JP3396208B2 - ウォーム型搬送装置 - Google Patents

ウォーム型搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種部材をパーツ
フィーダ等から順に搬送するスクリュー搬送装置に関
し、特に搬送する部材が頭部や周囲に円周状の溝を備え
た部材であり、その搬送過程において全体の搬送作動を
止めることなく、搬送中の部材を検査等の所定の位置に
おいては一時的に止めることができるようにしたスクリ
ュー型搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種製造工場において、製造した部材の
検査、計数、梱包等のため、部材を1つずつ整列して順
に搬送する必要があり、また、各種製品の組み立て工場
において、組立用部品を1つずつ整列して検査等を行い
つつ供給するために種々の部材搬送装置が用いられてい
る。
【0003】このような部材搬送装置において、比較的
小さな部材の山を次第にばらし、順に整列させながら供
給する装置として振動式のパーツフィーダが広く用いら
れており、内部に螺旋状の搬送路を形成したすり鉢状の
パーツフィーダの中心に多数の部材を投入し、全体を振
動させることにより多数の部品を次第にばらしつつ振動
のエネルギーによって部材を搬送路に沿って上昇させ、
その過程で部材を1つずつ整列させて供給することが行
われている。
【0004】一方、このようにして整列して供給される
部材は、上記のように検査、計数、梱包等のため、検査
装置、計数装置、梱包用シュート等の次の工程に供給す
る必要があり、そのための部材搬送装置が上記のような
パーツフィーダに接続される。この部材搬送装置として
は搬送する部材、次に行われる工程によって様々な手段
が採用される。
【0005】例えば搬送される部材がねじのような小型
で且つ頭部を備え、あるいは周囲に円周状の溝を備えた
部材である場合には、例えば図5に示すような部材搬送
装置が用いられる。即ちここに示す例においては、振動
式パーツフィーダ31から供給されるねじ32はその出
口33から溝付搬送路34が形成された検査・計数装置
35に搬出される。
【0006】検査・計数装置35はゲート部分の第1の
位置にあるねじ32をウォーム溝によって第2の位置に
搬送して停止させ、ここで停止しているねじ32を、適
宜の位置に適宜の数設置されたビデオカメラ36によっ
てその周囲を撮影し、例えばねじの長さ、ねじの形状、
ねじの傷や欠けの状態、表面のメッキの状態、更には異
物の混入等を画像処理して検査する。
【0007】このような検査の後、合格品の数を計数
し、不合格品についてはここの位置で、あるいはこの位
置から搬出する過程で、例えば上部から吸引機で吸い取
り、あるいはシュートを分岐する等の手段により排出
し、合格品は次のシュート装置37に搬出するようにな
っている。
【0008】図5に示す例においては、搬送する手段と
してウォーム溝によりねじ部をガイドして搬送する例を
示したが、その他例えばゲート手前で搬送を停止してい
た部品の移動を1つずつ解放して搬送させ、搬送装置の
溝で前記のように頭部等を吊り下げた状態で、傾斜する
搬送路によって自重で落下させ、所定の位置に突出する
ストッパでこれを停止させ、その位置で検査等を行うと
共に、検査等の終了後は前記ストッパを外してシュート
に供給するという作動を繰り返す等、種々の手段の採用
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の装
置においては、頭部を備え、あるいは周囲に円周状の溝
を備えた部材をパーツフィーダから受け取り、これを1
つずつ順に搬送して所定の位置で停止させて検査等を行
い搬出するに際し、前記ゲート手段を含めて部材を1個
ずつ搬送する部材搬送装置を必要とし、かつ部材の供給
と停止のために部材搬送装置を間欠作動する必要があ
り、複雑な機構を必要とするとともにこれを正確に制御
することができる制御装置を必要としていた。
【0010】そのためこの部材搬送装置は高価なものと
なり、且つ多くの部材から構成されるため故障の発生率
が高くなる問題があった。しかも、例えば搬送するねじ
の長さあるいは頭部の形状が変更する等、搬送される部
材の種類がわずかに変更される毎にその部材搬送装置を
調整し、また変更する必要があり、更にその制御装置も
調整する必要がある等、多くの手数を要する欠点があっ
た。
【0011】したがって本発明は、簡単な装置により部
材搬送装置を連続的に駆動しつつ部材の供給と一時的な
停止を行うことができ、安価な装置により確実に作動す
る部材搬送装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1に係る発明は、被搬送部材の頭部ま
たは円周溝部で吊り下げて案内するガイド溝を備えたガ
イド部材と、前記ガイド部材の下面に近接し前記吊り下
げて案内される被搬送部材の下部が入るウォーム溝を
、軸線を前記案内溝と平行に配置したウォーム部材
と、前記ウォーム部材を連続的に回転する駆動装置とを
備え、前記ウォーム部材には、前記吊り下げられて搬送
される被搬送部材の下端が通過する切欠部と、該切欠部
に接続するウォームねじのねじ山部の側面においてねじ
のピッチの傾斜よりも更に傾斜して設け、停止していた
被搬送部材を押し出す押出用ガイド部とを形成したこと
を特徴とするウォーム型搬送装置としたものである。
【0013】また、請求項2に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部は、ウォーム部材の軸線方向に沿って1
方向側の全体に形成した請求項1記載のウォーム型搬送
装置としたものである。
【0014】また、請求項3に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部は、ウォーム部材の軸線方向に沿って1
方向側の一部に形成した請求項1記載のウォーム型搬送
装置としたものである。
【0015】また、請求項4に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部の側方に、前記吊り下げられて搬送され
る被搬送部材を撮影する検査装置を配置した請求項1記
載のウォーム型搬送装置としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1は本発明によるウォーム型搬送装置1の第
1実施例の全体構成を示す斜視図であり、この実施例に
おいては後述するようにウオーム部材2の全長に切欠部
3を形成しており、また被搬送部材が頭部4と頭部4か
ら下方に伸びる部材としてのねじ部5からなるねじ部材
6であるものを示している。
【0017】このねじ部材6は、例えば前記図5に示す
ような従来のパーツフィーダから1つずつ搬送され、搬
入部材7からウオーム型搬送装置1のガイド部材8に搬
入される。この搬入に際しては種々の手段を採用するこ
とができるが、例えばパーツフィーダから押し出される
力により後続のねじ部材6によって押し込まれ搬入部材
7から搬入されるように設定することができ、また、パ
ーツフィーダの出口から下方に傾斜する搬入部材7によ
って自重で滑り落ちることにより搬入されるように設定
することもできる。
【0018】また、前記搬入部材7は図示の実施例にお
いては搬送方向に沿って案内溝10を形成し、被搬送部
材としてのねじ部材6のねじ部5がこの案内溝10に垂
下する状態で、ねじ部材6の頭部4が搬入部材7の表面
に掛けられ、それによりねじ部材6は搬入部材に吊り下
げられた状態で搬送される例を示している。
【0019】ガイド部材8には前記搬入部材7の案内溝
10と連続するように配置したガイド溝11が形成され
ており、例えばスチール、ステンレス、あるいはガラス
等種々の材質からなる板材によって製造することができ
る。また、その厚さは任意に設定することができるが、
図示実施例のように側方からねじ部5の状態を撮影して
検査する検査装置としてのビデオカメラ12を備える場
合には、撮影することができないねじ部の長さを少なく
するために、搬送部材を保持する強度が維持できる範囲
でできる限り薄いことが好ましい。
【0020】また、図示実施例においては、搬送される
ねじ部材6を側方に設けたビデオカメラ12によって撮
影するに際して、ガイド部材8の下面の幅方向の映像が
長く撮影されることによってねじ部5の映像が阻害され
ることがないように、両側から切り込み部13を形成し
この部分のガイド部材8の幅を狭くした例を示してい
る。
【0021】このガイド部材8の下方にはウォーム部材
2を配置しており、ウォ−ム部材2の軸線は前記ガイド
部材8のガイド溝11と平行に、且つガイド溝11の中
心線の直下に位置するように配置している。また、ウォ
ーム部材2のウォームねじ山部14の外周面は、ガイド
部材8の下面に近接するように配置している。
【0022】図1に示す実施例のウォーム部材2におい
ては図2(a)(c)に示すように、そのウォームねじ
山部14にウォーム部材2の軸線方向に沿って1方向側
の全体に同じ形状の切欠部3を形成しており、それによ
りこのウォーム部材2のウォームねじ山部14は断面視
略D型をなしている。この切り欠きは後述するようにガ
イド部材8によって垂下され搬送されるねじ部材6のね
じ部5の下端より低い位置となる量だけ切り欠かれ、か
つ、後に詳述するようにねじを停止する時間に合わせた
量に設定される。
【0023】また、このウォームねじ山部14の切欠部
3におけるウォームの回転方向Dの後端部Fにおいて、
ウォームねじ山部14に接続する部分には、後に詳述す
るように停止していたねじ部材6を軸線方向に押し出す
ための、押出用ガイド部16を形成している。この押出
用ガイド部16は、ウォーム部材2の部材搬入側から搬
出側に向けて、ねじのピッチの傾斜よりも更に傾斜して
設けられ、また、ねじ部材6のねじ部5の下端面がウォ
ームに当接することがなく、ねじ部5の側面が押出用ガ
イド部16の側面18に当接するように設定されてい
る。
【0024】上記のような構成をなすウォーム型搬送装
置1の作動に際しては、パーツフィーダ等から適宜の手
段で搬入部材7を介して送り込まれるねじ6は、ガイド
部材8のガイド溝11に頭部4が掛けられた状態で搬入
される。ウォーム部材2は外部から駆動される駆動ギア
20と噛み合うギア21によって回転され、搬入された
ねじ部材4はウォームの端部のウォームねじ溝17内に
導かれ、ウォーム部材2の回転と共にねじ部5の両側に
位置するウォームねじ山部14のうち押し込み側のウォ
ームねじ山部14の側面によって図中左側に押されて搬
送される。この状態は図2(b)に示されている。
【0025】その後、ウォームねじ山部14の切欠部3
部分がねじ部材6のねじ部5に至ると、この部分では例
えば図2(c)に示すようにねじ部5がウォームねじ山
部14の側面で押されることがなくなるので停止する。
図1及び図2に示す実施例においては全てのウォームね
じ山部14に切欠部3が形成されているので、ガイド部
材8のガイド溝11に沿って搬送されるとき、ウォーム
ねじ山部の1ピッチ毎のねじ部材6は一斉に停止する。
【0026】この停止期間中にねじ部材6のねじ部5の
側方に配置したビデオカメラ12、及びその他必要に応
じて設置されるねじ部材の上方に配置したビデオカメラ
等によってにこのねじ部材6を撮影し、撮影画像を画像
処理することによって例えばねじの長さ、ねじの形状、
ねじの傷や欠けの状態、表面のメッキの状態、更には異
物の混入等の検査を行う。その結果、不合格品、あるい
は異物の混入があったときにはこの停止位置で、あるい
は後に例えば上方から吸引機で吸引する等によりこれを
除去する。
【0027】ウォーム部材2は駆動装置により常に一定
の速度で回転しているので、前記切欠部3の後端部Fが
ねじ部5を過ぎ、その後、押出用ガイド部16部分にね
じ部5が入り込む状態となり、押出用ガイド部16の側
面18が停止していたねじ部材6のねじ部5の側面に当
接し、この状態からねじ部材6はウォーム部材2によっ
て再度の搬送が開始される。このときのねじ部材の最初
の搬送は、押出用ガイド部16の大きな傾斜によって搬
送されるのでその搬送速度は速く、その後引き続いて通
常のウォームねじ山部8の側面によって搬送されること
となる。
【0028】上記のような搬送作動を繰り返すことによ
り、ウォーム部材2の搬入側のねじ部材6は、ウォーム
部材2の1ピッチずつ回転と停止を繰り返し、図中左方
向に搬送され、最後にガイド部材8の端部からシュート
部材等の次の工程に搬出される。
【0029】上記実施例においては、ウォーム部材2の
ウォームねじ山部14の全てに切欠部3を形成した例を
示したがこの切欠部は少なくとも1つ設けられれば任意
の数に設定することができ、また連続することなく間を
開けて設けても良い。
【0030】図3には2個の切欠部3を連続して形成し
た例を示しており、この例においては最初(b)に示す
ように前記図2と同様にねじ部材6を搬送し、(c)に
示すようにねじ部材6が切欠部3に搬送されたときのみ
前記と同様に一時的に停止する。その後は前記と同様に
押出用ガイド部16の側面18により早く搬送され、続
いて通常の搬送速度で搬送される。この実施例において
は停止が2回なされ、それ以外の部分では一定の速度で
図中左側に搬送され排出される。
【0031】上記のように作動する本発明によるウォー
ム型搬送装置において、ねじ部材の一時停止時間の調整
は図4(a)に示すように、ウォームねじ山の切欠部3
の大きさによって設定することができる。即ち同図にお
いて、切欠部が破線で示すようにH1であるときには、
ねじ部材6のねじ部5の下端が切欠部3に入る点Uにお
いてねじ部材6の搬送が停止し、ねじ部5が押出用ガイ
ド部16に入り、その押出用ガイド部16の側面18と
ねじ部5の側面とが接触する位置である点Vにおいて搬
送が再開される。
【0032】それに対して、切欠部が図中実線で示すよ
うにH2であるときには、ねじ部材のねじ部5の下端が
切欠部3に入る点Tにおいてねじ部材6の搬送が停止
し、ねじ部5が前記と同様に押出用ガイド部16に入
り、押出用ガイド部16の側面18とねじ部5の側面が
接触する位置である点Wにおいて搬送が再開される。
【0033】その結果、切欠が少ないH1のときには、
ウォーム部材の回転角Sの回転所用時間だけ停止するの
に対して、切欠が多いH2のときには、回転角R野回転
所要時間だけ停止することとなる。このようにして、原
則として切り欠きの量によってその停止時間を調節する
ことができ、より詳細にはそれに加えて押し込み用ガイ
ド部の側面の形状によって調節することもできる。
【0034】一方上記実施例においては、搬送される部
材が一定の長さのねじ部を備えたねじ部材の例を示した
が、例えば図4(b)に示すようにねじ部の長さが異な
る場合には、そのねじ部の長さに対応して切欠部の大き
さを調節したウォーム部材を選択することによって対応
することができる。即ち、停止時間をほぼ一定に保つと
仮定すると、ねじ部5の長さがL1の場合は切欠部の大
きさはH1とし、L2の場合はH2に設定したものを用
いることによって対応する。停止時間を更に調節すると
きには、前記のように更に切欠部の大きさを調節するこ
とのよって対応することができる。
【0035】また、上記実施例においてはねじ部材を搬
送する例を示したが、同様の頭部を備える部材について
は全てに対応することができる。更に、例えば図4
(c)に示すように、部材22に円周溝23が形成され
た部材に対しても、全く同様に対応することができ、多
くの種類の部材に対して本発明を適用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明は、被搬送
部材の頭部または円周溝部で吊り下げて案内するガイド
溝を備えたガイド部材と、前記ガイド部材の下面に近接
し前記吊り下げて案内される被搬送部材の下部が入るウ
ォーム溝を備え、軸線を前記案内溝と平行に配置したウ
ォーム部材と、前記ウォーム部材を連続的に回転する駆
動装置とを備え、前記ウォーム部材には、前記吊り下げ
られて搬送される被搬送部材の下端が通過する切欠部を
形成したことを特徴とするウォーム型搬送装置としたの
で、一定の速度で回転するウォーム部材によっても検査
や計数のための一時的な停止と搬送を行うことができ、
極めて簡単な構成により上記間欠作動を行うことがで
き、部品点数が少なく安価で且つ故障の少ない搬送装置
とすることができる。
【0037】また、請求項2に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部は、ウォーム部材の軸線方向に沿って1
方向側の全体に形成した請求項1記載のウォーム型搬送
装置としたので、被搬送部材がウォーム部材で搬送され
る過程の全ての区間において一時的な停止と搬送の作動
の繰り返しを継続することができ、各部で種々の検査等
を行うことができる。
【0038】また、請求項3に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部は、ウォーム部材の軸線方向に沿って1
方向側の一部に形成した請求項1記載のウォーム型搬送
装置としたので、被搬送部材がウォーム部材で搬送され
る過程における特定の箇所でのみ一時停止を行い、他の
箇所では継続的な搬送を行うことができるので、部材の
搬送を円滑に行うことができる。
【0039】また、請求項4に係る発明は、前記ウォー
ム部材の切欠部の側方に、前記吊り下げられて搬送され
る被搬送部材を撮影する検査装置を配置した請求項1記
載のウォーム型搬送装置としたので、部材の検査や計数
のため停止している被搬送部材の側方からこれを検査装
置で撮影するとき、被搬送部材の周囲に全く他の物体の
存在しない状態となり、その検査や計数を正確に行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、ウォームの長さ方向全てに亘
って切欠部を設けた実施例の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】同実施例の作動を示す図であり、(a)はその
作動に用いられるウォーム部材の斜視図であり、(b)
は被搬送部材がウォーム部材によって搬送されている状
態を示し、(c)は被搬送部材が一時停止している状態
を示している。
【図3】本発明においてウォームの一部に切欠部を設け
た実施例の作動を示す図であり、(a)はその作動に用
いられるウォーム部材の斜視図であり、(b)は被搬送
部材がウォーム部材によって搬送されている状態を示
し、(c)は被搬送部材が一時停止している状態を示し
ている。
【図4】本発明の各種の態様を示す図であり、(a)は
被搬送部材の一時停止時間を切り欠きの量によって調節
する態様を示し、(b)は被搬送部材の長さに対応して
切り欠きの量を調節する態様を示し、(c)は被搬送部
材に円周溝が形成されている態様を示す図である。
【図5】従来の部品搬送装置の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ウォーム型搬送装置 2 ウオーム部材 3 切欠部 4 頭部 5 ねじ部 6 ねじ部材 7 搬入部材 8 ガイド部材 10 案内溝 11 ガイド溝 12 ビデオカメラ 13 切り込み部 14 ウォームねじ山部 16 押出用ガイド部 17 ウォームねじ溝 18 側面 20 駆動ギア 21 ギア

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送部材の頭部または円周溝部で吊り
    下げて案内するガイド溝を備えたガイド部材と、 前記ガイド部材の下面に近接し前記吊り下げて案内され
    る被搬送部材の下部が入るウォーム溝を有し、軸線を前
    記案内溝と平行に配置したウォーム部材と、 前記ウォーム部材を連続的に回転する駆動装置とを備
    え、 前記ウォーム部材には、前記吊り下げられて搬送される
    被搬送部材の下端が通過する切欠部と、該切欠部に接続
    するウォームねじのねじ山部の側面においてねじのピッ
    チの傾斜よりも更に傾斜して設け、停止していた被搬送
    部材を押し出す押出用ガイド部とを形成したことを特徴
    とするウォーム型搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ウォーム部材の切欠部は、ウォーム
    部材の軸線方向に沿って1方向側の全体に形成した請求
    項1記載のウォーム型搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ウォーム部材の切欠部は、ウォーム
    部材の軸線方向に沿って1方向側の一部に形成した請求
    項1記載のウォーム型搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ウォーム部材の切欠部の側方に、前
    記吊り下げられて搬送される被搬送部材を撮影する検査
    装置を配置した請求項1記載のウォーム型搬送装置。
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