JP3397583B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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Description
この電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置に関し、詳しくは特定の化合物を含有する
感光層を有する電子写真感光体及びこの電子写真感光体
を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関す
る。
91号公報に示されるように、画像露光の間に受けた照
射量に応じて電気抵抗が変化し、かつ暗所では絶縁性の
物質をコーティングした支持体よりなる光導電性材料を
用いる。この光導電性材料を用いた電子写真感光体に要
求される基本的な特性としては、(1)暗所で適当な電
位に帯電できること、(2)暗所において電位の逸散が
少ないこと、(3)光照射によって速やかに電荷を逸散
せしめること、などが挙げられる。
ン、酸化亜鉛、硫化カドミウム等の無機光導電性化合物
を主成分とする感光層を有する無機感光体が広く使用さ
れてきた。しかしこれらは前記(1)〜(3)の条件は
満足するが熱安定性、耐湿性、耐久性、生産性において
必ずしも満足できるものではなかった。
な有機光導電性化合物を主成分とする電子写真感光体の
開発が近年盛んに行われている。例えば米国特許第38
37851号公報には、トリアリルピラゾリンを含有す
る電荷輸送層を有する感光体、米国特許第387188
0号公報には、ペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生
層と3−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からな
る電荷輸送層とからなる感光体等が開示されている。
によって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択する
ことが可能であり、例えばアゾ顔料では、特開昭61−
272754号公報、特開昭56−167759号公報
に示された物質は、可視領域で高感度を示すものが開示
されており、また特開昭57−19576号公報、特開
昭61−228453号公報で示された化合物は、赤外
領域まで感度を有していることが示されている。
ものは、近年進歩の著しいレーザービームプリンター
(以下LBPと略す)やLEDプリンターに使用され、
その需要頻度は高くなってきている。
真感光体は、電気的、機械的双方の特性を満足させるた
めに、電荷輸送層と電荷発生層を積層させた機能分離型
の感光体として利用される場合が多い。一方、当然のこ
とながら電子写真感光体には適用される電子写真プロセ
スに応じた感度、電気的特性、さらには光学的特性を備
えていることが要求される。
おいては、その電子写真感光体表面にはコロナまたは直
接帯電、画像露光、トナー現像、転写工程、表面クリー
ニングなどの電気的、機械的外力が直接加えられるた
め、それらに対する耐久性も要求される。
酸化物による電気的劣化や、帯電時の放電、クリーニン
グ部材の摺擦によって表面が摩耗したり、傷が発生した
りする機械的劣化、電気的劣化に対する耐久性が求めら
れている。
アーが滞留し、光が照射していない部分と電位差が生じ
る現象が特に問題であり、これはフォトメモリーとして
生じる。
物質的に柔らかいものが多い有機感光体においては、機
械的劣化に対する耐久性が劣り、耐久性向上は特に切望
されているものである。
を満足させるために、いろいろ試みがなされてきた。
に良好な樹脂としては、ビスフェノールAを骨格とする
ポリカーボネート樹脂が注目されているが、前述したよ
うな問題点すべてを解決するには至らず、次のような問
題点を有している。 (1)溶解性に乏しく、ジクロロメタンや1,2−ジク
ロロエタンなどのハロゲン化脂肪族炭化水素類の一部に
しか良好な溶解性を示さないうえ、これらの溶剤は低沸
点のため、これらの溶剤で調製した塗工液を用いて感光
体を製造すると塗工面が白化しやすい。塗工液の固形分
管理などにも手間がかかる。 (2)ハロゲン化脂肪族炭化水素類以外の溶剤に対して
は、テトラヒドラフラン、ジオキサン、シクロヘキサン
ノンあるいはそれらの混合溶剤に一部可溶であるが、そ
の溶液は数日でゲル化するなど経時性が悪く、感光体製
造には不向きである。 (3)さらに上記(1)、(2)が改善されたとして
も、ビスフェノールAを骨格とするポリカーボネート樹
脂にはソルベントクラックが発生しやすい。 (4)加えて、従来のポリカーボネート樹脂では、該樹
脂で形成された被膜に潤滑性がないため感光体に傷がつ
きやすく、電子写真感光体の摩耗量を低くするようなク
リーニング設定では画像欠陥になったり、クリーニング
ブレードの早期の劣化によるクリーニング不良、トナー
融着などが生じてしまうことがあった。
ついては、ポリマーの構造単位として嵩高いシクロヘキ
シレン基を有するポリカーボネートZ樹脂を使用する
か、ビスフェノールZ、ビスフェノールCなどと共重合
させることによって解決されてきた。
開平6−51544号、特開平6−75415号に開示
されているように、シリコン変成ポリカーボネート、エ
ーテル変成ポリカーボネートを用いることにより解決す
ることが可能である。ところが、これら変成ポリカーボ
ネートは、従来のポリカーボネート樹脂に比べ、ソルベ
ントクラックを対策するために、ポリマー内の内部応力
に対して柔軟性をもたしている構造をとっているため、
結果として、重合体本体の機械的強度が低下するという
欠点があった。
報、特開昭58−40566号公報に開示してあるよう
な、帯電部材に直接電圧をかけ電子写真感光体に電荷を
印加する直接帯電方式が主流となりつつある。
ー状の帯電部材を直接電子写真感光体に当接させて電荷
を印加する方法であり、スコロトロンなどに比べ、オゾ
ン発生量が格段に少ない。スコロトロンは、帯電器に流
す電流の80%前後がシールドに流れるために浪費され
るのに対して、直接帯電はこの浪費分がなく、非常に経
済的である、などのメリットをもつ。
電による帯電のため、帯電安定性が非常に悪いという欠
点をもつ。この対策として、直流電圧に交流電圧を重畳
させた、いわゆるAC/DC帯電方式が考案されている
(特開昭63−149668号公報)。
化したが、ACを重畳するために、電子写真感光体表面
の放電量は大幅に増大してしまい、電子写真感光体の削
れ量が増加してしまうという欠点を新たに生じ、機械的
強度のみならず、電気的強度も要求されるようになって
きた。
写真感光体が有している欠点をなくすためになされたも
ので、機械的強度を損なうことなく優れた耐ソルベント
クラック性を有し、さらに機械的強度が強く、かつ直接
帯電による放電に対する耐電気特性が良好であり、フォ
トメモリーの低減した電子写真感光体を提供することで
ある。
性支持体、感光層を有する電子写真感光体であって、該
感光層が電荷発生層および電荷輸送層を有し、該電荷輸
送層が表面層である電子写真感光体において、該表面層
が、下記式(1)
エチル基を示す。R3,R4は各々独立にハロゲン原子、
置換されても良いアルキル基、アリール基またはアルキ
レン基であり、a,bは各々独立に0〜4の整数であ
る。)で示される二価カルボン酸成分、および、置換さ
れても良いテレフタル酸または置換されても良いイソフ
タル酸成分と、二価フェノール成分とから得られるポリ
アリレート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感
光体である。
るプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
るプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
分の具体例を表1に示すが、これらに限られるものでは
ない。
化合物例1が好ましい。
式(1)で示されるジカルボン酸またはその塩化物をビ
スフェノールとアルカリ下で溶媒/水系中で攪拌するこ
とにより界面重合を行うことができる。
式(1)で示されるものと、テレフタル酸、イソフタル
酸などとの混合物として用いる。
エチル基を示す。R3,R4は各々独立にハロゲン原子、
置換されても良いアルキル基、アリール基またはアルキ
レン基であり、a,bは各々独立に0〜4の整数であ
る。)テレフタル酸、イソフタル酸の比率は、その重合
体の溶解性を考慮して決定されるもので、導入比率に特
定の制限はない。ただし一般的に、1つのジカルボン酸
成分が70mol%以上になると、合成した重合体の溶
解性が極端に低下するので注意が必要である。
てジカルボン酸比率を考える必要がある。
t−ブチルイソフタル酸のように、置換基を有するもの
を用いても重合可能である。
式(2)で示される。
も良いアルキレン基、シクロアルキレン基、シロキサン
基を示しR3 〜R10は水素原子、ハロゲン原子、置換さ
れても良いアルキル基、アリール基を示す) 本発明の電子写真感光体においては、ビスフェノール成
分が式(2)で示されるような同一のもので構成される
重合体でも、2種類以上の式(2)で示される別種の構
成単位からなる共重合体でも良い。
た耐ソルベントクラック性と機械的強度と低フォトメモ
リー特性、ならびにAC帯電における耐電気特性を併せ
持ち、良好な電子写真特性を持っているものである。
るC−F結合が結合的に距離が短く、Fの高い電気陰性
度とあいまってエネルギー的にも大きいため、エネルギ
ー破壊に強い膜を提供することが可能となる。
により分子内密度を上げ、且つ非晶質部分と結晶質部分
を同一分子内に併せ持つため、塗膜形成時に発生する分
子内応力をも緩和することができ、それによりソルベン
トクラックの要因となる薬品か侵入しても内部応力を維
持し、クラックが生じないと推測される。
より強固になるものと推測される。
分子切断が中心骨格に活性プロトンが存在せず、さらに
カーボネート結合に比較して、アリール基のエステル結
合であるアリレート構造はAC帯電による電流に強く、
特に耐電気性能が上がっていると考えられる。その理由
は確認されていないが、カーボネート結合は、カルボキ
シ基の両側に酸素原子があるためダイポールモーメント
が大きく、電気エネルギーに対して弱いためと推測され
る。
成について説明する。
が電荷輸送層と電荷発生層に分離した積層型である。
のであればよく、アルミニウム、ステンレスなどの金
属、あるいは導電層を設けた金属、紙、プラスチックな
どが挙げられ、形状はシート状、円筒状などが挙げられ
る。
は、散乱による干渉縞防止、または基盤の傷を被覆する
ことを目的とした導電層を設けても良い。これはカーボ
ンブラック、金属粒子などの導電性粉体をバインダー樹
脂に分散させて形成することができる。導電層の膜厚は
5〜40μm、好ましくは10〜30μmが適当であ
る。
層を設ける。中間層の材料としては、ポリアミド、ポリ
ビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、エチルセル
ロース、カゼイン、ポリウレタン、ポリエーテルウレタ
ンなどが挙げられる。これらは適当な溶剤に溶解して塗
布される。中間層の膜厚は0.05〜5μm、好ましく
は0.3〜1μmが適当である。
本発明に用いられる電荷発生物質としては、セレンーテ
ルル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、フタロシア
ニン、アントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリ
スアゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キ
ナクリドン、非対称キノシアニン系の各顔料が挙げられ
る。機能分離型の場合、電荷発生層は前記電荷発生物質
を0.3〜4倍量の結着剤樹脂および溶剤とともにホモ
ジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ロールミルおよび液衝
突型高速分散機などの方法でよく分散し、分散液を塗
布、乾燥させて形成される。電荷発生層の膜厚は5μm
以下、好ましくは0.1〜2μmが適当である。
本発明の特徴をなすバインダー樹脂とを溶剤中に溶解さ
せた塗料を塗工乾燥して形成する。用いられる電荷輸送
材料としてはトリアリールアミン系化合物、ヒドラゾン
化合物、スチルベン化合物、ピラゾリン系化合物、オキ
サゾール系化合物、トリアリルメタン系化合物、チアゾ
ール系化合物などが挙げられる。
と組み合わされて塗工、乾燥し、電荷輸送層を形成す
る。電荷輸送層の膜厚は5〜40μm、好ましくは15
〜30μmが適当である。
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光などの像露光手段(不図示)からの画像露
光光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が
順次形成されていく。形成された静電潜像は、次いで現
像手段5によりトナー現像され、現像されたトナー現像
像は、不図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間
に感光体1の回転と同期取り出されて給紙された転写材
7に、転写手段6により順次転写されていく。
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラーなどを用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9などの構成要素のうち、複数のものをプロセスカート
リッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカー
トリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの電
子写真装置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例
えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手
段9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持して
カートリッジ化して、装置本体のレール12などの案内
手段を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジ11とすることができる。
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動な
どにより照射される光である。
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
れる。
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版など電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
体とし、それに、以下の材料より構成される塗料を支持
体上に浸せき法で塗布し140℃、30分熱硬化して1
5μmの導電層を形成した。
重合ナイロン3部をメタノール65部、nブタノール3
0部の混合溶媒に溶解した溶液を浸せき法で塗布し0.
5μmの中間層を形成した。
る回折角2θ±0.2°が9.0°、14.2°、2
3.9°、27.1°に強いピークを有するTiOPc
4部とポリビニルブチラール(商品名:エスレックBM
2、積水化学製)2部およびシクロヘキサノン60部を
φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で4時間
分散したあとエチルアセテート100部を加えて電荷発
生層用分散液を調製した。これを浸せき法で塗布し0.
3μmの電荷発生層を形成した。
ゼン30部ジクロロメタン70部の混合溶媒に溶解し
た。
を用いた。
スフェノールA(0.003mol)を水酸化ナトリウ
ム(0.8g)、塩化テトラメチルアンモニウム(1
g)と水100mlに溶かし1lのミキサー中に投入し
これに1,2−ジクロロエタン(30ml)に化合物例
(1)(0.003mol)、テレフタル酸塩化物
(0.0015mol)、イソフタル酸塩化物(0.0
015mol)を溶かしたものを攪拌しながら投入し1
0分高速攪拌した。2時間放置後、1,2−ジクロロエ
タン液を回収しこれに大量のヘキサンを投入しポリマー
として回収したものである。なお回収後水洗浄、メタノ
ール洗浄、クロロホルム溶解、メタノール滴下による精
製工程を行ったものを用いた。なお最終収率は72%で
あった。
間乾燥し25μmの電荷輸送層を形成した。
「レーザージェット4plus」(プロセススピード7
1mm/sec)を改造して用いた。改造は一次帯電の
制御を定電流制御を定電圧制御とした。作成した電子写
真感光体をこの装置で28℃90%RH下で通紙耐久を
行った。シーケンスはプリント1枚ごとに1回停止する
間欠モードとした。
題がでるまで耐久した。
験機を用い15分摩耗させそのときの重量減少分を測定
した。
ux20分間の白色蛍光灯の光をあて15分間放置後明
部電位を測定し光を当てる前から明部電位がどれだけ下
がったかを測定しフォトメモリー値とした。
を付着させ48時間放置し顕微鏡観察によりソルベント
クラックの有無を観察しクラックの認められたものを
×、認められないものを○とした。
件2から10のものを用いた以外は実施例1と同様に電
子写真感光体を作成し評価した。その結果を表3に示
す。
1から5のものを用いた以外は実施例1と同様に電子写
真感光体を作成し評価した。その結果を表5に示す。
機械的強度を損なうことなく優れた耐ソルベントクラッ
ク性を有し、さらに機械的強度が強く、かつ直接帯電に
よる放電に対する耐電気特性が良好であり、フォトメモ
リーの低減した電子写真感光体、及びこの電子写真感光
体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提
供することが可能となった。
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
のブロック図の例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性支持体、感光層を有する電子写真
感光体であって、該感光層が電荷発生層および電荷輸送
層を有し、該電荷輸送層が表面層である電子写真感光体
において、該表面層が、下記式(1) 【化1】 (R1,R2はパーフルオロメチル基またはパーフルオロ
エチル基を示す。R3,R4は各々独立にハロゲン原子、
置換されても良いアルキル基、アリール基またはアルキ
レン基であり、a,bは各々独立に0〜4の整数であ
る。)で示される二価カルボン酸成分、および、置換さ
れても良いテレフタル酸または置換されても良いイソフ
タル酸成分と、二価フェノール成分とから得られるポリ
アリレート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感
光体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真感光体、及び
帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群よ
り選ばれた少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子
写真装置本体に着脱可能であるプロセスカートリッジ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の電子写真感光体、帯電
手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有する電子
写真装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17021996A JP3397583B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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JP17021996A JP3397583B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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WO2007078006A1 (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | 電子写真感光体並びにそれを用いた画像形成装置及び電子写真感光体カートリッジ |
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- 1996-06-28 JP JP17021996A patent/JP3397583B2/ja not_active Expired - Fee Related
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