JP3394106B2 - リモコン送信器 - Google Patents
リモコン送信器Info
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- JP3394106B2 JP3394106B2 JP00375895A JP375895A JP3394106B2 JP 3394106 B2 JP3394106 B2 JP 3394106B2 JP 00375895 A JP00375895 A JP 00375895A JP 375895 A JP375895 A JP 375895A JP 3394106 B2 JP3394106 B2 JP 3394106B2
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- Japan
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- holder
- transmitter
- remote control
- button
- locking hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、天井面に取付
けられた照明器具の消灯、全灯、調光等を遠隔操作する
場合に用いられるリモコン送信器で、詳しくは、壁面等
の固定面への取付け部を形成してあるホルダーに、被操
作器具を遠隔操作するための信号を発信する発信部と複
数の操作ボタンとを備えた送信器本体を挿抜自在に保持
させてあるリモコン送信器に関する。
けられた照明器具の消灯、全灯、調光等を遠隔操作する
場合に用いられるリモコン送信器で、詳しくは、壁面等
の固定面への取付け部を形成してあるホルダーに、被操
作器具を遠隔操作するための信号を発信する発信部と複
数の操作ボタンとを備えた送信器本体を挿抜自在に保持
させてあるリモコン送信器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモコン送信器では、前記ホルダ
ーを、発信部及び操作ボタンの全てが露出する状態で送
信器本体の長手方向の一端部を挿入保持可能な有底筒状
に構成している。そして、前記送信器本体には、使用頻
度の低位側の操作ボタンを被覆する筒状カバーを、スラ
イド移動自在に外套するとともに、前記送信器本体に
は、筒状カバーのスライド移動方向の2箇所に形成され
た係止孔に対して選択的に係合するシーソー式の係止爪
を設けて、前記筒状カバーを、使用頻度の低位側の操作
ボタンを被覆する位置と使用頻度の低位側の操作ボタン
を外部に露出させた位置とに切り換え自在に構成してい
た(例えば、実開昭62−151233号公報、実開平
2−8281号公報)。また、前記のスライド開閉式の
筒状カバーを設ける代わりに、前記送信器本体に、使用
頻度の低位側の操作ボタンを被覆する蓋体を揺動開閉自
在又は着脱自在に設けたものも提案されている(例え
ば、特開平4−180399号公報)。
ーを、発信部及び操作ボタンの全てが露出する状態で送
信器本体の長手方向の一端部を挿入保持可能な有底筒状
に構成している。そして、前記送信器本体には、使用頻
度の低位側の操作ボタンを被覆する筒状カバーを、スラ
イド移動自在に外套するとともに、前記送信器本体に
は、筒状カバーのスライド移動方向の2箇所に形成され
た係止孔に対して選択的に係合するシーソー式の係止爪
を設けて、前記筒状カバーを、使用頻度の低位側の操作
ボタンを被覆する位置と使用頻度の低位側の操作ボタン
を外部に露出させた位置とに切り換え自在に構成してい
た(例えば、実開昭62−151233号公報、実開平
2−8281号公報)。また、前記のスライド開閉式の
筒状カバーを設ける代わりに、前記送信器本体に、使用
頻度の低位側の操作ボタンを被覆する蓋体を揺動開閉自
在又は着脱自在に設けたものも提案されている(例え
ば、特開平4−180399号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン送信器
では、通常、送信器本体に装備される操作ボタンのう
ち、使用頻度の低位側の操作ボタンが筒状カバー又は蓋
体にて被覆され、使用頻度の高い操作ボタンのみが露出
しているから、使用頻度の高い所望の操作ボタンを操作
ミスの少ない状態で素早く操作することができるととも
に、操作ボタンへの塵埃の侵入を極力抑制して信頼性の
向上を図ることができる利点を有するものの、使用頻度
の少ない操作ボタンを被覆するための筒状カバー又は蓋
体が必要であるため、部品点数の増加によって製造コス
トの高騰を招来する問題がある。本発明は、上述の実情
に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作ボタ
ンへの塵埃の侵入を極力抑制しながら、使用頻度の高い
操作ボタン及び使用頻度の中位の操作ボタンを操作ミス
の少ない状態で素早く操作することのできるものを、ホ
ルダーを有効利用した合理的な改造によって製造コスト
面で有利に製作することができ、しかも、ホルダーから
の送信器本体の抜け落ちに起因する破損をも抑制するこ
とができるようにする点にある。
では、通常、送信器本体に装備される操作ボタンのう
ち、使用頻度の低位側の操作ボタンが筒状カバー又は蓋
体にて被覆され、使用頻度の高い操作ボタンのみが露出
しているから、使用頻度の高い所望の操作ボタンを操作
ミスの少ない状態で素早く操作することができるととも
に、操作ボタンへの塵埃の侵入を極力抑制して信頼性の
向上を図ることができる利点を有するものの、使用頻度
の少ない操作ボタンを被覆するための筒状カバー又は蓋
体が必要であるため、部品点数の増加によって製造コス
トの高騰を招来する問題がある。本発明は、上述の実情
に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作ボタ
ンへの塵埃の侵入を極力抑制しながら、使用頻度の高い
操作ボタン及び使用頻度の中位の操作ボタンを操作ミス
の少ない状態で素早く操作することのできるものを、ホ
ルダーを有効利用した合理的な改造によって製造コスト
面で有利に製作することができ、しかも、ホルダーから
の送信器本体の抜け落ちに起因する破損をも抑制するこ
とができるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、壁面等の固定面への取付け
部を形成してあるホルダーに、被操作器具を遠隔操作す
るための信号を発信する発信部と複数の操作ボタンとを
備えた送信器本体を挿抜自在に保持させてあるリモコン
送信器において、前記ホルダーに、当該ホルダーに挿入
保持された送信器本体の使用頻度の低位側の操作ボタン
を被覆するカバー部分を形成するとともに、前記ホルダ
ーと送信器本体との間には、少なくとも使用頻度の低位
側の操作ボタンが被覆された最大挿入位置と使用頻度の
低位側の操作ボタンの一部が露出する中間挿入位置との
二箇所で係止保持可能で、かつ、一定以上の操作力で係
止解除される係止機構を設けたものである。
に、本発明の請求項1では、壁面等の固定面への取付け
部を形成してあるホルダーに、被操作器具を遠隔操作す
るための信号を発信する発信部と複数の操作ボタンとを
備えた送信器本体を挿抜自在に保持させてあるリモコン
送信器において、前記ホルダーに、当該ホルダーに挿入
保持された送信器本体の使用頻度の低位側の操作ボタン
を被覆するカバー部分を形成するとともに、前記ホルダ
ーと送信器本体との間には、少なくとも使用頻度の低位
側の操作ボタンが被覆された最大挿入位置と使用頻度の
低位側の操作ボタンの一部が露出する中間挿入位置との
二箇所で係止保持可能で、かつ、一定以上の操作力で係
止解除される係止機構を設けたものである。
【0005】本発明の請求項2で記載したように、前記
取付け部が、前記固定面に対して脱着自在に構成されて
いてもよい。
取付け部が、前記固定面に対して脱着自在に構成されて
いてもよい。
【0006】本発明の請求項3で記載したように、前記
発信部が、ホルダー挿入時に前記ホルダーから露出する
送信器本体の一端面に配設されているとともに、前記送
信器本体のうち、ホルダー挿入時に前記ホルダーから露
出する部分が、ホルダー覆われる被覆部分よりも少なく
とも背面側に膨出形成され、更に、この送信器本体の露
出部分と被覆部分との境界相当箇所に形成される段部
が、前記ホルダーの開口側端面との接当によって送信器
本体の最大挿入位置を規制するストッパー面に構成され
ていてもよい。
発信部が、ホルダー挿入時に前記ホルダーから露出する
送信器本体の一端面に配設されているとともに、前記送
信器本体のうち、ホルダー挿入時に前記ホルダーから露
出する部分が、ホルダー覆われる被覆部分よりも少なく
とも背面側に膨出形成され、更に、この送信器本体の露
出部分と被覆部分との境界相当箇所に形成される段部
が、前記ホルダーの開口側端面との接当によって送信器
本体の最大挿入位置を規制するストッパー面に構成され
ていてもよい。
【0007】本発明の請求項4で記載したように、前記
係止機構が、送信器本体のケーシングの背面に一体形成
された内外方向に弾性的に撓み変形可能な突起体と、当
該突起体に対して選択的に係合する状態でホルダーの背
面板に貫通形成された複数の係止孔とから構成されてい
るとともに、前記送信器本体が最大挿入位置にまで挿入
されたときに突起体と係合する係止孔の直径が、他の係
止孔の直径よりも大に構成されていてもよい。
係止機構が、送信器本体のケーシングの背面に一体形成
された内外方向に弾性的に撓み変形可能な突起体と、当
該突起体に対して選択的に係合する状態でホルダーの背
面板に貫通形成された複数の係止孔とから構成されてい
るとともに、前記送信器本体が最大挿入位置にまで挿入
されたときに突起体と係合する係止孔の直径が、他の係
止孔の直径よりも大に構成されていてもよい。
【0008】本発明の請求項5で記載したように、前記
ホルダーの取付け部が、固定面に設けた取付け部材に対
して固定面のほぼ垂直方向から係脱自在な第1係止孔
と、当該第1係止孔に係入した状態でのホルダーの固定
面に沿う方向への移動によって当該ホルダーの取付け部
材からの抜け出しを阻止する第2係止孔とから構成され
ていてもよい。
ホルダーの取付け部が、固定面に設けた取付け部材に対
して固定面のほぼ垂直方向から係脱自在な第1係止孔
と、当該第1係止孔に係入した状態でのホルダーの固定
面に沿う方向への移動によって当該ホルダーの取付け部
材からの抜け出しを阻止する第2係止孔とから構成され
ていてもよい。
【0009】
【作用】本発明の請求項1によるリモコン送信器では、
壁面等の固定面に取付けられるホルダーに送信器本体を
挿入保持させると、当該ホルダーに形成されたカバー部
分にて使用頻度の低位側の操作ボタンが被覆され、使用
頻度の高い操作ボタンのみが露出しているから、使用頻
度の高い操作ボタンを操作ミスの少ない状態で素早く操
作することができるとともに、操作ボタンへの塵埃の侵
入を極力抑制して信頼性の向上をも図ることができる。
しかも、前記ホルダーに対して送信器本体を最大挿入位
置から中間挿入位置にまで引出し操作すると、使用頻度
の低位側の操作ボタンの一部が露出した状態で送信器本
体がホルダーに保持されるから、この露出する操作ボタ
ンとして次に使用頻度の高いものを配置することによ
り、操作ボタンへの塵埃の侵入を極力抑制しながら、使
用頻度の中位の操作ボタンを操作ミスの少ない状態で素
早く操作することができる。更に、前記ホルダーに対し
て送信器本体を少なくとも最大挿入位置と中間挿入位置
との二位置で係止保持することができるから、ホルダー
を固定面に取付けずに送信器本体に装着したまま使用す
る場合でも、送信器本体がホルダーから抜け落ちること
を抑制することができる。
壁面等の固定面に取付けられるホルダーに送信器本体を
挿入保持させると、当該ホルダーに形成されたカバー部
分にて使用頻度の低位側の操作ボタンが被覆され、使用
頻度の高い操作ボタンのみが露出しているから、使用頻
度の高い操作ボタンを操作ミスの少ない状態で素早く操
作することができるとともに、操作ボタンへの塵埃の侵
入を極力抑制して信頼性の向上をも図ることができる。
しかも、前記ホルダーに対して送信器本体を最大挿入位
置から中間挿入位置にまで引出し操作すると、使用頻度
の低位側の操作ボタンの一部が露出した状態で送信器本
体がホルダーに保持されるから、この露出する操作ボタ
ンとして次に使用頻度の高いものを配置することによ
り、操作ボタンへの塵埃の侵入を極力抑制しながら、使
用頻度の中位の操作ボタンを操作ミスの少ない状態で素
早く操作することができる。更に、前記ホルダーに対し
て送信器本体を少なくとも最大挿入位置と中間挿入位置
との二位置で係止保持することができるから、ホルダー
を固定面に取付けずに送信器本体に装着したまま使用す
る場合でも、送信器本体がホルダーから抜け落ちること
を抑制することができる。
【0010】本発明の請求項2によるリモコン送信器で
は、固定面に沿わせて送信器本体を収納保持するための
ホルダーを、ホルダーを固定面から取外した状態では、
送信器本体の使用頻度の低位側の操作ボタンを覆うカバ
ーとして兼用使用することができる。
は、固定面に沿わせて送信器本体を収納保持するための
ホルダーを、ホルダーを固定面から取外した状態では、
送信器本体の使用頻度の低位側の操作ボタンを覆うカバ
ーとして兼用使用することができる。
【0011】本発明の請求項3によるリモコン送信器で
は、ホルダーから抜き出した送信器本体を机上等に載置
したとき、露出部分から背面側に膨出形成した分だけ送
信器本体が傾斜して、その端面に配設された発信部が斜
め上方を向くから、上方に位置する照明器具等の被操作
器具を遠隔操作する際、机上使用でも操作信号を効率的
に発信することができる。しかも、この送信器本体の露
出部分と被覆部分との境界相当箇所に形成される段部を
利用して、前記ホルダーに挿入される送信器本体を最大
挿入位置で確実に接当規制することができるから、例え
ば、前記係止機構によって送信器本体を最大挿入位置に
接当規制する場合に比して、係止機構の構造の簡素化を
図ることができる。
は、ホルダーから抜き出した送信器本体を机上等に載置
したとき、露出部分から背面側に膨出形成した分だけ送
信器本体が傾斜して、その端面に配設された発信部が斜
め上方を向くから、上方に位置する照明器具等の被操作
器具を遠隔操作する際、机上使用でも操作信号を効率的
に発信することができる。しかも、この送信器本体の露
出部分と被覆部分との境界相当箇所に形成される段部を
利用して、前記ホルダーに挿入される送信器本体を最大
挿入位置で確実に接当規制することができるから、例え
ば、前記係止機構によって送信器本体を最大挿入位置に
接当規制する場合に比して、係止機構の構造の簡素化を
図ることができる。
【0012】本発明の請求項4によるリモコン送信器で
は、前記係止機構が、送信器本体のケーシングに一体形
成された突起体とホルダーの背面板に貫通形成された複
数の係止孔とから構成されているから、係止機構を構成
するための特別な部品を別途設ける必要がなく、しか
も、送信器本体を最大挿入位置に挿入した状態でのホル
ダーとの係合力を強くすることができる。
は、前記係止機構が、送信器本体のケーシングに一体形
成された突起体とホルダーの背面板に貫通形成された複
数の係止孔とから構成されているから、係止機構を構成
するための特別な部品を別途設ける必要がなく、しか
も、送信器本体を最大挿入位置に挿入した状態でのホル
ダーとの係合力を強くすることができる。
【0013】本発明の請求項5によるリモコン送信器で
は、前記取付け部が、ホルダーに形成される第1係止孔
と第2係止項とから構成されているから、当該取付け部
を構成するための特別な部品を別途設ける必要がない。
は、前記取付け部が、ホルダーに形成される第1係止孔
と第2係止項とから構成されているから、当該取付け部
を構成するための特別な部品を別途設ける必要がない。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1によるリモコン送信器
では、送信器本体を壁面等の固定面に沿って収納保持さ
せるためのホルダーを利用して、使用頻度の低位側の操
作ボタンを被覆することができるから、操作ボタンへの
塵埃の侵入を極力抑制しながら、使用頻度の高い操作ボ
タン及び使用頻度の中位の操作ボタンを操作ミスの少な
い状態で素早く操作することのできるものを、製造コス
ト面で有利に製作することができる。しかも、ホルダー
を固定面に取付けずに送信器本体に装着したまま使用す
る場合でも、ホルダーからの送信器本体の抜け落ちに起
因する破損を抑制することができる。
では、送信器本体を壁面等の固定面に沿って収納保持さ
せるためのホルダーを利用して、使用頻度の低位側の操
作ボタンを被覆することができるから、操作ボタンへの
塵埃の侵入を極力抑制しながら、使用頻度の高い操作ボ
タン及び使用頻度の中位の操作ボタンを操作ミスの少な
い状態で素早く操作することのできるものを、製造コス
ト面で有利に製作することができる。しかも、ホルダー
を固定面に取付けずに送信器本体に装着したまま使用す
る場合でも、ホルダーからの送信器本体の抜け落ちに起
因する破損を抑制することができる。
【0015】本発明の請求項2によるリモコン送信器で
は、ホルダーを固定面に取付けた使用形態と、ホルダー
を固定面から取外して送信器本体にカバーとして装着し
た使用形態とに簡単に切り換えることができるから、使
用者による使用形態の選択範囲の拡大を図ることができ
る。
は、ホルダーを固定面に取付けた使用形態と、ホルダー
を固定面から取外して送信器本体にカバーとして装着し
た使用形態とに簡単に切り換えることができるから、使
用者による使用形態の選択範囲の拡大を図ることができ
る。
【0016】本発明の請求項3によるリモコン送信器で
は、上方に位置する照明器具等の被操作器具を遠隔操作
する際、ホルダーから抜き出した送信器本体を机上等に
載置したままでも容易に操作することができるととも
に、ホルダーに挿入される送信器本体を最大挿入位置で
確実に接当規制しながらも、前記係止機構の構造の簡素
化を促進することができる。
は、上方に位置する照明器具等の被操作器具を遠隔操作
する際、ホルダーから抜き出した送信器本体を机上等に
載置したままでも容易に操作することができるととも
に、ホルダーに挿入される送信器本体を最大挿入位置で
確実に接当規制しながらも、前記係止機構の構造の簡素
化を促進することができる。
【0017】本発明の請求項4によるリモコン送信器で
は、前記係止機構の簡素化と製作の容易化とを図ること
ができるとともに、送信器本体を最大挿入位置に挿入し
た状態でのホルダーとの係合力が強くなるから、ホルダ
ーからの送信器本体の抜け落ちに起因する破損を一層良
好に抑制することができる。
は、前記係止機構の簡素化と製作の容易化とを図ること
ができるとともに、送信器本体を最大挿入位置に挿入し
た状態でのホルダーとの係合力が強くなるから、ホルダ
ーからの送信器本体の抜け落ちに起因する破損を一層良
好に抑制することができる。
【0018】本発明の請求項5によるリモコン送信器で
は、前記取付け部の簡素化及び製作の容易化を図ること
ができる。
は、前記取付け部の簡素化及び製作の容易化を図ること
ができる。
【0019】
〔第1実施例〕図1〜図12は、被操作器具の一例であ
る照明器具を遠隔操作するためのリモコン送信器を示
し、これは、壁面等の固定面Wへの取付け部1を形成し
てある有底角筒状のホルダー2と、当該ホルダー2に対
して挿抜自在に収納保持される送信器本体Aとから構成
されている。前記送信器本体Aのケーシング3は、図
4、図5に示すように、複数の操作ボタンS1〜S7が
表面側に突出するための開口3aが貫通形成されている
合成樹脂製の上側ケース3Aと、当該上側ケース3Aに
対して嵌合状態でビスにて締め付け固定される合成樹脂
製の下側ケース3B、及び、当該下側ケース3Bに形成
された電池装着用開口3bを開閉する着脱自在な合成樹
脂製の蓋体3Cとから構成されている。前記上側ケース
3Aと下側ケース3Bとの間には、複数の操作ボタンS
1〜S7が一体形成されたゴム弾性を有する操作体S
と、照明器具を遠隔操作するための操作信号として赤外
光を発信する発信部4を構成する三つのLEDを備えた
回路基板5とが挾持保持されているとともに、前記ケー
シング3のうち、ホルダー挿入時に前記ホルダー2から
露出する長手方向の一端面には、前記LED4が臨む放
射用開口3dが形成され、当該放射用開口3dには、赤
外光が透過する樹脂製の透光体9が設けられている。
る照明器具を遠隔操作するためのリモコン送信器を示
し、これは、壁面等の固定面Wへの取付け部1を形成し
てある有底角筒状のホルダー2と、当該ホルダー2に対
して挿抜自在に収納保持される送信器本体Aとから構成
されている。前記送信器本体Aのケーシング3は、図
4、図5に示すように、複数の操作ボタンS1〜S7が
表面側に突出するための開口3aが貫通形成されている
合成樹脂製の上側ケース3Aと、当該上側ケース3Aに
対して嵌合状態でビスにて締め付け固定される合成樹脂
製の下側ケース3B、及び、当該下側ケース3Bに形成
された電池装着用開口3bを開閉する着脱自在な合成樹
脂製の蓋体3Cとから構成されている。前記上側ケース
3Aと下側ケース3Bとの間には、複数の操作ボタンS
1〜S7が一体形成されたゴム弾性を有する操作体S
と、照明器具を遠隔操作するための操作信号として赤外
光を発信する発信部4を構成する三つのLEDを備えた
回路基板5とが挾持保持されているとともに、前記ケー
シング3のうち、ホルダー挿入時に前記ホルダー2から
露出する長手方向の一端面には、前記LED4が臨む放
射用開口3dが形成され、当該放射用開口3dには、赤
外光が透過する樹脂製の透光体9が設けられている。
【0020】前記操作体Sは、図4に示すように、表面
側から押圧されることによって表面側に復帰しようとす
る弾性移動力が発生する構造に構成されているととも
に、この操作体Sに装備される操作ボタンのうち、図5
に示すS1は消灯ボタンであり、この消灯ボタンS1の
押し操作により、照明器具を消灯するための操作信号を
出力する。S2は順送りボタンであり、この順送りボタ
ンS2の押し操作により、照明器具を全灯→減光→豆球
点灯→消灯→全灯の順番で順送りしながら切り換えるた
めの操作信号を出力する。S3はシーソスイッチ型式の
調光ボタンであり、光量アップ側の押圧部と光量ダウン
側の押圧部の何れかを押し操作することによって、現在
選択されている光量レベルより一段階上のレベル又は一
段階下のレベルの光量に変更する操作信号が出力され
る。S4は全灯ボタンであり、この全灯ボタンS4の押
し操作により、照明器具を全灯状態に切り換えるための
操作信号を出力する。S5は:減光ボタンであり、この
減光ボタンS5の押し操作により、照明器具を減光状態
に切り換えるための操作信号を出力する。S6は:豆球
ボタンであり、この豆球ボタンS6の押し操作により、
照明器具の豆球(常夜灯の一例)を点灯状態に切り換え
るための操作信号を出力する。S7は、遠隔操作対象の
照明器具を選択する選択ボタンである。
側から押圧されることによって表面側に復帰しようとす
る弾性移動力が発生する構造に構成されているととも
に、この操作体Sに装備される操作ボタンのうち、図5
に示すS1は消灯ボタンであり、この消灯ボタンS1の
押し操作により、照明器具を消灯するための操作信号を
出力する。S2は順送りボタンであり、この順送りボタ
ンS2の押し操作により、照明器具を全灯→減光→豆球
点灯→消灯→全灯の順番で順送りしながら切り換えるた
めの操作信号を出力する。S3はシーソスイッチ型式の
調光ボタンであり、光量アップ側の押圧部と光量ダウン
側の押圧部の何れかを押し操作することによって、現在
選択されている光量レベルより一段階上のレベル又は一
段階下のレベルの光量に変更する操作信号が出力され
る。S4は全灯ボタンであり、この全灯ボタンS4の押
し操作により、照明器具を全灯状態に切り換えるための
操作信号を出力する。S5は:減光ボタンであり、この
減光ボタンS5の押し操作により、照明器具を減光状態
に切り換えるための操作信号を出力する。S6は:豆球
ボタンであり、この豆球ボタンS6の押し操作により、
照明器具の豆球(常夜灯の一例)を点灯状態に切り換え
るための操作信号を出力する。S7は、遠隔操作対象の
照明器具を選択する選択ボタンである。
【0021】そして、図1〜図4に示すように、前記ホ
ルダー2の正面板2Aに、当該ホルダー2に挿入保持さ
れた送信器本体Aの使用頻度の低位側の操作ボタンS3
〜S7を被覆するカバー部分aを一体成形するととも
に、前記ホルダー2と送信器本体Aとの間には、使用頻
度の低位側の操作ボタンS3〜S7が被覆された最大挿
入位置と使用頻度の低位側の操作ボタンの一部S3が露
出する中間挿入位置との二箇所で係止保持可能で、か
つ、送信器本体Aに作用する一定以上の操作力で係止解
除される係止機構6を設けてある。つまり、前記送信器
本体Aのケーシング3のうち、ホルダー挿入時に前記ホ
ルダー2から露出する部分の表面側に、使用頻度の最も
高い消灯ボタンS1と順送りボタンS2とを左右方向に
並設するとともに、ホルダー挿入時に前記ホルダー2の
カバー部分aにて被覆されるケーシング3の被覆部分の
表面側には、調光ボタンS3、全灯ボタンS4、減光ボ
タンS5、豆球ボタンS6、選択ボタンS7を、使用頻
度の高位から低位順に挿入方向で三段階に分けて配設し
てある。詳しくは、第二番目に使用頻度の高い調光ボタ
ンS3が、使用頻度の最も高い消灯ボタンS1及び順送
りボタンS2に最も近接配置され、その次に第3番目に
使用頻度の高い全灯ボタンS4、減光ボタンS5、豆球
ボタンS6が左右方向に並置され、その次に最も使用頻
度の低い選択ボタンS7が配設されている。従って、前
記ホルダー2に対して送信器本体Aが最大挿入位置に係
合保持されている状態(図1〜図4参照)では、使用頻
度の最も高い消灯ボタンS1及び順送りボタンS2のみ
が外部に露出し、更に、前記ホルダー2に対して送信器
本体Aが中間挿入位置に係合保持されている状態(図
9、図10参照)では、使用頻度の最も高い消灯ボタン
S1及び順送りボタンS2と第二番目に使用頻度の高い
調光ボタンS3とが外部に露出することになる。
ルダー2の正面板2Aに、当該ホルダー2に挿入保持さ
れた送信器本体Aの使用頻度の低位側の操作ボタンS3
〜S7を被覆するカバー部分aを一体成形するととも
に、前記ホルダー2と送信器本体Aとの間には、使用頻
度の低位側の操作ボタンS3〜S7が被覆された最大挿
入位置と使用頻度の低位側の操作ボタンの一部S3が露
出する中間挿入位置との二箇所で係止保持可能で、か
つ、送信器本体Aに作用する一定以上の操作力で係止解
除される係止機構6を設けてある。つまり、前記送信器
本体Aのケーシング3のうち、ホルダー挿入時に前記ホ
ルダー2から露出する部分の表面側に、使用頻度の最も
高い消灯ボタンS1と順送りボタンS2とを左右方向に
並設するとともに、ホルダー挿入時に前記ホルダー2の
カバー部分aにて被覆されるケーシング3の被覆部分の
表面側には、調光ボタンS3、全灯ボタンS4、減光ボ
タンS5、豆球ボタンS6、選択ボタンS7を、使用頻
度の高位から低位順に挿入方向で三段階に分けて配設し
てある。詳しくは、第二番目に使用頻度の高い調光ボタ
ンS3が、使用頻度の最も高い消灯ボタンS1及び順送
りボタンS2に最も近接配置され、その次に第3番目に
使用頻度の高い全灯ボタンS4、減光ボタンS5、豆球
ボタンS6が左右方向に並置され、その次に最も使用頻
度の低い選択ボタンS7が配設されている。従って、前
記ホルダー2に対して送信器本体Aが最大挿入位置に係
合保持されている状態(図1〜図4参照)では、使用頻
度の最も高い消灯ボタンS1及び順送りボタンS2のみ
が外部に露出し、更に、前記ホルダー2に対して送信器
本体Aが中間挿入位置に係合保持されている状態(図
9、図10参照)では、使用頻度の最も高い消灯ボタン
S1及び順送りボタンS2と第二番目に使用頻度の高い
調光ボタンS3とが外部に露出することになる。
【0022】前記係止機構6は、図7、図8に示すよう
に、送信器本体Aのケーシング3の背面に一体成形され
た内外方向に弾性的に撓み変形可能な突起体6Aと、当
該各突起体6Aの半球状の突起部6aに対して選択的に
係合する状態でホルダー2の背面板2Bに貫通形成され
た二個の係止孔6B,6Cとから構成されているととも
に、図3、図8に示すように、前記送信器本体Aが最大
挿入位置にまで挿入されたときに突起体6Aと係合する
係止孔6Bの直径が、他の係止孔6Cの直径よりも大に
構成されている。それ故に、前記送信器本体Aが最大挿
入位置にまで挿入されたときにおける突起体6Aと係止
孔6Bとの係合代が、送信器本体Aが中間挿入位置にあ
るときにおける突起体6Aと係止孔6Cとの係合代より
も大きくなるため、送信器本体Aを最大挿入位置に挿入
した状態でのホルダー2との係合力が強くなり、ホルダ
ー2からの送信器本体Aの抜け落ちに起因する破損を抑
制することができる。
に、送信器本体Aのケーシング3の背面に一体成形され
た内外方向に弾性的に撓み変形可能な突起体6Aと、当
該各突起体6Aの半球状の突起部6aに対して選択的に
係合する状態でホルダー2の背面板2Bに貫通形成され
た二個の係止孔6B,6Cとから構成されているととも
に、図3、図8に示すように、前記送信器本体Aが最大
挿入位置にまで挿入されたときに突起体6Aと係合する
係止孔6Bの直径が、他の係止孔6Cの直径よりも大に
構成されている。それ故に、前記送信器本体Aが最大挿
入位置にまで挿入されたときにおける突起体6Aと係止
孔6Bとの係合代が、送信器本体Aが中間挿入位置にあ
るときにおける突起体6Aと係止孔6Cとの係合代より
も大きくなるため、送信器本体Aを最大挿入位置に挿入
した状態でのホルダー2との係合力が強くなり、ホルダ
ー2からの送信器本体Aの抜け落ちに起因する破損を抑
制することができる。
【0023】図1〜図4及び図8に示すように、前記送
信器本体Aのケーシング3うち、ホルダー挿入時に前記
ホルダー2から露出する部分の全周を、ホルダー2で囲
繞されている被覆部分よりも外方に膨出形成するととも
に、このケーシング3の露出部分と被覆部分との境界相
当箇所に形成される段部3eを、前記ホルダー2の開口
側端面2aとの接当によって送信器本体Aの最大挿入位
置を規制するストッパー面に構成してある。また、図1
1に示すように、前記ケーシング3の露出部分の背面に
は、送信器本体Aを机上に載置したとき、前記LED4
が斜め上方に向くような傾斜姿勢にするための二個の突
起7が一体形成されている。前記ケーシング3の露出部
分は背面側に膨出形成されているため、前記突起7が無
い状態でも、送信器本体Aを机上に載置したとき、前記
LED4が斜め上方に向くような傾斜姿勢となるが、膨
出量が大きくとることができない、或いは、デザイン面
や製造コスト面で制約を受ける場合には、前記の如く突
起7を一体形成するとよい。この場合でも、ケーシング
3の露出部分自体が膨出形成されているため、突起7自
体の突出量は少なくて済む。
信器本体Aのケーシング3うち、ホルダー挿入時に前記
ホルダー2から露出する部分の全周を、ホルダー2で囲
繞されている被覆部分よりも外方に膨出形成するととも
に、このケーシング3の露出部分と被覆部分との境界相
当箇所に形成される段部3eを、前記ホルダー2の開口
側端面2aとの接当によって送信器本体Aの最大挿入位
置を規制するストッパー面に構成してある。また、図1
1に示すように、前記ケーシング3の露出部分の背面に
は、送信器本体Aを机上に載置したとき、前記LED4
が斜め上方に向くような傾斜姿勢にするための二個の突
起7が一体形成されている。前記ケーシング3の露出部
分は背面側に膨出形成されているため、前記突起7が無
い状態でも、送信器本体Aを机上に載置したとき、前記
LED4が斜め上方に向くような傾斜姿勢となるが、膨
出量が大きくとることができない、或いは、デザイン面
や製造コスト面で制約を受ける場合には、前記の如く突
起7を一体形成するとよい。この場合でも、ケーシング
3の露出部分自体が膨出形成されているため、突起7自
体の突出量は少なくて済む。
【0024】前記取付け部1は、ホルダー2の背面板2
Bに貫通形成されたビスや釘等の取付け部材の一部が挿
通可能な円形状の取付け孔から構成されている。尚、前
記ホルダー2の背面板2Bに粘着層を形成して、固定面
Wに対するホルダー2の取付け形態を選択できるように
構成してもよい。
Bに貫通形成されたビスや釘等の取付け部材の一部が挿
通可能な円形状の取付け孔から構成されている。尚、前
記ホルダー2の背面板2Bに粘着層を形成して、固定面
Wに対するホルダー2の取付け形態を選択できるように
構成してもよい。
【0025】〔第2実施例〕図13は、前記取付け部1
を、固定面Wに対して脱着自在に構成したものである。
詳しくは、前記ホルダー2の背面板2Bに、固定面Wに
設けられたビスや釘等の頭付き取付け部材8に対して固
定面Wのほぼ垂直方向から係脱自在な第1係止孔1a
と、当該第1係止孔1aに取付け部材の頭部を係合させ
た状態でのホルダー2の固定面に沿う下方への移動によ
って当該ホルダー2の取付け部材からの抜け出しを阻止
する第2係止孔1bとを鍵孔状に連通形成して、この第
1係止孔1aと第2係止孔1bとをもって、固定面Wに
対して脱着自在な取付け部1を構成したものである。そ
れ以外の構成は第1実施例と同一である。
を、固定面Wに対して脱着自在に構成したものである。
詳しくは、前記ホルダー2の背面板2Bに、固定面Wに
設けられたビスや釘等の頭付き取付け部材8に対して固
定面Wのほぼ垂直方向から係脱自在な第1係止孔1a
と、当該第1係止孔1aに取付け部材の頭部を係合させ
た状態でのホルダー2の固定面に沿う下方への移動によ
って当該ホルダー2の取付け部材からの抜け出しを阻止
する第2係止孔1bとを鍵孔状に連通形成して、この第
1係止孔1aと第2係止孔1bとをもって、固定面Wに
対して脱着自在な取付け部1を構成したものである。そ
れ以外の構成は第1実施例と同一である。
【0026】〔第3実施例〕図14は、前記係止機構6
の別実施例を示し、これは、送信器本体Aのケーシング
3の背面に一体成形された内外方向に弾性的に撓み変形
可能な突起体6Aと、当該突起体6Aの半球状の突起部
6aに対して選択的に係合する状態でホルダー2の背面
板2Bに貫通形成された三個の係止孔6B,6C、6D
とから構成して、前記突起部6aが第一番目の係止孔6
Bに係合した状態では、使用頻度の低位側の操作ボタン
S3〜S7が前記ホルダー2のカバー部分aで覆い隠さ
れ、また、前記突起部6aが第二番目の係止孔6Cに係
合した状態では、前記ホルダー2から第二番目に使用頻
度の高い調光ボタンS3が露出し、更に、前記突起部6
aが第三番目の係止孔6Dに係合した状態では、前記ホ
ルダー2から第二番目に使用頻度の高い調光ボタンS
3、及び、第3番目に使用頻度の高い全灯ボタンS4、
減光ボタンS5、豆球ボタンS6が露出するように構成
してある。また、前記送信器本体Aが最大挿入位置にま
で挿入されたときに突起体6Aと係合する第一番目の係
止孔6Bの直径が、他の係止孔6C、6Dの直径よりも
大に構成されている。それ以外の構成は第1実施例又は
第2実施例と同一である。
の別実施例を示し、これは、送信器本体Aのケーシング
3の背面に一体成形された内外方向に弾性的に撓み変形
可能な突起体6Aと、当該突起体6Aの半球状の突起部
6aに対して選択的に係合する状態でホルダー2の背面
板2Bに貫通形成された三個の係止孔6B,6C、6D
とから構成して、前記突起部6aが第一番目の係止孔6
Bに係合した状態では、使用頻度の低位側の操作ボタン
S3〜S7が前記ホルダー2のカバー部分aで覆い隠さ
れ、また、前記突起部6aが第二番目の係止孔6Cに係
合した状態では、前記ホルダー2から第二番目に使用頻
度の高い調光ボタンS3が露出し、更に、前記突起部6
aが第三番目の係止孔6Dに係合した状態では、前記ホ
ルダー2から第二番目に使用頻度の高い調光ボタンS
3、及び、第3番目に使用頻度の高い全灯ボタンS4、
減光ボタンS5、豆球ボタンS6が露出するように構成
してある。また、前記送信器本体Aが最大挿入位置にま
で挿入されたときに突起体6Aと係合する第一番目の係
止孔6Bの直径が、他の係止孔6C、6Dの直径よりも
大に構成されている。それ以外の構成は第1実施例又は
第2実施例と同一である。
【0027】〔その他の実施例〕
前記第2実施例では、前記取付け部1を固定面Wに
対して脱着自在に構成するにあたって、固定面Wに頭付
き取付け部材8を固着するとともに、ホルダー2の背面
板2Bに第1係止孔1aと第2係止孔1bとを連通状態
で形成したが、ホルダー2の背面板2Bに鉄等の磁性体
又は永久磁石を取付けるとともに、固定面W側に永久磁
石又は磁性体を取付けて、ホルダー2を固定面Wに対し
て脱着自在に構成してもよい。 前記第1実施例では、前記送信器本体Aのケーシン
グ3うち、ホルダー挿入時に前記ホルダー2から露出す
る部分の全周を、ホルダー2で囲繞されている被覆部分
よりも外方に膨出形成したが、ホルダー2の露出部分を
背面側にのみ膨出形成してもよい。 前記第1実施例では、前記発信部4から照明器具を
遠隔操作するための操作信号として赤外光を発信するよ
うに構成したが、赤外光に代えて可視光又は超音波を操
作信号として発信するように構成してもよい。 前記実施例では、被操作器具の一例として照明器具
を例に挙げて説明したが、被操作器具としては照明器具
に限らず、テレビ受像機やエアコンディショナ等であっ
てもよい。
対して脱着自在に構成するにあたって、固定面Wに頭付
き取付け部材8を固着するとともに、ホルダー2の背面
板2Bに第1係止孔1aと第2係止孔1bとを連通状態
で形成したが、ホルダー2の背面板2Bに鉄等の磁性体
又は永久磁石を取付けるとともに、固定面W側に永久磁
石又は磁性体を取付けて、ホルダー2を固定面Wに対し
て脱着自在に構成してもよい。 前記第1実施例では、前記送信器本体Aのケーシン
グ3うち、ホルダー挿入時に前記ホルダー2から露出す
る部分の全周を、ホルダー2で囲繞されている被覆部分
よりも外方に膨出形成したが、ホルダー2の露出部分を
背面側にのみ膨出形成してもよい。 前記第1実施例では、前記発信部4から照明器具を
遠隔操作するための操作信号として赤外光を発信するよ
うに構成したが、赤外光に代えて可視光又は超音波を操
作信号として発信するように構成してもよい。 前記実施例では、被操作器具の一例として照明器具
を例に挙げて説明したが、被操作器具としては照明器具
に限らず、テレビ受像機やエアコンディショナ等であっ
てもよい。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】第1実施例のリモコン送信器を示す全体の正面
図
図
【図2】全体の側面図
【図3】全体の背面図
【図4】全体の縦断面図
【図5】送信器本体の正面図
【図6】送信器本体の側面図
【図7】送信器本体の背面図
【図8】ホルダーから送信器本体を引出した時の背面側
斜視図
斜視図
【図9】ホルダーに対して送信器本体を中間挿入位置で
係合保持させたときの正面図
係合保持させたときの正面図
【図10】図9における縦断面図
【図11】送信器本体を机上に載置したときの断面図
【図12】壁面に取付けたホルダーに送信器本体を挿入
保持させたときの縦断面図
保持させたときの縦断面図
【図13】第2実施例を示すホルダーの背面側斜視図
【図14】第3実施例を示すホルダーから送信器本体を
引出したときの背面側斜視図
引出したときの背面側斜視図
A 送信器本体
a カバー部分
S1 操作ボタン(消灯ボタン)
S2 操作ボタン(順送りボタン)
S3 操作ボタン(調光ボタン)
S4 操作ボタン(全灯ボタン)
S5 操作ボタン(減光ボタン)
S6 操作ボタン(豆球ボタン)
S7 操作ボタン(選択ボタン)
W 固定面
1 取付け部
1a 第1係止孔
1b 第2係止孔
2 ホルダー
2B 背面板
2a 開口側端面
3 ケーシング
3e 段部
4 発信部
6 係止機構
6A 突起体
6B 係止孔
6C 係止孔
8 取付け部材
Claims (5)
- 【請求項1】 壁面等の固定面(W)への取付け部
(1)を形成してあるホルダー(2)に、被操作器具を
遠隔操作するための信号を発信する発信部(4)と複数
の操作ボタン(S1〜S7)とを備えた送信器本体
(A)を挿抜自在に保持させてあるリモコン送信器であ
って、 前記ホルダー(2)に、当該ホルダー(2)に挿入保持
された送信器本体(A)の使用頻度の低位側の操作ボタ
ン(S3〜S7)を被覆するカバー部分(a)を形成す
るとともに、前記ホルダー(2)と送信器本体(A)と
の間には、少なくとも使用頻度の低位側の操作ボタン
(S3〜S7)が被覆された最大挿入位置と使用頻度の
低位側の操作ボタン(S3〜S7)の一部(S3)が露
出する中間挿入位置との二箇所で係止保持可能で、か
つ、一定以上の操作力で係止解除される係止機構(6)
を設けてあるリモコン送信器。 - 【請求項2】 前記取付け部(1)が、前記固定面
(W)に対して脱着自在に構成されている請求項1記載
のリモコン送信器。 - 【請求項3】 前記発信部(4)が、ホルダー挿入時に
前記ホルダー(2)から露出する送信器本体(A)の一
端面に配設されているとともに、前記送信器本体(A)
のうち、ホルダー挿入時に前記ホルダー(2)から露出
する部分が、ホルダー(2)で覆われる被覆部分よりも
少なくとも背面側に膨出形成され、更に、この送信器本
体(A)の露出部分と被覆部分との境界相当箇所に形成
される段部(3e)が、前記ホルダー(2)の開口側端
面(2a)との接当によって送信器本体(A)の最大挿
入位置を規制するストッパー面に構成されている請求項
1又は2記載のリモコン送信器。 - 【請求項4】 前記係止機構(6)が、送信器本体
(A)のケーシング(3)の背面に一体形成された内外
方向に弾性的に撓み変形可能な突起体(6A)と、当該
突起体(6A)に対して選択的に係合する状態でホルダ
ー(2)の背面板(2B)に貫通形成された複数の係止
孔(6B,6C)とから構成されているとともに、前記
送信器本体(A)が最大挿入位置にまで挿入されたとき
に突起体(6A)と係合する係止孔(6B)の直径が、
他の係止孔(6C)の直径よりも大に構成されている請
求項1、2又は3記載のリモコン送信器。 - 【請求項5】 前記ホルダー(2)の取付け部(1)
が、固定面(W)に設けられた取付け部材(8)に対し
て固定面(W)のほぼ垂直方向から係脱自在な第1係止
孔(1a)と、当該第1係止孔(1a)に係入した状態
でのホルダー(2)の固定面(W)に沿う方向への移動
によって当該ホルダー(2)の取付け部材(8)からの
抜け出しを阻止する第2係止孔(1b)とから構成され
ている請求項2記載のリモコン送信器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00375895A JP3394106B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | リモコン送信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00375895A JP3394106B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | リモコン送信器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195992A JPH08195992A (ja) | 1996-07-30 |
JP3394106B2 true JP3394106B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=11566086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00375895A Expired - Fee Related JP3394106B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | リモコン送信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394106B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4150147B2 (ja) * | 1999-06-09 | 2008-09-17 | 株式会社Inax | ペーパホルダ |
FR2828319B1 (fr) * | 2001-08-06 | 2006-07-28 | Somfy | Perfectionnement pour telecommande a changement de mode de fonctionnement |
JP2005204271A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-07-28 | Toto Ltd | リモコンセット |
JP5605639B2 (ja) * | 2010-11-11 | 2014-10-15 | 政男 阿比留 | リモコン送信機のリモコンホルダーカバー |
JP6984912B2 (ja) * | 2016-09-26 | 2021-12-22 | パーパス株式会社 | リモコン装置 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP00375895A patent/JP3394106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08195992A (ja) | 1996-07-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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