JP3403377B2 - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース

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JP3403377B2 JP2000291632A JP2000291632A JP3403377B2 JP 3403377 B2 JP3403377 B2 JP 3403377B2 JP 2000291632 A JP2000291632 A JP 2000291632A JP 2000291632 A JP2000291632 A JP 2000291632A JP 3403377 B2 JP3403377 B2 JP 3403377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、根管治療に用いら
れる歯科用ハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歯科治療の中で実施される虫歯の
根管拡大作業には、手用リーマが広く利用されている
が、この手用リーマによる根管拡大作業は、後方歯でし
かも複雑な形態の根管内では困難を極め熟練と長い時間
を必要とする。一方、これに対して、モータ等により駆
動される、リーマや根管拡大自の壁面を滑沢にするファ
イルなどの工具を用いて作業が行える歯科用ハンドピー
スについて、種々のものが提供されている。
【0003】このような歯科用ハンドピースでは、根管
拡大作業が能率的に行われるように前記工具を、虫歯の
穴に上下方向に作動させたり、穴内を45°〜90°程
度の角度領域内でツイスト作動させたり、あるいは回転
させながら上下方向に作動させたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の歯科用ハンドピースにあっては、モータ等の
駆動スイッチの投入後は、工具が常時前記の上下方向や
ツイスト方向、あるいは回転しながらの上下方向に駆動
されているため、操作開始時点で根管拡大しようとする
工具先端の位置が正しく定まらず、場合によっては、目
的の位置からずれた位置を切削したり、直接手の感触が
伝わらないため、根管内でリーマやファイルが破折する
など、手で行う根管拡大作業に比較し、効果的ではある
が、危険を伴うという問題があった。
【0005】本発明は前記従来の欠点に着目し、これを
解決せんとするものであり、その目的は、根管拡大作業
において前記危険を回避するため、少しでも手で行う動
きに近づけながら、その作業を効率的に行える歯科用ハ
ンドピースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に鑑み
てなされたものであり、その要旨とするところは、スリ
ーブ内に回転自在に支持されて、モータ等によって駆動
される駆動軸と、該駆動軸に取り付けられた第1の歯車
と、前記駆動軸の端部に突設された偏心軸と、前記スリ
ーブに連設されたヘッドケース内に設けられて、前記第
1の歯車に噛合し、かつ該第1の歯車の中心線に対し直
交する中心線の廻りに回転する第2の歯車と、前記偏心
軸に係止されて、該偏心軸の回転により前記第2の歯車
上に設けられた摩擦部材に接触・開離可能に設けられた
工具支持部材と、該工具支持部材に設けられて、前記第
2の歯車の挿入孔に挿入されるとともに、工具支持部材
の挿入孔に廻り止め可能に挿入される工具の先端部を嵌
合保持する嵌合保持部材とを備えたことを特徴とする歯
科用ハンドピースにある。
【0007】この態様によれば、駆動軸の回転により第
1の歯車に噛合する第2の歯車を回転させながら、偏心
軸の回転により第2の歯車上の摩擦部材に工具支持部材
を接触・開離させることで、この接触時に、工具を支持
している前記工具支持部材を第2の歯車とともに回転さ
せ、開離時には、その工具支持部材の回転を停止させる
ことができる。これにより工具の下降回転と上昇停止動
作を交互に繰り返させて、この工具による根管拡大作業
を手で行うタッチで効率的に行えるようにしている。こ
の結果、必要とする大きさおよび深さの根管側壁の拡大
を実現できる。
【0008】本発明の他の要旨は、前記嵌合保持部材
が、前記工具上端部の鍔に嵌合される爪突起を持った二
つ割りの爪部材と、これらの爪部材を前記嵌合方向に付
勢するスプリングとから構成されていることを特徴とす
る歯科用ハンドピースにある。
【0009】この態様によれば、工具支持部材に対する
工具の簡単な挿入操作によって、この工具を二つ割りの
爪部材に確実に保持させ、この保持状態を前記スプリン
グによって安定保持して、治療中における工具の工具支
持部材からの自由な脱落を防止できる。
【0010】また、本発明の他の要旨は、前記ヘッドケ
ースには、プッシュ操作によって工具の前記鍔に対する
爪部材の嵌合保持を解除する嵌合保持解除部材が設けら
れていることを特徴とする歯科用ハンドピースにある。
【0011】この態様によれば、二つ割りの爪部材に保
持されている工具を、その爪部材の開離によって、工具
支持部材および第2の歯車の挿入孔から簡単に抜き取る
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
について説明する。図1は本発明の歯科用ハンドピース
を示す斜視図である。また、図2は図1のヘッドケース
内の構造を詳細に示す縦断面図であり、図3は図2にお
ける嵌合保持部材を示す平面図であり図4は図3の嵌合
保持部材の動作後の状態を示す平面図である。
【0013】図1に示すハンドピースは内部にモータを
収納した長円筒状のモータケース1と、このモータケー
ス1に対し着脱自在にねじ結合されたスリーブ2と、こ
のスリーブ2端に連結されたヘッドケース3とからな
る。前記モータケース1には、外部電源から電力を受け
て駆動されるモータ、あるいは充電式バッテリから電力
を受けて駆動されるモータなどが収納されている。この
モータは、モータケース1の上端部に突設された電源ス
イッチ4のプッシュ操作によって始動される。
【0014】また、前記スリーブ2内には、前記モータ
の回転軸に歯車や変速機構を介して連結された駆動軸5
が設けられ、この駆動軸5がモータケース1端に設けら
れた水平軸受メタル6に回転自在に支承されている。さ
らに、駆動軸5の先端はヘッドケース3内に突出し、こ
の突出端に偏心軸7が一体に設けられている。従ってこ
の偏心軸7の中心線は駆動軸5の中心線に対して所定量
だけオフセットしている。さらに、駆動軸5には第1の
歯車8が取り付けられている。
【0015】一方、前記ヘッドケース3は、下部ケース
3aとこれの上部に着脱自在に螺合された上部ケース3
bとからなる。下部ケース3aは底部にリーマやファイ
ルなどの工具Aの挿通孔9を有し、その下部ケース3a
内の底部に水平軸受10が設けられている。そして、こ
の水平軸受10には、前記第1の歯車8の中心線に対し
直交する中心線の廻りに水平回転する第2の歯車11が
支承されている。これらの第1の歯車8と第2の歯車1
1とはそれぞれ歯部で互いに噛合されている。また、第
2の歯車11には中心部に工具Aを挿通する挿通孔12
が設けられている。
【0016】さらに、第2の歯車11の上面にはリング
溝13が形成されており、このリング溝13内には摩擦
部材としてのOリング14が嵌挿されている。なお、こ
のOリング14は後述の工具支持部材の圧接時にも、第
2の歯車11の上面より突出するサイズと硬さを持って
いる。
【0017】前記第2の歯車11の上面には、Oリング
14を介して工具支持部材15の下面が接触・開離可能
に支持されている。この工具支持部材15には、偏心軸
7に対向する外周面にリング状の切欠16が形成されて
おり、この切欠16に偏心軸7の先端部が挿入されてい
る。従って、偏心軸7の回転によって工具支持部材15
が上下動(上昇および下降)可能となっている。
【0018】また、工具支持部材15の中心部には工具
Aを挿入する挿通孔17が設けられており、この挿通孔
17の上端部には、工具Aの上端付近に形成された切欠
部18に嵌合して、工具Aの廻り止めをする勘合突起1
5aが突設されている。なお前記工具支持部材15は下
部ケース3aの内周に取り付けられた略円筒状の軸受メ
タル19によって上下方向摺動自在および回転自在に支
持されている。
【0019】さらに、前記工具支持部材15の上部に
は、上方に開口する凹所20が形成されており、この凹
所20内には、図3および図4に示すような嵌合保持部
材としての二つ割りの半リング状の爪部材21、22が
設置されている。これらの爪部材21、22は互いに対
向する爪突起21a、22aを有し、これらの爪突起2
1a、22aには、前記工具A上端の首部23aに連設
された鍔23bに係合する略水平の係合面aと、該係合
面aへの鍔23bの移動をスムースにガイドするガイド
傾斜面bとがそれぞれ設けられている。
【0020】また、爪部材22は凹所20内にあって、
これに挿入されたピン24によって位置決め保持されて
いる。各爪部材21、22の外周には半リング状の溝c
がそれぞれ形成されており、これらの溝c内にはスプリ
ングとしての一巻ばね25が嵌挿されている。従って、
この一巻ばね25は、爪部材21を爪部材22側へ常時
付勢するように機能し、爪部材21の爪突起21aは、
図2に示すように工具支持部材15の挿入孔17上端に
突出するように臨んでいる。なお、前記凹所の上部内周
には、各爪部材21、22の上端面をガイド支持する断
面L字状の半リングガイド26、27が取り付けられて
いる。
【0021】前記下部ケース3aには上部ケース3bが
図2に示すように着脱自在に螺合されており、これらの
下部ケース3aおよび上部ケース3b間にリング状のば
ね座28が挟持されている。上部ケース3bは全体とし
て略筒状をなし、上部開口縁内周に抜け止めリング爪2
9を有する。30は上部ケース3bの内周面に沿って上
下移動可能な嵌合保持解除部材としてのプッシュボタン
である。このプッシュボタン30は、下縁外周に前記抜
け止めリング29により抜け止め可能に係止される係止
リング爪31を有する。
【0022】さらに、前記プッシュボタン30の下面に
は、前記爪部材21による鍔23bの嵌合保持を解除す
る嵌合保持解除部材としての嵌合解除筒32が一体に突
設されており、これが前記爪部材21、22の上方に臨
んでいる。この嵌合解除筒32はある程度の肉厚を持
ち、下端外周には傾斜ガイド面33が形成されている。
従って、このプッシュボタン30の押下操作によって、
傾斜ガイド面33が各爪部材21、22の内周面に接触
しながら、これらを互いに離す方向に押し拡げて爪部材
21を水平移動させるように機能する。
【0023】34はプッシュボタン30の下面とばね座
28との間に介装されたコイルスプリングである。この
コイルスプリング34によってプッシュボタン30は上
部ケース3bに対して常時上方に付勢され、従って、前
記抜け止めリング29に対し係止リング爪31が係合し
ている。
【0024】次に動作を説明する。この歯科用ハンドピ
ースの使用に当って、まず、工具Aの基端部(上端部)
を下部ケース3aの挿通孔9から第2の歯車11の挿通
孔12および工具支持部材15の挿通孔17に挿通し
て、さらに凹所20上に突出させる。このとき、工具A
の鍔23bが爪部材22に対向する爪部材21の爪突起
21aの傾斜面bに接触して、これを押圧しながら一巻
ばね25に抗して、爪部材22から離れる方向に退避さ
せる。そして、この鍔23bが爪突起21aを通過して
押し上げられると、一巻ばね25の反発力を受けて爪突
起21aは鍔23bの下面に嵌まり込む。このため、工
具Aは前記各挿通孔12、17から自由に脱抜されるこ
とはない。また、このとき、挿通孔17内に突出する嵌
合突起15aが工具A上端の切欠部18に嵌合し、工具
Aの廻り止めがなされる。
【0025】次に、モータケース1が手で握られ、続い
て電源スイッチ4がプッシュ操作される。これにより、
モータケース1内のモータが駆動され、このモータの回
転軸に連結されたスリーブ2内の駆動軸5が軸受メタル
6に支承されて回転する。
【0026】この駆動軸5の回転によって偏心軸7が偏
心回転するため、この偏心軸7端に切欠16が係合され
ている工具支持部材15が上下運動する。この上下運動
によって、工具支持部材15の下面は、第2の歯車11
上にあるOリング14に対し接触および開離を繰り返
す。
【0027】一方、前記駆動軸5には第1の歯車8が取
り付けられており、この第1の歯車8に第2の歯車11
が各歯部で噛合されているため、駆動軸5の回転はこれ
らの第2の歯車11にも伝えられ、この第2の歯車11
は水平回転する。このとき、前記のように工具支持部材
15も上下運動を繰り返しているため、工具支持部材1
5が下方に移動して、その下面が摩擦部材であるOリン
グ14に圧接されている間、このOリング14と工具支
持部材15との摩擦接触によって、第2の歯車11の回
転が工具支持部材15に伝えられる。
【0028】従って、この歯科用ハンドピースでは、電
源スイッチ4の投入後は、駆動軸5の回転により、工具
支持部材15とともに工具Aを下方へ突出させたとき
は、この工具Aを回転させ、一方、工具を図5に示すよ
うに上方へ退避させたときは、その工具の回転を停止さ
せるという動作を繰り返す。
【0029】このため、歯科治療中にあっては、工具A
の後退による回転停止と突出による所定角度の回転の前
記のような繰り返し動作により、治療を目的とする所定
位置の根管側壁を効率的に拡大することができる。つま
り工具先端が真直に治療位置に入った後回転するという
動作によって、手で行う作業と同様の根管側壁の拡大操
作を、目的とする根管位置において効率的に実施でき
る。
【0030】また、根管拡大操作が終了して工具Aを交
換する必要がある場合には、プッシュボタン30の頭を
指で下方へプッシュ操作する。これにより、プッシュボ
タン30はスプリング34の反発力に抗して下降し、嵌
合解除筒32の傾斜ガイド面33が各爪部材21、22
の内側面間に、これらの内側面を押し開くように挿入さ
れる。このため、爪突起21aの前記鍔23bに対する
係合が強制的に解除され、工具Aを各挿通孔17、12
から係合ケース3aの下方へ手で抜き取ることができ
る。なお、前記プッシュ操作後はコイルスプリング34
によりプッシュボタン30は元の位置に復帰し、これに
より、爪部材21も一巻ばね25により元の位置に復帰
する。
【0031】なお、工具Aは前記のように上下運動と間
欠回転を行うが、根管拡大作業が効率的に行われる前記
間欠回転の角度は、実験的に45°から90°程度が望
ましいとされている。このため、例えば、第1の歯車8
と第2の歯車11との歯数比が11対16、工具支持部
材15の上下ストローク量を1mm、1mmの厚さの弾
性部材14を圧縮する距離を0.25mmとして、偏心
軸7が上端位置(上死点)に位置するときの工具支持部
材15の回転角度を0°とすると、この工具支持部材1
5が弾性部材14に接触するときの回転角度を61.8
75°、すなわち、略62°とすることができる。図6
は、このときの第1の歯車8の回転角度に対する工具支
持部材15の回転角度の関係を示すタイミングチャート
である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明は工具支持部材に
支持させた工具を上下運動させながら間欠回転させる構
成としたので、工具の動きを手で行う根管拡大操作と同
様の操作で高精度かつ効率的に実施できるという効果を
奏する。
【0033】また、本発明は歯科用ハンドピースにおい
て、前記嵌合保持部材を、前記工具上端部の鍔に嵌合さ
れる爪突起を持った二つ割りの爪部材と、これらの爪部
材を前記嵌合方向に付勢するスプリングとから構成した
ので、工具の工具支持部材15への装着をワンタッチ操
作にて行えるという効果を奏する。
【0034】また、本発明は歯科用ハンドピースにおい
て、前記ヘッドケースに、プッシュ操作によって工具の
前記鍔に対する爪部材の嵌合保持を解除する嵌合保持解
除部材を設けたので、工具の工具支持部材15からの抜
き取りをワンタッチ操作にて迅速に行えるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による歯科用ハンドピー
スを示す正面図である。
【図2】図1におけるヘッドケース内の構造を拡大して
示す縦断面図である。
【図3】図2における爪部材の開状態を示す平面図であ
る。
【図4】図2における爪部材の閉状態を示す平面図であ
る。
【図5】図2における工具支持部材の上昇動作状態を示
す縦断面図である。
【図6】本発明における第1の歯車の回転角度に対する
工具支持部材の回転角度の関係を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
2 スリーブ 5 駆動軸 7 偏心軸 8 第1の歯車 11 第2の歯車 14 Oリング(摩擦部材) 15 工具支持部材 21、22 爪部材(嵌合保持部材) 23b 鍔 25 一巻ばね(スプリング) 30 プッシュボタン(嵌合保持解除部材)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−90752(JP,A) 特開 平1−171539(JP,A) 特開 平6−197914(JP,A) 特開 昭63−31653(JP,A) 特開 昭50−53995(JP,A) 特表 平8−507443(JP,A) 特表 昭59−501613(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 1/14 A61C 1/06 A61C 1/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブ内に回転自在に支持されて、モ
    ータ等によって駆動される駆動軸と、該駆動軸に取り付
    けられた第1の歯車と、前記駆動軸の端部に突設された
    偏心軸と、前記スリーブに連設されたヘッドケース内に
    設けられて前記第1の歯車に噛合し、かつ該第1の歯車
    の中心線に対し直交する中心線の廻りに回転する第2の
    歯車と、前記偏心軸に係止されて、該偏心軸の回転によ
    り前記第2の歯車上に設けられた摩擦部材に接触・開離
    可能に設けられた工具支持部材と、該工具支持部材に設
    けられて、前記第2の歯車の挿入孔に挿入されるととも
    に、工具支持部材の挿入孔に廻り止め可能に挿入される
    工具の先端部を嵌合保持する嵌合保持部材とを備えたこ
    とを特徴とする歯科用ハンドピース。
  2. 【請求項2】 前記嵌合保持部材が、前記工具上端部の
    鍔に嵌合される爪突起を持った二つ割りの爪部材と、こ
    れらの爪部材を前記嵌合方向に付勢するスプリングとか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯
    科用ハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドケースには、プッシュ操作に
    よって工具の前記鍔に対する爪部材の嵌合保持を解除す
    る嵌合保持解除部材が設けられていることを特徴とする
    請求項2に記載の歯科用ハンドピース。
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