JP3405463B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JP3405463B2
JP3405463B2 JP04110293A JP4110293A JP3405463B2 JP 3405463 B2 JP3405463 B2 JP 3405463B2 JP 04110293 A JP04110293 A JP 04110293A JP 4110293 A JP4110293 A JP 4110293A JP 3405463 B2 JP3405463 B2 JP 3405463B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、小形電子機器で使用さ
れるプリント基板等への外装に適した固体電解コンデン
サに係り、殊に複数のコンデンサ素子から構成するネッ
トワーク用固体電解コンデンサに関する。 【0002】 【従来の技術】今日、電子機器の小形化および携帯化が
進歩するに伴い、これら機器に使用される固体電解コン
デンサもその小形化と表面実装の容易性が要求されてい
る。このため、現在では、従来のリード端子付きのもの
から、リードレスのものへと変更されるに至っている。 【0003】この種の固体電解コンデンサは、例えば電
解質として二酸化マンガンを用いた固体電解コンデンサ
は、一般的には、陰極内部電極用の金属箔と、表面に酸
化被膜層および無機固体電解質被膜層を形成した陽極内
部電極用の金属箔とに、アルミニウム棒からなる内部端
子を、超音波溶接等により取付けた後、前記両金属箔
を、セパレータを介して巻回すると共に、その上でこれ
を硝酸マンガン等に浸漬し、更に焼成してコンデンサ素
子を形成している。そして、このコンデンサ素子を樹脂
封止し、次いでこれを所定の状態に切断することによ
り、このコンデンサ素子を覆う樹脂の外表面に内部両端
子を露出させ、この露出した内部両端子に導電板体から
なる外部両端子を溶接等の手段により接続することによ
って構成されている。したがって、このように構成され
た固体電解コンデンサは、比較的小形に形成されると共
に、リードレスに構成されることから表面実装の容易性
を向上することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の固体電解コンデンサは、殊にネットワークの適用に
際して、以下に述べるような難点を有していた。 【0005】すなわち、従来の固体電解コンデンサは、
前述したように、個々別体に構成されている。したがっ
て、複数の固体電解コンデンサを実装するネットワーク
適用に際しては、ユーザー側において、特別の設備およ
び実装用の基板等を必要とし、このため、表面実装性が
実際的に阻害されていた。 【0006】更に、従来の固体電解コンデンサは、同じ
く前述したように、予め形成したコンデンサ素子から構
成されるが、この製造工程は、多数且つ繁雑な工程を必
要とし、このためコストダウンが十分には達成されてい
なかった。 【0007】そこで、本発明の目的は、所望の個数のネ
ットワークを容易に構成することができ、しかも構成が
簡単でコストダウンを達成することができる固体電解コ
ンデンサを提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る固体電解コンデンサは、平板状導電板
上にそれぞれ陽極および陰極外部端子用凹部を整列加工
した陽極および陰極両外部端子板と、これら両外部端子
板の間にそれぞれ前記外部端子用凹部を介して立設接続
される棒状陽極体と、前記両外部端子用凹部および棒状
陽極体を覆う樹脂層とからなり、両外部端子板を、その
外部端子部を除いて切断し、前記樹脂層を介して連続さ
せたことを特徴とする。 【0009】 【作用】本発明によれば、各固体電解コンデンサは、こ
れを構成する陽極体と両外部端子とが樹脂層を介して連
続されており、且つそれぞれの外部端子は独立されてい
る。従って、任意の箇所で樹脂層を切断することによ
り、所望の個数の固体電解コンデンサによるネットワー
クを容易に構成することができる。すなわち、実装に際
して、特別の設備或いは基板等を必要とすることがな
い。 【0010】また、本発明の固体電解コンデンサは、両
外部端子板上に整列加工した凹部間に陽極体を立設し、
そしてこれら陽極体および凹部を樹脂層で覆うことによ
り、換言すれば、一括した製造工程により、製造するこ
とができる。従って、構成が簡単となりコストダウンが
達成される。 【0011】 【実施例】次に、本発明に係る固体電解コンデンサの実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。 【0012】図1の(A)〜(D)において、本発明に
係る固体電解コンデンサは、先ず基本的には、図1の
(A)に示すように、平板状導電板上にそれぞれ陽極お
よび陰極外部端子用凹部10、12を整列加工した陽極
および陰極両外部端子板14、16と、これら両外部端
子板14、16の間にそれぞれ外部端子用凹部10、1
2を介して立設接続される棒状陽極体18と、並びに、
図1の(B)に示すように、両外部端子用凹部10、1
2および棒状陽極体18を覆う樹脂層20とから構成さ
れる。なお、陽極体18は、予め、その表面に酸化被膜
層および有機固体電解質被膜層(共に図示せず)がそれ
ぞれ所定状態に形成されており、そして凹部10に対し
ては超音波溶接等により、また凹部12に対しては導電
ぺーストおよび導電接着剤等を介して、それぞれ接続し
て構成されている。 【0013】そして、再び図1の(B)において、両外
部端子板14、16からその外部端子部10、12を除
く部分、すなわち端子間部分14a、16aを切除する
ことにより、図1の(C)に示すように、相互に樹脂層
20を介して連続した多数の単位固体電解コンデンサ2
2からなる連続固体電解コンデンサ24を形成する。 【0014】従って、本発明によれば、この連続固体電
解コンデンサ24を、図1の(C)において、その接続
樹脂部から、例えば切断線26に沿って切断することに
より、図1の(D)に示すように、2つの単位固体電解
コンデンサ22からなるネットワーク用の固体電解コン
デンサ28を簡単且つ容易に形成することができる。 【0015】このように、本発明によれば、各(単位)
固体電解コンデンサは、これを構成する陽極体と両外部
端子とが樹脂層を介して連続しており、且つそれぞれの
外部端子は独立しているので、任意の個所で樹脂層を切
断することにより、所望の個数のネットワーク用固体電
解コンデンサを容易に製造することができる。従って、
実装に際して、特別の設備或いは基板等を必要とするこ
とがない。 【0016】また、本発明の固体電解コンデンサは、両
外部端子板上に整列加工した凹部間に陽極体を立設し、
そしてこれら陽極体および凹部を樹脂層で覆うことによ
り、換言すれば一括した製造工程により、製造すること
ができる。従って、構成が簡単となりコストダウンを達
成することができる。 【0017】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る固体
電解コンデンサは、基本的には、平板状導電板上にそれ
ぞれ陽極および陰極外部端子用凹部を整列加工した陽極
および陰極両外部端子板と、これら両外部端子板の間に
それぞれ前記外部端子用凹部を介して立設接続される棒
状陽極体と、前記両外部端子用凹部および棒状陽極体を
覆う樹脂層とから構成し、そしてその上で、両外部端子
板をその外部端子部を除いて切断することにより、樹脂
層を介して連続した多数の単位固体電解コンデンサから
なる連続固体電解コンデンサを形成するよう構成したこ
とにより、換言すれば、本発明に係る各単位固体電解コ
ンデンサは、これを構成する陽極体と両外部端子とが樹
脂層を介して連続しており、且つそれぞれの外部端子は
独立しているので、任意の個所で前記樹脂層を切断する
ことにより、所望の個数のネットワーク用固体電解コン
デンサを容易に得ることができる。すなわち、このよう
にして得られた固体電解コンデンサは、実装に際して特
別の設備或いは基板等を必要とすることがない利点を有
する。 【0019】また、本発明の固体電解コンデンサは、前
述のように両外部端子板上に整列加工した凹部間に陽極
体を立設し、そしてこれら陽極体および凹部を樹脂層で
覆うことにより、換言すれば一括した製造工程により、
製造することができる。従って、構成が簡単となりコス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A)〜(D)は、本発明に係る固体電解コン
デンサの製造工程の一実施例を示す工程説明図である。 【符号の説明】 10 陽極外部端子用凹部(外部端子部) 12 陰極外部端子用凹部(外部端子部) 14 陽極外部端子板 14a 端子間部分 16 陰極外部端子板 16a 端子間部分 18 棒状陽極体 20 樹脂層 22 単位固体電解コンデンサ 24 連続固体電解コンデンサ 26 切断線 28 ネットワーク用固体電解コンデンサ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 平板状導電板上にそれぞれ陽極および陰
    極外部端子用凹部を整列加工した陽極および陰極両外部
    端子板と、これら両外部端子板の間にそれぞれ前記外部
    端子用凹部を介して立設接続される棒状陽極体と、前記
    両外部端子用凹部および棒状陽極体を覆う樹脂層とから
    なり、両外部端子板を、その外部端子部を除いて切断
    し、前記樹脂層を介して連続させたことを特徴とする固
    体電解コンデンサ。
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