JP3398790B2 - 無線通信システムにおける基地局ビジー状態時の処理方法 - Google Patents

無線通信システムにおける基地局ビジー状態時の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末からの発
呼の際、基地局がビジー状態時は移動端末で制御チャネ
ルをサーチして他の基地局に切り替えてリンクチャネル
を確立することができる無線通信システムにおける基地
局ビジー状態時の処理方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図3はPHS基地局の構成例を示す図で
ある。従来よりPHS基地局1及び移動端末3の通信処
理システムは階層構造で構成されている。レイヤ1(第
1階層部)は主にハードウエアで構成され、通信路を設
定する通話設定部1−5からなり、アンテナ(図では省
略)を介して移動端末3と電波で信号の送受信を行なう
ようになっている。 【0003】また、レイヤ2(第2階層部)はソフトウ
エアによる無線管理部1−4からなり、プロトコル処理
等のリンク制御を行なうようになっている。また、レイ
ヤ3(第3階層部)はメッセージレベルの管理を行なう
PBS管理部1−2で、回線制御部1−1、付加サービ
ス制御部1−3及び無線管理部1−4の管理を行なうよ
うになっている。各レイヤはそれぞれCPUを有しデー
タの処理を行なっている。 【0004】レイヤ2(第2階層部)の無線管理部1−
4は上位レイヤのPBS管理部1−2と通信する通信タ
スク1−4−1、下位レイヤの通路設定部1−5と通信
する通信タスク1−4−3、制御チャネル(CCH)を
制御する制御チャネルタスク1−4−2及びその他のタ
スクを有し、発呼(制御チャネル)してきた移動端末3
にリンクチャネル割当て処理(通信チャネルの割当処
理)等を行なうようになっている。 【0005】また、レイヤ2(第2階層部)の無線管理
部1−4は移動端末3との通信量(トラフィック)が多
くなり処理不能の状態になればビジー信号を発信し、相
手の移動端末3に知らせて送信を一時停止させ、滞った
通信を処理することによりビジー制御を行なっている。 【0006】レイヤ2(第2階層部)の無線管理部1−
4には複数のバッファを設け、受信データを蓄積して処
理しているが、常時、バッファの使用状況を監視してバ
ッファの残り数が設定値以下になると通信相手(移動端
末3)にビジー信号を送り、相手の通信を一時停止させ
て滞った通信データを処理し、使用可能なバッファの数
が復活してくると通信相手(移動端末3)にビジー回復
信号を送り、前記送信一時停止を解除し通信を開始す
る。以上の方法で通信ビジー制御を行なっている。 【0007】図4は従来のPHS基地局のビジー状態時
における制御方法を示す図である。移動端末3がPHS
基地局1のサービスエリア内から発呼する場合を図3及
び図4に基づいて説明する。移動端末3は通常、時刻t
1で電源を投入され、時刻t2で制御チャネルをサーチ
し、PHS基地局1の下り制御チャネル情報を受信して
いる状態にある。 【0008】時刻t4に移動端末3から発呼すると、リ
ンクチャネル確立要求がPHS基地局1へ送信され、P
HS基地局1ではビジー状態でなければ制御チャネルタ
スク1−4−2でリンクチャネル割当てを行ない、通話
設定部1−5を介して移動端末3へ通知し通話が開始さ
れる。ビジー状態の場合はリンクチャネル割当てができ
ず信号(リンク割当ての通知)が移動端末3へ返らな
い。 【0009】移動端末3は1.2秒後の時刻t6に再度
発呼し、リンクチャネル確立要求を再送信する。PHS
基地局1がビジー状態であれば規定回数(図では時刻t
6,t7,t8の3回)繰返し、なお、ビジー状態であ
れば時刻t9で発呼終了処理が行なわれる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように移動端末3がリンクチャネル確立要求を再送中
にPHS基地局1でビジー状態が回復されると通話可能
だが、ビジー状態を回復できなければ移動端末3は通話
できない。ユーザは移動端末3に通話可能な状態を示す
LCD表示が点灯されていて、更に、電波強度もハイレ
ベルにもかかわらず何故通話できないのかわからないと
いう問題があった。 【0011】また、移動端末3がトラフィックの多いエ
リア(通信量の多いエリア)で発呼したときは他のPH
S基地局が近辺にある可能性があるが、従来の制御方法
では他のPHS基地局へ切り替えて通信することはでき
ないという問題があった。 【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去するために、無線基地局がビジー
状態時、移動端末は他の無線基地局をサーチして交信可
能な無線基地局に切り替え通信することにより発呼率を
向上させる無線通信システムにおける基地局ビジー状態
時の制御方法を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、電話回線網に接続された複数の基地局を具備
し、常時無線の制御チャネルを介して移動端末と接続さ
れている無線通信システムにおける基地局ビジー状態時
の処理方法であって、基地局は前記移動端末との通信路
を設定する通信路設定部を有するレイヤ1と、リンクチ
ャネル割当て処理を行う無線管理部を有するレイヤ2
と、電話回線網との制御を行う回線制御部及び該回線制
御部とレイヤ2の無線管理部の管理を行うPBS管理部
を有するレイヤ3とからなる階層構造であり、レイヤ2
の無線管理部はレイヤ1の通信路設定部と通信するため
の通信タスクとレイヤ3のPBS管理部と通信するため
の通信タスクと制御チャネルを制御する制御チャネルタ
スクを有し、制御チャネルタスクは他のタスクからビジ
ー状態にあることを通知されている時、移動端末からの
発呼に対してリンクチャネルの割当てを拒否する信号を
レイヤ1の通信路設定部を介して移動端末に送信するこ
とを特徴とする。 【0014】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の無線通信システムにおける基地局ビジー状態時
の処理方法において、基地局は通信処理を行う上位から
下位の複数のレイヤを有し、基地局がビジー状態の時、
移動端末から発呼に対し下位側のレイヤに通知をするこ
となくリンク確立拒否信号を発信することを特徴とす
る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るPHS
基地局のビジー状態時における制御方法を示す図であ
る。なお、本発明のPHS基地局の構成は図3と略同一
であるのでその説明は省略する。本発明のPHS基地局
のビジー状態時における制御方法を図1及び図3に従っ
て説明する。 【0016】移動端末3は通常、時刻t1で電源を投入
され、時刻t2で制御チャネルをサーチし、PHS基地
局1の下り制御チャネル情報を受信している状態にあ
る。 【0017】図2に示すように、サービスエリア1aと
サービスエリア2aの共通エリアではPHS基地局2の
下り制御チャネル情報も受信できる状態にあるが、どち
らか一方(図ではPHS基地局1)の下り制御チャネル
情報を受信している。 【0018】時刻t4に移動端末3から発呼すると、リ
ンクチャネル確立要求がPHS基地局1へ送信され、P
HS基地局1がビジー状態であれば下位レイヤである制
御チャネルタスク1−4−2はリンクチャネル割当てが
できず、リンクチャネル割当て拒否の信号を移動端末3
へ早急に返す(詳細後述)。移動端末3は時刻t6に発
呼できないことを確認し、時刻t7に他局(PHS基地
局2)の下り制御チャネルをサーチする。 【0019】移動端末3がサービスエリア2a内にあれ
ば(図2参照)、PHS基地局2の下り制御チャネルを
時刻t8に受信し、リンクチャネル確立要求をPHS基
地局2に送信する。PHS基地局2ではビジー状態でな
ければ時刻t9に該リンクチャネル確立要求を受け、リ
ンクチャネル割当てを行ない返信する。続いて、同期バ
ースト及び通話バースト信号を送受信し、データリンク
接続を行ない発呼シーケンス実行後通話が開始される。 【0020】PHS基地局1(またはPHS基地局2)
はビジー状態に陥ると以下の処理を行なう。下り制御チ
ャネルの送信制御を行なう制御チャネルタスク1−4−
2はビジー状態を他のタスクから受け取り、ビジー状態
であることを記憶する。このビジー状態のPHS基地局
1(またはPHS基地局2)に対して移動端末3が発呼
すると、制御チャネルタスク1−4−2はリンクチャネ
ル確立要求を受信する。 【0021】リンクチャネル確立要求を受信した制御チ
ャネルタスク1−4−2はビジー状態なのでビジー状態
を早期に復旧するため上位レイヤ3のPBS管理部1−
2に対してリンクチャネルの割当てを要求せずにリンク
チャネルの割当て拒否(発呼拒否)の信号を通信タスク
1−4−3、通路設定部1−5を介して移動端末3に
早急に送信する。移動端末3は時刻t6にリンクチャネ
ルを割当て拒否を受信すると、このPHS基地局に対し
て発呼は不可能と認識して、時刻t7に他のPHS基地
局の下り制御チャネルをサーチし、受信できればリンク
チャネル確立要求を送信する。 【0022】上述したように、本実施例によれば移動端
末3は発呼時にPHS基地局がビジー状態であれば意図
的に他のPHS基地局へ切り替えて発呼を行なうことに
なる。通常、通信量の多い地区ではPHS基地局が密集
して設置される場合が多く、サービスエリアが重なり合
っている場所では本発明の制御方法で処理を行なうこと
により、移動端末3の発呼を行なうことができる。 【0023】なお、上記実施の形態においては、PHS
システムにおける基地局ビシー状態時の処理方法を例に
説明したが、本発明の基地局ビシー状態時の処理方法は
これに限定されるものではなく、無線通信システムにお
ける無線基地局ビジー状態時の処理に利用できることは
当然である。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
御チャネルタスクは他のタスクからビジー状態にあるこ
とを通知されている時、移動端末からの発呼に対してリ
ンクチャネルの割当てを拒否する信号をレイヤ1の通信
路設定部を介して移動端末に送信するので、下記のよう
な優れた効果が期待できる。(1)移動端末は発呼時に無線基地局がビジー状態であ
れば意図的に他の無線基地局へ切り替えて発呼を行なう
が、通常、通信量の多い地区では無線基地局が密集して
設置される場合が多く、サービスエリアが重なり合って
いる場所ではこのような制御方法で処理を行うことによ
り、移動端末の発呼効率を向上させることができる。 【0025】(2)レイヤ2の制御チャネルタスクはレ
イヤ3のPBS管理部に対してリンクチャネルの割当て
を要求せずにリンクチャネルの拒否の信号を移動端末に
送信することにより、従来のようにビジー状態を回復し
ないため、移動端末に通話可能な状態を示すLCD表示
が点灯されていて、更に、電波強度もハイレベルにもか
かわらず何故通話できないのかわからないという問題が
少なくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るPHS基地局のビジー状態時にお
ける制御方法を示す図である。 【図2】複数のPHS基地局のサービスエリアと移動端
末の位置関係を示す図である。 【図3】PHS基地局の構成例を示す図である。 【図4】従来のPHS基地局のビジー状態時における制
御方法を示す図である。 【符号の説明】 1 PHS基地局 1−1 回線制御部 1−2 PBS管理部 1−3 付加サービス制御部 1−4−1 通信タスク 1−4−2 制御チャネルタスク 1−4−3 通信タスク 1−5 通信路設定部 2 PHS基地局 3 移動端末
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電話回線網に接続された複数の基地局を
    具備し、常時無線の制御チャネルを介して移動端末と接
    続されている無線通信システムにおける基地局ビジー状
    態時の処理方法であって、 前記基地局は前記移動端末との通信路を設定する通信路
    設定部を有するレイヤ1と、リンクチャネル割当て処理
    を行う無線管理部を有するレイヤ2と、前記電話回線網
    との制御を行う回線制御部及び該回線制御部と前記レイ
    ヤ2の無線管理部の管理を行うPBS管理部を有するレ
    イヤ3とからなる階層構造であり、 前記レイヤ2の無線管理部は前記レイヤ1の通信路設定
    部と通信するための通信タスクと前記レイヤ3のPBS
    管理部と通信するための通信タスクと制御チャネルを制
    御する制御チャネルタスクを有し、前記制御チャネルタスクは他のタスクからビジー状態に
    あることを通知されている時、前記移動端末からの発呼
    に対してリンクチャネルの割当てを拒否する 信号を前記
    レイヤ1の通信路設定部を介して前記移動端末に送信す
    ることを特徴とする無線通信システムにおける基地局ビ
    ジー状態時の処理方法。
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