JP3394800B2 - ガラス壜の内部欠陥検査装置およびその検査方法 - Google Patents

ガラス壜の内部欠陥検査装置およびその検査方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガラス壜の内部欠陥検
査装置およびその検査方法に関し、更に詳しくは、検査
ステージ上でガラス壜を回転させながら、当該ガラス壜
の壜胴内に形成されているひび割れのような所謂”び
り”や、”しわ”を検出する検査装置およびその検査方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス壜のガラス内部の欠陥には、例え
ば、斜めびりおよび水平びりからなる「横びり」や、
「縦びり」といった”びり”と、斜めしわおよび水平し
わからなる「横しわ(一般しわ)」や、「プレスしわ」
といった”しわ”とが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の「横び
り」や「縦びり」、あるいは、後者の「横しわ(一般し
わ)」や「プレスしわ」の各種欠陥を光学的に検査する
ために各種形態の欠陥検査装置が提案されているけれど
も、これら欠陥検査装置は、「横びり」、「縦びり」、
「横しわ(一般しわ)」および「プレスしわ」の4つの
欠陥のうち、一つだけを検査できる単機能もの、あるい
は、多くて二つの欠陥を検査できる機能を備える程度で
あって、一台の装置で上記4つの各種欠陥の検査を行え
る多機能の装置がなかった。したがって、従来では、各
種欠陥に応じた欠陥検査装置を装備させた検査ステージ
をガラス壜の移送経路に多数配置して、多数の装置で分
担して各種の欠陥を検査させるようにしている。これで
は、欠陥検査ラインが長くなって装置の設置スペースを
広く要する上に、シビアな制御を必要とする多数の欠陥
検査装置を検査ステージに備えさせることから、設備コ
ストが非常に高くつく点で改善の余地があった。
【0004】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、欠陥となる”びり”および”しわ”
を、その光学検査に必要な光源と光検出器を巧みに利用
した合理的な技術によって、一台で全て検査できるガラ
ス壜の内部欠陥検査装置およびその検査方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、この発明のガラス壜の内部欠陥検査装置
は、ガラス壜の移送経路途中に配置された検査ステージ
と、この検査ステージに設けられガラス壜を載置する回
転テーブルと、ガラス壜手前の前記検査ステージ上に配
設され、ガラス壜を回転させながら、このガラス壜の壜
中心を通して反対側の壜胴に斜め上方から指向性を有す
る光を照射する第1光源と、この第1光源の左右両側に
振り分け状に配置され、前記反対側の壜胴に斜め上方か
ら指向性を有する光をそれぞれ照射する第2光源および
第3光源と、前記反対側の壜胴内に形成されているびり
からの全反射光および/またはしわからの屈折光を受光
する受光器と、前記各光源による照射および前記受光器
の受光のタイミングを前記受光器が全反射光および屈折
光を選択的に受光するよう制御させる制御手段とからな
ることを特徴とするものである。
【0006】また、この発明は、別の観点から、ガラス
壜の移送経路途中に配置された検査ステージに位置する
回転テーブル上に載置されたガラス壜を回転させ、ガラ
ス壜の壜中心を通して反対側の壜胴に斜め上方から指向
性を有する光を照射する第1光源、第2光源および第3
光源の点灯タイミングおよび受光器のデータ取り込みタ
イミングを前記受光器が全反射光および屈折光を選択的
に受光するよう制御しながら、ガラス壜手前から前記反
対側の壜胴に少なくともこれら光源の1つを点灯させて
前記反対側の壜胴内に形成されているびりからの全反射
光および/またはしわからの屈折光を前記受光器にて選
択的に受光することからなることを特徴とするガラス壜
の内部欠陥検査方法を提供する。
【0007】この発明における第1,2,3の各光源
は、ガラス壜の壜中心を通して反対側の壜胴に斜め上方
から指向性を有する光を照射するためのものであって、
複数のLEDとレンズとの組み合わせからなるものを挙
げることができる。レンズを使用するのはLED群か
発光した光に指向性を持たせ、例えば、図1、図8に示
すように、第1光源Aをガラス壜1の壜中心Pを通し
て、該光源A側の壜胴部分2とは反対側の壜胴部分3に
斜め上方から確実に照射できるようにするためである。
特に、2つの光源(例えば、第2光源B,第3光源C)
を同時に壜胴部分3に照射するのに指向性を有する光を
使用するのは有効である(図4参照)。
【0008】また、前記LEDのような半導体発光素子
ではなくてハロゲンランプ等の一般照明具も拡散照明源
として用いることが可能である。しかし、照射光に指向
性を持たせるために、照射光を制御したり、発熱やコン
パクト化の点、更には、故障率の点で一般照明具より半
導体発光素子が有利なことは勿論である。
【0009】この発明における受光器Tは、例えば、L
ED群を使用した第1,2,3光源A,B,Cとの組み
合わせでは、これら光源A,B,Cの配置と同様に、横
3列に振り分けて配置された全反射光および屈折光を取
り込む第1,2および3カメラ群a,b,cからなり
(図1参照)、各カメラ群a,b,cが全反射光および
屈折光を選択的に受光するとともに、更に、各カメラ群
a,b,cが受光光量を電気信号に変換するフォトダイ
オードアレイからなる半導体受光素子群を備えたもの
が好ましく、更に、図7に示すように、例えば、カメラ
群aにおいて、半導体受光素子群の受光面23aが、壜
胴1a内に形成されているびりおよびしわによる上方へ
の全反射光および屈折光をそれぞれ受光できるように斜
め下方に向いて設置されているものを挙げることができ
る。すなわち、フォトダイオードの受光面23aは、上
述したように、壜胴表面の所定領域1b〜1gからの全
反射光または屈折光が受光できるような角度α1 〜α6
にセットされるのが好ましい。なお、図7において、最
下位の受光面23aだけは視野を斜め下方に向けて設置
されている上記受光面とは異なり、視野を斜め上方に向
けて設置されている。このカメラ群aは、例えば、8台
のカメラをX方向(図7、図8参照)に配置したものか
らなり、カメラ群b,cはそれぞれ、6台のカメラをX
方向に配置したものからなる。
【0010】この発明では、各カメラ群a,b,cが全
反射光および屈折光を選択的に受光するとは、例えば、
以下のことを意味する。すなわち、第1,2および3光
源A,B,Cの点灯タイミングおよびカメラ群a,b,
cのデータ取り込みタイミングが、(イ)第2光源Bお
よび第3光源Cの同時点灯により第1カメラ群aで屈折
光を受光し(図4参照)、続いて、(ロ)第2光源Bの
単独点灯により第2カメラ群bで全反射光を受光し(図
5参照)、その後、(ハ)第1光源Aの単独点灯により
全反射光および屈折光をそれぞれ第1,2,3カメラ群
a,b,cで受光し(図6参照)、しかる後、(ニ)第
3光源の単独点灯により全反射光を第3カメラ群cで
受光することを意味する。
【0011】具体的には、図9において、(イ)第2光
源Bおよび第3光源Cの同時点灯により第1カメラ群a
でプレスしわを検出し、続いて、(ロ)第2光源Bの単
独点灯により第2カメラ群bで縦びりを検出し、その
後、(ハ)第1光源Aの単独点灯により、第2カメラ群
bの上半分および下半分でそれぞれ斜めびりおよび斜め
しわを検出し、かつ、第1カメラ群aの上半分11およ
び下半分12(図7参照)でそれぞれ水平びりおよび水
平しわを検出し、更に、第3カメラ群cの上半分および
下半分でそれぞれ斜めびりおよび斜めしわを検出し、し
かる後、(ニ)第3光源Cの単独点灯により第3カメラ
群cで縦びりを検出できる
【0012】この発明における制御手段は、上述したよ
うに、第1,2,3光源による照射ならびに受光器の受
光のタイミングを前記受光器が全反射光および屈折光を
選択的に受光するよう制御させるものである。
【0013】すなわち、この発明では、第1,2,3光
源と全反射光および屈折光を検出する受光器とのプログ
ラム制御による照射・受光によって、「横びり」や「縦
びり」、あるいは、「横しわ(一般しわ)」や「プレス
しわ」の各種欠陥が一箇所で光学的に検査できる。
【0014】この制御手段は、図1に示すように、制御
盤12、オペレータコンソール13およびベースマシン
14から主としてなる。具体的には、第1,2,3光源
A,B,Cには、図9に示すように、時分割パルス点灯
が施されており、制御盤12により第1,2,3光源
A,B,Cおよびカメラ群a,b,cが同期制御されて
いる。
【0015】まず、カメラ群a,b,cの機能について
簡単に説明する。カメラ群a,b,cはそれぞれ、図2
に示すように、レンズ15、半導体受光素子群S、デー
タ入力部16、画像処理プリプロセッサ17、画像処理
プロセッサ18、シリアル通信I/F部19からなり、
各受光素子群Sは、図10に示すように、ガラス壜の縦
方向(コラム方向)(図7で示すX方向)に、壜上寸法
で例えば3mm(あるいは1mm)ピッチで、80(あ
るいは120)エレメント20に配列されている。
【0016】データ入力部16は、受光素子群Sの出力
から受光光量に応じたデジタル出力をつくる。そして、
画像処理プリプロセッサ17で、データ入力部16の出
力から3(あるいは1)画面分の画像データをつくり、
画像モニター出力を作成する。続いて、画像処理プロセ
ッサ18では、画像データから”びり”や、”しわ”の
有無を判定し、シリアル通信I/F部19を通じて制御
盤12と通信する。この際、画像処理プリプロセッサ1
7、データ入力部16の制御が行われる。
【0017】一方、制御盤12には、マイコン・ゲート
アレイ等のシステムクロックCLKと、光源A,B,C
の点灯タイミングおよび受光器Tのデータ取り込みタイ
ミング示す光源クロックEA ,EB と、ガラス壜1の”
びり”や”しわ”が検出可能であることを示す検出信号
を出力する検出ゲートGTとが入力される(図1参
照)。この際、ガラス壜1の最大周速は、例えば、42
00mm/secで1mmごとに”びり”や”しわ”が
検出される。この検出された”びり”は、図10で符号
30〜32に示され、”しわ”は、図10で符号33、
34で示される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
なお、それによってこの発明は限定を受けるものではな
い。図1〜図8において、ガラス壜1の内部欠陥検査装
置は、ガラス壜1の移送経路40(図3参照)途中に配
置された検査ステージ41と、この検査ステージに設け
られガラス壜1を載置する回転テーブル(図示せず)
と、ガラス壜手前の検査ステージ41上に配設され、ガ
ラス壜1を回転させながら、このガラス壜の壜中心Pを
通して反対側の壜胴3に斜め上方から指向性を有する光
を照射する第1光源Aと、この第1光源の左右両側に振
り分け状に配置され、前記反対側の壜胴3に斜め上方か
ら指向性を有する光をそれぞれ照射する第2光源Bおよ
び第3光源Cと、前記反対側の壜胴3内に形成されてい
るびりからの全反射光および/またはしわからの屈折光
を受光する受光器Tと、各光源A,B,Cによる照射お
よび受光器Tの受光のタイミングを前記受光器Tが全反
射光および屈折光を選択的に受光するよう制御させる制
御手段とから主としてなる。
【0019】更に、受光器Tが、横3列に振り分けて配
置された全反射光および屈折光を取り込む第1,2およ
び3カメラ群a,b,cからなり、各カメラ群a,b,
cが全反射光および屈折光を選択的に受光するととも
に、更に、各カメラ群a,b,cが受光光量を電気信号
に変換するフォトダイオードアレイからなる半導体受光
素子群Sを備え、該半導体受光素子群の受光面23a
が、壜胴内に形成されているびりおよびしわによる上方
への全反射光および屈折光をそれぞれ受光できるように
斜め下方に向いて設置されている。
【0020】以下、検査方法について簡単に説明する。
図9に光源A,B,Cの点灯タイミング示す。これによ
り、(イ)第2光源Bおよび第3光源Cの同時点灯によ
り第1カメラ群aでプレスしわを検出し(図4参照)、
続いて、(ロ)第2光源Bの単独点灯により第2カメラ
群bで縦びりを検出し(図5参照)、その後、(ハ)図
6に示すように、第1光源Aの単独点灯により、第2カ
メラ群bの上半分および下半分でそれぞれ斜めびりおよ
び斜めしわを検出し、かつ、第1カメラ群aの上半分1
1および下半分12(図7参照)でそれぞれ水平びりお
よび水平しわを検出し、更に、第3カメラ群cの上半分
および下半分でそれぞれ斜めびりおよび斜めしわを検出
し、しかる後、(ニ)第3光源Cの単独点灯により第3
カメラ群cで縦びりを検出できる。
【0021】このように本実施例では、「横びり」や
「縦びり」、あるいは、「横しわ(一般しわ)」や「プ
レスしわ」の各種欠陥が一箇所で光学的に検査できる。
【0022】また、本実施例の検査装置Jを、図3に示
すように、”あわ”を検査する検査装置Qと組み合わせ
て使用すると、設備コストと省スペース化の点で有利で
ある。すなわち、図3において、ガラス壜1の移送経路
40に、3つの光源A,B,C、3つのカメラ群a,
b,cからなる本検査装置Jと、平あわ欠陥検査装置Q
とを装備した検査ステージ41をコスト的に安価にかつ
省スペースの下で設定できるものであり、しかも、少な
い人手で欠陥検査を多点にわたって行うことができる。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、ガラス壜の
壜中心を通して反対側の壜胴に斜め上方から指向性を有
する光を照射する第1光源と、この第1光源の左右両側
に振り分け状に配置され、前記反対側の壜胴に斜め上方
から指向性を有する光をそれぞれ照射する第2光源およ
び第3光源と、前記反対側の壜胴内に形成されているび
りからの全反射光および/またはしわからの屈折光を受
光する受光器と、前記各光源による照射および前記受光
器の受光のタイミングを前記受光器が全反射光および屈
折光を選択的に受光するよう制御させる制御手段とを備
えることによって、「横びり」や「縦びり」、あるい
は、「横しわ(一般しわ)」や「プレスしわ」の各種欠
陥が一箇所で光学的に検査できることから、従来に比較
して、搬送系の制御手段やガラス壜の回転手段を簡略化
できる。また、検査ステージに平あわ欠陥検査装置を装
備しても、コスト的に安価にかつ省スペースの下で、し
かも、少ない人手で欠陥検査を多点にわたって行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成説明図であ
る。
【図2】上記実施例における制御方法を説明するための
全体構成説明図である。
【図3】上記実施例における検査ステージを示す構成説
明図である。
【図4】上記実施例における1つの検査方法を説明する
ための図である。
【図5】同じく上記実施例におけるもう一つの検査方法
を説明するための図である。
【図6】同じく上記実施例における更にもう一つの検査
方法を説明するための図である。
【図7】上記実施例における検査方法を説明するための
要部構成説明図である。
【図8】上記実施例における検査方法を説明するための
構成説明図である。
【図9】上記実施例における動作を示す動作説明図であ
る。
【図10】同じく上記実施例における動作を示す動作説
明図である。
【符号の説明】
1…ガラス壜、、3…反対側の壜胴、12…制御盤(制
御手段)、40…移送経路、41…検査ステージ、A…
第1光源、B…第2光源、C…第3光源、P…ガラス壜
の壜中心、T…受光器、a…第1カメラ群、b…第2カ
メラ群、c…第3カメラ群。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス壜の移送経路途中に配置された検
    査ステージと、この検査ステージに設けられガラス壜を
    載置する回転テーブルと、ガラス壜手前の前記検査ステ
    ージ上に配設され、ガラス壜を回転させながら、このガ
    ラス壜の壜中心を通して反対側の壜胴に斜め上方から指
    向性を有する光を照射する第1光源と、この第1光源の
    左右両側に振り分け状に配置され、前記反対側の壜胴に
    斜め上方から指向性を有する光をそれぞれ照射する第2
    光源および第3光源と、前記反対側の壜胴内に形成され
    ているびりからの全反射光および/またはしわからの屈
    折光を受光する受光器と、前記各光源による照射および
    前記受光器の受光のタイミングを前記受光器が全反射光
    および屈折光を選択的に受光するよう制御させる制御手
    段とからなることを特徴とするガラス壜の内部欠陥検査
    装置。
  2. 【請求項2】 受光器が、横3列に振り分けて配置され
    た全反射光および屈折光を取り込む第1,2および3カ
    メラ群からなり、各カメラ群が全反射光および屈折光を
    選択的に受光するとともに、更に、各カメラ群が受光光
    量を電気信号に変換するフォトダイオードアレイからな
    る半導体受光素子群を備え、該半導体受光素子群の受光
    面が、壜胴内に形成されているびりおよびしわによる上
    方への全反射光および屈折光をそれぞれ受光できるよう
    に斜め下方に向いて設置されている請求項1に記載のガ
    ラス壜の内部欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 ガラス壜の移送経路途中に配置された検
    査ステージに位置する回転テーブル上に載置されたガラ
    ス壜を回転させ、ガラス壜の壜中心を通して反対側の壜
    胴に斜め上方から指向性を有する光を照射する第1光
    源、第2光源および第3光源の点灯タイミングおよび受
    光器のデータ取り込みタイミングを前記受光器が全反射
    光および屈折光を選択的に受光するよう制御しながら、
    ガラス壜手前から前記反対側の壜胴に少なくともこれら
    光源の1つを点灯させて前記反対側の壜胴内に形成され
    ているびりからの全反射光および/またはしわからの屈
    折光を前記受光器にて選択的に受光することからなるこ
    とを特徴とするガラス壜の内部欠陥検査方法。
  4. 【請求項4】 第2光源および第3光源が第1光源の左
    右両側に振り分け状に配置されている請求項3に記載の
    ガラス壜の内部欠陥検査方法。
  5. 【請求項5】 受光器が、横3列に振り分けて配置され
    た全反射光および屈折光を取り込む第1,2および3カ
    メラ群からなり、かつ、各カメラ群が全反射光および屈
    折光を選択的に受光するとともに、第1,2および3光
    源の点灯タイミングおよび前記受光器のデータ取り込み
    タイミングが、(イ)第2光源および第3光源の同時点
    灯により第1カメラ群で屈折光を受光し、続いて、
    (ロ)第2光源の単独点灯により第2カメラ群で全反射
    光を受光し、その後、(ハ)第1光源の単独点灯により
    全反射光および屈折光をそれぞれ第1,2,3カメラ群
    で受光し、しかる後、(ニ)第3光源の単独点灯により
    第3カメラ群で全反射光を受光することからなる請求項
    3または請求項4に記載のガラス壜の内部欠陥検査方
    法。
  6. 【請求項6】 (イ)第2光源および第3光源の同時点
    灯により第1カメラ群でプレスしわを検出し、続いて、
    (ロ)第2光源の単独点灯により第2カメラ群で縦びり
    を検出し、その後、(ハ)第1光源の単独点灯により、
    第2カメラ群の上半分および下半分でそれぞれ斜めびり
    および斜めしわを検出し、かつ、第1カメラ群の上半分
    および下半分でそれぞれ水平びりおよび水平しわを検出
    し、更に、第3カメラ群の上半分および下半分でそれぞ
    れ斜めびりおよび斜めしわを検出し、しかる後、(ニ)
    第3光源の単独点灯により第3カメラ群で縦びりを検出
    することからなる請求項3乃至請求項5のいずれかに記
    載のガラス壜の内部欠陥検査方法。
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