JP3397253B2 - 光学的位置推定装置およびフォーカス制御装置 - Google Patents

光学的位置推定装置およびフォーカス制御装置

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JP3397253B2
JP3397253B2 JP16580693A JP16580693A JP3397253B2 JP 3397253 B2 JP3397253 B2 JP 3397253B2 JP 16580693 A JP16580693 A JP 16580693A JP 16580693 A JP16580693 A JP 16580693A JP 3397253 B2 JP3397253 B2 JP 3397253B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラに
用いて好適な光学的位置推定装置およびフォーカス制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のビデオカメラにおける
フォーカス制御装置の構成例を示している。フォーカス
レンズ2は、図示せぬ被写体の像を、例えばCCDなど
よりなる撮像素子3に結像させる。撮像素子3は、この
像に対応する電気信号(ビデオ信号)をA/D変換器4
に出力する。A/D変換器4は、入力されたビデオ信号
をA/D変換し、カメラ信号処理回路5に出力するとと
もに、フィルタ6に出力する。
【0003】フィルタ6は、ハイパスフィルタあるいは
バンドパスフィルタにより構成され、入力されたデジタ
ルビデオ信号の高域成分を抽出し、検波回路7に出力す
る。検波回路7は、入力されたビデオ信号をフィールド
単位で検波、演算し、ピント評価値を生成し、マイクロ
コンピュータ8に供給する。
【0004】マイクロコンピュータ8は、後述する図1
6に示すような山登りオートフォーカス方式の処理を実
行し、フォーカスエラー信号を生成する。そして、この
フォーカスエラー信号に対応して、ステッピングモータ
1を駆動し、フォーカスレンズ2を撮像素子3に対して
相対的に所定の位置に移動させる。これにより、撮像素
子3上に被写体の像が正しく結像されるように、フォー
カス制御される。
【0005】次に図16のフローチャートを参照して、
山登りオートフォーカス方式の処理について説明する。
最初にステップS71において、オートフォーカス動作
を開始する必要があるか否かを判定し、その必要がある
場合においては、ステップS72に進み、マイクロコン
ピュータ8はステッピングモータ1を駆動し、フォーカ
スレンズ2を、撮像素子3から遠ざかる方向または近づ
く方向のいずれかの方向に移動させる。
【0006】次にステップS73において、そのフォー
カスレンズ2を移動した後の検波回路7より供給される
ピント評価値を得て、その成分が、フォーカスレンズ2
を移動する前に比べて増加したか否かを判定する。
【0007】即ち、検波回路7が出力するピント評価値
は、図17に示すように、合焦位置を中心としてフォー
カスレンズ2がその位置から撮像素子3に近づく方向に
離れても、あるいはまた、逆に、遠ざかる方向に離れて
も、その値が小さくなる。換言すれば、フォーカスレン
ズ2を、このピント評価値の値が大きくなる方向に移動
させれば、合焦状態を実現することができる。
【0008】そこで、フォーカスレンズ2を移動する前
に比べて、移動した後のピント評価値の値が大きくなっ
た場合においては、ステップS73からステップS75
に進み、フォーカスレンズ2を同一の方向にさらに移動
させる。
【0009】これに対して、フォーカスレンズ2を移動
する前に比べて、移動した後のピント評価値の値が小さ
くなった場合においては、ステップS74に進み、フォ
ーカスレンズ2を移動する方向を反転させる。そしてス
テップS75に進み、その反転方向にフォーカスレンズ
2を移動させる。
【0010】即ち、これにより、いまフォーカスレンズ
2は合焦位置に向かって移動されていることになる。そ
こでステップS76において、再び検波回路7が出力す
るピント評価値の値をフォーカスレンズ2の移動前の値
と比較し、その値が大きくなっていれば、そのままフォ
ーカスレンズ2を移動させる。そしてピント評価値の値
が増加しなくなったとき(合焦位置を若干行き過ぎたと
き)、ステップS77に進み、フォーカスレンズ2を逆
方向に若干戻して、合焦位置に配置し、そこで停止させ
る。
【0011】以上のように、山登りオートフォーカス方
式は、測距用デバイスを必要とせず、簡単で高精度のオ
ートフォーカス動作を実行することができる。
【0012】このように、この処理は、フェイズ1乃至
フェイズ3の3つのフェイズにより構成されることにな
る。即ち、ステップS71乃至S74よりなるフェイズ
1においては、フォーカスレンズ2をとりあえず、撮像
素子3から遠ざかる方向あるいは近づく方向に若干移動
させる。そして、この移動により、ピント評価値が増加
したか否かを判定することで、合焦位置の方向を判定す
る。合焦位置の方向が逆方向であった場合においては、
フォーカスレンズ2の移動方向を反転させる。
【0013】次にステップS75およびステップS76
よりなるフェイズ2において、ピント評価値のピーク値
(合焦位置)を検出する。
【0014】そして、さらにフェイズ3において、フェ
イズ2でピント評価値のピーク値が検出されたとき、そ
こでフォーカスレンズ2を停止させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、山登り
オートフォーカス方式は、ピント評価値の大きさのみを
判定するため、合焦位置の方向を求めることができる
が、合焦位置そのものが、どこにあるのか(合焦位置ま
での距離)を推定することはできない。このため、合焦
位置にフォーカスレンズ2を高速で配置させることが比
較的困難である。
【0016】また、この山登りオートフォーカス方式
は、被写体として、距離の異なる位置に複数の被写体が
存在する場合、オートフォーカス制御動作が不安定にな
る課題を有している。特に、画面の中央の被写体よりも
コントラストが強い被写体が背景に存在する場合、背景
の被写体に合焦してしまう。
【0017】この場合、例えば図18に示すように、複
数のピント検出領域A,Bを設け、各領域のピント評価
値の中から適切なピント評価値を選んでフォーカス制御
を行うことも考えられる。しかしながら、山登りオート
フォーカス方式においては、複数の領域A,Bの合焦位
置を同時に検出することができないため、フォーカスレ
ンズ2の動くべき方向を迅速に判定することが困難にな
る。
【0018】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、高速、かつ、より正確に、フォーカス制御
を実行することができるようにするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的位置推定
装置は、被写体の像に対応する信号を出力する撮像手段
(例えば図1の撮像素子3)と、撮像手段に対して所定
の光学的位置に相対的に移動し、所定の焦点深度で、撮
像手段に被写体の像を結像させる光学手段(例えば図1
のフォーカスレンズ2)と、光学手段の焦点深度を検出
する検出手段(例えば図1のアイリスエンコーダ11)
と、撮像手段の出力する信号を複数の周波数帯域の信号
に分割する分割手段(例えば図1のフィルタ12)と、
光学手段が異なる光学的位置にある場合における分割手
段により分割された信号のレベルの変動のパターンを生
成する生成手段(例えば図3のプログラム上のステップ
S4)と、生成手段により生成されたパターンと、検出
手段により検出された焦点深度に対応して、合焦時にお
ける光学手段の光学的位置を推定する推定手段(例えば
図5のプログラム上のステップS15)とを備えること
を特徴とする。
【0020】また、本発明のフォーカス制御装置は、上
記した光学的位置推定装置における構成の他、さらに推
定手段の推定結果に対応して、光学手段の光学的位置を
制御する制御手段(例えば図1におけるステッピングモ
ータ1)とをさらに備えることを特徴とする。
【0021】
【作用】上記構成の光学的位置推定装置またはフォーカ
ス制御装置においては、生成手段により生成されたパタ
ーンと、検出手段により検出された焦点深度に対応し
て、合焦時における光学的手段の光学的位置が推定され
る。従って、この推定位置に対応して、光学手段を高速
で合焦位置に移動させることが可能となり、高速のフォ
ーカス制御動作が可能となる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明のフォーカス制御装置(光学
的位置推定装置)の一実施例の構成を示すブロック図で
あり、図15における場合と対応する部分には同一の符
号を付してある。この実施例においては、A/D変換器
4の出力するビデオ信号が、フィルタ12により複数の
周波数帯域の信号に分割され、整流積算器13に供給さ
れるようになされている。そして、整流積算器13で生
成されたピント評価ベクトルが、マイクロコンピュータ
8に供給されるようになされている。
【0023】また、フォーカスレンズ2に入射される光
量を制御するために、絞り(アイリス)15が設けられ
ており、この絞り15の駆動位置(アイリス情報)がア
イリスエンコーダ11により検出され、マイクロコンピ
ュータ8に供給されている。また、絞り15の位置(円
形の開口の直径)は、モータ14を介してマイクロコン
ピュータ8により制御されるようになされている。その
他の構成は、図15における場合と同様である。
【0024】次に、その動作について説明する。絞り1
5を介して入射された被写体からの光が、フォーカスレ
ンズ2を介して撮像素子3に入射される。撮像素子3
は、この入射された光に対応するビデオ信号を出力す
る。このビデオ信号は、A/D変換器4によりA/D変
換された後、カメラ信号処理回路5に供給され、処理さ
れる。カメラ信号処理回路5により処理された信号は、
必要に応じてマイクロコンピュータ8に供給される。
【0025】マイクロコンピュータ8は、この入力され
た信号を処理し、絞り15を駆動すべき位置(焦点深
度)を演算する。そして、その演算結果に対応してモー
タ14を制御し、絞り15を適当な径に調整させる。絞
り15の径は、アイリスエンコーダ11により検出さ
れ、マイクロコンピュータ8にフィードバックされる。
【0026】一方、A/D変換器4が出力するビデオ信
号は、例えば図2に示すような特性を有するフィルタ1
2により、複数の周波数帯域の信号(この実施例の場
合、中心周波数がf0乃至f7の8個の周波数帯域の信
号)に分割される。フィルタ12により8個の周波数帯
域に分割された信号は、整流積算器13に入力され、整
流された後、同一フィールド内の画面の所定の領域(例
えば、画面の中央の約1/4の領域)内で水平方向に1
次元的に積算され、ピント評価ベクトルPが生成され
る。このピント評価ベクトルPは、周波数f0乃至f7
対応する成分p0乃至p7を用いて、次式で表すことがで
きる。 P=(p0,p1,・・・,p7)
【0027】このピント評価ベクトルPは、マイクロコ
ンピュータ8に供給される。
【0028】マイクロコンピュータ8は、整流積算器1
3より供給されたピント評価ベクトルと、アイリスエン
コーダ11より入力されたアイリス情報を元に、フォー
カスレンズ2の合焦位置を推定し、その推定結果に対応
してステッピングモータ1を駆動し、フォーカスレンズ
2を合焦位置に高速で移動させる。これにより、撮像素
子3にピントが合った状態で、被写体の像が結像され
る。
【0029】次に、マイクロコンピュータ8の処理動作
について、図3のフローチャートを参照して説明する。
即ち、最初にステップS1で、マイクロコンピュータ8
は、フォーカスレンズ2が所定の位置にある状態におい
て、上述したようにして、整流積算器13からピント評
価ベクトルPを取り込んだ後、ステッピングモータ1を
介して、フォーカスレンズ2を、撮像素子3に近づく方
向または遠ざかる方向に所定距離だけ移動させる。そし
て、その状態における整流積算器13が出力するピント
評価ベクトルPをさらに取得する。
【0030】次にステップS2に進み、ステップS1で
取得したピント評価ベクトルPの各要素を対数変換した
対数化ピント評価ベクトルPLを演算する。この対数化
ピント評価ベクトルPLは、次式で表すことができる。 PL=(log[p0],log[p1],・・・,l
og[p7])
【0031】この対数化ピント評価ベクトルPLは、フ
ォーカスレンズ2を移動する前の(1フィールド前の)
ピント評価ベクトルPD(PLD)と、移動した後の(1
フィールド後の)ピント評価ベクトルP(PL)につい
て求められる。
【0032】そして、ステップS3において、次式に従
って、ピント評価差分ベクトルQが演算される。 Q=(q0,q1,・・・,q7)=PL−PLD=(pL
0−pLD0,pL1−pLD1,・・・,pL7−pLD7)
【0033】さらに、フィルタ12で分割した8個の周
波数帯域f0乃至f7に対応するピント評価差分ベクトル
Qの各要素q0乃至q7を昇順に並べ、図4に示すよう
な差分パターンが生成される。
【0034】いま、フォーカスレンズ2の微小移動の向
きが撮像素子3から遠ざかる方向(図1における左方
向)である場合、合焦位置が、現在のフォーカスレンズ
2の位置より左側(即ち、撮像素子3から遠ざかる側)
に存在する場合、差分パターンは、図4(a)に示すよ
うに、右上がりの鋸歯状波パターンとなる。
【0035】これに対して、合焦位置が、現在のフォー
カスレンズ2の位置より右側(即ち、撮像素子3に近づ
く側)に存在する場合、差分パターンは、図4(b)に
示すように、右下がりの鋸歯状波パターンとなる。
【0036】逆に、フォーカスレンズ2の微小移動の向
きが撮像素子3に近づく方向(図1における右方向)で
ある場合、差分パターンは、上記した場合と上下が反転
する。即ち、合焦位置が現在のフォーカスレンズ2の位
置の左側の場合、差分パターンは、図4(b)に示すよ
うに、右下がりの鋸歯状波パターンとなり、合焦位置が
現在のフォーカスレンズ2の位置より右側の場合、差分
パターンは、図4(a)に示すように、右上がりの鋸歯
状波パターンとなる。
【0037】この差分パターンの繰り返し周期は、合焦
位置からのフォーカスレンズ2の位置のずれ量が大きい
ほど、また、絞り(アイリス)15の直径Cが大きいほ
ど短くなる。従って、差分パターンが右上がり鋸歯状波
パターンであるか、あるいは右下がり鋸歯状波パターン
であるかを判別することにより、フォーカスレンズ2の
動くべき方向(合焦位置の方向)を判定することができ
る。また、差分パターンの周期およびアイリスの直径C
より、フォーカスレンズ2をどれくらい動かした位置に
合焦位置があるのかを推定することができる。この処理
が、ステップS4で行われる。
【0038】次に、図3のステップS4における差分パ
ターン判定の詳細について、図5のフローチャートを参
照して説明する。最初にステップS11において、周期
の異なるn組の右上がりの鋸歯状波パターン(図4
(a)に示す鋸歯状波パターン)の基準ベクトルR
(j)を次式より演算する。 R(j)=(r0,r1,・・・,r7)=(f(j×
k×3)/rr,f(j×k×4)/rr,f(j×k
×5)/rr,・・・,f(j×k×10)/rr)
尚、上式において、kは定数であり、jは1乃至nの整
数である。
【0039】また、f(x)は、次式で定義される関数
である。 f(x)=x−Floor((x+1)/2)×2 ここで、Floor(x)は、xを越えない最大整数を
表す。
【0040】さらにまた、上記したrrは、次式で定義
される。 rr=(f(j×k×3)2+f(j×k×4)2+f
(j×k×5)2+・・・+f(j×k×10)21/2
【0041】次に、ステップS12に進み、ステップS
11で求めた基準ベクトルR(j)と、図3のステップ
S3で演算したピント評価差分ベクトルQとの内積値D
(j)を次式に従って演算する。
【0042】
【数1】
【0043】次にステップS13に進み、ステップS1
2で求めた内積値D(j)の絶対値が最大になるときの
j(=jmax)を求め、次式に示すように、これを規格
化ボケ量DF0とする。 DF0=jmax
【0044】また、そのときの内積値D(j)の符号
(極性)を、合焦方向DIRとする。
【0045】さらにステップS14において、次式よ
り、実際のボケ量DFを演算する。 DF=DF0/C
【0046】次にステップS15において、無限遠の被
写体に対する合焦レンズ位置を基準とした合焦フォーカ
スレンズの位置z0を、現フォーカスレンズ位置zとす
るとき、以下のように演算する。 z0=z−〈SIG〉×DF
【0047】 但し、〈SIG〉=1 (DIR>0のとき) =−1 (DIR<0のとき)
【0048】このように、合焦状態に至る前にフォーカ
スレンズ2の合焦位置を算出(推定)することができ
る。そこで、マイクロコンピュータ8は、ステッピング
モータ1を介して、フォーカスレンズ2を、その合焦位
置へ直ちに駆動させるようにすることができる。このた
め、迅速なフォーカス制御が可能となる。
【0049】尚、他の応用例として、算出された合焦位
置およびフォーカスレンズ2を含む光学系の焦点距離を
fとするとき、被写体までの距離Lを次式より演算する
ことができる。 L=−f2/(z0−f)+f
【0050】従って、測距装置として応用することが可
能となる。
【0051】図6は、本発明のフォーカス制御装置(光
学的位置推定装置)の他の実施例の構成を示すブロック
図であり、図1における場合と対応する部分には同一の
符号を付してある。この実施例においては、A/D変換
器4が出力するビデオ信号が、ローパスフィルタ21に
より所定の周波数帯域に制限された後、間引回路22に
入力され、所定の空間サンプリング間隔に間引かれる。
そして、その出力がバッファメモリ23に供給され、記
憶されるようになされている。信号プロセッサ24は、
バッファメモリ23に記憶されたデータを元に、複数の
ピント評価ベクトルを生成し、マイクロコンピュータ8
に供給する。その他の構成は、図1における場合と同様
である。
【0052】ローパスフィルタ21により不要な帯域成
分を除去した後、間引回路22でデータを間引くのは、
処理するデータ量を少なくするためのものであり、本発
明にとって本質的なものではない。データ量が多くても
よい場合においては、これらの回路は省略することがで
きる。
【0053】そこで、次に信号プロセッサ24とマイク
ロコンピュータ8の処理例について、図7のフローチャ
ートを参照してさらに説明する。
【0054】最初にステップS21において、信号プロ
セッサ24は、撮像素子3上(バッファメモリ23上)
の領域WHVの16×16画素のデータAHVを離散コサイ
ン変換(DDT変換)したデータBHVを、次式に従って
演算する。 BHV=(b(00),・・・,b(ff))=[G]・
HV・[G] 尚、ここで[G]は、16×16個の離散コサイン変換
行列である。
【0055】即ち、撮像素子3上には、従って、それに
対応するデータを記憶するバッファメモリ23上には、
図8に示すように、1画面分のデータが記憶される。図
8は、このデータを水平方向と垂直方向に、16×16
画素を1つのブロックとして区分した状態で表してい
る。
【0056】即ち、水平方向にH番目、垂直方向にV番
目の領域(ブロック)は、WHVで表され、この領域WHV
には、図9に示すように、16×16個のマトリックス
状に配置された画素データAHV=(a(00),・・
・,a(ff))が含まれていることになる。この16
×16個のデータAHVに対して、上式で示されるよう
に、離散コサイン変換行列[G]を用いて演算すること
により、DCT変換データBHVを得ることができる。
【0057】次に、ステップS22において、DCTデ
ータBHVを、次式に示すように、要素毎に絶対値化し、
さらに対数変換したデータBHVLを演算する。 BHVL=(log b(00) ,log b(01)
,・・・,log b(ff) )
【0058】次にステップS23に進み、次式に従っ
て、2次元ピント評価差分ベクトルSHVを演算する。 SHV=BHVL−BHVLD =(s(00),・・・,s(ff)) =(log b(00) −log bD(00) ,
log b(01) −log bD(01) ,・・
・,log b(ff) −log bD(ff) )
【0059】即ち、フォーカスレンズ2を微小変動した
後のデータBHVLから、微小変動する前のデータBHVLD
を減算し、2次元ピント評価差分ベクトルSHVを求める
のである。
【0060】このようにして生成された2次元ピント評
価差分ベクトルSHVは、パターン化される。図10と図
11は、このパターンの例を表している。図中xとy
は、それぞれ画像の水平周波数と垂直周波数を表してい
る。また、縦軸は、差分ベクトルSHVの値を示してい
る。x,y座標と差分値がそれぞれ0である位置が、原
点(直流成分のある位置)とされる。
【0061】絞り15が円形である場合、図4を参照し
て説明した場合と同様に、フォーカスレンズ2の微小移
動の方向が、撮像素子3から遠ざかる方向である場合、
2次元ピント評価差分パターンは、原点からみて、合焦
位置が現在のフォーカスレンズ2の位置より左側(撮像
素子3から遠ざかる側)にあるとき、図10に示すよう
に、右上がりの回転鋸歯状パターンとなる。
【0062】これに対して、合焦位置が現在のフォーカ
スレンズ2の位置より右側(撮像素子3に近づく側)に
あるとき、図11に示すように、右下がりの回転鋸歯状
パターンとなる。
【0063】従って、ステップS24において、この2
次元ピント評価差分パターンが右上がり鋸歯状波パター
ンであるのか、あるいは、右下がり回転鋸歯状波パター
ンであるのかを判定することにより、フォーカスレンズ
2の移動すべき方向(焦点位置の方向)を判定すること
ができる。また、この差分パターンの周期および絞り1
5の直径Cより、合焦位置を推定することができる。こ
の処理をマイクロコンピュータ8が実行する。
【0064】図10および図11に示すような2次元ピ
ント評価差分パターンは、回転体形状であるため、この
ベクトルの各要素を、原点を中心とする円周方向に周回
積分して平均化し、1次元ピント評価差分パターンを得
ることができる。
【0065】図12は、このようにして、1次元ピント
評価差分パターンを生成する処理例を示している。最初
にステップS31において、変数k(=1乃至K)を0
に初期設定し、さらにステップS32で、2次元ピント
評価差分パターンを、原点からの距離で分離、積算した
結果を示す値q〈k〉と、その個数を示す値n〈k〉に
0を設定し、初期化する。
【0066】ステップS33において、kをインクリメ
ントし、ステップS34で、変数kが所定の値Kと等し
いか、それより大きくなったと判定されるまで、ステッ
プS32とS33の処理が繰り返される。即ち、これに
より、q〈0〉乃至q〈K−1〉の各値、およびn
〈0〉乃至n〈K−1〉の値が、すべて0に初期設定さ
れる。
【0067】次にステップS35に進み、変数iに0を
設定し、さらにステップS36において、変数jに0を
設定する。次にステップS37において、変数kに Floor[Sqrt[i2+j2]] を設定する。ここで、Sqrt[x]は、x1/2を表し
ている。
【0068】そして、q〈k〉の値に、s〈ij〉を加
算した値を、新たなq〈k〉の値として更新し、n
〈k〉をインクリメントする。
【0069】次にステップS38に進み、jをインクリ
メントする。ステップS39において、変数jが所定の
値Jと等しくなったと判定されるまで、ステップS37
とS38の処理が繰り返される。
【0070】ステップS39において、jがJと等しく
なったと判定された場合、ステップS40に進み、iを
インクリメントする。そして、ステップS41からステ
ップS36に戻り、ステップS36以降の処理を繰り返
し実行する。以上の処理がステップS41において、変
数iが変数Iと等しいと判定されるまで繰り返される。
即ち、これにより、絞り15の形状に対応して、円形の
積算経路に沿って、データの周回積算が行われたことに
なる。
【0071】次にステップS42に進み、変数kを再び
0に初期設定し、ステップS43において、q〈k〉を
n〈k〉で割って、原点を中心とする円周方向に周回積
算した値を平均化する。そして、この平均化した値を、
新たなq〈k〉として更新する。
【0072】そして、ステップS44においてkがイン
クリメントされ、ステップS45を介してステップS4
3に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ステ
ップS45において、kがKと等しくなったと判定され
たとき、処理は終了される。
【0073】このようにして生成された1次元ピント評
価差分パターンQ(=q〈0〉,・・・,q〈K〉)
は、マイクロコンピュータ8に供給され、図1に示した
実施例における場合と同様に、パターンマッチングによ
り差分パターンの形状から合焦位置の方向が求められ、
また、差分パターンの周期とアイリス直径より、合焦位
置が演算される。
【0074】尚、図12の実施例においては、ステップ
S37において規定した式 (i2+j21/2 により、円に沿って積算を行うようにしたが、これは、
絞り15が円形だからである。絞り15が、例えば正多
角形の場合、周回積算の積算経路は、そのフーリエ変換
像(これも正多角形になる)の経路で行われることにな
る。
【0075】次に、図6で示した実施例において、分割
測距を行う場合の方法について、図13のフローチャー
トを参照して説明する。最初にステップS51におい
て、フォーカスレンズ2が合焦位置にある場合における
画素データZ0(H,V)をメディアンフィルタで処理
して、データZ1(H,V)を得る。即ち、注目データ
を含む近傍の領域のデータの中で、中ぐらいのものの平
均値を出力する。これにより、小さい領域(主要被写体
でない可能性が高い領域)のデータを除去するととも
に、Z0(H,V)にエラーが発生した場合、そのエラ
ーを除去することができる。
【0076】次にステップS52に進み、画面の中央に
近い、最も手前にある被写体が主要被写体であることが
多いので、中央の所定の領域WHcVcの水平方向のブロッ
ク番号Hcを、最大値を表す領域の水平方向のブロック
番号Hmとして仮に設定する。同様に、その領域の垂直
方向のブロック番号Vcを、最大値を表す領域の垂直方
向のブロック番号Vmとして仮に設定する。
【0077】次にステップS53に進み、ステップS5
2で設定した領域WHmVmの近傍の領域であって、データ
Z1(H,V)のうち、最大の値を得ることができる領
域の、領域WHmVmからの偏差(im,jm)を検出す
る。
【0078】この図13のステップS53の詳細な処理
は、図14に示されている。図14に示すように、最初
にステップS61において、データZ1(H,V)のう
ち、最大のデータが設定されるレジスタmaxに初期値
0がセットされ、また、変数iに−1が初期設定され
る。次にステップS62に進み、変数jに−1が初期設
定される。
【0079】そしてステップS63において、ステップ
S62で設定したブロック番号Hm,Vmに、ステップ
S61とS62で設定した変数iとjを加算したブロッ
ク番号(Hm+i,Vm+j)の領域WHm+iVm+jにおける
メディアンフィルタ処理したデータZ1(Hm+i,Vm
+j)が、maxより大きいか否かが判定される。この
判定がYESであれば、ステップS64に進み、変数i
mと変数jmに、ステップS61またはS62で設定さ
れた変数iとjがそれぞれ設定される。そして、レジス
タmaxにZ1(Hm+i,Vm+j)の値がセットされ
る。即ち、レジスタmaxにZ1(H,V)の最大値が
セットされ、その領域を特定するブロック番号の偏差i
m,jmに変数iとjがセットされる。
【0080】そしてステップS65に進み、変数jがイ
ンクリメントされ、ステップS66において、変数jが
2以上ではないと判定された場合、ステップS63に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0081】そしてステップS66において、変数jが
1より大きい値、即ち、2以上になったと判定された場
合、ステップS67に進み、今度は変数iがインクリメ
ントされる。そしてステップS68において、変数iが
1より小さいか、1と等しいと判定された場合において
は、ステップS62に戻り、それ以降の処理が繰り返し
実行される。そしてステップS68において、変数iが
1より大きい、即ち、2以上であると判定されたとき、
処理は終了され、図13のステップS53に戻る。
【0082】即ち、この図14の処理により、ステップ
S52で設定した中央の領域WHcVcを中心として、上下
左右に1個だけずれた合計9個の領域WHVのうち、最も
大きいデータZ1(H,V)を出力する領域が選択され
る。
【0083】そして、次に図13のステップS54に進
み、ステップS53(S64)において設定した変数i
mとjmが両方とも0であるか否かが判定される。いず
れも0でない場合においては、ステップS55に進み、
変数Hmと変数Vmに、それぞれ変数imとjmが加算さ
れた値が、新たなHmまたはVmとして更新される。
【0084】次にステップS56に進み、HmまたはVm
が1であるか、あるいは、HmがHcの2倍の値と等しい
か、あるいは、VmがVcの2倍の値と等しいか否かが判
定される。いずれか1つの条件が満足されたと判定され
た場合、ステップS56からステップS57に進み、処
理が終了される。即ち、このとき、合焦レンズ位置は、
レジスタmaxに記憶されており(その値は、ステップ
S64において設定されている)、また、主要被写体の
位置に対応する領域のブロック番号は、(Hm,Vm)と
して記憶される。
【0085】以上のようにして、例えば画面の端部に、
最もビデオカメラに近い被写体が存在していたとして
も、これに影響されずに、中央部の被写体に対する測距
処理を行うことができる。
【0086】
【発明の効果】以上の如く本発明の光学的位置推定装置
またはフォーカス制御装置によれば、生成手段により生
成されたパターンと、検出手段により検出された焦点深
度に対応して、合焦時における光学手段の光学的位置を
推定するようにしたので、光学手段の合焦位置の方向だ
けでなく、その位置を推定することができ、これをフォ
ーカス制御に用いた場合においては、迅速にフォーカス
制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォーカス制御装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のフィルタ12の特性を説明する図であ
る。
【図3】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】図3のステップS4の差分パターンを説明する
図である。
【図5】図3のステップS4のより詳細な処理を説明す
るフローチャートである。
【図6】本発明のフォーカス制御装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図8】図6のバッファメモリ23上におけるデータの
区分領域を説明する図である。
【図9】図8の1つの領域の画素データの構成を説明す
る図である。
【図10】図7のステップS24において得られる差分
パターンの例を説明する図である。
【図11】図7のステップS24において得られる差分
パターンの他の例を示す図である。
【図12】図7のステップS24において得られる2次
元差分パターンを1次元差分パターンに変換するための
処理例を説明するためのフローチャートである。
【図13】所定の領域における合焦位置を求めるための
処理を説明するフローチャートである。
【図14】図13のステップS53のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図15】従来のフォーカス制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図16】図15の例の動作を説明するフローチャート
である。
【図17】ピント評価値の特性を説明する図である。
【図18】画面を複数の領域に区分する様子を説明する
図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 フォーカスレンズ 3 撮像素子 4 A/D変換器 5 カメラ信号処理回路 6 フィルタ 7 検波回路 8 マイクロコンピュータ 11 アイリスエンコーダ 12 フィルタ 13 整流積算器 14 モータ 15 絞り 21 ローパスフィルタ 22 間引回路 23 バッファメモリ 24 信号プロセッサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像に対応する信号を出力する撮
    像手段と、 前記撮像手段に対して所定の光学的位置に相対的に移動
    し、所定の焦点深度で、前記撮像手段に前記被写体の像
    を結像させる光学手段と、 前記光学手段の焦点深度を検出する検出手段と、 前記撮像手段の出力する信号を複数の周波数帯域の信号
    に分割する分割手段と、 前記光学手段が異なる光学的位置にある場合における前
    記分割手段により分割された信号のレベルの変動のパタ
    ーンを生成する生成手段と、 前記生成手段により生成されたパターンと、前記検出手
    段により検出された焦点深度に対応して、合焦時におけ
    る前記光学手段の光学的位置を推定する推定手段とを備
    えることを特徴とする光学的位置推定装置。
  2. 【請求項2】 前記分割手段は、前記撮像手段の出力信
    号を2次元的に分割することを特徴とする請求項1に記
    載の光学的位置推定装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、前記光学手段に対応す
    る積算経路で積算を行うことにより前記パターンを生成
    することを特徴とする請求項2に記載の光学的位置推定
    装置。
  4. 【請求項4】 被写体の像に対応する信号を出力する撮
    像手段と、 前記撮像手段に対して所定の光学的位置に相対的に移動
    し、所定の焦点深度で、前記撮像手段に前記被写体の像
    を結像させる光学手段と、 前記光学手段の焦点深度を検出する検出手段と、 前記撮像手段の出力する信号を複数の周波数帯域の信号
    に分割する分割手段と、 前記光学手段が異なる光学的位置にある場合における前
    記分割手段により分割された信号のレベルの変動のパタ
    ーンを生成する生成手段と、 前記生成手段により生成されたパターンと、前記検出手
    段により検出された焦点深度に対応して、合焦時におけ
    る前記光学手段の光学的位置を推定する推定手段と、 前記推定手段の推定結果に対応して、前記光学手段の光
    学的位置を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るフォーカス制御装置。
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