JP3394677B2 - シートロック装置 - Google Patents

シートロック装置

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JP3394677B2
JP3394677B2 JP01870597A JP1870597A JP3394677B2 JP 3394677 B2 JP3394677 B2 JP 3394677B2 JP 01870597 A JP01870597 A JP 01870597A JP 1870597 A JP1870597 A JP 1870597A JP 3394677 B2 JP3394677 B2 JP 3394677B2
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幹也 中川
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シートロック装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図3は車輌等に用いられるシートの一例
を示すもので、この種のシート1は、乗員が腰掛ける為
のシートクッション2と、乗員が背中をもたせかける為
のシートバック3とにより構成されており、前記シート
クッション2にはクッションフレーム4が、前記シート
バック3にはバックフレーム5が夫々強度部材として備
えられている。 【0003】前記クッションフレーム4及びバックフレ
ーム5の構造は、図4に示す通りであり、図4中の下側
に示すクッションフレーム4は、前後に配置されるフロ
ントフレーム6とリヤフレーム7とを左右両側でサイド
フレーム8,8により連結した枠組構造となっており、
両サイドフレーム8,8の内側における前記フロントフ
レーム6とリヤフレーム7との間には、プレート9及び
メッシュスプリング10が架設されてパッド材(クッシ
ョン材)を支持し得るようにしてある。 【0004】一方、図4中の上側に示すバックフレーム
5は門型に形成され、その下側部分の相互間に架設され
たロアフレーム11と共に枠組構造を構成するようにな
っており、バックフレーム5の上端部とロアフレーム1
1との間、及びバックフレーム5の両側部の相互間に
は、ワイヤ類12が縦横に架設されてパッド材(クッシ
ョン材)を支持し得るようにしてある。 【0005】更に、前記バックフレーム5の下端部は、
両側から押し潰された偏平形状として前方に曲折され、
しかも、図3に参照される如く、枢軸13を介して前記
サイドフレーム8の後方外側面に枢着されており、この
枢軸13を中心にバックフレーム5を前倒しできるよう
になっている。 【0006】また、図示する例では、クッションフレー
ム4に対するバックフレーム5の前倒しを拘束して起立
状態に保持する為のシートロック装置14が右座席側
(運転席側)に設けられており、このシートロック装置
14は、右座席側のサイドフレーム8後面に開口したロ
ック孔15と、バックフレーム5の右座席側の下端部近
傍にブラケット16を介して取り付けられたロックプレ
ート17とにより構成されている。 【0007】即ち、図5及び図6に拡大して詳細を示す
如く、前記ロックプレート17は、その下端部を前方に
向け鉤状に張り出したフック部18とし且つ上端部を後
方に傾斜したレバー部19として形成され、前記フック
部18とレバー部19との中間部を枢軸20を介して前
記ブラケット16に枢着し且つ図示しないねじりコイル
ばねによりレバー部19を下降してフック部18を前方
に突き出す方向へ傾動するよう付勢した構造となってお
り、シートバック3を起立させると、図示しないねじり
コイルばねによる付勢力で自動的にフック部18がサイ
ドフレーム8後面のロック孔15に挿入されて該ロック
孔15の上側縁部に掛止され、これによって、バックフ
レーム5の前倒しが拘束されて起立状態のまま保持さ
れ、また、レバー部19を引き上げると、フック部18
が前記ロック孔15から抜脱されてバックフレーム5の
前倒しの拘束が解除されるようになっている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如き従来構造においては、ロックプレート17のフッ
ク部18を、サイドフレーム8後面に開口したロック孔
15の上側縁部に掛止させるようにしていた為、ロック
孔15の幅寸法W(図6参照)を極力小さく抑え且つ該
ロック孔15の縁部全周に対し内側へ向け短筒状にバー
リング加工を施して前記ロック孔15の強度向上を図ら
なければならず、これによって、幅寸法Wを小さく抑え
られたロック孔15に対するロックプレート17側の幅
方向のばらつき管理が厳しくなって組み付け作業に高精
度が要求されることとなり、しかも、ロック孔15にバ
ーリング加工が必要となって加工費がかかることになる
為、結果として大幅なコスト増加を招くという問題があ
った。 【0009】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、ロック孔に対するロックプレート側の幅方向のばら
つき管理を従来より緩和し且つロック孔のバーリング加
工を不要としてコストの大幅な削減を図ることを目的と
している。 【0010】 【課題を解決するための手段】本願発明は、クッション
フレームに対しバックフレームの前倒しを拘束して起立
状態に保持するシートロック装置であって、クッション
フレームの側部を成すサイドフレーム後面に開口された
ロック孔と、バックフレームの下端部近傍に傾動可能に
取り付けられ且つその傾動により前記ロック孔に対し前
方へ鉤状に張り出したフック部を挿入抜脱し得るように
したロックプレートとを備え、クッションフレームの後
部を成すリヤフレームを、その端部がサイドフレーム内
且つロック孔の直上付近に位置するよう配設し、ロッ
クプレートのフック部がロック孔に挿入された際に該フ
ック部がリヤフレーム自体の端部に掛止されるよう構成
したことを特徴とするものである。 【0011】従って本発明では、ロックプレートのフッ
ク部が強度の高いリヤフレームの端部に掛止されること
になり、ロック孔の上側縁部には何ら荷重負担がかから
なくなるので、ロック孔の幅寸法を従来より拡張するこ
とが可能となり、しかも、前記ロック孔の縁部全周にバ
ーリング加工を施す必要がなくなる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。 【0013】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例を示すもので、図3〜図6と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしている。 【0014】図中21はクッションフレーム4に対しバ
ックフレーム5の前倒しを拘束して起立状態に保持する
為のシートロック装置を示し、図示においては、シート
ロック装置21を右座席側(運転席側)に設けた場合を
例示している。 【0015】このシートロック装置21は、先に図5及
び図6により示した従来構造と同様に、右座席側のサイ
ドフレーム8後面に開口したロック孔22と、バックフ
レーム5の右座席側の下端部近傍にブラケット16を介
して枢軸20を中心に傾動可能に取り付けられ且つその
傾動により前記ロック孔22に対し前方へ鉤状に張り出
した下側のフック部24を挿入抜脱し得るようにしたロ
ックプレート25とを備えており、該ロックプレート2
5は、図示しないねじコイルばねによりレバー部23を
下降してフック部24を前方に突き出す方向へ傾動する
よう付勢されている。 【0016】ただし、前記ロック孔22の幅寸法W(図
2参照)は従来の強度的な限界値を越えて大きく拡張さ
れており、しかも、前記ロック孔22の縁部にはバーリ
ング加工が施されておらず、また、前記ロックプレート
25のフック部24は従来より大きく前方へ張り出さ
れ、前記ロック孔22に挿入された際にも該ロック孔2
2の上側縁部には接触しないようにしてある。 【0017】即ち、本形態例のシートロック装置21で
は、従来においてサイドフレーム8の後方上面の窪みに
固定されていたリヤフレーム7の端部を、サイドフレー
ム8内で且つロック孔22の直上に位置するよう配置変
更し、前記ロックプレート25のフック部24がロック
孔22に挿入された際に該フック部24が前記リヤフレ
ーム7自体の端部に掛止されるように構成してある。 【0018】而して、このようにすれば、ロックプレー
ト25のフック部24が強度の高いリヤフレーム7の端
部に掛止され、ロック孔22の上側縁部には何ら荷重負
担がかからなくなるので、ロック孔22の幅寸法Wを従
来より拡張することが可能となり、しかも、前記ロック
孔22の縁部全周にバーリング加工を施す必要がなくな
るのである。 【0019】従って上記形態例によれば、ロックプレー
ト25のフック部24をロック孔22の上側縁部に荷重
負担をかけることなく強度の高いリヤフレーム7の端部
に掛止させるようにしたので、ロック孔22の幅寸法W
を従来より拡張して該ロック孔22に対するロックプレ
ート25側の幅方向のばらつき管理を緩和することがで
き、しかも、前記ロック孔22のバーリング加工を不要
とすることができるので、コストの大幅な削減を図るこ
とができる。 【0020】尚、本発明のシートロック装置は、上述の
形態例にのみ限定されるものではなく、図示した例では
右座席側に配置した例を示したが、運転席が左座席であ
る場合には左座席側に配置しても良く、また、左右両方
に配置して相互のロックプレート同士を連動するよう接
続して配置しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。 【0021】 【発明の効果】上記した本発明のシートロック装置によ
れば、ロックプレートのフック部をロック孔の上側縁部
に荷重負担をかけることなく強度の高いリヤフレームの
端部に掛止させるようにしたので、ロック孔の幅寸法を
従来より拡張して該ロック孔に対するロックプレート側
の幅方向のばらつき管理を緩和することができ、しか
も、前記ロック孔のバーリング加工を不要とすることが
できるので、コストの大幅な削減を図ることができると
いう優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施する形態の一例を示す要部断面図
である。 【図2】図1のシートロック装置の斜視図である。 【図3】従来例を示す全体側面図である。 【図4】図3のクッションフレーム及びバックフレーム
の斜視図である。 【図5】図3のV部の詳細を示す拡大断面図である。 【図6】図5のシートロック装置の斜視図である。 【符号の説明】 4 クッションフレーム 5 バックフレーム 7 リヤフレーム 8 サイドフレーム 21 シートロック装置 22 ロック孔 24 フック部 25 ロックプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−72130(JP,U) 実開 昭60−117228(JP,U) 実開 昭62−49437(JP,U) 実開 昭60−53633(JP,U) 実開 昭55−167836(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 クッションフレームに対しバックフレー
    ムの前倒しを拘束して起立状態に保持するシートロック
    装置であって、クッションフレームの側部を成すサイド
    フレーム後面に開口されたロック孔と、バックフレーム
    の下端部近傍に傾動可能に取り付けられ且つその傾動に
    より前記ロック孔に対し前方へ鉤状に張り出したフック
    部を挿入抜脱し得るようにしたロックプレートとを備
    え、クッションフレームの後部を成すリヤフレームを、
    その端部がサイドフレーム内で且つロック孔の直上付近
    に位置するよう配設し、ロックプレートのフック部がロ
    ック孔に挿入された際に該フック部がリヤフレーム自体
    の端部に掛止されるよう構成したことを特徴とするシー
    トロック装置。
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