JP3397178B2 - 50%デューティ補償回路 - Google Patents

50%デューティ補償回路

Info

Publication number
JP3397178B2
JP3397178B2 JP18891899A JP18891899A JP3397178B2 JP 3397178 B2 JP3397178 B2 JP 3397178B2 JP 18891899 A JP18891899 A JP 18891899A JP 18891899 A JP18891899 A JP 18891899A JP 3397178 B2 JP3397178 B2 JP 3397178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pulse
output
duty
variable delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18891899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001024487A (ja
Inventor
松島  祐介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP18891899A priority Critical patent/JP3397178B2/ja
Publication of JP2001024487A publication Critical patent/JP2001024487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3397178B2 publication Critical patent/JP3397178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、50%デューティ
補償回路に関し、特にクロックを分配した後のデューテ
ィを50%に補償した50%デューティ補償回路に関す
る。 【0002】 【従来の技術】例えば、コンピュータシステムで使用す
るクロックは、図8に示すように、一般的にパルスの立
ち上がりエッジ101を使用する。しかし、近年では、
パルスの立ち下がりエッジ102を使用する場合があ
る。このようにすれば、パルス持続時間Tpの間に、他
の処理を実行することが可能になるからである。この場
合には、クロック分配系後のデューティサイクル(Tp
/T、T=1周期時間)を50%に設定する必要がある。 【0003】かかる要求に対する回答の一例として、特
開平02―119410号公報(高精度50%デユ−テ
イサイクル制御装置)の提案がある。この提案はオペア
ンプや抵抗を使用したアナログ方式のものであり、デュ
ーティ調整回路の出力信号のデューティを50%に補償
している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この提
案によって開示された手法では、クロックを分配した後
のデューティは補償されていないという問題点があり、
また、アナログ方式であるためノイズに弱いという問題
点もある。 【0005】そこで本発明の課題は、ノイズに強く、ク
ロックを分配した後のデューティを50%に補償した5
0%デューティ補償回路を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、クロックに基づいて動作するクロック分配
系の出力パルス信号OUT2を受け、該クロック分配系
の出力パルスを1周期時間の1/2だけ遅らせる第1の
遅延回路と、該第1の遅延回路の出力パルスを更に1周
期時間の1/2だけ遅らせる第2の遅延回路を備え、
出力パルス信号OUT2の1周期時間の1/2だけ遅延
した基準パルス信号REFを生成する基準パルス信号生
成手段と、該基準パルス信号生成手段が生成した基準パ
ルス信号REFの立上りと、前記クロック分配系の出力
パルス信号OUT2の立下りとの位相を一致させ、パル
ス持続時間を1周期時間の1/2とするパルス幅調整手
段とを備えた構成としてある。 【0007】このようにすれば、図2に示すように、出
力パルス信号OUT2の立下りエッジDe1とパルス基
準信号REFの立上りエッジRe3の位相を合わせるよ
うに出力パルス信号OUT2のパルス幅を調整すること
可能となり、デューティTp1(パルス持続時間)/
T(1周期時間)=50%とすることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。 [I]本発明の概念説明 先ず、図1に示したブロック図および図2に示したタイ
ムチャートに基づいて、本発明の概念を説明する。図1
において、本発明の50%デューティ補償回路は、基準
信号生成部10とパルス幅調整部20とを備えてなる。
30はクロック分配系である。 【0009】図1,図2に示すように、基準信号生成部
10では、クロック分配系30の出力をフィードバック
した信号OUT2を入力とし、信号OUT2における1周期時間
Tの1/2時間Td1だけ遅延した基準パルス信号RE
Fを、第1の可変遅延器11により生成する。ここに、
T=Td1+Td2、Td1=Td2、Tp1はパルス
持続時間である。 【0010】また、基準信号生成部10では、基準パル
ス信号REFより更に時間Td2だけ遅延させた第2基
準パルス信号REF2を、第2の可変遅延器12により
生成する。そして、ステップS1として、位相比較器
(図3の第1の位相比較器13)により信号OUT2の立
上りエッジRe1と、第2基準パルス信号REF2の立
上りエッジRe2の位相を比較し、位相を一致させる。 【0011】パルス幅調整部20では、ステップS2と
して、位相比較器(図3の第2の位相比較器24)により
基準パルス信号REFの立上りエッジRe3と、信号OU
T2の立下りエッジDe1の位相を比較し、位相を一致さ
せる。このようにすると、パルス持続時間Tp1が1周
期時間Tの1/2となり(Tp1=T/2)、デューテ
ィが50%となる(Tp/T=50%)。よって、クロ
ックを分配した後においても、確実にデューティを50
%に確保できる。 【0012】[II]第1実施例 (1)本実施例の構成 次に本実施例の構成を図3に基づいて説明する。 【0013】基準信号生成部10 基準信号生成部10は、第1の可変遅延器11と、第2
の可変遅延器12と、第1の位相比較器13とを備えて
なる。 第1の可変遅延器11:クロック分配系30の出力信号
OUT2を入力とし、信号OUT2を遅延させた信号R
EFを出力する(図4(A)参照)。 第2の可変遅延器12:第1の可変遅延器11の出力信
号REFを入力とし、信号REFを遅延させた信号RE
F2を出力する(図4(A)参照)。 第1の位相比較器13:入力信号REF,信号OUT2
から、第1,第2の可変遅延器11,12を制御する信
号UD2を出力する。ここで、第1の可変遅延器11と、第2の可変遅延器1
2には、同一の制御信号UD2が入力されるので、前記
可変遅延器11,12は同一の遅延時間をもつことにな
る(図3参照)。 【0014】パルス幅調整部20 パルス幅調整部20は、微分回路21と、第3の可変遅
延器22と、RSラッチ23と、第2の位相比較器24
とを備えてなる。 微分回路21:パルス入力信号INが入力され、そのパ
ルス幅を細くした信号dtを出力する(図5(A)参
照)。 第3の可変遅延器22:微分回路21の出力信号dtを
入力とし、信号dtを遅延させた信号dt’を出力する
(図5(A)参照)。 RSラッチ23:RSラッチ23に信号dt及び信号d
t’を入力し、出力信号OUT1を出力する(図5(A)参
照)。 第2の位相比較器24:入力信号REFクロック(図5
(A)参照)から、第3の可変遅延器22を制御する信
号UD1を出力する。 【0015】なお、図3中の微分回路21、RSラッチ
23、可変遅延器11,12,22、位相比較器13,
24は全てデジタル回路を使用しており、ノイズに強い
という特徴を持つ。また、それらの回路構成は当業者に
とって周知であり、本発明とは直接関係しないので、そ
の詳細説明は省略する。 【0016】(2)本実施例の動作 本実施例の動作は、「基準信号の生成」と、「パルス幅
の調整」という2つのフェーズに分かれる。 【0017】基準信号の生成 図4は、基準信号生成部10の動作を示すタイミングチ
ャートである。 ・クロック分配系30からの「出力パルス信号」である
入力信号OUT2が、第1,第2の可変遅延器11,12を
通過して出力信号REF2となり、この出力信号REF
2と入力信号OUT2とが第1の位相比較器13に入力す
る。 ・第1の位相比較器13は、信号REF2と信号OUT2の
位相差が無くなるように、第1,第2の可変遅延器1
1,12への制御信号UD2を出力する。 【0018】・同一の遅延時間をもつ第1,第2の可変
遅延器11,12の遅延時間が合計で1周期時間Tとな
るときに、信号REF2と信号OUT2は位相差が無く
なる。すなわち、図2に示した如く、第1の可変遅延器
11の遅延時間をTd1、第2の可変遅延器12の遅延
時間をTd2とすると、Td1+Td2=1Tとなり、
Td1=Td2であるので、第1の可変遅延器11の出
力信号REFは信号OUT2よりも1周期時間Tの半
分、遅延した信号になる。 【0019】パルス幅の調整 図5は、パルス幅の調整の動作を示すタイミングチャー
トである。 ・パルス入力信号INを微分回路21に入力して、信号
INのパルス幅を細くした出力信号dtを生成する。 ・信号dtを第3の可変遅延器22に入力し、信号dt
を遅延させた信号dt’を出力する。 ・RSラッチ23に入力し信号dtの立ち上がりと同じ
タイミングで立ち上がり、信号dt’の立ち上がりと同
じタイミングで立ち下がる信号OUT1を生成する。可変
遅延器12の遅延時間をTd2とすると、パルスの幅は
Td2になる。 【0020】・OUT1がクロック分配系30を通過した
信号OUT2はOUT1に比べ、パルス幅が変動する。この変
動分をTcdとすると、信号OUT2のパルス幅はTd1+Tcd
である。 ・信号OUT2をインバータで反転させた信号OUT3と信号R
EFを第2の位相比較器24に入力する。 ・第2の位相比較器24は、信号OUT3と信号REFの位
相差が無くなるようなように第3の可変遅延器22への
制御信号UD1を出力する。 ・信号OUT3と信号REFの位相差が無くなるのはTd1
=Td2+Tcdとなるときである。Td1=1/2T(1周期
時間の半分)であるので、このとき信号OUT2のデューテ
ィは50%になる。 【0021】[III]第2実施例 図6は本実施例のブロック図である。本実施例と前記第
1実施例との相違点は、RSラッチ23(図3参照)に
インバータ41とNOR回路42を挿入することで、RS
ラッチ23部分の性能を改善した点である。 【0022】図7は、第2の可変遅延器12の遅延時間
Td1が小さい為に、信号dtのパルスが信号dt’の
パルスがともにHighになるような場合のタイミングチャ
ートである(図5と比較されたし)。 【0023】第1実施例(図3)の構成だと、信号OUT
1は信号dtの立ち上がりで立ち上がり、信号dt’の
立ち下がりで立ち下がるため(図5(A)参照)、期待通
りの動作をしないおそれがある。 【0024】そこで、信号dtと信号dt’が共にHigh
にならないように制御する必要がある。図6の構成にす
ると、図7に示すように、信号OUT1は信号dtの立ち
上がりで立ち上がり、信号dt’の立ち上がりで立ち下
がるため、信号dtと信号dt’が共にHighになっても
良い回路になる。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ロック分配系30の出力からフィードバックした信号を
周期時間の半分だけ遅延した信号を生成し、その信号か
ら入力信号の立ち下がりを生成することでデューティを
50%にすることができる。また、デジタル回路を使用
しているので、ノイズに強くする効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の概念を説明するブロック図である。 【図2】本発明の概念を説明するタイムチャートであ
る。 【図3】本発明の第1実施例のブロック図である。 【図4】同第1実施例を構成する基準信号生成部のタイ
ムチャートである。 【図5】同第1実施例を構成するパルス幅調整部のタイ
ムチャートである。 【図6】本発明の第2実施例のブロック図である。 【図7】同第2実施例を構成するパルス幅調整部のタイ
ムチャートである。 【図8】パルスの1周期時間,パルスの持続時間,立上
り,立下り,デューティ等を明示した図である。 【符号の説明】 DH 50%デューティ補償回路 10 基準信号生成部 11 第1の可変遅延器 12 第2の可変遅延器 13 第1の位相比較器 20 パルス幅調整部 21 微分回路 22 第3の可変遅延器 23 RSラッチ 24 第2の位相比較器 30 クロック分配系

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 クロックに基づいて動作するクロック分
    配系の出力パルス信号を受け、該クロック分配系の出力
    パルスを1周期時間の1/2だけ遅らせる第1の遅延回
    路と、該第1の遅延回路の出力パルスを更に1周期時間
    の1/2だけ遅らせる第2の遅延回路を備え、該出力パ
    ルス信号の1周期時間の1/2だけ遅延した基準パルス
    信号を生成する基準パルス信号生成手段と、 該基準パルス信号生成手段が生成した基準パルス信号の
    立上りと、前記クロック分配系の出力パルス信号の立下
    りとの位相を一致させ、パルス持続時間を1周期時間の
    1/2とするパルス幅調整手段とを備えたことを特徴と
    する50%デューティ補償回路。
JP18891899A 1999-07-02 1999-07-02 50%デューティ補償回路 Expired - Fee Related JP3397178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18891899A JP3397178B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 50%デューティ補償回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18891899A JP3397178B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 50%デューティ補償回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001024487A JP2001024487A (ja) 2001-01-26
JP3397178B2 true JP3397178B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=16232174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18891899A Expired - Fee Related JP3397178B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 50%デューティ補償回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3397178B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100954111B1 (ko) * 2008-06-05 2010-04-23 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리장치
KR100918263B1 (ko) 2008-11-04 2009-09-21 주식회사 파이칩스 듀티 사이클 보정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001024487A (ja) 2001-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7667509B2 (en) Delay time adjusting method of delaying a phase of an output signal until a phase difference between an input signal and the output signal becomes an integral number of periods other than zero
US7605626B2 (en) Clock generator and clock duty cycle correction method
JP3180272B2 (ja) クロック同期のための遅延ロックループ回路
JP4992020B2 (ja) ディレイロックループ及びそのクロック生成方法
JP2001320273A (ja) 遅延同期ループ回路及び遅延同期方法
US20040100313A1 (en) Delay locked loop having low jitter in semiconductor device
JP3492899B2 (ja) 位相調節システム
US6127866A (en) Delay-locked-loop (DLL) having symmetrical rising and falling clock edge type delays
KR20030052651A (ko) 제어된 타이밍을 갖는 출력 클록 신호를 생성하는 회로 및방법
JP3397178B2 (ja) 50%デューティ補償回路
JP2737680B2 (ja) サンプルホールド回路
JPH07135454A (ja) 調整された遅延線
US6326827B1 (en) Method and a relative digital circuit of feedback regulation of the duty cycle of a clock signal
US7042267B1 (en) Gated clock circuit with a substantially increased control signal delay
JP2856118B2 (ja) Pll回路
US20050044455A1 (en) High-accuracy continuous duty-cycle correction circuit
JP2927273B2 (ja) クロックスキュー補正回路
JP2923877B2 (ja) クロック分配回路
JP4510188B2 (ja) タイミング発生器
US5285122A (en) Variable delay device
TWI336166B (en) Digital amplifier and thereof method
JP2000068991A (ja) クロック識別再生回路
JPH07281783A (ja) 半導体集積回路装置
JP4156881B2 (ja) 同期化回路
JP2008042708A (ja) ディレイ調整回路およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees