【0032】ブロックアドレスBLOCKにより選択さ
れるブロックが非選択ブロック(消去を行わないブロッ
ク)である場合には、次のブロックアドレスBLOCK
により選択されるブロックについて、そのブロックが選
択ブロックであるか否かを判定する(ステップST1
1)。
【0033】ブロックアドレスBLOCKにより選択さ
れるブロックが選択ブロックである場合には、消去前書
き込み(Pre Program )動作が実行される(ステップS
T4)。
【0034】消去前書き込み(Pre Program )動作は、
図10のサブル−チンに示すような手順で行われる。ま
ず、アドレスカウンタ16のアドレスAddが初期値
“0”に設定され、かつ、タイマ25の数値(書き込み
回数に対応)Cycleが初期値“0”に設定される
(ステップST41〜ST42)。また、電圧発生回路
22において、プログラムベリファイP.V.の内部電
源がセットアップされる(ステップST43)。
【0035】この後、アドレスAddによって選択され
たメモリセル(フラッシュEEPROMが×n(nは1
以上の自然数)構成の場合は、n個のメモリセル)のデ
−タが読み出される(ステップST44)。
【0036】アドレスAddによって選択されたメモリ
セル(以下、選択メモリセル)のデ−タは、プログラム
デ−タ“0”と比較される(ステップST45)。即
ち、書き込み状態と判別できる閾値の下限となる電圧
(例えば、5.5V)を境界値とし、選択メモリセルの
閾値が境界値よりも高ければ、選択メモリセルのデ−タ
は“0”と判定し、選択メモリセルの閾値が境界値より
も低ければ、選択メモリセルのデ−タは“1”と判定す
る。
【0037】そして、選択メモリセルのデ−タとプログ
ラムデ−タ“0”が不一致の場合、書き込みNGと判断
し、選択メモリセルに対してデ−タの書き込み(フロ−
ティングゲ−トに対する電子の注入)を実行する。
【0038】このデ−タの書き込みは、予め設定された
回数Limitに達するまでは、選択メモリセルのデ−
タがプログラムデ−タ“0”と一致するまで、繰り返し
て行われる(ステップST48〜ST49)。
【0039】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、選択メモリセルのデ−タとプログラムデ−タが
不一致であっても、消去前書き込み動作を終了する。
(ステップST46)。
【0040】この場合、書き込み不良が発生したことを
示す信号ERRORが“1”に設定される(ステップS
T47)。一方、選択メモリセルのデ−タとプログラム
デ−タ“0”が一致すれば、選択メモリセルの書き込み
OKと判断し、アドレスAddを1つ進めることによ
り、次のアドレスの選択メモリセルについて同様の動作
が行われる。この時、タイマ25の数値は、初期値にリ
セットされる(ステップST42,ST51)。
【0041】また、選択メモリセルのデ−タとプログラ
ムデ−タ“0”が一致する場合において、アドレスAd
dが、そのブロック内の最終アドレスであるときは、消
去前書き込み動作を終了する。この時、選択ブロック内
のメモリセルの閾値分布は、図11に示すようになって
いる(ステップST50)。
【0042】次に、書き込み不良の有無を示す信号ER
RORが“1”か否かを確認し、書き込み不良が発生し
ている場合、即ち、信号ERRORが“1”の場合に
は、チャ−ジポンプ回路によって生成された昇圧電圧を
放電するためのリ−ドセットアップを経た後、自動消去
動作を終了する(ステップST5,ST12)。
【0043】消去前書き込みが確実に実行された場合、
即ち、信号ERRORが“0”の場合には、消去(Eras
e )動作が実行される(ステップST6)。消去(Eras
e )動作は、図12のサブル−チンに示すような手順で
行われる。
【0044】まず、アドレスカウンタ16のアドレスA
ddが初期値“0”に設定され、かつ、タイマ25の数
値(消去回数に対応)Cycleが初期値“0”に設定
される(ステップST61〜ST62)。また、電圧発
生回路22において、イレ−ズベリファイE.V.の内
部電源がセットアップされる(ステップST63)。
【0045】この後、アドレスAddによって選択され
たメモリセル(フラッシュEEPROMが×n(nは1
以上の自然数)構成の場合は、n個のメモリセル)のデ
−タが読み出される(ステップST64)。
【0046】アドレスAddによって選択されたメモリ
セル(以下、選択メモリセル)のデ−タは、期待値
“1”と比較される(ステップST65)。即ち、消去
状態と判別できる閾値の上限となる電圧(例えば、3.
0V)を境界値とし、選択メモリセルの閾値が境界値よ
りも高ければ、選択メモリセルのデ−タは“0”と判定
し、選択メモリセルの閾値が境界値よりも低ければ、選
択メモリセルのデ−タは“1”と判定する。
【0047】そして、選択メモリセルのデ−タと期待値
“1”が不一致の場合、消去NGと判断し、選択ブロッ
ク内の全てのメモリセルに対してデ−タの消去(フロ−
ティングゲ−ト中の電子を抜く動作)を実行する。
【0048】ここで、選択ブロック内の全てのメモリセ
ルに対してデ−タの消去(一括消去)を実行している
が、これは、フラッシュEEPROMに特有の動作であ
る。よって、選択メモリセル以外の既に消去が完了して
いるメモリセルに対しても、消去動作が実行される。
【0049】この消去動作は、予め設定された回数Li
mitに達するまでは、選択メモリセルのデ−タが期待
値“1”と一致するまで、繰り返して行われる(ステッ
プST66,ST68,ST69)。
【0050】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、選択メモリセルのデ−タと期待値“1”が不一
致であっても、消去動作を終了する。(ステップST6
6)。
【0051】この場合、消去不良が発生したことを示す
信号ERRORが“1”に設定される(ステップST6
7)。一方、選択メモリセルのデ−タと期待値“1”が
一致すれば、選択メモリセルの消去OKと判断し、アド
レスAddを1つ進めることにより、次のアドレスの選
択メモリセルについて同様の動作が行われる。この時、
タイマ25の数値は、初期値にリセットされない。消去
動作は、全メモリセルに対して行われるためである(ス
テップST71)。
【0052】また、選択メモリセルのデ−タと期待値
“1”が一致する場合において、アドレスAddが、そ
のブロック内の最終アドレスであるときは、消去動作を
終了する。この時、選択ブロック内のメモリセルの閾値
分布は、例えば、図13に示すようになっている(ステ
ップST70)。
【0053】次に、消去不良の有無を示す信号ERRO
Rが“1”か否かを確認し、消去不良が発生している場
合、即ち、信号ERRORが“1”の場合には、チャ−
ジポンプ回路によって生成された昇圧電圧を放電するた
めのリ−ドセットアップを経た後、自動消去動作を終了
する(ステップST7,ST12)。
【0054】消去が確実に実行された場合、即ち、信号
ERRORが“0”の場合には、自己収束(Convergenc
e )動作が実行される(ステップST8)。自己収束
(Convergence )動作は、図14のサブル−チンに示す
ような手順で行われる。
【0055】まず、アドレスカウンタ16のアドレス
(カラムのみ選択、ロウは全て非選択)Addが初期値
に設定され、かつ、タイマ25の数値(自己収束回数に
対応)Cycleが初期値“0”に設定される(ステッ
プST81〜ST82)。また、電圧発生回路22にお
いて、リ−クチェックLCK.のための内部電源がセッ
トアップされる(ステップST83)。
【0056】この後、カラムリ−クチェック(カラム単
位のメモリセルのリ−クチェック)が行われる(ステッ
プST84)。カラムリ−クチェックとは、全てのロウ
(ワ−ド線)を非選択状態とし、1つのカラムを選択状
態とし、その選択されたカラムに流れるリ−ク電流をチ
ェックし、過消去状態のメモリセルが存在するか否かを
判定するものである。
【0057】即ち、選択されたカラムの全メモリセルの
合計のリ−ク電流が基準値よりも少なければ、その選択
カラムのデ−タは“0”であると判定し、選択されたカ
ラムの全メモリセルの合計のリ−ク電流が基準値よりも
多ければ、その選択カラムのデ−タは“1”であると判
定する。
【0058】なお、リ−ク電流は、閾値が0.5Vより
も低い過消去状態のメモリセルについて生じる。つま
り、過消去状態のメモリセルは、非選択状態(ワ−ド線
0V)であっても、電流を流す。
【0059】そして、選択されたカラムのデ−タと期待
値“0”が比較される(ステップST85)。選択され
たカラムのデ−タと期待値“0”が不一致の場合、自己
収束NGと判断し、選択されたカラム内の全てのメモリ
セルに対して、同時に自己収束(過消去状態をなくす動
作)を実行する。
【0060】この自己収束動作は、予め設定された回数
Limitに達するまでは、選択されたカラムのデ−タ
が期待値“0”と一致するまで、繰り返して行われる
(ステップST86,ST88,ST89)。
【0061】また、選択されたカラムに対する書き込み
回数Cycleが予め設定された回数Limitに達し
たときは、選択されたカラムのデ−タと期待値“0”が
不一致であっても、自己収束動作を終了する。(ステッ
プST86)。
【0062】この場合、自己収束が完全に行われなかっ
たことを示す信号ERRORが“1”に設定される(ス
テップST87)。一方、選択されたカラムのデ−タと
期待値“0”が一致すれば、選択されたカラムの全メモ
リセルに対して自己収束OKと判断し、アドレスAdd
を1つ進めることにより、次のカラムのメモリセルにつ
いて、同様の動作が行われる(ステップST91)。
【0063】また、選択されたカラムのデ−タと期待値
“0”が一致する場合において、アドレスAddが、そ
のブロック内の最終カラムを選択するアドレスであると
きは、自己収束動作を終了する。
【0064】そして、全てのカラムについて自己収束動
作を終了すると、選択ブロック内のメモリセルの閾値分
布は、例えば、図15に示すようになる(ステップST
90)。
【0065】次に、自己収束が完全に行われなかったこ
とを示す信号ERRORが“1”か否かを確認し、信号
ERRORが“1”の場合には、チャ−ジポンプ回路に
よって生成された昇圧電圧を放電するためのリ−ドセッ
トアップを経た後、自動消去動作を終了する(ステップ
ST9,ST12)。
【0066】一方、信号ERRORが“0”の場合に
は、選択ブロックが最終ブロックであるか否かを確認
し、最終ブロックであるときは、リ−ドセットアップを
経た後、自動消去動作を終了し、最終ブロックでないと
きは、次のブロックに対して上述の動作を繰り返し行う
(ステップST10〜ST12)。
【0067】なお、以上の説明は、ブロック消去の場合
であるが、チップ消去の場合にも、上述の自動消去シ−
ケンスをそのまま用いることができ、このときは、上述
の自動消去シ−ケンスにおいて全てのブロックを選択状
態にすればよい。
【0068】(3) 次に、その他の動作について説明す
る。フラッシュEEPROMにおいては、上述の自動書
き込み動作及び自動消去動作の他、各種のテスト動作が
存在する。
【0069】図16は、書き込みテスト動作のシ−ケン
ス示しており、ステップST4の“Pre Program ”に
は、図10のサブル−チンが使用される。また、図17
は、消去テスト動作のシ−ケンス示しており、ステップ
ST4の“Erase ”には、図12のサブル−チンが使用
される。また、図18は、自己収束テスト動作のシ−ケ
ンス示しており、ステップST4の“Convergence ”に
は、図14のサブル−チンが使用される。
【0070】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述のようなフ
ラッシュEEPROMにおいては、上記表1に示すよう
に、自動書き込み動作、自動消去動作及びテスト動作の
うちのいずれの動作を実行するかは、各動作に対応した
独自のコマンドをメモリチップの外部からそのメモリチ
ップへ与え、そのコマンドを判別することにより確認さ
れる。
【0071】また、各動作に対応した独自のコマンドに
基づいて次に行う動作を決定するため、図8,9,16
〜18に示すように、自動書き込み動作、自動消去動作
及びテスト動作の各シ−ケンスは、互いに独立してい
る。
【0072】このため、フラッシュEEPROMの動作
を決定するコマンドを入力し、確認するための回路が複
雑かつ大規模化すると共に、制御回路においては、各動
作を実行するに当って、各回路の制御が複雑となる。
【0073】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、自動書き込み動作、自動消去動作
及びテスト動作を1つのシ−ケンスで実現し、コマンド
数を減らすことにより、コマンドを認識するための回路
の簡略化、制御回路の負担の軽減(簡略化)を達成する
ことである。
【0074】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、書き込みを実
行するか否かを決定する第1ビット、消去を実行するか
否かを決定する第2ビット及び自己収束を実行するか否
かを決定する第3ビットを有し、動作モ−ドに応じて前
記第1乃至第3ビットの値を決定するベリファイビット
レジスタと、前記第1乃至第3ビットの値に応じて前記
書き込み、消去及び自己収束の少なくとも1つを実行す
るための制御回路とを備えている。
【0075】前記制御回路は、メモリセルに対して書き
込みもしくは消去を行う場合に、前記第1ビットの値よ
り書き込み動作を行うか否かを判断し、書き込みを行わ
ないと判断した場合には、前記第2ビットの値より消去
動作を行うか否かを判断し、消去を行わないと判断した
場合には、前記第3ビットの値より自己収束動作を行う
か否かを判断し、自己収束を行わないと判断した場合に
書き込みもしくは消去動作を終える。
【0076】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、前記動作モ−ドを認識するためのコマンドレジスタ
を備える。前記制御回路は、前記書き込みを実行してい
る状態を示す第4ビット、前記消去を実行している状態
を示す第5ビット及び前記自己収束を実行している状態
を示す第6ビットをそれぞれ前記ベリファイビットレジ
スタに出力する。
【0077】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、内部アドレスを生成するアドレスカウンタと、ベリ
ファイの回数を検出するタイマとを備える。前記制御回
路は、前記コマンドレジスタが動作モ−ドを認識する
と、前記アドレスカウンタの値及び前記タイマの値をリ
セットする。
【0078】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、前記ベリファイを実行するベリファイ回路を備え
る。前記ベリファイ回路は、前記ベリファイビットレジ
スタに前記ベリファイの判定結果を示す第7ビットを出
力する。
【0079】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、前記内部アドレスが最終アドレスであることを示す
第8ビットを出力する最終アドレス検知回路を備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さらに、ロウ及び
カラムデコ−ダと、外部アドレスをラッチするアドレス
レジスタと、前記内部アドレス、前記外部アドレス及び
前記アドレスレジスタにラッチされたアドレスのうちの
1つを選択して前記ロウ及びカラムデコ−ダに供給する
マルチプレクサとを備える。
【0080】前記コマンドレジスタが自動書き込みモ−
ドのコマンドを認識すると、前記第2及び第3ビット
は、前記消去及び自己収束を行わない値に設定され、前
記第1ビットは、前記第7ビットの値に応じて、前記書
き込みを行う値又は前記書き込みを行わない値に設定さ
れる。
【0081】前記コマンドレジスタが自動書き込みモ−
ドのコマンドを認識すると、前記マルチプレクサは、前
記アドレスレジスタにラッチされたアドレスを前記ロウ
及びカラムデコ−ダに供給する。
【0082】前記コマンドレジスタが自動書き込みモ−
ドのコマンドを認識すると、前記第8ビットは、最終ア
ドレスを検出している状態に強制的に設定される。前記
コマンドレジスタが自動消去モ−ドのコマンドを認識す
ると、前記第1、第2及び第3ビットは、前記第4、第
5、第6及び第7ビットの値に応じて、それぞれ所定の
値に設定される。
【0083】前記コマンドレジスタが自動消去モ−ドの
コマンドを認識すると、前記マルチプレクサは、前記ア
ドレスカウンタの内部アドレスを前記ロウ及びカラムデ
コ−ダに供給する。
【0084】メモリセルアレイが複数のブロックから構
成され、ブロックごとに自動消去動作が実行される場合
に、前記最終アドレス検知回路は、前記自動消去動作を
実行するブロックが最終ブロックであるか否かを示す第
9ビットを出力する。
【0085】前記ベリファイビットレジスタには、リセ
ット信号が入力され、前記第1乃至第3ビットの値は、
前記リセット信号により所定値にリセットできる。前記
ベリファイの回数が前記タイマに設定された所定の回数
に達したとき、前記制御回路は、再度の書き込み、消去
又は自己収束を行わない。
【0086】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、さら
に、前記第1ビットを書き込みを実行する値に強制的に
設定する第1テストビット、前記第2ビットを消去を実
行する値に強制的に設定する第2テストビット及び前記
第3ビットを自己収束を実行する値に強制的に設定する
第3テストビットをそれぞれ前記ベリファイビットレジ
スタに出力するテスト回路を備える。
【0087】前記コマンドレジスタが自動消去モ−ドの
コマンドを認識する場合に、前記第1乃至第3テストビ
ットの値に応じて、前記書き込み、前記消去及び前記自
己収束の少なくとも1つがテストされる。
【0088】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の不揮発性半導体記憶装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の自動書き込み機能及び自動消去機能を
有するフラッシュEEPROMの主要部を示すものであ
る。
【0089】メモリセルアレイ11は、例えば、同時に
n(nは1以上の自然数)ビットのデ−タの入出力が可
能な×n構成を有し、この場合、メモリセルアレイ11
は、n個のブロックから構成される。また、各ブロック
は、同時に消去を行う単位として、さらに、m個のブロ
ックに分けられる。メモリセルアレイ11は、例えば、
NOR型のメモリセルから構成されている。
【0090】外部アドレスA0,A1,〜A17は、直
接、又は、アドレスレジスタ12を経由して、マルチプ
レクサ13に入力される。アドレスカウンタ16は、内
部アドレスを生成する。マルチプレクサ13は、外部ア
ドレス及び内部アドレスのいずれか一方をロウデコ−ダ
14及びカラムデコ−ダ15に与える。
【0091】入力デ−タは、入出力バッファ17を経由
して、デ−タ入力レジスタ18及びコマンドレジスタ1
9に与えられる。デ−タ入力レジスタ18のデ−タは、
カラム選択回路20を経由してメモリセルに供給され
る。
【0092】コマンドレジスタ19は、アドレス及びデ
−タからなるコマンドを認識し、そのコマンドに応じ
て、アドレスレジスタ12、マルチプレクサ13、デ−
タ入力レジスタ18及びベリファイビットレジスタ27
に制御信号を出力する。
【0093】また、コマンドレジスタ19は、自動書き
込みモ−ドのコマンドを認識すると、自動書き込みモ−
ドを認識したことを示す信号(ビット)PRGCMDを
“1”に設定する。
【0094】信号PRGCMD,ERSCMD,CON
VCMDは、制御回路21に与えられ、信号PRGCM
Dは、ベリファイビットレジスタ27に与えられる。ベ
リファイビットレジスタ27は、コマンドレジスタ19
からの信号PRGCMD、テスト回路28からの信号T
EST1〜3、及びベリファイ回路23からの信号VE
RIOKに基づいて、PVOK、EVOK、LCKOK
という新たな3つのビットを生成し、これを制御回路2
1に出力する。
【0095】ビットPVOKは、書き込み動作(消去前
書き込み動作を含む)を書き込みOKの状態で終了した
か否かを示すもので、PVOKが“1”のとき、書き込
み動作を書き込みOKの状態で終了したことを示す。ま
た、ビットEVOKは、消去動作を消去OKの状態で終
了したか否かを示すもので、EVOKが“1”のとき、
消去動作を消去OKの状態で終了したことを示す。ビッ
トLCKOKは、自動収束動作を自動収束OKの状態で
終了したか否かを示すもので、LCKOKが“1”のと
き、自動収束動作を自動収束OKの状態で終了したこと
を示す。
【0096】3つのビットPVOK、EVOK、LCK
OKは、それぞれベリファイ回路23からの信号VER
IOKによって“0”又は“1”に制御される。また、
3つのビットPVOK、EVOK、LCKOKは、それ
ぞれテスト信号TEST1〜3によって、独立かつ強制
的に、“1”に設定することも可能である。
【0097】制御回路21は、ベリファイビットレジス
タ27から出力される3つのビットPVOK、EVO
K、LCKOKに基づいて、次に実行すべき動作モ−ド
を認識する。
【0098】また、制御回路21は、現在行われている
モ−ドを示す信号PRGMODE,EROMODE,C
ONVMODEをベリファイビットレジスタ27に出力
する。例えば、自動書き込みモ−ド及び自動消去モ−ド
の消去前書き込み(Pre Program )動作が実行されてい
るときは、信号PRGMODEが“1”となり、他の信
号EROMODE,CONVMODEは、“0”とな
る。
【0099】同様に、自動消去モ−ドの消去(Erase )
動作が実行されているときは、信号ERSMODEが
“1”となり、他の信号PRGMODE,CONVMO
DEは、“0”となる。自動消去モ−ドの自己収束(Co
nvergence )動作が実行されているときは、信号CON
VMODEが“1”となり、他の信号PRGMODE,
ERSMODEは、“0”となる。
【0100】電圧発生回路22は、動作モ−ドに対応し
た各種の電圧を生成する。電圧発生回路22により生成
された電圧は、各動作モ−ドにおいて、メモリセルの制
御ゲ−ト及びビット線に与えられる。
【0101】ベリファイ回路23は、選択されたメモリ
セルに対するデ−タの書き込み又は消去が確実に行われ
た否かを判定し、ベリファイを実行する度に、その結果
を示す信号VERIOKを制御回路21に出力する。書
き込みOK又は消去OKの場合には、VERIOKが
“1”となる。
【0102】最終アドレス検知回路24は、メモリセル
アレイ11の各ブロックの最終アドレスの検知の有無を
示す検知信号AENDを出力すると共に、メモリセルア
レイ11の最終ブロックの検知の有無を示す検知信号B
ENDを出力する。
【0103】最終アドレス検知回路24には、コマンド
レジスタ19の出力信号が入力され、検知信号AEN
D,BENDは、特定のコマンドが成立したときに、強
制的に“1”に設定される。また、検知信号AEND,
BENDは、テスト信号TEST1〜3によって強制的
に“1”に設定することもできる。
【0104】タイマ25は、選択されたメモリセルに対
するデ−タの書き込み又は消去が何回実行されたかをカ
ウントする。タイマ25は、選択されたメモリセルに対
するデ−タの書き込み又は消去が所定回数に達したとき
に、タイムアウト信号TIME OUTを制御回路21
に出力する。
【0105】クロック発生回路26は、ライトイネ−ブ
ル信号/WE、チップイネ−ブル信号/CE、アウトプ
ットイネ−ブル信号/OEなどの信号に基づいて、フラ
ッシュEEPROMの内部動作を制御するクロックを発
生する。図2は、図1のベリファイビットレジスタ27
の構成の一例を示している。
【0106】
【表2】
【0107】制御回路21の制御信号PRGMODE
は、レジスタ29−1に入力され、制御信号ERSMO
DEは、レジスタ29−2に入力され、制御信号CON
VMODEは、レジスタ29−3に入力される。
【0108】レジスタ29−1〜29−3の動作は、ク
ロック信号CLKにより制御される。レジスタ29−1
〜29−3にラッチされるデ−タは、リセット信号RE
SETにより“0”に初期化することができる。
【0109】表2に示すように、制御信号PRGMOD
Eは、書き込み動作(消去前書き込み動作を含む)を実
行しているときに“1”に設定され、制御信号ERSM
ODEは、消去動作を実行しているときに“1”に設定
され、制御信号CONVMODEは、自己収束動作を実
行しているときに“1”に設定される。
【0110】また、ベリファイ回路23の出力信号VE
RIOKは、ベリファイがOKのときに“1”となるも
のであるから、ブロック内の全てのメモリセルについて
書き込み動作(消去前書き込み動作を含む)、消去動
作、又は自己収束動作がOKであるときは、当然に
“1”となっている。
【0111】また、書き込み動作を実行している場合に
おいて、制御信号PRGMODEは“1”であり、制御
信号ERSMODE,CONVMODEは“0”であ
る。よって、書き込み動作を実行している場合に、ベリ
ファイ回路23の出力信号VERIOKが“0”となる
と、レジスタ29−1にはデ−タ“0”がラッチされ、
ベリファイ回路23の出力信号VERIOKが“1”に
なると、レジスタ29−1にはデ−タ“1”がラッチさ
れる。
【0112】一方、書き込み動作以外の消去動作又は自
己収束動作を実行している場合、制御信号PRGMOD
Eは、“0”である(制御信号ERSMODE,CON
VMODEのいずれか一方が“1”で他方が“0”)。
よって、この場合、レジスタ29−1は、ベリファイ回
路23の出力信号VERIOKの値にかかわらず、現
在、レジスタ29−1にラッチされているデ−タ“0”
又は“1”をラッチし続ける。
【0113】OR回路30−1には、レジスタ29−1
の出力信号及びテスト信号TEST1が入力される。O
R回路30−1の出力信号(ビット)PVOKは、レジ
スタ29−1の出力信号が“1”のときに“1”となる
他、テスト信号TEST1が“1”になると、強制的に
“1”となる。
【0114】OR回路30−2には、レジスタ29−2
の出力信号、テスト信号TEST2及びコマンドレジス
タ19の出力信号PRGCMDが入力される。OR回路
30−2の出力信号(ビット)EVOKは、レジスタ2
9−2の出力信号が“1”のときに“1”となる他、信
号PRGCMD又はテスト信号TEST2が“1”にな
ると、強制的に“1”となる。
【0115】OR回路30−3には、レジスタ29−3
の出力信号、テスト信号TEST3及びコマンドレジス
タ19の出力信号PRGCMDが入力される。OR回路
30−3の出力信号(ビット)LCKOKは、レジスタ
29−3の出力信号が“1”のときに“1”となる他、
信号PRGCMD又はテスト信号TEST3が“1”に
なると、強制的に“1”となる。
【0116】なお、表3は、制御信号PRGMODE,
ERSMODE,CONVMODEと、制御信号VER
IOKと、制御信号PVOK,EVOK,LCKOKと
の関係を示している。
【0117】
【表3】
【0118】また、表4は、各モ−ドとテスト信号TE
ST1〜3との関係を示し、表5は、各モ−ドと制御信
号PVOK,EVOK,LCKOK,AEND,BEN
Dとの関係を示している。
【0119】
【表4】
【0120】
【表5】
【0121】図3及び図4は、図1のメモリセルアレイ
11の構成の一例を示している。メモリセルアレイ11
は、同時にn(nは1以上の自然数)ビットのデ−タの
入出力が可能な×n構成を有している。このため、メモ
リセルアレイ11は、n個のブロックから構成されてい
る。また、各ブロックは、同時に消去を行う単位とし
て、さらに、m個のブロックBlock0〜(m−1)
に分けられる。メモリセルアレイ11は、例えば、NO
R型のメモリセルから構成される。
【0122】書き込み動作及び書き込みベリファイ動作
は、ブロックi(i=0〜m−1)の各メモリセルに対
して1つずつ行われる。また、消去動作は、ブロックi
の全てのメモリセルに対して同時に行われ(一括消
去)、消去ベリファイ動作は、ブロックiの各メモリセ
ルに対して1つずつ行われる。また、自己収束動作及び
自己収束ベリファイ動作は、全てのメモリセルに対して
カラム単位で行われる。
【0123】次に、図5のオ−トシ−ケンスを参照しつ
つ、上記フラッシュEEPROMにおける自動書き込み
動作、自動消去動作などの各種の動作について説明す
る。 (1) まず、自動書き込み動作について説明する。
【0124】コマンドレジスタ19が自動書き込みモ−
ドのコマンドを認識すると、コマンドレジスタ19は、
プログラムアドレスがアドレスレジスタ12にラッチさ
れ、プログラムデ−タがデ−タ入力レジスタ18にラッ
チされるように、アドレスレジスタ12及びデ−タ入力
レジスタ18に制御信号を与える。
【0125】また、コマンドレジスタ19は、自動書き
込みモ−ドのコマンドを認識すると、アドレスレジスタ
12のアドレスがロウデコ−ダ14及びカラムデコ−ダ
15に供給されるようにマルチプレクサ13に制御信号
を与える。制御回路21は、制御信号PRGMODEを
“1”に設定し,制御信号ERSMODE,CONVM
ODEを“0”に設定する。
【0126】この時、コマンドレジスタ19の制御信号
PRGCMDは“1”であるため、制御信号EVOK,
LCKOKは、それぞれ“1”に固定される。また、レ
ジスタ29−1の出力は、“0”に初期化されているた
め、制御信号PVOKは、“0”のままである。なお、
テスト信号TEST1〜3は、全て“0”となってい
る。
【0127】また、最終アドレス検知回路24は、コマ
ンドレジスタ19が自動書き込みモ−ドのコマンドを認
識したとき、その出力信号AEND,BENDをそれぞ
れ“1”に固定する。
【0128】この後、アドレスカウンタ16、タイマ2
5などがリセットされる。また、制御信号PVOKが
“0”であるから、自動書き込み動作が開始される(ス
テップST1〜ST4)。
【0129】自動書き込み動作は、図10に示すサブル
−チンにより実行される。まず、電圧発生回路22にお
いてプログラムベリファイP.V.の内部電源がセット
アップされる。この後、アドレスレジスタ12にラッチ
されているプログラムアドレスによって選択されたメモ
リセル(フラッシュEEPROMが×n構成の場合は、
n個のメモリセル)のデ−タが読み出される(ステップ
ST41〜ST44)。
【0130】アドレスレジスタ12にラッチされたプロ
グラムアドレスによって選択されるメモリセル(以下、
選択メモリセル)のデ−タは、プログラムデ−タと比較
される(ステップST45)。
【0131】即ち、書き込み状態と判別できる閾値の下
限となる電圧(例えば、5.5V)を境界値とし、選択
メモリセルの閾値が境界値よりも高ければ、選択メモリ
セルのデ−タは“0”と判定し、選択メモリセルの閾値
が境界値よりも低ければ、選択メモリセルのデ−タは
“1”と判定する。
【0132】そして、選択メモリセルのデ−タとプログ
ラムデ−タ“0”を比較して、両者が一致すれば、書き
込みOKと判断する。書き込みOKの場合、最終アドレ
ス検知回路24の出力AENDは、既に“1”に固定さ
れ、最終アドレスを検知している状態になっているた
め、自動書き込み動作を終了する(ステップST5
0)。
【0133】なお、書き込みOKの場合、ベリファイ回
路23の制御信号VERIOKは“1”となっているた
め、ベリファイビットレジスタ27のレジスタ29−1
(図2参照)の出力信号は、“1”となる。よって、制
御信号PVOKは、“1”にセットされる(ステップS
T7)。
【0134】制御信号PVOKが“1”となると、既
に、制御信号EVOK,LCKOKが“1”に固定され
ているため、このオ−トシ−ケンスにおける“Erase ”
及び“Convergence ”のステップは、省略(スキップ)
される。
【0135】また、最終ブロックを示す検知信号BEN
Dも、既に“1”に固定されているため、制御回路21
は、チャ−ジポンプ回路によって生成された昇圧電圧を
放電するためのリ−ドセットアップを経た後、動作を終
了する(ステップST16〜ST17)。
【0136】一方、選択メモリセルのデ−タとプログラ
ムデ−タが不一致の場合、書き込みNGと判断し、選択
メモリセルに対してデ−タの書き込み(フロ−ティング
ゲ−トに対する電子の注入)を実行する。
【0137】このデ−タの書き込みは、予め設定された
回数Limitに達するまでは、選択メモリセルのデ−
タがプログラムデ−タと一致するまで、繰り返して行わ
れる(ステップST46,ST48〜ST49)。
【0138】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、ベリファイの結果が書き込みNGであっても、
再度の書き込みは行わない。
【0139】そして、書き込みNGであることを示す信
号ERRORを“1”に設定した後、自動書き込み動作
を終了する(ステップST47)。制御信号ERROR
が“1”に設定されると、制御回路21は、直ちに、リ
−ドセットアップを経た後、動作を終了する。(ステッ
プST6,ST17)。
【0140】(2) 次に、自動消去動作について説明す
る。コマンドレジスタ19が消去コマンドを認識する
と、コマンドレジスタ19は、まず、消去を実行するメ
モリセルアレイ11のブロックを確認する。
【0141】ブロック消去モ−ドの場合は、消去を行う
ブロックと消去を行わないブロックが混在することにな
るが、チップ消去モ−ドの場合は、全てのブロックが消
去を行う選択ブロックとなる。
【0142】コマンドレジスタ19は、自動消去モ−ド
のコマンドを認識すると、アドレスカウンタ16の内部
アドレスがロウデコ−ダ14及びカラムデコ−ダ15に
供給されるようにマルチプレクサ13に制御信号を出力
する。
【0143】また、制御回路21は、まず、制御信号P
RGMODEを“1”に設定し、制御信号ERSMOD
E,CONVMODEを“0”に設定する。この時、コ
マンドレジスタ19の出力信号PRGCMDは“0”で
あり、レジスタ29−1〜29−3の出力は、“0”に
初期化されているため、制御信号PVOK,EVOK,
LCKOKは、それぞれ“0”のままである。なお、テ
スト信号TEST1〜3は、全て“0”となっている。
【0144】この後、アドレスカウンタ16、タイマ2
5などがリセットされる。また、制御信号PVOKが
“0”であるから、消去前書き込み動作(Pre Program
)が開始される(ステップST1〜ST4)。
【0145】消去前書き込み動作とは、各選択ブロック
において、消去前に、全メモリセルの閾値を揃えるため
の動作のことである。消去前書き込み動作(Pre Progra
m )は、図10に示すサブル−チンにより実行される。
【0146】まず、アドレスカウンタ16のアドレスA
ddが初期値“0”に設定され、かつ、タイマ25の数
値(書き込み回数に対応)Cycleが初期値“0”に
設定される(ステップST41〜ST42)。また、電
圧発生回路22において、プログラムベリファイP.
V.の内部電源がセットアップされる(ステップST4
3)。
【0147】この後、アドレスAddによって選択され
たメモリセル(フラッシュEEPROMが×n(nは1
以上の自然数)構成の場合は、n個のメモリセル)のデ
−タが読み出される(ステップST44)。
【0148】アドレスAddによって選択されたメモリ
セル(以下、選択メモリセル)のデ−タは、プログラム
デ−タ“0”と比較される(ステップST45)。即
ち、書き込み状態と判別できる閾値の下限となる電圧
(例えば、5.5V)を境界値とし、選択メモリセルの
閾値が境界値よりも高ければ、選択メモリセルのデ−タ
は“0”と判定し、選択メモリセルの閾値が境界値より
も低ければ、選択メモリセルのデ−タは“1”と判定す
る。
【0149】そして、選択メモリセルのデ−タとプログ
ラムデ−タ“0”が不一致の場合、書き込みNGと判断
し、選択メモリセルに対してデ−タの書き込み(フロ−
ティングゲ−トに対する電子の注入)を実行する。
【0150】このデ−タの書き込みは、予め設定された
回数Limitに達するまでは、選択メモリセルのデ−
タがプログラムデ−タ“0”と一致するまで、繰り返し
て行われる(ステップST48〜ST49)。
【0151】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、ベリファイの結果が書き込みNGであっても、
再度書き込みを行うことはない。
【0152】そして、書き込みNGであることを示す信
号ERRORを“1”に設定した後、消去前書き込み動
作(Pre Program )を終了する(ステップST47)。
また、書き込みNGであることを示す信号ERRORが
“1”になると、チャ−ジポンプ回路によって生成され
た昇圧電圧を放電するためのリ−ドセットアップを経由
した後、自動消去動作が終了する。(ステップST6,
ST17)。
【0153】一方、選択メモリセルのデ−タとプログラ
ムデ−タ“0”が一致すれば、選択メモリセルの書き込
みOKと判断し、アドレスAddを1つ進めることによ
り、次のアドレスの選択メモリセルについて同様の動作
が行われる。この時、タイマ25の数値は、初期値にリ
セットされる(ステップST42,ST51)。
【0154】このようにして、ブロック内の全てのメモ
リセル1〜Nについて、順次、書き込みが実行される
(図3参照)。また、選択メモリセルのデ−タとプログ
ラムデ−タ“0”が一致する場合において、アドレスA
ddが、そのブロック内の最終アドレス(AEND=
1)であるときは、消去前書き込み動作(Pre Program
)を終了する。
【0155】この時、全てのメモリセルについて書き込
みがOKであるから、ベリファイ回路23の出力信号V
ERIOK(ベリファイの度に出力される)は、当然に
“1”に設定されている(ステップST50)。
【0156】ベリファイ回路23の出力信号VERIO
Kが“1”の場合、ベリファイビットレジスタのレジス
タ29−1(図2参照)は、デ−タ“1”をラッチす
る。レジスタ29−1にデ−タ“1”がラッチされてい
るとき、制御信号PVOKは、“1”となる。
【0157】この後、書き込みNGか否かを示す信号E
RRORが“0”であり、かつ、制御信号PVOKが
“1”のときは、消去(Erase )動作が実行される(ス
テップST4,ST8〜ST9)。消去動作とは、選択
ブロックごとに、全メモリセルのデ−タを一括で消去す
る動作のことである。
【0158】ここで、制御回路21は、制御信号ERS
MODEを“1”に設定し、制御信号PRGMODE,
CONVMODEを“0”に設定する。ベリファイビッ
トレジスタのレジスタ29−1(図2参照)は、制御信
号PRGMODEが“0”になった後においても、デ−
タ“1”をラッチし続ける。よって、制御信号PVOK
は、“1”のままである。なお、テスト信号TEST1
〜3は、全て“0”となっている。
【0159】消去(Erase )動作は、図12のサブル−
チンに示すような手順で行われる。まず、アドレスカウ
ンタ16のアドレスAddが初期値“0”に設定され、
かつ、タイマ25の数値(消去回数に対応)Cycle
が初期値“0”に設定される(ステップST61〜ST
62)。また、電圧発生回路22において、イレ−ズベ
リファイE.V.の内部電源がセットアップされる(ス
テップST63)。
【0160】この後、アドレスAddによって選択され
たメモリセル(フラッシュEEPROMが×n(nは1
以上の自然数)構成の場合は、n個のメモリセル)のデ
−タが読み出される(ステップST64)。
【0161】アドレスAddによって選択されたメモリ
セル(以下、選択メモリセル)のデ−タは、期待値
“1”と比較される(ステップST65)。即ち、消去
状態と判別できる閾値の上限となる電圧(例えば、3.
0V)を境界値とし、選択メモリセルの閾値が境界値よ
りも高ければ、選択メモリセルのデ−タは“0”と判定
し、選択メモリセルの閾値が境界値よりも低ければ、選
択メモリセルのデ−タは“1”と判定する。
【0162】そして、選択メモリセルのデ−タと期待値
“1”が不一致の場合、消去NGと判断し、選択ブロッ
ク内の全てのメモリセルに対してデ−タの消去(フロ−
ティングゲ−ト中の電子を抜く動作)を実行する。
【0163】ここで、選択ブロック内の全てのメモリセ
ルに対してデ−タの消去(一括消去)を実行している
が、これは、フラッシュEEPROMに特有の動作であ
る。よって、選択メモリセル以外の既に消去が完了して
いるメモリセルに対しても、消去動作が実行される。
【0164】この消去動作は、予め設定された回数Li
mitに達するまでは、選択メモリセルのデ−タが期待
値“1”と一致するまで、繰り返して行われる(ステッ
プST66,ST68,ST69)。
【0165】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、ベリファイの結果が消去NGであっても、再度
の消去を行わない。
【0166】そして、消去NGであることを示す信号E
RRORを“1”に設定する(ステップST67)。消
去NGであることを示す信号ERRORが“1”になる
と、チャ−ジポンプ回路によって生成された昇圧電圧を
放電するためのリ−ドセットアップを経由した後に、自
動消去動作が終了する。(ステップST10,ST1
7)。
【0167】一方、選択メモリセルのデ−タと期待値
“1”が一致すれば、選択メモリセルの消去OKと判断
し、アドレスAddを1つ進めることにより、次のアド
レスの選択メモリセルについて同様の動作が行われる。
この時、タイマ25の数値は、初期値にリセットされな
い。消去動作は、全メモリセルに対して行われるためで
ある(ステップST71)。
【0168】このようにして、ブロック内の全てのメモ
リセル1〜Nについて、順次、消去が実行される(図3
参照)。また、選択メモリセルのデ−タと期待値“1”
が一致する場合において、アドレスAddが、そのブロ
ック内の最終アドレス(AEND=1)であるときは、
消去動作(Erase )を終了する。
【0169】この時、ブロック内の全てのメモリセルに
ついて消去がOKであるから、ベリファイ回路23の出
力信号VERIOK(ベリファイの度に出力される)
は、当然に“1”に設定されている(ステップST7
0)。
【0170】ベリファイ回路23の出力信号VERIO
Kが“1”の場合、ベリファイビットレジスタのレジス
タ29−2には、デ−タ“1”がラッチされる。レジス
タ29−2にデ−タ“1”がラッチされているとき、制
御信号EVOKは、“1”となる。
【0171】この後、消去NGか否かを示す信号ERR
ORが“0”であり、かつ、制御信号PVOK,EVO
Kが“1”である場合には、自己収束(Convergence )
動作が実行される(ステップST8,ST12〜ST1
3)。
【0172】自己収束動作とは、各選択ブロックにおい
て、過消去状態のメモリセルを検出し、ビット線単位
で、過消去状態のメモリセルの閾値を正常な値に戻す動
作のことである。
【0173】ここで、制御回路21は、制御信号CON
VMODEを“1”に設定し、制御信号PRGMOD
E,ERSMODEを“0”に設定する。また、ベリフ
ァイビットレジスタのレジスタ29−2(図2参照)
は、制御信号ERSMODEが“0”になった後におい
ても、デ−タ“1”をラッチし続ける。よって、制御信
号EVOKは、“1”のままである。
【0174】また、ベリファイビットレジスタのレジス
タ29−1(図2参照)も、依然として、デ−タ“1”
をラッチし続けている。なお、テスト信号TEST1〜
3は、全て“0”となっている。
【0175】自己収束(Convergence )動作は、図14
のサブル−チンに示すような手順で行われる。まず、ア
ドレスカウンタ16のアドレス(カラムのみ選択、ロウ
は全て非選択)Addが初期値に設定され、かつ、タイ
マ25の数値(自己収束回数に対応)Cycleが初期
値“0”に設定される(ステップST81〜ST8
2)。また、電圧発生回路22において、リ−クチェッ
クLCK.のための内部電源がセットアップされる(ス
テップST83)。
【0176】この後、カラムリ−クチェック(カラム単
位のメモリセルのリ−クチェック)が行われる(ステッ
プST84)。カラムリ−クチェックとは、全てのロウ
(ワ−ド線)を非選択状態とし、1つのカラムを選択状
態とし、その選択されたカラムに流れるリ−ク電流をチ
ェックし、過消去状態のメモリセルが存在するか否かを
判定するものである。
【0177】即ち、選択されたカラムの全メモリセルの
合計のリ−ク電流が基準値よりも少なければ、その選択
カラムのデ−タは“0”であると判定し、選択されたカ
ラムの全メモリセルの合計のリ−ク電流が基準値よりも
多ければ、その選択カラムのデ−タは“1”であると判
定する。
【0178】なお、リ−ク電流は、閾値が例えば0.5
Vよりも低い過消去状態のメモリセルについて生じる。
つまり、過消去状態のメモリセルは、非選択状態(ワ−
ド線0V)であっても、電流を流す。
【0179】そして、選択されたカラムのデ−タと期待
値“0”が比較される(ステップST85)。選択され
たカラムのデ−タと期待値“0”が不一致の場合、自己
収束NGと判断し、選択されたカラム内の全てのメモリ
セルに対して、同時に自己収束(過消去状態をなくす動
作)を実行する。
【0180】この自己収束動作は、予め設定された回数
Limitに達するまでは、選択されたカラムのデ−タ
が期待値“0”と一致するまで、繰り返して行われる
(ステップST86,ST88,ST89)。
【0181】また、選択されたカラムに対する書き込み
回数Cycleが予め設定された回数Limitに達し
たときは、ベリファイの結果が自己収束NGであって
も、再度の自己収束は行わない。
【0182】そして、自己収束(Convergence )NGで
あることを示す信号ERRORを“1”に設定する(ス
テップST87)。また、自己収束NGであることを示
す信号ERRORが“1”の場合には、チャ−ジポンプ
回路によって生成された昇圧電圧を放電するためのリ−
ドセットアップを経由した後、自己収束動作を終了する
(ステップST14,ST17)。
【0183】一方、選択されたカラムのデ−タと期待値
“0”が一致すれば、選択されたカラムの全メモリセル
に対して自己収束OKと判断し、アドレスAddを1つ
進めることにより、次のカラムのメモリセルについて、
同様の動作が行われる(ステップST91)。
【0184】このようにして、ブロック内の全てのメモ
リセル1〜Nについて、カラム単位で、順次、自己収束
が実行される(図4参照)。また、選択されたカラムの
デ−タと期待値“0”が一致する場合において、アドレ
スAddが、そのブロック内の最終カラムを選択するア
ドレス(AEND=1)であるときは、自己収束動作
(Convergence )を終了する。
【0185】この時、ブロック内の全てのカラムにおけ
る自己収束がOKであるから、ベリファイ回路23の出
力信号VERIOK(ベリファイの度に出力される)
は、当然に“1”に設定されている(ステップST9
0)。
【0186】ベリファイ回路23の出力信号VERIO
Kが“1”の場合、ベリファイビットレジスタのレジス
タ29−3には、デ−タ“1”がラッチされる。レジス
タ29−3にデ−タ“1”がラッチされると、制御信号
LCKVOKは、“1”となる。
【0187】この後、自己収束NGか否かを示す信号E
RRORが“0”であり、かつ、制御信号PVOK,E
VOK,LCKOKの全てが“1”のときは、上述の3
つの動作(消去前書き込み、消去、自己収束)を経たブ
ロック内のメモリセルのデ−タの消去は完了し、次のブ
ロックについて、同様の動作が実行される(ステップS
T16,ST18〜ST19)。
【0188】この時、ベリファイビットレジスタのレジ
スタ29−1〜29−3(図2参照)のデ−タは、リセ
ット信号RESETによって、それぞれ“0”にリセッ
トされる。よって、制御信号PVOK,EVOK,LC
KOKは、それぞれ“0”になる(ステップST18〜
ST19)。
【0189】なお、ブロックの消去動作が完了した場合
において、そのブロックが、最終ブロック(BEND=
1)であるときは、リ−ドセットアップを経た後に、自
己消去動作を終了する。
【0190】(3) 次に、テスト動作について説明す
る。テスト動作には、例えば、表4に示すように、メモ
リセルアレイ11の全メモリセルに対して書き込みをテ
ストするテストプログラム動作、全メモリセルに対して
消去をテストするテスト消去動作、全メモリセルに対し
て自己収束をテストするテスト自己収束動作、及び、こ
れらの動作の組み合わせがある。
【0191】これらのテスト動作を行うに当っても、図
5に示すオ−トシ−ケンスが適用される。但し、各テス
ト動作を行うには、テスト回路28の制御信号TEST
1〜3によって、制御信号PVOK,EVOK,LCK
OKをそれぞれ独立に“1”に固定する。
【0192】例えば、書き込みのみのテストを行う際に
は、制御信号TEST2,3を“1”に設定し、制御信
号EVOK,LCKOKを“1”に固定すれば、図5の
オ−トシ−ケンスにおいても、消去動作、自己収束動作
は実行されず、書き込み動作のみが実行される。
【0193】同様に、消去のみのテストを行う際には、
制御信号TEST1,3を“1”に設定し、制御信号P
VOK,LCKOKを“1”に固定する。自己収束のみ
のテストを行う際には、制御信号TEST1,2を
“1”に設定し、制御信号PVOK,EVOKを“1”
に固定する。
【0194】また、テスト動作を行うには、自動消去動
作のコマンドをコマンドレジスタ19に与える。即ち、
自動消去動作における消去前書き込み(Pre Program )
のシ−ケンスをテストプログラム動作に使用し、自動消
去動作における消去(Erase )のシ−ケンスをテスト消
去動作に使用し、自動消去動作における自己収束(Conv
ergence)のシ−ケンスをテスト自己収束動作に使用す
る。
【0195】以下に、テストシ−ケンスの1つであるテ
ストプログラム動作について説明する。まず、テスト回
路28の制御信号TEST2,3を“1”に設定し、制
御信号EVOK,LCKOKを“1”に固定する。この
後、ブロック消去コマンドをコマンドレジスタ19に与
えると共に、テストプログラムを行うブロックを選択す
る。なお、全てのブロックについてテストを行う場合に
は、チップ消去コマンドをコマンドレジスタ19に与え
てもよい。
【0196】この後、アドレスカウンタ16のアドレス
Addが初期値“0”に設定され、かつ、タイマ25の
数値Cycleが初期値“0”に設定される(ステップ
ST41〜ST42)。また、電圧発生回路22におい
て、プログラムベリファイP.V.の内部電源がセット
アップされる(ステップST43)。
【0197】この後、アドレスAddによって選択され
たメモリセル(フラッシュEEPROMが×n(nは1
以上の自然数)構成の場合は、n個のメモリセル)のデ
−タが読み出される(ステップST44)。
【0198】アドレスAddによって選択されたメモリ
セル(以下、選択メモリセル)のデ−タは、プログラム
デ−タ“0”と比較される(ステップST45)。そし
て、選択メモリセルのデ−タとプログラムデ−タ“0”
が不一致の場合、書き込みNGと判断し、選択メモリセ
ルに対してデ−タの書き込み(フロ−ティングゲ−トに
対する電子の注入)を実行する。
【0199】このデ−タの書き込みは、予め設定された
回数Limitに達するまでは、選択メモリセルのデ−
タがプログラムデ−タ“0”と一致するまで、繰り返し
て行われる(ステップST48〜ST49)。
【0200】また、選択メモリセルに対する書き込み回
数Cycleが予め設定された回数Limitに達した
ときは、ベリファイの結果が書き込みNGであっても、
再度の書き込みは行わない。
【0201】そして、書き込みNGであることを示す信
号ERRORが“1”に設定され、テストプログラム動
作を終了する(ステップST47)。一方、選択メモリ
セルのデ−タとプログラムデ−タ“0”が一致すれば、
選択メモリセルの書き込みOKと判断し、アドレスAd
dを1つ進めることにより、次のアドレスの選択メモリ
セルについて同様の動作が行われる。この時、タイマ2
5の数値は、初期値にリセットされる(ステップST4
2,ST51)。
【0202】このようにして、ブロック内の全てのメモ
リセル1〜Nについて、順次、書き込みが実行される
(図3参照)。また、選択メモリセルのデ−タとプログ
ラムデ−タ“0”が一致する場合において、アドレスA
ddが、そのブロック内の最終アドレス(AEND=
1)であるときは、テストプログラム動作を終了する。
【0203】この時、ブロック内の全てのメモリセルの
書き込みがOKであるから、ベリファイ回路23の出力
信号VERIOK(ベリファイの度に出力される)は、
当然に“1”に設定されている(ステップST50)。
【0204】ベリファイ回路23の出力信号VERIO
Kが“1”の場合、ベリファイビットレジスタのレジス
タ29−1には、デ−タ“1”がラッチされる。レジス
タ29−1にデ−タ“1”がラッチされると、制御信号
PVOKは“1”となる。
【0205】この後、書き込みNGか否かを示す信号E
RRORが“0”であり、かつ、制御信号PVOKが
“1”のときは、既に制御信号EVOK,LCKOKが
“1”に設定されているため、選択ブロックにおける書
き込みテストは、動作OKであると判断し、次のブロッ
クについて同様の動作が行われる(ステップST18〜
ST19)。
【0206】この時、ベリファイビットレジスタのレジ
スタ29−1〜29−3は、リセット信号RESETに
よりリセットされ、デ−タ“0”をラッチしている状態
になるため、制御信号PVOKは、“0”になる。但
し、制御信号EVOK,LCKOKは、制御信号TES
T2,3が“1”のため、“1”のままである。
【0207】このテストプログラム動作は、全ブロック
のうちの選択ブロックについて行われ、最終ブロックに
ついてテストが終了したとき、即ち、最終アドレス検知
回路24の出力信号BENDが“1”になったとき、テ
ストプログラム動作は、終了する(ステップST16,
ST17)。
【0208】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の不揮発
性半導体記憶装置によれば、次のような効果を奏する。
ベリファイにより自動的に書き込み、消去を行うような
書き込み及び消去モ−ド(テストモ−ドを含む)に関
し、これらのモ−ドを1つのオ−トシ−ケンスにより実
行するようにし、制御回路における負担の軽減(簡略
化)を達成している。具体的には、モ−ドを指定する通
常のコマンドに加え、新たに、PVOK、EVOK、L
CKOKというビットを設け、PVOKには、消去前書
き込み(PreProgram )を動作OKで終了、EVOKに
は、消去(Erase )を動作OKで終了、LCKOKに
は、自己収束(Convergence )を動作OKで終了、とい
う意味を持たせた。また、これらのビットPVOK、E
VOK、LCKOKは、テスト信号TEST1〜3によ
り、それぞれ独立に、所定値“1”に固定できるように
構成した。
【0209】また、各モ−ドにおいて、所定のアドレス
及びデ−タが入力されるように、マルチプレクサ及びデ
−タ入力レジスタを制御している。さらに、ブロック内
の最終アドレスであることを示すビットAEND、及び
最終のブロックであることを示すビットBENDを、所
定のコマンドが成立したとや、テスト信号TEST1〜
3によって、強制的に、所定値“1”に固定できるよう
に構成した。
【0210】即ち、各ビットPVOK、EVOK、LC
KOK、AEND、BENDの値や、各回路を制御する
ことにより、1つのオ−トシ−ケンスにより、ベリファ
イにより自動的に書き込み、消去を行うような書き込み
及び消去モ−ド(テストモ−ドを含む)をそれぞれ実行
することができる。
【0211】また、全てのテストモ−ドについては、ブ
ロック消去、チップ消去のコマンドを利用して実行する
ことが可能なため、テストコマンドを省略することがで
き、コマンド数の削減による検証時間の短縮、回路面積
の縮小を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わる不揮発性半導体記
憶装置を示す図。
【図2】図1のベリファイビットレジスタの構成の一例
を示す図。
【図3】消去、消去前書き込み(テストを含む)がビッ
トごとに行われる様子を示す図。
【図4】自己収束(テストを含む)がカラムごとに行わ
れる様子を示す図。
【図5】本発明に関わるオ−トシ−ケンスを示す図。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置を示す図。
【図7】自動書き込みコマンドとデ−タの入力の様子を
示す図。
【図8】従来の自動書き込みのオ−トシ−ケンスを示す
図。
【図9】従来の自動消去のオ−トシ−ケンスを示す図。
【図10】消去前書き込みのサブル−チンを示す図。
【図11】ブロック内のメモリセルの消去前書き込み後
の閾値分布を示す図。
【図12】消去のサブル−チンを示す図。
【図13】ブロック内のメモリセルの消去後の閾値分布
を示す図。
【図14】自己収束のサブル−チンを示す図。
【図15】ブロック内のメモリセルの自己収束後の閾値
分布を示す図。
【図16】従来の書き込みテストのオ−トシ−ケンスを
示す図。
【図17】従来の消去テストのオ−トシ−ケンスを示す
図。
【図18】従来の自己収束テストのオ−トシ−ケンスを
示す図。
【符号の説明】
11 :メモリセルアレイ、 12 :アドレスレジスタ、 13 :マルチプレクサ、 14 :ロウデコ−ダ、 15 :カラムデコ−ダ、 16 :アドレスカウンタ、 17 :入出力バッファ、 18 :デ−タ入力レジスタ、 19 :コマンドレジスタ、 20 :カラム選択回路、 21 :制御回路、 22 :電圧発生回路、 23 :ベリファイ回路、 24 :最終アドレス検知回路、 25 :タイマ、 26 :クロック発生回路、 27 :ベリファイビットレジスタ、 28 :テスト回路、 29−1〜29−3 :レジスタ、 30−1〜30−3 :オア回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みを実行するか否かを決定する第
    1ビット、消去を実行するか否かを決定する第2ビット
    及び自己収束を実行するか否かを決定する第3ビットを
    有し、動作モ−ドに応じて前記第1乃至第3ビットの値
    を決定するベリファイビットレジスタと、前記第1乃至
    第3ビットの値に応じて前記書き込み、消去及び自己収
    束の少なくとも1つを実行するための制御回路とを具備
    したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、メモリセルに対して書
    き込みもしくは消去を行う場合に、前記第1ビットの値
    より書き込み動作を行うか否かを判断し、書き込みを行
    わないと判断した場合には、前記第2ビットの値より消
    去動作を行うか否かを判断し、消去を行わないと判断し
    た場合には、前記第3ビットの値より自己収束動作を行
    うか否かを判断し、自己収束を行わないと判断した場合
    に書き込みもしくは消去動作を終えることを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記動作モ−ドを認識するためのコマンドレジスタを具
    備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記制御回路は、前記書き込みを実行している状態を示
    す第4ビット、前記消去を実行している状態を示す第5
    ビット及び前記自己収束を実行している状態を示す第6
    ビットをそれぞれ前記ベリファイビットレジスタに出力
    することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 内部アドレスを生成するアドレスカウンタと、ベリファ
    イの回数を検出するタイマとを具備し、 前記制御回路は、前記コマンドレジスタが動作モ−ドを
    認識すると、前記アドレスカウンタの値及び前記タイマ
    の値をリセットすることを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記ベリファイを実行するベリファイ回路を具備し、 前記ベリファイ回路は、前記ベリファイビットレジスタ
    に前記ベリファイの判定結果を示す第7ビットを出力す
    ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記内部アドレスが最終アドレスであることを示す第8
    ビットを出力する最終アドレス検知回路を具備すること
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置
    において、 ロウ及びカラムデコ−ダと、外部アドレスをラッチする
    アドレスレジスタと、前記内部アドレス、前記外部アド
    レス及び前記アドレスレジスタにラッチされたアドレス
    のうちの1つを選択して前記ロウ及びカラムデコ−ダに
    供給するマルチプレクサとを具備することを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記コマンドレジスタが自動書き込みモ
    −ドのコマンドを認識すると、前記第2及び第3ビット
    は、前記消去及び自己収束を行わない値に設定され、前
    記第1ビットは、前記第7ビットの値に応じて、前記書
    き込みを行う値又は前記書き込みを行わない値に設定さ
    れることを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  10. 【請求項10】 前記コマンドレジスタが自動書き込み
    モ−ドのコマンドを認識すると、前記マルチプレクサ
    は、前記アドレスレジスタにラッチされたアドレスを前
    記ロウ及びカラムデコ−ダに供給することを特徴とする
    請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記コマンドレジスタが自動書き込み
    モ−ドのコマンドを認識すると、前記第8ビットは、最
    終アドレスを検出している状態に強制的に設定されるこ
    とを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】 前記コマンドレジスタが自動消去モ−
    ドのコマンドを認識すると、前記第1、第2及び第3ビ
    ットは、前記第4、第5、第6及び第7ビットの値に応
    じて、それぞれ所定の値に設定されることを特徴とする
    請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記コマンドレジスタが自動消去モ−
    ドのコマンドを認識すると、前記マルチプレクサは、前
    記アドレスカウンタの内部アドレスを前記ロウ及びカラ
    ムデコ−ダに供給することを特徴とする請求項8記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 メモリセルアレイが複数のブロックか
    ら構成され、ブロックごとに自動消去動作が実行される
    場合に、前記最終アドレス検知回路は、前記自動消去動
    作を実行するブロックが最終ブロックであるか否かを示
    す第9ビットを出力することを特徴とする請求項8記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記ベリファイビットレジスタには、
    リセット信号が入力され、前記第1乃至第3ビットの値
    は、前記リセット信号により所定値にリセットできるこ
    とを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  16. 【請求項16】 前記ベリファイの回数が前記タイマに
    設定された所定の回数に達したとき、前記制御回路は、
    再度の書き込み、消去又は自己収束を行わないことを特
    徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装
    置において、 前記第1ビットを書き込みを実行する値に強制的に設定
    する第1テストビット、前記第2ビットを消去を実行す
    る値に強制的に設定する第2テストビット及び前記第3
    ビットを自己収束を実行する値に強制的に設定する第3
    テストビットをそれぞれ前記ベリファイビットレジスタ
    に出力するテスト回路を具備することを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記コマンドレジスタが自動消去モ−
    ドのコマンドを認識する場合に、前記第1乃至第3テス
    トビットの値に応じて、前記書き込み、前記消去及び前
    記自己収束の少なくとも1つがテストされることを特徴
    とする請求項17記載の不揮発性半導体記憶装置。
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