JP3398614B2 - ソーラーモジュールの取付方法およびソーラーモジュール付建物。 - Google Patents

ソーラーモジュールの取付方法およびソーラーモジュール付建物。

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JP3398614B2 JP07600399A JP7600399A JP3398614B2 JP 3398614 B2 JP3398614 B2 JP 3398614B2 JP 07600399 A JP07600399 A JP 07600399A JP 7600399 A JP7600399 A JP 7600399A JP 3398614 B2 JP3398614 B2 JP 3398614B2
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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はソーラーモジュー
ルの取付方法およびソーラーモジュール付建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅等の屋根の上に、太陽電池モジュー
ルを取り付け、クリーンな太陽エネルギーから電力を取
り出して住宅等内の電気機器等へ供給させるようにした
住宅用ソーラーシステムが普及しつつある。
【0003】ところで、太陽電池モジュールを住宅等の
勾配屋根に設置するにあたっては、特開平5−2435
98号公報に記載あるように、既設の住宅等の勾配屋根
の上に先ず専用架台を取り付け、次に、太陽電池モジュ
ールをクレーン等で吊り上げて、上記レールや専用架台
に太陽電池モジュール等を固定するといった手段が取ら
れている。
【0004】一方、ユニット建物は、特開昭61−83
739号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大き
さの箱形の且つ内部、外部の仕上げられた建物ユニット
と、この建物ユニットの上に取り付ける屋根ユニット
を、予め、工場で製造し、この複数個の建物ユニットと
屋根ユニットとを施工現場に運搬し、施工現場で組み立
てて建物となすもので、現場施工期間が短く、且つ、寸
法精度のよい標準化された建物となる特徴があることか
ら広く採用されている。
【0005】このユニット建物に太陽電池モジュールを
取り付ける場合には、特開平7−224506号公報に
記載されているように、屋根ユニットの上に太陽電池モ
ジュールを取り付けた太陽電池モジュール付き屋根ユニ
ットを製造し、これを建物ユニットの上に取り付けるこ
とが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既設の住宅等
の勾配屋根の上にレールや専用架台を取り付けたり、太
陽電池モジュールをクレーン等で吊り上げたり、レール
や専用架台に太陽電池モジュールを取り付ける等の作業
は大変危険であり、施工性も悪い。又、太陽電池モジュ
ールの取付工事がずさんであったり、専用架台やレール
自体が屋根に不安定に取り付けられたり、専用架台やレ
ールが錆びた場合には、風荷重、積雪荷重、地震力等に
よって太陽電池モジュールが落下することがある。
【0007】前記太陽電池モジュール付屋根ユニット
は、予め、工場等の設備の整った場所で太陽電池モジュ
ールを屋根ユニット等に設けることができるので、太陽
電池モジュールを安全に、しかも、強固に屋根ユニット
に取り付けることができる。そして、このようにして製
造した太陽電池モジュール付き屋根ユニットを建物本体
の上に据え付けるだけで太陽電池モジュールが設置で
き、上記問題がなく安心であるが、屋根ユニットを工場
等で製造し、これを施工現場に運搬するためには、屋根
ユニットの大きさを道路交通法に規定されているトラッ
クの幅より大きくすることができない。従って、この屋
根ユニットの上に取り付けることができる太陽電池モジ
ュールの大きさが限定される。そして、太陽電池の出力
は太陽電池モジュールの大きさにほぼ比例する。
【0008】そこで、太陽電池モジュールを更に大きく
し、出力を大きくしたいときには、太陽電池モジュール
を複数個の屋根ユニットに取り付ける必要がある。この
太陽電池モジュールを複数個の屋根ユニットに取り付け
る手段としては、図12に示すように、太陽電池モジュ
ール付き屋根ユニット50の複数個を建物構造体に取り
付けて、この複数個の屋根ユニット50の上に取り付け
られている太陽電池モジュール60間を導線で連結する
ことが考えられるが、太陽電池モジュール60と隣の太
陽電池モジュール60との間70が開いて外観が悪くな
るという問題がある。又、導線が長くなると屋根の修理
するとき等に、導線に脚を引っ掛けることがあり不便で
ある。
【0009】このような問題を解決するために、太陽電
池モジュールの間が開かないように太陽電池モジュール
を屋根ユニットの接続側縁に寄せて取り付けた太陽電池
モジュール付き屋根ユニットを製造し、この太陽電池モ
ジュール付き屋根ユニットを隣接させて据え付けること
も考えられる。しかし、この太陽電池モジュール付き屋
根ユニットを据え付けたときに、太陽電池モジュールと
隣の屋根ユニットの太陽電池モジュールとの間に隙間が
ないので、この屋根ユニットと隣の屋根ユニットとの接
続部を防水することができなくなり、この部分から雨水
が漏れるという問題がある。
【0010】又、太陽電池モジュール付き屋根ユニット
とは別に屋根ユニットと太陽電池モジュールとを別々に
製造し、これを施工現場に運搬し、太陽電池モジュール
付き屋根ユニットの隣に屋根ユニットを据え付けた後
に、太陽電池モジュール付き屋根ユニットに取り付けら
れている太陽電池モジュールの隣に別の太陽電池モジュ
ールを吊り上げて取り付けることも考えられるが、この
方法では、別の太陽電池モジュールを屋根ユニットとは
別途運搬するための輸送費が上昇するし、この太陽電池
モジュールを吊り上げて取り付ける施工費も増加すると
いう問題がある。
【0011】そこで、本発明者は、上記の課題を解消で
きる太陽電池モジュールの取付方法を発明し、特許出願
した(特願平10−240280号)。この太陽電池モ
ジュールの取付方法は、太陽電池モジュールを固定した
第一の屋根ユニット等と、太陽電池モジュールを仮固定
した第二の屋根ユニット等とを製造し、これらの屋根ユ
ニット等を建物構造体の上に取り付け、第一屋根ユニッ
ト等と第二屋根ユニット等の接続部を防水した後、第二
屋根ユニット等の上の太陽電池モジュールの仮固定を外
し、この太陽電池モジュールを移動させて第一屋根ユニ
ット等の上面に固定した太陽電池モジュールに隣接させ
て固定する方法であり、太陽電池モジュールと隣の太陽
電池モジュールとの間が開かない状態にして複数個の屋
根ユニットの上に太陽電池モジュールを取り付けること
のできるものである。
【0012】一方、近年、太陽電池素子および集熱板を
一体化し、太陽光から電力および熱エネルギーを取り出
すようにした太陽熱・光ハイブリットモジュールが提案
され、太陽電池素子を有し集熱板を有しない太陽電池モ
ジュール(以下、単に太陽電池モジュールという)と共
に住宅等の屋根の上に取り付け、クリーンな太陽エネル
ギーから電力および熱エネルギーを取り出して住宅等内
の電気機器や給湯・暖房システム等へ供給させるように
した住宅用ソーラーシステムが提案されつつある。
【0013】ところで、前記の太陽電池モジュールの取
付方法において、第二屋根ユニット等の上の太陽電池モ
ジュールの仮固定を外し、この太陽電池モジュールを移
動させたとしても、太陽熱モジュールに付設された導線
は柔軟性があるので太陽電池モジュールの移動に支障を
きたすことがなく、また導線の接続もカプラーを使えば
短時間でできるので問題がない。
【0014】しかし、上記の太陽熱・光ハイブリットモ
ジュールには、導線が付設されている他、集熱板部に配
設された集熱管にヘッダー管を介する等して集熱用液体
管が配設されるものであり、この集熱用液体管の配設や
接続は、導線に比して現場作業性が煩瑣であって、この
接続等に不備があると漏水等の大事故になり易いもので
ある。
【0015】したがって、この太陽熱・光ハイブリット
モジュールを屋根ユニットや屋根パネルに仮固定してお
き、これを建物構造体の上に取り付けた後、太陽熱・光
ハイブリットモジュールの仮固定を外し、この太陽熱・
光ハイブリットモジュールを移動させたのでは、集熱用
液体管の接続等の現場作業が増大し、配管の信頼性も十
分なものとはならないことが考えられる。
【0016】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであって、太陽熱・光ハイブリットモジュールの集熱
用液体管等の接続等の現場作業性を増大させることな
く、太陽熱・光ハイブリットモジュールと太陽電池モジ
ュールとの間が開かない状態にして複数個の屋根ユニッ
トの上に太陽熱・光ハイブリットモジュールと太陽電池
モジュールの二種のソーラーモジュールを取り付けるこ
とができるソーラーモジュールの取付方法を提供するこ
とを目的とする。また、太陽熱・光ハイブリットモジュ
ールと太陽電池モジュールの二種のソーラーモジュール
を効率的に屋根に配設したソーラーモジュール付建物を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のソ
ーラーモジュールの取付方法は、第一屋根構造体と、こ
の第一屋根構造体に隣接した第二屋根構造体との上に太
陽電池素子および集熱板を一体化した太陽熱・光ハイブ
リットモジュールと太陽電池モジュールの二種のソーラ
ーモジュールを取り付けるソーラーモジュールの取付方
法であって、第二屋根構造体を接続する接続側縁から若
干後退させて、第一屋根構造体の上面にソーラーモジュ
ールの少なくとも太陽熱・光ハイブリットモジュールを
固定したソーラーモジュール固定第一屋根構造体と、第
一屋根構造体を接続する接続側縁から若干後退させて、
第二屋根構造体の上面に太陽電池モジュールを仮固定し
た太陽電池モジュール仮固定第二屋根構造体とを製造
し、建物構造体の上に、ソーラーモジュール固定第一屋
根構造体と、太陽電池モジュール仮固定第二屋根構造体
とを隣接させて取り付け、第一屋根構造体と第二屋根構
造体との接続部を防水した後、第二屋根構造体の上の太
陽電池モジュールの仮固定を外し、この太陽電池モジュ
ールを移動させて第一屋根構造体の上面に固定したソー
ラーモジュールに隣接させて固定することを特徴とす
る。
【0018】請求項2記載の発明のソーラーモジュール
の取付方法は、第一屋根構造体と、この第一屋根構造体
に隣接した第二屋根構造体との上に太陽電池素子および
集熱板を一体化した太陽熱・光ハイブリットモジュール
と太陽電池モジュールの二種のソーラーモジュールを取
り付けるソーラーモジュールの取付方法であって、第一
屋根構造体の上面にソーラーモジュールの少なくとも太
陽熱・光ハイブリットモジュールを固定したソーラーモ
ジュール固定第一屋根構造体を製造し、このソーラーモ
ジュール固定第一屋根構造体の上に太陽電池モジュール
を載せ、別に第二屋根構造体を製造し、建物構造体の上
に太陽電池モジュールを載せたソーラーモジュール固定
第一屋根構造体と、第二屋根構造体とを隣接させて取り
付け、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接続部を防
水した後、ソーラーモジュール固定第一屋根構造体のソ
ーラーモジュールの上に載せられている太陽電池モジュ
ールを第二屋根構造体側に下ろし、この太陽電池モジュ
ールを第一屋根構造体に固定したソーラーモジュールに
隣接させて固定することを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明のソーラーモジュール
付建物は、建物躯体の上に設置した屋根構造体の上面
に、太陽熱・光ハイブリットモジュールと太陽電池モジ
ュールの二種のソーラーモジュールを取り付けてなるソ
ーラーモジュール付建物であって、ソーラーモジュール
のうちの太陽熱・光ハイブリットモジュールは屋根構造
体により構築された傾斜屋根面の下方部に取り付けたこ
とを特徴とする。
【0020】なお、この発明において、屋根構造体と
は、屋根ユニット、屋根パネル等を意味するものであ
る。
【0021】(作用)請求項1記載の発明のソーラーモ
ジュールの取付方法の作用を施工順に説明する。先ず、
第二屋根構造体を接続する接続側縁から若干後退させ
て、第一屋根構造体の上面にソーラーモジュールの少な
くとも太陽熱・光ハイブリットモジュール(太陽熱・光
ハイブリットモジュールのみ又は太陽熱・光ハイブリッ
トモジュールと一部の太陽電池モジュール)を固定した
ソーラーモジュール固定第一屋根構造体と、第一屋根構
造体を接続する接続側縁から若干後退させて、第二屋根
構造体の上面に太陽電池モジュールを仮固定した太陽電
池モジュール仮固定屋根構造体とを製造し、これを運搬
して建物構造体の上にソーラーモジュール固定第一屋根
構造体と、太陽電池モジュール仮固定第二屋根構造体と
を隣接させて取り付ける。
【0022】すると、この建物構造体の上に取り付けら
れている第一屋根構造体と第二屋根構造体の接続部に
は、太陽熱・光ハイブリットモジュールおよび太陽電池
モジュールが後退されて取り付けられているだけの隙間
が形成される。次に、第一屋根構造体と第二屋根構造体
との接続部を防水する。すると、上記のように、第一屋
根構造体と第二屋根構造体の接続部には隙間が形成され
ているので、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接続
部を簡単に防水することができる。
【0023】その後、第二屋根構造体の上の太陽電池モ
ジュールの仮固定を外し、この太陽電池モジュールを移
動させて第一屋根構造体の上面に固定したソーラーモジ
ュール(太陽熱・光ハイブリットモジュールのみ又は太
陽熱・光ハイブリットモジュールと一部の太陽電池モジ
ュール)に隣接させて固定する。すると、この第一屋根
構造体の上に取り付けられているソーラーモジュールに
第二屋根構造体の上に仮固定されている太陽電池モジュ
ールを隙間なく取り付けることができる。
【0024】そして、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ルおよび太陽電池モジュールは第一屋根構造体や第二屋
根構造体に固定乃至仮固定状態で取り付けられているの
で、これらの第一屋根構造体や第二屋根構造体とともに
運搬され、太陽熱・光ハイブリットモジュールや太陽電
池モジュールだけを別途運搬する必要がなく、輸送費が
安価になる。
【0025】また、少なくとも太陽熱・光ハイブリット
モジュールは第一屋根構造体の上に固定されていて、集
熱板部の集熱管に連結されている集熱用液体管も固定状
態で運搬されて据え付けられ、取付後も移動することな
く建物構造体に配管されている集熱用液体管に接続する
だけで配管でき、現場施工での煩瑣な配管作業が省力化
され、配管部の信頼性が向上する。
【0026】次に、請求項2記載の発明の作用を施工順
に説明する。先ず、第二屋根構造体を接続する接続側縁
から若干後退させて、第一屋根構造体の上面にソーラー
モジュールの少なくとも太陽熱・光ハイブリットモジュ
ール(太陽熱・光ハイブリットモジュールのみ又は太陽
熱・光ハイブリットモジュールと一部の太陽電池モジュ
ール)を固定したソーラーモジュール固定第一屋根構造
体を製造し、このソーラーモジュール固定第一屋根構造
体の上に太陽電池モジュールを載せ、別に第二屋根構造
体を製造し、これを施工現場に運搬して、建物構造体の
上に太陽電池モジュールを載せたソーラーモジュール固
定第一屋根構造体と、第二屋根構造体とを隣接させて取
り付ける。すると、第一屋根構造体と第二屋根構造体と
の接続部には、太陽熱・光ハイブリットモジュールや太
陽電池モジュールのソーラーモジュールとが隣接しな
い。
【0027】次に、第一屋根構造体と第二屋根構造体と
の接続部を防水する。すると、上記のように、第一屋根
構造体と第二屋根構造体との接続部に太陽熱・光ハイブ
リットモジュールや太陽電池モジュールのソーラーモジ
ュールとが隣接していないから、この接続部を簡単に防
水できる。
【0028】その後、ソーラーモジュール固定第一屋根
構造体の上に載せられている太陽電池モジュールを第二
屋根構造体側に下ろし、この太陽電池モジュールを第一
屋根構造体に固定したソーラーモジュールに隣接させて
固定する。すると、第一屋根構造体に固定されているソ
ーラーモジュールに太陽電池モジュールを隙間なく容易
に取り付けることができる。しかも、この太陽電池モジ
ュールは第一屋根構造体に固定されたソーラーモジュー
ルの上に載っているので、第一屋根構造体を運搬すると
同時に運搬され、太陽電池モジュールだけを別途運搬す
る必要がなく、輸送費が安価になる。
【0029】また、少なくとも太陽熱・光ハイブリット
モジュールは第一屋根構造体の上に固定されていて、集
熱板部の集熱管に連結されている集熱用液体管も固定状
態で運搬されて据え付けられ、取付後も移動することな
く建物構造体に配管されている集熱用液体管に接続する
だけで配管でき、現場施工での煩瑣な配管作業が省力化
され、配管部の信頼性が向上する。
【0030】次に、請求項3記載の発明の作用を説明す
る。先ず、請求項3記載の発明のソーラーモジュール付
建物は、ソーラーモジュールのうち太陽熱・光ハイブリ
ットモジュールは屋根構造体により構築された傾斜屋根
面の下方部、即ち傾斜屋根の水下側に配設されているの
で、集熱用液体の揚程が少なくなり効率的となる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1〜図6はこの発明の一実施例を示すも
ので、図1において、(イ)は第一屋根ユニットを示す
一部切欠説明図、(ロ)は太陽熱・光ハイブリットモジ
ュール固定第一屋根ユニットを示す説明図、図2におい
て、(イ)は第二屋根ユニットを示す一部切欠説明図、
(ロ)は太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニットを
示す説明図、図3は第一屋根ユニットと第二屋根ユニッ
トを建物構造体に取り付けた状態を示す説明図、図4は
太陽熱・光ハイブリットモジュールに隣接させて太陽電
池モジュールを取り付けた状態を示す説明図、図5にお
いて、(イ)は太陽熱・光ハイブリットモジュールの一
例の斜視図、(ロ)は図5(イ)のA−A方向に沿った
断面図、図6は六個の太陽熱・光ハイブリットモジュー
ルの組立状態を示す説明図である。
【0032】図1〜図6において、Aは、図1(ロ)に
示すように、第一屋根ユニット1と太陽熱・光ハイブリ
ットモジュール2とからなる太陽熱・光ハイブリットモ
ジュール固定第一屋根ユニットである。
【0033】第一屋根ユニット1は、図1(イ)に示す
ように、複数のほぼ直角三角形のトラス11を連結材1
2で連結した骨格の傾斜面の上に垂木13が取り付けら
れ、この垂木13の上に野地板14が取り付けられ、こ
の野地板14の上に屋根材15が取り付けられたもので
ある。
【0034】太陽熱・光ハイブリットモジュール2は、
太陽電池セルおよび集熱板を一体化した構成のものであ
って、太陽光から電力および熱エネルギーを取り出して
その電力および熱エネルギーを建物内の電気機器や給湯
・暖房システム等へ供給するものである。
【0035】この太陽熱・光ハイブリットモジュール2
の一例は、図5に示すように、白板強化ガラスなどのガ
ラス201、EVA(エチレンビニルアセテート)シー
ト等の接着層202、単結晶シリコン太陽電池セル等の
太陽電池セル203、EVAシート等の接着層204、
集熱板205を積層したものの周囲をウレタン樹脂等の
モール206で封止し、集熱板205側の面を発泡性ウ
レタン樹脂等の裏面断熱層207で覆った構成を備えて
いる。なお、太陽電池セル203は、短結晶に限らず、
多結晶やアモルファス等のような組織でもよく、又、材
質はCdTe等機能を満たすものであればシリコンに限
定されない。
【0036】前記集熱板205は、アルミ等の金属製の
集熱パネル208に銅製やアルミ等の金属製の集熱管2
09を高周波溶接等により線状に固着し、プレス機でか
しめ、集熱管209の両端に銅製のヘッダー管210が
ろう付け等により接続したものである。ヘッダー管21
0は集熱管209と直交する方向に配設されている。な
お、ヘッダー管210や集熱管209を循環する集熱用
液体としては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のいわゆる不凍液が使用され、直接的に給湯を得
ようとする場合には水であってもよい。
【0037】前記集熱パネル208には、コネクター2
11付きのケーブル212を+、−各1本ずつ通すケー
ブル取出穴(図示せず)が形成され、且つ、このケーブ
ル212と太陽電池セル203とのハンダ付け箇所を保
護するための端子ボックスが設けられている。又、集熱
管209は、集熱パネル208との接触面積を大きくと
ることができる形状とされている。
【0038】そして、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル固定第一屋根ユニットAは、周縁から若干後退させ
て、第一屋根ユニット1の上面の中央部に六個の太陽熱
・光ハイブリットモジュール2を固定したものである。
【0039】Bは、図2(ロ)に示すように、第二屋根
ユニット3の上面に太陽電池モジュール4を仮固定した
太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニットである。第
二屋根ユニット3は、図2(イ)に示すように、複数の
上辺が傾斜している台形のトラス31を連結材32で連
結した骨格の傾斜面の上に垂木33が取り付けられ、こ
の垂木33の上に野地板34が取り付けられ、この野地
板34の上に屋根材35が取り付けられたものである。
【0040】太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニッ
トBは、周縁から若干後退させて、第二屋根ユニット3
の上面の中央部に六個の太陽電池モジュール4を仮固定
したものである。前記太陽電池モジュール4は太陽電池
セルを複数個前後左右に組み立てたものであり、集熱板
や集熱管等を備えておらず、当然集熱用液体を循環する
ための配管は存在していない。なお、5は建物構造体で
あり、この実施例においては建物ユニットである。
【0041】そして、第一屋根ユニット1の屋根材15
と第二屋根ユニット3の屋根材35とはほぼ同じ勾配
で、第一屋根ユニット1の水上側の高さと第二屋根ユニ
ット3の水下側の高さとがほぼ同じになっていて、この
太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニッ
トAを建物構造体5の上に取り付け、この太陽熱・光ハ
イブリットモジュール固定第一屋根ユニットAに隣接さ
せて太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニットBを建
物構造体5に取り付け、第一屋根ユニット1と第二屋根
ユニット3との接続部に図示しない屋根材を取り付けて
防水すると、第一屋根ユニット1と第二屋根ユニット3
とが連続した屋根を形成するようになっている。
【0042】次に、このソーラーモジュールの取付方法
について説明する。工場で、図1(イ)に示すように、
複数のほぼ直角三角形のトラス11を連結材12で連結
した骨格の傾斜面の上に垂木13を取り付け、この垂木
13の上に野地板14を取り付け、この野地板14の上
に屋根材15を取り付けて第一屋根ユニット1を製造す
る。そして、図1(ロ)に示すように、第一屋根ユニッ
ト1の周縁から若干後退させて、第一屋根ユニット1の
上面の中央部に六個の太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2を固定して太陽熱・光ハイブリットモジュール固定
第一屋根ユニットAを製造する。
【0043】六個の太陽熱・光ハイブリットモジュール
2は、図6に示すように、それぞれのヘッダー管210
を横方向に一直線状になるようカップリング213によ
り連結して縦3列・横2列に配設する。そして、太陽熱
・光ハイブリットモジュール2の下側のヘッダー管21
0aの一端を封鎖するとともに他端に入水側の集熱用液
体管214をジョイント215を介して接続し、又、太
陽熱・光ハイブリットモジュール2の上側のヘッダー管
210bの一端を封鎖するとともに他端に出水側の集熱
用液体管216をジョイント217を介して接続する。
【0044】又、前記の集熱用液体管214、216
は、図示していないが、太陽熱・光ハイブリットモジュ
ール固定第一屋根ユニットAを製造する際に第一屋根ユ
ニット1の小屋組内に配設しておく。
【0045】又、図2(イ)に示すように、複数の台形
のトラス31を連結材32で連結した骨格の傾斜面の上
に垂木33を取り付け、この垂木33の上に野地板34
を取り付け、この野地板34の上に屋根材35を取り付
けて第二屋根ユニット3を製造する。そして、図2
(ロ)に示すように、この第二屋根ユニット3の周縁か
ら若干後退させて、第二屋根ユニット3の上面の中央部
に六個の太陽電池モジュール4を仮固定して太陽電池モ
ジュール仮固定第二屋根ユニットBを製造する。更に、
別の屋根ユニットや建物構造体(建物ユニット)5を製
造する。
【0046】このようにして製造した太陽熱・光ハイブ
リットモジュール固定第一屋根ユニットAと太陽電池モ
ジュール仮固定第二屋根ユニットBとを、別に製造した
屋根ユニットや建物構造体5と共に施工現場に運搬す
る。この際、太陽熱・光ハイブリットモジュール2と太
陽電池モジュール4はそれぞれ第一屋根ユニット1と第
二屋根ユニット3に固定状態又は乃至仮固定状態で取り
付けられて、太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第
一屋根ユニットAと太陽電池モジュール仮固定第二屋根
ユニットBとになっているので、太陽熱・光ハイブリッ
トモジュール固定第一屋根ユニットAと太陽電池モジュ
ール仮固定第二屋根ユニットBとを施工現場に運搬する
と、太陽熱・光ハイブリットモジュール2と太陽電池モ
ジュール4が同時に運搬される。従って、太陽熱・光ハ
イブリットモジュール2や太陽電池モジュール4を別途
運搬する必要がなく、輸送費が安価になる。
【0047】施工現場では、予め設けられている基礎の
上に建物構造体5を据え付け、この建物構造体5の上に
太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニッ
トA、太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニットBお
よびその他の屋根ユニットを取り付ける。すると、周縁
から若干後退させて、第一屋根ユニット1の上面の中央
部に太陽熱・光ハイブリットモジュール2が固定されて
いるし、周縁から若干後退させて、第二屋根ユニット3
の上面の中央部に太陽電池モジュール4が仮固定されて
いるので、上記のように建物構造体5の上に第一屋根ユ
ニット1と第二屋根ユニット3とを隣接させて取り付け
ると、この建物構造体5の上に取り付けられている第一
屋根ユニット1と第二屋根ユニット3との接続部には太
陽熱・光ハイブリットモジュール2や太陽電池モジュー
ル4が後退されて取り付けられているだけの隙間が形成
される。
【0048】次に、第一屋根ユニット1と第二屋根ユニ
ット3との接続部に屋根材を取り付けて防水する。する
と、この太陽熱・光ハイブリットモジュール2と太陽電
池モジュール4との間には隙間が形成されているので、
第一屋根ユニット1と第二屋根ユニット3との接続部に
屋根材を取り付けて簡単に防水することができる。
【0049】その後、第二屋根ユニット3の上の太陽電
池モジュール4の仮固定を外して、この太陽電池モジュ
ール4を移動させて太陽熱・光ハイブリットモジュール
2に隣接させて固定させる。
【0050】すると、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2は屋根ユニット1の上に固定されていて移動させる
ことがないので、太陽熱・光ハイブリットモジュール2
に備えられていて小屋組内に取り込まれている集熱用液
体管214、216も現場施工の際に移動させたりする
ようなことがなく、この集熱用液体管214、216を
建物構造体5に配設されている集熱用液体管に接続する
だけで配管作業が完了するので現場での配管施工工数が
逓減する。
【0051】又、この第一屋根ユニット1の上に固定さ
れている太陽熱・光ハイブリットモジュール2と屋根ユ
ニット3の上に固定した太陽電池モジュール4とが隙間
なく取り付けられ、この部分が美麗になる。そして、ソ
ーラーモジュールのうち、太陽熱・光ハイブリットモジ
ュール2は、第一屋根ユニット1と第二屋根ユニット3
によって形成された傾斜屋根の下方に集中して取り付け
られているので、太陽熱・光ハイブリットモジュール2
への集熱用液体の揚程が小さく、効率的なものとなって
いる。
【0052】この実施例1においては、屋根ユニット1
に太陽熱・光ハイブリットモジュール2のみを固定した
が、屋根上面にスペースの余裕がある場合には太陽熱・
光ハイブリットモジュール2の他に一部の太陽電池モジ
ュール4をも固定してもよい。
【0053】(実施例2)図7はこの発明の他の実施例
を示すもので、(イ)は第一屋根パネルに太陽熱・光ハ
イブリットモジュールと太陽電池モジュールのソーラー
モジュールを固定したソーラーモジュール固定第一屋根
パネルを示す説明図、(ロ)は第二屋根パネルに太陽電
池モジュールを仮固定した太陽電池モジュール仮固定パ
ネルを示す説明図、(ハ)は第一屋根パネルの上に固定
した太陽熱・光ハイブリットモジュールと太陽電池モジ
ュールのソーラーモジュールに隣接させて太陽電池モジ
ュールを取り付けた状態を示す説明図である。
【0054】図7において、6は第一屋根パネル、7は
第二屋根パネル、Cはソーラーモジュール固定第一屋根
パネル、Dは太陽電池モジュール仮固定第二屋根パネル
である。ソーラーモジュール固定第一屋根パネルCは、
第一屋根パネル6の上面に、周縁から若干後退させて、
六個の太陽熱・光ハイブリットモジュール2aと二個の
太陽電池モジュール4aの八個のソーラーモジュールを
固定したものであり、太陽電池モジュール仮固定第二屋
根パネルDは、第二屋根パネル7の上面に、周縁から若
干後退させて、八個の太陽電池モジュール4aを仮固定
したものである。
【0055】そして、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2aは、実施例1に示すものとほぼ同じである。つま
り、この実施例2は、屋根ユニットの代わりに屋根パネ
ル6、7を使用している点と、第一屋根パネル6の上面
に太陽熱・光ハイブリットモジュール2aに加え、二個
の太陽電池モジュール4aを固定した点が実施例1と相
違するものであるので、実施例1と共通する部分の説明
は省略する。
【0056】そして、ソーラーモジュール固定第一屋根
パネルCと太陽電池モジュール仮固定第二屋根パネルD
は、第一屋根パネル6が水下側に、第二屋根パネル7が
水上側になるように小屋組8を介して建物構造体5aの
上に取り付け、第一屋根パネル6と第二屋根パネル7と
の接続部に図示しない屋根材を取り付けて防水すると、
第一屋根ユニット1と第二屋根ユニット3とが連続した
屋根を形成するようになっている。
【0057】次に、実施例2のソーラーモジュールの取
付方法について説明する。図7(イ)に示すように、工
場で、第一屋根パネル6の上面に太陽熱・光ハイブリッ
トモジュール2aと太陽電池モジュール4aとを固定す
るとともに太陽熱・光ハイブリットモジュール2aに係
る集熱用液体管214a、216aを第一屋根パネル6
の下面に突出するように配設してソーラーモジュール固
定第一屋根パネルCを製造する。
【0058】又、図7(ロ)に示すように、太陽電池モ
ジュール4aを仮固定して太陽電池モジュール仮固定第
二屋根パネルDを製造する。更に、別の屋根ユニット、
建物構造体(建物ユニット)5a、屋根組8等を製造す
る。
【0059】このようにして製造したソーラーモジュー
ル固定第一屋根パネルCと太陽電池モジュール仮固定第
二屋根パネルDとを、別に製造した屋根ユニット、建物
構造体5a、屋根組8等と共に施工現場に運搬する。こ
の際、太陽熱・光ハイブリットモジュール2aと太陽電
池モジュール4aは、第一屋根パネル6や第二屋根パネ
ル7とともに運搬される。従って、太陽熱・光ハイブリ
ットモジュール2aや太陽電池モジュール4aを別途運
搬する必要がなく、輸送費が安価になる。
【0060】施工現場では、予め設けられている基礎の
上に建物構造体5aを据え付け、この建物構造体5aの
上に小屋組8を取り付け、ソーラーモジュール固定第一
屋根パネルC、太陽電池モジュール仮固定第二屋根パネ
ルDおよびその他の屋根ユニットを取り付ける。する
と、第一屋根パネル6と第二屋根パネル7との接続部
は、太陽熱・光ハイブリットモジュール2aや太陽電池
モジュール4aが後退されて取り付けられているだけの
隙間が形成される。
【0061】次に、第一屋根パネル6と第二屋根ユニッ
ト7との接続部に屋根材を取り付けて防水する。する
と、第一屋根パネル6と第二屋根パネル7との接続部
は、太陽熱・光ハイブリットモジュール2aや太陽電池
モジュール4aに邪魔されないので、第一屋根パネル6
と第二屋根パネル7との接続部に屋根材を取り付けて簡
単に防水することができる。
【0062】その後、第二屋根パネル7の上の太陽電池
モジュール4aの仮固定を外して、この太陽電池モジュ
ール4aを移動させて第一屋根パネル6の上に固定した
太陽熱・光ハイブリットモジュール2aおよび太陽電池
モジュール4aに隣接させて固定させる。
【0063】すると、第一屋根パネル6の上の太陽熱・
光ハイブリットモジュール2aおよび太陽電池モジュー
ル4aは固定されていて移動させることがないので、太
陽熱・光ハイブリットモジュール2aに備えられていて
第一屋根パネルの下面に突出している集熱用液体管21
4a、216aも現場施工の際に移動させたりするよう
なことがなく、この集熱用液体管214a、216aを
建物構造体5aに配設されている集熱用液体管に接続す
るだけで配管作業が完了するので現場での配管施工工数
が逓減する。
【0064】又、この第一屋根パネル6の上に固定され
ている太陽熱・光ハイブリットモジュール2aや太陽電
池モジュール4aと屋根パネル7の上に固定した太陽電
池モジュール4aとが隙間なく取り付けられ、この部分
が美麗になる。そして、ソーラーモジュールのうち、太
陽熱・光ハイブリットモジュール2aは、第一屋根パネ
ル6と第二屋根パネル7によって形成された傾斜屋根の
下方に集中して取り付けられているので、太陽熱・光ハ
イブリットモジュール2aへの集熱用液体の揚程が小さ
く、効率的なものとなっている。
【0065】この実施例2においては、屋根ユニット6
に太陽熱・光ハイブリットモジュール2aおよび太陽電
池モジュール4aを固定したが、太陽熱・光ハイブリッ
トモジュール2aのみを固定してもよい。
【0066】(実施例3)図8〜図10はこの発明の他
の実施例を示すもので、図8において、(イ)は第一屋
根ユニットに太陽熱・光ハイブリットモジュールを固定
して取り付けた太陽熱・光ハイブリットモジュール固定
第一屋根ユニットを示す説明図、(ロ)は第二屋根ユニ
ットを示す一部切欠説明図、(ハ)は太陽電池モジュー
ルを示す説明図、(ニ)は太陽熱・光ハイブリットモジ
ュール固定第一屋根ユニットの上に(ハ)の太陽電池モ
ジュールを載せた状態を示す説明図、図9は第一屋根ユ
ニットと第二屋根ユニットを建物構造体に取り付けた状
態を示す説明図、図10は太陽熱・光ハイブリットモジ
ュールに隣接させて太陽電池モジュールを取り付けた状
態を示す説明図である。
【0067】図8〜図10において、Abは、図8
(イ)に示すように、第一屋根ユニット1bと太陽熱・
光ハイブリットモジュール2bとからなる太陽熱・光ハ
イブリットモジュール固定第一屋根ユニットである。第
一屋根ユニット1bと太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2bは、実施例1に示すものとほぼ同じであるので説
明を省略する。そして、太陽熱・光ハイブリットモジュ
ール固定第一屋根ユニットAbは、周縁から若干後退さ
せて、第一屋根ユニット1bの上面の中央部に太陽熱・
光ハイブリットモジュール2bを固定したものである。
【0068】第二屋根ユニット3bは実施例1に示すも
のとほぼ同じである。即ち、図8(ロ)に示すように、
複数の上辺が傾斜している台形のトラス31bを連結材
32bで連結した骨格の傾斜面の上に垂木33bが取り
付けられ、この垂木33bの上に野地板34bが取り付
けられ、この野地板34bの上に屋根材35bが取り付
けられたものである。
【0069】太陽電池モジュール4bは実施例1に示す
ものとほぼ同じであるので説明を省略する。そして、こ
の第二太陽電池モジュール4bは、図8(ニ)に示すよ
うに、太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根
ユニットAbの太陽電池モジュール2bの上に載せられ
て取り付けられている。5bは建物構造体であり、この
実施例においては建物ユニットである。
【0070】そして、第一屋根ユニット1bの屋根と第
二屋根ユニット3bの屋根とはほぼ同じ勾配で、第一屋
根ユニット1bの水上側の高さと第二屋根ユニット3b
の水下側の高さとがほぼ同じになっていて、この太陽熱
・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニットAb
を建物構造体5bの上に取り付け、この太陽熱・光ハイ
ブリットモジュール固定第一屋根ユニットAbに隣接さ
せて第二屋根ユニット3bを建物構造体5bに取り付
け、第一屋根ユニット1bと第二屋根ユニット3bとの
接続部に屋根材を取り付けて防水すると、第一屋根ユニ
ット1bと第二屋根ユニット3bとが連続した屋根を形
成するようになっている。
【0071】次に、この実施例3のソーラーモジュール
の取付方法について説明する。工場で、複数のほぼ直角
三角形のトラスを連結材で連結した骨格の傾斜面の上に
垂木を取り付け、この垂木の上に野地板を取り付け、こ
の野地板の上に屋根材を取り付けて第一屋根ユニット1
bを製造する。そして、第一屋根ユニット1bの周縁か
ら若干後退させて、第一屋根ユニット1bの上面の中央
部に太陽熱・光ハイブリットモジュール2bを固定して
太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニッ
トAbを製造する。
【0072】そして、図8(ニ)に示すように、太陽熱
・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニットAb
の太陽熱・光ハイブリットモジュール2bの上に、図8
(c)に示す太陽電池モジュール4bを載せて取り付
け、太陽熱・光ハイブリットモジュール2bと太陽電池
モジュール4bとを導線45bで接続する。
【0073】又、複数の台形のトラス31bを連結材3
2bで連結した骨格の傾斜面の上に垂木33bを取り付
け、この垂木33bの上に野地板34bを取り付け、こ
の野地板34bの上に屋根材35bを取り付けて第二屋
根ユニット3bを製造する。
【0074】更に、別の屋根ユニットや建物構造体(建
物ユニット)5bを製造する。このようにして製造した
太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユニッ
トAbと第二屋根ユニット3bとを、別に製造した屋根
ユニットや建物構造体5bと共に施工現場に運搬する。
【0075】この際、この太陽熱・光ハイブリットモジ
ュール固定第一屋根ユニットAbの太陽熱・光ハイブリ
ットモジュール2bの上に太陽電池モジュール4bが載
っているので、太陽熱・光ハイブリットモジュール2b
と太陽電池モジュール4bは太陽熱・光ハイブリットモ
ジュール固定第一屋根ユニットAbと同時に運搬され
る。従って、太陽熱・光ハイブリットモジュール2b、
太陽電池モジュール4bだけを別途運搬する必要がな
く、輸送費が安価になる。
【0076】施工現場では、予め設けられている基礎の
上に建物構造体5bを据え付け、この建物構造体5bの
上に太陽熱・光ハイブリットモジュール固定第一屋根ユ
ニットAb、第二屋根ユニット3bおよびその他の屋根
ユニットを取り付ける。次に、この第一屋根ユニット1
bと第二屋根ユニット3bとの接続部に屋根材を取り付
けて防水する。
【0077】すると、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2bの上に太陽電池モジュール4bが載せられている
から、この建物構造体5bの上に取り付けられた第一屋
根ユニット1bと第二屋根ユニット3bとの接続部には
第一太陽電池モジュール2bと第二太陽電池モジュール
4bとが隣接してない。従って、第一屋根ユニット1b
と第二屋根ユニット3bとの接続部を簡単に防水するこ
とができる。
【0078】その後、太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル2bの上に載せられている太陽電池モジュール4bを
第二屋根ユニット3b側に下ろし、この太陽電池モジュ
ール4bを第一太陽電池モジュール2bに隣接させて固
定すると、太陽熱・光ハイブリットモジュール2bと太
陽電池モジュール4bとが隙間なく容易に取り付けら
れ、この部分が美麗になる。又、実施例1や実施例2と
同様、太陽熱・光ハイブリットモジュール2bは、第一
屋根ユニット1bと第二屋根ユニット3bによって形成
された傾斜屋根の下方、即ち水下側に集中して取り付け
られているので、太陽熱・光ハイブリットモジュール2
bへの集熱用液体の揚程が小さく、効率的なものとなっ
ている。
【0079】又、太陽熱・光ハイブリットモジュール2
bは、屋根ユニット1bの上に固定されていて移動させ
ることがないので、太陽熱・光ハイブリットモジュール
2bに備えられていて小屋組内に取り込まれている集熱
用液体管214b、216bも現場施工の際に移動させ
たりするようなことがなく、この集熱用液体管214
b、216bを建物構造体5bに配設されている集熱用
液体管に接続するだけで配管作業が完了するので現場で
の配管施工工数が逓減する。
【0080】この実施例3においては、屋根ユニット1
bに太陽熱・光ハイブリットモジュール2bのみを固定
したが、屋根上面にスペースの余裕がある場合には太陽
熱・光ハイブリットモジュール2bおよび一部の太陽電
池モジュール4bを固定してもよく、屋根ユニットの他
屋根パネルであってもよい。
【0081】(実施例4)次にこの発明のソーラーモジ
ュール付建物の実施例を図11を参照して説明する。図
11はこの発明のソーラーモジュール付建物の実施例の
斜視図であり、1cは第一屋根ユニット、2cは太陽熱
・光ハイブリットモジュール、3cは第二屋根ユニッ
ト、4cは太陽電池モジュール、5cは建物ユニット、
9および10は屋根ユニット、4eおよび4fは太陽電
池モジュールである。
【0082】図示していない基礎上に、複数個の建物ユ
ニット5cが互いに隣接して据え付けられて建物構造体
が形成され、この建物構造体の上に屋根ユニット1c、
3c、9、10が取り付けられている。
【0083】そして、第一屋根ユニット1cの上面には
6個の太陽熱・光ハイブリットモジュール2cと2個の
太陽電池モジュール4cとが固定され、これらの太陽熱
・光ハイブリットモジュール2cと太陽電池モジュール
4cに隣接して8個の太陽電池モジュール4cが第一屋
根ユニット1cと第二屋根ユニット3cにわたって取り
付けられている。又、屋根ユニット9の上面には8個の
太陽電池モジュール4eが固定され、これらの太陽電池
モジュール4eに隣接して8個の太陽電池モジュール4
fが両屋根ユニット9、10にわたって取り付けられて
いる。
【0084】即ち、太陽熱・光ハイブリットモジュール
2cと太陽電池モジュール4cのソーラーモジュールの
うちの太陽熱・光ハイブリットモジュール2cの8個
は、建物の傾斜屋根上の下方隅部に集中して取り付けら
れている。このように、太陽熱・光ハイブリットモジュ
ール2cが屋根の下方隅部に取り付けられていることに
より、太陽熱・光ハイブリットモジュール2cへの集熱
用液体の揚程が小さく、効率的なものとなっている。
【0085】なお、太陽熱・光ハイブリットモジュール
2cと太陽電池モジュール4cのソーラーモジュールの
取付方法については、実施例1〜3の取付方法を採用す
るののが好ましい。
【0086】又、太陽電池モジュール4e、4fの取付
方法についても、実施例1〜3の取付方法に準じた方法
を採用するのが好ましい。例えば、実施例1に準じた取
付方法とは、屋根ユニット9の上面に太陽電池モジュー
ル4eを固定した太陽電池モジュール固定第一屋根ユニ
ットと、屋根ユニット10の上面に太陽電池モジュール
4fを仮固定した太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユ
ニットとを工場で製造し、これらを施工現場に運搬し、
建物構造体の建物ユニット5cの上に取り付け、屋根ユ
ニット10の上の太陽電池モジュール4fの仮固定を外
して、太陽電池モジュール4fを移動させて屋根ユニッ
ト9に固定した太陽電池モジュール4eに隣接させて固
定させる方法である。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、第一屋根構造
体と第二屋根構造体の接続部には隙間が形成され、従っ
て、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接続部を簡単
に防水することができ、その後、第二屋根構造体の上に
仮固定されている太陽電池モジュールを移動させて第一
屋根構造体に固定されている太陽熱・光ハイブリットモ
ジュール等のソーラーモジュールに隣接させて隙間なく
取り付けられ、この部分が美麗になる。
【0088】又、太陽熱・光ハイブリットモジュールや
太陽電池モジュールの二種のソーラーモジュールは、第
一屋根構造体や第二屋根構造体に固定乃至仮固定により
取り付けられているので、これらのソーラーモジュール
だけを別途運搬する必要がなく、輸送費が安価になる。
更に、太陽熱・光ハイブリットモジュールは第一屋根構
造体の上に固定されていて移動させることがないので、
太陽熱・光ハイブリットモジュールに備えられている集
熱用液体管を建物構造体に配設されている集熱用液体管
に接続するだけで配管作業が完了し、施工現場での配管
施工工数が逓減する。
【0089】請求項2記載の発明では、第一屋根構造体
と第二屋根構造体との接続部にはソーラーモジュール同
士が隣接せず、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接
続部を簡単に防水することができ、その後、第一屋根構
造体に固定されている太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル等のソーラーモジュールの上に載せられている太陽電
池モジュールを第二屋根構造体側に下ろして第一屋根構
造体に固定されている太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル等のソーラーモジュールに隣接させて隙間なく取り付
けられ、この部分が美麗になる。
【0090】又、太陽熱・光ハイブリットモジュールや
太陽電池モジュールの二種のソーラーモジュールは、第
一屋根構造体に固定乃至仮固定により取り付けられてい
るので、これらのソーラーモジュールだけを別途運搬す
る必要がなく、輸送費が安価になる。更に、太陽熱・光
ハイブリットモジュールは第一屋根構造体の上に固定さ
れていて移動させることがないので、太陽熱・光ハイブ
リットモジュールに備えられている集熱用液体管を建物
構造体に配設されている集熱用液体管に接続するだけで
配管作業が完了し、施工現場での配管施工工数が逓減す
る。
【0091】請求項3記載の発明では、太陽熱・光ハイ
ブリットモジュールと太陽電池モジュールの二種のソー
ラーモジュールのうち、太陽熱・光ハイブリットモジュ
ールは、傾斜屋根の下方即ち水下側に配設されているの
で、太陽熱・光ハイブリットモジュールへの集熱用液体
の揚程を小さくでき、効率的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すもので、(イ)は第
一屋根ユニットを示す一部切欠説明図、(ロ)は第一太
陽電池モジュール付き屋根ユニットを示す説明図であ
る。
【図2】(イ)は第二屋根ユニットを示す一部切欠説明
図、(ロ)は太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユニッ
トを示す説明図である。
【図3】第一屋根ユニットと第二屋根ユニットを建物構
造体に取り付けた状態を示す説明図である。
【図4】太陽熱・光ハイブリットモジュールに隣接させ
て太陽電池モジュールを取り付けた状態を示す説明図で
ある。
【図5】(イ)は太陽熱・光ハイブリットモジュールの
一例の斜視図、(ロ)は図5(イ)のA−A方向に沿っ
た断面図である。
【図6】六個の太陽熱・光ハイブリットモジュールの組
立状態を示す説明図である。
【図7】この発明の他の実施例を示すもので、(イ)は
第一屋根パネルに太陽熱・光ハイブリットモジュールと
太陽電池モジュールのソーラーモジュールを固定したソ
ーラーモジュール固定第一屋根パネルを示す説明図、
(ロ)は第二屋根パネルに太陽電池モジュールを仮固定
した太陽電池モジュール仮固定パネルを示す説明図、
(ハ)は第一屋根パネルの上に固定した太陽熱・光ハイ
ブリットモジュールと太陽電池モジュールのソーラーモ
ジュールに隣接させて太陽電池モジュールを取り付けた
状態を示す説明図である。
【図8】この発明の他の実施例を示すもので、(イ)は
第一屋根ユニットに太陽熱・光ハイブリットモジュール
を固定して取り付けた太陽熱・光ハイブリットモジュー
ル固定第一屋根ユニットを示す説明図、(ロ)は第二屋
根ユニットを示す一部切欠説明図、(ハ)は太陽電池モ
ジュールを示す説明図、(ニ)は太陽熱・光ハイブリッ
トモジュール固定第一屋根ユニットの上に(ハ)の太陽
電池モジュールを載せた状態を示す説明図である。
【図9】図8の第一屋根ユニットと第二屋根ユニットを
建物構造体に取り付けた状態を示す説明図である。
【図10】図8の太陽熱・光ハイブリットモジュールに
隣接させて図8の太陽電池モジュールを取り付けた状態
を示す説明図である。
【図11】この発明のソーラーモジュール付建物の一例
を示す斜視図である。
【図12】2個の屋根ユニットの上にそれぞれ太陽電池
モジュールを取り付けた案を示す説明図である。
【符号の説明】
A、Ab ソーラーモジュール固定第一屋根ユニ
ット(屋根構造体) B 太陽電池モジュール仮固定第二屋根ユ
ニット(屋根構造体) C ソーラーモジュール固定第一屋根パネ
ル(屋根構造体) D 太陽電池モジュール仮固定第二屋根パ
ネル(屋根構造体) 1、1b、1c 第一屋根ユニット(第一屋根構
造体) 2、2a、2b、2c 太陽熱・光ハイブリットモジュ
ール 3、3b、3c 第二屋根ユニット(第二屋根構
造体) 4、4a、4b、4c 太陽電池モジュール 5、5a、5b、5c 建物ユニット(建物構造体) 6 第一屋根パネル(屋根構造体) 7 第二屋根パネル(屋根構造体)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一屋根構造体と、この第一屋根構造体
    に隣接した第二屋根構造体との上に太陽電池素子および
    集熱板を一体化した太陽熱・光ハイブリットモジュール
    と太陽電池素子を有し集熱板を有しない太陽電池モジュ
    ールの二種のソーラーモジュールを取り付けるソーラー
    モジュールの取付方法であって、 第二屋根構造体を接続する接続側縁から若干後退させ
    て、第一屋根構造体の上面にソーラーモジュールの少な
    くとも太陽熱・光ハイブリットモジュールを固定したソ
    ーラーモジュール固定第一屋根構造体と、第一屋根構造
    体を接続する接続側縁から若干後退させて、第二屋根構
    造体の上面に太陽電池モジュールを仮固定した太陽電池
    モジュール仮固定屋根構造体とを製造し、建物構造体の
    上に、ソーラーモジュール固定第一屋根構造体と、太陽
    電池モジュール仮固定第二屋根構造体とを隣接させて取
    り付け、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接続部を
    防水した後、第二屋根構造体の上の太陽電池モジュール
    の仮固定を外し、この太陽電池モジュールを移動させて
    第一屋根構造体の上面に固定したソーラーモジュールに
    隣接させて固定することを特徴とするソーラーモジュー
    ルの取付方法。
  2. 【請求項2】 第一屋根構造体と、この第一屋根構造体
    に隣接した第二屋根構造体との上に太陽電池素子および
    集熱板を一体化した太陽熱・光ハイブリットモジュール
    と太陽電池素子を有し集熱板を有しない太陽電池モジュ
    ールの二種のソーラーモジュールを取り付けるソーラー
    モジュールの取付方法であって、 第一屋根構造体の上面にソーラーモジュールの少なくと
    も太陽熱・光ハイブリットモジュールを固定したソーラ
    ーモジュール固定第一屋根構造体を製造し、このソーラ
    ーモジュール固定第一屋根構造体の上に太陽電池モジュ
    ールを載せ、別に第二屋根構造体を製造し、建物構造体
    の上に太陽電池モジュールを載せたソーラーモジュール
    固定第一屋根構造体と、第二屋根構造体とを隣接させて
    取り付け、第一屋根構造体と第二屋根構造体との接続部
    を防水した後、ソーラーモジュール固定第一屋根構造体
    のソーラーモジュールの上に載せられている太陽電池モ
    ジュールを第二屋根構造体側に下ろし、この太陽電池モ
    ジュールを第一屋根構造体に固定したソーラーモジュー
    ルに隣接させて固定することを特徴とするソーラーモジ
    ュールの取付方法。
  3. 【請求項3】 建物躯体の上に設置した屋根構造体の上
    面に、太陽熱・光ハイブリットモジュールと太陽電池素
    子を有し集熱板を有しない太陽電池モジュールの二種の
    ソーラーモジュールを取り付けてなるソーラーモジュー
    ル付建物であって、 ソーラーモジュールのうちの太陽熱・光ハイブリットモ
    ジュールは屋根構造体により構築された傾斜屋根面の下
    方部に取り付けたことを特徴とするソーラーモジュール
    付建物。 【0001】
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