JP3403707B2 - 描画装置 - Google Patents

描画装置

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JP3403707B2
JP3403707B2 JP2000297755A JP2000297755A JP3403707B2 JP 3403707 B2 JP3403707 B2 JP 3403707B2 JP 2000297755 A JP2000297755 A JP 2000297755A JP 2000297755 A JP2000297755 A JP 2000297755A JP 3403707 B2 JP3403707 B2 JP 3403707B2
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Panasonic Holdings Corp
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  • Geometry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックスの分野における描画処理を行う描画装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】描画装置においては、特定領域の塗りつ
ぶしや特定区間の線分描画などの処理が行なわれる。
【0003】このような描画装置は図12に示すように
構成されている。塗りつぶしの場合にはその左端および
右端のx座標とy座標を、線分の場合にはその座標点の
x座標とy座標を連続的に生成する描画座標生成部10
と、この描画座標生成部10に対応して描画情報を生成
する描画情報生成部20と、この描画情報生成部20か
らのデータを一時的に格納するバッファ部30と、この
バッファ部30に蓄えられた描画情報を描画装置の外部
にある記憶部70へ格納するアドレスを生成するアドレ
ス生成部60とから構成されている。
【0004】この描画装置では、以下のような処理を行
うことにより記憶部70へ3次元処理で行なわれるZ値
を参照しながら生成した描画情報が蓄えられることが可
能になる。
【0005】図13に描画装置での描画処理の進行状
況、図14に処理タイミングを示す。ステップ[S500]
ではZ値のロードが実行される。ここではx座標とy座
標とz値(奥行き座標)が各々(26,7,1)(3
2,1,1)(38,7,13)である頂点の三角形の
塗りつぶしを行う場合について説明する。描画座標生成
部10は図示されていない描画命令設定部より三角形の
座標値と塗りつぶし命令を受け取る。描画座標生成部1
0では表示において三角形の最上位の頂点から最下位の
頂点までのy座標ごとに、三角形の辺に囲まれる塗りつ
ぶし領域の左端および右端にあたるx座標、y座標、さ
らにこれらに対応するZ値を生成する。左端は(26,
7,1)(32,1,1)の2頂点から傾きを求め計算
される。右端は(32,1,1)(38,7,13)の
2頂点から傾きを求め計算される。第1スパンでは左端
と右端のx座標は32、y座標は2、Z値は1が生成さ
れる。第2スパンでは左端のx座標は31、y座標は
2、Z値は1が生成され右端のx座標は32、y座標は
2、Z値は3が生成され。左端と右端の間のZ値は左端
と右端の差分から傾きを求め計算する。アドレス生成部
60では、この領域に対応したZ値を外部の記憶部70
から読み込むためのアドレスを生成し、これをバッファ
部30に格納する。
【0006】ステップ[S501]では描画情報生成が実行
される。例えば塗りつぶしの場合、塗りつぶし色を生成
する。描画情報生成部20では、描画座標生成部10か
ら得られたZ値と、バッファ部30に格納されたZ値を
比較して、今回生成したZ値が視点側にあれば描画情報
の生成を行ない、これをバッファ部30へ新たな描画情
報として格納する。
【0007】ステップ[S502]ではZ値のストア、フレ
ームメモリ(FM)のストアが実行される。アドレス生
成部60では、バッファ部30にある生成した描画情報
を記憶部30に格納する。これで、1つのスパンについ
ての塗りつぶしが終了する。
【0008】以下、同様に第2のスパン以下についても
ステップ[S500]〜[S502]を繰り返し実行して処理し
て終了のy座標まで繰り返す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の描画装置では、以下の点が問題になる。図1
4に示すように、描画動作を行うために、まず、描画装
置の外部にある記憶部70から前後判定を行うためのZ
値を読み込む。次に、読み込んだ後にスパンでのそれぞ
れのピクセルに対して、描画情報生成部20で前後判定
を行ない描画情報を生成しバッファ部30に格納する。
最後に、生成した描画情報をバッファ部30から記憶部
70へ書き込む。
【0010】このような処理を行なった場合に、描画装
置の外部にある記憶部70へのパスの利用効率を考えた
場合、描画情報生成を行う際には、図14に示すよう
に、記憶部70へのアクセスは行なわれておらず、一般
的には、半導体の進歩を考えると描画装置から外部の記
憶部70へのパスが細いため、描画装置の処理性能の低
下が問題となる。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、描画装置から外部の記憶部70へのパスが細い場
合であっても、描画処理性能を従来よりも改善できる描
画装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の描画装置は、バ
ッファ部において、複数組として例えば2組のバッファ
を設け、アドレス生成部にこの2組のバッファ対応する
アドレス情報格納部を設け、前記座標生成部および描画
情報生成部で一方のバッファに対して読み込みおよび書
き込みを行なっている場合には、もう一方のバッファに
対しては、以前にこのバッファへ既に書き込みを行なっ
ていたデータを記憶部へ出力し、さらに、次の処理のた
めのデータの読み込みを記憶部から行うように構成した
ことを特徴とする。
【0013】この構成によって、描画装置内の描画座標
生成部と描画情報生成部において、描画情報を生成して
いる期間において、以前において、既に生成している描
画情報の書き込みと、その後に描画情報を生成するため
に必要であるデータの事前読み込みとを並行して行うの
で、外部の記憶部へのパスが細い場合であっても、描画
処理性能を従来よりも改善できる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の描画装
置は、描画処理を行う際にその描画座標を生成する描画
座標生成部と、その描画座標生成部から生成された領域
に対して描画情報を生成する描画情報生成部と、描画情
報生成部で生成された描画情報を格納する2組のバッフ
ァ部と、バッファ部に蓄えられた描画情報を外部記憶部
へ格納するアドレスを生成するアドレス生成部とを設
け、前記アドレス生成部としてバッファ部の前記2組の
バッファに対応するアドレス情報格納部と、前記アドレ
ス生成部において、前記2組のそれぞれのバッファの容
量と塗りつぶし量とを比較し、塗りつぶし量がバッファ
の容量を超過した場合に、記憶部に対する塗りつぶし動
作を分割するアドレス分割部と、前記アドレス分割部で
分割動作を行う際に、以前の結果を参照してデータ干渉
が生じるかを判断するように構成するとともに、データ
干渉が生じると判定した際に2組の前記バッファ間でデ
ータ交換が可能なデータ交換線とを更に設け、前記描画
座標生成部および描画情報生成部で一方のバッファに対
して読み込みおよび書き込みを行なっている場合には、
他方のバッファに対して、このバッファへ既に書き込み
を行なっていたデータを外部記憶部へ出力し、次の処理
のためのデータの読み込みを外部記憶部から行う並行処
理を実行するように構成したことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項2記載の描画装置は、請求
項1において、前記アドレス分割部では、線分描画の場
合において、同一アクセス内のデータであるかどうかを
判断してデータ干渉が生じると判定するように構成した
ことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項3記載の描画装置では、請
求項1において、前記アドレス分割部では、塗りつぶし
描画の場合において、前回の書換えを行なったデータに
対して、同一アクセス内のデータであるかどうかを判断
してデータ干渉が生じると判定するように構成したこと
を特徴とする。
【0020】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図1
1に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1〜図3は本発明の(実施の形態
1)を示す。
【0021】図1は本発明の描画装置を示す。描画装置
80において、10は描画座標生成部で、描画する領域
を示す描画座標を生成する。20は描画情報生成部で、
描画座標生成部10から生成された領域に対して描画情
報を生成する。30はバッファ部で、描画情報生成部2
0で生成された描画情報を格納する。ここでバッファ部
30にはスパン方向描画情報を一度にすべて一時的に格
納する第1,第2のバッファ40,50が設けられてい
る。60はアドレス生成部で、描画座標生成部10から
の座標を受け取り描画領域を格納する記憶部70(例え
ば、RAM)に対して描画領域を指定するアドレスを生
成する。80Aは制御部で、目的の描画処理を実行する
ように上記の各部を制御する。
【0022】なお、アドレス生成部60には、バッファ
部30の第1のバッファ40に対応するアドレス情報格
納部61Aと、バッファ部30の第2のバッファ50に
対応するアドレス情報格納部61Bが設けられている。
【0023】図2(a)(b)は描画動作の例を示し、
図2(a)は記憶部70の記憶内容を示すメモリマッ
プ、図2(b)は描画画面の説明図で、一つの丸印が1
ピクセルである。また、図2(b)の縦線81はワード
境界線を表している。
【0024】図3は図1に示す制御部80Aの動作タイ
ミングを示している。ここで、記憶部70とバッファ部
30は、32ビット幅のバスでつながっており、フレー
ムメモリへ格納される色情報が、8bit/ピクセルの三
角形の形状のZ値(8bit/ピクセル)参照時の塗りつ
ぶし動作を例に挙げて説明する。
【0025】ステップ[S100]では第1スパンのZ値ロ
ードが実行される。描画座標生成部10は、第1スパン
の塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座
標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生
成する。
【0026】例えば、図2に示すように、ここでのx座
標の左端は32、x座標の右端は32、y座標は1であ
る。さらに、アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値を外部の記憶部70から読み込むためのアドレ
スを生成し、読み込まれたZ値をバッファ部30の第1
のバッファ40に格納する。また、この時のアドレス情
報はアドレス生成部60内に描画情報の書き込み時のた
めにアドレス情報格納部61Aに保持される。
【0027】ステップ[S101]では第1スパンの描画情
報が生成する。描画情報生成部200では、描画座標生
成部10から得られたZ値と、バッファ部30の第1の
バッファ40に格納されたZ値とを比較して、今回生成
したZ値が視点側にあればZ値およびフレームメモリ
(FM)への色情報などの描画情報の生成を行ない、こ
れを、バッファ部30の第1のバッファ40へ新たな描
画情報として格納する。
【0028】例えば、図2に示すように第1のバッファ
40には、32ビット内の1ピクセルだけ描画するよう
に、8ビットの色情報とその8ビットに対するバイトイ
ネーブル情報、32ビット内のZ値の1ピクセルに相当
する8ビットとこれに対するバイトイネーブル情報が格
納されている。
【0029】ステップ[S102]では第2スパンのZ値ロ
ードが実行される。描画座標生成部10は、第2スパン
の塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座
標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生
成する。
【0030】例えば、図2に示すように、ここでのx座
標の左端は33、x座標の右端は33、y座標は2であ
る。さらに、アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値を外部の記憶部70から読み込むためのアドレ
スを生成し、読み込まれたZ値をバッファ部30内の第
2のバッファ50に格納する。また、この時のアドレス
情報は、アドレス生成部60内に描画情報の書き込み時
のためにアドレス情報格納部61B保持される。
【0031】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は保持されたままの状態で、第2スパンのZ値ロードの
終了待ちの状態である。ステップ[S103]では、第1ス
パンのZ値ストア、フレームメモリ(FM)ストアと第
2スパンの描画情報生成を実行する。
【0032】描画情報生成部20では、描画座標生成部
10から得られたZ値と、バッファ部30の第2のバッ
ファ50に格納されたZ値を比較して、今回生成したZ
値が視点側にあれば、Z値およびフレームメモリ(F
M)への色情報などの描画情報の生成を行ない、これ
を、バッファ部30の第2のバッファ50へ新たな描画
情報として格納する。
【0033】例えば、図2に示すように、第2のバッフ
ァ50には、32ビット内の1ピクセルと32ビット内
の2ピクセル分だけ描画するように、3ピクセル分の色
情報とそれ対応するバイトイネーブル情報、これと同様
のZ値の3ピクセルに相当するバイトイネーブル情報が
格納されている。
【0034】また、アドレス生成部60は、以前に保持
している第1のバッファ40に格納されている描画情報
に対するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ
第1のバッファ40内の描画情報を書き込むためのアド
レスを生成し、第1のバッファ40から描画情報を書き
込む。これで、第1スパンについての塗りつぶしが終了
する。
【0035】つまり、ここで第1スパンのZ値ストア、
フレームメモリ(FM)のストアと第2スパンの描画情
報生成が並行して行なわれるため、記憶部へのアクセス
効率をアップすることが可能になる。
【0036】ステップ[S104]では第3スパンのZ値ロ
ードが実行される。描画座標生成部10は、第3スパン
の塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座
標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生
成する。
【0037】例えば、図2に示すように、ここでのx座
標の左端は30、x座標の右端は34、y座標は3であ
る。さらに、アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値を外部の記憶部70から読み込むためのアドレ
スを生成し、読み込まれたZ値をバッファ部30内の第
1のバッファ40に格納する。また、この時のアドレス
情報は、アドレス生成部60内のアドレス情報格納部6
1Aに描画情報の書き込み時のために保持される。
【0038】この期間、第2のバッファ50の描画情報
は保持されたままの状態で、第3スパンのZ値ロードの
終了待ちの状態である。ステップ[S105]では、第2スパ
ンのZ値ストア、フレームメモリ(FM)のストアと第
3スパンの描画情報生成が実行される。
【0039】描画情報生成部20では、描画座標生成部
10から得られたZ値と、バッファ部30の第1のバッ
ファ40に格納されたZ値を比較して、今回生成したZ
値が視点側にあれば、Z値およびフレームメモリ(F
M)への色情報などの描画情報の生成を行ない、これ
を、バッファ部30の第1のバッファ40へ新たな描画
情報として格納する。
【0040】また、アドレス生成部60は、以前に保持
している第2のバッファ50に格納されている描画情報
に対するアドレス情報に基づいて外部の記憶部70へ第
2のバッファ50内の描画情報を書き込むためのアドレ
スを生成し、第2のバッファ50から描画情報を書き込
む。これで、第2スパンについての塗りつぶしが終了す
る。
【0041】ステップ[S106]では第4スパンのZ値ロ
ードを実行する。描画座標生成部10は、第4スパンの
塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座標、
さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生成す
る。
【0042】例えば、図2に示すように、ここでのx座
標の左端は29、x座標の右端は35、y座標は4であ
る。さらに、アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値を外部の記憶部70から、読み込むためのアド
レスを生成し、読み込まれたZ値をバッファ部30内の
第2のバッファ50に格納する。また、この時のアドレ
ス情報は、アドレス生成部60内のアドレス情報格納部
61Bに描画情報の書き込み時のために、保持される。
【0043】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は、保持されたままの状態で、第4スパンのZ値ロード
の終了待ちの状態である。以下、同様に第5のスパン以
下についてもステップ[S103]〜[S106]を繰り返し実
行して処理して終了のy座標まで繰り返す。
【0044】よって、図3に示したように、ステップ
[S103]〜[S105]において、描画座標生成部10と描
画情報生成部20と事前に取り込んだバッファ部30の
いずれかのバッファを対して、次に外部の記憶部70に
対して書き込む描画情報を生成している間に、前回生成
した描画情報をアドレス生成部60でアドレス生成し、
他方のバッファからデータを外部の記憶部70に書き込
むことで、描画装置の描画情報生成と、描画装置からの
既に作成したデータの書き込みや、次回に必要な描画情
報を読み込み動作を並列に行うことにより、記憶部70
とバッファ部30を接続するバス82の利用効率が向上
し、描画処理速度の向上を実現できる。
【0045】(実施の形態2)図4〜図6は本発明の
(実施の形態2)を示す。図4は本発明の(実施の形態
2)の描画装置を示し、(実施の形態1)を示す図1と
同一の構成には同一の符号を付けて説明する。
【0046】(実施の形態2)の描画装置80において
は、アドレス生成部60と記憶部70との間に、アドレ
ス分割部90が介装されている。アドレス分割部90
は、バッファ部30で一度に保持できない量である場合
に、一度にロードおよびストアする量を分割するもの
で、さらに詳しくは、バッファ部30において、一時的
に描画情報を格納する場合、一定容量を持ったバッファ
から構成されるため、アドレス分割部90において、描
画装置80の外部にある記憶部70に対してのロードお
よびストアするデータ量を一定量に制限し、1つのスパ
ンの描画において、これを複数回に分割して行うよう構
成されており、この点だけが(実施の形態1)とは異な
っている。
【0047】図5(a)(b)は描画動作の例を示し、
図5(a)は記憶部70の記憶内容を示すメモリマッ
プ、図5(b)は描画画面の説明図で、一つの丸印が1
ピクセルである。また、図5(b)の縦線81はワード
境界線を表している。
【0048】図6は図4に示す制御部80Aの動作タイ
ミングを示している。ここで記憶部70とバッファ部3
0は、32ビット幅のバスでつながっており、フレーム
メモリへ格納される色情報が、8bit/ピクセルの三角
形の形状のZ値(8bit/ピクセル)参照時の塗りつぶし
動作を説明する。また、(実施の形態2)におけるバッ
ファ部の容量は、それぞれ4ピクセル分とする。
【0049】ステップ[S200]では第1スパンのZ値ロ
ードを実行する。描画座標生成部10は、第1スパンの
塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座標、
さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生成す
る。
【0050】例えば、図5に示すように、ここでのx座
標の左端は32、x座標の右端は32、y座標は1であ
る。アドレス生成部60では、この領域に対応したZ値
を外部の記憶部70から読み込むためのアドレスを生成
し、さらに、この時のピクセル数は、1ピクセルである
ので、アドレス分割部90はアドレス分割をせず、この
アドレスで記憶部70へデータを要求し、記憶部70は
これに対応するZ値を転送し、この読み込まれたZ値を
バッファ部30内の第1のバッファ40に格納する。
【0051】また、この時のアドレス情報は、アドレス
生成部60内に描画情報の書き込み時のために保持され
る。ステップ[S201]では第1スパンの描画情報生成が
実行される。描画情報生成部20では、描画座標生成部
10から得られたZ値と、バッファ部30の第1のバッ
ファ40に格納されたZ値を比較して、今回生成したZ
値が視点側にあれば、Z値およびフレームメモリ(F
M)への色情報などの描画情報の生成を行ない、これ
を、バッファ部30の第1のバッファ40へ新たな描画
情報として格納する。
【0052】例えば、図2に示すように、第1のバッフ
ァ40には、32ビット内の1ピクセル分だけ描画する
ように、8ビットの色情報とその8ビットに対するバイ
トイネーブル情報、32ビット内のZ値の1ピクセルに
相当する8ビットとこれに対するバイトイネーブル情報
が格納されている。
【0053】ステップ[S202]では第2スパンのZ値ロ
ードが実行される。描画座標生成部10は、第2スパン
の塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座
標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生
成する。
【0054】例えば、図5に示すように、ここでのx座
標の左端は31、x座標の右端は33、y座標は2であ
る。アドレス生成部60では、この領域に対応したZ値
を外部の記憶部70から読み込むためのアドレスを生成
し、この時のピクセル数は、3ピクセルであるので、ア
ドレス分割部90はアドレス分割をせず、このアドレス
で記憶部70へデータを要求し、記憶部70はこれに対
応するZ値を転送し、この読み込まれたZ値をバッファ
部30内の第2のバッファ50に格納する。また、この
時のアドレス情報は、アドレス生成部60内に描画情報
の書き込み時のために保持される。
【0055】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は、保持されたままの状態で、第2スパンのZ値ロード
の終了待ちの状態である。ステップ[S203]では第1ス
パンのZ値ストア、フレームメモリ(FM)のストアと
第2スパンの描画情報生成が実行される。描画情報生成
部20では、描画座標生成部10から得られたZ値と、
バッファ部30の第2のバッファ50に格納されたZ値
を比較して、今回生成したZ値が視点側にあれば、Z値
およびフレームメモリ(FM)への色情報などの描画情
報の生成を行ない、これを、バッファ部30の第2のバ
ッファ50へ新たな描画情報として格納する。
【0056】例えば、図5に示すように、第2のバッフ
ァ50には、32ビット内の1ピクセルと32ビット内
の1ピクセルの2ピクセル分だけ描画するように、3ピ
クセル分の色情報とそれ対応するバイトイネーブル情
報、これと同様のZ値の3ピクセルに相当するバイトイ
ネーブル情報が格納されている。また、アドレス生成部
60は、以前に保持している第1のバッファ40に格納
されている描画情報に対するアドレス情報に基づいて、
外部の記憶部70へ第1のバッファ40内の描画情報を
書き込むためのアドレスを生成し、第1のバッファ40
から描画情報を書き込む。これで、第1スパンについて
の塗りつぶしが終了する。
【0057】ステップ[S204]では第3-1スパンのZ値
ロードが実行される。描画座標生成部10は、第3スパ
ンの塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y座
標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を生
成する。
【0058】例えば、図5に示すように、ここでのx座
標の左端は30、x座標の右端は34、y座標は3であ
る。アドレス生成部60では、この領域に対応したZ値
を外部の記憶部70から読み込むためのアドレスを生成
し、この時のピクセル数は、5ピクセルであるので、ア
ドレス分割部90はアドレス分割を行ない、バッファに
対するピクセル処理数をバッファの制限数である4ピク
セルに変更し、このアドレスで記憶部へデータを要求
し、記憶部70はこれに対応するZ値を転送し、この読
み込まれたZ値をバッファ部30内の第1のバッファ4
0に格納する。また、この時のアドレス情報は、アドレ
ス生成部60内に描画情報の書き込み時のために保持さ
れる。
【0059】この期間、第2のバッファ50の描画情報
は、保持されたままの状態で、第3スパンのZ値ロード
の終了待ちの状態である。ステップ[S205]では第2ス
パンのZ値ストア、フレームメモリ(FM)のストアと
第3-1スパンの描画情報生成が実行される。描画情報生
成部20では、描画座標生成部10から得られたZ値
と、バッファ部30の第1のバッファ40に格納された
Z値を比較して、今回生成したZ値が視点側にあれば、
Z値およびフレームメモリ(FM)への色情報などの描
画情報の生成を行ないこれを、バッファ部30の第1の
バッファ40へ新たな描画情報として格納する。また、
アドレス生成部60は、以前に保持している第2のバッ
ファ50に格納されている描画情報に対するアドレス情
報に基づいて、外部の記憶部70へ第2のバッファ50
内の描画情報を書き込むためのアドレスを生成し、第2
のバッファ50から描画情報を書き込む。これで、第2
スパンについての塗りつぶしが終了する。
【0060】ステップ[S206]では第3-2スパンのZ値
ロードが実行される。描画座標生成部10は、第3-2ス
パンの塗りつぶしの左端および右端にあたるx座標、y
座標、さらに、これらに対応するZ値(奥行き座標)を
生成する。さらに、アドレス生成部60では、この領域
に対応したZ値を外部の記憶部70から読み込むための
アドレスを生成し、さらに、残りのピクセル数は1ピク
セルであるので、アドレス分割部90はアドレス分割を
せず、このアドレスで記憶部70へデータを要求し、記
憶部70はこれに対応するZ値を転送し、この読み込ま
れたZ値をバッファ部30内の第1のバッファ40に格
納する。
【0061】読み込まれたZ値をバッファ部30内の第
2のバッファ50に格納する。また、この時のアドレス
情報は、アドレス生成部60内に描画情報の書き込み時
のために保持される。
【0062】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は、保持されたままの状態で、第3-2スパンのZ値ロー
ドの終了待ちの状態である。以下、同様に第3-2のスパ
ン以下についてもステップ[S203]〜[S206]を繰り返
し実行して処理して終了のy座標まで繰り返す。
【0063】よって、図6に示したように、ステップ
[S203][S205]において、描画座標生成部10と描画
情報生成部20と事前に取り込んだバッファ部30のい
ずれかのバッファを対して、次に外部の記憶部70に対
して書き込む描画情報を生成している間に、前回生成し
た描画情報をアドレス生成部60でアドレス生成し、他
方のバッファからデータを外部の記憶部70に書き込む
ことで、描画装置の描画情報生成と、描画装置からの既
に作成したデータの書き込みや、次回に必要な描画情報
を読み込み動作を並列に行うことにより、記憶部70と
バッファ部30を接続するバス82の利用効率が向上
し、描画処理速度の向上を実現できる。かつ、アドレス
分割部90はバッファ部30で、一度に扱うことが可能
でないピクセル数を分割して、外部の記憶部70とのや
り取りが可能になる。
【0064】(実施の形態3)図7〜図11は本発明の
(実施の形態3)を示す。図7は本発明の(実施の形態
3)の描画装置を示す。
【0065】この実施の形態は、指示された描画処理が
“線分処理”か“塗りつぶし処理”かを判別して制御部
80Aが処理を自動変更するように構成されており、図
8と図9は制御部80Aが線分処理を実行する場合を示
しており、図10と図11は制御部80Aが塗りつぶし
処理を実行する場合を示している。
【0066】まず、図7に示す(実施の形態3)と上記
の各実施の形態との構成上の違いについて説明する。な
お、Z値については、(実施の形態2)と同様の動作で
あるので、ここでは省略する。
【0067】図7の描画装置80において、描画座標生
成部10と描画情報生成部20は(実施の形態2)と同
じであり、バッファ部30,アドレス生成部60ならび
にアドレス分割部91の構成が異なっている。
【0068】記憶部70には2値フレーム(以下、“w
ork”と称す)が書き込まれたワーク領域70Aが設
けられている点が(実施の形態2)とは異なっている。
バッファ部30の第1,第2のバッファ40,50に
は、2値フレーム(以下、“work”と称す)レジス
タ40A,50Bが設けられている点が(実施の形態
2)とは異なっている。
【0069】アドレス生成部60のアドレス情報格納部
61Aには、workレジスタ40Aの内容に対応した
アドレスをワーク領域70Aから読み出したものを書き
込むアドレス格納部60AAが設けられ、アドレス生成
部60のアドレス情報格納部61Bには、workレジ
スタ50Aの内容に対応したアドレスをワーク領域70
Aから読み出したものを書き込むアドレス格納部60B
Bが設けられている点が(実施の形態2)とは異なって
いる。
【0070】アドレス分割部91は、バッファ部30で
一度に保持できない量である場合に、一度にロードおよ
びストアする量を分割するもので、ここで、(実施の形
態2)と異なる点は、描画情報とZ値の他に、同時に取
り扱う描画情報が1ビット単位で、描画されたかどうか
を示すワークを設け、描画情報を記憶部70から一旦読
み込み、その後、読み込んだデータの中で対応する塗り
つぶしスパンを書き換える点である。
【0071】バッファ部30でワークをロードする際
に、データ干渉を起こした場合に、もう一方のバッファ
からのデータのロードを指示するように構成されてい
る。100,110は、前記アドレス分割部からのデー
タの再ロードを各第1のバッファ,第2のバッファへ伝
える第1,第2の再ロード信号、120はバッファ間
(workレジスタ40Aとworkレジスタ50A)
のワークデータのやりとりを行うためのデータ交換線で
ある。
【0072】まず、制御部80Aが線分処理と判定した
場合の処理を図8と図9に基づいて説明する。ここで、
(実施の形態1)と異なる点は、取り扱う描画情報が1
ビット単位で、描画されたかどうかを示すワークである
ため、描画情報を記憶部70から一旦読み込み、その
後、読み込んだデータの中で対応する1ピクセル分だけ
を書き換える点である。
【0073】図8(a)〜(d)は描画処理が“線分処
理”の例を示し、図8(a)〜(c)は記憶部70の記
憶内容を示すメモリマップ、図8(d)は描画画面の説
明図である。図9は図7における制御部80Aが“線分
処理”を実行する場合の動作タイミングを示す。
【0074】ここで記憶部70とバッファ部30は32
ビット幅のバスでつながっており、フレームメモリへ格
納される色情報が、1bit/ピクセルのワーク情報の線
分のZ値(8bit/ピクセル)参照時の描画動作を説明
する。
【0075】ステップ[S300]では第1ピクセルのワー
クおよびZ値ロードが実行される。描画座標生成部10
は、第1ピクセルのx座標、y座標、さらに、これらに
対応するZ値(奥行き座標)を生成する。
【0076】例えば、図8(d)に示すように、ここで
のx座標は30、y座標は4である。さらに、アドレス
生成部60では、この領域に対応したZ値とワークを外
部の記憶部70から読み込むためのアドレスを生成し、
読み込まれたワークおよびZ値をバッファ部30内の第
1のバッファ40に格納する。また、この時のアドレス
情報は、アドレス生成部60内に描画情報の書き込み時
のために保持される。
【0077】ステップ[S301]では第1ピクセルの描画
情報生成が実行される。描画情報生成部20では、描画
座標生成部10から得られたZ値と、バッファ部30の
第1のバッファ40に格納されたZ値を比較して、今回
生成したZ値が視点側にあれば、Z値およびワークへの
情報などの描画情報の生成を行ない、これを、バッファ
部30の第1のバッファ40へ新たな描画情報として格
納する。
【0078】例えば、第1のバッファ40には、32ビ
ット内の1ビットだけ描画するように、1ビットのワー
ク情報とその1ビットに対するバイトイネーブル情報、
32ビット内のZ値の1ピクセルに相当する8ビットと
これに対するバイトイネーブル情報が格納されている。
【0079】ステップ[S302]では第2ピクセルのZ値
ロードが実行される。描画座標生成部10は、第2ピク
セルx座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値
(奥行き座標)を生成する。
【0080】例えば、図8(d)に示すように、ここで
のx座標は31、y座標は4である。さらに、アドレス
生成部60では、この領域に対応したZ値を外部の記憶
部70から、読み込むためのアドレスを生成し、アドレ
ス分割部91では、以前の第1ピクセルとこの情報を比
較し、同じバイト内の1ピクセル描画であり、まだ、外
部の記憶部70内にこのデータが格納されていないた
め、データ交換線120を介して、もう一方の第1のバ
ッファ40より第2のバッファ50へデータを格納する
ことを、第1,第2の再ロード信号100および110
によって指示し、ワーク情報は、第1のバッファ40よ
り、さらに、Z値は外部の記憶部70より、バッファ部
30内の第2のバッファ50に格納する。この時のアド
レス情報は、アドレス生成部60内に描画情報の書き込
み時のために保持される。
【0081】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は、保持されたままの状態で、第2ピクセルのZ値ロー
ドの終了待ちの状態である。ステップ[S303]では第1
ピクセルのワークおよびZ値ストアと第2ピクセルの描
画情報生成が実行される。描画情報生成部20では、描
画座標生成部10から得られたZ値と、バッファ部30
の第2のバッファ50に格納されたZ値を比較して、今
回生成したZ値が視点側にあれば、Z値およびワーク情
報などの描画情報の生成を行ない、これを、バッファ部
30の第2のバッファ50へ新たな描画情報として格納
する。図8(a)はステップ[S303]の結果である。
【0082】例えば、第2のバッファ50には、8ビッ
ト内の1ピクセルとZ値だけ描画するように、これに相
当するバイトイネーブル情報が格納されている。さら
に、先のステップ[S303]で、アドレス分割部91でバ
ッファからのデータのロードを指示していない場合に
は、図8(b)に示す誤った場合の描画結果になる。
【0083】また、アドレス生成部60は、以前に保持
している第1のバッファ40に格納されている描画情報
に対するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ
第1のバッファ40内の描画情報を書き込むためのアド
レスを生成し、第1のバッファ40から描画情報を書き
込む。これで、第1ピクセルについての塗りつぶしが終
了する。
【0084】ステップ[S304]では第3ピクセルのZ値
ロードが実行される。描画座標生成部10は、第3ピク
セルx座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値
(奥行き座標)を生成する。
【0085】例えば、図8に示すように、ここでのx座
標は32、y座標は5である。さらに、アドレス生成部
60では、第2ピクセルと第3ピクセルのアドレスを比
較して、同一バイト上にないことを判断し、バッファ部
からのワーク読み込みが必要ないので、この領域に対応
したZ値とワークを外部の記憶部70から読み込むため
のアドレスを生成し、読み込まれたZ値をバッファ部3
0内の第1のバッファ40に格納する。また、この時の
アドレス情報は、アドレス生成部60内に描画情報の書
き込み時のために保持される。
【0086】この期間、第2のバッファ50の描画情報
は、保持されたままの状態で第3ピクセルのZ値ロード
の終了待ちの状態である。ステップ[S305]では第2ピ
クセルのワークおよびZ値ストアと第3ピクセルの描画
情報生成が実行される。描画情報生成部20では、描画
座標生成部10から得られたZ値と、バッファ部30の
第1のバッファ40に格納されたZ値を比較して、今回
生成したZ値が視点側にあれば、ワークおよびZ値への
色情報などの描画情報の生成を行ないこれを、バッファ
部30の第1のバッファ40へ新たな描画情報として格
納する。また、アドレス生成部60は、以前に保持して
いる第2のバッファ50に格納されている描画情報に対
するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ第2
のバッファ50内の描画情報を書き込むためのアドレス
を生成し、第2のバッファ50から描画情報を書き込
む。これで、図8(c)に示す正しい場合のように、第
1ピクセルの後に、第2ピクセルについての塗りつぶし
が終了する。もし、ステップ[S302]でのバッファ間の
データ交換を行なわない場合では、図8(b)での誤り
の場合のように、第2ピクセルしか描画されないような
描画結果となる。
【0087】ステップ[S306]では第4ピクセルのZ値
ロードが実行される。描画座標生成部10は、第4ピク
セルのx座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値
(奥行き座標)を生成する。
【0088】例えば、図8(d)に示すように、ここで
のx座標は33、y座標は5である。さらに、アドレス
生成部60では、以前の第3ピクセルとこの情報を比較
し、同じバイト内の1ビットの情報であり、まだ、外部
の記憶部70内にこのデータが格納されていないため、
データ交換線120を介してもう一方の第1のバッファ
40より第2のバッファ50へデータを格納すること
を、第1,第2の再ロード信号100,110によって
指示し、ワーク情報は、第1のバッファ40より、さら
に、Z値は外部の記憶部70から、バッファ部30内の
読み込むためのアドレスを生成し、読み込まれたZ値を
バッファ部30内の第2のバッファ50に格納する。ま
た、この時のアドレス情報は、アドレス生成部60内に
描画情報の書き込み時のために保持される。
【0089】この期間、第1のバッファ40の描画情報
は、保持されたままの状態で、第4ピクセルのZ値ロー
ドの終了待ちの状態である。ステップ[S307]では第3
ピクセルのワークおよびZ値ストアと第4ピクセルの描
画情報生成が実行される。描画情報生成部20では、描
画座標生成部10から得られたZ値と、バッファ部30
の第2のバッファ50に格納されたZ値を比較して、今
回生成したZ値が視点側にあれば、ワークおよびZ値へ
の色情報などの描画情報の生成を行ないこれを、バッフ
ァ部30の第1のバッファ40へ新たな描画情報として
格納する。また、アドレス生成部60は、以前に保持し
ている第1のバッファ40に格納されている描画情報に
対するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ第
1のバッファ40内の描画情報を書き込むためのアドレ
スを生成し、第1のバッファ40から描画情報を書き込
む。これで、第3ピクセルについての塗りつぶしが終了
する。
【0090】ステップ[S308]では第2ピクセルのワー
クおよびZ値ストアが実行される。アドレス生成部60
は、以前に保持している第2のバッファ50に格納され
ている描画情報に対するアドレス情報に基づいて、外部
の記憶部70へ第2のバッファ50内の描画情報を書き
込むためのアドレスを生成し、第2のバッファ50から
描画情報を書き込む。これで、第4ピクセルについての
塗りつぶしが終了する。
【0091】以上のステップ[S301]〜[S308]を行う
ことによって、ワークへの線分の描画が終了する。よっ
て、図9に示したように、ステップ[S303][S305]に
おいて、描画座標生成部10と描画情報生成部20と事
前に取り込んだバッファ部30のいずれかのバッファを
対して、次に外部の記憶部70に対して書き込む描画情
報を生成している間に、前回に生成した描画情報をアド
レス生成部60でアドレス生成し、他方のバッファから
ワークを外部の記憶部70に書き込むことで、描画装置
の描画情報生成と、描画装置からの既に作成したワーク
の書き込みや、次回に必要な描画情報を読み込み動作を
並列に行うことにより、記憶部70とバッファ部30を
接続するバス82の利用効率が向上し、描画処理速度の
向上を実現できる。
【0092】また、ワークへの描画のため、リードモデ
ィファイ操作が必要な場合において、バイト内の描画を
連続的に行う条件の時に、記憶部70からのワークの読
み込みの際に、アドレス分割部91では、データ交換線
120を介して、バッファ部30で第1のバッファ40
と第2のバッファ50のデータを受渡しを行うことで、
誤った描画を防止することが可能になる。
【0093】図10(a)〜(d)は描画処理が“塗り
つぶし処理”の例を示し、図10(a)〜(c)は記憶
部70の記憶内容を示すメモリマップ、図10(d)は
描画画面の説明図である。図11は図7における制御部
80Aが“塗りつぶし処理”を実行する場合の動作タイ
ミングを示す。
【0094】ここで記憶部70とバッファ部30は、3
2ビット幅のバスでつながっており、フレームメモリへ
格納される色情報が、通常の色情報の他に、1bit/ピ
クセルのワーク情報の塗りつぶしのZ値(8bit/ピクセ
ル)参照時の塗りつぶし動作を説明する。
【0095】ステップ[S400]では第1スパンのZ値と
ワーク情報ロードが実行される。描画座標生成部10
は、第1スパンの塗りつぶしの左端および右端にあたる
x座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値(奥行
き座標)を生成する。
【0096】例えば、図10(d)に示すように、ここ
でのx座標の左端は32、x座標の右端は32、y座標
は1である。アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値およびワーク情報を外部の記憶部70から、読
み込むためのアドレスを生成し、さらに、この時のピク
セル数は、対応するスパン分だけアドレス分割部91
は、このアドレスで記憶部70へデータを要求し、記憶
部70はこれに対応するワーク情報およびZ値を転送
し、この読み込まれたZ値をバッファ部30内の第1の
バッファ40に格納する。
【0097】また、この時のアドレス情報は、アドレス
生成部60内に描画情報の書き込み時のために保持され
る。ステップ[S401]では第1スパンの描画情報生成さ
れる。描画情報生成部20では、描画座標生成部10か
ら得られたZ値と、バッファ部30の第1のバッファ4
0に格納されたZ値を比較して、今回生成したZ値が視
点側にあれば、Z値およびフレームメモリ(FM)、さ
らに、ワークへの描画情報の生成を行ない、これを、バ
ッファ部30の第1のバッファ40へ新たな描画情報と
して格納する。
【0098】例えば、(実施の形態2)と同様に、第1
のバッファ40のワーク情報には、(実施の形態1)と
同様の32ビット内の1ピクセル分だけ描画するよう
に、8ビットの色情報とその8ビットに対するバイトイ
ネーブル情報、32ビット内のZ値の1ピクセルに相当
する8ビットとこれに対するバイトイネーブル情報、さ
らに、ワーク情報の1ピクセルのみを書き換えた情報と
これに対応するバイトイネーブル情報が格納されてい
る。
【0099】ステップ[S402]では第2スパンのZ値と
ワーク情報ロードが実行される。描画座標生成部10
は、第2スパンの塗りつぶしの左端および右端にあたる
x座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値(奥行
き座標)を生成する。
【0100】例えば、図10(d)に示すように、ここ
でのx座標の左端は31、x座標の右端は33、y座標
は2である。アドレス生成部60では、この領域に対応
したZ値とワーク情報を外部の記憶部70から、読み込
むためのアドレスを生成し、さらに、この時のピクセル
数は、3ピクセルであるので、アドレス分割部91は、
アドレス分割をせず、このアドレスで記憶部70へデー
タを要求し、記憶部70はこれに対応するZ値およびワ
ーク情報を転送し、この読み込まれたZ値およびワーク
情報をバッファ部30内の第2のバッファ50に格納す
る。
【0101】また、この時のアドレス情報は、アドレス
生成部60内に描画情報の書き込み時のために保持され
る。この期間、第1のバッファ40の描画情報は、保持
されたままの状態で、第2スパンのZ値ロードの終了待
ちの状態である。
【0102】ステップ[S403]では第1スパンのZ値ス
トア、フレームメモリ(FM)のストア、ワーク情報ス
トアと第2スパンの描画情報生成が実行される。描画情
報生成部20では、描画座標生成部10から得られたZ
値と、バッファ部30の第2のバッファ50に格納され
たZ値を比較して、今回生成したZ値が視点側にあれ
ば、Z値およびフレームメモリ(FM)、さらに、ワー
ク情報への色情報などの描画情報の生成を行ない、これ
を、バッファ部30の第2のバッファ50へ新たな描画
情報として格納する。
【0103】例えば、図10に示すように、第2のバッ
ファ50には、(実施の形態2)と同様の32ビット内
の1ピクセルと32ビット内の2ピクセル分だけ描画す
るように、3ピクセル分の色情報とそれ対応するバイト
イネーブル情報、これと同様のZ値の3ピクセルに相当
するバイトイネーブル情報、さらに、ワーク情報の3ピ
クセルだけ書き換えた情報とこれに対応するバイトイネ
ーブル情報が格納されている。
【0104】また、アドレス生成部60は、以前に保持
している第1のバッファ40に格納されている描画情報
に対するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ
第1のバッファ40内の描画情報を書き込むためのアド
レスを生成し、第1のバッファ40から描画情報を書き
込む。これで、第1スパンについての塗りつぶしが終了
する。
【0105】ステップ[S404]では第3-1スパンのZ値
とワーク情報ロードが実行される。描画座標生成部10
は、第3スパンの塗りつぶしの左端および右端にあたる
x座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値(奥行
き座標)を生成する。
【0106】例えば、図10(d)に示すように、ここ
でのx座標の左端は30、x座標の右端は34、y座標
は3である。さらに、アドレス生成部60では、この領
域に対応したZ値を外部の記憶部70から、読み込むた
めのアドレスを生成し、さらに、この時のピクセル数
は、5ピクセルであるので、アドレス分割部91は、ア
ドレス分割を行ない、バッファに対するピクセル処理数
をバッファの制限数である4ピクセルに変更し、このア
ドレスで記憶部70へデータを要求し、記憶部70はこ
れに対応するZ値を転送し、この読み込まれたZ値をバ
ッファ部30内の第1のバッファ40に格納する。 ま
た、この時のアドレス情報は、アドレス生成部60内に
描画情報の書き込み時のために保持される。
【0107】この期間、第2のバッファ50の描画情報
は、保持されたままの状態で、第3スパンのZ値ロード
の終了待ちの状態である。ステップ[S405]では第2ス
パンのZ値ストア、FMストア、ワーク情報ストアと第3-
1スパンの描画情報生成が実行される。描画情報生成部
20では、描画座標生成部10から得られたZ値と、バ
ッファ部30の第1のバッファ40に格納されたZ値を
比較して、今回生成したZ値が視点側にあれば、Z値お
よびフレームメモリ(FM)、さらに、ワーク情報への
色情報などの描画情報の生成を行ない、これを、バッフ
ァ部30の第1のバッファ40へ新たな描画情報として
格納する。
【0108】また、アドレス生成部60は、以前に保持
している第2のバッファ50に格納されている描画情報
に対するアドレス情報に基づいて、外部の記憶部70へ
第2のバッファ50内の描画情報を書き込むためのアド
レスを生成し、第2のバッファ50から描画情報を書き
込む。これで、第2スパンについての塗りつぶしが終了
する。
【0109】ステップ[S406]では第3-2スパンのZ値
とワーク情報ロードが実行される。描画座標生成部10
は、第3-2スパンの塗りつぶしの左端および右端にあた
るx座標、y座標、さらに、これらに対応するZ値(奥
行き座標)を生成する。アドレス生成部60では、この
領域に対応したZ値を外部の記憶部70から読み込むた
めのアドレスを生成し、さらに、残りのピクセル数は、
1ピクセルであるので、アドレス分割部91はアドレス
分割をせず、このアドレスで記憶部70へデータを要求
し、かつ、ワーク情報に関しては、同一バイト内におい
て、ステップ[S405]において、一部描画がされている
ため、データ交換線120を介してもう一方の第2のバ
ッファ50より第1のバッファ40へデータを格納する
ことを、第1,第2の再ロード信号100,110によ
って指示し、ワーク情報の1バイト目は、第2のバッフ
ァ50よりそれ以降バイトについては、外部の記憶部7
0より、さらに、Z値は外部の記憶部70よりバッファ
部30内の第1のバッファ40に格納する。
【0110】この場合のように、ワーク情報を他方のバ
ッファより取り込むことにより、例えば、図10(c)
の正しい場合のように、第3-1スパンの後に、第3-2スパ
ンについての塗りつぶしが終了する。もし、ここでのバ
ッファ間のデータ交換を行なわない場合は、図10
(b)での誤りの場合のように、第3-1スパンの2ピク
セル分しか描画されないような描画結果となる。
【0111】また、この時のアドレス情報は、アドレス
生成部60内に描画情報の書き込み時のために保持され
る。この期間、第1のバッファ40の描画情報は、保持
されたままの状態で第3-2スパンのZ値ロードの終了待
ちの状態である。
【0112】以下、同様にステップ[S403]〜[S406]
を繰り返し実行して処理して終了のy座標まで繰り返
す。よって、ステップ[S403][S405]において、描画
座標生成部10と描画情報生成部20と事前に取り込ん
だバッファ部30のいずれかのバッファを対して、次に
外部の記憶部70に対して書き込む描画情報を生成して
いる間に、前回生成した描画情報をアドレス生成部60
でアドレス生成し、他方のバッファからデータを外部の
記憶部70に書き込むことで、描画装置の描画情報生成
と、描画装置からの既に作成したデータの書き込みや、
次回に必要な描画情報を読み込み動作を並列に行うこと
により、記憶部70とバッファ部30を接続するバス8
2の利用効率が向上し、描画処理速度の向上を実現でき
る。かつ、アドレス分割部91はバッファ部30で、一
度に扱うことが可能でないピクセル数を分割して、外部
の記憶部とのやりとりが可能になる。
【0113】なお特開平11−66341号公報には、
図形を奇数スパンと偶数スパンに分け、複数の描画処理
部を用いて並列に描画処理を行いフレームメモリで合成
して画像を表示する方法が開示されているが、この方法
の場合には、高速描画を行うためには複数個の描画処理
部が必要となる。それに対して本発明の描画装置では、
描画処理部を複数個備えることなく、描画処理部と記憶
部との間のアクセス効率の向上により描画性能の向上を
実現できる点で異なっている。
【0114】
【発明の効果】以上のように本発明の描画装置による
と、描画装置内の描画座標生成部と描画情報生成部にお
いて、描画情報を生成している期間において、以前にお
いて既に生成している描画情報などの書き込みとその後
に描画情報などを生成するために必要であるデータの事
前読み込みを並行して行うことにより、一般的に、低速
である外部記憶装置と接続するバスの利用効率が向上
し、描画処理速度の向上を実現でき、これは描画処理部
を複数個備えることなく描画性能の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)における描画装置の
構成図
【図2】同実施の形態の描画動作の説明図
【図3】同実施の形態の動作タイミング図
【図4】本発明の(実施の形態2)における描画装置の
構成図
【図5】同実施の形態の描画動作の説明図
【図6】同実施の形態の動作タイミング図
【図7】本発明の(実施の形態3)における描画装置の
構成図
【図8】同実施の形態の線処理動作の説明図
【図9】同実施の形態の線処理動作の動作タイミング図
【図10】同実施の形態の塗りつぶし動作の説明図
【図11】同実施の形態の塗りつぶし動作タイミング図
【図12】従来の描画装置の構成図
【図13】同従来例の描画動作の説明図
【図14】同従来例の動作タイミング図
【符号の説明】
10 描画座標生成部 20 描画情報生成部 30 バッファ部 40 第1のバッファ 50 第2のバッファ 60 アドレス生成部 70 記憶部(外部記憶部) 80 描画装置 90,91 アドレス分割部 100 第1の再ロード信号 110 第2の再ロード信号 120 データ交換線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−239584(JP,A) 特開 平5−342308(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/40 200

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画処理を行う際にその描画座標を生成す
    る描画座標生成部と、 その描画座標生成部から生成された領域に対して描画情
    報を生成する描画情報生成部と、 描画情報生成部で生成された描画情報を格納する2組の
    バッファ部と、バッファ部に蓄えられた描画情報を外部
    記憶部へ格納するアドレスを生成するアドレス生成部と
    を設け 記アドレス生成部としてバッファ部の前記2組のバッ
    ファに対応するアドレス情報格納部前記アドレス生成部において、前記2組のそれぞれのバ
    ッファの容量と塗りつぶし量とを比較し、塗りつぶし量
    がバッファの容量を超過した場合に、記憶部に対する塗
    りつぶし動作を分割するアドレス分割部と、 前記アドレス分割部で分割動作を行う際に、以前の結果
    を参照してデータ干渉が生じるかを判断するように構成
    するとともに、データ干渉が生じると判定した際に2組
    の前記バッファ間でデータ交換が可能なデータ交換線と
    を更に設け、 前記描画座標生成部および描画情報生成部で一方のバッ
    ファに対して読み込みおよび書き込みを行なっている場
    合には、他方のバッファに対して、このバッファへ既に
    書き込みを行なっていたデータを外部記憶部へ出力し、
    次の処理のためのデータの読み込みを外部記憶部から行
    う並行処理を実行するように構成した描画装置。
  2. 【請求項2】前記アドレス分割部では、線分描画の場合
    において、同一アクセス内のデータであるかどうかを判
    断してデータ干渉が生じると判定するように構成した請
    求項1記載の描画装置。
  3. 【請求項3】前記アドレス分割部では、塗りつぶし描画
    の場合において、前回の書換えを行なったデータに対し
    て、同一アクセス内のデータであるかどうかを判断して
    データ干渉が生じると判定するように構成した 請求項1
    記載の描画装置。
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