JP3398277B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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Description
体の改良に関する。
代表される皮膚外用剤は、皮膚に塗布された場合にその
皮膚上での保持力が要求される。すなわち、皮膚上には
皮脂、汗などの分泌があり、塗布された皮膚外用剤はこ
れらの分泌物によりはがれ落ちを生じやすい。また、皮
膚外用剤に薬効成分を含有させた場合には、これらを徐
放させ、その薬効を長時間にわたり発揮させることが要
求される。これらの保持性、徐放性を発揮させるため、
従来から各種の粉体が配合されてきた。すなわち、例え
ばシリカ、ゼオライト等の多孔性粉体は、分泌物を吸着
し、あるいは多孔性粉体中に吸着保持された薬効成分を
徐々に放出することが可能である。
多孔性粉体は、一般に皮膚塗布時のすべりなどの使用性
が悪く、また吸着対象の選択性が低いため、充分な保持
力向上、徐放性を得ることができない場合があった。本
発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は使用性が良好でしかも吸着対象の選択性が高
い皮膚外用剤を提供することにある。
に本発明者等が鋭意検討を行った結果、層状シリカ多孔
性粉体を配合することにより、使用性、保持力の改善を
はかれることを見出し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明にかかる皮膚外用剤は、層状シリカ多孔性粉
体を含むことを特徴とする。また、前記層状シリカ多孔
性粉体は、皮膚外用剤中0.1重量%以上配合されてい
ることが好適である。
説明する。本発明において特徴的な多孔性粉体は、いわ
ゆる層状シリカ多孔性粉体である。この層状シリカ多孔
性粉体は、ケイ素四面体SiO4からなる板状体が折れ
曲がり、部分的に上下の板状体が結合した構造を有して
おり、この非結合部分は細孔を形成する。この層状シリ
カ多孔性粉体は以下のように製造され得る。すなわち、
層間にNaイオンを持つ単層のシリケートシート「(S
i2O5)2-」からなるカネマイト(NaHSi2O4(O
H)2・2H2O)をイオン交換反応、例えばアルキルト
リメチルアンモニウムクロライド水溶液中で加熱撹拌処
理することにより、その層状結晶の層間にNaイオンの
代わりに有機陽イオンを導入するとともに、SiO2の
層間架橋を形成する。そして、得られた固形分を濾過、
乾燥後、焼成する。これにより層状シリカ多孔性粉体が
得られる。
法をより詳細に説明する。カネマイトの層間を拡張する
ために、イオン交換反応を行うことにより、ケイ素4面
体層の層間に含まれるナトリウムイオンなどのアルカリ
金属イオンを除去し、その代わりに有機陽イオンを導入
する。有機陽イオンはアルカリ金属イオンよりも嵩高で
あるため、カネマイトの層間は拡幅される。これによ
り、シート層は有機イオンを取り囲む形で湾曲する。上
記結晶性層状ケイ酸塩は、粘土と異なり水に対する膨潤
性がないため、一般的には層間拡張が困難であるが、上
記イオン交換反応による有機陽イオンの導入という手段
により、層間拡張が可能となる。
部分を除く、隣り合うシート層中のシラノール(SiO
H)同士が脱水縮合され、シロキサン結合(Si−O−
Si)が形成される。これにより、隣り合うシート層同
士が部分的にシロキサン結合により結合し、焼成による
有機物の消失を経て、三次元的ハニカム状の層間架橋構
造を形成する。上記結晶性層状ケイ酸塩としては、ケイ
素4面体層の層間にナトリウムイオンを含んだ結晶性層
状ケイ酸ナトリウム、例えばカネマイトNaHSi2O
5・3H2O,ジケイ酸ナトリウムNa2Si2O5,
マカタイトNa2Si4O 9 ・5H2O,アイラアイト
Na2Si8O17・xH2O,マガディアイトNa2
Si14O 29 ・−xH2O,ケニヤアイトNa2Si
20O41・xH2Oなどが代表的である。
マイトのように層状結晶が単一のケイ素4面体層からな
るものは、単位重量あたりの表面積が大きいので、これ
を用いて製造した層状シリカ多孔性粉体も比表面積が大
きくなる。カネマイトを用いて製造される層状シリカ多
孔性粉体の場合、単一層構造が保持されたままで上下の
シート層が部分的に接合し、非接合部分には有機陽イオ
ンに基づく細孔が残されて、全体として蜂の巣状の断面
を呈する多孔構造をとる。上記結晶性層状ケイ酸塩にお
ける含水率は10重量%以上であることが好ましい。1
0重量%以上であれば、結晶性層状ケイ酸塩が、次の層
間拡幅工程の際に水によく分散し、層間のアルカリ金属
イオンと有機陽イオンとのイオン交換がスムーズに短時
間で行われる。10重量%未満では、結晶性層状ケイ酸
塩が凝集し、次の層間拡幅工程において、水中での分散
性が低下し、有機イオンとアルカリ金属イオンとのイオ
ン交換が起こりにくくなる。
1000m2/g以上となり、またアルカリ金属イオン
の残存量が0.2重量%以下となる。上記有機イオンの
種類は限定されないが、好ましくは有機オニウムイオ
ン、特にアルキルアンモニウムイオンなどが、試料調製
の容易さやイオン交換能の高さなどの点から優れてい
る。また、有機陽イオンは、上記の外に、アルキルトリ
メチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニ
ウム、テトラデシルトリメチルアンモニウム、ジメチル
ジアルキルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニ
ウム、アルキルアンモニウムなどを用いることができ
る。
間拡張の程度、すなわち層状シリカ多孔性粉体における
細孔径を自由に設計することができる。すなわち、単一
種類の有機陽イオンを用いれば、細孔の直径分布を狭い
範囲でほぼ均一に設計できる。逆に、分子サイズや分子
量の異なる複数種類の有機陽イオンを併せて用いれば、
幅広い直径分布を持たせることができる。また、上記イ
オン交換の際、pHを8〜9に調節することが好まし
い。更に、その後30〜90℃にて加熱処理を行うこと
が好ましい。つぎに、焼成工程においては、まず、固形
分を濾過し、乾燥する。ついで、これを空気中で焼成す
る。これにより、上記イオン交換により導入された有機
陽イオンが結晶性層状ケイ酸塩の層間から除去されて、
多数の細孔を有する多孔性粉体を得ることができる。
の温度で数時間行うのがよい。焼成温度があまり高いと
多孔性粉体の構造が崩壊するおそれがあり、逆に焼成温
度が低すぎると細孔の形成が不十分となるおそれがあ
る。焼成環境については特に限定はなく、空気中で焼成
してもよいが、有機陽イオンの分解を促進するため、酸
素付加やオゾン添加の雰囲気下で焼成してもよい。ま
た、本発明にかかる皮膚外用剤中への多孔性粉体の配合
量は、化粧料の形態に応じて任意であり、一般的には
0.1〜80重量%である。乳化、分散系の製品の場合
には0.1〜50重量%が一般的であり、粉末状あるい
は粉末プレスド系の製品の場合には0.1〜70重量%
が一般的である。本発明の化粧料には上記の多孔性粉体
に加え、外用剤に一般的に配合されるその他の成分を本
発明の効果を損なわない質的、量的範囲で配合すること
ができる。例えば保湿剤、ワックス、顔料、油分、界面
活性剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、アルカリ、
水溶性高分子、油溶性高分子、粘土鉱物などを挙げるこ
とができる。
ず、下記表1のようなパウダリーファンデーションを調
製し、前記多孔性粉体の効果を検証した。
み、均一に撹拌した後に残りの成分を添加し均一に混合
した。混合物をアトマイザーで粉砕し、中皿に形成しパ
ウダリーファンデーションを得た。上記表1を参酌する
と、シリカゲルあるいはゼオライトなどの多孔性粉体を
配合した場合(比較例1,2)、多孔性粉体の配合され
ていない場合(比較例3)と比較して、化粧持ちの点な
どで改善が認められる。しかしながら、肌に塗布する際
のすべりなどに問題があり、未だ十分な改善とはいえな
い。しかしながら、層状シリカ多孔性粉体を配合した場
合には、使用性、化粧持ちともに改善が認められ、層状
シリカ多孔性粉体の優れた特性を示唆するものであっ
た。
顔面に塗布させたのち、2時間室内で読書させる。その
時点の化粧持ちを自己判定させたのち屋外で2Kmラン
ニングさせる。ランニング終了後発汗による化粧のくず
れを下記の評価基準に従い自己判定させた。 <判定基準> ◎:化粧くずれをしたと回答したパネルの人数が 0名 ○:化粧くずれをしたと回答したパネルの人数が 1〜5名 △:化粧くずれをしたと回答したパネルの人数が 6〜11名 ×:化粧くずれをしたと回答したパネルの人数が 12名以上
し、サリチル酸メチルを添加し、その刺激性および効果
の持続性について検討を行った。
線吸収剤として有用であるが、大量に配合した場合には
皮膚刺激性を呈する場合があった。これに対して多孔性
粉体を配合することにより、該多孔性粉体がサリチル酸
メチルを吸着し、外相との平衡関係により徐々にサリチ
ル酸メチルが放出されるため、塗布当初の皮膚刺激性は
低減され、また効果の持続性も図られる。前記表2を参
酌すると、サリチル酸メチルの皮膚刺激性はシリカゲル
あるいはゼオライトなどの多孔性粉体によっても軽減さ
れるが、特に層状シリカ多孔粉体により極めて良好に抑
制される。また、紫外線吸収効果の持続性も大幅に向上
する。なお、上記効果の評価は以下のように行った。す
なわち、後述する組成の試料を男女各25名のパネルの
上腕に塗布し、塗布後30分間にヒリヒリ感などの刺激
性について、また3時間後での効果の持続性について評
価した。各判定の基準は以下の通りとした。
果の関係について検討した。
多孔性粉体の添加効果は0.1%程度から認められ、さ
らに1.0%程度の配合からその効果が明瞭となる。一
方、本発明において特徴的な効果は、その添加量を相当
量まで増やしても問題なく発揮される。ただし、層状シ
リカ多孔性粉体の粒径などにもよるが、80重量%とな
ると、ややざらつきがでる傾向にある。従って、本発明
に係る皮膚外用剤において、層状シリカ多孔性粉体の配
合量は0.1%以上、好ましくは1.0%〜80重量%
である。以下、本発明の組成物の具体的配合例を説明す
る。
℃にて加熱溶解し、このものに顔料を加えて分散する。
直ちに減圧脱気し、所定の容器に移し、冷却固化して口
紅を得た。この口紅は塗布後に落ちにくいものであっ
た。
粉末をヘンシェルミキサーで混合した後、油分、界面活
性剤を加え、パルベライザーにて粉砕した。さらにチタ
ンコーティッドマイカを加え、ヘンシェルミキサーにて
均一に混合した。このものを所定の中皿に圧縮成型して
アイシャドーを得た。
解し、タルクに添加しヘンシェルミキサーで混合後、8
0℃にてアルコールを除去する。さらに残部を加え、ア
トマイザーにて粉砕する。所定の容器にそのまま移しベ
ビーパウダーを得る。
した後、顔料部を添加し、均一に分散する。これにトリ
エタノールアミン、プロピレングリコールを精製水中に
溶解して加熱したものを添加して乳化する。これを撹拌
冷却して、香料を加えて均一にし、容器に充填して乳化
ファンデーションを得た。
を加熱溶解して加え、混合、粉砕する。これを中皿に成
型し、プレス状の頬紅を得た。
水、有機変性モンモリロナイトおよび顔料を加え、均一
に分散混合し、85℃にしておく。釜にイソパラフィン
の残部、樹脂、ワックスを加え、90℃にて均一に溶解
させる。ここに予め調製しておいた分散液を添加し、8
5℃〜90℃にて分散混合し、香料を加え、徐冷し30
℃とする。所定の容器に充填し、耐水性のアイライナー
を得る。
性剤を加え、混合する。アトマイザーで粉砕後、所定の
中皿にプレス成型する。
用剤によれば、層状シリカ多孔性粉体を配合することに
より、皮膚上での保持性がよく、しかも使用感を良好と
することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 層状シリカ多孔性粉体を含むことを特徴
とする皮膚外用剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の皮膚外用剤において、層
状シリカ多孔性粉体は、皮膚外用剤中0.1重量%以上
配合されていることを特徴とする皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10403696A JP3398277B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10403696A JP3398277B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 皮膚外用剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263517A JPH09263517A (ja) | 1997-10-07 |
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Family
ID=14370008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10403696A Expired - Fee Related JP3398277B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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GB2365769A (en) * | 2000-08-18 | 2002-02-27 | Secr Defence | Skin preparations containing silicon |
ES2520045T3 (es) | 2007-04-26 | 2014-11-11 | Shiseido Company, Ltd. | Composición de emulsión aceite-agua y procedimiento para producir la misma |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10403696A patent/JP3398277B2/ja not_active Expired - Fee Related
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