JP3401906B2 - 樹脂組成物及びそれからなるダイヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータ - Google Patents
樹脂組成物及びそれからなるダイヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータInfo
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- JP3401906B2 JP3401906B2 JP07370394A JP7370394A JP3401906B2 JP 3401906 B2 JP3401906 B2 JP 3401906B2 JP 07370394 A JP07370394 A JP 07370394A JP 7370394 A JP7370394 A JP 7370394A JP 3401906 B2 JP3401906 B2 JP 3401906B2
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Description
【0001】
【技術分野】本発明は、樹脂組成物及びそれからなるダ
イヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータに係り、
特に優れたガスバリア性が有効に確保されつつ、低温下
での屈曲疲労性が効果的に向上され得る樹脂組成物、及
びそのような樹脂組成物からなり、低温下において、よ
り長期にわたって良好に使用され得るダイヤフラム、並
びにかかるダイヤフラムを用いて構成された、低温環境
下における耐久性に富むアキュムレータに関するもので
ある。
イヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータに係り、
特に優れたガスバリア性が有効に確保されつつ、低温下
での屈曲疲労性が効果的に向上され得る樹脂組成物、及
びそのような樹脂組成物からなり、低温下において、よ
り長期にわたって良好に使用され得るダイヤフラム、並
びにかかるダイヤフラムを用いて構成された、低温環境
下における耐久性に富むアキュムレータに関するもので
ある。
【0002】
【背景技術】一般に、エチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物は、成形性に富み、その溶融成形物が、透明で、
高度なガスバリア性を有するといった優れた特性を備え
ているものの、その反面、耐屈曲疲労性に乏しいといっ
た大きな欠点を有しており、それがために、その用途に
おいて、多大な制限が課せられている。
ん化物は、成形性に富み、その溶融成形物が、透明で、
高度なガスバリア性を有するといった優れた特性を備え
ているものの、その反面、耐屈曲疲労性に乏しいといっ
た大きな欠点を有しており、それがために、その用途に
おいて、多大な制限が課せられている。
【0003】そのため、従来より、そのようなエチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物の耐屈曲疲労性を向上せ
しめるべく、種々の提案が為されている。例えば、特公
昭44−24277号公報においては、エチレン含有量
が10〜58モル%で、酢酸ビニル成分のけん化度が9
0モル%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
50〜95重量%とポリアミド50〜5重量%とからな
る樹脂組成物が明らかにされており、また、特公平5−
23184号公報には、三層構造を有する積層包装材で
あって、表面層の少なくとも片方が、熱可塑性樹脂から
なると共に、中間層が、エチレン含有量が20〜55モ
ル%で、酢酸ビニル成分のけん化度が90モル%以上の
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、エチ
レン性不飽和カルボン酸若しくは該カルボン酸無水物を
グラフトしたエチレン−アクリル酸エステルと所定の金
属化合物との配合物を、単独で、若しくはエチレン−ア
クリル酸エステルと共に、全体に対して、5重量%以上
40重量%以下となるような範囲で混合せしめた混合組
成物よりなる積層包装材が、提示されている。そして、
それらの公報には、そのような樹脂組成物や積層包装材
が、何れも、高度なガスバリア性と優れた耐屈曲疲労性
とを兼ね備えており、それによって、気密性が要求され
る食品等のプラスチック容器や包装用フィルム等の材料
として、極めて有利に用いられ得ることが明らかにされ
ている。
−酢酸ビニル共重合体けん化物の耐屈曲疲労性を向上せ
しめるべく、種々の提案が為されている。例えば、特公
昭44−24277号公報においては、エチレン含有量
が10〜58モル%で、酢酸ビニル成分のけん化度が9
0モル%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
50〜95重量%とポリアミド50〜5重量%とからな
る樹脂組成物が明らかにされており、また、特公平5−
23184号公報には、三層構造を有する積層包装材で
あって、表面層の少なくとも片方が、熱可塑性樹脂から
なると共に、中間層が、エチレン含有量が20〜55モ
ル%で、酢酸ビニル成分のけん化度が90モル%以上の
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、エチ
レン性不飽和カルボン酸若しくは該カルボン酸無水物を
グラフトしたエチレン−アクリル酸エステルと所定の金
属化合物との配合物を、単独で、若しくはエチレン−ア
クリル酸エステルと共に、全体に対して、5重量%以上
40重量%以下となるような範囲で混合せしめた混合組
成物よりなる積層包装材が、提示されている。そして、
それらの公報には、そのような樹脂組成物や積層包装材
が、何れも、高度なガスバリア性と優れた耐屈曲疲労性
とを兼ね備えており、それによって、気密性が要求され
る食品等のプラスチック容器や包装用フィルム等の材料
として、極めて有利に用いられ得ることが明らかにされ
ている。
【0004】しかしながら、特開昭60−139733
号公報の第4頁左下欄第10〜20行、特開昭60−1
61453号公報の第1頁左欄第14行〜右欄第17
行、及び特開昭62−225535号公報の第2頁左下
欄第5行〜右下欄第5行等に記載される如く、エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物にポリアミドを配合せめ
してなる樹脂組成物にあっては、かかるポリアミドが、
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物との反応性が大
きいがために、溶融物中にゲル化物が発生し、それによ
って成形加工性や成形物表面の平滑性が損なわれること
があり、また、ポリアミドにおけるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物との反応性を低下させる等して、溶
融物中にゲル化物が発生しないようにすると、今度は成
形物に微小なピンホール等が生じて、そのガスバリア性
が著しく低下してしまうといった、種々の問題が内在し
ていた。
号公報の第4頁左下欄第10〜20行、特開昭60−1
61453号公報の第1頁左欄第14行〜右欄第17
行、及び特開昭62−225535号公報の第2頁左下
欄第5行〜右下欄第5行等に記載される如く、エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物にポリアミドを配合せめ
してなる樹脂組成物にあっては、かかるポリアミドが、
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物との反応性が大
きいがために、溶融物中にゲル化物が発生し、それによ
って成形加工性や成形物表面の平滑性が損なわれること
があり、また、ポリアミドにおけるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物との反応性を低下させる等して、溶
融物中にゲル化物が発生しないようにすると、今度は成
形物に微小なピンホール等が生じて、そのガスバリア性
が著しく低下してしまうといった、種々の問題が内在し
ていた。
【0005】一方、よく知られているように、エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物に変性オレフィン等を配
合せしめる場合、その配合量が少量、具体的には5容量
%以下では、さほど問題はないが、それを越えると、溶
融成形物に配向性が現れ、溶融時の流動方向に直角の方
向、所謂引裂方向における伸びが著しく低下せしめられ
ることとなる。従って、前記特公平5−23184号公
報に開示された、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物に対して、変性オレフィン系重合体である、無水マレ
イン酸等をグラフトしたエチレン−アクリル酸エステル
やエチレン−アクリル酸エステルが比較的多量に混合さ
れた混合組成物からなる中間層を含む積層包装材にあっ
ては、その耐屈曲疲労性の向上効果において、十分に満
足し得るものであるとは、言い難いものであった。
−酢酸ビニル共重合体けん化物に変性オレフィン等を配
合せしめる場合、その配合量が少量、具体的には5容量
%以下では、さほど問題はないが、それを越えると、溶
融成形物に配向性が現れ、溶融時の流動方向に直角の方
向、所謂引裂方向における伸びが著しく低下せしめられ
ることとなる。従って、前記特公平5−23184号公
報に開示された、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物に対して、変性オレフィン系重合体である、無水マレ
イン酸等をグラフトしたエチレン−アクリル酸エステル
やエチレン−アクリル酸エステルが比較的多量に混合さ
れた混合組成物からなる中間層を含む積層包装材にあっ
ては、その耐屈曲疲労性の向上効果において、十分に満
足し得るものであるとは、言い難いものであった。
【0006】しかも、本発明者らの多数の実験によれ
ば、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、
ポリアミドを配合した樹脂組成物や無水マレイン酸をグ
ラフトしたエチレン−アクリル酸エステルをそれぞれ単
独で配合せしめた樹脂組成物からなる溶融成形物にあっ
ては、−30℃以下の低温下において、破断伸びが極端
に低下し、それによって、柔軟性が著しく損なわれてし
まうことが明らかとなったのであり、また、そのような
低温下で、それらの溶融成形物に対して引張試験を実施
すると、何れにおいても、脆化破壊が惹起せしめられる
ことが判明したのである。
ば、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、
ポリアミドを配合した樹脂組成物や無水マレイン酸をグ
ラフトしたエチレン−アクリル酸エステルをそれぞれ単
独で配合せしめた樹脂組成物からなる溶融成形物にあっ
ては、−30℃以下の低温下において、破断伸びが極端
に低下し、それによって、柔軟性が著しく損なわれてし
まうことが明らかとなったのであり、また、そのような
低温下で、それらの溶融成形物に対して引張試験を実施
すると、何れにおいても、脆化破壊が惹起せしめられる
ことが判明したのである。
【0007】要するに、前記公報に開示された樹脂組成
物や積層包装材にあっては、ガスバリア性を有効に確保
しつつ、耐屈曲疲労性を十分に高めることは困難であっ
たのであり、しかも−30℃以下の低温下では、耐屈曲
疲労性が著しく低下してしまうのである。それ故、それ
らの樹脂組成物や積層包装材は、食品等のプラスチック
容器や包装フィルム等よりも、数段、高度な耐屈曲疲労
性が要求されるダイヤフラムの材料として、或いはより
過酷な低温環境下での耐久性が求められるアキュムレー
タの構成材料として、到底、採用され得るものではなか
ったのであり、また仮に採用され得たとしても、上述の
如き低温下における長期間の使用に、到底、耐え得るも
のではなかったのである。
物や積層包装材にあっては、ガスバリア性を有効に確保
しつつ、耐屈曲疲労性を十分に高めることは困難であっ
たのであり、しかも−30℃以下の低温下では、耐屈曲
疲労性が著しく低下してしまうのである。それ故、それ
らの樹脂組成物や積層包装材は、食品等のプラスチック
容器や包装フィルム等よりも、数段、高度な耐屈曲疲労
性が要求されるダイヤフラムの材料として、或いはより
過酷な低温環境下での耐久性が求められるアキュムレー
タの構成材料として、到底、採用され得るものではなか
ったのであり、また仮に採用され得たとしても、上述の
如き低温下における長期間の使用に、到底、耐え得るも
のではなかったのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景にして為されたものであって、その解決課題とす
るところは、優れたガスバリア性が確保せしめられつ
つ、耐屈曲疲労性、特に低温下におけるそれが効果的に
向上され得る樹脂組成物を提供することにある。また、
本発明にあっては、低温下において、長期にわたって良
好に使用され得るダイヤフラムを提供することをも、そ
の解決課題とするものである。更に、本発明において
は、低温環境下における耐久性に優れたアキュムレータ
を提供することをも、その解決課題とするものである。
を背景にして為されたものであって、その解決課題とす
るところは、優れたガスバリア性が確保せしめられつ
つ、耐屈曲疲労性、特に低温下におけるそれが効果的に
向上され得る樹脂組成物を提供することにある。また、
本発明にあっては、低温下において、長期にわたって良
好に使用され得るダイヤフラムを提供することをも、そ
の解決課題とするものである。更に、本発明において
は、低温環境下における耐久性に優れたアキュムレータ
を提供することをも、その解決課題とするものである。
【0009】
【解決手段】そして、本発明にあっては、それらの課題
の解決のために、エチレン含有量が30〜50モル%で
あり、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上
であるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(A)
と、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド610
及びポリアミド12の4成分からなる共重合体であっ
て、それら4成分のうち、ポリアミド6とポリアミド6
6の2成分が、合計で50〜80重量%の割合にて含ま
れたポリアミド6/66/610/12四元共重合体
(B)と、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸共重合体(C)とを、容量基準で、A/B/C=6
0〜90%/5〜35%/5〜35%となるように配合
してなる樹脂組成物を、その特徴とするものである。
の解決のために、エチレン含有量が30〜50モル%で
あり、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上
であるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(A)
と、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド610
及びポリアミド12の4成分からなる共重合体であっ
て、それら4成分のうち、ポリアミド6とポリアミド6
6の2成分が、合計で50〜80重量%の割合にて含ま
れたポリアミド6/66/610/12四元共重合体
(B)と、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸共重合体(C)とを、容量基準で、A/B/C=6
0〜90%/5〜35%/5〜35%となるように配合
してなる樹脂組成物を、その特徴とするものである。
【0010】なお、かくの如き本発明に従う樹脂組成物
の好ましい態様によれば、前記ポリアミド6/66/6
10/12四元共重合体としては、115〜140℃の
融点と1.11〜1.13の比重とを具備するものが用
いられることとなる。
の好ましい態様によれば、前記ポリアミド6/66/6
10/12四元共重合体としては、115〜140℃の
融点と1.11〜1.13の比重とを具備するものが用
いられることとなる。
【0011】また、本発明に係る樹脂組成物の有利な態
様の一つによれば、前記エチレン−アクリル酸エステル
−無水マレイン酸共重合体は、重量基準で、エチレン/
アクリル酸エステル/無水マレイン酸=94〜65%/
5〜30%/1〜5%となる組成割合をもって構成され
る。
様の一つによれば、前記エチレン−アクリル酸エステル
−無水マレイン酸共重合体は、重量基準で、エチレン/
アクリル酸エステル/無水マレイン酸=94〜65%/
5〜30%/1〜5%となる組成割合をもって構成され
る。
【0012】さらに、本発明にあっては、上述の如き構
成を有する樹脂組成物にて構成された樹脂層を含んでな
るダイヤフラムをも、その特徴とするものである。
成を有する樹脂組成物にて構成された樹脂層を含んでな
るダイヤフラムをも、その特徴とするものである。
【0013】また、そのような本発明に従うダイヤフラ
ムの望ましい態様によれば、前記樹脂層を中間層とし
て、その両側に、ポリアミド樹脂を主成分とする、50
00kg/cm2 以下の曲げ弾性率を有する柔軟層が、一体
的に積層形成されて、構成されることとなる。
ムの望ましい態様によれば、前記樹脂層を中間層とし
て、その両側に、ポリアミド樹脂を主成分とする、50
00kg/cm2 以下の曲げ弾性率を有する柔軟層が、一体
的に積層形成されて、構成されることとなる。
【0014】さらに、本発明は、アキュムレータ本体の
内部に備えられ、該内部を、流体密に、2つの空間に仕
切る可撓性膜が、上述の如き構成を有するダイヤフラム
を用いて構成されているアキュムレータをも、その特徴
とするものである。
内部に備えられ、該内部を、流体密に、2つの空間に仕
切る可撓性膜が、上述の如き構成を有するダイヤフラム
を用いて構成されているアキュムレータをも、その特徴
とするものである。
【0015】この本発明に従うアキュムレータの好まし
い態様によれば、前記ダイヤフラムの表面に、所定厚さ
のゴム層が、接着剤層を介して積層形成されて、前記可
撓性膜が構成されることとなる。
い態様によれば、前記ダイヤフラムの表面に、所定厚さ
のゴム層が、接着剤層を介して積層形成されて、前記可
撓性膜が構成されることとなる。
【0016】
【具体的構成・作用】ところで、かかる本発明に従う樹
脂組成物は、第1成分(基本成分)として、エチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物(A)を含むものである
が、このエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物にあっ
ては、エチレン成分が30〜50モル%の割合となる範
囲において含有されていなければならない。けだし、こ
のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物は、前述した
如く、優れた成形性とガスバリア性、更には高度な透明
性を有するものであるが、エチレン成分が50モル%を
越えて含有されると、ガスバリア性が低下し、またそれ
が30%よりも少ないと、成形性が劣化してしまうから
である。なお、そのようなエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物においては、より良好なガスバリア性と成形
性とを兼備せしめる上で、エチレン成分が30〜45モ
ル%の範囲内にて含有されていることが、より望まし
い。
脂組成物は、第1成分(基本成分)として、エチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物(A)を含むものである
が、このエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物にあっ
ては、エチレン成分が30〜50モル%の割合となる範
囲において含有されていなければならない。けだし、こ
のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物は、前述した
如く、優れた成形性とガスバリア性、更には高度な透明
性を有するものであるが、エチレン成分が50モル%を
越えて含有されると、ガスバリア性が低下し、またそれ
が30%よりも少ないと、成形性が劣化してしまうから
である。なお、そのようなエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物においては、より良好なガスバリア性と成形
性とを兼備せしめる上で、エチレン成分が30〜45モ
ル%の範囲内にて含有されていることが、より望まし
い。
【0017】また、よく知られているように、かかるエ
チレン−酢酸ビニル共重合体けん化物にあっては、それ
の有する上述の如き優れた特性が、エチレン成分の含有
量だけでなく、酢酸ビニル成分のけん化度、換言すれば
けん化された酢酸ビニル成分の量が、酢酸ビニル成分の
全量に対して、どれだけの割合を占めるかによって、大
きく左右されることとなる。それ故、本発明に係る樹脂
組成物に含まれるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物においては、ガスバリア性や成形性の悪化を阻止する
上で、酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上とさ
れている必要があり、また、その意味において、かかる
けん化度が98モル%以上とされていることが、より好
ましい。
チレン−酢酸ビニル共重合体けん化物にあっては、それ
の有する上述の如き優れた特性が、エチレン成分の含有
量だけでなく、酢酸ビニル成分のけん化度、換言すれば
けん化された酢酸ビニル成分の量が、酢酸ビニル成分の
全量に対して、どれだけの割合を占めるかによって、大
きく左右されることとなる。それ故、本発明に係る樹脂
組成物に含まれるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物においては、ガスバリア性や成形性の悪化を阻止する
上で、酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上とさ
れている必要があり、また、その意味において、かかる
けん化度が98モル%以上とされていることが、より好
ましい。
【0018】一方、本発明に従う樹脂組成物において、
第2成分として含まれるポリアミド6/66/610/
12四元共重合体(B)は、第1成分たるエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物に対して、配向性を与えるこ
となく、優れた耐屈曲疲労性を付与せしめ得るものであ
るが、そのようなポリアミドの四元共重合体にあって
は、それを構成する4つの成分のうち、ポリアミド6と
ポリアミド66の2つの成分が、合計で50〜80重量
%の割合となる範囲にて含有せしめられている必要があ
る。何故なら、ポリアミド6とポリアミド66は、何れ
も、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、
極めて高い相溶性を有するものであり、それがために、
そのようなポリアミド6とポリアミド66とが、ポリア
ミド6/66/610/12四元共重合体中に80重量
%を越えて含有せしめられると、エチレン−酢酸ビニル
共重合体けん化物に対するポリアミド6/66/610
/12四元共重合体の相溶性が高くなり過ぎて、溶融ブ
レンド時等において、かかるポリアミドの四元共重合体
とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とが過度に反
応して、溶融物中にゲル化物が発生し、その結果、成形
加工性が悪化したり、成形物の表面物性が低下する等と
いった問題が惹起せしめられることとなるからであり、
また、それら2つの成分の含有量が50重量%より少な
いと、ポリアミド6/66/610/12四元共重合体
のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対する反応
性が低下して、かかるけん化物における耐屈曲疲労性の
向上が望めなくなってしまうからである。そして、その
ような問題が生ぜしめられることなく、かくの如き特性
がより良好に発揮され得るように為す上において、それ
ら2つの成分は、ポリアミド6/66/610/12四
元共重合体に、合計で55〜78重量%程度の割合とな
る範囲内にて含有されていることが好ましい。
第2成分として含まれるポリアミド6/66/610/
12四元共重合体(B)は、第1成分たるエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物に対して、配向性を与えるこ
となく、優れた耐屈曲疲労性を付与せしめ得るものであ
るが、そのようなポリアミドの四元共重合体にあって
は、それを構成する4つの成分のうち、ポリアミド6と
ポリアミド66の2つの成分が、合計で50〜80重量
%の割合となる範囲にて含有せしめられている必要があ
る。何故なら、ポリアミド6とポリアミド66は、何れ
も、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対して、
極めて高い相溶性を有するものであり、それがために、
そのようなポリアミド6とポリアミド66とが、ポリア
ミド6/66/610/12四元共重合体中に80重量
%を越えて含有せしめられると、エチレン−酢酸ビニル
共重合体けん化物に対するポリアミド6/66/610
/12四元共重合体の相溶性が高くなり過ぎて、溶融ブ
レンド時等において、かかるポリアミドの四元共重合体
とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とが過度に反
応して、溶融物中にゲル化物が発生し、その結果、成形
加工性が悪化したり、成形物の表面物性が低下する等と
いった問題が惹起せしめられることとなるからであり、
また、それら2つの成分の含有量が50重量%より少な
いと、ポリアミド6/66/610/12四元共重合体
のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物に対する反応
性が低下して、かかるけん化物における耐屈曲疲労性の
向上が望めなくなってしまうからである。そして、その
ような問題が生ぜしめられることなく、かくの如き特性
がより良好に発揮され得るように為す上において、それ
ら2つの成分は、ポリアミド6/66/610/12四
元共重合体に、合計で55〜78重量%程度の割合とな
る範囲内にて含有されていることが好ましい。
【0019】さらに、本発明に従う樹脂組成物において
は、そのようなポリアミド6/66/610/12四元
共重合体と共に、第3成分として、エチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸共重合体(C)が含有せし
められており、それによって、エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物の耐屈曲疲労性、特に低温環境下でのか
かる特性に対して、大きな影響が及ぼされるようになっ
ている。即ち、前述した如く、エチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物に対して、単独で且つ多量に配合
せしめられる場合、かかるけん化物の耐屈曲疲労性を十
分に向上せしめることが困難となるが、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物に対して、ポリアミド6/66
/610/12四元共重合体と共に配合されると、得ら
れる配合物、即ち樹脂組成物において、温度の低下に伴
う破断伸びの劣化が、顕著に抑制され得るのであり、結
果として、該樹脂組成物の低温下における耐屈曲疲労性
が効果的に向上され得ることとなるのである。
は、そのようなポリアミド6/66/610/12四元
共重合体と共に、第3成分として、エチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸共重合体(C)が含有せし
められており、それによって、エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物の耐屈曲疲労性、特に低温環境下でのか
かる特性に対して、大きな影響が及ぼされるようになっ
ている。即ち、前述した如く、エチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物に対して、単独で且つ多量に配合
せしめられる場合、かかるけん化物の耐屈曲疲労性を十
分に向上せしめることが困難となるが、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物に対して、ポリアミド6/66
/610/12四元共重合体と共に配合されると、得ら
れる配合物、即ち樹脂組成物において、温度の低下に伴
う破断伸びの劣化が、顕著に抑制され得るのであり、結
果として、該樹脂組成物の低温下における耐屈曲疲労性
が効果的に向上され得ることとなるのである。
【0020】なお、そのようなエチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物に対する相溶性が、ポリアミド6
/66/610/12四元共重合体のそれよりも小さい
ものであるが、かかるポリアミドの四元共重合体が、エ
チレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体
に対して高い反応性を示す特徴を有していることから、
本発明に係る樹脂組成物にあっては、それら3つの成分
がブレンドせしめられる際に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物とエチレン−アクリル酸エステル−無水
マレイン酸共重合体とが、ポリアミド6/66/610
/12四元共重合体に対して、それぞれ、良好に反応せ
しめられ得、以て全体として、均一に混和され得るよう
になっている。
ステル−無水マレイン酸共重合体は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物に対する相溶性が、ポリアミド6
/66/610/12四元共重合体のそれよりも小さい
ものであるが、かかるポリアミドの四元共重合体が、エ
チレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体
に対して高い反応性を示す特徴を有していることから、
本発明に係る樹脂組成物にあっては、それら3つの成分
がブレンドせしめられる際に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物とエチレン−アクリル酸エステル−無水
マレイン酸共重合体とが、ポリアミド6/66/610
/12四元共重合体に対して、それぞれ、良好に反応せ
しめられ得、以て全体として、均一に混和され得るよう
になっている。
【0021】そして、本発明に係る樹脂組成物にあって
は、そのような第1、第2及び第3の3つの成分が、容
量基準で、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
(A)/ポリアミド6/66/610/12四元共重合
体(B)/エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸共重合体(C)=60〜90%/5〜35%/5〜
35%(但し、A+B+C=100%)となるように配
合されて、構成されている。けだし、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物(A)の配合量が60%未満であ
ると、即ちポリアミド6/66/610/12四元共重
合体(B)またはエチレン−アクリル酸エステル−無水
マレイン酸共重合体(C)が35%を越えて配合せしめ
られると、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物の量
が少な過ぎて、該けん化物の特性が十分に発揮され得
ず、ガスバリア性や透明性が低下してしまうからであ
り、またエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(A)
が90%を越えて多量に配合せしめられると、換言すれ
ば、ポリアミド6/66/610/12四元共重合体
(B)またはエチレン−アクリル酸エステル−無水マレ
イン酸共重合体(C)の配合量が5%未満となると、ポ
リアミド6/66/610/12四元共重合体やエチレ
ン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体が少
な過ぎて、それらの成分の添加効果、即ち常態や低温下
における耐屈曲疲労性の向上が望めなくなるからであ
る。
は、そのような第1、第2及び第3の3つの成分が、容
量基準で、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
(A)/ポリアミド6/66/610/12四元共重合
体(B)/エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイ
ン酸共重合体(C)=60〜90%/5〜35%/5〜
35%(但し、A+B+C=100%)となるように配
合されて、構成されている。けだし、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物(A)の配合量が60%未満であ
ると、即ちポリアミド6/66/610/12四元共重
合体(B)またはエチレン−アクリル酸エステル−無水
マレイン酸共重合体(C)が35%を越えて配合せしめ
られると、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物の量
が少な過ぎて、該けん化物の特性が十分に発揮され得
ず、ガスバリア性や透明性が低下してしまうからであ
り、またエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(A)
が90%を越えて多量に配合せしめられると、換言すれ
ば、ポリアミド6/66/610/12四元共重合体
(B)またはエチレン−アクリル酸エステル−無水マレ
イン酸共重合体(C)の配合量が5%未満となると、ポ
リアミド6/66/610/12四元共重合体やエチレ
ン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体が少
な過ぎて、それらの成分の添加効果、即ち常態や低温下
における耐屈曲疲労性の向上が望めなくなるからであ
る。
【0022】従って、本発明に係る樹脂組成物にあって
は、エチレン成分の含有量が30〜50モル%で、且つ
酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上であるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物と、ポリアミド6と
ポリアミド66とを、合計で50〜80重量%の割合に
て含まれたポリアミド6/66/610/12四元共重
合体と、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン
酸共重合体とが、前記した特定の配合割合にて配合され
ていることによって、優れたガスバリア性と良好な成形
性とが確保されつつ、耐屈曲疲労性、特に低温下におけ
るかかる特性が、効果的に向上され得ることとなるので
ある。
は、エチレン成分の含有量が30〜50モル%で、且つ
酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上であるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物と、ポリアミド6と
ポリアミド66とを、合計で50〜80重量%の割合に
て含まれたポリアミド6/66/610/12四元共重
合体と、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン
酸共重合体とが、前記した特定の配合割合にて配合され
ていることによって、優れたガスバリア性と良好な成形
性とが確保されつつ、耐屈曲疲労性、特に低温下におけ
るかかる特性が、効果的に向上され得ることとなるので
ある。
【0023】なお、本発明に従う樹脂組成物において、
第2成分として含有せしめられるポリアミド6/66/
610/12四元共重合体にあっては、各成分の組成割
合に応じて、その融点や比重が決定される。即ち、一般
的には、ポリアミド6とポリアミド66とが合計で50
〜80重量%の割合にて含まれる場合において、その融
点が115〜140℃となり、またその比重が1.11
〜1.13となるのである。従って、本発明に係る樹脂
組成物にあっては、有利には、115〜140℃の融点
と1.11〜1.13の比重とを有するポリアミド6/
66/610/12四元共重合体が含有せしめられるこ
ととなるのであり、またそれによって、成形加工性や成
形物の表面物性を何等低下せしめることなく、優れた耐
屈曲疲労性が得られることとなるのである。
第2成分として含有せしめられるポリアミド6/66/
610/12四元共重合体にあっては、各成分の組成割
合に応じて、その融点や比重が決定される。即ち、一般
的には、ポリアミド6とポリアミド66とが合計で50
〜80重量%の割合にて含まれる場合において、その融
点が115〜140℃となり、またその比重が1.11
〜1.13となるのである。従って、本発明に係る樹脂
組成物にあっては、有利には、115〜140℃の融点
と1.11〜1.13の比重とを有するポリアミド6/
66/610/12四元共重合体が含有せしめられるこ
ととなるのであり、またそれによって、成形加工性や成
形物の表面物性を何等低下せしめることなく、優れた耐
屈曲疲労性が得られることとなるのである。
【0024】また、本発明に従う樹脂組成物にあって
は、有利には、第3成分たるエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成が、重量基準で、
エチレン/アクリル酸エステル/無水マレイン酸=94
〜65%/5〜30%/1〜5%の割合となる範囲とさ
れることとなる。けだし、エチレンの組成割合が94%
を越えたり、アクリル酸エステルの組成割合が5%を下
回ったりするようになると、エチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の低温性が悪化するとい
った問題が惹起せしめられることとなるからであり、一
方エチレンの組成割合が65%を下回ったり、アクリル
酸エステルの組成割合が30%を越えるようになると、
かかる共重合体のペレットの融点が下がり、ハンドリン
グ性が悪化するといった不具合が生ずることとなるから
である。また特に、無水マレイン酸の組成割合が1%を
下回る場合には、ポリアミド6/66/610/12四
元共重合体との反応成分たる無水マレイン酸が少な過ぎ
て、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共
重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とが均
一に混和され得なくなり、その結果、低温下における耐
屈曲疲労性の向上が望めなくなってしまうからであり、
またその組成割合が5%を越える場合にあっては、今度
は逆に無水マレイン酸が過剰となり、樹脂組成物の溶融
成形時において、かかるエチレン−アクリル酸エステル
−無水マレイン酸共重合体とポリアミド6/66/61
0/12四元共重合体とが過度に反応して、溶融物中に
ゲル化物が発生せしめられ、それによって、該樹脂組成
物の成形加工性が著しく低下せしめられることとなるか
らである。
は、有利には、第3成分たるエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成が、重量基準で、
エチレン/アクリル酸エステル/無水マレイン酸=94
〜65%/5〜30%/1〜5%の割合となる範囲とさ
れることとなる。けだし、エチレンの組成割合が94%
を越えたり、アクリル酸エステルの組成割合が5%を下
回ったりするようになると、エチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の低温性が悪化するとい
った問題が惹起せしめられることとなるからであり、一
方エチレンの組成割合が65%を下回ったり、アクリル
酸エステルの組成割合が30%を越えるようになると、
かかる共重合体のペレットの融点が下がり、ハンドリン
グ性が悪化するといった不具合が生ずることとなるから
である。また特に、無水マレイン酸の組成割合が1%を
下回る場合には、ポリアミド6/66/610/12四
元共重合体との反応成分たる無水マレイン酸が少な過ぎ
て、エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共
重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とが均
一に混和され得なくなり、その結果、低温下における耐
屈曲疲労性の向上が望めなくなってしまうからであり、
またその組成割合が5%を越える場合にあっては、今度
は逆に無水マレイン酸が過剰となり、樹脂組成物の溶融
成形時において、かかるエチレン−アクリル酸エステル
−無水マレイン酸共重合体とポリアミド6/66/61
0/12四元共重合体とが過度に反応して、溶融物中に
ゲル化物が発生せしめられ、それによって、該樹脂組成
物の成形加工性が著しく低下せしめられることとなるか
らである。
【0025】従って、本発明に係る樹脂組成物におい
て、第3成分として含まれるエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成割合が、上述の如
き特定の範囲内とされることによって、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/610
/12四元共重合体とのブレンド中において均一に微分
散して、かかる樹脂組成物の低温下における耐屈曲疲労
性が有利に改善され得ることとなるのである。
て、第3成分として含まれるエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成割合が、上述の如
き特定の範囲内とされることによって、エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/610
/12四元共重合体とのブレンド中において均一に微分
散して、かかる樹脂組成物の低温下における耐屈曲疲労
性が有利に改善され得ることとなるのである。
【0026】また、そのようなエチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体中に含まれるアクリル
酸エステルとしては、アクリル酸エチルが特に好適に用
いられ得るが、その場合にあっては、エチレン−アクリ
ル酸エチル−無水マレイン酸共重合体が、適度な流動
性、具体的には、JIS K 6730に規定されるメ
ルトフローレートの測定方法に従って得られる値が5〜
50g/10min の範囲内の値を有するものであること
がより望ましい。そのようなエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体を第3成分として含むこ
とによって、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と
の溶融粘度差が大きくなり、ブレンド時の剪断力が働い
て、かかるけん化物とポリアミド6/66/610/1
2四元共重合体とのブレンド物中において、エチレン−
アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体が、より
均一に微分散化され得るといった利点が得られることと
なるからである。
ステル−無水マレイン酸共重合体中に含まれるアクリル
酸エステルとしては、アクリル酸エチルが特に好適に用
いられ得るが、その場合にあっては、エチレン−アクリ
ル酸エチル−無水マレイン酸共重合体が、適度な流動
性、具体的には、JIS K 6730に規定されるメ
ルトフローレートの測定方法に従って得られる値が5〜
50g/10min の範囲内の値を有するものであること
がより望ましい。そのようなエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体を第3成分として含むこ
とによって、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と
の溶融粘度差が大きくなり、ブレンド時の剪断力が働い
て、かかるけん化物とポリアミド6/66/610/1
2四元共重合体とのブレンド物中において、エチレン−
アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体が、より
均一に微分散化され得るといった利点が得られることと
なるからである。
【0027】ところで、かくの如き本発明に従う樹脂組
成物は、従来と同様な手法により得られることとなる。
即ち、例えば、先ず、前記した如き構成とされたエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66
/610/12四元共重合体とエチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体とを、それぞれ、上述
の如き配合割合となる量にて配合し、常法に従ってドラ
イブレンドを行なって、混合物を得る。その後、その得
られた混合物を単軸押出成形機や二軸押出成形機に投入
して、溶融ブレンドを行なうと共に、押出成形を実施し
て、ペレット形状等、所定の形状に成形せしめられた樹
脂組成物を得るのである。なお、かかる押出成形機によ
る溶融ブレンドにおいては、160〜250℃程度の温
度にて、ブレンド成形が行なわれることが望ましい。何
故なら、その温度が160℃未満である場合には、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物が溶融しないといっ
た問題があるからであり、またその温度が250℃を越
える場合には、かかるけん化物が分解してしまうといっ
た不具合があるからである。
成物は、従来と同様な手法により得られることとなる。
即ち、例えば、先ず、前記した如き構成とされたエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66
/610/12四元共重合体とエチレン−アクリル酸エ
ステル−無水マレイン酸共重合体とを、それぞれ、上述
の如き配合割合となる量にて配合し、常法に従ってドラ
イブレンドを行なって、混合物を得る。その後、その得
られた混合物を単軸押出成形機や二軸押出成形機に投入
して、溶融ブレンドを行なうと共に、押出成形を実施し
て、ペレット形状等、所定の形状に成形せしめられた樹
脂組成物を得るのである。なお、かかる押出成形機によ
る溶融ブレンドにおいては、160〜250℃程度の温
度にて、ブレンド成形が行なわれることが望ましい。何
故なら、その温度が160℃未満である場合には、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物が溶融しないといっ
た問題があるからであり、またその温度が250℃を越
える場合には、かかるけん化物が分解してしまうといっ
た不具合があるからである。
【0028】また、かくしてブレンド成形された樹脂組
成物は、再度押出機等に投入され、フィルムやシート、
或いは所定の容器等に溶融成形されて、所望の形状を有
する成形品が、得られることとなる。
成物は、再度押出機等に投入され、フィルムやシート、
或いは所定の容器等に溶融成形されて、所望の形状を有
する成形品が、得られることとなる。
【0029】そして、そのようにして得られた成形品に
あっては、その原料たる樹脂組成物の有する特性によっ
て、高度なガスバリア性と成形性とが具備せしめられ、
更には優れた耐屈曲疲労性をも兼備せしめられ得るので
あり、特に低温下における耐屈曲疲労性が、従来のもの
に比して、飛躍的に向上せしめられ得、以て低温下にお
いて脆化破壊等が惹起せしめられるようなことが、効果
的に回避乃至は抑制され得るのである。
あっては、その原料たる樹脂組成物の有する特性によっ
て、高度なガスバリア性と成形性とが具備せしめられ、
更には優れた耐屈曲疲労性をも兼備せしめられ得るので
あり、特に低温下における耐屈曲疲労性が、従来のもの
に比して、飛躍的に向上せしめられ得、以て低温下にお
いて脆化破壊等が惹起せしめられるようなことが、効果
的に回避乃至は抑制され得るのである。
【0030】従って、本発明に従うダイヤフラム、即ち
上述の如き樹脂組成物にて構成された樹脂層を含んでな
るダイヤフラムにあっては、高度なガスバリア性が確保
されつつ、低温下において、従来のものよりも良好に使
用され得るのであり、更にはその使用寿命の延命化が効
果的に図られ得るのである。
上述の如き樹脂組成物にて構成された樹脂層を含んでな
るダイヤフラムにあっては、高度なガスバリア性が確保
されつつ、低温下において、従来のものよりも良好に使
用され得るのであり、更にはその使用寿命の延命化が効
果的に図られ得るのである。
【0031】また、このような本発明に係るダイヤフラ
ムにおいて、前述の如き樹脂組成物に構成された樹脂層
を中間層として、その両側に5000kg/cm2 以下の曲
げ弾性率を有する柔軟層を一体的に積層形成すれば、か
かる柔軟層の存在によって、全体の柔軟性が増し、耐屈
曲疲労性がより効果的に向上せしめられ得ることとな
る。しかも、そのような特性を発揮せしめる柔軟層を、
樹脂層を構成する樹脂組成物中に含まれるエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物に対する相溶性が高く、また
融点が近似するポリアミド樹脂を主成分として構成する
ことによって、接着層を何等介在せしめることなく、共
押出しによる熱融着によって、それら樹脂層と柔軟層と
を一体的に積層することが可能となり、以て接着層の使
用によって、柔軟性、ひいては耐屈曲疲労性が低下する
ようなことが、効果的に回避され得るのである。
ムにおいて、前述の如き樹脂組成物に構成された樹脂層
を中間層として、その両側に5000kg/cm2 以下の曲
げ弾性率を有する柔軟層を一体的に積層形成すれば、か
かる柔軟層の存在によって、全体の柔軟性が増し、耐屈
曲疲労性がより効果的に向上せしめられ得ることとな
る。しかも、そのような特性を発揮せしめる柔軟層を、
樹脂層を構成する樹脂組成物中に含まれるエチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物に対する相溶性が高く、また
融点が近似するポリアミド樹脂を主成分として構成する
ことによって、接着層を何等介在せしめることなく、共
押出しによる熱融着によって、それら樹脂層と柔軟層と
を一体的に積層することが可能となり、以て接着層の使
用によって、柔軟性、ひいては耐屈曲疲労性が低下する
ようなことが、効果的に回避され得るのである。
【0032】なお、そのような特定の値以下の曲げ弾性
率を有する、ポリアミド樹脂を主成分とする柔軟層は、
例えば、無水マレイン酸が3重量%程度含有せしめられ
た変性エチレンプロピレンゴムが、ポリアミド6に対し
て、15〜35重量%程度配合せしめられた配合物等に
て構成される。また、勿論、かかる柔軟層を与える材料
は、何等これに限定されるものではなく、例えば、主成
分たるポリアミド樹脂として、ポリアミド66、ポリア
ミド6610、ポリアミド612等が、単独で若しくは
2種以上が組み合わされて、ポリアミド6に代わって、
用いられ得るのであり、更にそれらに各種の混合物が配
合せしめられる等して、特定の曲げ弾性率を有する柔軟
層が構成され得るのである。
率を有する、ポリアミド樹脂を主成分とする柔軟層は、
例えば、無水マレイン酸が3重量%程度含有せしめられ
た変性エチレンプロピレンゴムが、ポリアミド6に対し
て、15〜35重量%程度配合せしめられた配合物等に
て構成される。また、勿論、かかる柔軟層を与える材料
は、何等これに限定されるものではなく、例えば、主成
分たるポリアミド樹脂として、ポリアミド66、ポリア
ミド6610、ポリアミド612等が、単独で若しくは
2種以上が組み合わされて、ポリアミド6に代わって、
用いられ得るのであり、更にそれらに各種の混合物が配
合せしめられる等して、特定の曲げ弾性率を有する柔軟
層が構成され得るのである。
【0033】次に、本発明に従う構造とされたアキュム
レータを、図1に概略的に示された車両用のアキュムレ
ータを例にとって、具体的に説明することとする。かか
る図からも明らかなように、アキュムレータ10は、略
球形状を呈する本体12を有している。また、この本体
12は、上部分割体14と下部分割体16とから成り、
それらが互いの開口部において突き合わされ、溶接等に
より一体的に接合されて、構成されている。
レータを、図1に概略的に示された車両用のアキュムレ
ータを例にとって、具体的に説明することとする。かか
る図からも明らかなように、アキュムレータ10は、略
球形状を呈する本体12を有している。また、この本体
12は、上部分割体14と下部分割体16とから成り、
それらが互いの開口部において突き合わされ、溶接等に
より一体的に接合されて、構成されている。
【0034】そして、この本体12を構成する上部分割
体14の壁部には、ガスプラグ18が取り付けられてお
り、更に下部分割体16の壁部には、オイルプラグ20
が取り付けられている。それによって、本体12が、そ
れらガスプラグ18とオイルプラグ20を通じて、その
上部側と下部側とにおいて、それぞれ、外部に連通せし
められている。
体14の壁部には、ガスプラグ18が取り付けられてお
り、更に下部分割体16の壁部には、オイルプラグ20
が取り付けられている。それによって、本体12が、そ
れらガスプラグ18とオイルプラグ20を通じて、その
上部側と下部側とにおいて、それぞれ、外部に連通せし
められている。
【0035】一方、本体12の内部には、可撓性膜22
が、下部分割体16の内周面の略全面を覆うようにし
て、配されており、その周縁部において、下部分割体1
6の開口部内周面と、該内周面にかしめ固定された円環
状の取付金具24との間で挟持されて、取り付けられて
いる。そして、この可撓性膜22によって、本体12の
内部が、流体密に、2つの空間に仕切られて、該可撓性
膜22と上部分割体14の壁部との間にガス室26が形
成されている一方、該可撓性膜22と下部分割体16の
壁部との間にオイル室28が形成されている。
が、下部分割体16の内周面の略全面を覆うようにし
て、配されており、その周縁部において、下部分割体1
6の開口部内周面と、該内周面にかしめ固定された円環
状の取付金具24との間で挟持されて、取り付けられて
いる。そして、この可撓性膜22によって、本体12の
内部が、流体密に、2つの空間に仕切られて、該可撓性
膜22と上部分割体14の壁部との間にガス室26が形
成されている一方、該可撓性膜22と下部分割体16の
壁部との間にオイル室28が形成されている。
【0036】かくして、アキュムレータ10にあって
は、本体12の内部に設けられたガス室26内には、前
記ガスプラグ18を通じて窒素ガス等が、またオイル室
28内には、前記オイルプラグ20を通じて所定のオイ
ルが、それぞれ、供給され得るようになっていると共
に、それらの内圧変動等に応じて、排出され得るように
なっているのである。
は、本体12の内部に設けられたガス室26内には、前
記ガスプラグ18を通じて窒素ガス等が、またオイル室
28内には、前記オイルプラグ20を通じて所定のオイ
ルが、それぞれ、供給され得るようになっていると共
に、それらの内圧変動等に応じて、排出され得るように
なっているのである。
【0037】そして、図2に示される如く、このような
構造とされたアキュムレータ10にあっては、特に、か
かる可撓性膜22が中間層30とその両側に積層形成さ
れた柔軟層32,32の三層から成る、一体的な積層構
造をもって構成されている。より詳細には、この可撓性
膜22を構成する中間層30は、前述した本発明に従う
樹脂組成物、即ちエチレン成分を所定の範囲にて含有
し、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が特定の範囲とされ
たエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と、ポリアミ
ド6とポリアミド66とを所定の範囲にて含むポリアミ
ド6/66/610/12四元共重合体と、エチレン−
アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体とが、特
定の割合となるように配合された樹脂組成物にて構成さ
れた樹脂層から成っており、また柔軟層32,32は、
ポリアミド樹脂を主成分とする、5000kg/cm2 以下
の曲げ弾性率を有する材料にて構成されている。要する
に、アキュムレータ10においては、可撓性膜22が、
前述した如き本発明に従う構造とされたダイヤフラムを
用いて、構成されているのである。
構造とされたアキュムレータ10にあっては、特に、か
かる可撓性膜22が中間層30とその両側に積層形成さ
れた柔軟層32,32の三層から成る、一体的な積層構
造をもって構成されている。より詳細には、この可撓性
膜22を構成する中間層30は、前述した本発明に従う
樹脂組成物、即ちエチレン成分を所定の範囲にて含有
し、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が特定の範囲とされ
たエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物と、ポリアミ
ド6とポリアミド66とを所定の範囲にて含むポリアミ
ド6/66/610/12四元共重合体と、エチレン−
アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体とが、特
定の割合となるように配合された樹脂組成物にて構成さ
れた樹脂層から成っており、また柔軟層32,32は、
ポリアミド樹脂を主成分とする、5000kg/cm2 以下
の曲げ弾性率を有する材料にて構成されている。要する
に、アキュムレータ10においては、可撓性膜22が、
前述した如き本発明に従う構造とされたダイヤフラムを
用いて、構成されているのである。
【0038】従って、かくの如き本具体例に係るアキュ
ムレータ10にあっては、可撓性膜22が、高度なガス
バリア性と、特に低温下における優れた耐屈曲疲労性と
を兼備し、低温環境下において、良好に且つより長期的
に使用され得るといった優れた特徴を有しているのであ
り、それによって、低温環境下における耐久性が、従来
のものに比して、飛躍的に向上され得ることとなるので
ある。
ムレータ10にあっては、可撓性膜22が、高度なガス
バリア性と、特に低温下における優れた耐屈曲疲労性と
を兼備し、低温環境下において、良好に且つより長期的
に使用され得るといった優れた特徴を有しているのであ
り、それによって、低温環境下における耐久性が、従来
のものに比して、飛躍的に向上され得ることとなるので
ある。
【0039】なお、前記したアキュムレータ10におい
ては、本体12が略球形状を呈して構成されていたが、
そのようなアキュムレータ本体の形状は、何等これに限
定されるものではなく、例えば、筒形形状や筐形形状で
あっても良い。
ては、本体12が略球形状を呈して構成されていたが、
そのようなアキュムレータ本体の形状は、何等これに限
定されるものではなく、例えば、筒形形状や筐形形状で
あっても良い。
【0040】また、かかるアキュムレータにおける可撓
性膜の構成も、前記具体例における如きものに決して限
定されるものではなく、前述した特徴的なダイヤフラム
を用いて構成されるものであれば、如何なる構造のもの
も採用され得るのであって、例えば、中間層と柔軟層と
からなるダイヤフラムの表面に、接着剤層を介して、所
定厚さのゴム層を積層形成して、5層からなる一体的な
積層構造としても良いのである。それによって、かかる
可撓性膜に対して、更に良好な柔軟性が付与され得て、
該可撓性膜の耐屈曲疲労性がより有効に向上せしめられ
得、以てアキュムレータ自体の使用寿命の延命化が更に
効果的に図られ得ることとなる。
性膜の構成も、前記具体例における如きものに決して限
定されるものではなく、前述した特徴的なダイヤフラム
を用いて構成されるものであれば、如何なる構造のもの
も採用され得るのであって、例えば、中間層と柔軟層と
からなるダイヤフラムの表面に、接着剤層を介して、所
定厚さのゴム層を積層形成して、5層からなる一体的な
積層構造としても良いのである。それによって、かかる
可撓性膜に対して、更に良好な柔軟性が付与され得て、
該可撓性膜の耐屈曲疲労性がより有効に向上せしめられ
得、以てアキュムレータ自体の使用寿命の延命化が更に
効果的に図られ得ることとなる。
【0041】さらに、本具体例では、車両用のアキュム
レータに対して、本発明を適用したものの一例を示した
が、本発明は、その他、各種の油圧回路に用いられるア
キュムレータに対しても有利に適用され得ることは、勿
論である。
レータに対して、本発明を適用したものの一例を示した
が、本発明は、その他、各種の油圧回路に用いられるア
キュムレータに対しても有利に適用され得ることは、勿
論である。
【0042】
【実施例】以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
【0043】先ず、エチレン成分が32モル%の割合で
含有され、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が98モル%
以上であるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物〔E
P−F101:(株)クラレ製〕(下記表1及び表2
中、A−32成分として示す)と、エチレン成分が38
モル%の割合で含まれると共に酢酸ビニル成分のけん化
度が98モル%以上とされたエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物〔ES−H101:(株)クラレ製〕(同
表1及び表2中、A−38成分として示す)と、ポリア
ミド6とポリアミド66が、合計で72重量%の割合に
て含まれるポリアミド6/66/610/12四元共重
合体〔CM8000:(株)東レ製〕(同表1及び表2
中、B成分として示す)と、アクリル酸エステルとして
アクリル酸エチルが使用され、エチレン/アクリル酸エ
チル/無水マレイン酸=66%/31%/3%となる組
成割合を有するエチレン−アクリル酸エステル−無水マ
レイン酸共重合体〔ボンダイン:住友化学工業(株)
製〕(同表1及び表2中、C成分として示す)とを、そ
れぞれ、所定量準備した。
含有され、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が98モル%
以上であるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物〔E
P−F101:(株)クラレ製〕(下記表1及び表2
中、A−32成分として示す)と、エチレン成分が38
モル%の割合で含まれると共に酢酸ビニル成分のけん化
度が98モル%以上とされたエチレン−酢酸ビニル共重
合体けん化物〔ES−H101:(株)クラレ製〕(同
表1及び表2中、A−38成分として示す)と、ポリア
ミド6とポリアミド66が、合計で72重量%の割合に
て含まれるポリアミド6/66/610/12四元共重
合体〔CM8000:(株)東レ製〕(同表1及び表2
中、B成分として示す)と、アクリル酸エステルとして
アクリル酸エチルが使用され、エチレン/アクリル酸エ
チル/無水マレイン酸=66%/31%/3%となる組
成割合を有するエチレン−アクリル酸エステル−無水マ
レイン酸共重合体〔ボンダイン:住友化学工業(株)
製〕(同表1及び表2中、C成分として示す)とを、そ
れぞれ、所定量準備した。
【0044】次いで、それら4つの成分のうち、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物の何れか一方と、他の
2つの成分とを、下記表1に示す割合となるように秤量
して配合し、それらを常法に従ってドライブレンドし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミ
ド6/66/610/12四元共重合体とエチレン−ア
クリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体の配合割合
が各々異なる5種類の混合物を得た。引き続き、それら
5種類の混合物を、それぞれ所定の押出成形機に投入し
て、溶融ブレンドを行なうと共に、押出成形を実施し
て、ペレット状に成形した。かくして、前記した3つの
成分の配合割合がそれぞれ異なる5種類の樹脂組成物を
得た。そして、それら5種類の樹脂組成物を、それぞ
れ、組成物1〜5とした。
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物の何れか一方と、他の
2つの成分とを、下記表1に示す割合となるように秤量
して配合し、それらを常法に従ってドライブレンドし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミ
ド6/66/610/12四元共重合体とエチレン−ア
クリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体の配合割合
が各々異なる5種類の混合物を得た。引き続き、それら
5種類の混合物を、それぞれ所定の押出成形機に投入し
て、溶融ブレンドを行なうと共に、押出成形を実施し
て、ペレット状に成形した。かくして、前記した3つの
成分の配合割合がそれぞれ異なる5種類の樹脂組成物を
得た。そして、それら5種類の樹脂組成物を、それぞ
れ、組成物1〜5とした。
【0045】
【表1】
【0046】また、比較のために、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物(エチレン含有量が32モル%であ
るものを使用)のみを用いたもの、更にかかるエチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/
610/12四元共重合体とを下記表2に示す如き割合
となるように秤量して配合したもの、またかかるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物とエチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸共重合体とを下記表2に示
す如き割合となるように秤量して配合した2種類のもの
を、樹脂組成物1〜5と同様にして、ペレット状に成形
して、それぞれ、前記した3つの成分が本発明に規定さ
れる範囲外の割合にて配合された4種類の樹脂組成物を
得た。そして、それら4種類の樹脂組成物を、各々組成
物6〜9とした。
ル共重合体けん化物(エチレン含有量が32モル%であ
るものを使用)のみを用いたもの、更にかかるエチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/
610/12四元共重合体とを下記表2に示す如き割合
となるように秤量して配合したもの、またかかるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物とエチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸共重合体とを下記表2に示
す如き割合となるように秤量して配合した2種類のもの
を、樹脂組成物1〜5と同様にして、ペレット状に成形
して、それぞれ、前記した3つの成分が本発明に規定さ
れる範囲外の割合にて配合された4種類の樹脂組成物を
得た。そして、それら4種類の樹脂組成物を、各々組成
物6〜9とした。
【0047】
【表2】
【0048】次いで、それら9種類の樹脂組成物を、別
個に押出成形機に投入して、再度、押出成形を行ない、
それぞれ、フィルム状に成形した。かくして、エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/
610/12四元共重合体とエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成割合が各々異なる
樹脂組成物にて構成された9種類のフィルム状の成形物
を得た。この9種類の成形物において、組成物1〜9か
ら得られたものを、それぞれ、成形物1〜9とした。そ
して、それら成形物1〜9における常態物性と、−30
℃での低温物性と、60〜80℃での窒素ガス透過性
と、粘弾性とを、それぞれ、調べた。その結果を下記表
3乃至6に示した。
個に押出成形機に投入して、再度、押出成形を行ない、
それぞれ、フィルム状に成形した。かくして、エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物とポリアミド6/66/
610/12四元共重合体とエチレン−アクリル酸エス
テル−無水マレイン酸共重合体の組成割合が各々異なる
樹脂組成物にて構成された9種類のフィルム状の成形物
を得た。この9種類の成形物において、組成物1〜9か
ら得られたものを、それぞれ、成形物1〜9とした。そ
して、それら成形物1〜9における常態物性と、−30
℃での低温物性と、60〜80℃での窒素ガス透過性
と、粘弾性とを、それぞれ、調べた。その結果を下記表
3乃至6に示した。
【0049】なお、常態物性と低温物性は、降伏点強度
〔下記表3及び表4中、YS(kgf/mm2 )として示す〕
と、破断強度〔同表3及び表4中、TB(kgf/mm2 )と
して示す〕と、破断伸び〔同表3及び表4中、EB
(%)として示す〕とを、常法に従って測定し、それら
の値をもって、評価した。また、窒素ガス透過性は、東
洋精機(株)製のAUTOMATIC GTR TES
TERを用いて、窒素ガス透過係数を測定し、その値を
もって評価した。更に粘弾性は、(株)レオロジー製の
DVE−U4 FTレオスペクトラーを用い、周波数1
0Hz、昇温速度3℃/min の条件で、動的弾性率を測定
し、その値をもって評価した。また、下記表3及び表4
中、MD方向及びTD方向とは、各フィルムにおける方
向を示すものであって、その押出成形時における押出方
向に平行な方向及びそれに直角な方向を表すものであ
る。更に、表5及び表6においては、各成形物の窒素ガ
ス透過係数における実際の測定値に対して、それぞれ1
0-13 を乗じた値を示し、各成形物の動的弾性率におけ
る実際の測定値に対して、それぞれ1010を乗じた値を
示した。
〔下記表3及び表4中、YS(kgf/mm2 )として示す〕
と、破断強度〔同表3及び表4中、TB(kgf/mm2 )と
して示す〕と、破断伸び〔同表3及び表4中、EB
(%)として示す〕とを、常法に従って測定し、それら
の値をもって、評価した。また、窒素ガス透過性は、東
洋精機(株)製のAUTOMATIC GTR TES
TERを用いて、窒素ガス透過係数を測定し、その値を
もって評価した。更に粘弾性は、(株)レオロジー製の
DVE−U4 FTレオスペクトラーを用い、周波数1
0Hz、昇温速度3℃/min の条件で、動的弾性率を測定
し、その値をもって評価した。また、下記表3及び表4
中、MD方向及びTD方向とは、各フィルムにおける方
向を示すものであって、その押出成形時における押出方
向に平行な方向及びそれに直角な方向を表すものであ
る。更に、表5及び表6においては、各成形物の窒素ガ
ス透過係数における実際の測定値に対して、それぞれ1
0-13 を乗じた値を示し、各成形物の動的弾性率におけ
る実際の測定値に対して、それぞれ1010を乗じた値を
示した。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】
【表6】
【0054】それら表3乃至6の結果から明らかなよう
に、本発明に従う構成とされた樹脂組成物よりなるフィ
ルム状の成形物1〜5と、本発明に規定される範囲外の
組成割合を有する樹脂組成物からなる成形物6〜9とを
比較すると、窒素ガス透過係数や常態物性においては、
何等差異が見られないが、−30℃の低温下における物
性において、特に破断伸びにおいて、明らかに高い値と
なっていることが確認される。これは、本発明に係る樹
脂組成物が、高度なガスバリア性と低温下における耐屈
曲疲労性において、優れた特性を有するものであること
を、如実に示しているのである。
に、本発明に従う構成とされた樹脂組成物よりなるフィ
ルム状の成形物1〜5と、本発明に規定される範囲外の
組成割合を有する樹脂組成物からなる成形物6〜9とを
比較すると、窒素ガス透過係数や常態物性においては、
何等差異が見られないが、−30℃の低温下における物
性において、特に破断伸びにおいて、明らかに高い値と
なっていることが確認される。これは、本発明に係る樹
脂組成物が、高度なガスバリア性と低温下における耐屈
曲疲労性において、優れた特性を有するものであること
を、如実に示しているのである。
【0055】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う樹脂組成物にあっては、エチレン成分が所定の割
合となる範囲内において含有され、且つ酢酸ビニル成分
のけん化度が特定の値以上とされたエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物と、ポリアミド6とポリアミド66
の合計含有量が所定の割合の範囲内であるポリアミド6
/66/610/12四元共重合体とエチレン−アクリ
ル酸エステル−無水マレイン酸共重合体とが、特定の配
合割合にて配合されて構成されていることによって、優
れたガスバリア性が確保されつつ、耐屈曲疲労性、特に
低温下におけるそれが効果的に向上され得るのである。
に従う樹脂組成物にあっては、エチレン成分が所定の割
合となる範囲内において含有され、且つ酢酸ビニル成分
のけん化度が特定の値以上とされたエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物と、ポリアミド6とポリアミド66
の合計含有量が所定の割合の範囲内であるポリアミド6
/66/610/12四元共重合体とエチレン−アクリ
ル酸エステル−無水マレイン酸共重合体とが、特定の配
合割合にて配合されて構成されていることによって、優
れたガスバリア性が確保されつつ、耐屈曲疲労性、特に
低温下におけるそれが効果的に向上され得るのである。
【0056】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、そのような優れた特徴を有する樹脂組成物を含んで
構成されているところから、低温下において、脆化破壊
等が惹起されるようなことが有効に回避乃至は抑制され
得て、その使用寿命が、従来のものよりも、効果的に延
命化され得るのである。
は、そのような優れた特徴を有する樹脂組成物を含んで
構成されているところから、低温下において、脆化破壊
等が惹起されるようなことが有効に回避乃至は抑制され
得て、その使用寿命が、従来のものよりも、効果的に延
命化され得るのである。
【0057】さらに、本発明に従うアキュムレータにあ
っては、可撓性膜が、上述の如く、従来には見られない
優れた特性を有するダイヤフラムが用いられて構成され
ているところから、高度なガスバリア性が確保された状
態で、低温環境下における耐久性が飛躍的に向上され得
るのである。
っては、可撓性膜が、上述の如く、従来には見られない
優れた特性を有するダイヤフラムが用いられて構成され
ているところから、高度なガスバリア性が確保された状
態で、低温環境下における耐久性が飛躍的に向上され得
るのである。
【図1】本発明に従う構造を有するアキュムレータの一
具体例を示す半截断面説明図である。
具体例を示す半截断面説明図である。
【図2】図1に示されたアキュムレータにおいて、その
本体の内部に取り付けられる可撓性膜の要部を拡大して
示す部分断面説明図である。
本体の内部に取り付けられる可撓性膜の要部を拡大して
示す部分断面説明図である。
10 アキュムレータ 12 本体
14 上部分割体 16 下部分
割体 18 ガスプラグ 20 オイル
プラグ 22 可撓性膜 24 取付金
具 26 ガス室 28 オイル
室 30 中間層 32 柔軟層
割体 18 ガスプラグ 20 オイル
プラグ 22 可撓性膜 24 取付金
具 26 ガス室 28 オイル
室 30 中間層 32 柔軟層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C08L 23/08 C08L 23/08
23/26 23/26
77/00 77/00
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08L 29/04
C08L 77/00 - 77/10
C08L 23/04 - 23/08
Claims (7)
- 【請求項1】 エチレン含有量が30〜50モル%であ
り、且つ酢酸ビニル成分のけん化度が95モル%以上で
あるエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(A)と、 ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド610及び
ポリアミド12の4成分からなる共重合体であって、そ
れら4成分のうち、ポリアミド6とポリアミド66の2
成分が、合計で50〜80重量%の割合にて含まれたポ
リアミド6/66/610/12四元共重合体(B)
と、 エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合
体(C)とを、容量基準で、A/B/C=60〜90%
/5〜35%/5〜35%となるように配合してなるこ
とを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記ポリアミド6/66/610/12
四元共重合体が、115〜140℃の融点と、1.11
〜1.13の比重とを有するものである請求項1に記載
の樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記エチレン−アクリル酸エステル−無
水マレイン酸共重合体が、重量基準で、エチレン/アク
リル酸エステル/無水マレイン酸=94〜65%/5〜
30%/1〜5%となる組成割合を有している請求項1
または請求項2に記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の樹脂組
成物にて構成された樹脂層を含んでなることを特徴とす
るダイヤフラム。 - 【請求項5】 前記樹脂層を中間層として、その両側
に、ポリアミド樹脂を主成分とする、5000kg/cm2
以下の曲げ弾性率を有する柔軟層が、一体的に積層形成
されている請求項4に記載のダイヤフラム。 - 【請求項6】 アキュムレータ本体の内部を、流体密
に、2つの空間に仕切る可撓性膜を備えたアキュムレー
タにして、該可撓性膜が、請求項5に記載のダイヤフラ
ムを用いて構成されていることを特徴とするアキュムレ
ータ。 - 【請求項7】 前記ダイヤフラムの表面に、所定厚さの
ゴム層が、接着剤層を介して積層形成されて、前記可撓
性膜が構成されている請求項6に記載のアキュムレー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07370394A JP3401906B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 樹脂組成物及びそれからなるダイヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07370394A JP3401906B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 樹脂組成物及びそれからなるダイヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278395A JPH07278395A (ja) | 1995-10-24 |
| JP3401906B2 true JP3401906B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=13525846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07370394A Expired - Fee Related JP3401906B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 樹脂組成物及びそれからなるダイヤフラム並びにそれを用いたアキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3401906B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338770A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 樹脂組成物および積層体 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP07370394A patent/JP3401906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07278395A (ja) | 1995-10-24 |
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