JP3401094B2 - 超音波振動子の駆動装置 - Google Patents

超音波振動子の駆動装置

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JP3401094B2 JP26911694A JP26911694A JP3401094B2 JP 3401094 B2 JP3401094 B2 JP 3401094B2 JP 26911694 A JP26911694 A JP 26911694A JP 26911694 A JP26911694 A JP 26911694A JP 3401094 B2 JP3401094 B2 JP 3401094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータ等に用い
られる超音波振動子の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性体に電気−機械エネルギー変換素子
を固定して超音波振動子を構成し、この電気−機械エネ
ルギー変換素子に交流電流を印加し、超音波振動を発生
させる技術として、先に本出願人が出願した特開平6−
105571記載の超音波リニアモータがある。
【0003】 この超音波リニアモータは、図7に示す
ように、例えば、直方体状の弾性体100の上面に二つ
の積層圧電素子101、102を圧電素子固定部材10
3、104、105で保持固定し、二つの積層圧電素子
101、102に互いに90度位相の異なる交流電圧を
印加し、弾性体100に図8に示す縦共振振動と図9に
示す屈曲共振振動を同時に発生させ、この二つの共振振
動定在波が合成されて楕円振動が発生する部分に図7に
示すような摺動部材106、107を固定する。そし
て、図10に示すように、前記摺動部材106、107
に接する移動体108を図10において左右方向に移動
させるものである。
【0004】このような超音波モータの駆動電圧Vと速
度の関係を測定すると、図11に示すようになった。駆
動電圧Vが低いと動作せず、ある値(実験では約4Vp
p)を超えると略電圧値に比例して移動体108の移動速
度が増加することが確かめられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た超音波モータの速度を制御しようとして上記実験結果
のように駆動電圧Vを変化させる場合、一般的に考える
と図12に示すように、積層圧電素子101、102へ
駆動電力を供給する電力増幅器110はアナログ増幅器
を用いることが必要になる。この結果、電力増幅器11
0を構成するパワートランジスタは線形動作となって発
熱し、電力損失が発生してしまうという問題があった。
尚、図12中、111は、所定周波数の駆動信号を電力
増幅器110に送る発信器、112は電圧決定回路であ
る。
【0006】そこで、本発明は、発熱によるエネルギー
ロスを削減しつつ超音波振動子の駆動制御を実現し得る
超音波振動子の駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】即ち、請求項1記載の発明は、周波数変調
を利用したスイッチング動作により発熱によるエネルギ
ーロスを削減しつつ超音波振動子の駆動信号を調節する
ことを目的とする。
【0008】請求項2記載の発明は、周波数変調に伴う
変調周波数成分を簡略な構成で除去することを目的とす
る。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は電気−機械エネルギー変換
素子を駆動源とし、弾性体に縦振動及び屈曲振動を励起
してこれらが合成した超音波楕円振動を生成する超音波
振動子を駆動する駆動装置において、前記超音波振動子
を駆動するアナログ波形の変調信号を発生する変調信号
発生回路と、この変調信号発生回路からの変調信号を周
波数変調した周波数変調信号を出力する周波数変調回路
と、この周波数変調回路からの周波数変調信号により電
圧値をスイッチングして前記超音波振動子に対する駆動
信号を出力するスイッチング回路と、該スイッチング回
路からの駆動信号を復調して変調周波数成分が除去され
た駆動信号を前記超音波振動子に印加する復調回路とを
有することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の超音波波振動子の駆動装置において、前記復調回路
は、前記スイッチング回路と前記超音波振動子との間に
接続したインダクタと、前記超音波振動子の制動容量と
により構成されるものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】請求項1に記載した超音波振動子の駆動装置で
は、変調信号発生回路により発生した超音波振動子を駆
動するアナログ波形の変調信号を周波数変調回路により
周波数変調して周波数変調信号を出力し、この周波数変
調回路からの周波数変調信号により電圧値をスイッチン
グ回路のスイッチング動作でスイッチングして前記超音
波振動子に対する駆動信号を出力するとともに、前記復
調回路によりスイッチング回路からの駆動信号を復調し
て変調周波数成分が除去された駆動信号を前記超音波振
動子に印加するものであるから、従来例のようなアナロ
グ増幅器を用いる必要がなくなり、周波数変調を利用し
て発熱によるエネルギーロスを削減しつつ超音波振動子
の駆動制御を実現し得る。
【0016】この場合、前記復調回路を前記スイッチン
グ回路と前記超音波振動子との間に接続したインダクタ
と、前記超音波振動子の制動容量とにより構成したの
で、周波数変調回路の周波数変調に伴う変調周波数成分
を簡略な構成で除去し得る。
【0017】
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】[第1実施例]図1乃至図3を参照して本
発明の第1実施例を説明する。
【0020】[構成]図1に本実施例の構成を示す。
【0021】 同図に示す本実施例の駆動装置は、この
装置の各要素の制御を行う制御部(CPU)10と、超
音波モータを構成する2個の超音波振動子16、20を
実質的に駆動するアナログ波形の変調信号を出力する変
調信号発生回路30と、前記変調信号より高い周波数の
搬送信号(鋸波信号)を発生する搬送信号発生回路とし
ての鋸波発生回路9と、この鋸波発生回路9からの搬送
信号を前記変調信号発生回路30からの変調信号に比例
して変化させることによりパルス幅変調し変調出力信号
を出力する変調回路31と、この変調回路31からの変
調出力信号によりスイッチング動作を行って前記超音波
振動子16、20に対する駆動信号を出力するスイッチ
ング回路32と、このスイッチング回路32と前記超音
波振動子16、20との間に接続した一対のインダクタ
15、19とを有している。
【0022】前記変調信号発生回路30は、前記制御部
10により発振周波数を制御される高周波クロックを送
出する発振器1と、発振器1からの高周波クロックを取
り込んでカウントする8ビットのアップダウンカウンタ
2と、アップダウンカウンタ2の8ビットの出力をアド
レス端子から入力するROM3、4と、ROM3、4の
出力データを発振器1からの高周波クロックに同期して
各々ラッチするラッチ回路5、6と、ラッチ回路5、6
によりラッチされた各出力データを各々A/D変換し一
組の変調信号を生成するA/Dコンバータ7、8とを具
備している。前記変調回路31は、前記A/Dコンバー
タ7、8からの各変調信号と前記鋸波発生回路9からの
鋸波信号とを各々比較し各々の電圧値の比較結果に応じ
てハイ(High)/ロー(Low)の論理出力を行う
コンパレータ11、12を具備している。
【0023】前記超音波振動子16は、図2に等価的に
示すように、動インピーダンスを構成するインダクタL
m、キャパシタCm、抵抗rの直列回路に制動容量Cd
を並列接続した回路で表すことができ、この超音波振動
子16の制動容量Cdと前記インダクタ15とにより図
3に示すように前記スイッチング回路32からの駆動信
号から前記搬送信号の周波数成分を除去して前記超音波
振動子16に印加するローパスフィルタ回路(積分回
路)33を構成している。
【0024】前記アップダウンカウンタ2のカウント方
向(アップまたはダウン)は、制御部10により制御で
きる。また、このアップダウンカウンタ2は255(0
FFh)カウントした後さらにアップカウントすると0
に、逆に0カウントのときにさらにダウンカウントする
と255(0FFh)になるように構成している。前記
ROM3、4のアドレス端子は12ビットであり、下部
8ビット以外の残りの上位4ビットは制御部10に接続
されている。
【0025】前記スイッチング回路32は、図1に示す
ように、コレクタを電圧値VccのDC電源に接続したN
PNトランジスタ13及びコレクタをGNDに接続した
PNPトランジスタ14と、NPNトランジスタ13、
PNPトランジスタ14の各ベースに接続したベース抵
抗23、24とを具備している。同様に前記駆動回路2
2は、図1に示すように、コレクタを電圧値VccのDC
電源に接続したNPNトランジスタ17及びコレクタを
GNDに接続したPNPトランジスタ18と、NPNト
ランジスタ17、PNPトランジスタ18の各ベースに
接続したベース抵抗25、26とを具備している。
【0026】前記ROM3、4には、A/Dコンバータ
7、8でA/D変換したときに互いに90度位相が異な
る正弦波信号となるデジタルパターンが書き込まれてお
り、下位アドレス8ビットを発生する前記アップダウン
カウンタ2が0から255(OFFh)までカウントす
ると、正弦波信号の周期が整数回(1周期、2周期…の
ように)発生する。また、ROM3、4の上位アドレス
4ビットを変化させると前記した正弦波信号の振幅のみ
が16段階(4ビットに相当)に変化するようなデジタ
ルパターンが書き込まれている。
【0027】[作用]以下に、上述した本実施例の駆動
装置の作用を説明する。
【0028】前記発振器1とアップダウンカウンタ2で
発生する下位アドレス信号と制御部10による上位アド
レスにより、ROM3、4の正弦波パターンが読み出さ
れ、ラッチ回路5、6、A/Dコンバータ7、8により
90度位相の異なるアナログ波形の変調信号としての図
4に示す正弦波信号が発生する。アップダウンカウンタ
2は上記したようにOFFhの後0または0の後OFF
hを発生するので、上記したようにROM3、4に正弦
波が整数周期成分が記録されていると、A/Dコンバー
タ7、8によりA/D変換した波形は常に連続した正弦
波となる。ラッチ回路5、6はROM3、4の出力デー
タが確定するまでデータ値が不定となるため、データが
確定するまで前のデータを保持する目的で挿入してい
る。
【0029】上述した2相の正弦波信号と、鋸波発生回
路9で発生する図4に示す鋸波信号がコンパレータ1
1、12を通過すると、図4に示すように、正弦波信号
がパルス幅変調(PWM)される。即ち、A/Dコンバ
ータ7、8の出力波形が鋸波と比較して電圧が大きけれ
ばHigh、小さければLowの論理信号となる。RO
M3、4の上位アドレス4ビットを制御部10で変える
ことにより、正弦波信号の振幅が変化し、例えば図4に
示すように、時間Aから時間Bの間は大振幅、時間Bか
ら時間Cまでは小振幅、時間C以降は振幅0になるよう
に切り換えれば、変調信号もそれに応じてパルス幅変調
される。
【0030】尚、図4では1相分の波形しか示してない
が、図1の構成ではA/Dコンバータ7、8によりA/
D変換された変調信号が90度の位相差を持つもう1相
分の波形が生成されることになる。
【0031】A/Dコンバータ7、8からのパルス幅変
調された出力信号によりトランジスタ13、14、トラ
ンジスタ17、18をスイッチングすると、トランジス
タ13、トランジスタ17のエミッタ側には電圧値Vcc
とGNDの電位がコンパレータ11、12からの出力信
号と同じタイミングで発生し、ローパスフィルタ回路3
3を構成するインダクタ15、17を通過すると鋸波
(搬送波)の周波数成分が除去され図4に示す正弦波の
駆動信号となって超音波振動子16、20に印加され
る。尚、前記発振器1の周波数は、A/Dコンバータ
7、8の出力周波数が超音波モータの最適駆動周波数と
一致するように制御部10にプログラムしておけばよ
い。
【0032】このような駆動装置によれば、アップダウ
ンカウンタ2のカウント方向を制御部10により変化さ
せると、例えば圧電素子16の電圧に対し圧電素子20
の電圧が90度進んでいたものが90度遅れるというふ
うに変化し、その結果超音波モータの移動体の移動方向
を変化させることができる。また、鋸波(搬送波)の周
波数は、標本化定理から明らかなように、正弦波周波数
(超音波モータの最適駆動周波数)の2倍以上である必
要があり、既述した図4の例は正弦波に対し8倍の周波
数である。
【0033】[効果]本実施例では、パルス幅変調した
信号によりスイッチング回路をスイッチング動作させて
トランジスタ13、14、17、18の発熱によるエネ
ルギーロスを少なくしつつ、超音波振動子16、20の
駆動電圧を変化(実施例では16段階)させることがで
きる。そして、このような超音波振動子16、20を用
いた超音波モータの速度制御を容易に実現できる効果が
ある。
【0034】[第2実施例]図5、図6を用いて第2実
施例を説明する。
【0035】[構成]図5は本実施例の駆動装置の構成
を示すものである。尚、図5に示す駆動装置において、
図1に示す第一実施例の駆動装置と同一の機能を有する
要素には同一の符号を付して示す。
【0036】図5に示す駆動装置は、制御部10と、超
音波振動子16、20を駆動するアナログ波形の変調信
号を発生する第1実施例と同様な構成からなる変調信号
発生回路30と、この変調信号発生回路30からの変調
信号を周波数変調した周波数変調信号を出力する周波数
変調回路40と、この周波数変調回路40からの周波数
変調信号によりスイッチング動作を行い前記超音波振動
子に対する駆動信号を出力するスイッチング回路32
と、該スイッチング回路32からの駆動信号を復調して
変調周波数成分が除去された駆動信号を超音波振動子1
6、20に印加する図3に示すローパスフィルタ回路3
3と同様な復調回路とを有している。前記周波数変調回
路40は、VFO(電圧制御発振器)59、60により
構成され、前記A/D変換器7、8の出力信号により、
出力(周波数変調信号)の論理信号のHigh時間は一
定でLow時間のみ変化するVFO59、60の発振周
波数をそれぞれ変化させるようになっている。即ち、V
FO59、60の基本波形信号はここでは搬送波信号に
相当する。また、このVFO59、60の出力信号のオ
ン/オフは制御部10により制御されるようになってい
る。
【0037】 [作用]変調信号発生回路30の発振器
1、アップダウンカウンタ2、ROM3、4、ラッチ回
路5、6、A/Dコンバータ7、8の動作は、第1実施
例と同じであり、A/Dコンバータ7、8から図6に示
す変調信号が出力される。このA/Dコンバータ7、8
からの変調信号に比例し、VFO59、60の発振周波
数が変化する。 つまり、A/Dコンバータ7、8から
の変調信号は周波数変調(FM)され、図6に示す周波
数変調信号としてスイッチング回路32に送られる。こ
の場合、周波数変調信号のHighの時間は一定で、L
owの時間のみ変化するので、復調回路を構成するイン
ダクタ15、19、超音波振動子16、20の制動容量
Cdにより周波数変調信号を復調するときに、復調波形
電圧が線形になる。
【0038】 この周波数変調信号によりトランジスタ
13、14又は17、18をスイッチングすると、トラ
ンジスタ13、17のエミッタ側には電圧値VccとGN
Dの電位がVFO59、60の出力信号と同じタイミン
グで発生し、駆動信号としてインダクタ15、19を通
過する。このとき、インダクタ15、19、超音波振動
子16、20の制動容量Cdにより搬送波が除去され復
調された正弦波の駆動信号が超音波振動子16、20に
印加される。
【0039】また、図6では1相分の波形しか示してな
いが、図5の構成ではA/Dコンバータ7、8によりA
/D変換された出力信号が90度の位相差を持ったもう
1相分の波形が生成される。
【0040】さらに、図6に示す時間A以降のように、
ROM3、4の上位アドレス4ビットを制御部10で変
えることによりA/Dコンバータ7、8の出力振幅を変
化させる。その値が一定のときは、VFO59、60の
出力周波数は一定となり、超音波振動子16、20には
超音波モータの駆動周波数(振動子の共振周波数)成分
の電圧は発生せずこの超音波モータは動作しないが、ト
ランジスタ13、14又は17、18がスイッチングを
行うとその周波数成分の不要な電流が流れるので、制御
部10によりVFO59、60の出力をオフさせてこれ
を防ぐ。尚、発振器1の周波数は、A/Dコンバータ
7、8の出力周波数が超音波モータの最適駆動周波数と
一致するように制御部10にプログラムしておくことは
第一実施例の場合と同様である。
【0041】このような駆動装置によれば、アップダウ
ンカウンタ2のカウント方向を制御部10により変化さ
せると、例えば圧電素子16の電圧に対し圧電素子20
の電圧が90度進んでいたものが90度遅れるというふ
うに変化し、その結果超音波モータの移動体の移動方向
を変化させることができる。
【0042】[効果]本実施例では、周波数変調した信
号によりスイッチング回路32をスイッチング動作させ
てトランジスタ13、14、17、18の発熱によるエ
ネルギーロスを少なくしつつ、超音波振動子16、20
の駆動電圧を変化(実施例では16段階)させることが
できる。そして、このような超音波振動子16、20を
用いた超音波モータの速度制御を容易に実現できる効果
がある。
【0043】尚、上述した実施例では変調信号の波形を
正弦波としたが、正弦波に限定するものではなく、その
他の波形(矩形波、三角波、その他高調波を含む波形)
で構成することも可能であり、変調信号発生回路をさら
に簡易化できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1に係る効果は、周波数変調によ
り超音波振動子の駆動電圧を変化させることによりその
振動振幅を制御可能としつつ、駆動回路の出力トランジ
スタの発熱によるエネルギーロスを最小にした点であ
る。請求項に係る効果は、周波数変調に伴う変調周波
数成分を簡略な構成で除去できる点にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施例装置における超音波振動
子の等価回路図である。
【図3】本発明の第一の実施例装置におけるローパスフ
ィルタ回路の回路図である。
【図4】本発明の第一の実施例装置の各部の信号波形図
である。
【図5】本発明の第二の実施例装置のブロック図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施例装置の各部の信号波形図
である。
【図7】超音波リニアモータの駆動部の斜視図である。
【図8】超音波リニアモータを構成する弾性体の縦振動
を示す説明図である。
【図9】超音波リニアモータを構成する弾性体の屈曲振
動を示す説明図である。
【図10】超音波リニアモータの正面図である。
【図11】超音波リニアモータの駆動電圧と速度との関
係を示すグラフである。
【図12】超音波リニアモータの駆動回路図である。
【符号の説明】
1 発信器 2 アップダウンカウンタ 3 ROM 4 ROM 5 ラッチ回路 6 ラッチ回路 7 A/Dコンバータ 8 A/Dコンバータ 9 鋸波発生回路 10 制御部 15 インダクタ 16 超音波振動子 19 インダクタ 20 超音波振動子 30 変調信号発生回路 31 変調回路 32 スイッチング回路 33 ローパスフィルタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子を駆動源
    とし、弾性体に縦振動及び屈曲振動を励起してこれらが
    合成した超音波楕円振動を生成する超音波振動子を駆動
    する駆動装置において、 前記超音波振動子を駆動するアナログ波形の変調信号を
    発生する変調信号発生回路と、この変調信号発生回路か
    らの変調信号を周波数変調した周波数変調信号を出力す
    る周波数変調回路と、この周波数変調回路からの周波数
    変調信号により電圧値をスイッチングして前記超音波振
    動子に対する駆動信号を出力するスイッチング回路と、
    該スイッチング回路からの駆動信号を復調して変調周波
    数成分が除去された駆動信号を前記超音波振動子に印加
    する復調回路とを有することを特徴とする超音波振動子
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記復調回路は、前記スイッチング回路と
    前記超音波振動子との間に接続したインダクタと、前記
    超音波振動子の制動容量とにより構成されるものである
    請求項記載の超音波波振動子の駆動装置。
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