JP3402660B2 - 二相モータの巻線方法 - Google Patents

二相モータの巻線方法

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JP3402660B2 JP11218293A JP11218293A JP3402660B2 JP 3402660 B2 JP3402660 B2 JP 3402660B2 JP 11218293 A JP11218293 A JP 11218293A JP 11218293 A JP11218293 A JP 11218293A JP 3402660 B2 JP3402660 B2 JP 3402660B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、二相モータの巻線方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、小型軸流ファンの如き二相モー
タは、図3に示すステータ構造を有している。ステータ
2は、複数枚のコアプレートを積層することによって構
成されるステータコア4を有し、このステータコア4は
4個の歯部、即ち第1の歯部6、第2の歯部8、第3の
歯部10及び第4の歯部12を有している。第1の歯部
6には第1のピン14が、第2の歯部8には第2のピン
16が、また第3の歯部10には第3のピン18が設け
られている。そして、コイル手段は、次の通りにしてス
テータコア4に巻かれている。コイル手段20の一端
は、第1のピン14に巻かれ、この一端から第1の歯部
6に巻かれた後第3の歯部10に巻かれ、しかる後第3
のピン18に巻かれる。コイル手段における、第1の歯
部6及び第3の歯部10に巻かれた部分が一相コイルと
して機能し、第3のピン18に巻かれた部分が中点とし
て作用する。一相コイルは、第1の歯部6及び第3の歯
部10に、外側から内側に見て反時計方向に巻かれてい
る。 【0003】このコイル手段20は、次いで第4の歯部
12に巻かれた後第2の歯部8に巻かれ、しかる後第2
ピン16に巻かれる。コイル手段20における、第4の
歯部12及び第2の歯部8に巻かれた部分が二相コイル
として機能し、第4の歯部12及び第2の歯部8に外側
から内側に見て時計方向に巻かれる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二相モ
ータにおいて、コイル手段20をかく巻いたときには、
図3から容易に理解される如く、第3ピン18の部位に
てコイル手段20一部が大きく垂れ下がるようになる。
それ故に、第1乃至第3ピン14、16、18を回路基
板に電気的に接続する際に、この垂れ下がった部分が回
路基板に当たり、この部分が破損する恐れがあった。 【0005】本発明の課題は、コイル手段の破損を効果
的に防止することができる新規な巻線方法を提供するこ
とである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の巻線方法では、
コア基部の外周から周方向に間隔を置いて半径方向外
方に突出して配設され、周方向の順に第1、第2、第3
及び第4からなる4個の歯部を有するステータコアに
本のコイルからなる二相のコイル手段を巻く巻線方法に
おいて、該ステータコアには、第1、第2及び第4の歯
の半径方向外方端の上側に接続ピンが設けられ、第一
相のコイルは該第1の歯部に設けられた第1ピンに巻か
れてから該第1の歯部に巻かれ、次いで該第4の歯部の
上側を通って第3の歯部に巻かれた後該第2の歯部に設
けられた第2ピンに接続され、該第1及び第3の歯部に
外側から内側に見て反時計方向に巻かれ、また第二相の
コイルは該第2の歯部の該第2ピンから該第2の歯部に
巻かれ、次いで該第1の歯部の下側を通って該第4の歯
部に巻かれた後該第4の歯部に設けられた第3ピンに接
続され、該第2及び第4の歯部に外側から内側に見て時
計方向に巻かれ、該第2の歯部に巻かれる際に該第3歯
部と第2歯部との間を渡る該第一相コイルを覆うように
巻かれる。 【0007】 【作用】上記巻線方法では、コイル手段の中点は第2ピ
ンに巻かれた部分となり、この中点から第2の歯部に巻
く際に一相コイルにおける、第3の歯部から第2の歯部
に延びる部分が、二相コイルによって覆われる。従っ
て、コイル手段の中点部分において垂れ下がることがな
く、回路基板に装着する際にコイル手段が破損すること
はない。 【0008】 【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従うコ
イル巻線方法の実施例について説明する。図1は、二相
モータの一例としての軸流ファンを示している。図1に
おいて、図示のファンは、ハウジング102を有してい
る。このハウジング102の略中央部には円形状の支持
部103が設けられ、支持部103には円筒部104が
一体に設けられている。この円筒部104には一対の軸
受106を介して回転軸108が回転自在に支持されて
いる。回転軸108には椀形状のロータホルダ110が
固定されている。ロータホルダ110の内周面にはヨー
ク111が配設され、このヨーク111の内周面にロー
タマグネット112が取付けられている。ロータホルダ
110の外周面には、周方向に間隔を置いて複数枚の
羽根113が設けられている。 【0009】ハウジング102の円筒部104の外周面
には、ステータ130が装着されている。ステータ13
0はステータコア134とこのステータコア134に巻
かれたコイル手段150を有している。ステータ130
は、ロータマグネット112に対向して配置され、ステ
ータ130とロータマグネット112との相対回転によ
り、インペラ113が回転駆動される。 【0010】ステータ130の下方には回路基板120
が配設されている。回路基板120はハウジング102
の支持部103に装着され、ステータ130に設けられ
た3個の接続用ピン(後述する)が回路基板120のパ
ターンに半田付けにより電気的に接続される。 【0011】次いで、図1と共に図2を参照して、ステ
ータ130及びそれに関連する要素について説明する。
ステータ130は、複数枚のコアプレートを積層するこ
とによって構成されるステータコア134を有し、この
ステータコア134はそのコア基部の外周から4個の歯
部、即ちコア基部の周方向に順に第1の歯部136、第
2の歯部138、第3の歯部140及び第4の歯部14
2を有している。第1の歯部136には第1のピン14
4が、第2の歯部138には第2のピン146が、また
第4の歯部142には第3のピン148が、それぞれの
歯部の半径方向外方端の上側に設けられている。そし
て、コイル手段150は、次の通りにしてステータコア
134に巻かれている。 【0012】コイル手段150の一端は、第1のピン1
44に巻かれ、この一端から第1の歯部136に外側か
ら内側に見て反時計方向に巻かれ、次いで第4の歯部1
42の図2にて上側を通って第3の歯部140に至り、
この第3の歯部140に外側から内側に見て反時計方向
に巻かれ、しかる後第2の歯部138の第2ピン146
に巻かれる。コイル手段150における、第1ピン14
4から第2ピン146までの部分、即ち第1の歯部13
6及び第3の歯部140に巻かれた部分が一相コイルと
して機能し、第2のピン138に巻かれた部分がコイル
手段150の中点として作用する。 【0013】このコイル手段150は、次いで第2のピ
ン138から第2の歯部138に外側から内側に見て時
計方向に巻かれる。このとき、コイル手段150におけ
る、第2の歯部138に巻かれる部分が、コイル手段1
50における、第3の歯部140から第2の歯部138
に延びる部分を覆うように巻き込み、第3の歯部140
から第2の歯部138に延びる部分は、第2の歯部13
8の表面に沿って延びるようになる。従って、第2ピン
146の近傍においても、コイル手段150の一部が垂
れ下がることはなく、コイル手段150はステータコア
134に確実に巻かれる。 【0014】コイル手段150は、次いで、第1の歯部
136の図2にて下側を通って第4の歯部142に至
、しかる後第3ピン148に巻かれる。コイル手段1
50における、第2ピン138から第3ピン148まで
の部分、即ち第2の歯部138及び第4の歯部142に
巻かれた部分が二相コイルとして機能する。 【0015】かくの通りのステータ130は、図2の状
態を上下を逆にしてハウジング102の円筒部104に
装着される。そして、かく装着すると、第1乃至第3ピ
ン144、146、148が回路基板120の回路パタ
ーンに所要の通りに電気的に接続され、回路パターンを
通って流れる電流がステータ130のコイル手段150
に所要の通り供給される。 【0016】以上、本発明に従うファンモータの実施例
について説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。例えば、上述した実施例
では、本発明を二相の軸流ファンに適用して説明した
が、本発明は軸流ファン以外の他の駆動用モータにも同
様に適用することができる。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の接続方法
では、コイル手段の中点は第2ピンに巻かれた部分とな
り、この中点から第2の歯部に巻く際に一相コイルにお
ける、第3の歯部から第2の歯部に延びる部分が、二相
コイルによって覆われる。従って、コイル手段の中点部
分において垂れることがなく、ステータに設けられたピ
ンを回路基板に装着する際にコイル手段が破損すること
はない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に従う巻線方法を適用したステータを備
えた軸流ファンの一例を示す断面図。 【図2】図1の軸流ファンにおけるコイル手段の巻線方
法を説明するための概略図。 【図3】従来のコイル手段の巻線方法を説明するための
概略図。 【符号の説明】 2、130 ステータ 4、134 ステータコア 6、136 第1の歯部 8、138 第2の歯部 10、140 第3の歯部 12、142 第4の歯部 14、144 第1ピン 16、146 第2ピン 18、148 第3ピン 20、150 コイル手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】コア基部の外周から周方向に間隔を置い
    半径方向外方に突出して配設され、周方向の順に第
    1、第2、第3及び第4からなる4個の歯部を有するス
    テータコアに1本のコイルからなる二相のコイル手段を
    巻く巻線方法において、該ステータコアには、第1、第
    2及び第4の歯部の半径方向外方端の上側に接続ピンが
    設けられ、第一相のコイルは該第1の歯部に設けられた
    第1ピンに巻かれてから該第1の歯部に巻かれ、次いで
    該第4の歯部の上側を通って第3の歯部に巻かれた後該
    第2の歯部に設けられた第2ピンに接続され、該第1及
    び第3の歯部に外側から内側に見て反時計方向に巻か
    れ、また第二相のコイルは該第2の歯部の該第2ピンか
    ら該第2の歯部に巻かれ、次いで該第1の歯部の下側を
    通って該第4の歯部に巻かれた後該第4の歯部に設けら
    れた第3ピンに接続され、該第2及び第4の歯部に外側
    から内側に見て時計方向に巻かれ、該第2の歯部に巻か
    れる際に該第3歯部と第2歯部との間を渡る該第一相コ
    イルを覆うように巻かれる、ことを特徴とする巻線方
    法。
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