JP3391544B2 - 調湿材料とその製造法 - Google Patents

調湿材料とその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント系反応生成物
と炭酸ガスとの反応を利用して、建物の室内あるいは収
納箱などの空間の湿度を調節する機能、すなわち、吸放
湿性に優れた建築材料、工作材料として有用かつ高強度
な炭酸硬化体である調湿材料とその製造法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年の
高密閉化、高断熱化された建築物では、湿度の変化に伴
う弊害が発生している。例えば、室内で発生した水分
が、壁面で結露することによって、(1)カビを発生さ
せ、美観を損なう。(2)建物自体の寿命を縮める。
(3)壁体内の断熱材が水分を含み、断熱効果が低下す
る。(4)ダニ・カビの発生により住人の健康障害を起
こす。逆に極端な乾燥状態においては住人の喉を痛めた
り、建物、家具、絵画等へ悪影響を与える。
【0003】このような弊害や悪影響に対処するため
に、従来吸放湿性の建築材料が使用されている。その代
表的なものとして木材、ケイ酸カルシウム材やゼオライ
ト複合材がある。木材は耐火性や寸法安定性に劣り、ケ
イ酸カルシウム材およびゼオライト複合材は原料コスト
が高いという問題がある。
【0004】本発明の課題は、耐久性、耐火性及び高強
度を有する調湿材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、軽量気泡コンクリートを除くセメ
ント系硬化物の粉粒体と水を混合すること、得られた混
合物を加圧下で成形すること及び得られた成形体を炭酸
ガス雰囲気下で養生することにより得られた調湿材料を
要旨とする。
【0006】請求項2の発明は、シリカゲルを少なくと
も2重量%以上含有する請求項1記載の調湿材料を要旨
とする。請求項3の発明は、セメント系硬化物の粉粒体
が、コンクリート、セメントモルタル及びセメント成形
品の粉粒体の少なくとも1種から選ばれる請求項1記載
の調湿材料を要旨とする。
【0007】請求項4の発明は、無機系硬化物中に、炭
酸カルシウムを2〜75重量%とシリカゲルを2重量%
以上、それぞれ分散して含有しており、含有する炭酸カ
ルシウム100重量%に対して炭酸化していないカルシ
ウム成分が酸化カルシウム換算で14重量%以下である
請求項1記載の調湿材料を要旨とする。
【0008】請求項5の発明は、軽量気泡コンクリート
を除くセメント系硬化物の粉粒体と水を混合し、得られ
た混合物を加圧下で成形し、次に得られた成形体を炭酸
ガス雰囲気下で養生することを特徴とする調湿材料の製
造法を要旨とする。本発明で用いることのできるセメン
ト系硬化物としては、早強、超早強、中庸熱、低熱、耐
耐硫酸塩、白色などのポルトランドセメント、高炉セメ
ント、シリカセメント、フライアッシュセメント及びそ
れらの混合物を出発原料とするコンクリート;セメント
モルタル;押出しセメント成形板、石綿スレート板、木
毛セメント板、木片セメント板、パルプセメント板等の
セメント成形品を挙げることができる。これらのセメン
ト系硬化物は、一度使用された廃材でも使用できる。
【0009】セメント系硬化物をそのまま炭酸化した場
合、水及び炭酸ガスが内部まで移動するのが非常に困難
であり、炭酸化反応が非常に遅くなる。また炭酸化によ
って生じる収縮現象が材料表層部と内部とで異なること
で、亀裂が発生する。そこで本発明ではセメント系硬化
物を粉粒体にし、水と混合し加圧下で成形して使用す
る。粉粒体を水との混合物として加圧成形したものは、
いわゆる水を介した粒子の集合体であるため、非常に早
く材料内部まで炭酸ガスや水の移動が起こる。したがっ
て反応が早く進行し、材料表層部と内部での反応に伴う
収縮の差は少なく、亀裂が発生しにくくなる。
【0010】粉粒体の大きさは、加圧成形方法によって
も異なる。例えばプレス成形方法では、粉粒体の大きさ
は平均粒径1μ〜1mmが好ましく、これよりも小さい
と、大きな圧力が必要となり、かつ炭酸ガスが内部まで
浸透しなくなる。また1mmよりも大きくなると、十分
な強度を有する材料を得ることが困難となる。なおセメ
ント系硬化物中のコンクリート、モルタルなどに含まれ
る反応に関与しない骨材の大きさは関係ない。本発明で
はセメント系硬化物中に含まれているケイ酸カルシウム
水和物あるいは未反応セメント粒子の大きさが重要であ
る。
【0011】粉粒体と水との混合割合についても、成形
方法によって異なるが、プレス成形においては、粉粒体
100重量部に対し、水5〜60重量部が好ましい。こ
の範囲より水が多くなると、加圧成形において、水排出
のために大きな加圧力が必要となるばかりでなく、成形
体に水が移動した層が形成され層間剥離を生じてしま
う。また少なくなると、粉粒体の圧密に大きな加圧力が
必要であると同時に、炭酸化に必要な水が不足し、反応
に支障をきたす。
【0012】成形時の圧力は、一軸プレス成形法では、
20〜400kgf/cm2(1.96〜39.2MP
a)が好ましい。これより小さいと、加圧成形体並びに
炭酸硬化体である無機系硬化物の強度が十分でなく、大
きいと成形体が緻密になりすぎ、炭酸化反応が内部まで
進行しなくなるばかりでなく、粉粒体の移動に伴う層間
上の亀裂を発生することになる。
【0013】加圧成形は、一軸プレス成形法のほか、押
出し成形法、圧延成形法、加圧鋳込み法などが通常採用
され、方法には特に制限がない。成形物は次に炭酸ガス
雰囲気下で養生される。このときの反応速度は、温度、
湿度、炭酸ガス濃度、圧力などに影響される。特に湿度
は成形物中に水分が存在するように調整されなければな
らない。成形物が乾燥状態になると、炭酸化反応が著し
く遅くなるからである。温度、炭酸ガス濃度、圧力に関
しては、高いほど炭酸化反応は早く進行する。
【0014】この炭酸化反応に用いる装置としては、密
閉容器が一般的である。密閉容器の利点は加圧などの操
作が容易なことである。また炭酸ガスが流れるトンネル
状、垂直塔状などの開放式養生容器も使用できる。この
場合には連続的な養生が可能となる。さらに炭酸ガスと
して、燃焼排ガスを利用することも、あるいは脱気後加
圧炭酸ガスによる養生も可能である。炭酸化の割合は、
成形物中に含有するカルシウムが、どれだけ炭酸カルシ
ウムに変化したかで判断できる。
【0015】本発明は炭酸化によって強度を増加させて
おり、炭酸化量が多いほど生成する無機系硬化物の力学
的性質は向上する。炭酸化量は成形体に含有するカルシ
ウム成分の80%以上である必要がある。それ以下で
は、強度が低く脆い無機系硬化物となる。言い替えると
硬化物中に含有する炭酸カルシウム100重量%に対し
て、炭酸化していないカルシウム成分が、酸化カルシウ
ム換算で14%以下でなければならない。また炭酸カル
シウムが、硬化物中にほぼ均一に分散していなければな
らない。なぜなら表層のみに炭酸カルシウムが存在する
ことは、シリカゲルの存在も表層に限られることにな
り、吸湿量が少なくなるばかりでなく、湿分の徐放性が
劣るからである。
【0016】
【作用】セメント系硬化物の主バインダーはケイ酸カル
シウム水和物である。このケイ酸カルシウム水和物が水
の存在下で二酸化炭素と接触すると、ケイ酸カルシウム
水和物からカルシウムイオンが溶出し、炭酸水素溶液と
化学反応し、炭酸カルシウムあるいは炭酸水素カルシウ
ムを生成する。
【0017】ケイ酸カルシウム水和物は、カルシウムイ
オンが溶出した後は、形状的にはもとのケイ酸カルシウ
ム水和物の形を保持した状態で、1〜数nmの平均細孔
径を持つシリカゲル(シリカスケルトンゲル)となる。
シリカゲルは従来より知られているように、吸着特性に
優れている。そのため、炭酸化した前記セメント系硬化
物は、材料の外部の湿度変化に応じて吸湿、放湿をする
ことができるいわゆる調湿性が発揮される。
【0018】しかし、前記セメント系硬化物になんら手
を加えず、炭酸化させても、緻密な組織によって内部ま
で二酸化炭素が浸透しない。さらに炭酸ガスを高圧で接
触させ、内部まで炭酸化を強制的に進行させようとする
と、材料の収縮によって、亀裂が発生したりする。
【0019】これに対して、本発明は、前記セメント系
硬化物又は、その廃材を一旦粉砕し粉粒体とし、水と混
合し、さらに加圧成形した前駆体をつくり、これを炭酸
化させる。この方法による炭酸化は、材料の内部まで二
酸化炭素が浸透し易く、炭酸化が早く進行する。また、
出発原料(セメント系硬化物の種類)、その粉粒体の粉
末度、成形圧力、含有するケイ酸カルシウム水和物、水
量などの条件によって変化するが、炭酸化によって亀裂
の発生しない炭酸硬化成形体である無機系硬化物を製造
することができる。
【0020】得られるこの無機系硬化物中には、必ず炭
酸カルシウムを2〜75重量%とシリカゲルを2〜60
重量%を、それぞれ分散して必ず含有している。炭酸カ
ルシウムは用いるセメント系硬化物及び反応条件により
異なるが、カルサイト、アラゴナイト、バテライトなど
の異なった構造の鉱物として、硬化物中に存在してい
る。
【0021】シリカゲルは、炭酸硬化成形体の断面の電
磁顕微鏡による観察及びX線回折、前記成形体の一部を
サリチル酸処理、塩酸処理およびアルカリ性溶液処理等
を順次行なう湿式分析、並びに塩酸処理による炭酸ガス
発生量の分析を総合して判定できる。詳細は「第47回
セメント技術大会講演集」第450〜455頁(199
3年)、「第45回セメント技術大会講演集」第270
〜275頁(1991年)、及びJIS R9101
「石コウの化学分析方法、無水炭酸の定量法」に記載さ
れている。
【0022】調湿に対する性能は、材料中に含有するシ
リカゲルの量に影響される。そこで材料中に含有するシ
リカゲルが2重量%以上であることが調湿材料として必
要である。含有するシリカゲルが2重量%未満の場合に
は、調湿性が劣るばかりでなく、材料のバインダー原料
であるケイ酸カルシウム水和物が少ないことを意味する
ため、材料の強度が低くなる。基本的にはシリカゲルの
含有量が大きいほど調湿性に優れた材料となる。ただ用
いるセメント系硬化材料にもよるが、60重量%の含有
が限界である。
【0023】
【比較例1】次に、具体的に本発明の効果を比較例およ
び実施例をもって説明する。まず最初に、セメントモル
タルの成形方法と調湿測定の実験方法を比較例として示
す。
【0024】普通ポルトランドセメント20重量部及び
珪砂(JIS規定の標準珪砂同等品)80重量部を水1
3重量部と共に攪拌混合して、型枠に打設した。養生は
20℃相対湿度90%で10週間行なった。このモルタ
ルの圧縮強度は250kg/cm2(24.5MP
a)、曲げ強度は40kg/cm2(3.9MPa)で
あった。
【0025】この10週間養生したモルタルを100×
100×15mmの寸法に切断し、60℃の通風状態下
で24時間乾燥させた後、100×100mmの1面を
残して後の5面をアルミニウム製粘着テープで覆った。
この試験体を秤量後恒温恒湿チャンバーに入れた。恒温
恒湿チャンバーは、図1に示す温度湿度曲線になるよう
に制御し、7サイクル連続して繰り返した。6サイクル
目及び7サイクル目に、1時間ごとの試験体の重量を計
測した。その結果を単位面積あたりの平均吸湿量(単
位:g/m2)、および単位サイクル中における調湿力
を数式1により算出した。そして、その調湿力を表1に
示した。
【0026】
【数1】
【0027】
【表1】
【0028】
【実施例1】比較例1に記載した同じ方法で打設及び養
生したモルタルを、ボールミルで粉砕し、粉末度500
0cm/g(ブレーン法による測定)の粉粒体とした。
この粉粒体100重量部と水25重量部を混合し、型枠
に入れ、100kgf/cm 2(9.8MPa)の圧力
で加圧成形し、100×100×15mmの成形体を得
た。得られた成形体を温度30℃、相対湿度85〜95
%の雰囲気に設定した容器内に静置し、濃度50〜10
0%の炭酸ガスで容器内を満たした。96時間後成形体
を取り出し、60℃の通風状態下で24時間乾燥させ
た。この成形体に含有するカルシウムの94%が炭酸化
しており、成形体中に4%のシリカゲルが存在すること
が、前記のX線回折、湿式シリカゲル定量分析から判明
した。また、曲げ強度は52kgf/cm2(5.1M
Pa)であった。
【0029】得られた成形体の100×100mmの1
面を残して後の5面をアルミニウム製粘着テープで覆っ
た。この試験体を秤量後恒温恒湿チャンバーに入れた。
恒温恒湿チャンバーは、図1に示す温度湿度曲線になる
よう制御し、7サイクル連続して繰り返した。6サイク
ル目及び7サイクル目に、1時間ごと試験体の重量を計
測した。その結果を比較例1と同じ算出方法で単位面積
あたりの平均吸湿量(単位:g/m2)、および調湿力
(g/m2・%)として表1に示す。
【0030】その結果、単位面積あたりの吸湿量及び調
湿力、すなわち湿度の日変動に対する応答性はともに、
実施例の方が調湿性能に優れていることがわかる。この
実施例で得られた調湿材料は、建材として住宅の間仕切
り、床、天井、押入れの壁面や、美術品の収納容器、博
物館、美術館の展示室や倉庫の内壁等の用途に有効に利
用できる。
【0031】本発明はその根本的技術思想を踏襲して発
明の効果を著しく損なわない程度において前記実施の態
様を一部変更して実施することができる。例えば、調湿
材料には、補強繊維、充填材、バインダー等が混入され
ていてもよい。この場合、補強繊維としては,木質繊
維、合成繊維等の有機質繊維、硝子繊維、炭素繊維、各
種鉱物繊維などの無機質繊維を使用することができる。
特にガラス繊維はセメント製品にはアルカリ劣化の問題
があるが、本発明では、劣化が少ないため使用が可能で
ある。補強繊維の混入量は、成形体の強度や靱性を向上
させる場合には0.5〜5.0容量%添加される。
【0032】前記充填材としては、珪砂、ケイ藻土、前
記以外の粘土鉱物、非晶質シリカ、シラスバルーン、軽
量骨材、樹脂粒子等の普通のセメント成形体に使用可能
な充填材を使用できる。また前記バインダーとしては、
加圧成形工程での強度を向上させるためのポリビニルア
ルコールやポリエチレングリコール等が使用される。
【0033】
【発明の効果】以上発明したように、本発明は、コンク
リート、モルタル、セメント製品あるいはそれらの廃材
を原料として、粉粒体とし水と混合した後、加圧成形し
次いで炭酸化反応に処した材料と製造法である。この材
料中には大きな比表面積を有するシリカゲルが存在して
いるので、優れた調湿性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】比較例1及び実施例1における恒温恒湿チャン
バーの運転条件を示す線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 14:06 C04B 14:28 14:28) (56)参考文献 特開 平7−25679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/26 - 53/28 B01J 20/00 - 20/34 C04B 2/00 - 32/02 C04B 40/00 - 40/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量気泡コンクリートを除くセメント系
    硬化物の粉粒体と水を混合すること、得られた混合物を
    加圧下で成形すること及び得られた成形体を炭酸ガス雰
    囲気下で養生することにより得られた調湿材料。
  2. 【請求項2】 シリカゲルを少なくとも2重量%以上含
    有する請求項1記載の調湿材料。
  3. 【請求項3】 前記セメント系硬化物の粉粒体が、コン
    クリート、セメントモルタル及びセメント成形品の粉粒
    体の少なくとも1種から選ばれる請求項1記載の調湿材
    料。
  4. 【請求項4】 無機系硬化物中に、炭酸カルシウムを2
    〜75重量%とシリカゲルを2重量%以上、それぞれ分
    散して含有しており、含有する炭酸カルシウム100重
    量%に対して炭酸化していないカルシウム成分が酸化カ
    ルシウム換算で14重量%以下である請求項1記載の調
    湿材料。
  5. 【請求項5】 軽量気泡コンクリートを除くセメント系
    硬化物の粉粒体と水を混合し、得られた混合物を加圧下
    で成形し、次に得られた成形体を炭酸ガス雰囲気下で養
    生することを特徴とする調湿材料の製造法。
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