JP2007518918A - 容量形ロータリースクリューマシンにおけるエネルギ変換方法 - Google Patents

容量形ロータリースクリューマシンにおけるエネルギ変換方法 Download PDF

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Abstract

本願発明におけるエネルギ変換方法のロータリースクリューマシン(図1a)は、雄−雌共役部材における第1及び第2のセットを備える。該セットは、中心軸に沿って互いに離隔し、内側面及び外側面を有する。雄及び/又は雌部材の回転運動中、作動チャンバーは前記部材間に形成される。作動チャンバーは軸方向に移動する。異なるセット(1,2,3)の回転運動は、同期させる方法で同期される。異なるセットにおける部材の同期運動は、作動チャンバーの軸方向の運動による振動における異なる値の角周期で実施される。従って、作動チャンバーに移送された作動媒体は、圧縮又は膨張される。

Description

本願発明は、ロータリースクリューマシンにおけるエネルギ変換方法に関する。
容量形ロータリースクリューマシンは、共役スクリュー部材、すなわち雌(閉鎖側)スクリュー部材及び雄(被閉鎖側)スクリュー部材を備えている。雌スクリュー部材は内側面(内スクリュー面、雌面)を有し、雄スクリュー部材は外側面(外スクリュー面、雄面)を有している。スクリュー面は非円筒形とされて、径方向に部材を規制している。該スクリュー面は、平行であって通常は一致していない軸を中心としており、長さE(偏心量:eccentricity)で離隔されている。
三次元式ロータリースクリューマシンは、特許文献1により開示されている。この特許文献1では、雄部材は固定された雌部材に囲まれており、雌部材に対して遊星運動をしている。
内部で共役された容量形ロータリースクリューマシンの作動チャンバーは、これら曲線をなす雄部材及び雌部材からなる運動機構によって形成される。
運動変換は、雄部材及び雌部材の相互接続されたロータリー運動に基づいている。前記部材は、互いに機械的な曲線接触をして、作動物質のための閉作動チャンバーを形成する。この作動物質は、空隙内の共役部材の相対運動が行われる場合には、軸方向の運動をする。
たいていの場合には、スクリュー面はサイクロイド(トロコイド)形状とされている。例えば、該形状は特許文献2及び特許文献3に開示されている。モータで利用されるような運動変換は、非特許文献1に開示されている。
従来技術のスクリューマシンにおけるエネルギ変換方法の効率は、マシン内で生じている熱力学的プロセスの強度(intensity)により決定され、一般化されたパラメータ“角周期(angular cycle)”により特徴づけられる。該周期は、任意の回転部材(雄部材、雌部材、又は同期リンク)の回転角に等しい。ここで、回転部材は、独立した自由度を有する部材として選択される。
角周期は、独立した自由度を有する部材の回転角に等しく、この回転角では、雄部材及び雌部材により形成された作動チャンバーの断面領域(開断面領域及び閉断面領域)の全体的な周期変動が生じているだけでなく、内スクリュー面を有する前記マシンの一周期Pm及び外スクリュー面を有する前記マシンの一周期Pfによる作動チャンバーの軸方向の運動とも生じている。
曲線形状の共役部材を有するロータリー式容量形スクリューマシン、及び同種のマシンにおいて実現される公知のエネルギ変換方法には、以下の欠点が存在する。
−運動を構成する不完全なプロセスにより、技術的ポテンシャルが制限され、独立した自由度を有する駆動部材の一回転当たりの角周期を増大させることができない。
−同種のスクリューマシンの比出力(specific power)が制限される。
−効率が制限される。
−マシンの固定部に対する反作用力が存在する。

すべての場合において、内部的に共役されたスクリュー部材の長手軸は平行とされている。該軸は偏心している場合もあり、幾つかの該軸は可動とされる場合がある。遊星運動又は差動運動のいずれか一方が設けられている。
米国特許第5,439,359号明細書 仏国特許発明第997957号明細書 米国特許第3,975,120号明細書 V. Tiraspolskyi, "Hydraulical Downhole Motors in Drilling", the course of drilling, p.258-259, published by Edition TECHNIP, Paris
本願発明の目的は、上記問題を解決することである。
本願発明で利用される容量形スクリューマシンは、共役とされる雄部材及び雌部材の少なくとも2つのセットを備え、該セットは互いに前記マシンの中心軸に沿って離隔されていることが望ましい。各セットの雌部材は内側面を有し、該内側面は第1の長手軸を中心としている。そして、各セットの雄部材は外側面を有し、第2の長手軸を中心としている。第1及び第2の長手軸は互いに平行とされている。雄部材は、対応する雌部材の空隙内に載置されている。
本願発明におけるロータリースクリューマシンでのエネルギ変換方法においては、雄作動部材及び/又は雌作動部材が回転運動している場合には、作動チャンバーが雌部材と雄部材との間に形成され、軸方向に運動する。本願発明においては、前記作動チャンバーの軸方向運動における周期の異なる値の角周期で異なるセットの部材が同期的且つ同調的に運動する方法で同期される。
言い換えれば、前記マシンの一部(又は部材)は、一の共役部材の動作中に、各セットの同一の長手軸が所定比で(互いに相対的に)特徴づけられる角速度値を有しながら運動するように配置される。
同期することにより、前記マシンの機能が最適化される。
本願発明の好ましい実施例においては、角周期が、一セットから次セットへ減少することにより、作動媒体を圧縮させる。代替的な実施例においては、角周期が、一セットから次セットへ増加することにより、作動媒体を膨張させる。
前記マシンの実施例は、ローター及び反転ローターを備え、反転ローラーはローターに対して逆回転的に回転される。遊星運動部材が、ローターと反転ローターとの間に設けられる。前記実施例は、作動チャンバー内の作動媒体の安定且つバランスした運動を容易に実現する。
結合手段は機械的装置とすることができる。代替的には、作動媒体は異なるセットを結合するために利用され得る。これらの代替物の組み合わせにおいては、同期手段は、1つの(少なくとも部分的に)中空軸を備えており、作動媒体は前記軸を通過する。
さらなる好ましい実施例においては、第1のセットは差動運動機構を形成し、該機構は機械的回転について三自由度を有し、そのうちの二自由度については独立している。そして、第2のセットは遊星運動機構を形成し、該機構は機械的回転について二自由度を有し、そのうちの一自由度は独立している。それらの機構が前記実施例において利用されている。共役部材の第3のセットは、差動運動機構を形成することができる。
従って、前記マシンは、第1及び第3のセットの共役部材の断面が略同一とされる方法で配置される。言い換えれば、第1及び第3のセットは、同一設計であり、第2のセットを経由して共役され得る。特に、スクリュー部材の平均的な半径及び/又は厚さ及び/又はうねり(undulation)は等しい。
前記セットは、一以上の雄部材及び雌部材を備えていることは当然である。好ましい実施例においては、ネスト状の構造(nested structure)が備えられている。例えば、上述の第1及び第2のセットは、2つのグループの共役雄部材及び共役雌部材を備えることができる。該部材は作動媒体を移送することができる導管により分離されている。
本願発明における方法のさらなる好ましい実施例においては、作動媒体の熱エネルギが取り除かれて、熱交換器に供給される(第1のステージで作動媒体から取り除かれて、第2のステージで供給されるか又は多くの他の方法で供給される)。
さらには、前記セットのうちの1つのセットで生み出される機械的エネルギは、他の機械装置を駆動させるために利用され得る。言い換えれば、機械的なエネルギは、ロータリースクリューマシンから抽出され得る。もちろん、周知の熱力学の法則に従えば、特に熱変化が、マシンの幾つかの部分内又は作動媒体内で同時に発生するはずである。
本願発明で用いられる容量形スクリューマシンは、図1a及び1bに示されて、共役部材の3つの異なるセットを備えている。すなわち、第1のセット1は、空気を吸入及び圧縮することを目的とする差動運動機構を形成する。第2のセット2は、空気を圧縮することを目的とする遊星運動機構を形成する。そして、第3のセット3は、セット2のチャンバー140から得た燃焼生成物を膨張することを目的とする差動運動機構を形成する。
言い換えれば、本願発明のために用いられる容量形スクリューマシンは、ロータリースクリュー式の内燃機関であり、この内燃機関においては、運動が変換されて、作動物質のエネルギの連続周期的な変化が、異なるセクションの作動チャンバーを通じて、前記作動物質を通過するプロセスと同期して生じる。従って、容量形スクリューマシンは、作動物質のエネルギを発生させる。シンクロナイザ11,14は、それぞれセット1及びセット3の操作をサポートすることを目的としている。これらのセットは、図1bに示すように、単一部材として提供され得る。
本願発明における容量形スクリューマシンの異なるセット1,2,3は、マシンの中心軸Zに沿って、互いに離隔されていることに留意すべきである。言い換えれば、セット1,2,3は、互いに取り囲まれていない。むしろ、該セットは、先行するセットの背後に載置されている。又は、言い換えれば、前記セットは、先行するセットの中心線上に載置されている。該セットは、すべてマシンの中心軸を中心としている。
異なるセットは、機械的共役及びガス状の作動物質の作用(すなわち、ガス状の共役)の両方により共役されている。機構1,2,3の間の機械的共役は、共有された軸4により提供される。軸4は部分的に中空とされ、さらには、軸4に取り付けられたクランク10を備えている。空気は、機構セット1から軸4の中空部分を通過して、機構セット2に向かっている。セット1,2は、共に容量形ロータリースクリュー圧縮機(コンプレッサ)を形成している。セット2は、燃焼チャンバー140を備えている。セット2及びセット3は、協働する場合には、容量形ロータリースクリュー拡張マシン(デタンダー:detander)を形成する。
第1のセット1及び第2のセット3の両方共が、共役部材の2つのグループ、すなわち部材5,6,7(5’,6’,7’)の第1のグループ及び部材15,16,及び17(15’,16’,17’)からなる第2のグループを備えている。
第1のセット及び第2のセット3は、略同一の形状、すなわち、同一の断面を有している。このことは、特に単一のスクリュー部材の場合に当てはまる。該部材は、同一の平均半径及び同一の厚さを有している。
詳細は、下記の通りである。
第1のセットは、第1の雌部材5,15を備えている。各部材はそれぞれ、内側面105,115を有しており、これら雌部材5,15は、容量形スクリューマシンの対称軸である固定軸Zを中心としている。雌部材5,15は、6次(order of 6)の対称性を有している。次いで、概念的な対称次数は、雌部材5,15の横断面の回転対称に関するものである。第1のセットは、雄部材及び雌部材の双方である第2の部材6,16をさらに備えている。すなわち、前記第1のセットは、外トロコイド面216,116及び内トロコイド面206,106をさらに備えている。それらは、5次(order of 5)の対称性を有しておち、それぞれそれ自身の軸O及びO16を中心としている。それらは、遊星運動を実行する。4次の対称性を有している外側面207,217をそれぞれ有しているシンクロナイザ部材7,17が、さらに備えられている。これらの部材間では、一方においては、作動チャンバー100,300が備えられ、他方においては、作動チャンバー200,400が備えられる。一方の部材5,6,7と、他方の部材15,16,17の間に導管が備えられ、作動チャンバー100,200に流入された空気が、容量形スクリューマシンの下部(図1a)に戻り、その後さらに作動チャンバー300,400に流入することができる。
第2のセット2は、2つの共役部材のみを備えている。すなわち、該共役部材は、3次の対称形とされる内側面108を有し、さらにZ軸を中心としている雌部材8と、軸Oを中心として、遊星運動をし、且つ、2次の対称形とされる外トロコイダル側面209を有している雄部材と、である。作動チャンバー140は、これらの部材間で形成される。燃料は、入口12を経由して作動チャンバー140に注入される。
第3のセット3は、各グループにおいて、第1の雄部材7’,17’をそれぞれ備えている。第1の雄部材7’,17’は、それぞれ4次の対称形とされ、固定軸Zを中心とする外面207’,217’を有している。第2の部材6’,16’は、雄部材及び雌部材の両方とされ、5次の対称形とされる内トロイダル面106’,206’、及び116’,216’を備えている。これらの部材6’,16’は、第2の軸O,O16を中心として、遊星運動をする。部材5’,15’は、6次の対称形とされる内面105’,115’を有し、シンクロナイザ部材のように機能する。これらの部材間では、一方においては作動チャンバー100’,300’が形成され、他方においては作動チャンバー200’,400’が形成される。
図1に示すセット1は、差動機構を形成し、部材5,6,7及び15,16,17の機械的回転について三自由度を有している。該三自由度のうち二自由度は、独立した回転自由度とされる。
同様のことが、セット3における部材5’,6’,7’及び15’,16’,17’に当て嵌まり、同様に差動機構を形成する。
セット2の運動を変換する遊星運動機構は、図1に示され、部材9の機械的回転について二自由度を有している。部材9の二自由度のうち一自由度は、独立した回転自由度とされる。
本願発明においては、エネルギ変換は、セットの運動機構におけるグループの機械的に共役された運動の形態として共役部材の運動を変換することによって実現され得る。すなわち、該運動は、共役部材5,6,7,15,16,17及び8,9によって形成され、互いの内部空隙において同軸に偏心し配置されている。さらには、同期カップリングリンク10は、整合装置(matching device)11と同様に利用され得る。整合装置11は、機械主軸及びそれ自体の軸回りについての前記部材の同期的に相互接続運動をする。そのためには、運動変換が、2つの運動機構のグループにおいて同期して実施され、内共役部材の運動は変換されて、作動物質のエネルギを受容する必要がある。
本願発明における方法は、同時に同期して共役部材の運動を容易に変換させることができる。その一方で、作動物質はセット1の差動運動機構を通過する。差動運動機構は互いに機械的に共役され、例えば、図1aに示すように吸入部及び圧縮部を形成している。少なくとも、この差動運動機構は、セット1に形成され、機械的回転について三自由度を有している。該三自由度のうち二自由度は独立しており、図1bに示すセット2における遊星運動機構は、圧縮部と、独立した一自由度の回転を有している作動物質の放出部と、を備えている。差動機構及び遊星機構においては、作動チャンバーの軸方向の運動について異なる角周期値を有している(出力リンク4の回転角から算出した場合)。
スクリュー部材は任意形状とすることはできず、明確に定義された特性を有している必要がある。スクリュー部材の明確に定義された形状dは、図4に関して説明されるような次の方法で構成されている。ここで、断面dは、n=5次の対称形とされている。
前記方法は、パラメトリック形状(パラメータtに依存する)とされる内転サイクロイドΓの構築から開始される。
Figure 2007518918
Figure 2007518918
図4に示すように、対称次数n,(n+1),(n+2),...,(n+i)における内転サイクロイドΓは、半径O1A=E及び中心Oの円における点Aにより描かれ、中心Oで半径O=En,E(n+1),E(n+2),...,E(n+i)とされる他の円の内面に沿って(滑ることなく)回転する曲線である。点Aがこれらの円と接触する点を点B,C,D,F,Iで示す。対称次数n,(n+1),(n+2),...,(n+i)における内転サイクロイドΓは、半径E(n−1),E(n+1),E(n+2),...,E(n+1+i)の円における点Aと、半径En,E(n+1),E(n+2),...,E(n+2+i)の円の内面に沿って(滑ることなく)回転する中心Oの曲線を描くことに基づいている。
本願発明における前記スクリュー部材のために利用される側面Dは、内転サイクロイドΓから始まり、円(例えば、図4においては、半径rは2Eに等しく、r=FR=2Eである)を内転サイクロイドΓに沿って回転させることによって得られる。ここで、前記円の中心は、内転サイクロイドに沿って移動する。
がZ軸(図1における図面の平面に対して垂直な軸)に沿って一様に変化するように選択された場合には、パラメトリック方程式(パラメータtに依存する)による側面Dを得ることができる。
Figure 2007518918
Figure 2007518918
ここで、n=n−1、又はn=n−1である。
図5は、上述の作図を利用することにより得られたスクリュー部材の三次元的な表現を示す。
雄部材17,16,7,6,17’,16’,7’,6’,及び9における他のすべての外面217,216,207,206,217’,216’,207’,206’,209と、雌部材5,6,15,16,5’,6’,15’,16’,及び8におけるすべての内面105,106,115,116,105’,106’,115’,116’,108とは、それぞれ、上述の作図による非円筒状のスクリュー面によって径方向に制限されている。これらの面の対称次数は、内面から外面へ増加していることに留意すべきである。第2のセットにおいては、スクリュー部材9は2次の対称形とされており、スクリュー部材8は3次の対称形とされている。第1のセット1及び第3のセットにおいては、最内部材17,17’は4次の対称形であり、5次の対称形とされる部材16,16’で囲まれている。そのとき、部材16,16’は、それ自体が6次の対称形とされる内側面115,115’を有している部材15,15’によって囲まれている。一連の対称次数は、繰り返して、部材7,7’から始まり部材5,5’に至る。
部材5,7,15,17,5’,7’,15’,17’がセットされて、Z軸回りに回転可能となる。部材6,16,6’,16’,及び9における軸O,O16,O6’,O16’,Oは、それぞれ移動可能とされている。O軸はZ軸に対して偏心量E=Eを有し、O16軸は中心軸Zに対して偏心量−E(Eより小さい)を有している。O軸及びO16軸は、中心軸を横断する線上に載置されている。回転中、O軸及びO16軸の空間的関係は維持されたままである。言い換えれば、静的に安定な容量形スクリューマシンを得るような方法で偏心量が選択されている場合には、前記スクリューマシンは動的にも安定している。部材6,16及び9は、前記マシンに設けられており、Z軸回りに遊星運動をすることができる。部材6,16,6’,16’は、前記ローターの遊星運動を開始させる付加的な手段を必要とせず、それぞれ部材5,7;15,17;5’,7’,及び15’,17’の間に設けられている。ローター9は、軸4のクランク10上に取り付けられている。
差動機構1,3及び遊星機構2においては、リンクが設けられており、セット1での圧縮、セット2の作動チャンバー140における作動物質の開放を伴う圧縮と作動物質の膨張、及び作動チャンバー100’,200’,300’,400’を伴う容量形連続サイクル吸入を実施することが可能となる。燃焼チャンバー140と共に燃焼部が、遊星機構2の部材によって形成されることに留意すべきである。遊星機構2の部材の断面を図2に示す。遊星機構2は、中心に固定されたステータ8、遊星ローター−衛星9、及び軸4のクランク10からなる。装置12は、燃料をチャンバー140に噴射して点火させることを目的とする。燃焼チャンバー140は、部材8及び9の断面の二重回転捩れの一周期又はその二周期(一定体積で燃料を燃焼させるため)により形成され得る。
部材9の遊星運動は、固定部材8と共に、次のパラメータ、すなわち、n=3;n=2;ω=ωrevolution(9)=1;ω=ωswivelling(9)=−0.5によって規定される。セット2の全容量は、軸4の回転に関して、V=(3・V140・360/360)=3V140と表わされる。各セットにおいては、雌スクリュー部材8の前記中心軸回りの回転が実施され得る。代替的に、部材8を静止状態とすることができる。雄スクリュー部材9の遊星運動は、第1のセットと共役とされ、同期的に共役されたリンク−クランク10又は第3の(雄)共役スクリュー部材の補助により実施され得る。該共役スクリュー部材は、第1のセットと同軸とされる。
ここで、第1のセットに注目すると、部材5,6,7の第1のグループの3種類の状態を選択することができる。
a)中心固定軸回りの第1の部材5の回転(又は静止状態)と、前記軸回りの第3の部材(シンクロナイザ)の回転(又は静止状態)、
b)前記軸回りの第2の部材6のO軸の回転、及び
c)第1のセットと同軸とされる同期カップリングリンク(雄型の共役スクリュー部材7)の補助による第2の部材6の旋回。
この3種類の状態は、各々を第1のセット1の部材15,16,17の第2のグループのうちそれぞれ1つと(機械的に)同期され得る。ここで、第1のセットは、
d)中心固定軸回りの第1の部材15の回転(又は静止状態)と、前記軸回りの第3の部材(シンクロナイザ)17の回転、
e)前記軸回りの第2の部材16におけるO16軸の回転、及び、
f)第2の部材16の旋回、
を備えている。
一組の雌−雄共役部材の角周期Tは、次式のように表わされる。
Figure 2007518918
ここで、
ω,ω−雄−雌部材自体の中心軸回りの雄−雌部材の角速度。
ω−独立部材(例えば、Tiの値を規定する回転及び回転角を実施する部材)の各速度。
m,f−対称次数。
m,fは、外側筐体を備える内転トロコイド機構に関するものである。また、nは、内側筐体を備える外トロコイド機構に関するものである。
セット1での差動運動(複数の部材6,16の運動及び部材15,15’,17,及び17’の回転を備える)は、次のパラメータにより規定される。
Figure 2007518918
軸4の回転を駆動する作動チャンバー100,300の全容積は、VT(100)=6V100360/90=24V100、及びVT(300)=6V300360/90=24V300のように表わされる。
軸4の回転中における作動チャンバー200,400の全容積は、VT(200)=5V200360/75=24V200、及びVT(300)=5V300360/75=24V300のように表わされる。
ここで、第3のセット3に注目すると、固定部材7’,17’による差動運動、軸4(独立した運動をする)から減速装置18によって付与される角速度を有する部材5,15’又は5’,15’の回転、及び部材6’,16’の遊星運動(依存した運動をする)は、次のパラメータによって規定される。
Figure 2007518918
軸4の回転中におけるセット3の作動チャンバー100’,300’の全容量は、ωT(100’)=6V100’2π/3π=4V100’,及びVT(300’)=6V300’2π/3π=4V300’のように表わされる。
軸4の回転中における作動チャンバー200’,400’の全容量は、VT(200’)=5V200’2π/2.5π=4V200’,及びVT(400’)=5V400’2π/2.5π=4V400’のように表わされる。
上述より、本願発明における部材の差動運動の場合には、角周期は、作動チャンバーを形成するスクリュー部材の運動における相対角速度を変化させることにより変化され得ることは明らかである。角周期は、セット1においては90°、セット2においては360°、及びセット3においては540°とされ得る。言い換えれば、前記角周期は短くなる場合があり(これにより作動媒体が圧縮される)、長くなる場合もある(これにより本願発明においては作動媒体を膨張させる)。従って、本願発明における方法の効率が高くなる。
チャンバー100,200,300,400において作動媒体のZ軸に沿った軸方向の運動方向は、セット1における部材6,16の中心軸O,O16の回転方向によって規定される。上述の通り、作動媒体の運動と同一方向を選択するためには、中心軸O,O16の回転は同一方向を付与される。一方のチャンバー100,200及び他方のチャンバー300,400内の作動媒体の運動の反対方向を選択したい場合には、中心軸O,O16は逆回転する。
圧縮を伴う吸引セット1においては、圧縮は作動物質を機構2に開放(放出)した状態で実施される。異なる運動機構1,2の選択を原因として、作動チャンバーの軸方向の運動における角周期の値は、出力リンク4の回転角から計算されるが、同様に異なる。
セット1は、部材5,6,7,15,16,及び17のグループから構成され、吸引及び予備圧縮をする区画を形成する。該区画においては、連続サイクルステップの空気圧縮が実施される。セット2における部材8,9は、最終的な圧縮及び作動物質を確実に開放(放出)する。差動機構1の排出部における作動チャンバー100,200が、共役部材5,6,7の外部グループにより形成される。前記共役部材は同軸上に配置され、互いの内部空隙内で偏心している。予備圧縮は、空気が共役部材15,16,17の内部グループに送り込まれた場合に実施される。同期装置11は、セット1における部材−ローター5,7,15,及び17を異なる方向に等しい角速度で(すなわち、反転的に)回転駆動させるために利用される。同時に、セット2におけるローター9の軸4は回転駆動される。遊星機構2における最終圧縮140のチャンバーは、部材8,9によって形成される。部材9は、自己同期の恩恵により、軸4のクランク10上で回転するように取り付けられている。他の部材8は固定されている。
セット1における部材5,7,15,17の回転運動及びセット2の部材9のセット3における部材5’,15’(固定部13内で回転するように固定されている)の中心軸Z軸回りの回転運動に対する相互関係は、変換比3の同期装置14による部材5’,15’のセット3の軸4に対する剛性の高い機械的結合、部材9のセット2の軸4とのヒンジ結合、及び変換比−1で回転方向を変換する同期装置11によるセット1における部材5,15(固定部13内で回転するように取り付けられている)の軸4との機械的結合により確保されている。セット2における部材8(ステータ)、及び部材7’,17’(セット3におけるステータ)は、固定部13に機械的に高い剛性で結合されている。セット3における部材5’,15’(固定部13内で回転するように取り付けられている)の軸4との機械的結合は、同期装置14(回転運動についての変換比3の減速装置)により成されている。
差動機構1,3の内部における部材の回転を同期させる準備と並行して、一方における差動機構1,3のグループと、他方における遊星機構2のグループとの間の回転同期が確実に成される。機構1,3又は機構2におけるすべてのグループ部材の対称次数の変更を通じて、前記差動機構と前記遊星機構との部材の回転を同期させることも可能である。
変換グループの数及び遊星機構と差動機構との共役機構は、これらの機構間の作動チャンバーの必要とされる角度範囲及び軸方向運動の周期の値の組み合わせによって決定される。
図1に示すエンジンの操作は、以下の通りである。エンジンの作動物質のガス状の構成成分(例えば、空気)は、第1のグループにおける部材15,16,17の開いた左木口(open left end surface)によって、セット1に注入される(図1aにおいて矢印が示す通りである)。さらには、前記構成成分は、導管(間隙)を経由して、第2グループにおける部材15,16,17の開いた左木口に給送される。上述の部材5,6,7,15,16,17(部材8,9と共に)のグループは、容量形ロータリースクリュー空気圧縮機1を形成する。軸4の導管を通じて、圧縮空気はセット1から離隔した場所へ導かれ、燃焼セット2の部材8,9の左開断面(すなわち、燃焼チャンバー140)に供給される。圧縮率は、8(V100+V200)/V140とされる。さらには、コンプレッサ1からの6倍の体積の空気で燃焼チャンバー140を充填し閉鎖することにより、装置12はチャンバー140に燃料を噴射し点火する。一定圧力での燃焼サイクル(ディーゼルサイクルのような)においては、チャンバー140は、部材8,9の二重回転捩れの一周期の間に形成され得る。そして、燃料が、空気の圧縮によって点火され得る。一定体積での燃焼サイクル(オットーサイクルのような)においては、チャンバー140は、部材8,9の二重回転捩れの二周期の間に形成され得る。そして、燃料が、点火装置の点火プラグによって点火される。さらには、そのときに、点火された燃料−空気の混合気体は、部材8,9の開断面から離隔された場所へ導かれ、膨張して膨張部3内部を通過して、セット3の部材15,16,17,5,6,7における下部開断面に給送される。
セット3は、容量形回転増幅装置(rotary expanded machine)(デタンダー)
である。燃焼混合体の膨張プロセスがエンジンの軸4上で実施される。前記燃焼混合体が完成した場合には、セット3の上部(矢印により示される)から排出される。軸4が回転している場合には、セット1における共役部材5,6,7,15,16,及び17は、ユニット11により規定されるように、セット1の部材5,7,15,17における独立した二自由度の反転運動で共役接触面を移動させることにより、吸引部1(Z軸に沿って、部材5,6,15,16間に6つのチャンバー、部材6,7,16,17間に5つのチャンバーがある)の作動媒体を制限し移動させる。
軸4が回転している場合には、セット2の共役部材8,9は、軸4のクランクにより規定されるように、セット2の部材9の一自由度で共役接触面を移動させることにより、燃焼部2の3つの作動チャンバー140を制限し、Z軸に沿って移動させる。
軸4が回転している場合には、セット3の共役部材5’,6’,7’,15’,16’,17’は、セット3の部材6’,16’における一自由度の回転運動で共役接触面を移動させることにより、膨張排出部3(各グループには、部材5’,6’,15’,16’間に6つのチャンバー、部材6’,7’,16’,17’間に5つのチャンバーがある)の作動チャンバーを制限し、Z軸に沿って移動させる。セット1の軸4が一回転している間に、部材5’,6’,7’,15’,16’,17’間の作動チャンバーの軸方向における完全な一周期の運動が、4回発生する。言い換えれば、
Figure 2007518918
相互接続された前記マシンの主軸Z軸回り及びそれ自体の軸回りの回転運動は、すべてのセット1〜3で三自由度の機械的回転を伴って発生する。
図1のエンジンにおいては、機械的に接続されたローター5,15及び機械的に接続された反転ローター7,17は、同時にZ軸回りに逆方向に同一相対速度ω(5,15)=−1及びω(7,17)=1で回転する。ローター5,7に関するZ軸回りのローター6の中心線O−O−O16における相対角速度ωreは、ωre=5となる。ローター−衛星6,16におけるO,O16軸回りの相対角速度ωs(6,16)は、ωre(6,16)=0.2のように表わされる。
セット1における圧縮比kは、部材5,6間の6つのチャンバーの全容量の生成物と、部材6,7間の5つのチャンバーの全容量との合計の部材15,16間の6つのチャンバーの全容量と、部材16,17間の5つのチャンバーの全容量との合計に対する関係として、軸4が一回転する間の体積変化についての多くの周期によって、すなわち、k=24(V100+V200)/[24(V300+V400)]=(V100+V200)/(V300+V400)によって決定される。
セット2における圧縮比kは、一生成物に対する合計の生成物の関係として決定される。言い換えると、圧縮比kは、セット1における部材15,16間の6つのチャンバーの全容量における第1の生成物と、セット1における部材16,17間の5つのチャンバーの全容量における第2の生成物とのセット2における部材8,9間の3つの燃焼チャンバーの全容量における生成物に対する関係として決定される。すなわち、その関係を式として表わすと、k=24(V300+V400)/3V140=8(V300+V400)/V140となる。
エンジンの完全な圧縮度kは、セット1,2の圧縮度から求められ、k=8(V100+V200)/V140と表せる。
本願発明の目的のために、セット1,2内のチャンバーにおける幾何学的な容量の適切な関係を選択することにより、異なるエンジンで求められる任意の圧縮比を得ることができる。任意の圧縮モード(例えば、断熱圧縮モード又はポリトロープ圧縮モード)を提供することが可能である。部材8,9のチャンバー140における二周期の二重回転捩れにより、一定体積で一のチャンバーから他のチャンバーに向かって軸方向にガスを移送する場合には、燃料/空気混合体の燃焼することができる。これにより、エンジンの熱力学的な効率が高まる。
排出セット3の作用は、固定部材7’,17’と共に発生する。すべての共役部材5’,6’,7’,15’,16’,17’は、共に、前記マシンにおける排出部の作動チャンバーを制限し、その共役接触面の動作によりZ軸に沿って同一方向に移動する。
セット3の機構は、可逆的とされる。
セット3における作動物質の膨張度は、共役部材の幾何的パラメータ及び膨張段階の数によって付与される。本願発明の目的のために、作動物質の完全な膨張を提供する方法で、前記膨張度は選択される。その一方で、大気圧に対して圧力が低下している。これにより、音響的雑音が発生しなくなる。この場合においては、作動物質により提供される機械的エネルギは、軸4を回転させるために完全に利用される。
幾つかの他の場合、特に垂下モーメント特性(drooping moment characteristic)を備える車両を運転する場合においては、セット3における一部の機械的エネルギのみを利用し、付加的な容量形拡張装置33(デタンダー3に類するデタンダー)の残りの機械的エネルギを利用するだけの価値がある。ここで、装置33は、図1において点線で描かれている。装置33の軸34(図1において破線にて示されている)は、軸4に機械的に接続されていない。機械的な回転エネルギは、二軸形エンジンの機構における付加的な装置33の出力軸34から出力される。
他の代替的な場合においては、エアジェットエンジンの機構におけるセクション3の出口から排出された燃焼生成物のジェット推力を利用することができる。前記エアジェットエンジンにおいては、本願発明における方法を利用する圧縮は、セクション1,2により形成され、本願発明における方法を利用するデタンダーは、容量形ロータリースクリューマシンのセクション3により形成される。一定体積でセット2のチャンバー140内において、燃料燃焼を発生させることにより、エンジン推力を増すことができる。チャンバー140に接続された外部燃焼チャンバー(図示しない)内で燃料を燃焼させることもできる。
さらには、空気を加熱するための高温ガス排出部を備える特別な熱交換器(図1に図示しない)で、作動物質の機械的エネルギのみならず、熱エネルギまでも(完全に)利用することができる。前記排出部は、一定体積で高温ガスをセット1からセット2へ通過させることにより、その圧力を高める。従って、本願発明においては、エンジン内部の作動物質の機械的熱エネルギを完全に利用し、その効率を向上させ、大気圧レベルの排出ガスにおける圧力及び温度で雑音のない動作を実現することができる。
セクション1の出力軸4,5の逆回転は、インバータ11により提供される。これにより、エンジンは、エアプロペラ、水流ベーン(water vane)、草刈り機の逆回転切断部材、ノコギリ、又は砕石機等のような逆回転機関と接続可能になる。逆回転タービンや航空機の主ローター等との接続が可能となる。
容量形スクリューマシンを利用する場合には、前記方法により、作動物質がセット1の差動運動機構を通過している間における共役部材の運動を同期的に且つ同時的に変換することが可能となる。
本願発明は、図面に関して下記の好ましい実施方法の説明から明らかになるだろう。
本願発明で利用される容量形スクリューマシンの長手方向の断面図である。 図1の容量形スクリューマシンの概略図である。 図1の容量形スクリューマシンにおける線II−IIに沿った断面図である。 図1の容量形スクリューマシンにおける線III−IIIに沿った断面図である。 任意の共役部材の断面の作図方法を示す。 電子CADで構築した対称次数n=4の共役部材におけるスクリュー表面を示す。
符号の説明
1 第1のセット
2 第3のセット
3 第2のセット
4 軸
5 雌部材
7 雄部材
15 雌部材
17 雄部材
100 作動チャンバー
106 内トロコイダル面
116 外トロコイダル面
206 内トロコイダル面
216 外トロコイダル面
300 作動チャンバー
400 作動チャンバー

Claims (7)

  1. ロータリースクリューマシンのエネルギ変換方法であって、該ロータリースクリューマシンは、
    共役された雄部材及び雌部材(5,6,7;15,16,17)からなる第1のセットと、
    共役された雄部材及び雌部材(8,9;5’,6’,7’;15’,16’,17’)からなり、前記マシンの中心軸に沿って前記第1のセット(1)から離隔されている少なくとも第2のセットと、
    を備えており、
    各セットの前記雌部材(5,6,15,16;8;5’,6’,15’,16’)が、第1の長手軸(Z)を中心とする内側面(105,106,115,116;108;105’,106’,115’,116’)を有し、
    各セット(1,2,3)の前記雄部材(6,7,16,17;9;6’,7’,16’,17’)が、第2の長手軸を中心とする外側面(206,207,216,217;209;206’,207’,216’,217’)を有し、
    前記第1及び前記第2の軸が、互いに平行とされ、
    前記雄部材が、対応する雌部材の空隙内に載置されており、
    前記雄部材及び/又は前記雌部材の回転運動中に、前記雌部材と前記雄部材との間に形成された作動チャンバーを、軸方向に運動させるステップと、
    異なるセット(1,2,3)の回転運動を、異なるセット(1,2,3)における前記部材の同期的且つ同相的な運動が、異なる値の前記作動チャンバーの軸方向運動の角周期で、同期的且つ同調的になされるように、同期させるステップと、
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 前記角周期を、一のセットから次のセットへと減少することにより、前記作動媒体を圧縮させるステップを備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記角周期を、一のセットから次のセットへと増加することにより、前記作動媒体を膨張させるステップを備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 異なるセット(1,2,3)の回転運動を同期させる手段として、中空軸(4)を利用して、前記作動媒体が前記中空軸を通過するステップを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1のセット(1)が、機械的回転について三自由度を有し、そのうちの二自由度が独立している差動運動機構を形成するステップと、
    前記第2のセット(2)が、機械的回転について二自由度を有し、そのうちの一自由度が独立している遊星運動機構を形成するステップと、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記作動媒体の熱エネルギが取り除かれて、熱交換器内で供給されるステップを備えていることを特徴とする請求項1〜5に記載の方法。
  7. 前記セットのうち1つのセットで生成された機械的エネルギを、他の装置を駆動するために利用するステップを備えていることを特徴とする請求項1〜6に記載の方法。
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