JP3356229B2 - 光学的検出装置およびフォーカス制御装置 - Google Patents

光学的検出装置およびフォーカス制御装置

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JP3356229B2
JP3356229B2 JP00286694A JP286694A JP3356229B2 JP 3356229 B2 JP3356229 B2 JP 3356229B2 JP 00286694 A JP00286694 A JP 00286694A JP 286694 A JP286694 A JP 286694A JP 3356229 B2 JP3356229 B2 JP 3356229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズボケ量の検出、
また被写体までの距離を推定する光学的検出装置、およ
び例えばビデオカメラに用いて好適なフォーカス制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】民生用のビデオカメラにおいては、いわ
ゆるオートフォーカス機能が搭載されており、被写体に
対するフォーカスを自動的に調整し得るように成されて
いる。図11は従来のビデオカメラにおけるフオーカス
制御装置の構成例を示している。フオーカスレンズ2
は、図示せぬ被写体の像を例えばCCD等より成る撮像
素子3に結像させる。撮像素子3は、この像に対応する
画像信号(ビデオ信号)をA/D変換器4に出力する。
A/D変換器4は、入力されたビデオ信号をA/D変換
し、カメラ信号処理回路5に出力するとともに、フィル
タ6に出力する。
【0003】フィルタ6は、ハイパスフィルタ或いはバ
ンドパスフィルタにより構成され、入力されたデジタル
ビデオ信号の高域成分を抽出し、検波回路7に出力す
る。検波回路7は、入力されたビデオ信号をフィールド
単位で検波演算し、ピント評価値を生成し、マイクロコ
ンピュータ8に供給する。
【0004】マイクロコンピュータ8は、いわゆる山登
りオートフォーカス方式の処理を実行し、フォーカスエ
ラー信号を生成する。そして、このフォーカスエラー信
号に対応して、ステッピングモータ1を駆動し、フォー
カスレンズ2を撮像素子3に対して相対的に所定の位置
に移動させる。これにより撮像素子3上に被写体の像が
正しく結像されるようにフォーカス制御される。
【0005】図12は前記した山登りオートフォーカス
方式を実行するマイクロコンピュータ8における演算処
理をフローチャートで示したものである。まず最初にス
テップS51において、オートフォーカス動作を開始す
る必要があるか否かを判定し、その必要がある場合にお
いてはステップS52に進み、マイクロコンピュータ8
はステッピングモータ1を駆動し、フオーカスレンズ2
を撮像素子3から遠ざける方向または近づける方向のい
ずれかの方向に移動させる。
【0006】次にステップS53において、フォーカス
レンズ2を移動した後の検波回路7より供給されるピン
ト評価値を得て、その成分がフォーカスレンズ2を移動
する前に比べて増加したか否かを判定する。すなわち、
検波回路7が出力するピント評価値は図13に示すよう
に、合焦位置を中心としてフォーカスレンズ2が、その
位置から撮像素子3に近づく方向に離れても、或いはま
た逆に遠ざかる方向に離れても、その値が小さくなる。
換言すれば、フォーカスレンズ2をピント評価値が大き
くなる方向に移動させれば、合焦状態を実現することが
できる。
【0007】そこで、フォーカスレンズ2を移動する前
に比べて、移動した後のピント評価値の値が大きくなっ
た場合においては、ステップS53からステップS55
に進み、フォーカスレンズ2を同一の方向にさらに移動
させる。
【0008】これに対して、フォーカスレンズ2を移動
する前に比べて、移動した後のピント評価値の値が小さ
くなった場合においては、ステップS54に進みフォー
カスレンズ2の移動する方向を反転させる。そしてステ
ップS55に進み、その反転方向にフォーカスレンズ2
を移動させる。
【0009】すなわち、これにより今フォーカスレンズ
2は合焦位置に向かって移動されていることになる。そ
こでステップS56において、再び検波回路7が出力す
るピント評価値の値をフォーカスレンズ2の移動前の値
と比較し、その値が大きくなっていれば、そのままフォ
ーカスレンズ2を移動させる。そしてピント評価値の値
が増加しなくなくった時(合焦位置を若干行き過ぎた
時)、ステップS57に進み、フォーカスレンズ2を若
干戻して合焦位置に配置し、そこで停止させる。
【0010】このように山登りフォーカス方式は、フェ
イズ1乃至フェイズ3の3つのフェイズにより構成され
ることになる。すなわち、ステップS51乃至S54よ
り成るフェイズ1においては、フォーカスレンズ2をと
りあえず、撮像素子3から遠ざかる方向或いは近づく方
向に若干移動させる。そして、この移動によりピント評
価値が増加したか否かを判定することで、合焦位置の方
向を判定する。合焦位置の方向が逆方向であった場合に
おいては、フォーカスレンズ2の移動方向を反転させ
る。次にステップS55およびステップS56より成る
フェイズ2において、ピント評価値のピーク値(合焦位
置)を検出する。そして、さらにフェイズ3において、
フェイズ2でピント評価値のピーク値が検出された時、
そこでフォーカスレンズ2を停止させる。
【0011】以上のように、山登りフォーカス方式は、
測距用のディバイスを必要とせずに、比較的簡単に高精
度のオートフォーカス動作を実現することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した山
登りフォーカス方式は、ピント評価値の大きさのみを判
定するため、合焦位置の方向を求めることはできるが、
合焦位置そのものが、どこに有るのか(合焦位置上のレ
ンズ位置)を推定することはできない。このために合焦
位置にフォーカスレンズ2を迅速に移動配置させること
が比較的困難である。
【0013】また、この山登りフォーカス方式は、距離
の異なる位置に複数の被写体が存在する場合、オートフ
ォーカス制御動作が不安定になるという問題点を有して
いる。特に画面の中央の被写体よりもコントラストが強
い被写体が背景に存在する場合、背景の被写体に合焦し
てしまう。
【0014】この場合、例えば図14に示すように、複
数のピント検出領域A,Bを設け、各領域のピント評価
値の中から適切なピント評価値を選んでフォーカス制御
を行うことも考えられる。しかしながら、山登りフォー
カス方式においては、複数の領域A,Bの合焦位置を同
時に検出することができないため、フォーカスレンズ2
の移動すべき方向を迅速に判定することが困難になる。
【0015】本発明は、以上のような状況に鑑みて成さ
れたものであり、高速かつより正確にフオーカス制御を
実行することができるようにするものである。また本発
明は、レンズボケ量の検出、さらに被写体までの距離を
推定できる光学的検出装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的検出装置
は、フォーカスレンズによる光学手段を介した被写体の
結像位置が相対的に異なる位置に結像されるように成さ
れた複数の撮像素子より成る撮像手段、またはフォーカ
スレンズによる光学手段を介した被写体の結像位置を周
期的に変化させることで時分割で結像状態が変化される
撮像素子より成る撮像手段を有し、またフォーカスレン
ズにおける絞りの大きさを制御する絞り制御手段と、撮
像手段によって得られる画像信号の高域成分を抽出する
高域成分抽出手段とが基本的に具備される。そして絞り
制御手段により絞りの大きさを所定量変化させた時に、
高域成分抽出手段より得られる画像信号の高域成分よ
り、撮像手段の撮像面の中心位置と光学手段の合焦位置
とのずれ量を推定するずれ推定手段とを具備することを
特徴とする。
【0017】また本発明の光学的検出装置は、さらにフ
ォーカスレンズにおける焦点距離に関するデータを取得
する焦点距離取得手段が加えられ、絞り制御手段により
絞りの大きさを所定量変化させた時に、高域成分抽出手
段より得られる画像信号の高域成分と、焦点距離取得手
段により得られる焦点距離に関するデータとによりフォ
ーカスレンズと被写体との距離を推定する距離推定手段
とを具備することを特徴とする。
【0018】さらに本発明のフォーカス制御装置は、フ
ォーカスレンズを介した被写体の結像位置を周期的に変
化させることで時分割で結像状態が変化される撮像素子
より成る撮像手段と、フォーカスレンズにおける絞りの
大きさを制御する絞り制御手段と、撮像手段によって得
られる画像信号の高域成分を抽出する高域成分抽出手段
と、絞り制御手段により絞りの大きさを所定量変化させ
た時に、高域成分抽出手段より得られる画像信号の高域
成分より、撮像手段の撮像面の中心位置と光学手段の合
焦位置とのずれ量を推定するずれ推定手段と、ずれ推定
手段によって得られるずれ特性に基づいて撮像手段に対
する被写体の合焦位置を推定する合焦位置推定手段と、
合焦位置推定手段によって得られる推定値に基づいて光
学手段と撮像手段との相対位置を変化させる移動手段と
を備えることを特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成の光学的検出装置においては、被写体
の結像位置が相対的に異なる位置に配置された複数の撮
像素子、または被写体の結像位置が時分割で異なるよう
に制御される撮像素子より、画像信号がもたらされる。
この画像信号は高域成分抽出手段に供給されて、画像の
注目領域における画像信号中の高域成分が抽出される。
そしてボケ特性推定手段により、フォーカスレンズの絞
りの大きさを所定量変化させた時の画像信号の高域成分
の変化により画像の注目領域のボケ特性が推定される。
従ってこのボケ特性推定手段によりボケ量検出装置が実
現できる。
【0020】また距離推定手段によりフォーカスレンズ
の絞りを所定量変化させた時の画像信号の高域成分と、
フォーカスレンズの焦点距離に関するデータとによりフ
ォーカスレンズと被写体との距離が推定される。従って
この距離推定手段により、被写体までの距離を検出する
ことが可能であり、距離検出装置が実現できる。
【0021】また前記構成のフォーカス制御装置におい
ては、合焦位置推定手段によって、ボケ特性に基づく撮
像素子に対する被写体の合焦位置が推定され、この推定
値に基づいて移動手段によってフォーカスレンズと撮像
素子との相対位置が変化される。従って合焦位置推定手
段によって得られる撮像素子に対する被写体の合焦位置
に対応してレンズを迅速に合焦位置に移動させることが
可能となり、高速度のフォーカス制御動作が可能とな
る。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例(光学的検出
装置)の構成をブロック図によって示したものである。
図1において、光学手段としてのフオーカスレンズ10
は図示せぬ被写体の像を絞り機構11を介してハーフミ
ラー12aを含む光学素子12に投射させるように成さ
れている。このハーフミラー12aによって分割された
被写体の像は、相対的に異なる位置に配置された撮像手
段である2枚のCCDより成る撮像素子13a,13b
にそれぞれ投射される。
【0023】前記第1の撮像素子13a(以下CCD1
と称する)は、ハーフミラー12aの透過光軸上に位置
する光学素子12の直後に配置され、また第2の撮像素
子13b(以下CCD2と称する)は、フオーカスレン
ズ10の光軸上に対して90度屈曲されたハーフミラー
12aの反射光軸上に位置する光学素子12の側面部に
透過板14を介して配置されている。前記透過板14
は、後で説明するように2ddの厚さを有しており、こ
の2ddの厚さを有する透過板14を介在させること
で、CCD1およびCCD2に対する被写体の結像位置
が相対的に異なる位置になるように成されている。
【0024】前記CCD1は、結像された被写体の像に
対応する画像信号(ビデオ信号)を高域成分抽出手段と
しての高域成分抽出回路(ハイパスフィルタ回路)15
aに供給する。またCCD2は、結像された被写体の像
に対応する画像信号(ビデオ信号)を高域成分抽出手段
としての高域成分抽出回路15bに供給する。これら高
域成分抽出回路15aおよび15bは、図では詳細に示
していないが、それぞれのCCD1,CCD2から供給
される画像信号を増幅する前置増幅器と、この前置増幅
器の出力より高域成分を抽出するフィルタ回路と、この
フィルタ回路の出力を絶対値検波する検波回路より構成
されている。
【0025】これら高域成分抽出回路15aおよび15
bからはそれぞれ合焦評価値h,h´が出力され、これ
らの合焦評価値h,h´はマイクロコンピュータより成
る処理回路(ボケ特性推定手段、距離推定手段)16に
供給される。
【0026】前記処理回路16には、前記絞り機構11
の絞り度合い制御する絞り制御手段としての絞り駆動回
路17が接続されており、この処理回路16からは、駆
動回路17に対して絞り制御信号が供給される。そして
処理回路16では、合焦評価値h,h´および絞り制御
信号に基づきボケ特性を推定することができる。さらに
このボケ特性および光学手段としてのフオーカスレンズ
10の焦点距離fに基づき、被写体までの距離を算出
(推定)することができ、これにより受動型距離測定装
置を実現することができる。
【0027】次に、上記装置の動作について説明する
が、その前に、本発明の検出装置における光学的な検出
原理について説明する。
【0028】非合焦時の撮像画像のボケは錯乱円による
ものであり、そのボケ特性は錯乱円の二次元フーリエ変
換で与えられる。従って撮像面の位置が異っても錯乱円
の大きさが等しければボケ特性は等しいので、同一被写
体を撮像時に撮像素子から得られる高域成分量も等し
い。
【0029】本実施例では異なる撮像面に配置された2
つの撮像素子(CCD1,CCD2)の出力に含まれる
高域成分に注目し、高域成分量が等しくなる(すなわ
ち、錯乱円の大きさが等しくなる)絞り径の組み合わせ
p(0),ppより合焦位置を推定し、被写体までの距離
を算出する。
【0030】いま、 A :光学系の像側主点から合焦位置までの距離 D :2枚の撮像素子の位置の中心地点から合焦位置ま
での距離 dd:2枚の撮像素子の位置の中心地点から撮像素子ま
での距離 r :錯乱円の直径 p(0):CCD1撮像面上の錯乱円の直径がrとなる射
出瞳の直径 pp:CCD2撮像面上の錯乱円の直径がrとなる射出
瞳の直径(p(0)>pp)とすると、相似の関係より r:(D+dd)=pp:A r:(D−dd)=p(0):A となる。上記式よりr,Aを消去すると、次式が求めら
れる。 D=dd{(p(0)+pp)/(p(0)−pp)} ……(1)
【0031】合焦位置と撮像面の関係は大別して図2
(A)と(B)に示す2種が考えられるが、双方共にこ
の式(1)は共通で、後述のz0よりAを算出する際の
Dの符号が異なるだけである。この式(1)を利用し
て、合焦位置を求めることができる。
【0032】以下に前記処理回路16における処理作用
について図3および図4のフローチャートを参照して説
明する。まずステップS1で、高域成分抽出回路15a
および15bから出力される合焦評価値h(0),h´(0)
を取り込み、ステップS2で絞りの大きさに応じてゲイ
ン補正する。すなわち絞りの直径がp(0)の場合(初期
状態の場合)の補正された合焦評価値(以下、規格化評
価値と称する)e(0),e'(0)を次式より演算する。 e(0)=h(0)/p(0)2 e'(0)=h'(0)/p(0)2 ……(2) となる。
【0033】次にフィールド(またはフレーム)毎に絞
りの大きさ(直径)を減少させる。この時のフィールド
番号(絞りの大きさ)と規格化評価値の関係を図5に示
す。図中“#”はCCD1の出力から得られた規格化評
価値であり、“○”はCCD2の出力から得られた規格
化評価値である。図5の横軸は絞りの直径を示し、右側
に行くに従って絞りの直径が減少する。
【0034】次に、ステップS3に進み、ステップS2
で求めた初期の規格化評価値e(0)とe'(0)の大小を比
較する。そして、小さい方の規格化評価値e'(i)、また
は、e(i)が絞りの大きさの減少にともなって増大し、
大きい方の初期の規格化評価値e(0)またはe'(0)と等
しい値となる場合の絞り量を求めるようにする。
【0035】そこで、図5(A)に示すように、初期絞
り直径がp(0)のときにおけるCCD1の初期の規格化
評価値e(0)の方が、CCD2の初期の規格化評価値e'
(0)より大きい場合、ステップS4以降の処理に進み、
図5(B)に示すように、CCD2の初期の規格化評価
値e'(0)の方が大きい場合、ステップS11以降の処理
に進む。
【0036】ステップS4においては、変数iに1を設
定し、ステップS5に進む。ステップS5においては、
高域成分抽出回路15bから合焦評価値h'(i)(いまの
場合、h'(1))を取り込み、ステップS6において、こ
の取り込んだ合焦評価値h'(1)に対応する規格化評価値
e'(1)を、上述した場合と同様に式(2)に従って演算
する。
【0037】そして、ステップS7において、ステップ
S6で求めた現在の規格化評価値e'(1)が、CCD1の
初期の規格化評価値e(0)より小さいか否かを判定し、
小さい場合においてはステップS8に進み、変数iを1
だけインクリメントし、i=2とする。
【0038】そして、ステップS5に戻り、高域成分抽
出回路15bより次の合焦評価値h'(2)を取り込む。そ
して、ステップS6において、今取り込んだ合焦評価値
h'(2)に対応する規格化評価値e'(2)を式(2)に従っ
て演算し、ステップS7において、今演算した規格化評
価値e'(2)が、CCD1の初期の規格化評価値e(0)よ
り小さいか否かを判定する。規格化評価値e'(2)が、C
CD1の初期の規格化評価値e(0)より小さい場合、ス
テップS8に進み、変数iを1だけインクリメントし
て、i=3とする。そして、ステップS5に戻り、以下
同様の処理を繰り返す。
【0039】以上のようにして、変数i(フィールド)
を順次1ずつインクリメントして、ステップS7におい
て、CCD2の規格化評価値e'(i)が、CCD1の初期
の規格化評価値e(0)と等しいか、それより大きくなっ
たと判定されるまで、同様の処理を繰り返す。
【0040】通常、規格化評価値e'(i)が初期の規格化
評価値e(0)と全く等しい値になる可能性は少ない。そ
こで、ステップS7において、e'(i)がe(0)と等しい
か、それより大きくなったと判定された場合、ステップ
S9に進み、e'(i)がe(0)より大きくなったフィール
ドiにおける絞り量をp(i)とし、その直前のフィールド
(i-1)の絞り量をp1とし、次式に従って、CCD2の
規格化評価値e'が、CCD1の初期の規格化評価値e
(0)と等しくなった場合における絞り量ppを線形補間
により演算する。
【0041】 pp={(e'(i)−e(0))×p(i-1)+(e(0)−e'(i-1))×p(i)} /{e'(i)−e'(i-1)} ……(3)
【0042】次に、CCD2の規格化評価値e'が、C
CD1の初期の規格化評価値e(0)に等しくなる絞り量
ppより、CCD1とCCD2の撮像面の中心位置と光
学系の合焦位置(現在の被写体に対する合焦位置、以下
同様)とのずれ量Dを以下の式により求める。 D=−dd×(p(0)+pp)/(p(0)−pp) ……(4)
【0043】さらに光学系の像側主点とCCD1とCC
D2の撮像面の中心位置との距離をz0とすれば、測定
距離枠内の撮像被写体に対する焦点位置は、A=z0−
Dとなるから、公知の次の式により被写体までの距離L
を求めることができる。 {L−f}×{(z0−D)−f}=−f2 ……(5)
【0044】一方、ステップS3において、図5(B)
に示すように、CCD1の初期の規格化評価値e(0)よ
り、CCD2の初期の規格化評価値e'(0)の方が大きい
と判定された場合、ステップS11に進み、それ以降の
処理が実行される。このステップS11乃至S16の処
理は、上述したステップS4乃至S10の処理と基本的
に同様の処理であり、上述したh(0),h(i),e(0),
e(i)と、h'(0),h'(i),e'(0),e'(i)の関係を、
相互に置き換えるとともに、ddを−ddに置き換える
点だけが異なるのみである。
【0045】以上のようにして高域成分抽出回路15a
および15bから出力される合焦評価値h,h´および
絞り制御信号に基づいてボケ特性を推定することができ
る。従ってこのボケ特性を検出することで、カメラ撮影
時のレンズボケ補正のためのレンズボケ量の検出装置に
使用することができる。さらにこのボケ特性および光学
手段としてのフオーカスレンズ10の焦点距離fに基づ
き、被写体までの距離を算出(推定)することができ、
これにより受動型距離測定装置を実現することができ
る。
【0046】図6は本発明の第2の実施例(フォーカス
制御装置)の構成をブロック図によって示したものであ
る。なお図6において、図1と同一符号部分は相当部分
を示している。
【0047】撮像被写体からのカメラ入射光線は、レン
ズ駆動回路20で駆動されるフォーカスレンズ10、お
よび絞り駆動回路21で駆動される絞り機構11を含む
光学系で結像され、CCDより成る撮像素子13に入射
する。撮像素子13の出力は図示しないプリアンプ等の
前置処理回路を介して可変利得回路22に供給される。
可変利得回路22は、光学系の絞り形状変化によって撮
像素子13への入射光量が変化するので、これに伴い画
像信号レベルを補正する。
【0048】可変利得回路22の利得は処理回路16に
より制御される。そして可変利得回路22の出力は通常
のカメラ信号処理回路23に供給されると共に、高域成
分抽出回路15にも供給され、この高域成分抽出回路1
5によって合焦評価値に変換され、処理回路16に供給
される。処理回路16では相対結像位置および絞りの大
きさを変化した時に得られた合焦評価値をもとに、後述
する手法により各被写体に対するボケ関数を推定し、こ
れをもとに合焦位置推定手段により前記撮像素子に対す
る被写体の合焦位置を推定する。そして合焦位置推定手
段によって得られる推定値に基づいて前記光学手段と撮
像素子との相対位置を移動手段によって変化させること
でオートフォーカス動作が達成される。
【0049】図6に示す実施例の作用を図7を用いて説
明する。レンズ駆動回路20で駆動されるフォーカスレ
ンズ10の位置は、図7(A)に示すように、2ddの
幅でフィールド毎に摂動される。すなわち、位置Dを中
心として、±dだけ光軸方向に周期的に移動される。こ
れにより撮像素子13への結像状態が時分割で変化す
る。また絞り駆動回路21で駆動される絞り機構11は
同図(B)に示すように、2フィールド毎に一定の絞り
直径に順次減少させる。この絞り減少による撮像素子1
3の入射光量の減少に伴う画像信号のレベル減少を補正
する(相殺する)可変利得回路22のゲインは、絞り直
径の2乗に反比例し、同図(C)に示すように、2フィ
ールド毎に増加する。
【0050】高域成分検出回路15から得られる合焦評
価値を、同図(D)に示す。図中“×”および“○”は
撮像画面中の異なる距離の被写体に対応する合焦評価値
である。
【0051】第1の実施例と同様の手法でボケ量が等し
くなる絞りの大きさを求める。以下の説明では同図
(D)中の“×”に対応する測距領域について述べる。
初期絞り直径がp(0)の時に奇数フィールドの合焦評価
値e(0)の方が大きい場合、絞り直径減少により偶数フ
ィールドの合焦評価値がe(0)に等しくなる絞り直径p
pを算出する。すなわち絞り直径p(1),p(2)の時の偶
数フィールドの合焦評価値をe'(1),e'(2)とすると、
線形補間により、前記式と同様に pp={(e'(2)−e(0))×p(1)+(e(0)−e'(1))×p(2)} /(e'(2)−e'(1)) ……(6) となる。
【0052】次に偶数フィールドの合焦評価値がe(0)
に等しくなる絞り直径ppより、摂動する撮像面の中心
位置と光学系の合焦位置とのずれ量Dを、前記式として
示した以下の計算式により求める。 D=dd×(p(0)+pp)/(p(0)−pp) ……(7)
【0053】さらに光学系の像側主点と摂動する撮像面
の中心位置との距離をz0とすれば測距枠内の撮像被写
体に対する焦点位置は、A=z0−Dとなる。以上の説
明は初期絞り直径がp(0)の時に奇数フィールドの合焦
評価値e(0)の方が大きい場合であったが、初期絞り直
径がp(0)の時に偶数フィールドの合焦評価値がe'(0)
の方が大きい場合(同図Dの“○”の場合)について
も、上述のe(0),e'(1),e'(2)の関係を偶数、奇数
フィールドの撮像素子出力で入れ替えることによって同
様に算出できる。
【0054】次に、本実施例の特徴である分割測距を行
なう場合の方法について説明する。この分割測距は、要
するに上記処理にて算出された撮像面内の各領域に対応
するフォーカスレンズ10の位置Z0(H,V)から撮
像画像を好ましい合焦状態になる結像位置を決定し、そ
の結像位置にフォーカスレンズ10を移動させることに
より良好なオートフォーカス動作を行なわせる。
【0055】撮像面内の各領域は図8に示すように、例
えば水平(H)方向に12分割され、また垂直(V)方
向に9分割され、それぞれ領域W1-1乃至W9-12として
定義される。そして、各領域WV-H(必要に応じて、W
VHと略記される)のフォーカスレンズ10の合焦位置
が、Z0(H,V)とされる。
【0056】以下分割測距の動作を、図9に示すフロー
チャートを参照して説明する。最初にステップS31に
おいて、フォーカスレンズ10が合焦位置にある場合に
おける位置Z0(H,V)をメディアンフィルタで処理
して、データZ1(H,V)を得る。すなわち注目デー
タを含む近傍の領域のデータの中で中位のものの平均値
を出力する。これにより、小領域(主要被写体でない可
能性が高い)のデータを除去すると共にZ0(H,V)
にエラーが発生した場合、そのエラーデータを除去する
ことができる。
【0057】次にステップS32に進み、画面の中央に
近い最も手前にある被写体が主要被写体であることが多
いので、中央の所定の領域WHcVcの水平方向のブロック
番号Hcを、最大値を表わす領域の水平方向のブロック
番号Hmとして仮に設定する。同様にその領域の垂直方
向のブロック番号Vcを、最大値を表わす領域の垂直方
向のブロック番号Vmとして仮に設定する。
【0058】次にステップS33に進み、ステップS3
2で設定した領域WHmVmの近傍の領域であって、データ
Z1(H,V)のうち、最大の値を得ることができる領
域の、領域WHmVmからの偏差(im,jm)を検出す
る。
【0059】この図9のステップS33の詳細な処理
は、図10に示されている。図10に示すように、最初
にステップS41において、データZ1(H,V)のう
ち、最大のデータが設定されるレジスタmaxに初期値
0がセットされ、また変数iに−1が初期設定される。
次にステップS42に進み、変数jに−1が初期設定さ
れる。そしてステップS43において、ステップS42
で設定したブロック番号Hm,Vmに、ステップS41
とS42で設定した変数iとjを加算したブロック番号
(Hm+i,Vm+j)の領域Whm+iVm+jにおけるメデ
ィアンフィルタ処理したデータZ1(Hm+i,Vm+
j)がmaxより大きいか否かが判定される。
【0060】この判定がYESであれば、ステップS4
4に進み、変数imと変数jmに、ステップS41また
はS42で設定された変数iとjがそれぞれ設定され
る。そしてレジスタmaxにZ1(Hm+i,Vm+
j)の値がセットされる。すなわち、レジスタmaxに
Z1(H,V)の最大値がセットされ、その領域を特定
するブロック番号の偏差im,jmに変数iとjがセッ
トされる。
【0061】そしてステップS45に進み、変数jがイ
ンクリメントされ、ステップS46において、変数jが
2以上ではないと判定された場合、ステップS43に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0062】そしてステップS46において、変数jが
1より大きい値、すなわち2以上になったと判定された
場合、ステップS47に進み、今度は変数iがインクリ
メントされる。そしてステップS48において、変数i
が1より小さいか、1と等しいと判定された場合におい
ては、ステップS42に戻り、それ以降の処理が繰り返
し実行される。そしてステップS48において、変数i
が1より大きい、すなわち2以上であると判定されたと
き、処理は終了され、図9のステップS33に戻る。
【0063】すなわち、この図10の処理によりステッ
プS32で設定した中央の領域WHcVcを中心として上下
左右に1個だけずれた合計9個の領域WHVのうち、最も
大きいデータZ1(H,V)を出力する領域が選択され
る。
【0064】そして次に図9のステップS34に進み、
ステップS33(S44)において設定した変数imと
jmが両方とも0であるか否かが判定される。いずれも
0でない場合においては、ステップS35に進み、変数
Hmと変数Vmに、それぞれ変数imとjmが加算され
た値が、新たなHmまたはVmとして更新される。
【0065】次にステップS36に進み、HmまたはV
mが1であるか、あるいはHmがHcの2倍の値と等し
いか、あるいはVmがVcの2倍の値と等しいか否かが
判定される。いずれか1つの条件が満足されたと判定さ
れた場合、ステップS36からステップS37に進み、
処理が終了される。すなわちこの時フォーカスレンズ1
0の位置は、レジスタmaxに記憶されており(その値
は、ステップS44において設定されている)、また主
要被写体の位置に対応する領域のブロック番号は、(H
m,Vm)として記憶される。
【0066】以上のようにして、例えば画面の端部に、
最もビデオカメラに近い被写体が存在していたとして
も、これに影響されず中央部の被写体、すなわち画像の
注目領域における被写体に対する測距処理を行なうこと
ができる。
【0067】このように、本実施例では撮像画面を複数
に分割し、各部分から得られるフォーカスレンズ位置情
報から好ましいフォーカスレンズ位置を選択することに
より、構図を考慮したオートフォーカス動作を行なわせ
ることができる。
【0068】なお以上の第2の実施例においては、図7
(A)にて説明したように、撮像素子に対する被写体の
結像位置を周期的に変化させることで、時分割で結像状
態が変化されるように成された撮像手段を採用してい
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る光学的検出
装置によれば、高域成分検出回路によって得られる合焦
評価値と絞りの大きさに基づいて撮像手段の撮像面の中
心位置と光学手段の合焦位置とのずれ量を推定するよう
に成される。また、ずれ特性と光学系の焦点距離を基に
被写体までの距離を算出することができ、従って受動型
測距装置を提供することができる。
【0070】さらに本発明に係るフォーカス制御装置に
よれば、ボケ特性に基づく撮像素子に対する被写体の合
焦位置が推定され、この推定値に基づいて移動手段によ
ってフォーカスレンズと撮像素子との相対位置が変化さ
れる。従って合焦位置推定手段によって得られる撮像素
子に対する被写体の合焦位置に対応してレンズを迅速に
合焦位置に移動させることが可能となり、高速度のフォ
ーカス制御動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的検出装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の光学的な動作原理を説明する図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】図1の実施例における規格化評価値を求める特
性図である。
【図6】本発明のフォーカス制御装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例における作用を説明する図であ
る。
【図8】画面を複数の領域に区分する様子を説明する図
である。
【図9】図6の実施例における演算処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】図9のフローチャートにおける一部のステッ
プの詳細処理を示すフローチャートである。
【図11】従来のフォーカス制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図12】図11に示す例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図13】ピント評価値の特性を示す図である。
【図14】画面を複数の領域に区分する様子を説明する
図である。
【符号の説明】
10 フォーカスレンズ 11 絞り機構 12 光学素子 12a ハーフミラー 13,13a,13b 撮像素子(CCD) 14 透過板 15,15a,15b 高域成分抽出回路 16 処理回路 17 絞り駆動回路 20 レンズ駆動回路 21 絞り駆動回路 22 可変利得回路 23 カメラ信号処理回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−150154(JP,A) 特開 平5−257192(JP,A) 特開 平5−292382(JP,A) 特開 平4−158683(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/34 H04N 5/232

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の結像位置が相対的に異なる位置
    に結像されるように成された撮像手段と、 前記撮像手段に前記被写体の光を結像する光学手段と、 前記光学手段における絞りの大きさを制御する絞り制御
    手段と、 前記撮像手段によって得られる画像信号の高域成分を抽
    出する高域成分抽出手段と、 前記絞り制御手段により絞りの大きさを所定量変化させ
    た時に、前記高域成分抽出手段より得られる画像信号の
    高域成分より、前記撮像手段の撮像面の中心位置と前記
    光学手段の合焦位置とのずれ量を推定するずれ推定手段
    とを備えることを特徴とする光学的検出装置。
  2. 【請求項2】 被写体の結像位置が相対的に異なる位置
    に結像されるように成された撮像手段と、 前記撮像手段に前記被写体の光を結像する光学手段と、 前記光学手段における絞りの大きさを制御する絞り制御
    手段と、 前記撮像手段によって得られる画像信号の高域成分を抽
    出する高域成分抽出手段と、 前記光学手段における焦点距離に関するデータを取得す
    る焦点距離取得手段と、 前記絞り制御手段により絞りの大きさを所定量変化させ
    た時に、前記高域成分抽出手段より得られる画像信号の
    高域成分と、前記焦点距離取得手段により得られる焦点
    距離に関するデータとにより前記光学手段と被写体との
    距離を推定する距離推定手段とを備えることを特徴とす
    る光学的検出装置。
  3. 【請求項3】 被写体の結像位置が相対的に異なる位置
    に結像されるように成された撮像手段と、 前記撮像手段に前記被写体の光を結像する光学手段と、 前記光学手段における絞りの大きさを制御する絞り制御
    手段と、 前記撮像手段によって得られる画像信号の高域成分を抽
    出する高域成分抽出手段と、 前記絞り制御手段により絞りの大きさを所定量変化させ
    た時に、前記高域成分抽出手段より得られる画像信号の
    高域成分より、前記撮像手段の撮像面の中心位置と前記
    光学手段の合焦位置とのずれ量を推定するずれ推定手段
    と、 前記ずれ推定手段によって得られるずれ特性に基づいて
    前記撮像手段に対する被写体の合焦位置を推定する合焦
    位置推定手段と、 前記合焦位置推定手段によって得られる推定値に基づい
    て、前記光学手段と前記撮像手段との相対位置を変化さ
    せる移動手段とを備えることを特徴とするフォーカス制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、異なる位置に配置され
    た複数の撮像素子からなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の光学的検出装置
  5. 【請求項5】 前記撮像手段は、1つの撮像素子からな
    り、 前記撮像素子は、周期的に異なる位置に移動されること
    を特徴とする請求項に記載のフォーカス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段は、前記被写体の像を分割
    し、相対的に異なる位置に配置された複数の前記撮像素
    子に結像させるハーフミラーを備えることを特徴とする
    請求項1または2に記載の光学的検出装置
  7. 【請求項7】 前記高域成分抽出手段は、前記撮像手段
    によって得られる画像の注目領域における画像信号の高
    域成分を抽出するように成されたことを特徴とする請求
    に記載フォーカス制御装置。
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