JP3397675B2 - まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車 - Google Patents
まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車Info
- Publication number
- JP3397675B2 JP3397675B2 JP03003298A JP3003298A JP3397675B2 JP 3397675 B2 JP3397675 B2 JP 3397675B2 JP 03003298 A JP03003298 A JP 03003298A JP 3003298 A JP3003298 A JP 3003298A JP 3397675 B2 JP3397675 B2 JP 3397675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- end position
- bevel gear
- hot forging
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
歯幅方向に真っ直ぐではなく曲がっている歯車、いわゆ
るまがりば傘歯車の製造方法に関する。
形すると非常にコストがかさむため、一般には、図4
(c)に示すように、熱間鍛造用金型4を用いて熱間鍛
造を行い、その後、図4(d)に示すように、冷間鍛造
用金型6を用いて冷間鍛造することで、成形するように
なっている。
般には放電加工によって成形される。即ち、図4(a)
に示されるように、成形したいすぐば傘歯車と同一形状
の放電加工用電極2(の歯形2a)を歯切りカッタを用
いた切削加工により成形し、次いで、この電極2を用い
た放電加工により、図4(b)に示されるような歯形4
aをもつ熱間鍛造用金型4を成形する。冷間鍛造用金型
6の歯形6aについても、熱間鍛造用金型4の歯形4a
の成形方法と同様である。
示すように、すぐば傘歯車の製造方法と同様の方法によ
って製造されるが、まがりば傘歯車の歯は、歯スジ(歯
面)が歯幅方向に真っ直ぐではなく曲がっており、熱間
鍛造後に歯車Wの歯スジ(歯面)が熱収縮により湾曲変
形するため、従来の方法では、設計通りの歯スジ(歯
面)をもつまがりば傘歯車を成形することは困難であっ
た。
般に放電加工により成形されるため、熱間鍛造により、
まがりば傘歯車の歯形の歯面を設計通りに成形できると
いうことは、まがりば傘歯車熱間鍛造用金型4を成形す
るための放電加工用電極2に所定の歯スジ(歯面)をも
つ歯形2aを設計(成形)することに他ならない。
0447号が提案されている。これは、熱間鍛造用金型
の歯形の歯面における歯当たり中心を、歯面の熱収縮を
考慮して、凸側歯面では半径方向外方に所定量ずらし、
一方、凹側歯面では半径方向内方に所定量ずらすように
したものである。
平62−230447号では、熱間鍛造用金型の歯形の
凸側歯面と凹側歯面とで、歯当たり中心を歯車の大きさ
やモジュール等によって半径方向に所定量(歯当り中心
の直径の3〜20%だけ)ずらすと説明されているもの
の、具体的にどうやってどれだけずらすかについては、
一切開示されていない。
47号)では、熱間鍛造用金型を成形するための放電加
工用電極に成形する歯形の歯面を具体的にどうやって設
計(成形)するかについては、全く不明であり、「熱間
鍛造後、冷間鍛造することで、設計値通りの歯スジ(歯
面)をもつまがりば傘歯車を量産できる」という技術に
ついては、発明者の知るかぎりにおいては、今のところ
全くもって存在しない。
れたもので、その目的は、設計値通り歯スジ(歯面)を
もつ量産に適したまがりば傘歯車の製造方法を提供する
ことにある。
に、請求項1に係るまがりば傘歯車の製造方法おいて
は、熱間鍛造によりまがりば傘歯車の歯面を成形し、次
いで冷間鍛造により歯面を仕上げ加工するまがりば傘歯
車の製造方法において、熱間鍛造用金型に形成する歯形
の歯スジのねじれ角を、熱間鍛造後の傘歯車の歯面の熱
収縮を考慮したねじれ角θ1 ’に設定するようにしたも
ので、具体的には、熱間鍛造温度Tと歯車材の線膨張係
数αから、熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置P1およ
び小端位置P2に対応する熱収縮前の傘歯車の歯面の大
端位置P1’および小端位置P2’を特定し、この特定
した大端位置P1’および小端位置P2’を通る歯切り
カッタC’の円弧20’から、前記ねじれ角θ1’を特
定するようにしたものである。請求項2においては、請
求項1記載のまがりば傘歯車の製造方法において、前記
熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置P1および小端位置
P2を歯車中心Mからの距離のαT%(但し、α:歯車
材の線膨張係数,T:温度変化量である熱間鍛造温度)
だけそれぞれ半径方向外方にずらすことで、前記熱収縮
前の傘歯車の歯面の大端位置P1’および小端位置
P2’を特定するようにしたものである。請求項3にお
いては、請求項1または2のいずれかに記載のまがりば
傘歯車の製造方法において、熱間鍛造用金型に形成され
た歯形を熱間鍛造用金型成形用の電極を用いた放電加工
により成形するようにしたものである。請求項4に係る
まがりば傘歯車においては、放電加工により成形された
熱間鍛造用金型を用いた熱間鍛造によりまがりば傘歯車
の歯面が成形され、次いで冷間鍛造によりその歯面が仕
上げ加工されたまがりば傘歯車において、前記熱間鍛造
用金型成形用の放電加工用電極に形成された歯形の歯ス
ジのねじれ角を、熱間鍛造後の傘歯車の歯面の熱収縮を
考慮したねじれ角θ1 ’に設定するようにしたもので、
具体的には、熱間鍛造温度Tと歯車材の線膨張係数αか
ら、熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置P1および小端
位置P2 に対応する熱収縮前の傘歯車の歯面の大端位置
P1’および小端位置P2’を特定し、この特定した大
端位置P1および小端位置P2’を通る歯切りカッタ
C’の円弧20’から、前記ねじれ角θ1’を特定する
ようにしたものである。請求項5においては、請求項4
に記載のまがりば傘歯車において、前記熱収縮後の傘歯
車の歯面の大端位置P1および小端位置P2を歯車中心
Mからの距離のαT%(但し、α:歯車材の線膨張係
数,T:熱間鍛造温度)だけそれぞれ半径方向外方にず
らすことで、前記熱収縮前の傘歯車の歯面の大端位置P
1’および小端位置P2’を特定するようにしたもので
ある。本発明では、熱間鍛造用金型の歯形の歯スジが熱
収縮を考慮したねじれ角θ1’をもつように設計(形
成)されており、熱間鍛造されたまがりば傘歯車の歯ス
ジは、熱収縮して設計値通りの所定のねじれ角θ1とな
る。実際に熱間鍛造用金型の歯形の歯スジ(歯面)を設
計するには、熱間鍛造後の歯車の歯面の熱収縮を考慮し
て設計することが必要である。そして、歯車の歯面上の
任意の点は、熱収縮(熱膨張)により、半径方向に変位
するため、熱収縮前の歯面上における大端位置P1’お
よび小端位置P2’は、熱収縮後の歯面上における大端
位置P1および小端位置P2を、歯車中心Mからの距離
(半径)のαT%(但し、α:歯車材の線膨張係数,
T:熱間鍛造温度)だけそれぞれ半径方向外方にずらす
ことで特定される。そして、この特定された熱収縮前の
大端位置P1’および小端位置P2’を通る歯切りカッ
タC’の円弧20’から求めたねじれ角θ1’が、熱間
鍛造直後の歯車(熱収縮前の歯車)の歯スジのねじれ
角、即ち、熱間鍛造用金型の歯スジのねじれ角である。
なお、この熱収縮前のねじれ角θ1 ’は、熱収縮後の歯
スジねじれ角(歯車の歯面の大端位置P1および小端位
置P2を通る歯切りカッタCの円弧20から求まるねじ
れ角)θ1 に比べて小さい。従って、歯スジ(歯面)の
ねじれ角がθ1 ’である歯形の形成された熱間鍛造用金
型を用いて熱間鍛造した直後の歯車の歯スジのねじれ角
はθ1 ’であるが、歯車が冷えることでθ1 となり、即
ち、冷間鍛造により仕上げ加工されることで、歯スジ
(歯面)のねじれ角が設計値通りの所定のねじれ角θ1
をもつまがりば傘歯車となる。また、熱間鍛造用金型
(の歯形)は、放電加工により成形されることから、熱
間鍛造用金型成形用の電極に形成する歯形の歯面を、歯
スジ(歯面)の熱収縮を考慮したねじれ角θ1 ’に形成
することで、この電極を用いた放電加工により成形され
た熱間鍛造用金型の歯形の歯スジ(歯面)も熱収縮を考
慮したねじれ角θ1 ’をもち、この金型によって熱間鍛
造された歯車の歯スジ(歯面)のねじれ角θ1 ’は、冷
えることで設計値通りのねじれ角θ1 となる。
施例に基づいて説明する。
(d)に示す従来方法と同様に、熱間鍛造用金型4を用
いて熱間鍛造を行い、次いで冷間鍛造用金型6を用いて
冷間鍛造を行うが、熱間鍛造用金型4の歯形4aの歯ス
ジのねじれ角θ1 ’は、熱間鍛造後の歯車Wの歯形の歯
スジの熱収縮を考慮した大きさに形成されており、熱間
鍛造された直後でまだ冷えていない歯車Wの歯形の歯ス
ジのねじれ角θ1 ’は、冷間鍛造されることで、設計通
りの目的とするねじれ角θ1 となるようになっている。
歯形4a(金型4の歯形4aを成形するための放電加工
用電極2の歯形2a)の歯スジのねじれ角は、歯スジ
(歯面)の熱収縮を考慮している分、従来の同金型4に
形成される歯形の歯スジのねじれ角とは異なっている
が、冷間鍛造用金型6に形成される歯形6aの歯スジの
ねじれ角は、冷間鍛造が熱間鍛造のような高温状態で行
われる訳ではないので、歯スジ(歯面)の熱収縮を考慮
せず、従来の同金型6に形成される歯形6aの歯スジの
ねじれ角と同一である等、熱間鍛造用金型4に形成され
ている歯形4aを除いたその他の構成については従来方
法と同一であり、この従来方法に対し異なる点(熱間鍛
造用金型4の歯形4aの形状)について説明する。
車の歯スジ(歯面)のねじれ角の変化を説明する図、図
2は、図1の要部拡大図で、符号D1 ’,D2 ’は、熱
間鍛造直後(以下、熱膨張時という)の同歯車の大端
円,小端円で、各歯面における大端位置,小端位置はそ
れぞれ大端円D1 ,小端円D2 上にある。符号D1 ,D
2 は、熱間鍛造終了後に常温まで冷えた時(熱収縮時)
の同歯車の大端円,小端円で、各歯面における大端位
置,小端位置はそれぞれ大端円D1 ,小端円D2 上にあ
る。符号C,C’は歯切りカッタ円で、同一径である。
符号20’は熱膨張時の同歯車の歯スジ(歯面)、符号
20は熱収縮時の同歯車の歯スジ(歯面)を示す。
張しているまがりば傘歯車の歯面の大端円および小端円
は、熱間鍛造後の熱収縮により、D1 ’,D2 ’位置か
らD1 ,D2 位置となる。このとき、熱膨張時の歯面の
大端位置P1 ’および小端位置P2 ’は、歯面が熱収縮
することで、各位置P1 ’,P2 ’の歯車中心Mからの
距離(半径)のαT%(但し、α:歯車材の線膨張係
数,T:温度変化量である熱間鍛造温度)だけ半径方向
内側に移動したP1 ,P2 となる。
向の伸び(縮み)δは、δ=2πRαT(但し、R:歯
車中心Mからの距離,α:歯車材の線膨張係数,T:温
度変化量)であり、従って、熱膨張(熱収縮)による歯
車の周方向の長さは2πR(1±αT)となる。ここ
で、熱膨張時の歯車の半径をrとすると、2πr=2π
R(1±αT)で、r=R±RαTから、熱膨張(熱収
縮)による歯車の半径方向の伸び(縮み)はαTRとな
る。このため、熱膨張(熱収縮)時における歯スジ(歯
面)は、熱収縮することで、点P1’およびP2’を通
る半径dの歯切りカッタ円C’のつくる円弧20’(円
弧P1’P2’)位置から、点P1およびP2を通る半
径dの歯切りカッタ円Cのつくる円弧20(円弧P1P
2)位置となって、歯スジ(歯面)のねじれ角はθ1 ’
からθ1となる。
なるように熱間鍛造用金型4の歯形4aの歯面を形成す
ることで、熱間鍛造終了後、冷えた歯スジのねじれ角は
θ1となることから、製造される歯車の歯スジのねじれ
角をθ1 とするには、熱間鍛造用金型4の歯形4aの歯
スジのねじれ角を、熱収縮を考慮したθ1 ’となるよう
に設計すればよい。
4(a),(b)に示されるように、放電加工によって
成形されるので、即ち、熱間鍛造用金型4の歯形4a
は、熱間鍛造用金型成形用の電極2を用いた放電加工に
より成形されるので、熱間鍛造用金型4の歯形4aの設
計は、放電加工用電極2の歯形2aの設計に他ならな
い。
用電極2の歯形2aの具体的設計手順について説明す
る。
円D0 と直交基準軸X,Yとを描く。次に、これら(歯
幅中心円D0 と直交基準軸X,Y)の交点P0 を通る所
定の大きさのねじれ角θ1 をもつねじれ角直線L0 を描
く。次に、この点P0 において、ねじれ角直線L0 に接
する所定の径dの円(歯切りカッタ円)Cを描く。次
に、歯車の歯面の大端円D1 ,小端円D2 を描き、これ
らの円D1 ,D2 と歯切りカッタ円Cとの交点を大端位
置P1 ,小端位置P2 としてプロットする。次に、各交
点位置P1 ,P2 を歯車中心Mから半径方向外方にαT
R(α:歯車材の線膨張係数,T:熱間鍛造温度,R:
歯車中心Mから交点P1 ,P2 までの距離)だけ拡大し
た点を、拡径大端位置P1 ’,拡径小端位置P2 ’とし
てプロットする。なお、符号L1 ,L2 は、歯車中心M
と点P1 ,P2 を通る直線で、拡径大端位置P1 ’,拡
径小端位置P2 ’は、熱膨張した歯車の歯面の大端円D
1 ’,小端円D2 ’上に位置している。
位置P2 ’を通る所定の径dの歯切りカッタ円C’を描
く。そして、歯切りカッタ円C’と歯幅中心円D0 との
交点P0 ’に接するねじれ角直線L0 ’を描く。そし
て、この交点P0 ’と歯車中心Mを結ぶ直線Lを描く
と、ねじれ角直線L0 ’の直線Lに対する角度θ1 ’が
放電加工用電極2に形成する歯形2aの歯スジのねじれ
角に他ならない。
りば傘歯車の縦断面図である。
2°30’の歯形をもったまがりば傘歯車を製造するた
めに、熱間鍛造温度Tを1000℃,歯車材(SCr
材)の線膨張係数αを15×10-6として、図1,2に
示す実施例方法によって設計したピッチ角74°2
9’,ねじれ角32°02’の歯形2aを、歯切りカッ
タ(半径d=2.5in)を用いた切削加工によって放
電加工用電極2に成形し、この電極2を用いた放電加工
により熱間鍛造用金型4(の歯形4a)を成形した。そ
して、この熱間鍛造用金型4を用いて歯車材(SCr4
20材)を熱間鍛造(温度1000℃)し、次いで、所
定の歯形(ピッチ角74°29’,ねじれ角32°3
0’)の形成された冷間鍛造用金型6を用いて冷間鍛造
したところ、図3に示すような歯形12の形成されたま
がりば傘歯車10が得られた。この歯形12は、ピッチ
角が74°29’、歯スジのねじれ角が32°30’
で、JIS3級の歯車精度をもつことが確認された。
によれば、歯スジのねじれ角が熱収縮を考慮した値とな
るように熱間鍛造用金型の歯形を設計することで、設計
値通りのねじれ角をもつまがりば傘歯車を製造できるこ
とから、金型の設計が非常に容易となる。また、まがり
ば傘歯車の量産が可能となるので、それだけまがりば傘
歯車を安価に供給できる。また、熱間鍛造用金型(の歯
形)を放電加工により成形する場合には、この熱間鍛造
用金型成形用の電極に、熱間鍛造による歯車材の熱収縮
を考慮したねじれ角をもつ歯形を形成することで、設計
値通りのねじれ角をもつまがりば傘歯車を熱間鍛造する
ための金型を簡単に製造できる。
(歯面)のねじれ角の変化を説明する図
鍛造する工程を説明する図
点位置 P0 ’ 熱収縮前(熱膨張時)の歯幅中心円と歯切りカ
ッタ円C’との交点位置 θ1 熱収縮後のねじれ角 θ1 ’ 熱収縮前(熱膨張時)のねじれ角
Claims (5)
- 【請求項1】 熱間鍛造によりまがりば傘歯車の歯面を
成形し、次いで冷間鍛造により歯面を仕上げ加工するま
がりば傘歯車の製造方法において、熱間鍛造温度と歯車材の線膨張係数から、熱収縮後の傘
歯車の歯面の大端位置および小端位置に対応する熱収縮
前の傘歯車の歯面の大端位置および小端位置を特定し、
この特定した大端位置および小端位置を通る歯切りカッ
タの円弧から、 熱間鍛造用金型に形成する歯形の歯スジ
のねじれ角を特定することを特徴とするまがりば傘歯車
の製造方法。 - 【請求項2】 前記熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置
および小端位置を歯車中心からの距離のαT%(但し、
α:歯車材の線膨張係数,T:温度変化量である熱間鍛
造温度)だけそれぞれ半径方向外方にずらすことで、前
記熱収縮前の傘歯車の歯面の大端位置および小端位置を
特定することを特徴とする請求項1に記載のまがりば傘
歯車の製造方法。 - 【請求項3】 前記熱間鍛造用金型に形成された歯形
は、熱間鍛造用金型成形用の電極を用いた放電加工によ
り形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載
のまがりば傘歯車の製造方法。 - 【請求項4】 放電加工により成形された熱間鍛造用金
型を用いた熱間鍛造によりまがりば傘歯車の歯面が成形
され、次いで冷間鍛造によりその歯面が仕上げ加工され
たまがりば傘歯車において、 前記熱間鍛造用金型成形用の放電加工用電極に形成され
た歯形の歯スジのねじれ角は、熱間鍛造温度と歯車材の
線膨張係数から、熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置お
よび小端位置に対応する熱収縮前の傘歯車の歯面の大端
位置および小端位置を特定し、この特定した大端位置お
よび小端位置を通る歯切りカッタの円弧から、特定され
たことを特徴とするまがり歯傘歯車。 - 【請求項5】 前記熱収縮後の傘歯車の歯面の大端位置
および小端位置を歯車中心からの距離のαT%(但し、
α:歯車材の線膨張係数,T:熱間鍛造温度)だけそれ
ぞれ半径方向外方にずらすことで、前記熱収縮前の傘歯
車の歯面の大端位置および小端位置が特定されたことを
特徴とする請求項4に記載のまがりば傘歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03003298A JP3397675B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03003298A JP3397675B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11226694A JPH11226694A (ja) | 1999-08-24 |
JP3397675B2 true JP3397675B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=12292490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03003298A Expired - Fee Related JP3397675B2 (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3397675B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002239676A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-27 | Yutaka Seimitsu Kogyo Ltd | かさ状歯車鍛造用金型の製造方法 |
CN102303219B (zh) * | 2011-08-12 | 2013-02-27 | 天津第一机床总厂 | 大型插齿机刀轴的蜗杆齿形的加工方法 |
CN102441773A (zh) * | 2011-09-09 | 2012-05-09 | 江苏飞船股份有限公司 | 弧齿锥齿轮热精锻及冷精整形复合工艺 |
CN102764847B (zh) * | 2012-07-12 | 2014-06-18 | 南昌大学 | 一种直/斜齿柱形齿轮精密成形方法 |
CN104057268A (zh) * | 2014-07-02 | 2014-09-24 | 柳州市汉森机械制造有限公司 | 农耕机圆锥齿轮的加工方法 |
CN105983847A (zh) * | 2015-02-13 | 2016-10-05 | 常州飞天齿轮有限公司 | 一种弧齿锥齿轮制造工艺 |
CN105710620A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-06-29 | 江苏威鹰机械有限公司 | 轿车变速器结合齿齿轮制造工艺 |
CN115229455B (zh) * | 2022-07-05 | 2024-02-23 | 一汽解放汽车有限公司 | 齿轮加工方法、装置、计算机设备和存储介质 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP03003298A patent/JP3397675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11226694A (ja) | 1999-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3397675B2 (ja) | まがりば傘歯車の製造方法およびまがりば傘歯車 | |
EP0933157B1 (en) | Cold forming tap with inside diameter finish blade and method of manufacturing same | |
US4216826A (en) | Heat transfer tube for use in boiling type heat exchangers and method of producing the same | |
KR100365667B1 (ko) | 금속핀튜브 | |
JPS6462235A (en) | Heat transfer tube having improved heat transfer property and production unit and manufacture thereof | |
EP2423585B1 (en) | Method of forming, inserting and permanently bonding ribs in boiler tubes | |
US4245695A (en) | Heat transfer tube for condensation and method for manufacturing same | |
JP5293584B2 (ja) | 捩り管形熱交換器および捩り管形熱交換器の製造方法 | |
US6626277B2 (en) | Synchronizer sleeve for a change speed gear and method of manufacturing same | |
JPH06198376A (ja) | 熱交換器用フィン付き金属管およびその製造方法 | |
JPH03288052A (ja) | 変速装置用歯車 | |
JPS6029594A (ja) | 伝熱管の製造方法 | |
JP2008246569A (ja) | 鍛造成形用金型の製造方法 | |
JP2569250B2 (ja) | カムピースの製造方法 | |
JPS6224827A (ja) | 拡管用マンドレル | |
JP2021100778A (ja) | ねじ山をチップレスで製造しまたは仕上する工具、その工具の製造方法、およびねじ山の製造方法 | |
JPS61291895A (ja) | 沸騰伝熱管およびその製造方法 | |
JP3631109B2 (ja) | ヘリカルブローチ加工方法及びヘリカルブローチ | |
JPH0520162B2 (ja) | ||
SU612558A1 (ru) | Способ изготовлени магнитопроводов электрических машин | |
US3025946A (en) | Production of electric cable sheaths | |
ITMI20150668A1 (it) | Metodo di produzione di un albero con profilo sagomato | |
JPS62259624A (ja) | 熱間バルジ成形装置 | |
KR20050064221A (ko) | 플라즈마챔버에 사용되는 플라즈마소스코일의 제조방법 | |
SU782940A1 (ru) | Бесстружечный метчик |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080214 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140214 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |