JP3401363B2 - 重ね合わせ型構築用基礎部材 - Google Patents

重ね合わせ型構築用基礎部材

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JP3401363B2
JP3401363B2 JP09529695A JP9529695A JP3401363B2 JP 3401363 B2 JP3401363 B2 JP 3401363B2 JP 09529695 A JP09529695 A JP 09529695A JP 9529695 A JP9529695 A JP 9529695A JP 3401363 B2 JP3401363 B2 JP 3401363B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内、外構造物の防音
壁、間仕切壁、さらには屋内、外構築物の床材などにも
使用される重ね合わせ型構築用基礎部材にかかり、特
に、壁内、床内に防音スペースが設けられ、あるいはそ
のスペース内に内部配管,配線、排水路形成などを容易
に行える重ね合わせ型構築用基礎部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビルディング,マンションなどの建築物
内でガス,水道の配管や電気,電話の配線を床下に行う
場合、コンクリート床上に角材を縦横に組んで配管,配
線のスペースを確保し、そのスペースに配管,配線して
から床板等を敷設する。壁材あるいは間仕切材内にガ
ス,水道の配管や電気,電話の配線を行う場合、やはり
配管,配線のスペースを確保して、そのスペースに配
管,配線してから壁材、間仕切材等を敷設する。
【0003】また屋外の構造物で例えば車道や歩道の下
に配管,配線を行う場合、予め配管,配線用の溝を掘設
し、その上に車道面や歩道面を形成する。さらに、屋外
の構造物で例えば車道や歩道の下に排水用の流路を形成
する場合にも、予め流路用の溝を掘設し、その上に車道
面や歩道面を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種建
築物内で壁内配管、配線及び床下配管,配線等を行う場
合、前述したようにコンクリート壁に添設して配管、配
線スペースを確保し、あるいはコンクリート床上に角材
を縦横に組んで配管,配線のスペースを確保する作業が
必要となるので、これら建築物の完成に時間が費やさ
れ、そのコストが上昇する。
【0005】また防音壁や防音床を形成する場合にも、
コンクリート壁に添設して防音スペースを確保し、ある
いはコンクリート床上に角材を縦横に組んで防音のスペ
ースを確保する等の作業が必要となるので、これら建築
物の完成に時間が費やされ、やはりそのコストが上昇す
る。また車道や歩道の下に配管,配線を一旦行うと、そ
の変更時には車道面や歩道面を取り除いて配管,配線後
にこれを再び元へ戻す作業が行われるので、多額の費用
が必要となる。
【0006】さらに、競技場のグラウンド面の形成にあ
たり、その面をコンクリートで形成すると、排水の面で
問題があり、別途排水溝を形成しても、大量の降雨があ
った場合にはグラウンド面が水浸しになってしまうとの
課題があった。本発明は上記従来の事情に鑑みて為され
たものであり、その目的は、防音作業,配管,配線の作
業,及びその変更作業を容易に行え、かつ競技場のグラ
ウンド面などに一時的に大量の降雨があったとしても水
はけが良好でグラウンド面などが水浸し状態にならない
等各種の構築あるいは建築用途を有する重ね合わせ型構
築用基礎部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の基礎部材は、第
1基礎部材ユニット板10と第2基礎部材ユニット板1
2とが重ねられる構造であり、第1基礎部材ユニット板
10と第2基礎部材ユニット板12の重ね面には各々複
数の、外周側面が先端部から裾方向に向かって緩やかに
Rし断面積が増大する略円錐台形状をなす突起14、1
6が所定の間隔で整列して対向配置され、前記第1基礎
部材ユニット板10に設けられた突起14の頂面と第2
基礎部材ユニット板12に設けられた突起16の頂面と
には各々嵌合凹凸18、20が形成され、第1基礎部材
ユニット板10に設けられた突起14の頂面と第2基礎
部材ユニット板12に設けられた突起16の頂面とに各
々形成された嵌合凹凸18、20同士が嵌合して両ユニ
ット板10,12が重ね合わせ可能とされ、かつ内部に
はトンネル状空隙部34が略格子状に形成されてなると
共に、前記第1基礎部材ユニット板10あるいは第2基
礎部材ユニット板12のいずれか一方には、突起14、
16を方形に取り囲むようにし、第1基礎部材ユニット
板10あるいは第2基礎部材ユニット板12での厚みが
一番薄い部分に、4つの長穴状をなし表裏面方向に貫通
する穴22が穿設され、前記トンネル状空隙部34を前
記穴22から浸入した水を貯留する仮貯留部としても使
用可能とし、前記第1基礎部材ユニット板10あるいは
第2基礎部材ユニット板12のいずれか一方に穿設され
た前記穴22は、第1基礎部材ユニット板10あるいは
第2基礎部材ユニット板12の表面部では小径の穴開口
30とされ、第1基礎部材ユニット板10あるいは第2
基礎部材ユニット板12の裏面側では前記の穴開口30
より大径の穴開口32とされた基礎材であることを特徴
とし、または、前記重ね合わせ型構築用基礎部材は前記
トンネル状空隙部34を防音空間として構成した防音壁
材あるいは防音床材であることを特徴とし、または、前
記トンネル状空隙部34に遮音部材を充填して防音スペ
ースとしたことを特徴とし、または、前記トンネル状空
隙部34を配線、配管可能な収納スペースとして構成
し、前記配管を変更するときには、穴22をフックして
第1基礎部材ユニット板10あるいは第2基礎部材ユニ
ット板12を引き上げ可能とし、変更後は元通り可能と
した壁材、床材あるいはその他の構築部材であることを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、第1基礎部材ユニット板側突起1
4と第2基礎部材ユニット板側突起16の頂面が両板1
0,12の重ね時に合わされると、第1基礎部材ユニッ
ト板10,第2基礎部材ユニット板12間の突起14,
16側方に略格子状をなすトンネル状空隙部34が形成
される。
【0009】そして、その空隙部34により防音のため
のスペースや配管,配線のスペース及び水の一時貯留の
ためのスペースが形成される。しかも、第1基礎部材ユ
ニット板10に第2基礎部材ユニット板12を重ねるの
みで各種の作業が簡単に完了できる。また、第1基礎部
材ユニット板側突起14の頂面と第2基礎部材ユニット
板側突起16の頂面とに凹凸18、20が形成されて両
板10,12の重ね時に嵌合するので、第2基礎部材ユ
ニット板12の位置決めが容易となり、その位置ずれも
防止できる。
【0010】さらに、第1基礎部材ユニット板10ある
いは第2基礎部材ユニット板12の突起14あるいは1
6の周囲に第1基礎部材ユニット板10へ向かって貫通
する穴22が設けられるので、ガス管,水道管,電灯
線,電話線,信号ケーブル線などをこの穴22から引き
出せるし、前記トンネル状空隙部34を水の仮貯留部と
したときには、該穴22が水の導入口となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、該基礎部材は例えばガラス繊維が含有されたコンク
リート製とされ、強度の向上が図られていると共に、そ
の軽量化が企図されている。またこの基礎部材は第1基
礎部材ユニット板10と第2基礎部材ユニット板12の
2層構造とされ、該第1基礎部材ユニット板10に第2
基礎部材ユニット板12が重ねられて構成されている。
【0012】ここで、本発明による基礎部材は屋外構築
物の基礎材、屋外構築物の壁材、仕切材にもなり、屋内
構築物の床材、壁材、間仕切壁等各種の基礎部材に利用
できる。しかして、同図において、第1基礎部材ユニッ
ト板10と第2基礎部材ユニット板12の対向面には各
々突起14,16が所定の間隔で整列して対向配置され
ている。
【0013】ここで、突起14,16はその外周側面が
先端部から裾方向に向かってゆるやかにRし断面積が増
大する略円錐台状とされており、図2のように対応した
各突起14,16の頂面同士が第1基礎部材ユニット板
10,第2基礎部材ユニット板12の重ね時に合わされ
ることで柱体36がを構成されることになる。そして、
この柱体36の周囲にはトンネル状空隙部34が略格子
状に複数形成されることとなる(図2、図3等参照)。
【0014】次いで、図3では第1基礎部材ユニット板
10における突起14の頂面部分が拡大して示されてお
り、その頂面の中央部分には横断面円形の凸部18が形
成されている。また図4では、第2基礎部材ユニット板
10の内側を示したものであり、該図4では第2基礎部
材ユニット板10における突起16の頂面部分が拡大し
て示されている。
【0015】そして、その頂面の中央部分には横断面円
形の凹部20が形成されている。しかして、第1基礎部
材ユニット板側突起14の凸部18と第2基礎部材ユニ
ット板側突起16の凹部20は、図3あるいは図5等か
ら理解されるように、第1基礎部材ユニット板1、第2
基礎部材ユニット板12を重ね合わせたときにおいてぴ
ったりと嵌合される様構成されている。
【0016】尚、図1,図3,図5等から理解されるよ
うに、第2基礎部材ユニット板12の突起16を方形に
取り囲むようにして4つの長穴状をなす穴22が設けら
れており、これらは図6のように第1基礎部材ユニット
板10へ向かって第2基礎部材ユニット板12を貫通し
て構成されている。前記の位置においては第2基礎部材
ユニット板12(第1基礎部材ユニット板10において
も同様)での厚みが一番薄い部分となっており、かかる
部分に穴22が設けられる。
【0017】さらに穴22は第2基礎部材ユニット板1
2の表面部では小径の穴開口30とされ、第2基礎部材
ユニット板12の裏面側、すなわち第1基礎部材ユニッ
ト板10側では前記の穴開口30より大径の穴開口32
とされている。この様に構成することにより、例えば本
発明による基礎部材を建築構築用の基礎部材として使用
したとき、第2基礎部材ユニット板10の表面部の平滑
性を確保しつつ、内部のトンネル状空隙部34につなが
る通路とすることができる。
【0018】よって通水性、通気性の充分に考慮した基
礎部材が提供できる。本実施例における重ね合わせ型構
築用基礎部材は概略以上のように構成されており、以
下、その作用を説明する。最初に本発明を構築物の床材
あるいは道路、グラウンド面の基礎材として使用する場
合につき述べる。
【0019】まず、第1基礎部材ユニット板10を敷設
し、配線、配管あるいは防音材を収納する場合には、そ
の第1基礎部材ユニット板10の突起14を避けながら
配管,配線、防音材の収納を任意に行う。尚、配管,配
線あるいは防音材の収納を行わない場合には、直ちに第
2基礎部材ユニット板12を重ね合わせればよい。
【0020】次に第1基礎部材ユニット板10へ第2基
礎部材ユニット板12が図7のように重ね合わされ、図
8のように第1基礎部材ユニット板10,第2基礎部材
ユニット板12間に出現したトンネル状空隙部36内を
配管,配線等が走るものとなる。その際には第1基礎部
材ユニット板10,第2基礎部材ユニット板12におけ
る対応した突起14,16の頂面が合わされ、これらの
凸部18,凹部20が嵌合する。
【0021】ところで、第1基礎部材ユニット板10及
び第2基礎部材ユニット板12がともにコンクリート製
とされており、突起14,16の周側面が裾方向にRし
て断面積が増大する略円錐台状とされているので、本実
施例の重ね合わせ型構築用基礎部材は上部からの圧縮に
きわめて強い。その強さは重機が自由に走行できるほど
であり、したがって、第1基礎部材ユニット板10の敷
設作業及び第2基礎部材ユニット板12の重ね合わせ作
業は重機を用いて効率良く行える。
【0022】さらに、第1基礎部材ユニット板側突起1
4と第2基礎部材ユニット板側突起16の頂面が第1基
礎部材ユニット板10,上12の重ね時に嵌合している
ので、重機が走行しても位置ずれが生じない。以上の作
業が完了すると、ガス管,水道管,電灯線,電話線,信
号ケーブル線などを穴22から引き出す。
【0023】この作業は、引き出し口が数多く設けられ
ておりかつ長穴状とされていることから、容易に行え
る。ところで、グラウンド面として使用した場合には、
前記トンネル状空隙部34が水の仮貯留部となる。すな
わち、グラウンド面は通常コンクリート面に人工芝コー
トなどを敷設して形成されるが、そのため水はけはそう
良好とは言えない。よって、一時的に大量の降雨があっ
た場合にはグラウンドが水浸しの状態となる。
【0024】しかして、本発明による基礎部材であれ
ば、複数の穴22からトンネル状空隙部34へ水が一時
貯留し、グラウンド面の水はけを良好なものとしうる。
次に、建築物内の床を形成する場合、第2基礎部材ユニ
ット板12に板材,タイル材,シート材などが被設され
る。穴22の溝幅を狭小に設定すれば、これら被覆材の
沈み込みを防止でき、さらに、穴22は第2基礎部材ユ
ニット板12の被覆材や角材を固定する際のフック先と
しても利用できる。
【0025】第2基礎部材ユニット板12をそのまま床
材として直接使用すれば、床の軋み音が発生することは
ない。また車道や歩道を形成する場合にも、穴22が降
雨の取り入れ口となり、内部のトンネル状空隙部34が
一時的に降雨の貯留部や排水路となり、水溜まりが発生
しない排水性の良い車道や歩道となる。
【0026】配管を変更するときには、穴22をフック
して第2基礎部材ユニット板12を引き上げ、その変更
後に元へ戻す。以上説明したように本実施例によれば、
配管,配線の作業及びその変更作業を容易に行える。し
かも、建築物の床,車道,歩道などを重機を用いて効率
良く完成させることが可能となる。
【0027】このため工期を大幅に短縮でき、その上、
作業の自動化で工費を著しく削減できる。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1基礎部材ユニット板,第2基礎部材ユニット板による
2層構造とされ、第1基礎部材ユニット板と第2基礎部
材ユニット板の重ね面に突起が所定の間隔で整列して対
向配置され、第1基礎部材ユニット板側突起と第2基礎
部材ユニット板側突起の頂面が両板の重ね時に合わされ
る構造とされたことから、防音作業,配管,配線の作
業,及びそれらの変更作業を容易に行える等各種要求を
充分に満たした頑丈な基礎部材を提供できる。
【0028】さらに、本発明による基礎部材で形成すれ
ば、競技場のグラウンド面などに一時的に大量の降雨が
あったとしても水はけが良好でグラウンド面などが水浸
し状態にならない基礎部材を提供できる。また、床面や
路面や壁面の下や内部に配管、配線や防音材が収納する
構築物の工期を大幅に短縮し、かつ、その工費を著しく
削減することが可能な基礎部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】第1基礎部材ユニット板,第2基礎部材ユニッ
ト板が重ねられた状態を示す斜視図である。
【図3】第1基礎部材ユニット板側突起の頂面部分説明
図である。
【図4】第2基礎部材ユニット板側突起の頂面部分説明
図である。
【図5】凹凸部の嵌合状態説明図である。
【図6】穴の説明図である。
【図7】第1基礎部材ユニット板,第2基礎部材ユニッ
ト板の重ね作業説明図である。
【図8】配管,配線スペースの説明図である。
【符号の説明】
10 第1基礎部材ユニット板 12 第2基礎部材ユニット板 14 第1基礎部材ユニット板側突起 16 第2基礎部材ユニット板側突起 18 凸部 20 凹部 22 穴 30 小径の穴開口 32 大径の穴開口 34 トンネル状空隙部 36 柱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 2/00 - 2/54 E01C 1/00 - 17/00 E04F 15/00 - 15/024

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1基礎部材ユニット板(10)と第2基
    礎部材ユニット板(12)とが重ねられる構造であり、 第1基礎部材ユニット板(10)と第2基礎部材ユニッ
    ト板(12)の重ね面には各々複数の、外周側面が先端
    部から裾方向に向かって緩やかにRし断面積が増大する
    略円錐台形状をなす突起(14,16)が所定の間隔で
    整列して対向配置され、 前記第1基礎部材ユニット板(10)に設けられた突起
    (14)の頂面と第2基礎部材ユニット板(12)に設
    けられた突起(16)の頂面とには各々嵌合凹凸(1
    8、20)が形成され、 第1基礎部材ユニット板(10)に設けられた突起(1
    4)の頂面と第2基礎部材ユニット板(12)に設けら
    れた突起(16)の頂面とに各々形成された嵌合凹凸
    (18、20)同士が嵌合して両ユニット板(10,1
    2)が重ね合わせ可能とされ、 かつ内部にはトンネル状空隙部(34)が略格子状に形
    成されてなると共に、前記第1基礎部材ユニット板(1
    0)あるいは第2基礎部材ユニット板(12)のいずれ
    か一方には、突起(14,16)を方形に取り囲むよう
    にし、第1基礎部材ユニット板(10)あるいは第2基
    礎部材ユニット板(12)での厚みが一番薄い部分に、
    4つの長穴状をなし表裏面方向に貫通する穴(22)が
    穿設され、 前記トンネル状空隙部(34)を前記穴(22)から浸
    入した水を貯留する仮貯留部としても使用可能とし、 前記第1基礎部材ユニット板(10)あるいは第2基礎
    部材ユニット板(12)のいずれか一方に穿設された前
    記穴(22)は、第1基礎部材ユニット板(10)ある
    いは第2基礎部材ユニット板12の表面部では小径の穴
    開口30とされ、第1基礎部材ユニット板(10)ある
    いは第2基礎部材ユニット板(12)の裏面側では前記
    の穴開口(30)より大径の穴開口(32)とされた基
    礎材であることを特徴とする重ね合わせ型構築用基礎部
    材。
  2. 【請求項2】 前記重ね合わせ型構築用基礎部材は前記
    トンネル状空隙部(34)を防音空間として構成した防
    音壁材あるいは防音床材であることを特徴とする請求項
    1記載の重ね合わせ型構築用基礎部材。
  3. 【請求項3】 前記トンネル状空隙部(34)に遮音部
    材を充填して防音スペースとしたことを特徴とする請求
    項2記載の重ね合わせ型構築用基礎部材。
  4. 【請求項4】 前記トンネル状空隙部(34)を配線、
    配管可能な収納スペースとして構成し、前記配管を変更
    するときには、穴(22)をフックして第1基礎部材ユ
    ニット板(10)あるいは第2基礎部材ユニット板(1
    2)を引き上げ可能とし、変更後は元通り可能とした壁
    材、床材あるいはその他の構築部材であることを特徴と
    する請求項1記載の重ね合わせ型構築用基礎部材。
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