JP3395729B2 - 連続鋳造方法 - Google Patents

連続鋳造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、CおよびMnの含
有率が高く、スラブに比べて断面積の小さいブルームま
たはビレットの連続鋳造方法に関し、とくに、ブレーク
アウトの発生がなく、表層部にブローホール性欠陥の発
生がなく、良好な表面品質のブルームやビレットを得る
ことができる鋼の連続鋳造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、関連する設備の建設費および要員
の削減等の観点から、製品の厚みや形状により近い鋳片
を鋳造することが行われている。継目無鋼管の製造にお
いても、連続鋳造法によりブルームや断面形状が円形の
ビレットを鋳造し、分塊や鍛造などの工程を省略して、
これらブルームや円形のビレットを素材として、直接、
継目無鋼管が製造されている。 【0003】継目無鋼管用の鋼として、C含有率が0.
2〜0.8重量%、および、Mn含有率が1.0〜2.
0重量%の鋼が用いられる場合がある。このような鋼
を、1辺または直径が150〜350mmのブルームや
円形のビレットに、浸漬ノズルを用いて鋳造するとき、
ブルームや円形のビレットの表層部にブローホール性欠
陥である表面疵が発生しやすい。 【0004】これらブルームや円形のビレットの表層部
に発生するブローホール性欠陥の生成機構については、
従来から次のように考えられている。すなわち、ブルー
ムや円形のビレットは、スラブに比べて断面積が小さ
く、また、鋳造速度が速いため、溶融パウダが鋳型内の
溶鋼中に巻き込まれやすい。 【0005】さらに、溶鋼中のMn含有率が高いため
に、溶鋼中または溶融パウダ中の酸素によって酸化さ
れ、生成したMnOが、MnO含有率が低い溶融パウダ
に移行しやすい。溶融パウダ中のMnO含有率が高くな
ると、溶融パウダの粘度や表面張力が低下するので、溶
融パウダが溶鋼中に巻き込まれやすくなる。 【0006】このようにして、溶鋼中に巻き込まれた溶
融パウダ中のMnOは溶鋼中のCと反応し、溶鋼中にC
Oガスが発生する。このCOガスの気泡が、鋳型内の凝
固殻に捕捉されて、ブルームや円形のビレットの表層部
にブローホール性欠陥が発生する。溶融パウダが溶鋼中
に巻き込まれる場合に、鋳型近くのメニスカス部で巻き
込まれるときには、鋳片表面にブローホール性欠陥が発
生し、鋳型から離れた位置で溶鋼中に巻き込まれるとき
には、鋳片表面からやや内部に入った表層部にブローホ
ール性欠陥が発生する。極端な場合には、直径が2〜5
mmの大きなブローホール性欠陥が鋳片表面に発生する
場合がある。このような大きなブローホール性欠陥が発
生したブルームや円形のビレットを素材とする継目無鋼
管の表面には、線状疵などの表面欠陥が発生する。 【0007】特開平4−224063号公報には、Mn
含有率が1.0重量%以上の高マンガン鋼用のモールド
パウダとして、CaOのSiO2 に対する重量%の比C
aO/SiO2 が1以上で、また、1300℃における
粘度が2poise以上の高い粘度のパウダが提案され
ている。その実施例には、Mn含有率が1.5重量%の
鋼を、1辺が250mmの正方形の鋳片に2m/分の速
度で鋳造する際に、CaOのSiO2 に対する重量%の
比CaO/SiO2 が1〜1.2、1300℃における
粘度が2〜2.2poiseのパウダが示されている。 【0008】しかし、このパウダでは、鋳型の振動条件
が適正でない場合に、ブレークアウトが発生しやすく、
また、鋳片表層部においてブローホール性欠陥が発生し
やすくなる。さらに、上記実施例に示されたパウダで
は、鋳型内の溶鋼中に溶融スラグを巻き込みやすく、ま
た、溶鋼中または溶融パウダ中の酸素によって酸化する
ことによって生成したMnOが、溶融パウダに移行しや
すい。そのため、鋳片表面にブローホール性欠陥が発生
しやすい。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、C含有率が
0.2〜0.8重量%およびMn含有率が1.0〜2.
0重量%である鋼を、ブルームやビレット(以下、単に
鋳片と記す場合がある)に鋳造する際に、ブレークアウ
トの発生がなく、鋳片表層部にブローホール性欠陥の発
生を防止でき、良好な表面品質の鋳片を得ることができ
る鋼の連続鋳造方法を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、130
0℃における粘度が2〜10poise、CaOのSi
2 に対する重量%の比CaO/SiO2 が1.3〜
1.6のモールドパウダを用い、鋳型の振動ストローク
が3〜5mmの条件で、C含有率が0.2〜0.8重量
%、Mn含有率が1.0〜2.0重量%のブルームまた
はビレットを連続鋳造する鋼の連続鋳造方法にある。 【0011】本発明者らは、前述の本発明の課題を、次
のようにして解決した。 溶融時のパウダの粘度を高くする。具体的には、13
00℃における粘度が2〜10poiseとする。これ
によって、溶融パウダが溶鋼中に巻き込まれにくくな
る。 【0012】鋳型の振動ストロークを3〜5mmと小
さくする。これによって、鋳型内の凝固殻と鋳型内壁と
の隙間への溶融パウダの流入量を確保し、溶融パウダに
よる潤滑性を確保しつつ、鋳型内の溶鋼中への溶融パウ
ダの巻き込みを防止できる。したがって、ブレークアウ
トが発生しにくく、鋳片表層部におけるブローホール性
欠陥の発生を防止できる。 【0013】さらに、CaOのSiO2 に対する重量
%の比CaO/SiO2 を1.3〜1.6とする。そう
すると、溶融パウダ中のMnO含有率を低目に抑えるこ
とができるので、溶融パウダの一部が、たとえ、溶鋼中
に巻き込まれても、溶鋼中にCOガスが発生しにくく、
そのために、鋳片表層部にブローホール性欠陥が発生し
にくい。 【0014】溶融パウダ中のCaO/SiO2 が高い場
合に溶融パウダ中のMnOが低く抑えられるのは、溶鋼
中のMn含有率[Mn]に対する溶融パウダ中のMn含
有率(Mn)の比(Mn)/[Mn](重量%の比)で
表されるMnの平衡分配値が小さくなるからである。M
nの平衡分配値が小さいので、溶融パウダ中のMnO含
有率は高くならない。したがって、たとえ、溶鋼中に巻
き込まれても、溶融パウダ中のMnO含有率は低いの
で、溶鋼中にCOガスが発生しにくい。さらに、溶融パ
ウダの粘度が下がらないので、溶融パウダが溶鋼中に巻
き込まれにくい。上記〜の条件の組み合わせ効果に
よって、高炭素高マンガン鋼の連続鋳造の場合であって
も、鋳片表層部にブローホール性欠陥の発生を抑制でき
る。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の方法で対象とする鋼は、
C含有率が0.2〜0.8重量%で、Mn含有率が1.
0〜2.0重量%の高炭素高マンガン鋼である。前述の
ように、Mn含有率とともに、C含有率が高い鋼では、
溶融パウダが溶鋼中に巻き込まれた場合に、鋳片表層部
にブローホール性欠陥が発生しやすい。 【0016】本発明の方法で対象とする鋳片はブルーム
やビレットであり、その横断面形状は、1辺または直径
が150〜350mmの矩形または円形のいずれでもよ
い。このような鋳片は、スラブに比べて断面積が小さ
く、また、鋳造速度が速いため、溶融パウダが溶鋼中に
巻き込まれやすい傾向がある。 【0017】本発明の方法では、1300℃における粘
度が2〜10poiseのモールドパウダを用いる。 【0018】1300℃における粘度を2〜10poi
seと高くし、溶融パウダが溶鋼中に巻き込まれにくく
する。2poise未満では、溶融パウダの粘度が低す
ぎるため、溶融パウダは溶鋼中に巻き込まれやすい。ま
た、10poiseを超えると、鋳型内壁と凝固殻との
隙間に流れ込む溶融パウダの量が少なくなるため、鋳型
内壁に凝固殻が焼き付きやすくなる。したがって、溶融
パウダの1300℃における粘度は2〜10poise
とする。 【0019】CaOのSiO2 に対する重量%の比Ca
O/SiO2 は1.3〜1.6とする。 【0020】CaO/SiO2 が1.3未満の場合に
は、前述のMnの平衡分配値が大きくなるので、溶融パ
ウダ中のMnO含有率が高くなり、溶融パウダが溶鋼中
に巻き込まれた場合に、溶鋼中にCOガスが発生しやす
く、鋳片表層部にブローホール性欠陥が発生しやすい。
さらに、溶融パウダ中のMnO含有率が高くなると、溶
融パウダの粘度が低下する。したがって、溶融パウダが
溶鋼中に巻き込まれやすくなり、鋳片表層部にブローホ
ール性欠陥が発生しやすくなる。 【0021】CaO/SiO2 が1.6を超えると、モ
ールドパウダの粘度が高くなりすぎて、鋳型内壁と凝固
殻との隙間に流れ込む溶融パウダの量が少なくなる。そ
のため、ブレークアウトが発生しやすくなる。したがっ
て、比CaO/SiO2 は1.3〜1.6とする。 【0022】モールドパウダのCaO含有率は、40〜
55重量%であることが望ましく、また、SiO2 含有
率は、25〜40重量%が望ましい。Na2 O含有率5
重量%以下、F含有率2〜10重量%が望ましい。 【0023】CaO含有率を40〜55重量%、SiO
2 含有率を25〜40重量%とし、CaOのSiO2
対する重量%の比CaO/SiO2 を1.3〜1.6と
し、Na2 O含有率やF含有率を調整することにより、
1300℃における粘度を2〜10poiseに調整で
きる。 【0024】鋳型の振動ストロークは3〜5mmとす
る。 【0025】1300℃における粘度が2〜10poi
seのモールドパウダを用いるとき、鋳型の振動ストロ
ークが5mmを超えると、溶融パウダが溶鋼中に巻き込
まれやすくなり、鋳片表層部にブローホール性欠陥が発
生しやすい。また、3mm未満では、鋳型内の凝固殻と
鋳型内壁との隙間に溶融パウダが流入しにくくなり、潤
滑不良が発生し、凝固殻が鋳型内壁に焼き付きやすくな
り、ブレークアウトが発生しやすくなる。したがって、
鋳型の振動ストロークは3〜5mmとする。 【0026】 【実施例】湾曲半径が10mの湾曲型連続鋳造機を用
い、直径225mmの円形のビレットを鋳造した。各試
験では、3ヒートの連々鋳を行った。1ヒートは160
tonである。用いた鋼イ、ロおよびハの化学組成を表
1に示す。 【0027】 【表1】 【0028】2.5m/分の高速で鋳造を行った。試験
に用いたモールドパウダの組成、粘度および凝固点を表
2に示す。 【0029】 【表2】【0030】モールドパウダの種類a〜cは、本発明の
方法で規定する条件の範囲内のパウダである。また、モ
ールドパウダの種類d〜fは、本発明の方法で規定する
条件を外れたパウダである。 【0031】ブローホール性欠陥は、前述するように、
鋳片表面および表層部に存在するが、鋳片表面で代表で
きるので、得られた鋳片の表面を目視で観察し、ブロー
ホール性欠陥の発生状況を観察した。また、凝固殻が鋳
型内壁に焼き付いた跡を観察した。ブローホール性欠陥
の発生したビレットの本数を、それぞれ3ヒートのビレ
ットの総数で除した値をブローホール性欠陥発生率
(%)とした。1ヒートの製管用のビレットの本数は約
500本である。また、鋳造中にブレークアウトの発生
状況を観察した。表3に各試験条件および試験結果を示
す。 【0032】 【表3】 【0033】本発明例の試験No.1〜No.3では、
C含有率が0.49〜0.52重量%、Mn含有率が
1.48〜1.51重量%の鋼ロを、本発明の方法で規
定する1300℃での粘度およびCaOのSiO2 に対
する重量%の比CaO/SiO2 の条件の範囲内のモー
ルドパウダa、bおよびcをそれぞれ用い、本発明の方
法で規定する条件の範囲内の鋳型の振動ストローク4m
mで鋳造した。これらの試験では、鋳片表層部のブロー
ホール性欠陥発生率は0〜0.05%と低く、また、凝
固殻が鋳型内壁に焼き付いた跡は見られず、表面品質の
良好な鋳片が得られた。それぞれの試験でブレークアウ
トは発生しなかった。 【0034】本発明例の試験No.4およびNo.5で
は、本発明の方法で規定する1300℃での粘度および
比CaO/SiO2 の条件の範囲内のモールドパウダa
を用い、C含有率が0.23〜0.26重量%、Mn含
有率が1.92〜1.98重量%の鋼イおよびC含有率
が0.72〜0.78重量%、Mn含有率が1.49〜
1.52重量%の鋼ハを用いて試験した。鋳型の振動ス
トロークは、本発明の方法で規定する条件の範囲内の4
mmとした。これらの試験では、鋳片表層部のブローホ
ール性欠陥発生率は0.01〜0.09%と低く、ま
た、凝固殻が鋳型内壁に焼き付いた跡は見られず、表面
品質の良好な鋳片が得られた。それぞれの試験でブレー
クアウトは発生しなかった。比較例の試験No.6〜N
o.10では、C含有率が0.49〜0.52重量%、
Mn含有率が1.48〜1.51重量%の鋼ロを全て用
いた。 【0035】その内、試験No.6〜No.8では、本
発明の方法で規定する1300℃での粘度またはCaO
のSiO2 に対する重量%の比CaO/SiO2 の条件
の外れたモールドパウダd、eまたはfを用い、また、
本発明の方法で規定する条件の範囲内の鋳型の振動スト
ローク4mmで鋳造した。 【0036】試験No.6では、モールドパウダの比C
aO/SiO2 が1.2と低いため、溶融パウダ中のM
nO含有率が増加し、そのために、鋳片表層部のブロー
ホール性欠陥発生率が2.2%と高く、表面品質の悪い
鋳片であった。ただし、凝固殻が鋳型内壁に焼き付いた
跡は見られなかった。ブレークアウトも発生しなかっ
た。 【0037】試験No.7では、1300℃での粘度が
1.8poiseである粘度の低いモールドパウダを用
いたため、溶融パウダが溶鋼中に巻き込まれ、鋳片表層
部のブローホール性欠陥発生率が2.8%と高く、表面
品質の悪い鋳片であった。ただし、凝固殻が鋳型内壁に
焼き付いた跡は見られなかった。ブレークアウトも発生
しなかった。 【0038】試験No.8では、1300℃での粘度が
11.2poiseである粘度の高いモールドパウダを
用いたため、ブローホール性欠陥発生率は0.08%と
低かったが、鋳型内壁と凝固殻との隙間に流れ込む溶融
パウダの量が少なくなり、鋳片表面に鋳型内壁との焼き
付き跡が多く発生した。ただし、ブレークアウトは発生
しなかった。 【0039】試験No.9では、本発明の方法で規定す
る1300℃での粘度および比CaO/SiO2 の条件
の範囲内のモールドパウダaを用い、本発明の方法で規
定する条件の下限未満の鋳型の振動ストローク2mmで
鋳造した。鋳型の振動ストロークが2mmと小さいため
に、鋳型内壁と凝固殻との隙間に流れ込む溶融パウダの
量が少なくなり、鋳片表面に鋳型内壁との焼き付き跡が
多く発生した。さらに、3ヒート目の鋳造中にブレーク
アウトが発生した。 【0040】試験No.10では、本発明の方法で規定
する1300℃での粘度および比CaO/SiO2 の条
件の範囲内のモールドパウダaを用い、本発明の方法で
規定する条件の上限を超えて、鋳型の振動ストローク6
mmで鋳造した。鋳型の振動ストロークが6mmと大き
いために、溶融パウダの巻き込みが多く発生し、ブロー
ホール性欠陥発生率が1.2%と高くなった。 【0041】 【発明の効果】本発明の方法の適用により、C含有率が
0.2〜0.8重量%で、Mn含有率が1.0〜2.0
重量%である高炭素高マンガン鋼のブルームやビレット
を、2m/分以上の高速鋳造であっても、ブレークアウ
トの発生がなく、鋳片表層部にブローホール性欠陥の発
生のない、表面品質の良好な鋳片を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 浩史 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−214266(JP,A) 特開 平8−141710(JP,A) 特開 平6−7911(JP,A) 特開 平8−187550(JP,A) 特開 平8−150454(JP,A) 特開 平8−309498(JP,A) 特開 昭59−191547(JP,A) 特開 平1−266945(JP,A) 特開2000−218348(JP,A) 特開2000−167650(JP,A) 特開 平11−254109(JP,A) 特開 平4−224063(JP,A) 特開 平10−258343(JP,A) 特開 平8−300123(JP,A) 国際公開00/33992(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/16 105 B22D 11/108 C21D 7/076

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】1300℃における粘度が2〜10poi
    se、CaOのSiO2 に対する重量%の比CaO/S
    iO2 が1.3〜1.6のモールドパウダを用い、鋳型
    の振動ストロークが3〜5mmの条件で、C含有率が
    0.2〜0.8重量%、Mn含有率が1.0〜2.0重
    量%のブルームまたはビレットを連続鋳造することを特
    徴とする鋼の連続鋳造方法。
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