JP3393074B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3393074B2
JP3393074B2 JP27635098A JP27635098A JP3393074B2 JP 3393074 B2 JP3393074 B2 JP 3393074B2 JP 27635098 A JP27635098 A JP 27635098A JP 27635098 A JP27635098 A JP 27635098A JP 3393074 B2 JP3393074 B2 JP 3393074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに複数
の機器が接続されたネットワークシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークシステムの例とし
て、例えば特開平7−135689号公報に記載される
ように、双方向リモートコントロールを用いたデータ転
送システムがある。このシステムは双方向リモートコン
トローラとこの双方向リモートコントローラによってコ
ントロールされる被制御機器の間に双方向の通信路を設
けるシステムである。この従来のシステムは被制御機器
から双方向リモートコントローラに対し、制御ボタンの
情報等の操作情報をダウンロードし、この操作情報に基
づいて双方向リモートコントローラが被制御機器の制御
を行うことが可能となるシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このネ
ットワークシステムを構成する機器は双方向通信を可能
とするために、常に機器は受信可能な状態にしておく必
要があり、その待機時電力が地球温暖化の環境問題とな
るほど大きな電力を要するものとなってきている。
【0004】本発明は以上の点に鑑み、待機時の電力を
最小限に抑えたネットワークシステムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のネットワークシステムでは、送
信部と受信部とから成りネットワークを通して互いに双
方向に送受信することが可能となる通信手段を備えた複
数の機器を有するネットワークシステムにおいて、前記
機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情報を
記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前記機
器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶する他
機器内部情報記憶手段を備えるようにしている。
【0006】このような構成によると、ネットワークを
通して双方向に通信可能な機器の各々はそれぞれの機器
の持つ機能、その機能を制御するための操作情報、その
機能の現状、その機能の予約情報等を内部情報として自
機器内部情報記憶手段に記憶する。さらに、複数の機器
の少なくとも1つには他機器内部情報記憶手段が備わ
り、ネットワークに結ばれた他の機器の内部情報をネッ
トワークを通して取り込んで記憶する。このように、そ
れぞれの機器では内部情報を他機器内部情報記憶手段を
備えた機器に記憶させておくことができる。そして、必
要なときにネットワークを通して内部情報を取り込むこ
とができるので動作の必要がなければ機器の電源を完全
にOFFしても、再度電源がONされたときに内部情報
をネットワークを通して受信できる。したがって、電源
がOFFされたときの待機時の、待機時消費電力は0と
なる。また、本構成によると、機器に電源OFFの指示
があったときにその機器は使用者によって設定された第
1待機モード又は第2待機モードのいずれかで待機状態
となる。第1モードでは全回路の通電がOFFされため
に消費電力が0となるが、再度電源をONするためには
電源スイッチをONする必要がある。これに対して、第
2待機モードでは受信部のみ通電が行われており、待機
中に少し電力が消費されるが、他の機器からリモートコ
ントロールによって電源をONすることができる。ま
た、本構成によると、機器は電源OFFの指示が他の機
器よりあったときに他の機器にメッセージを返信して待
機モードの設定を使用者に行わせる。そして、機器は使
用者によって設定された待機モードで待機状態となる。
【0007】また、本発明の請求項2では、送信部と受
信部とから成りネットワークを通して互いに双方向に送
受信することが可能となる通信手段を備えた複数の機器
を有するネットワークシステムにおいて、前記機器はそ
れぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情報を記憶する
自機器内部情報記憶手段を備えており、前記機器の少な
くとも1つは他の機器の内部情報を記憶する他機器内部
情報記憶手段を備え、前記機器が電源をOFFしようと
するとき、前記通信手段によって前記ネットワークを通
して前記機器の運転状況を点検し、他のすべての機器の
電源がOFFであるときには前記機器は前記受信部のみ
通電をONするか前記自機器内部情報記憶手段に記憶さ
れる内部情報を保護する待機状態とし、一方、他に電源
がONされている機器が存在するときには全回路の通電
をOFFするようにしている。
【0008】このような構成によると、ネットワークを
通して双方向に通信可能な機器の各々はそれぞれの機器
の持つ機能、その機能を制御するための操作情報、その
機能の現状、その機能の予約情報等を内部情報として自
機器内部情報記憶手段に記憶する。さらに、複数の機器
の少なくとも1つには他機器内部情報記憶手段が備わ
り、ネットワークに結ばれた他の機器の内部情報をネッ
トワークを通して取り込んで記憶する。このように、そ
れぞれの機器では内部情報を他機器内部情報記憶手段を
備えた機器に記憶させておくことができる。そして、必
要なときにネットワークを通して内部情報を取り込むこ
とができるので動作の必要がなければ機器の電源を完全
にOFFしても、再度電源がONされたときに内部情報
をネットワークを通して受信できる。したがって、電源
がOFFされたときの待機時の、待機時消費電力は0と
なる。また、本構成によると、機器の電流をOFFする
指示が与えられたときに、他の機器の運転状況を点検
し、他のすべての機器の電流がOFFであるときはネッ
トワーク上の機器が完全に停止することがない。
【0009】また、本発明の請求項3では、送信部と受
信部とから成りネットワークを通して互いに双方向に送
受信することが可能となる通信手段を備えた複数の機器
を有するネットワークシステムにおいて、前記機器はそ
れぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情報を記憶する
自機器内部情報記憶手段を備えており、前記機器の少な
くとも1つは他の機器の内部情報を記憶する他機器内部
情報記憶手段を備え、前記機器は回路に電力を供給する
電池と、前記電池の交換を検出する電池交換検出手段と
を有し、前記電池の交換時に内部情報を前記他機器内部
情報記憶手段を備えた他の機器に一時的に待避させるよ
うにしている。
【0010】このような構成によると、ネットワークを
通して双方向に通信可能な機器の各々はそれぞれの機器
の持つ機能、その機能を制御するための操作情報、その
機能の現状、その機能の予約情報等を内部情報として自
機器内部情報記憶手段に記憶する。さらに、複数の機器
の少なくとも1つには他機器内部情報記憶手段が備わ
り、ネットワークに結ばれた他の機器の内部情報をネッ
トワークを通して取り込んで記憶する。このように、そ
れぞれの機器では内部情報を他機器内部情報記憶手段を
備えた機器に記憶させておくことができる。そして、必
要なときにネットワークを通して内部情報を取り込むこ
とができるので動作の必要がなければ機器の電源を完全
にOFFしても、再度電源がONされたときに内部情報
をネットワークを通して受信できる。したがって、電源
がOFFされたときの待機時の、待機時消費電力は0と
なる。 また、本構成によると、電池で動作する機器では
電池交換の際に内部情報が失われないように電池交換ス
イッチが押されることや電池蓋が外されたことを検出す
る等により電池交換を検出すると、ネットワークを通し
て他の機器に内部情報を待避させる。
【0011】また、本発明の請求項4では、請求項3に
記載のネットワークシステムにおいて、前記電池交換の
終了したときに待避させていた情報を受信するようにし
ている。
【0012】このような構成によると、電池交換終了し
たところで機器のネットワークを通して他の機器から内
部情報を受信して復帰する。
【0013】また、本発明の請求項5では、送信部と受
信部とから成りネットワークを通して互いに双方向に送
受信することが可能となる通信手段を備えた複数の機器
を有するネットワークシステムにおいて、前記機器はそ
れぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情報を記憶する
自機器内部情報記憶手段を備えており、前記機器の少な
くとも1つは他の機器の内部情報を記憶する他機器内部
情報記憶手段を備えていること、及び前記他機器内部情
報記憶手段を備えていない機器は停電検出手段を有して
おり、一方前記他機器内部情報記憶手段を備えた機器は
前記ネットワークを通して他の機器から前記停電検出の
通知があったときに、前記他の機器に待機モードの選択
を促すメッセージを送り、前記他の機器から受信される
待機モードの設定に応じて待機モードとなるようにして
いる。
【0014】このような構成によると、通常の電源オフ
のときだけでなく停電時においても内部情報をネットワ
ークに送信することができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のネットワークシステムでは、送
信部と受信部とから成りネットワークを通して互いに双
方向に送受信することが可能となる通信手段を備えた複
数の機器を有するネットワークシステムにおいて、前記
機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情報を
記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前記機
器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶する他
機器内部情報記憶手段を備え、前記他機器内部情報記憶
手段を備えていない機器は、前記受信部のみ通電をON
する第1の待機モードと、全回路への通電をOFFする
第2待機モードとを有し、電源OFFの指示があったと
きには使用者によって設定された待機モードに入り、前
記他機器内部情報記憶手段を備えた機器は前記ネットワ
ークを通して他の機器から前記OFFの指示があったと
きに、前記他の機器に待機モードの選択を促すメッセー
ジを送り、前記他の機器から受信される待機モードの設
定に応じて待機モードとなるようにしている
【0016】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のリモー
トコントロールシステムについて図面を参照しながら説
明する。本実施形態のリモートコントロールシステムに
はネットワークに複数の機器が接続されており、これら
の機器はネットワークを通して双方向にデータを送受信
することが可能である。これらの機器にはいくつかのタ
イプがあり、図1〜図3に各タイプの機器のブロック図
を示す。図1にAC100Vを電源とするタイプの機器
を示す。図2はAC100Vを電源とし、後述するよう
に自己保持型の電源スイッチ24を備えたタイプの機器
のブロック図である。図3は電池33を電源とするタイ
プの機器のブロック図である。
【0028】図1において、電源スイッチ15は機器を
使用する者によってON/OFFされ、ONされること
によって電源回路13にAC100Vが供給される。電
源回路13はAC100Vを整流してDC3Vを各ブロ
ックに供給する。制御回路11はあらかじめ記憶されて
いるプログラムを実行する。送受信部12は送信部と受
信部とを有し、ネットワークを通して双方向にデータを
送受信することが可能である。記憶部64は実際には制
御回路11に内蔵されるが、説明のために図示してい
る。
【0029】記憶部保護回路14は記憶部64に記憶さ
れているデータが失われないようにするためのもので、
電源回路13からのDC3Vを記憶部64に一方向に供
給するためのダイオード16と、電池18と、電池18
の正電圧を記憶部64に一方向に供給するためのダイオ
ード17とから成る。通常はAC100Vから整流回路
13でDC3Vを得ているが、停電等の場合、電池から
記憶部64に電源供給が行われ、保護されていることが
わかる。保護回路14は必ずしも必要でなく、保護回路
14を備えたものをタイプA、保護回路14を有しない
ものをタイプA’とする。
【0030】図2はタイプBの機器でAC100Vを電
源とし且つ自己保持型の電源スイッチ24を持つ機器の
ブロック図である。電源ONスイッチ24は機器を使用
する者によってON/OFFされ、ONされることによ
って電源回路23にAC100Vが供給される。電源回
路23はAC100Vを整流してDC3Vを各ブロック
に供給する。制御回路21はあらかじめ記憶されている
プログラムを実行する。
【0031】送受信部22は送信部と受信部とを有し、
ネットワークを通して双方向にデータを送受信すること
が可能である。自己保持型リレー25は電源ONスイッ
チ24と並列に接続されている自己保持型リレー接点2
5bを開閉する。電源OFFスイッチ26のON/OF
Fは制御回路21に入力される。電源OFFスイッチ2
6によって制御回路21は自己保持型リレー25を制御
する。自己保持型リレー25によってAC100Vの電
源回路23への供給を制御する。
【0032】自己保持型電源スイッチ25は使用者によ
って電源OFFスイッチ26がONされたとき、直前の
内部情報を他の機器に送信する。これにより使用頻度の
高い運転モードを待避し、次の運転開始時においても各
種の設定をし直さなくてもよいようにしている。その
後、予約情報を保護した後、AC100V電源をOFF
する。これにより、待機時電力の削減と使い勝手の向上
の両立を図っている。
【0033】使用者が電源ONスイッチ24を押すと電
源回路23にAC100Vが供給され、制御回路21に
DC3Vが供給される。これにより、制御回路21は自
己保持型リレー25をONし、自己保持型リレー接点2
5bが閉じられる。その後、電源ONスイッチ24が離
れてもAC100Vは機器に供給され続ける。そして、
運転終了によって電源OFFスイッチ26が押される
と、制御回路21はこれを検出し、内部情報を他の機器
に送信してから自己保持型リレー25をOFFする。こ
れにより、自己保持型接点25bが開放されるので機器
の消費電力が0となる。なお、このような電源のOFF
はスイッチ26が押されたときだけでなく、他の機器か
らのリモートコントロールによって電源OFFの指令を
受けることによって行ってもよい。
【0034】図3はタイプCの機器で電池33によるD
C3Vを電源とする機器のブロック図である。電池33
によるDC3Vの電源が制御機器31と送受信部32に
供給される。制御回路31はあらかじめ記憶されている
プログラムを実行する。送受信部32は送信部と受信部
とを有し、ネットワークを通して双方向にデータを送受
信する。
【0035】図1〜図3に示す機器の制御回路11、2
1、31の内部構成を図6に示す。制御回路11、2
1、31はそれぞれマイクロコンピュータ60で構成さ
れている。内部にはCPU61が内蔵され、ROM62
に記憶されている命令を読み出してプログラムを実行す
る。使用者が設定する予約や運転モードに関するデータ
は、入出力部(I/O)63より取り込み、CPU61
の制御によってRAM(記憶部)64に記憶される。
【0036】また、入出力部63は送受信部12(図1
参照)によって双方向にデータを送受信することができ
る。時計はタイマー制御に関する計時はクロックジェネ
レータ(CG)65を原振としてその分周をタイマー部
(TM)66でカウントされることによって実現され
る。A/D変換器67は機器の温度センサー等のアナロ
グ信号をデジタル信号に変換してCPU61に出力す
る。
【0037】システムを構成する各機器には、記憶部6
4にそれぞれの機能が持つ機能、その機能を制御するた
めの操作情報、その機能の現状、その機能の予約情報等
を内部情報として記憶する自機器内部情報記憶手段を備
える。この自機器内部情報記憶手段に記憶されている内
部情報によって他の機器に対してその内部情報を知らし
めることを容易にし、情報を共有してシステムを効率よ
く運用することができる。本実施形態では、図7に示し
たように、マイクロコンピュータ60のRAM64内に
情報が整理されて蓄積されており、例えばエアコンディ
ショナーでは設定温度、設定湿度やタイマーで運転制御
する際のON時刻、OFF時刻が記憶されている。ま
た、使用者によって設定された情報の他にも現状の温
度、湿度、内部の時計の時刻及び機器と連動して動作す
る換気扇の状態も記憶される。
【0038】この機器では記憶部64には自機器内部情
報記憶手段のほかにもシステムを構成する他の機器の内
部情報を記憶する他機器内部情報記憶手段を設けてい
る。これは自機器又は他の機器が停電等の理由でその内
部情報を失ったときに、内部情報の修復を容易にするた
めのものである。他機器内部情報記憶手段はすべての機
器に設けられなくてもよく、ネットワーク上に少なくと
も1つの機器に設けられてあればよい。図7に示す例で
は、マイクロコンピュータ60のRAM64内に情報が
整理されて蓄積されており、この例ではVTRの情報を
バックアップしていることが分かる。
【0039】図4は本実施形態のリモートコントロール
システムの概念を示す図である。AC100Vの電源ラ
インに図1に示すタイプAの機器41と、タイプA’の
機器44と、図2に示すタイプBの機器42が接続され
ている。図3に示すタイプCの機器43はDC3Vで動
作するもので、AC100Vのコードには接続されてい
ない。そして、これらの機器41〜44はネットワーク
40につながっており、各々の内部情報を他機器内部情
報記憶手段を備えた機器に送信することによって内部情
報をお互いに共有し又は協力してバックアップする。こ
れによってシステムの安定性を向上させている。ここ
で、ネットワーク40は、線材で接続されているものと
は限らず、赤外線や無線のように通信媒体によらずに情
報がやりとりできるものであればよい。
【0040】図1〜図3に示すそれぞれの機器の送受信
部12、22、32は双方向に送受信できるように送信
部と受信部とから成り、具体的には例えば赤外線リモー
トコントロールの送信機、受信機の両方を備えたもの
や、無線トランシーバと同等のものでもよい。なお、双
方向に通信することによって、単に情報が機器の間に相
互にやりとりされるだけでなく、通信の際に間違いなく
伝わったことを返信するアンサーバックの機能が利用で
きるので通信の信頼性が確保される。
【0041】他機器内部情報記憶手段を有しない機器で
は、制御回路11、21、31で内部情報の変化の検出
又はタイマー部66による所定の時間間隔の計時が行わ
れる。そして、制御回路11、21、31が内部情報の
変化の検出、所定の時間間隔の経過によって、制御回路
11、21、31は内部情報をネットワークに送信し他
の機器に記憶する。これにより、システムを構成する機
器が共有する内部情報が常に最新のものになる。
【0042】具体的には、内部情報の変化の検出は例え
ば図6においてマイクロコンピュータ60の入出力部6
3で使用者の操作入力を捕らえることやA/D変換器6
7の変化で現状温度を捕らえることによって実現され
る。例えば機器がVTRの場合に使用者によってVTR
の予約の設定が新たになされると、その情報は他の機器
にも伝えられ、バックアップされる。また、エアコンデ
ィショナーの現在の温度等の現状の情報は所定の時間経
過するごとに他の機器に送信される。
【0043】以上、本実施形態のリモートコントロール
システムを構成する各機器について説明したが、これら
の機器がどのように互いに関連して本発明の効果を発揮
していくかについてさらに具体的に応用した事例で詳細
に説明する。
【0044】図5は各機器の具体的に示す図である。5
aはエアコンディショナーであり、その内部の構成は上
述のタイプA、A’、Bのいずれでもよい。エアコンデ
ィショナー5aには赤外線の受発光部51があり、これ
により他の機器と双方向に通信を行うことができる。5
bはVTRであり、その内部の構成は図2に示すタイプ
Bである。VTR5bには受発光部52と、電源ONス
イッチ24が設けられている。
【0045】5cはリモートコントローラであり、図3
に示すタイプCで持ち運びできる。リモートコントロー
ラ5cはエアコンディショナー5a、VTR5bの電源
のON/OFFだけでなく、設定の変更や運転の予約等
をリモートコントロールする。リモートコントローラ5
cからの指令の出し方はスイッチ55又は液晶表示部5
4に表示させた仮想スイッチとタッチパネルによって行
う。また、53は受発光部である。
【0046】リモートコントローラ5cでVTR5bの
電源をOFFしようとするとき、VTR5bでは内蔵の
制御回路21が番組録画の予約が残っているか否かを判
断する。番組録画の予約が残っていない場合には、制御
回路21はそのまま自己保持型リレー25をOFFし、
接点25bを開放して電源をOFFすればよい。一方、
番組録画の予約が残っている場合には、送受信部22や
その他必要最小限の回路の一部のみに通電したままの待
機状態とする。これによって、VTR5bは他の機器か
らの情報を受けて予約運転を開始することができる。し
かし、待機時には、これは待機時電力を消費し、好まし
いものでない。そこで、制御回路21は自己保持型リレ
ー25をOFFして接点25bを開放して電源をOFF
する前に、図7に示すVTR情報の内部情報を他の機器
に送信した後に電源をOFFする。この処理を図8に示
す。
【0047】VTR5bが電源OFFの指示を受ける
と、ステップS5で制御回路21が予約が残っているか
否かを判断する。これはRAM64に記憶されているV
TR情報に予約情報があるか否かで判断することができ
る。予約がない場合にはステップS25に進み、自己保
持型リレー25をOFFして消費電力が0の待機状態に
入る。一方、予約がある場合には、ステップS10に進
み、VTR5bはネットワークに対して一斉同報を行
う。これは送信先を指定せずに送信要求を出すことであ
り、ステップS15で返信を受けるまでステップS10
の一斉同報を繰り返す。データの形式は70に示すよう
に、送信先アドレスをすべての機器とし、送信元のアド
レスをVTR5bとし、データ送信要求の制御信号を付
加してネットワークに送信する。
【0048】そして、ステップS15で電源が供給され
ており機器例えば71に示すようにリモートコントロー
ラ5cから受信可能であることを返信してくると、ステ
ップS20に進み、72に示すようにVTR5bはステ
ップS20で送信先アドレスをリモートコントローラ5
c、送信元アドレスをVTR5bとして、VTR5bの
内部情報を送信する。この後、ステップS25で自己保
持型リレー25をOFFする。これにより、VTR5b
はAC100Vの電源供給がなくなり、待機時の消費電
力が0となる。なお、送信元のアドレスは工場出荷時に
あらかじめROM62に書き込まれており保護されてい
るものとする。もちろん図示しないがEPROMを採用
して、送信元のアドレスや予約情報を保持することも可
能である。
【0049】次に、使用者がVTR5bを使用しようと
して電源ONスイッチ24をONすると制御回路21が
動作するが、このときネットワークに対して一斉同報で
VTR5bの内部情報の提供を求める。この内部情報を
例えばリモートコントローラ5cが保持していた場合に
は、VTR5bに内部情報を返信する。これによって予
約情報と現在時刻が再度VTR5bに復旧され、予約が
あるときには所定の時刻に録画が実行されることにな
る。なお、上述のようにEPROMに録画情報を保持し
ている場合には、外部に保存されている情報は現在時刻
のみでよい。
【0050】このような一連の動作によってVTR5b
はネットワークに接続された機器の協力を得てVTR5
bは待機時電力が0でも予約情報が失われることなく録
画予約が実行できる。以上、VTR5bの電源のOFF
をリモートコントローラ5cによって指示された場合の
処理について説明したが、エアコンディショナー5aに
も同様の処理をすることによって、待機時の消費電力を
0とすることができる。
【0051】次に、本発明の停電に対する対策について
詳細に説明する。図4のネットワーク40において、機
器41は図1に示すようにタイプAでAC100Vを電
源とし且つ記憶部64の保護回路14を備えたもの、機
器42は図2に示すようにタイプBでAC100Vを電
源とし且つ自己保持型電源スイッチを備えたもの、機器
43は図3に示すようにタイプCで電池33を電源とす
るもの、機器44は図1に示すようにタイプA’でAC
100Vを電源としたものにおいて記憶部保護回路14
がないものとした構成とする。
【0052】ネットワークに運転中に停電で内部情報が
失われてしまうのを防止するために機器42、44は定
期的にそれぞれの内部情報をネットワークに送信する。
機器41又は機器43はこの内部情報を受信して記憶す
る。もちろん定期的でなくとも、前述したごとく状態の
変化を捉えてその度に送信することも行われる。図10
はその処理のフローチャートである。
【0053】ステップS60で制御回路11又は制御回
路21を構成するマイクロコンピュータ60(図6参
照)では、CPU61がタイマー部66を用いて所定時
間経過したか否かを判断する。所定時間経過していない
場合には処理をリターンする。一方、所定時間が経過し
た場合にはステップS65で一斉同報によって内部情報
送信要求をする。送信データは77に示すように送信先
アドレスをすべての機器とし、送信元のアドレスをVT
R5bとしてデータ内部情報が付加されている。
【0054】そして、ステップS70で他の機器から返
信があったか否かを判断する。返信がないときにはステ
ップS65の一斉同報を繰り返す。返信データの形式は
78に示すように送信先アドレスにVTR5bが指定さ
れ、送信元のアドレスが例えばリモートコントローラ5
cで、データ受信のACK信号が付されている。そし
て、ステップS70で返信を受けた場合にはステップS
72で内部情報の送信を行い処理をリターンする。
【0055】このように動作状態で停電になると、機器
44と機器42は記憶部の保護がないのでその内部情報
を失う。その後、停電から復旧すると、機器44の制御
回路11と、機器42の制御回路21はネットワークに
対してその内部情報をバックアップしている機器を探し
て返信を求める要求を出して、内部情報を記憶している
機器は機器44と機器42に内部情報を返信する。これ
により、停電によって内部情報を失った機器でも内部情
報の復帰をすることができる。図9はこの処理を行うた
めのフローチャートである。
【0056】機器の電源ONが指示されたときに機器は
ステップS30で自己保持型リレー24をONする。そ
して、ステップS35で一斉同報で内部情報受信要求を
する。データの形式は73に示すように送信先にすべて
の機器が指定され、送信元アドレスにVTR5bと、デ
ータ受信要求の制御信号が付されている。
【0057】そして、ステップS40で他の機器から返
信の有無を判断し、返信がない場合にはそのまま内部情
報の復帰処理を終える。返信データ74の形式は送信先
アドレスをVTR5bとし、送信元アドレスをリモート
コントローラ5cとし、データ受信のACKとした信号
である。一方、返信があった場合にはステップS45で
データ75に示すように宛先を返信があった先にして、
内部情報の送信要求をする。そして、ステップS50で
内部情報の返信の有無を判断する。返信がない場合には
ステップS45の送信要求を繰り返す。一方、返信があ
った場合には、内部情報によって機器の内部情報のデー
タの更新を行い、処理をリターンする。
【0058】次に、本実施形態の変形例を説明する。上
述の実施形態ではリモートコントローラ5cからエアコ
ンディショナー5a又はVTR5bに電源をOFFする
指示が与えられと、それぞれの機器で全回路への通電を
OFFするか受信部のみを残して電源をOFFするかの
判断をしていたが、使用者によってこのような待機モー
ドの選択を行うようにしてもよい。そのため、例えばリ
モートコントローラ5cからVTR5bに電源をOFF
する指示が与えられると、VTR5bからモードの選択
を促すメッセージを送り、これを受けたリモートコント
ローラ5cで使用者によってモードの選択を行うことが
できるようにする。これにより、消費電力を0とするモ
ードを選ぶと低消費電力となり、一方、受信部のみを残
して電源をOFFするモードではVTR5bが予約運転
等の制御信号を受け付けることができる。
【0059】他の変形例では、各機器5a、5b、5c
に電源OFFの指示が与えられたときには、一度ネット
ワークを通して他の機器の電源がOFFされているか否
かを判断する。このとき、他にONしている機器が存在
しているときには全回路の通電をOFFする。一方、他
の機器がすべて電源OFFとなっているときには、その
機器は受信部又は記憶部64に記憶されている情報を保
護する待機状態で電源をOFFする。これによって、ネ
ットワークが完全に機能しなくなるのを防止する。
【0060】また、リモートコントローラ5cは電池3
3で運転するので、電池交換が必要となる。電池交換の
ときには、リモートコントローラ5cには電力が供給さ
れず内部に記憶されている情報が失われてしまうので、
電池交換スイッチが押されたり、電池蓋が外されたこと
によって電池交換を検出する電池交換検出手段を備え
て、電池交換を検出したときにはリモートコントローラ
5cに記憶されている情報をネットワークに送信して情
報の待避を行う。そして、電池交換終了後にネットワー
クで一時待避していた情報を受信して電池交換前の状態
とする。
【0061】さらに、実施形態の変形例について説明す
る。図12は図1に示す機器の変形した例を示すブロッ
ク図である。上述のタイプA’、Bの機器では内部情報
を他の機器に送信しておく動作を、所定の時間間隔で定
期的に行う方法や内部情報の状態が変更されたときに行
う行う方法で説明したが、ここでは、大容量コンデンサ
ー91と停電検出部92を備えて、停電検出部92で停
電を検出すると、大容量コンデンサー91に蓄えられて
いる間に内部情報を他の機器に送信するものである。し
たがって、通常の電源オフのときだけでなく停電時にお
いても内部情報をネットワークに送信することができ
る。
【0062】図11に停電検知処理のフローチャートを
示す。停電検知部92で停電を検知すると、制御回路9
5はステップS75は一斉同報により内部情報送信要求
する。データ79は送信先アドレスがすべての機器であ
り、送信元アドレスがVTR5bであり、データ内部情
報が付されている。ステップS80で返信の有無を判断
し、返信がなければステップS75の処理を繰り換え
す。返信されるデータ80は送信先アドレスがVTR5
bであり、送信元アドレスがリモートコントローラ5c
であり、データの受信を示すACKが付される。
【0063】ここで、停電検知部92は図示しないが、
電源構成部のうち、整流部と平滑部の中間から信号を取
り出し、AC100Vの脈流が途絶えたことを検出する
ことによって実現している。電源回路93や制御回路9
5はこれらの処理を実現するために少し変形を受ける
が、送受信部12と記憶部64は図1に示す機器と同一
である。
【0064】以上、説明は停電時に限定して説明した
が、停電があってもシステムが支障なく復旧することが
できるので、使用者の意図で電源をOFFしてネットワ
ーク上の機器の省エネルギーを図ることができ、電力会
社から直接家庭の機器一部の電源を制御し、地域の電力
供給に問題が生じた場合にも被害を最小限に止めること
に適用可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、ネットワークに接続された機器はそれぞれ内
部に内部情報を記憶する自機器内部情報記憶手段を備え
るが、機器の少なくとも1つには他の機器の内部情報を
記憶する他機器情報記憶手段を備える。したがって、他
機器内部情報記憶手段に各機器の内部情報を記憶するこ
とにより、電源のOFFによって内部情報が失われても
電源がONされたときにはネットワークを通して内部情
報を受信することができるので電源をOFFしたときに
消費電力を0とすることができる。このように節電の意
図で不使用の機器の電源をOFFすると、その機器の消
費電力が0となるので省エネルギーの効果が得られる。
また、機器の電源をOFFするときに使用者によって設
定された待機モードで待機する。これによって低消費電
力か再び電源をONするのにリモートコントロールする
ことができるモードを使用者によって設定することがで
きる。また、機器に他の機器から電源OFFの指示があ
った場合に、その機器から待機モードを選択させるメッ
セージを返信して待機モードを設定させる。これによ
り、第1待機モードでは待機消費電力を0とすることが
でき、第2待機モードでは他の機器から電源をONする
ことができるので、使用者の目的に適したモードで電源
をOFFすることができる。
【0066】また、本発明の請求項2では、機器の電源
がOFFされるときに、他機器の運転状況を確認して他
の機器がすべてオフ状態であれば、受信部のみ等の一部
機能を残してネットワークシステムが完全にオフされる
ことがない。
【0067】また、本発明の請求項3では、電池で動作
する機器においても電池交換時に他の機器に一時的に内
部情報を待避させているので電池交換時に内部情報が失
われることがない。
【0068】また、本発明の請求項4では、電池交換終
了時に待避していた内部情報を受信するので電池交換前
の状態に内部情報を復帰することができる。
【0069】また、本発明の請求項5では、通常の電源
オフのときだけでなく停電時においても内部情報をネッ
トワークに送信することができる。
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のリモートコントロール
システムを構成するタイプA、A’の機器のブロック
図。
【図2】 そのリモートコントロールシステムを構成す
るタイプBの機器のブロック図。
【図3】 そのリモートコントロールシステムを構成す
るタイプCの機器のブロック図。
【図4】 そのリモートコントロールシステムのネット
ワークの概念図。
【図5】 そのリモートコントロールシステムを構成す
る機器の具体例を示す図。
【図6】 その第1〜第3のタイプの機器の制御回路の
内部構成を示すブロック図。
【図7】 その制御回路の記憶部の情報メモリマップを
示す図。
【図8】 その機器の電源がOFFされたときの処理を
示すフローチャート。
【図9】 その機器の電源がONされたたときの処理の
フローチャート。
【図10】 その機器の定期的に内部情報を送信する処
理のフローチャート。
【図11】 その機器の停電検知処理のフローチャー
ト。
【図12】 その停電検知処理を行う機器のブロック
図。
【符号の説明】
5a エアコンディショナー 5b VTR 5c リモートコントローラ 11 制御回路 12 送受信部 13 電源回路 14 記憶手段保護手段 15 電源スイッチ 16、17 ダイオード 18 電池 21 制御回路 22 送受信部 23 電源回路 24 電源ONスイッチ 25 自己保持型電源スイッチ 26 電源OFFスイッチ 31 制御回路 32 送受信部 33 電池 40 ネットワーク 60 マイクロコントローラ 61 CPU 62 ROM 64 RAM(記憶部) 65 クロックジェネレータ 66 タイマー部 91 大容量コンデンサー 94 ダイオード

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部と受信部とから成りネットワーク
    を通して互いに双方向に送受信することが可能となる通
    信手段を備えた複数の機器を有するネットワークシステ
    ムにおいて、 前記機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情
    報を記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前
    記機器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶す
    る他機器内部情報記憶手段を備えていること 前記他機器内部情報記憶手段を備えていない機器は、前
    記受信部のみ通電をONする第1の待機モードと、全回
    路への通電をOFFする第2待機モードとを有し、電源
    OFFの指示があったときには使用者によって設定され
    た待機モードに入ること、及び前記他機器内部情報記憶
    手段を備えた機器は前記ネットワークを通して他の機器
    から前記OFFの指示があったときに、前記他の機器に
    待機モードの選択を促すメッセージを送り、前記他の機
    器から受信される待機モードの設定に応じて待機モード
    となること、 を特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 送信部と受信部とから成りネットワーク
    を通して互いに双方向に送受信することが可能となる通
    信手段を備えた複数の機器を有するネットワークシステ
    ムにおいて、 前記機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情
    報を記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前
    記機器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶す
    る他機器内部情報記憶手段を備えていること、及び前記
    機器が電源をOFFしようとするとき、前記通信手段に
    よって前記ネットワークを通して前記機器の運転状況を
    点検し、他のすべての機器の電源がOFFであるときに
    は前記機器は前記受信部のみ通電をONするか前記自機
    器内部情報記憶手段に記憶される内部情報を保護する待
    機状態とし、一方、他に電源がONされている機器が存
    在するときには全回路の通電をOFFすること、 を特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 送信部と受信部とから成りネットワーク
    を通して互いに双方向 に送受信することが可能となる通
    信手段を備えた複数の機器を有するネットワークシステ
    ムにおいて、 前記機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情
    報を記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前
    記機器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶す
    る他機器内部情報記憶手段を備えていること、及び前記
    機器は回路に電力を供給する電池と、前記電池の交換を
    検出する電池交換検出手段とを有し、前記電池の交換時
    に内部情報を前記他機器内部情報記憶手段を備えた他の
    機器に一時的に待避させること、 を特徴とするネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記電池交換の終了したときに待避させ
    ていた情報を受信することを特徴とする請求項3に記載
    のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 送信部と受信部とから成りネットワーク
    を通して互いに双方向に送受信することが可能となる通
    信手段を備えた複数の機器を有するネットワークシステ
    ムにおいて、 前記機器はそれぞれ内部に内部情報を有し、前記内部情
    報を記憶する自機器内部情報記憶手段を備えており、前
    記機器の少なくとも1つは他の機器の内部情報を記憶す
    る他機器内部情報記憶手段を備えていること、及び前記
    他機器内部情報記憶手段を備えていない機器は停電検出
    手段を有しており、一方前記他機器内部情報記憶手段を
    備えた機器は前記ネットワークを通して他の機器から前
    記停電検出の通知があったときに、前記他の機器に待機
    モードの選択を促すメッセージを送り、前記他の機器か
    ら受信される待機モードの設定に応じて待機モードとな
    ること、 を特徴とするネットワークシステム。
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