JP3394665B2 - ガスサイクル機器 - Google Patents
ガスサイクル機器Info
- Publication number
- JP3394665B2 JP3394665B2 JP25840396A JP25840396A JP3394665B2 JP 3394665 B2 JP3394665 B2 JP 3394665B2 JP 25840396 A JP25840396 A JP 25840396A JP 25840396 A JP25840396 A JP 25840396A JP 3394665 B2 JP3394665 B2 JP 3394665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular body
- elastic annular
- rigid annular
- teeth
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆スターリングサ
イクル・ヒートポンプやスターリングサイクル・エンジ
ンなどのガスサイクル機器に関し、詳しくは、第1回転
軸に連結したピストンを備えるシリンダ室と、第2回転
軸に連結したピストンを備えるシリンダ室とを、ガスサ
イクル用のガス連通路を介して連通させ、そして、第1
及び第2回転軸を連動同期回転させる非作用状態と、第
1及び第2回転軸を相対回転動作させて、連動同期回転
の際の両回転軸の位相差を変更する作用状態とに切り換
え自在な位相制御機構を設けるガスサイクル機器に関す
る。
イクル・ヒートポンプやスターリングサイクル・エンジ
ンなどのガスサイクル機器に関し、詳しくは、第1回転
軸に連結したピストンを備えるシリンダ室と、第2回転
軸に連結したピストンを備えるシリンダ室とを、ガスサ
イクル用のガス連通路を介して連通させ、そして、第1
及び第2回転軸を連動同期回転させる非作用状態と、第
1及び第2回転軸を相対回転動作させて、連動同期回転
の際の両回転軸の位相差を変更する作用状態とに切り換
え自在な位相制御機構を設けるガスサイクル機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のガスサイクル機器は、上記の位
相制御機構を非作用状態にして、第1及び第2回転軸を
連動同期回転(すなわち、位相差を一定に保つように互
いに等しい速度で連動回転)させることにより、第1回
転軸の側のピストンと第2回転軸の側のピストンとを一
定位相差で動作させてガスサイクル運転を行い、また、
位相制御機構を作用状態にして、連動同期回転の際の両
回転軸の位相差を変更することにより、第1回転軸の側
のピストンと第2回転軸の側のピストンとの位相差を変
更して、ガスサイクル特性の変更を行うものである。
相制御機構を非作用状態にして、第1及び第2回転軸を
連動同期回転(すなわち、位相差を一定に保つように互
いに等しい速度で連動回転)させることにより、第1回
転軸の側のピストンと第2回転軸の側のピストンとを一
定位相差で動作させてガスサイクル運転を行い、また、
位相制御機構を作用状態にして、連動同期回転の際の両
回転軸の位相差を変更することにより、第1回転軸の側
のピストンと第2回転軸の側のピストンとの位相差を変
更して、ガスサイクル特性の変更を行うものである。
【0003】ところで、従来、この種のガスサイクル機
器では、いわゆる差動機構を用いて位相制御機構を構成
することに対し、この位相制御機構を単純に両回転軸の
突き合わせ端部間に介装する形式、すなわち、端部どう
しを突き合わせる状態に第1及び第2回転軸を一直線状
に配置し、これら回転軸どうしの連結部に位相制御機構
を介装する形式を採っていた(例えば、特願平8−73
834号参照)。
器では、いわゆる差動機構を用いて位相制御機構を構成
することに対し、この位相制御機構を単純に両回転軸の
突き合わせ端部間に介装する形式、すなわち、端部どう
しを突き合わせる状態に第1及び第2回転軸を一直線状
に配置し、これら回転軸どうしの連結部に位相制御機構
を介装する形式を採っていた(例えば、特願平8−73
834号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来形
式では、位相制御機構の介装の為に、第1回転軸の側の
ピストンを有するシリンダ室と第2回転軸の側のピスト
ンを有するシリンダ室との離間距離が大きくなって、こ
れらシリンダ室どうしを結ぶガス連通路が長尺化し、こ
の為、ガス連通路での断熱変化などによるロスが大きく
なって機器効率が低下する、また、配管スペースが大き
くなって機器が大型化するなどの問題があった。
式では、位相制御機構の介装の為に、第1回転軸の側の
ピストンを有するシリンダ室と第2回転軸の側のピスト
ンを有するシリンダ室との離間距離が大きくなって、こ
れらシリンダ室どうしを結ぶガス連通路が長尺化し、こ
の為、ガス連通路での断熱変化などによるロスが大きく
なって機器効率が低下する、また、配管スペースが大き
くなって機器が大型化するなどの問題があった。
【0005】以上の実情に対し、本発明の主たる課題
は、位相制御機構を合理的に配備することにより、上記
問題の解消を図る点にある。
は、位相制御機構を合理的に配備することにより、上記
問題の解消を図る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1記載の発
明では、第1及び第2回転軸を位相制御機構に対し同じ
側に配置して、これら第1及び第2回転軸に連結のピス
トンを位相制御機構の一方側に集約配置するから、先述
の従来形式、すなわち、一直線状に配置した第1及び第
2回転軸の突き合わせ端部間に位相制御機構を介装する
構成上、回転軸芯方向において、この位相制御機構の両
側に、第1回転軸の側のピストンと第2回転軸の側のピ
ストンとが振り分けられる形式に比べ、第1回転軸の側
のピストンを有するシリンダ室と第2回転軸の側のピス
トンを有するシリンダ室との離間距離を小さくすること
ができ、これにより、これらシリンダ室どうしを結ぶガ
ス連通路を短尺化することができる。そして、このこと
から、ガス連通路での断熱変化などによるロスを抑制し
て機器効率を向上させることができ、また、配管スペー
スを小さくして機器をコンパクト化することができる。
明では、第1及び第2回転軸を位相制御機構に対し同じ
側に配置して、これら第1及び第2回転軸に連結のピス
トンを位相制御機構の一方側に集約配置するから、先述
の従来形式、すなわち、一直線状に配置した第1及び第
2回転軸の突き合わせ端部間に位相制御機構を介装する
構成上、回転軸芯方向において、この位相制御機構の両
側に、第1回転軸の側のピストンと第2回転軸の側のピ
ストンとが振り分けられる形式に比べ、第1回転軸の側
のピストンを有するシリンダ室と第2回転軸の側のピス
トンを有するシリンダ室との離間距離を小さくすること
ができ、これにより、これらシリンダ室どうしを結ぶガ
ス連通路を短尺化することができる。そして、このこと
から、ガス連通路での断熱変化などによるロスを抑制し
て機器効率を向上させることができ、また、配管スペー
スを小さくして機器をコンパクト化することができる。
【0007】また、第1及び第2回転軸を、その一方の
内部に他方を同芯状に挿通配置する二重軸構造にするか
ら、例えば、第1及び第2回転軸を互いに離間する平行
姿勢に配置して、これら回転軸の一端側に位相制御機構
を配備するといった形態に比べ、軸配置をコンパクトに
して機器のコンパクト化を促進できる。
内部に他方を同芯状に挿通配置する二重軸構造にするか
ら、例えば、第1及び第2回転軸を互いに離間する平行
姿勢に配置して、これら回転軸の一端側に位相制御機構
を配備するといった形態に比べ、軸配置をコンパクトに
して機器のコンパクト化を促進できる。
【0008】〔2〕請求項2記載の発明では、前記の二
重軸構造における外側回転軸のピストン連結用偏芯軸部
を、その断面内に回転軸芯が位置する径に形成すること
により、その外側回転軸に対しピストンを直接的に連結
する形態を採りながら二重軸構造を実現でき、このこと
から、例えば、外側回転軸に対し適当な別の中間連動機
構を介してピストンを間接的に連結するといった形態で
二重軸構造を実現するに比べ、機器のコンパクト化を一
層効果的に促進することができる。
重軸構造における外側回転軸のピストン連結用偏芯軸部
を、その断面内に回転軸芯が位置する径に形成すること
により、その外側回転軸に対しピストンを直接的に連結
する形態を採りながら二重軸構造を実現でき、このこと
から、例えば、外側回転軸に対し適当な別の中間連動機
構を介してピストンを間接的に連結するといった形態で
二重軸構造を実現するに比べ、機器のコンパクト化を一
層効果的に促進することができる。
【0009】〔3〕請求項3記載の発明では(図3参
照)、第1及び第2非円形部材16,17のうちの一方
の非円形部材17を固定とし、かつ、他方の非円形部材
16を相対回転操作用モータ19の出力軸19aに連結
する構成において、このモータ19による他方の非円形
部材16の回転操作を停止した状態では、第1弾性環状
体14を介しての第1剛性環状体11と第2剛性環状体
12との連動回転において生じる差動分と、第2弾性環
状体15を介しての第2剛性環状体12と第3剛性環状
体13との連動回転において生じる差動分とを相殺させ
て、第1剛性環状体11と第3剛性環状体13とを一体
的に連動回転させ、これにより、位相制御機構Kの非作
用状態として、第1回転軸8と第2回転軸9とを一定位
相差に保って連動同期回転させる状態を得る。
照)、第1及び第2非円形部材16,17のうちの一方
の非円形部材17を固定とし、かつ、他方の非円形部材
16を相対回転操作用モータ19の出力軸19aに連結
する構成において、このモータ19による他方の非円形
部材16の回転操作を停止した状態では、第1弾性環状
体14を介しての第1剛性環状体11と第2剛性環状体
12との連動回転において生じる差動分と、第2弾性環
状体15を介しての第2剛性環状体12と第3剛性環状
体13との連動回転において生じる差動分とを相殺させ
て、第1剛性環状体11と第3剛性環状体13とを一体
的に連動回転させ、これにより、位相制御機構Kの非作
用状態として、第1回転軸8と第2回転軸9とを一定位
相差に保って連動同期回転させる状態を得る。
【0010】また、相対回転操作用モータ19により上
記他方の非円形部材16を所要角度だけ回転操作するこ
とで、第1弾性環状体14を介しての第1剛性環状体1
1と第2剛性環状体12との連動回転において生じる差
動分と、第2弾性環状体15を介しての第2剛性環状体
12と第3剛性環状体13との連動回転において生じる
差動分とに差を生じさせて、第1剛性環状体11と第3
剛性環状体13とを相対回転動作させ、これにより、位
相制御機構Kの作用状態として、第1回転軸8と第2回
転軸9とを相対回転動作させて両回転軸8,9の位相差
を変更する状態を得る。
記他方の非円形部材16を所要角度だけ回転操作するこ
とで、第1弾性環状体14を介しての第1剛性環状体1
1と第2剛性環状体12との連動回転において生じる差
動分と、第2弾性環状体15を介しての第2剛性環状体
12と第3剛性環状体13との連動回転において生じる
差動分とに差を生じさせて、第1剛性環状体11と第3
剛性環状体13とを相対回転動作させ、これにより、位
相制御機構Kの作用状態として、第1回転軸8と第2回
転軸9とを相対回転動作させて両回転軸8,9の位相差
を変更する状態を得る。
【0011】すなわち、この構成であれば、内周歯列の
剛性環状体と外周歯列の弾性環状体と非円形部材との三
者を用いた差動構造を採用するものとしながらも、相対
回転操作用モータの機体そのものを回転軸とともに回転
させる(先述の特願平8−73834号参照)といった
ことは不要となって、相対回転操作用モータの機体を固
定にできることから、このモータに対する操作信号線の
接続構造を簡略化し得るとともに、モータ機体の回転に
動力を費やすことを無くして動力ロスを低減することが
できる。
剛性環状体と外周歯列の弾性環状体と非円形部材との三
者を用いた差動構造を採用するものとしながらも、相対
回転操作用モータの機体そのものを回転軸とともに回転
させる(先述の特願平8−73834号参照)といった
ことは不要となって、相対回転操作用モータの機体を固
定にできることから、このモータに対する操作信号線の
接続構造を簡略化し得るとともに、モータ機体の回転に
動力を費やすことを無くして動力ロスを低減することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、スターリング機器を用い
たヒートポンプ装置を示し、1はガスサイクル運転用原
動機としての駆動モータ、2はガスサイクル機器部であ
り、このガスサイクル機器部2には、ピストンp1,p
2,p3の動作に伴い個別に作動ガスGの吐出と吸入を
繰り返す高温シリンダ室C1と中温シリンダ室C2と低
温シリンダ室C3を設け、そして、高温シリンダ室C1
と中温シリンダ室C2とをガス連通路3aを介して連通
させるとともに、中温シリンダ室C2と低温シリンダ室
C3とをガス連通路3bを介して連通させ、これらガス
連通路3a,3bの各々に、蓄熱材内装の再生熱交換器
4a,4bを介装してある。
たヒートポンプ装置を示し、1はガスサイクル運転用原
動機としての駆動モータ、2はガスサイクル機器部であ
り、このガスサイクル機器部2には、ピストンp1,p
2,p3の動作に伴い個別に作動ガスGの吐出と吸入を
繰り返す高温シリンダ室C1と中温シリンダ室C2と低
温シリンダ室C3を設け、そして、高温シリンダ室C1
と中温シリンダ室C2とをガス連通路3aを介して連通
させるとともに、中温シリンダ室C2と低温シリンダ室
C3とをガス連通路3bを介して連通させ、これらガス
連通路3a,3bの各々に、蓄熱材内装の再生熱交換器
4a,4bを介装してある。
【0013】また、5は高温シリンダ室C1に熱入力す
る加熱器、6は中温シリンダ室C2での発生温熱を取り
出す温熱取出用の熱交換器、7は低温シリンダ室C3の
発生冷熱を取り出す冷熱取出用の熱交換器である。
る加熱器、6は中温シリンダ室C2での発生温熱を取り
出す温熱取出用の熱交換器、7は低温シリンダ室C3の
発生冷熱を取り出す冷熱取出用の熱交換器である。
【0014】つまり、このガスサイクル機器部2では、
各ピストンp1〜p3の動作とともに、各シリンダ室C
1〜C3を、ガス連通路3a,3bによる連通下で、ま
た、加熱器5や各熱交換器4a,4b,6,7の作用下
で作動ガス吐出吸入させることにより、高温シリンダ室
C1と中温シリンダ室C2との組については、加熱器5
による高温シリンダ室C1への熱入力の下でスターリン
グサイクルを実行させてスターリングエンジンとして機
能させ、この発生動力を駆動モータ1からの付与動力に
付加する形態で後述のスターリングヒートポンプの運転
に使用する。
各ピストンp1〜p3の動作とともに、各シリンダ室C
1〜C3を、ガス連通路3a,3bによる連通下で、ま
た、加熱器5や各熱交換器4a,4b,6,7の作用下
で作動ガス吐出吸入させることにより、高温シリンダ室
C1と中温シリンダ室C2との組については、加熱器5
による高温シリンダ室C1への熱入力の下でスターリン
グサイクルを実行させてスターリングエンジンとして機
能させ、この発生動力を駆動モータ1からの付与動力に
付加する形態で後述のスターリングヒートポンプの運転
に使用する。
【0015】また、中温シリンダ室C2と低温シリンダ
室C3との組については、駆動モータ1からの付与動力
及び上述のスターリングエンジンによる付与動力で逆ス
ターリングサイクルを実行させてスターリングヒートポ
ンプとして機能させ、これにより、その熱出力として、
低温シリンダ室C3での発生冷熱を冷熱取出用の熱交換
器7から取り出すとともに、中温シリンダ室C2での発
生温熱を温熱取出用の熱交換器6から取り出す。
室C3との組については、駆動モータ1からの付与動力
及び上述のスターリングエンジンによる付与動力で逆ス
ターリングサイクルを実行させてスターリングヒートポ
ンプとして機能させ、これにより、その熱出力として、
低温シリンダ室C3での発生冷熱を冷熱取出用の熱交換
器7から取り出すとともに、中温シリンダ室C2での発
生温熱を温熱取出用の熱交換器6から取り出す。
【0016】なお、ガスサイクル機器部2における作動
ガスGには、ヘリウムガスや水素ガス、あるいは空気な
ど、種々の気体を採用でき、また、加熱器5により高温
シリンダ室C1へ入力する熱としては、バーナによる発
生熱や他の装置・設備で生じる排熱、あるいは、原動機
としてエンジンを用いる場合にはそのエンジン排熱な
ど、種々の熱を採用できる。
ガスGには、ヘリウムガスや水素ガス、あるいは空気な
ど、種々の気体を採用でき、また、加熱器5により高温
シリンダ室C1へ入力する熱としては、バーナによる発
生熱や他の装置・設備で生じる排熱、あるいは、原動機
としてエンジンを用いる場合にはそのエンジン排熱な
ど、種々の熱を採用できる。
【0017】ガスサイクル機器部2における伝動構造に
ついては、図1〜図3に示すように、駆動モータ1の出
力軸1aに第1回転軸8の基端を直結し、この第1回転
軸8のクランク部8aに、中温シリンダ室C2のピスト
ンp2と低温シリンダ室C3のピストンp3とを連結
し、また、これら中温及び低温シリンダ室C2,C3の
ピストンp2,p3よりも第1回転軸8の先端側(すな
わち、本実施形態では駆動モータ1に対する連結側とは
反対側)において、第1回転軸8に対し第2回転軸9を
二重軸構造で相対回転自在に外嵌させ、この第2回転軸
9のクランク部9aに高温シリンダ室C1のピストンp
1を連結してある。
ついては、図1〜図3に示すように、駆動モータ1の出
力軸1aに第1回転軸8の基端を直結し、この第1回転
軸8のクランク部8aに、中温シリンダ室C2のピスト
ンp2と低温シリンダ室C3のピストンp3とを連結
し、また、これら中温及び低温シリンダ室C2,C3の
ピストンp2,p3よりも第1回転軸8の先端側(すな
わち、本実施形態では駆動モータ1に対する連結側とは
反対側)において、第1回転軸8に対し第2回転軸9を
二重軸構造で相対回転自在に外嵌させ、この第2回転軸
9のクランク部9aに高温シリンダ室C1のピストンp
1を連結してある。
【0018】そして、この二重軸構造における軸先端部
には、第1回転軸8と第2回転軸9とを連動同期回転
(すなわち、位相差を一定に保つように互いに等しい速
度で連動回転)させる非作用状態と、これら第1及び第
2回転軸8,9を所要角度だけ相対回転動作させて、連
動同期回転の際の両回転軸8,9の位相差を変更する作
用状態とに切り換え自在な位相制御機構Kを連設してあ
る。
には、第1回転軸8と第2回転軸9とを連動同期回転
(すなわち、位相差を一定に保つように互いに等しい速
度で連動回転)させる非作用状態と、これら第1及び第
2回転軸8,9を所要角度だけ相対回転動作させて、連
動同期回転の際の両回転軸8,9の位相差を変更する作
用状態とに切り換え自在な位相制御機構Kを連設してあ
る。
【0019】つまり、加熱器5からの熱入力によりガス
サイクル機器部2をエンジン機能させて得る動力と駆動
モータ1からの付与動力とで、ガスサイクル機器部2を
ヒートポンプ機能させて冷熱及び温熱の熱出力を得る
が、この運転にあたり、上記の位相制御機構Kにより、
第1回転軸8と第2回転軸9との連動同期回転の際の位
相差を変更して、高温シリンダ室C1のピストンp1
と、他の二つのシリンダ室C2,C3のピストンp2,
p3とのピストン動作の位相差関係を調整することで、
ガスサイクル特性を変更して駆動モータ1からの動力入
力と加熱器5からの熱入力との入力比を適宜に変更調整
できるようにしてある。
サイクル機器部2をエンジン機能させて得る動力と駆動
モータ1からの付与動力とで、ガスサイクル機器部2を
ヒートポンプ機能させて冷熱及び温熱の熱出力を得る
が、この運転にあたり、上記の位相制御機構Kにより、
第1回転軸8と第2回転軸9との連動同期回転の際の位
相差を変更して、高温シリンダ室C1のピストンp1
と、他の二つのシリンダ室C2,C3のピストンp2,
p3とのピストン動作の位相差関係を調整することで、
ガスサイクル特性を変更して駆動モータ1からの動力入
力と加熱器5からの熱入力との入力比を適宜に変更調整
できるようにしてある。
【0020】また、位相制御機構Kの装備にあたり、上
記の如く二重軸構造を採用して、三つの全てのピストン
p1〜p3を位相制御機構Kに対し回転軸芯方向の一方
側で集約配置する構造を採ることにより、シリンダ室C
1〜C3どうしを連通させるガス連通路3a,3b(特
に高温シリンダ室C1用のガス連通路3a)を短尺化で
きるようにし、これにより、ガス連通路3a,3bでの
断熱変化などによるロスの抑制、及び、機器全体のコン
パクト化を図ってある。
記の如く二重軸構造を採用して、三つの全てのピストン
p1〜p3を位相制御機構Kに対し回転軸芯方向の一方
側で集約配置する構造を採ることにより、シリンダ室C
1〜C3どうしを連通させるガス連通路3a,3b(特
に高温シリンダ室C1用のガス連通路3a)を短尺化で
きるようにし、これにより、ガス連通路3a,3bでの
断熱変化などによるロスの抑制、及び、機器全体のコン
パクト化を図ってある。
【0021】なお、二重軸構造の採用にあたっては、外
側に位置する第2回転軸9のクランク部9aを形成する
のに、それにおけるピストン連結用偏芯軸部を、その断
面内に回転軸芯Qが位置する径dに形成し、これによ
り、外側の第2回転軸9に対しピストンp1を直接的に
連結する構造を採りながら二重軸構造を実現できるよう
にしてある。
側に位置する第2回転軸9のクランク部9aを形成する
のに、それにおけるピストン連結用偏芯軸部を、その断
面内に回転軸芯Qが位置する径dに形成し、これによ
り、外側の第2回転軸9に対しピストンp1を直接的に
連結する構造を採りながら二重軸構造を実現できるよう
にしてある。
【0022】上記の位相制御機構Kは、差動部10と、
これに対する操作手段としての相対回転操作用サーボモ
ータ19を有し、具体的構造としては図3に示すよう
に、差動部10において、内周にスプライン状の多数の
歯(例えば、百枚から数百枚の歯)を形成した第1〜第
3の三つの剛性環状体11〜13を同芯状に並置すると
ともに、外周にスプライン状の多数の歯を形成した第1
弾性環状体14を、第1及び第2剛性環状体11,12
の内側に配置し、かつ、外周にスプライン状の多数の歯
を形成した第2弾性環状体15を、第2及び第3剛性環
状体12,13の内側に配置してある。
これに対する操作手段としての相対回転操作用サーボモ
ータ19を有し、具体的構造としては図3に示すよう
に、差動部10において、内周にスプライン状の多数の
歯(例えば、百枚から数百枚の歯)を形成した第1〜第
3の三つの剛性環状体11〜13を同芯状に並置すると
ともに、外周にスプライン状の多数の歯を形成した第1
弾性環状体14を、第1及び第2剛性環状体11,12
の内側に配置し、かつ、外周にスプライン状の多数の歯
を形成した第2弾性環状体15を、第2及び第3剛性環
状体12,13の内側に配置してある。
【0023】また、第1弾性環状体14に対し相対回転
自在に内嵌させて、この内嵌により、第1弾性環状体1
4の外周歯列を周方向の二個所で第1及び第2剛性環状
体11,12夫々の内周歯列に咬合させるように、第1
弾性環状体14を楕円形に弾性変形させる第1楕円部材
16と、第2弾性環状体15に対し相対回転自在に内嵌
させて、この内嵌により、第2弾性環状体15の外周歯
列を周方向の二個所で第2及び第3剛性環状体12,1
3夫々の内周歯列に咬合させるように、第2弾性環状体
15を楕円形に弾性変形させる第2楕円部材17とを設
けてある。
自在に内嵌させて、この内嵌により、第1弾性環状体1
4の外周歯列を周方向の二個所で第1及び第2剛性環状
体11,12夫々の内周歯列に咬合させるように、第1
弾性環状体14を楕円形に弾性変形させる第1楕円部材
16と、第2弾性環状体15に対し相対回転自在に内嵌
させて、この内嵌により、第2弾性環状体15の外周歯
列を周方向の二個所で第2及び第3剛性環状体12,1
3夫々の内周歯列に咬合させるように、第2弾性環状体
15を楕円形に弾性変形させる第2楕円部材17とを設
けてある。
【0024】そして、第1剛性環状体11は、二重軸構
造の先端部における第1回転軸8の先端に連結し、第3
剛性環状体13は、ケース兼用の連結部材18を介して
二重軸構造の先端部における第2回転軸9の先端に連結
し、また、第1楕円部材16は、上記サーボモータ19
の回転軸19aに連結してある。なお、第2楕円部材1
7は固定支持し、サーボモータ19の機体はガスサイク
ル機器部2のケースに固定支持してある。
造の先端部における第1回転軸8の先端に連結し、第3
剛性環状体13は、ケース兼用の連結部材18を介して
二重軸構造の先端部における第2回転軸9の先端に連結
し、また、第1楕円部材16は、上記サーボモータ19
の回転軸19aに連結してある。なお、第2楕円部材1
7は固定支持し、サーボモータ19の機体はガスサイク
ル機器部2のケースに固定支持してある。
【0025】さらにまた、第2剛性環状体12の内周歯
列の歯数、第1弾性環状体14の外周歯列の歯数、第2
弾性環状体15の外周歯列の歯数は、互いに等しい歯数
とし、これに対し、第1回転軸8に連結した第1剛性環
状体11の内周歯列の歯数と、第2回転軸9に連結した
第3剛性環状体13の内周歯列の歯数は、上記の第2剛
性環状体12、第1、第2弾性環状体14,15の歯数
とは共に極僅か(例えば2,3枚程度)だけ歯数を異な
らせた互いに等しい歯数としてある。
列の歯数、第1弾性環状体14の外周歯列の歯数、第2
弾性環状体15の外周歯列の歯数は、互いに等しい歯数
とし、これに対し、第1回転軸8に連結した第1剛性環
状体11の内周歯列の歯数と、第2回転軸9に連結した
第3剛性環状体13の内周歯列の歯数は、上記の第2剛
性環状体12、第1、第2弾性環状体14,15の歯数
とは共に極僅か(例えば2,3枚程度)だけ歯数を異な
らせた互いに等しい歯数としてある。
【0026】つまり、この位相制御機構Kにおいては、
サーボモータ19による第1楕円部材16の回転操作を
停止した状態では、第1弾性環状体14を介しての第1
剛体環状体11と第2剛体環状体12との連動回転にお
いて生じる差動分(すなわち、第1弾性環状体14と第
1剛体環状体11との歯数の相違による差動分)と、第
2弾性環状体15を介しての第2剛体環状体12と第3
剛体環状体13との連動回転において生じる差動分(す
なわち、第2弾性環状体15と第3剛体環状体13との
歯数の相違による差動分)とを相殺させて、第1剛性環
状体11と第3剛性環状体13とを一体的に連動回転さ
せ、これにより、位相制御機構Kの非作用状態として、
第1回転軸8と第2回転軸9とを一定位相差に保って連
動同期回転させる状態を得る。
サーボモータ19による第1楕円部材16の回転操作を
停止した状態では、第1弾性環状体14を介しての第1
剛体環状体11と第2剛体環状体12との連動回転にお
いて生じる差動分(すなわち、第1弾性環状体14と第
1剛体環状体11との歯数の相違による差動分)と、第
2弾性環状体15を介しての第2剛体環状体12と第3
剛体環状体13との連動回転において生じる差動分(す
なわち、第2弾性環状体15と第3剛体環状体13との
歯数の相違による差動分)とを相殺させて、第1剛性環
状体11と第3剛性環状体13とを一体的に連動回転さ
せ、これにより、位相制御機構Kの非作用状態として、
第1回転軸8と第2回転軸9とを一定位相差に保って連
動同期回転させる状態を得る。
【0027】また、サーボモータ19により第1楕円部
材16を所要角度だけ回転操作することで、第1弾性環
状体14を介しての第1剛体環状体11と第2剛体環状
体12との連動回転において生じる差動分と、第2弾性
環状体15を介しての第2剛体環状体12と第3剛体環
状体13との連動回転において生じる差動分とに差を生
じさせて、第1剛性環状体11と第3剛性環状体13と
を相対回転動作させ、これにより、位相制御機構Kの作
用状態として、第1回転軸8と第2回転軸9とを相対回
転動作させて両回転軸8,9の位相差を変更する状態を
得るようにしてある。
材16を所要角度だけ回転操作することで、第1弾性環
状体14を介しての第1剛体環状体11と第2剛体環状
体12との連動回転において生じる差動分と、第2弾性
環状体15を介しての第2剛体環状体12と第3剛体環
状体13との連動回転において生じる差動分とに差を生
じさせて、第1剛性環状体11と第3剛性環状体13と
を相対回転動作させ、これにより、位相制御機構Kの作
用状態として、第1回転軸8と第2回転軸9とを相対回
転動作させて両回転軸8,9の位相差を変更する状態を
得るようにしてある。
【0028】なお、上記構造の位相制御機構Kでは、サ
ーボモータ19の機体そのものを回転軸8,9とともに
回転させることは不要となって、サーボモータ19の機
体を固定にできることから、サーボモータ19に対する
操作信号線の接続構造を簡略化し得るとともに、モータ
機体の回転に動力を費やすことを無くして動力ロスを低
減できる。
ーボモータ19の機体そのものを回転軸8,9とともに
回転させることは不要となって、サーボモータ19の機
体を固定にできることから、サーボモータ19に対する
操作信号線の接続構造を簡略化し得るとともに、モータ
機体の回転に動力を費やすことを無くして動力ロスを低
減できる。
【0029】〔別の実施形態〕
次に別の実施形態を列記する。前述の実施形態では、位
相制御機構Kにおける差動部10を、内周歯列の剛性環
状体と外周歯列の弾性環状体と楕円形など(三角形や四
角形などの多角形であてっもよい)の非円形部材とで形
成する形態を示したが、場合によっては、請求項1〜2
記載の発明の実施にあたり、位相制御機構Kにおける差
動部10を、遊星歯車式やベベルギヤ式などの差動機構
をもって形成するようにしてもよい。
相制御機構Kにおける差動部10を、内周歯列の剛性環
状体と外周歯列の弾性環状体と楕円形など(三角形や四
角形などの多角形であてっもよい)の非円形部材とで形
成する形態を示したが、場合によっては、請求項1〜2
記載の発明の実施にあたり、位相制御機構Kにおける差
動部10を、遊星歯車式やベベルギヤ式などの差動機構
をもって形成するようにしてもよい。
【0030】本発明は、スターリングサイクルや逆スタ
ーリングサイクルを実施するスターリング機器に限ら
ず、種々のガスサイクル機器に適用でき、また、シリン
ダ数も3筒に限定されるものではなく、第1回転軸8の
側、及び、第2回転軸9の側の夫々に装備するシリンダ
数は単数ないし複数のいずれであってもよい。
ーリングサイクルを実施するスターリング機器に限ら
ず、種々のガスサイクル機器に適用でき、また、シリン
ダ数も3筒に限定されるものではなく、第1回転軸8の
側、及び、第2回転軸9の側の夫々に装備するシリンダ
数は単数ないし複数のいずれであってもよい。
【0031】尚、〔特許請求の範囲〕の項に、及び、
〔課題を解決するための手段〕の項に図面との対照を便
利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
〔課題を解決するための手段〕の項に図面との対照を便
利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【図1】機器の全体構成を示す斜視図
【図2】伝動構造の拡大図
【図3】位相制御機構の拡大図
8 第1回転軸
9 第2回転軸
p1〜p3 ピストン
C1〜C3 シリンダ室
3a,3b ガス連通路
K 位相制御機構
Q 回転軸芯
d ピストン連結用偏芯軸部の径
11〜13 第1〜第3剛性環状体
14,15 第1及び第2弾性環状体
16,17 第1及び第2非円形部材
19 相対回転操作用モータ
19a 出力軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−193988(JP,A)
特開 平8−219569(JP,A)
特開 昭58−69367(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F25B 9/14 520
F25B 9/14 510
F02G 1/045
Claims (3)
- 【請求項1】 第1回転軸(8)に連結したピストン
(p2,p3)を備えるシリンダ室(C2,C3)と、
第2回転軸(9)に連結したピストン(p1)を備える
シリンダ室(C1)とを、ガスサイクル用のガス連通路
(3a,3b)を介して連通させ、 前記第1及び第2回転軸(8,9)を連動同期回転させ
る非作用状態と、前記第1及び第2回転軸(8,9)を
所要角度だけ相対回転動作させて、前記連動同期回転の
際の両回転軸(8,9)の位相差を変更する作用状態と
に切り換え自在な位相制御機構(K)を設けるガスサイ
クル機器であって、 前記第1及び第2回転軸(8,9)を前記位相制御機構
(K)に対し同じ側に配置して、これら第1及び第2回
転軸(8,9)に連結の前記ピストン(p1,p2,p
3)を前記位相制御機構(K)の一方側に集約配置し、 前記第1及び第2回転軸(8,9)を、その一方の内部
に他方を同芯状に挿通配置する二重軸構造にしてある ガ
スサイクル機器。 - 【請求項2】 前記二重軸構造における外側回転軸
(9)のピストン連結用偏芯軸部を、その断面内に回転
軸芯(Q)が位置する径(d)に形成してある請求項1
記載のガスサイクル機器。 - 【請求項3】 前記位相制御機構(K)は、 内周に多数の歯を形成した第1〜第3の剛性環状体(1
1,12,13)と、 外周に多数の歯を形成して前記第1及び第2剛性環状体
(11,12)の内側に配置する第1弾性環状体(1
4)と、 外周に多数の歯を形成して前記第2及び第3剛性環状体
(12,13)の内側に配置する第2弾性環状体(1
5)と、 前記第1弾性環状体(14)に対し相対回転自在に内嵌
させて、この内嵌により、前記第1弾性環状体(14)
の外周歯列を周方向の一部分で前記第1及び第2剛性環
状体(11,12)の内周歯列に咬合させるように、前
記第1弾性環状体(14)を弾性変形させる第1非円形
部材(16)と、 前記第2弾性環状体(15)に対し相対回転自在に内嵌
させて、この内嵌により、前記第2弾性環状体(15)
の外周歯列を周方向の一部分で前記第2及び第3剛性環
状体(12,13)の内周歯列に咬合させるように、前
記第2弾性環状体(15)を弾性変形させる第2非円形
部材(17)とを備え、 前記第2剛性環状体(12)と前記第1弾性環状体(1
4)と前記第2弾性環状体(15)とを等歯数にすると
ともに、この歯数とは異なる歯数で、前記第1剛性環状
体(11)と前記第3剛性環状体(13)とを等歯数に
し、 前記第1剛性環状体(11)を前記第1回転軸(8)
に、かつ、前記第3剛性環状体(13)を前記第2回転
軸(9)に連結するとともに、 前記第1及び第2非円形部材(16,17)の一方を固
定として、他方を相対回転操作用モータ(19)の出力
軸(19a)に連結してある請求項1又は2記載のガス
サイクル機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25840396A JP3394665B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスサイクル機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25840396A JP3394665B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスサイクル機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103803A JPH10103803A (ja) | 1998-04-24 |
JP3394665B2 true JP3394665B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17319755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25840396A Expired - Fee Related JP3394665B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスサイクル機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394665B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25840396A patent/JP3394665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10103803A (ja) | 1998-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100624550B1 (ko) | 회전식피스톤기관 | |
US8950169B2 (en) | Rotary expansible chamber devices having adjustable working-fluid ports, and systems incorporating the same | |
JPH0989063A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
JP2555119B2 (ja) | 球形ハウジング内にて回転駆動されるピストンを有する動力変換機 | |
US5224847A (en) | Rotary engine | |
IL49831A (en) | Hot gas engine | |
CA2545519C (en) | Hybrid engine | |
JP3394665B2 (ja) | ガスサイクル機器 | |
JP2727107B2 (ja) | 可変容積をもつ少なくとも2つの作業室をもつ作業装置 | |
US4152945A (en) | Power transmitting mechanism | |
US6494698B2 (en) | Rotary piston machine having cycloid teeth | |
JP2007518918A (ja) | 容量形ロータリースクリューマシンにおけるエネルギ変換方法 | |
CA2300812C (en) | Rotary piston machine | |
JP3394664B2 (ja) | ガスサイクル機器 | |
JPH0140201B2 (ja) | ||
JPH09264190A (ja) | スターリング機器 | |
JPH03286170A (ja) | 外燃式ロータリピストンエンジン | |
US20020100452A1 (en) | Trochilic piston engine | |
JPH11264367A (ja) | 回転流体圧力装置 | |
US20040216540A1 (en) | Torus crank mechanism | |
JPS63195386A (ja) | 回転流体圧力装置 | |
WO2022091274A1 (ja) | 圧縮空気供給システム | |
JP3993835B2 (ja) | 冷凍機用ロータリーバルブおよび冷凍機 | |
JPS63502127A (ja) | 熱エネルギ利用装置 | |
JPS6325189B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |