JP3404167B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

Info

Publication number
JP3404167B2
JP3404167B2 JP05685195A JP5685195A JP3404167B2 JP 3404167 B2 JP3404167 B2 JP 3404167B2 JP 05685195 A JP05685195 A JP 05685195A JP 5685195 A JP5685195 A JP 5685195A JP 3404167 B2 JP3404167 B2 JP 3404167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll filter
gas burner
outside air
air
humidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05685195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08254328A (ja
Inventor
田 豊 成
松 哲 村
陽 治 野々山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP05685195A priority Critical patent/JP3404167B2/ja
Publication of JPH08254328A publication Critical patent/JPH08254328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404167B2 publication Critical patent/JP3404167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンベアで搬送される
自動車ボディを塗装するトンネル形の塗装ブース内など
に清浄な調温・調湿空気を送給する空調装置に関する。 【0002】 【従来の技術】オフィスビルなどの室内に調温・調湿空
気を送給するビル用空調装置は、外気を採り入れるギャ
ラリーと、当該ギャラリーから採り入れた外気を浄化す
るエアフィルタとの間に、外気を予熱する電気ヒータや
蒸気コイルなどの予熱器を設けるのが一般的である。こ
れに対し、全長が100メートル以上にも達する長大な
トンネル形塗装ブース内に調温・調湿空気を送給する空
調装置は、一般のビル用空調装置に比べて処理風量が格
段に多いので、予熱器として放熱量の大きいガスバーナ
を用いるのが通常である。また、エアフィルタとして
は、軸に巻き付けたシート状のフィルタ濾材をモータで
他の軸に少しずつ巻き取って行く自動巻取式のロールフ
ィルタが用いられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように、予熱器と
して放熱量の大きいガスバーナを用いる空調装置にあっ
ては、そのガスバーナをギャラリーとロールフィルタと
の間に設けると、ガスバーナから噴射される燃焼ガスの
高熱によってロールフィルタが焼損するおそれがある。
このため、ガスバーナは、外気の流通方向から見てロー
ルフィルタの後段に設けるのが一般的である(実公平4
−44978号、同5−37141号公報)。 【0004】しかしながら、ロールフィルタの後段側に
は、加湿器が配設されているので、その加湿器が、例え
ば塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂で成形された多数
の中空ボールを充填して、その上方から加温水を流下さ
せて中空ボール間の隙間を通る外気を加湿する充填材方
式のものであれば、充填材の中空ボールがガスバーナの
熱で軟化して塑性変形を生じ、80℃以上に熱せられる
と融解して使用不能になるおそれがある。そのため、ガ
スバーナと加湿器との間の間隔を拡げなければばなら
ず、その分だけ空調装置が大型化して設備費が嵩むと同
時に設置スペースも大きくなるという問題があった。そ
こで本発明は、空調装置を小型化すると同時に、予熱器
として用いるガスバーナの高熱によってロールフィルタ
や加湿器が焼損あるいは損壊するおそれを解消すること
を技術的課題としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の空調装置は、外気を採り入れるギャラリー
と、当該ギャラリーから採り入れた外気を浄化するロー
ルフィルタとの間に、外気を予熱するガスバーナと、当
該ガスバーナの燃焼ガスを分散させるバッフル板が配設
されると共に、当該バッフル板と前記ロールフィルタと
の間に、当該ロールフィルタの表面に噴霧水を吹き付け
るスプレーノズルが配設されていることを特徴とする。 【0006】 【作用】本発明によれば、ギャラリーから採り入れられ
た外気が、まず、ガスバーナの燃焼ガスと混合して予熱
され、次いで、ロールフィルタを通過して浄化される。
この際、ガスバーナから噴射される燃焼ガスは、バッフ
ル板に打ち当たって分散され、また、ロールフィルタに
は、スプレーノズルによって噴霧水が吹き付けられるの
で、そのロールフィルタがガスバーナの高熱によって焼
損するおそれはない。 【0007】また、ロールフィルタに吹き掛けられた水
で、そのロールフィルタを通過する外気が加湿されるの
で、ロールフィルタを通して浄化された外気を加湿する
加湿器の負荷も軽減され、殊に、空気が乾燥した冬期に
おける加湿器の負荷が従来に比べて著しく軽減される。
すなわち、冬期は、気温が低く空気も乾燥しているの
で、従来においては予熱器のみならず加湿器の負荷も著
しく増大していたが、本発明によれば、外気を予熱する
ガスバーナの燃焼量の増大に応じてロールフィルタの表
面に吹き付ける噴霧水を増量することで、そのロールフ
ィルタを通過する外気の加湿効果が高められるので、加
湿器の負荷が大幅に軽減される。 【0008】更に、ガスバーナで予熱された外気は、噴
霧水が吹き付けられたロールフィルタを通過する際に冷
却されるので、当該ロールフィルタと近接してその後段
側に充填材方式の加湿器を設けても、当該加湿器の充填
材が高温で塑性変形したり融解するなどのおそれはな
い。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって具体的
に説明する。図1は本発明に係る空調装置の一例を示す
断面図である。 【0010】本例の空調装置は、ギャラリー1から採り
入れられた外気が、まず、ガスバーナ2の燃焼ガスと混
合して予熱され、次いで、ロールフィルタ3を通過して
浄化された後、加湿器4と冷却器5及び加熱器6で調湿
・調温して、送風機7で塗装ブース内などに送給される
ようになっている。なお、加湿器4は、冷却器5と配置
を逆にして、その冷却器5と加熱器6の間に配設しても
よい。 【0011】そして、ガスバーナ2とロールフィルタ3
との間には、ガスバーナ2の燃焼ガスを分散させる複数
のバッフル板8が配設され、そのバッフル板8とロール
フィルタ3との間には、ロールフィルタ3の表面に噴霧
水を吹き付けるスプレーノズル9が配設されている。な
お、スプレーノズル9は、耐熱性の優れたステンレス管
などで作られている。また、ロールフィルタ3の下方に
は、そのロールフィルタ3を伝って垂れ落ちる水を回収
するドレンパン10が配設されている。 【0012】しかして、ガスバーナ2から噴射される燃
焼ガスは、バッフル板8に打ち当たって分散されるの
で、その燃焼ガスの高熱がロールフィルタ3の表面に局
所的に作用することがないし、また、ロールフィルタ3
の表面にはスプレーノズル9によって噴霧水が吹き付け
られるので、ロールフィルタ3とガスバーナ2の間隔を
狭くしてもそのガスバーナ2の高熱によってロールフィ
ルタ3が焼損するおそれはない。 【0013】また、ガスバーナ2の燃焼ガスと混合して
予熱された外気は、ロールフィルタ3を通過する際にそ
のロールフィルタ3の表面に吹き付けられた水と接触し
て加湿されるので、加湿器4の負荷が軽減される。特
に、スプレーノズル9全体がガスバーナ2の燃焼ガスに
よって高温に熱せられると、そのスプレーノズル9から
噴霧される水が蒸気となってロールフィルタ3の表面に
吹き付けられ、また、ロールフィルタ3に吹き付けられ
た水分もガスバーナ2の燃焼ガスで熱せられて水蒸気に
なるから、ロールフィルタ3を通過する外気の加湿効果
が著しく高まる。 【0014】また、ガスバーナ2とロールフィルタ3の
間隔を最小限に狭めることができ、更に、ガスバーナ2
の燃焼ガスと混合して加熱された外気は、噴霧水で濡れ
たロールフィルタ3を通過する際に冷却されるので、ロ
ールフィルタ3の後段に設ける加湿器4が高温に弱い充
填材方式のものであっても、その加湿器4をロールフィ
ルタ3に近接して配設することができる。したがって、
空調装置全体を小型化して設備費と設置スペースを低減
することができる。 【0015】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外気の
予熱器としてガスバーナを用いる空調装置を小型化して
その設備費や設置スペースを低減することができるとい
う大変優れた効果がある。また、空調装置を小型化して
も、ガスバーナの熱でロールフィルタや加湿器が焼損あ
るいは損壊するおそれがないという優れた効果がある。
更に、外気がロールフィルタを通過する際に加湿される
ので、加湿器の負荷が軽減されるという優れた効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る空調装置の一例を示す断面図。 【符号の説明】 1・・・ギャラリー 2・・・ガスバーナ 3・・・ロールフィルタ 8・・・バッフル板 9・・・スプレーノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−191566(JP,A) 特開 昭61−265431(JP,A) 実開 昭62−102935(JP,U) 実開 平1−109729(JP,U) 実開 昭59−193926(JP,U) 実公 平5−37141(JP,Y2) 実公 平4−44978(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 3/00 - 3/16 F24F 6/00 - 6/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外気を採り入れるギャラリー(1)と、
    当該ギャラリーから採り入れた外気を浄化するロールフ
    ィルタ(3)との間に、外気を予熱するガスバーナ
    (2)と、当該ガスバーナの燃焼ガスを分散させるバッ
    フル板(8)が配設されると共に、当該バッフル板と前
    記ロールフィルタとの間に、当該ロールフィルタの表面
    に噴霧水を吹き付けるスプレーノズル(9)が配設され
    ていることを特徴とする空調装置。
JP05685195A 1995-03-16 1995-03-16 空調装置 Expired - Fee Related JP3404167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05685195A JP3404167B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05685195A JP3404167B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08254328A JPH08254328A (ja) 1996-10-01
JP3404167B2 true JP3404167B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=13038926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05685195A Expired - Fee Related JP3404167B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404167B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7431500B2 (ja) * 2018-12-06 2024-02-15 三機工業株式会社 空調機の空気温度均一化構造
WO2021151361A1 (zh) * 2020-02-02 2021-08-05 珠海格力电器股份有限公司 空气净化装置及具有其的空气净化器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08254328A (ja) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2139751A (en) Apparatus for conditioning a gas flow,for example an air supply for paint spray booths
JP3404167B2 (ja) 空調装置
US5570680A (en) Condensing furnace hot air humidification
JPH07174360A (ja) 空調装置の運転方法
JPH0886466A (ja) 塗装室の空調装置
JP3491010B2 (ja) 加湿器とその運転システム
JP3613647B2 (ja) 液化ガス蒸発器の白煙防止装置
JPH0537141Y2 (ja)
JP3979218B2 (ja) 建物用換気装置
JP5013576B2 (ja) 塗装ブース用空調装置
US4410136A (en) Furnace economizer-humidifier
HUP0000293A2 (hu) Közvetlen vízbevezetésű légfűtő és párásító berendezés
JP3209913B2 (ja) ごみ焼却炉設備のフィルタ保温装置
JPH0318185Y2 (ja)
JPS6350619B2 (ja)
CN219666288U (zh) 一种恒温恒湿植砂系统
JPH0760073B2 (ja) 全熱交換器
JP2509389Y2 (ja) 加湿装置
GB2220474A (en) Heat exchange device for gaseous media
JPS5589620A (en) Combustor
JPS644457Y2 (ja)
JPH0262311B2 (ja)
JPH10110973A (ja) 空調装置
JP2786598B2 (ja) 白煙防止用空気加熱装置
JPH0545413Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees