JPH0262311B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0262311B2
JPH0262311B2 JP58029647A JP2964783A JPH0262311B2 JP H0262311 B2 JPH0262311 B2 JP H0262311B2 JP 58029647 A JP58029647 A JP 58029647A JP 2964783 A JP2964783 A JP 2964783A JP H0262311 B2 JPH0262311 B2 JP H0262311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heater
humidifier
painting booth
air supply
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58029647A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59154169A (ja
Inventor
Sadasuke Maekawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
Priority to JP58029647A priority Critical patent/JPS59154169A/ja
Publication of JPS59154169A publication Critical patent/JPS59154169A/ja
Publication of JPH0262311B2 publication Critical patent/JPH0262311B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外気温の低い冬期において主とし
て、乗用車のボデイー等を塗装する塗装ブース
に、気体燃料の直火式加熱器及び加湿器を用いて
吸入外気を15〜24℃、相対湿度60〜80%程度の空
気に調整したのち、供給する塗装ブース用給気装
置に関する。
上記の如く直火方式を採用した塗装ブース用給
気装置は、給気の加熱・加湿にボイラーにより発
生した蒸気を利用する方式のものに比べて熱効率
が良く、省エネルギーの面で有利であることか
ら、最近多く採用されているが、この方式の装置
として、従来から一般的に知られているものは、
第3図イに示すように、給気経路R′内に、直火
方式で吸入外気の全量を一定の温度にまで加熱昇
温するプレヒーター用加熱器12′及びその下流
側にに加湿器としてのエヤーワツシヤ13′を設
け、かつ、このエヤーワツシヤー13′の下流側
にアフターヒーター用の加熱器K′を設置し、更
に湿度の細かい調整をする蒸気噴霧加湿器S′を設
置したものであつた。このように加熱器12′,
K′を及び加湿器13′,S′をいずれも二重に設置
しなければならない理由は次の点にある。
つまり、エアーワツシヤー13′は、通常、相
対湿度でほぼ100%の加湿作用を行なう特性があ
り、それ故に、吸入外気を前述のようにブース内
への送気温度、湿度に適するよう15〜24℃、相対
温度60〜80%程度に調整するために、第3図ロに
示すように、前記プレヒーター用加熱器12′で
点aまで昇温したエアーをエヤーワツシヤ13
a′で相対湿度100%近くの点bにまで加湿し、そ
の後に、アフターヒーター用加熱器K′によつて
20℃前後の設定温度で相対湿度が60〜80%程度の
点cにまで加熱減湿化する必要があるからであ
る。更に、吸入外気の温度や湿度変化等によるブ
ース内への設定送気温度、湿度の変動を抑えるた
め前記加熱器K′の後方に設けた長終湿度調整用
の蒸気発生器Sにより点bにまで加湿しなければ
ならない場合があり、何れにしても加熱器12′,
K′を少なくとも2つ設ける必要があるために、
装置全体の設備費が高くなり、しかも、加熱器1
2′,K′の下流には、エアーの局部的過熱をなく
し、全量が万遍なく均一に昇温されるようにする
ために十分な長さL,Lをもつた混合用経路が必
要であり、このことによつて一層装置が大型化
し、塗装設備全体の大型化、ランニングコストの
不利を招く欠点があつた。
本発明は、かかる実情に鑑み、前述の如く熱効
率の高い直火方式のものにおいて加熱器の一つを
省略し、装置の小型化及び設備費の低減化を図り
得る塗装ブース用給気装置を提供する点に目的が
ある。
上記目的を達成するべくなされた本発明に係る
塗装ブース用給気装置の特徴構成は、塗装ブース
への給気経路途中に、その上流側から吸入外気の
一部を取入れて下流側に戻す迂回経路が形成され
ていると共に、その迂回経路途中に、前記加熱器
と加湿器とが組込まれている点にある。
このような特徴構成を有する本発明の作用効果
は、次の通りである。
つまり、吸入外気の一部のみを取り入れてその
少量のエアーを加熱するために、吸入外気の全量
を加熱するものに比して、同じ加熱エネルギーを
用いた際、エアーを100℃以上の高温にまで加熱
することができ、それ故にまた、加湿に際して
も、その高い温度を利用して水を蒸気に変える蒸
発方式の加湿器を用いることができて、従来のも
ののようにエアーワツシヤでの加湿の際に必要な
二段階の温度調整が不要で、加湿器下流側の加熱
器設置を省略することができるとともに、長い混
合用スペースも省略することができる。これによ
つて、給気装置全体の大幅な小型化、および設備
費の低減化が図れるに至つた。
次に、本発明構成の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように、塗装ブース1にメイクア
ツプエアーを供給する給気装置2を構成するに、
吸込口部3からの吸入外気を除塵するエアーフイ
ルタ4の下流側に夏期加湿用のエアーワツシヤ5
を設けると共に、その更に下流側に送風機7と前
記塗装ブース1に通じるダクト8を連結し、前記
吸込口部3からダクト8に亘つての給気経路9を
構成してある。尚6はエアワツシヤ5による飛散
水適のエリミネータである。前記給気経路9の前
記エアーワツシヤ5よりも上流側から下流側に亘
つて吸入外気の一部を取入れて迂回させる経路1
0を形成すると共に、その迂回経路10途中に、
送風機11、加熱器12の一例であるガスバーナ
12a及び加湿器13を備えた空調装置14を組
込み、吸入外気の1/10〜1/15程度の吸入外気
を取入れて200℃程度の高温エアーにして分配器
15により前記給気経路9内に戻し、非加熱エア
ーとの混合により15〜24℃、相対湿度60〜80%程
度のメイクアツプエアーとして前記塗装ブースに
供給するよう構成してある。
前記加熱器12は、前記バーナ12aを、前記
ダクト8に設けた湿度検出器23に連係させガス
制御弁24を制御して温度制御を行なえるように
構成してある。
前記加湿器13を構成するに、第2図イ,ロに
示すように、水の漏出し孔16……が多数穿設さ
れている筒状部材17の上端に設けられた水溜め
部18に、水槽19からの水をポンプ20により
順次供給し、前記筒状部材17内面を伝わつて流
下する水が少しづつ前記孔16……を通して外面
に漏洩して筒状部材17外面に設けられている多
数のフイン21……に付着し、前記バーナ12a
からの熱風にて蒸発することにより加湿するよう
構成してある。又、前記ポンプ20は、前記ダク
ト8に設けられた湿度検出器22に連係され、湿
度検出器22の検出結果に基づいて回転数が制御
されて、所望の湿度を維持し得るように構成され
ている。
上記構成の給気装置2は、夏期においては、前
記空調装置14を使用することなく前記エアーワ
ツシヤ5のみを使用して加湿冷却を行ない、冬期
においては、前記エアーワツシヤ5の代わりに前
記空調装置14を使用して、加熱及び加湿を行な
う。
又、前記の夏期専用の加湿は、前記エアーフイ
ルタ4を吸水性のロールマツトにして、水をその
エアーフイルタ4に滲み込ませて除塵と同時に加
湿を行なうよう構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る塗装ブース用給気装置の実
施例を示し、第1図は要部の概略側面図、第2図
イ,ロは加湿器を示しイは一部切欠き側面図、ロ
はイにおけるロ−ロ線断面図である。第3図イは
従来例を示す概略側面図、第3図ロは従来例にお
けるエアーのメイクアツプ過程を示すグラフであ
る。 12……加熱器、13……加湿器、1……塗装
ブース、10……迂回経路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸入外気に対する加熱器12及び加湿器13
    が備えられ、温度及び湿度を調整したメイクアツ
    プエアーを塗装ブース1に供給する塗装ブース用
    給気装置において、前記塗装ブース1への給気経
    路途中に、その上流側から吸入外気の一部を取入
    れて下流側に戻す迂回経路10が形成されている
    と共に、その迂回経路10途中に、前記加熱器1
    2と加湿器13とが組込まれている塗装ブース用
    給気装置。 2 前記加湿器13が、順次供給されて来る水を
    前記加熱器12により加熱蒸発させるように構成
    されたものである特許請求の範囲第1項に記載の
    塗装ブース用給気装置。
JP58029647A 1983-02-24 1983-02-24 塗装ブ−ス用給気装置 Granted JPS59154169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58029647A JPS59154169A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 塗装ブ−ス用給気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58029647A JPS59154169A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 塗装ブ−ス用給気装置

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Publication Number Publication Date
JPS59154169A JPS59154169A (ja) 1984-09-03
JPH0262311B2 true JPH0262311B2 (ja) 1990-12-25

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ID=12281891

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58029647A Granted JPS59154169A (ja) 1983-02-24 1983-02-24 塗装ブ−ス用給気装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266266U (ja) * 1988-11-01 1990-05-18

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JPS59154169A (ja) 1984-09-03

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