JP3389315B2 - コネクションレス通信におけるメッセージ転送方法及び装置 - Google Patents
コネクションレス通信におけるメッセージ転送方法及び装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆網を用いてコネク
ションレス通信を実現するメッセージ転送方法及び装置
に関する。
ションレス通信を実現するメッセージ転送方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信を高速化を目的として処
理の簡略化が要求されており、公衆電話網で行われてい
る発呼処理を省略するコネクションレス通信の開発が進
められている。
理の簡略化が要求されており、公衆電話網で行われてい
る発呼処理を省略するコネクションレス通信の開発が進
められている。
【0003】コネクションレス通信は、通信開始時に呼
設定を行わず、発信者がメッセージに着信者の着信番号
を付加して交換機へ送信し、交換機がこのメッセージに
付加された着信番号を解析して着信者あるいは中継局ま
での経路を特定し(ルーティング処理)、この経路を介
してメッセージの転送を行う。このため、交換機は、メ
ッセージ毎に着信番号の解析を行う必要があり、解析を
高速に行う必要がある。
設定を行わず、発信者がメッセージに着信者の着信番号
を付加して交換機へ送信し、交換機がこのメッセージに
付加された着信番号を解析して着信者あるいは中継局ま
での経路を特定し(ルーティング処理)、この経路を介
してメッセージの転送を行う。このため、交換機は、メ
ッセージ毎に着信番号の解析を行う必要があり、解析を
高速に行う必要がある。
【0004】以下、従来のコネクションレス通信につい
て説明する。コネクションレス通信網の各交換機は、着
信番号の解析とルーティング処理とを行うコネクション
レス機能部を備える。
て説明する。コネクションレス通信網の各交換機は、着
信番号の解析とルーティング処理とを行うコネクション
レス機能部を備える。
【0005】コネクションレス機能部は、網に含まれる
全ての交換機の着信番号と、自交換網に含まれる全ての
端末の着信番号とを格納すると同時に、各着信番号に対
応するルーティング情報を格納する。そして、交換機に
メッセージが到着したときに、このメッセージから着信
番号を検出し、この着信番号の上位所定桁数(例えば市
内局番)が自交換網の着信番号と一致するか否かを判別
する。
全ての交換機の着信番号と、自交換網に含まれる全ての
端末の着信番号とを格納すると同時に、各着信番号に対
応するルーティング情報を格納する。そして、交換機に
メッセージが到着したときに、このメッセージから着信
番号を検出し、この着信番号の上位所定桁数(例えば市
内局番)が自交換網の着信番号と一致するか否かを判別
する。
【0006】ここで、前記着信番号の上位所定桁数が自
交換網の着信番号と一致する場合には、前記着信番号の
下位の番号に基づいて自交換網に含まれる端末へのルー
ティング情報を検索する。そして、検出したルーティン
グ情報を交換機へ通知してスイッチング回路の送信経路
を切り換え、メッセージを送信する。
交換網の着信番号と一致する場合には、前記着信番号の
下位の番号に基づいて自交換網に含まれる端末へのルー
ティング情報を検索する。そして、検出したルーティン
グ情報を交換機へ通知してスイッチング回路の送信経路
を切り換え、メッセージを送信する。
【0007】一方、前記着信番号の上位桁数が自交換網
の着信番号と不一致の場合には、この上位桁数の番号を
着信番号として有する他交換機のルーティング情報を検
索する。検索されたルーティング情報を交換機へ通知
し、スイッチング回路の送信経路を他交換機へ切り換え
てメッセージを送信する。
の着信番号と不一致の場合には、この上位桁数の番号を
着信番号として有する他交換機のルーティング情報を検
索する。検索されたルーティング情報を交換機へ通知
し、スイッチング回路の送信経路を他交換機へ切り換え
てメッセージを送信する。
【0008】ところで、上記したコネクションレス通信
網の規模は、コネクションレス機能部の記憶容量に依存
しており、網の規模拡大が制限されるという問題があ
る。また、網の拡大に伴って記憶容量を拡大した場合
に、検索データ量の増加に対応する高速な検索機能を設
けなければならず、交換機の処理機能の増設が困難にな
る。
網の規模は、コネクションレス機能部の記憶容量に依存
しており、網の規模拡大が制限されるという問題があ
る。また、網の拡大に伴って記憶容量を拡大した場合
に、検索データ量の増加に対応する高速な検索機能を設
けなければならず、交換機の処理機能の増設が困難にな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、前
記問題点に鑑みてなされたものであり、コネクションレ
ス機能の規模を最小限に抑え、網規模の拡大と交換機の
処理能力の増加を図ることを課題とする。
記問題点に鑑みてなされたものであり、コネクションレ
ス機能の規模を最小限に抑え、網規模の拡大と交換機の
処理能力の増加を図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手投】本発明は、前記課題を解
決する方法及び装置であり、これらの構成を以下に示
す。
決する方法及び装置であり、これらの構成を以下に示
す。
【0011】本発明では、コネクションレス通信網の各
交換機1にメッセージのルーティングを行うコネクショ
ンレスサーバ2を接続しており、このコネクションレス
サーバ2に着信番号毎のルーティング情報を登録する手
段として、所定個数の着信番号に対応するルーティング
情報のみを登録した第1登録手段3と、第1登録手段3
に登録された着信番号以外の全ての着信番号に対応する
ルーティング情報を格納する第2登録手投4を設けてい
る。
交換機1にメッセージのルーティングを行うコネクショ
ンレスサーバ2を接続しており、このコネクションレス
サーバ2に着信番号毎のルーティング情報を登録する手
段として、所定個数の着信番号に対応するルーティング
情報のみを登録した第1登録手段3と、第1登録手段3
に登録された着信番号以外の全ての着信番号に対応する
ルーティング情報を格納する第2登録手投4を設けてい
る。
【0012】以下、本発明のコネクションレス通信にお
けるメッセージ転送方法について図1、図2、及び図3
に沿って説明する。本発明の第1の方法について図1に
沿って説明する。
けるメッセージ転送方法について図1、図2、及び図3
に沿って説明する。本発明の第1の方法について図1に
沿って説明する。
【0013】すなわち、本発明の第1の方法は、交換機
1がメッセージを受信したときに前記メッセージに付加
された着信番号を検出する着信番号検出ステップ101
と、この着信番号検出ステップ101で検出した着信番
号に基づいて第1登録手段3を検索する主検索ステップ
102と、この主検索ステップ102において前記着信
番号に対応するルーティング情報が検索出来なかったと
き、つまり第1登録手段3に前記着信番号に対応するル
ーティング情報が未登録のときに前記着信番号に基づい
て第2登録手段4を検索する副検索ステップ104と、
主検索ステップ102あるいは副検索ステップ104で
検索されたルーティング情報を交換機1に通知するルー
ティング情報通知ステップ103または105とを含む
処理をコネクションサーバ2が実行するようにした。
1がメッセージを受信したときに前記メッセージに付加
された着信番号を検出する着信番号検出ステップ101
と、この着信番号検出ステップ101で検出した着信番
号に基づいて第1登録手段3を検索する主検索ステップ
102と、この主検索ステップ102において前記着信
番号に対応するルーティング情報が検索出来なかったと
き、つまり第1登録手段3に前記着信番号に対応するル
ーティング情報が未登録のときに前記着信番号に基づい
て第2登録手段4を検索する副検索ステップ104と、
主検索ステップ102あるいは副検索ステップ104で
検索されたルーティング情報を交換機1に通知するルー
ティング情報通知ステップ103または105とを含む
処理をコネクションサーバ2が実行するようにした。
【0014】上記の主検索ステップ102において前記
着信番号に対応するルーティング情報が第1登録手段3
に未登録であり、副検索ステップ104で前記着信番号
に対応するルーティング情報を第2登録手段4から検出
した場合には、上記のステップに加えて、副検索ステッ
プ104で検索された着信番号とこれに対応するルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理ステ
ップ106を実行するようにしてもよい。この番号管理
ステップ106は、ルーティング情報通知ステップ10
5の後に実行するものとする。
着信番号に対応するルーティング情報が第1登録手段3
に未登録であり、副検索ステップ104で前記着信番号
に対応するルーティング情報を第2登録手段4から検出
した場合には、上記のステップに加えて、副検索ステッ
プ104で検索された着信番号とこれに対応するルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理ステ
ップ106を実行するようにしてもよい。この番号管理
ステップ106は、ルーティング情報通知ステップ10
5の後に実行するものとする。
【0015】また、第1登録手段3に新規なルーティン
グ情報を登録する手順は、 (1)交換機1がメッセージを受信したとき、このメッ
セージの発信者の着信番号を検出する発信元番号検出ス
テップ301 (2)メッセージの受信経路を参照して前記着信番号に
対応するルーティング情報を特定するルーティング情報
特定ステップ302 (3)発信元番号検出ステップ301で検出した発信者
の着信番号とルーティング情報特定ステップ302で特
定したルーティング情報とを第1登録手段3へ書き込む
番号管理ステップ302とを含む手順としてもよい。上
記(2)のルーティング情報特定ステップ302では、
例えば交換機1の備えるスイッチング回路を参照して当
該メッセージの受信経路を判別し、ルーティング情報を
特定する。
グ情報を登録する手順は、 (1)交換機1がメッセージを受信したとき、このメッ
セージの発信者の着信番号を検出する発信元番号検出ス
テップ301 (2)メッセージの受信経路を参照して前記着信番号に
対応するルーティング情報を特定するルーティング情報
特定ステップ302 (3)発信元番号検出ステップ301で検出した発信者
の着信番号とルーティング情報特定ステップ302で特
定したルーティング情報とを第1登録手段3へ書き込む
番号管理ステップ302とを含む手順としてもよい。上
記(2)のルーティング情報特定ステップ302では、
例えば交換機1の備えるスイッチング回路を参照して当
該メッセージの受信経路を判別し、ルーティング情報を
特定する。
【0016】また、第1登録手段3には所定個数の着信
番号に対応するルーティング情報が登録されており、空
き領域が存在しない。このため、副検索ステップ104
で検出した着信番号及びルーティング情報を登録する場
合、あるいはルーティング情報特定ステップ302で特
定したルーティング情報を登録する場合に、ある領域の
ルーティング情報を書き換える必要がある。この必要性
に応じて本発明の番号管理ステップ106または303
を以下の手順から構成する。
番号に対応するルーティング情報が登録されており、空
き領域が存在しない。このため、副検索ステップ104
で検出した着信番号及びルーティング情報を登録する場
合、あるいはルーティング情報特定ステップ302で特
定したルーティング情報を登録する場合に、ある領域の
ルーティング情報を書き換える必要がある。この必要性
に応じて本発明の番号管理ステップ106または303
を以下の手順から構成する。
【0017】第1に、番号管理ステップ106または3
03は、 (10)第1登録手段3に登録された各ルーティング情
報のうち検索回数が最少のルーティング情報を判別する
検索回数判別ステップ (11)検索回数判別ステップで判別したルーティング
情報を副検索ステップで検索したルーティング情報ある
いはルーティング情報特定ステップで特定したルーティ
ング情報へ書き換える書換ステップ とを含むようにした。
03は、 (10)第1登録手段3に登録された各ルーティング情
報のうち検索回数が最少のルーティング情報を判別する
検索回数判別ステップ (11)検索回数判別ステップで判別したルーティング
情報を副検索ステップで検索したルーティング情報ある
いはルーティング情報特定ステップで特定したルーティ
ング情報へ書き換える書換ステップ とを含むようにした。
【0018】第2に、番号管理ステップ106または3
03は、 (20)第1登録手投3に登録されたルーティング情報
のうち、最終検索時刻から特定時間が経過したルーティ
ング情報を判別する検索時刻判別ステップ (21)検索時刻判別ステップで判別したルーティング
情報を第1登録手段3から削除するデリートステップ (22)デリートステップにより空き状態となった領域
に副検索ステップで検出したルーティング情報、あるい
はルーティング情報特定ステップで特定したルーティン
グ情報を書き込むルーティング情報書込ステップを含む
ようにした。
03は、 (20)第1登録手投3に登録されたルーティング情報
のうち、最終検索時刻から特定時間が経過したルーティ
ング情報を判別する検索時刻判別ステップ (21)検索時刻判別ステップで判別したルーティング
情報を第1登録手段3から削除するデリートステップ (22)デリートステップにより空き状態となった領域
に副検索ステップで検出したルーティング情報、あるい
はルーティング情報特定ステップで特定したルーティン
グ情報を書き込むルーティング情報書込ステップを含む
ようにした。
【0019】第3に、番号管理ステップ106または3
03は、 (30)第1登録手段3に登録されたルーティング情報
のうち最終検索時刻が最古のルーティング情報を判別す
る最終検索時刻判別ステップ (31)最終検索時刻判別ステップで判別したルーティ
ング情報を、副検索ステップで検出したルーティング情
報あるいはルーティング情報特定ステップで特定したル
ーティング情報へ書き換える書換ステップ を含むようにした。
03は、 (30)第1登録手段3に登録されたルーティング情報
のうち最終検索時刻が最古のルーティング情報を判別す
る最終検索時刻判別ステップ (31)最終検索時刻判別ステップで判別したルーティ
ング情報を、副検索ステップで検出したルーティング情
報あるいはルーティング情報特定ステップで特定したル
ーティング情報へ書き換える書換ステップ を含むようにした。
【0020】次に、本発明の第2の方法について図2に
沿って説明する。すなわち、本発明の第2の方法は、交
換機1がメッセージを受信したときに前記メッセージに
付加された着信番号を検出する着信番号検出ステップ2
01と、この着信番号検出ステップ201で検出した着
信番号に基づいて第1登録手段3を検索する主検索ステ
ップ202と、この主検索ステップ202で検出された
ルーティング情報を交換機1へ通知するルーティング情
報通知ステップ203と、主検索ステップ202におい
て前記着信番号に対応するルーティング情報が第1登録
手段3に未登録のときに前記メッセージを前記交換機1
に接続されている全ての端末あるいは交換機1へ送信す
る同報ステップ204とをコネクションサーバ2が実行
するようにした。尚、同報ステップ204では、着信番
号から特定される少なくとも一つの交換機1あるいは端
末だけにメッセージの送信を行うようにしてもよい。
沿って説明する。すなわち、本発明の第2の方法は、交
換機1がメッセージを受信したときに前記メッセージに
付加された着信番号を検出する着信番号検出ステップ2
01と、この着信番号検出ステップ201で検出した着
信番号に基づいて第1登録手段3を検索する主検索ステ
ップ202と、この主検索ステップ202で検出された
ルーティング情報を交換機1へ通知するルーティング情
報通知ステップ203と、主検索ステップ202におい
て前記着信番号に対応するルーティング情報が第1登録
手段3に未登録のときに前記メッセージを前記交換機1
に接続されている全ての端末あるいは交換機1へ送信す
る同報ステップ204とをコネクションサーバ2が実行
するようにした。尚、同報ステップ204では、着信番
号から特定される少なくとも一つの交換機1あるいは端
末だけにメッセージの送信を行うようにしてもよい。
【0021】上記同報ステップ204の実行後に、前記
着信番号に基づいて第2登録手段4を検索する副検索ス
テップ205を実行するようにしてもよい。この場合
は、副検索ステップ205で検出した着信番号とルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理ステ
ップ206を備えることが好ましい。この番号管理ステ
ップ206におけるルーティング情報の書込手順は前述
の第1の方法と同様であり、説明は省略する。
着信番号に基づいて第2登録手段4を検索する副検索ス
テップ205を実行するようにしてもよい。この場合
は、副検索ステップ205で検出した着信番号とルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理ステ
ップ206を備えることが好ましい。この番号管理ステ
ップ206におけるルーティング情報の書込手順は前述
の第1の方法と同様であり、説明は省略する。
【0022】次に、本発明のコネクションレス通信にお
けるメッセージ転送装置について説明する。本発明の第
1の装置は、前述した第1のメッセージ転送方法を実現
するための装置であり、この構成を図4に沿って説明す
る。
けるメッセージ転送装置について説明する。本発明の第
1の装置は、前述した第1のメッセージ転送方法を実現
するための装置であり、この構成を図4に沿って説明す
る。
【0023】<発明の第1の装置>本発明の第1の装置
は、交換機1にコネクションレスサーバ2を接続し、あ
るいは交換機1内にコネクションレスサーバ2を設けて
構成されている。
は、交換機1にコネクションレスサーバ2を接続し、あ
るいは交換機1内にコネクションレスサーバ2を設けて
構成されている。
【0024】コネクションレスサーバ2は、交換機1が
メッセージを受信したときに前記メッセージに付加され
た着信番号を検出する着信番号検出手段5と、この着信
番号検出手段5が検出した着信番号に基づいて第1登録
手段3を検索する主検索手段6と、前記着信番号に対応
するルーティング情報が前記第1登録手段3に未登録の
ときに第2登録手段4を検索する副検索手段7と、前記
主検索手段6あるいは副検索手段7が検出したルーティ
ング情報を前記交換機1へ通知するルーティング情報通
知手段8とを備えている。
メッセージを受信したときに前記メッセージに付加され
た着信番号を検出する着信番号検出手段5と、この着信
番号検出手段5が検出した着信番号に基づいて第1登録
手段3を検索する主検索手段6と、前記着信番号に対応
するルーティング情報が前記第1登録手段3に未登録の
ときに第2登録手段4を検索する副検索手段7と、前記
主検索手段6あるいは副検索手段7が検出したルーティ
ング情報を前記交換機1へ通知するルーティング情報通
知手段8とを備えている。
【0025】さらに、コネクションレスサーバ2は、副
検索手段7が検出した着信番号とこれに対応するルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理手段
9を備えるようにしてもよい。
検索手段7が検出した着信番号とこれに対応するルーテ
ィング情報とを第1登録手段3へ書き込む番号管理手段
9を備えるようにしてもよい。
【0026】また、コネクションレスサーバ2は、交換
機1がメッセージを受信したときに、このメッセージか
らメッセージの発信者の着信番号を検出する発信元番号
検出手段10と、メッセージの受信経路を参照して交換
機1から前記発信者へのルーティング情報を特定するル
ーティング情報特定手段11と、前記発信元番号検出手
段10が検出した発信元の着信番号と前記ルーティング
情報特定手段11が特定したルーティング情報とを前記
第1登録手投3へ書き込む番号管理手段9とを備えるよ
うにしてもよい。
機1がメッセージを受信したときに、このメッセージか
らメッセージの発信者の着信番号を検出する発信元番号
検出手段10と、メッセージの受信経路を参照して交換
機1から前記発信者へのルーティング情報を特定するル
ーティング情報特定手段11と、前記発信元番号検出手
段10が検出した発信元の着信番号と前記ルーティング
情報特定手段11が特定したルーティング情報とを前記
第1登録手投3へ書き込む番号管理手段9とを備えるよ
うにしてもよい。
【0027】さらに、番号管理手段9は、第1登録手段
3に登録されたルーティング情報のうち検索回数が最少
のルーティング情報を判別する検索回数判別部と、この
検索回数判別部が判別したルーティング情報を前記副検
索手段7が検出したルーティング情報あるいはルーティ
ング情報特定手段11が特定したルーティング情報へ書
き換える書換部とからなるようにしてもよい。
3に登録されたルーティング情報のうち検索回数が最少
のルーティング情報を判別する検索回数判別部と、この
検索回数判別部が判別したルーティング情報を前記副検
索手段7が検出したルーティング情報あるいはルーティ
ング情報特定手段11が特定したルーティング情報へ書
き換える書換部とからなるようにしてもよい。
【0028】また、番号管理手段9は、第1登録手段3
に登録された各ルーティング情報のうち、最終検索時刻
から特定時間を経過したルーティング情報を判別する検
索時刻判別部と、この検索時刻判別部が判別したルーテ
ィング情報を前記第1登録手段3から削除するデリート
部と、このデリート部により空き状態となった領域に副
検索手段7が検出したルーティング情報あるいはルーテ
ィング情報特定手段11が特定したルーティング情報を
書き込むルーティング情報書込部とからなるようにして
もよい。
に登録された各ルーティング情報のうち、最終検索時刻
から特定時間を経過したルーティング情報を判別する検
索時刻判別部と、この検索時刻判別部が判別したルーテ
ィング情報を前記第1登録手段3から削除するデリート
部と、このデリート部により空き状態となった領域に副
検索手段7が検出したルーティング情報あるいはルーテ
ィング情報特定手段11が特定したルーティング情報を
書き込むルーティング情報書込部とからなるようにして
もよい。
【0029】さらに、番号管理手段9は、第1登録手段
3に登録された各ルーティング情報のうち最終検索時刻
が最古のルーティング情報を判別する最終検索時刻判別
部と、この最終検索時刻判別部が判別したルーティング
情報を副検索手段7が検出したルーティング情報あるい
はルーティング情報特定手段11が特定したルーティン
グ情報へ書き換える書換部とからなるようにしてもよ
い。
3に登録された各ルーティング情報のうち最終検索時刻
が最古のルーティング情報を判別する最終検索時刻判別
部と、この最終検索時刻判別部が判別したルーティング
情報を副検索手段7が検出したルーティング情報あるい
はルーティング情報特定手段11が特定したルーティン
グ情報へ書き換える書換部とからなるようにしてもよ
い。
【0030】次に、本発明の第2の装置の構成について
図5に沿って説明する。 <本発明の第2の装置>本発明の第2の装置は、前述し
た第2のメッセージ転送方法を実現する装置であり、交
換機1にコネクションレスサーバ2を接続し、あるいは
交換機1内にコネクションレスサーバ2を設けて構成さ
れている。
図5に沿って説明する。 <本発明の第2の装置>本発明の第2の装置は、前述し
た第2のメッセージ転送方法を実現する装置であり、交
換機1にコネクションレスサーバ2を接続し、あるいは
交換機1内にコネクションレスサーバ2を設けて構成さ
れている。
【0031】コネクションレスサーバ2は、交換機1が
メッセージを受信したときに前記メッセージに付加され
た着信番号を検出する着信番号検出手段5と、この着信
番号検出手段5が検出した着信番号に基づいて第1登録
手段3を検索する主検索手段6と、この主検索手段6が
検出したルーティング情報を交換機1へ通知するルーテ
ィング情報通知手段8と、前記着信番号に対応するルー
ティング情報が第1登録手段3に未登録のときに前記メ
ッセージを交換機1に接続されている全ての交換機1ま
たは端末へ転送する同報手段12とを備えている。ここ
で、同報手段12は、着信番号から特定される少なくと
も一つの交換機1あろいは端末だけにメッセージを送信
するようにしてもよい。
メッセージを受信したときに前記メッセージに付加され
た着信番号を検出する着信番号検出手段5と、この着信
番号検出手段5が検出した着信番号に基づいて第1登録
手段3を検索する主検索手段6と、この主検索手段6が
検出したルーティング情報を交換機1へ通知するルーテ
ィング情報通知手段8と、前記着信番号に対応するルー
ティング情報が第1登録手段3に未登録のときに前記メ
ッセージを交換機1に接続されている全ての交換機1ま
たは端末へ転送する同報手段12とを備えている。ここ
で、同報手段12は、着信番号から特定される少なくと
も一つの交換機1あろいは端末だけにメッセージを送信
するようにしてもよい。
【0032】この装置において、コネクションレスサー
バ2に、同報手段12がメッセージを転送した後に、第
2登録手段4を検索して着信番号検出手段5が検出した
着信番号に対応するルーティング情報を検出する副検索
手段7と、この副検索手段7が検出したルーティング情
報を前記第1登録手段3へ書き込む番号管理手段9とを
備えるようにしてもよい。このとき、番号管理手段9の
内部構成は前述の第1の装置と同様であり、説明は省略
する。
バ2に、同報手段12がメッセージを転送した後に、第
2登録手段4を検索して着信番号検出手段5が検出した
着信番号に対応するルーティング情報を検出する副検索
手段7と、この副検索手段7が検出したルーティング情
報を前記第1登録手段3へ書き込む番号管理手段9とを
備えるようにしてもよい。このとき、番号管理手段9の
内部構成は前述の第1の装置と同様であり、説明は省略
する。
【0033】また、コネクションレスサーバ2は、着信
番号検出手段5、主検索手段6、第1登録手段3、ルー
ティング情報通知手段8、及び同報手段12に加え、番
号管理手段9、発信元番号検出手段10、ルーティング
情報特定手段11を備えるようにしてもよい。
番号検出手段5、主検索手段6、第1登録手段3、ルー
ティング情報通知手段8、及び同報手段12に加え、番
号管理手段9、発信元番号検出手段10、ルーティング
情報特定手段11を備えるようにしてもよい。
【0034】尚、第1登録手段3には利用頻度の高い着
信番号と、これに対応するルーティング情報とを登録す
ることが好ましい。
信番号と、これに対応するルーティング情報とを登録す
ることが好ましい。
【0035】
【作用】本発明のコネクションレス通信におけるメッセ
ージ転送方法において、コネクションレスサーバ2は、
交換機1がメッセージを受信したときに前記メッセージ
に付加された着信番号を検出し、この着信番号に基づい
て先ず第1登録手段3を検索する。ここで、第1登録手
段3に前記着信番号に対応するルーティング情報が登録
されていれば、ルーティング情報を交換機1へ通知す
る。
ージ転送方法において、コネクションレスサーバ2は、
交換機1がメッセージを受信したときに前記メッセージ
に付加された着信番号を検出し、この着信番号に基づい
て先ず第1登録手段3を検索する。ここで、第1登録手
段3に前記着信番号に対応するルーティング情報が登録
されていれば、ルーティング情報を交換機1へ通知す
る。
【0036】交換機1では、前記ルーティング情報に基
づいてメッセージの送信経路を切り換え、メッセージの
送信を行う。例えば、複数の受信経路と送信経路との接
続経路を切り換えるスイッチング回路において、メッセ
ージの受信経路を前記ルーティング情報に従った送信経
路と接続する。
づいてメッセージの送信経路を切り換え、メッセージの
送信を行う。例えば、複数の受信経路と送信経路との接
続経路を切り換えるスイッチング回路において、メッセ
ージの受信経路を前記ルーティング情報に従った送信経
路と接続する。
【0037】一方、前記着信番号に対応するルーティン
グ情報が第1登録手段3に未登録ならば、前記着信番号
に基づいて第2登録手段4を検索し、当該着信番号に対
応するルーティング情報を検出する。検出されたルーテ
ィング情報は上記同様に交換機1へ送信され、交換機1
ではこのルーティング情報に基づいて送信経路の切り換
え及びメッセージの送信を行う。
グ情報が第1登録手段3に未登録ならば、前記着信番号
に基づいて第2登録手段4を検索し、当該着信番号に対
応するルーティング情報を検出する。検出されたルーテ
ィング情報は上記同様に交換機1へ送信され、交換機1
ではこのルーティング情報に基づいて送信経路の切り換
え及びメッセージの送信を行う。
【0038】
【実施例】本発明の実施例について図面に沿って説明す
る。
る。
【0039】
【実施例1】本実施例1におけるコネクションレス通信
網の概略構成を図6に示す。本実施例のメッセージ転送
装置は、交換機13と、この交換機13に接続したコネ
クションレスサーバ14とから構成している。
網の概略構成を図6に示す。本実施例のメッセージ転送
装置は、交換機13と、この交換機13に接続したコネ
クションレスサーバ14とから構成している。
【0040】<コネクションレスサーバ14の構成>コ
ネクションレスサーバ14は、フォーマットチェック部
14aとルーティング処理部14bとから構成されてい
る。
ネクションレスサーバ14は、フォーマットチェック部
14aとルーティング処理部14bとから構成されてい
る。
【0041】(1)フォーマットチェック部14
フォーマットチェック部14aは、送受信されるメッセ
ージのフォーマットが、交換機13が管理する交換網の
通信プロトコルに適合するフォーマットであるか否かを
判別する機能を有する。そして、フォーマットチェック
部14aは、フォーマットが適合するメッセージのみを
ルーティング処理部14bへ転送する。
ージのフォーマットが、交換機13が管理する交換網の
通信プロトコルに適合するフォーマットであるか否かを
判別する機能を有する。そして、フォーマットチェック
部14aは、フォーマットが適合するメッセージのみを
ルーティング処理部14bへ転送する。
【0042】(2)ルーティング処理部14b
ルーティング処理部14bは、フォーマットチェック部
14aから転送されてくるメッセージを解析し、メッセ
ージの送信先である着側端末の着信番号を検出する。そ
して、ルーティング処理部14bは、着信番号に基づい
てメッセージの伝送経路(ルーティング)を判別する機
能を有している。尚、本実施例では、交換機13の各ポ
ートには、終端部が端末に接続された加入者回線と、終
端部が他の交換機に接続された中継回線とが接続されて
いると同時に、各ポートには回線終端部の端末あるいは
交換機を個々に特定する受信先ID(#1、#2、#1
0、#11、#12・・・)を付加してある。これによ
り、ルーティング処理部14bは、メッセージの着信番
号に対応する受信先IDを検索し、この受信先IDをル
ーティング情報として交換機13へ通知する。交換機1
3は、受信先IDに基づいてスイッチング回路の接続経
路を切り換え、前記受信先IDに対応するポートからメ
ッセージを送信する。
14aから転送されてくるメッセージを解析し、メッセ
ージの送信先である着側端末の着信番号を検出する。そ
して、ルーティング処理部14bは、着信番号に基づい
てメッセージの伝送経路(ルーティング)を判別する機
能を有している。尚、本実施例では、交換機13の各ポ
ートには、終端部が端末に接続された加入者回線と、終
端部が他の交換機に接続された中継回線とが接続されて
いると同時に、各ポートには回線終端部の端末あるいは
交換機を個々に特定する受信先ID(#1、#2、#1
0、#11、#12・・・)を付加してある。これによ
り、ルーティング処理部14bは、メッセージの着信番
号に対応する受信先IDを検索し、この受信先IDをル
ーティング情報として交換機13へ通知する。交換機1
3は、受信先IDに基づいてスイッチング回路の接続経
路を切り換え、前記受信先IDに対応するポートからメ
ッセージを送信する。
【0043】以下、ルーティング処理部14bの機能に
ついて詳細に説明する。図7は、本実施例1におけるル
ーティング処理部14bの内部構成を機能別に示すブロ
ック図である。
ついて詳細に説明する。図7は、本実施例1におけるル
ーティング処理部14bの内部構成を機能別に示すブロ
ック図である。
【0044】ルーティング処理部14bは、主番号検索
部15、副番号検索部17、受信先ID管理部16、多
重化部18を備えている。以下に各部の機能について説
明する。
部15、副番号検索部17、受信先ID管理部16、多
重化部18を備えている。以下に各部の機能について説
明する。
【0045】・主番号検索部15
主番号検索部15は、受信先IDメモリ15c、着信番
号検出機能部15a、受信先ID検索機能部15bから
構成されている。
号検出機能部15a、受信先ID検索機能部15bから
構成されている。
【0046】受信先IDメモリ15cは、所定数の着信
番号と、各着信番号に対応する受信先IDとを登録して
いる(図8参照)。着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから宛先の着信番号を検出する機能を有してい
る。
番号と、各着信番号に対応する受信先IDとを登録して
いる(図8参照)。着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから宛先の着信番号を検出する機能を有してい
る。
【0047】受信先ID検索機能部15bは、受信先I
Dメモリ15cを検索して、着信番号検出機能部15a
の検出した着信番号に対応する受信先IDを読み出す機
能を有している。
Dメモリ15cを検索して、着信番号検出機能部15a
の検出した着信番号に対応する受信先IDを読み出す機
能を有している。
【0048】そして、主番号検索部15は、受信先ID
メモリ15cにメッセージの着信番号が登録されていれ
ば、この着信番号とメッセージとを多重化部18へ転送
する。一方、主番号検索部15は、受信先IDメモリ1
5cにメッセージの着信番号が未登録ならば、メッセー
ジを副番号検索部17へ転送する。
メモリ15cにメッセージの着信番号が登録されていれ
ば、この着信番号とメッセージとを多重化部18へ転送
する。一方、主番号検索部15は、受信先IDメモリ1
5cにメッセージの着信番号が未登録ならば、メッセー
ジを副番号検索部17へ転送する。
【0049】次に副番号検索部17の機能について説明
する。・副番号検索部17 副番号検索部17は、データベース17d、メッセージ
バッファ17a、着信先番号検出機能部17b、受信先
ID検索機能部17cを備えている。
する。・副番号検索部17 副番号検索部17は、データベース17d、メッセージ
バッファ17a、着信先番号検出機能部17b、受信先
ID検索機能部17cを備えている。
【0050】データベース17は、交換機13から送受
信可能な全ての交換機、及び交換機13に接続されてい
る全ての端末の受信先IDを登録している(図9参
照)。尚、交換機の着信番号としては、例えば、電話番
号の上位所定桁数からなる局番を利用する。
信可能な全ての交換機、及び交換機13に接続されてい
る全ての端末の受信先IDを登録している(図9参
照)。尚、交換機の着信番号としては、例えば、電話番
号の上位所定桁数からなる局番を利用する。
【0051】メッセージバッファ17aは、メッセージ
を一時的に格納するものである。着信番号検出機能部1
7bは、メッセージバッファ17aに格納されているメ
ッセージから宛先の着信番号を検出する機能を有してい
る。
を一時的に格納するものである。着信番号検出機能部1
7bは、メッセージバッファ17aに格納されているメ
ッセージから宛先の着信番号を検出する機能を有してい
る。
【0052】受信先ID検索部17cは、データベース
17dを検索し、着信番号検出機能部17bの検出した
着信番号に対応する受信先IDを読み出す機能を有して
いる。
17dを検索し、着信番号検出機能部17bの検出した
着信番号に対応する受信先IDを読み出す機能を有して
いる。
【0053】尚、主番号検索部15は、副番号検索部1
7に比べて高速な処理能力を有するものとする。・受信先ID管理部16 受信先ID管理部16は、経過時間記憶部16bとメモ
リ更新機能別16aとから構成されている。
7に比べて高速な処理能力を有するものとする。・受信先ID管理部16 受信先ID管理部16は、経過時間記憶部16bとメモ
リ更新機能別16aとから構成されている。
【0054】経過時間記憶部16b、主番号検索部15
に登録されている受信先IDの検索時期を登録するもの
である。具体的には、経過時間記憶部16bは、受信先
ID毎に、最後に検索された時点からの経過時間を登録
する。この経過時間は、受信先IDを検索する度にリセ
ットされるものとする。この経過時間記憶部16bの具
体例を図10に示す。図中着信番号IDは、主番号検索
部15における受信先IDの格納位置を特定するポイン
タ、あるいはアドレスである。経過時間は、受信先ID
が検索された時点に”0”がセットされ、その後1秒単
位、1分単位、あるいは1時間単位で更新される。そし
て、経過時間が特定時間に達っした受信先IDの着信番
号IDをメモリ更新機能部16aへ通知する。一方、特
定時間が経過する前に再度検索された受信先IDは、経
過時間が”0”にリセットされ、その時点から再度経過
時間の計時が開始される。
に登録されている受信先IDの検索時期を登録するもの
である。具体的には、経過時間記憶部16bは、受信先
ID毎に、最後に検索された時点からの経過時間を登録
する。この経過時間は、受信先IDを検索する度にリセ
ットされるものとする。この経過時間記憶部16bの具
体例を図10に示す。図中着信番号IDは、主番号検索
部15における受信先IDの格納位置を特定するポイン
タ、あるいはアドレスである。経過時間は、受信先ID
が検索された時点に”0”がセットされ、その後1秒単
位、1分単位、あるいは1時間単位で更新される。そし
て、経過時間が特定時間に達っした受信先IDの着信番
号IDをメモリ更新機能部16aへ通知する。一方、特
定時間が経過する前に再度検索された受信先IDは、経
過時間が”0”にリセットされ、その時点から再度経過
時間の計時が開始される。
【0055】メモリ更新機能部16aは、経過時間記憶
部16bを監視し、最終検索時点から特定時間以上経過
した受信先IDを検出すると、この受信先IDを主番号
検索機能部15から削除する機能を有している。さら
に、メモリ更新機能部16aは、メッセージの受信先I
Dが副番号検索部17から検出された場合に、この受信
先IDを主番号検索部15へ登録する機能を有してい
る。
部16bを監視し、最終検索時点から特定時間以上経過
した受信先IDを検出すると、この受信先IDを主番号
検索機能部15から削除する機能を有している。さら
に、メモリ更新機能部16aは、メッセージの受信先I
Dが副番号検索部17から検出された場合に、この受信
先IDを主番号検索部15へ登録する機能を有してい
る。
【0056】・多重化部18
多重化部18は、主番号検索部15、あるいは副番号検
索部17から出力されるメッセージと受信先IDとを多
重化して交換機へ通知する機能を有している。
索部17から出力されるメッセージと受信先IDとを多
重化して交換機へ通知する機能を有している。
【0057】次に、ルーティング処理部14bの動作に
ついて説明する。<コネクションレスサーバ14の動作> コネクションレ
ス通信におけるメッセージ転送装置では、交換機13が
メッセージを受信した時に、このメッセージをコネクシ
ョンレスサーバ14へ転送する。コネクションレスサー
バ14では、まずフォーマットチェック部14が当該メ
ッセージのフォーマットが当該通信網に適合したフォー
マットであるか否かをチェックし、適合したメッセージ
をルーティング処理部14bへ転送する。ルーティング
処理部14bは、メッセージの着信先を判別し、当該交
換機13から着信先へのルーティング情報を検出する。
そして、交換機13に対してメッセージとルーティング
情報とを通知する。
ついて説明する。<コネクションレスサーバ14の動作> コネクションレ
ス通信におけるメッセージ転送装置では、交換機13が
メッセージを受信した時に、このメッセージをコネクシ
ョンレスサーバ14へ転送する。コネクションレスサー
バ14では、まずフォーマットチェック部14が当該メ
ッセージのフォーマットが当該通信網に適合したフォー
マットであるか否かをチェックし、適合したメッセージ
をルーティング処理部14bへ転送する。ルーティング
処理部14bは、メッセージの着信先を判別し、当該交
換機13から着信先へのルーティング情報を検出する。
そして、交換機13に対してメッセージとルーティング
情報とを通知する。
【0058】以下、ルーティング処理部14bの動作に
ついて詳細に説明する。・ルーティング処理部14bの動作 本実施例1では、図6における端末A宛のメッセージを
例に挙げて説明する。
ついて詳細に説明する。・ルーティング処理部14bの動作 本実施例1では、図6における端末A宛のメッセージを
例に挙げて説明する。
【0059】ルーティング処理部14bは、フォーマッ
トチェック部14aから端末A宛のメッセージを受信す
ると、このメッセージを主番号検索部15へ入力する。
主番号検索部15の着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから端末Aの着信番号(xxxx−xxxx)を
検出し、受信先ID検索機能部15bへ通知する。
トチェック部14aから端末A宛のメッセージを受信す
ると、このメッセージを主番号検索部15へ入力する。
主番号検索部15の着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから端末Aの着信番号(xxxx−xxxx)を
検出し、受信先ID検索機能部15bへ通知する。
【0060】受信先ID検索機能部15bは、着信番号
(xxxx−xxxx)に基づいて受信先IDメモリ1
5cを検索し、端末Aの受信先ID(#1)が登録され
ているか否かを判別する。
(xxxx−xxxx)に基づいて受信先IDメモリ1
5cを検索し、端末Aの受信先ID(#1)が登録され
ているか否かを判別する。
【0061】ここで、端末Aの受信先ID(#1)が受
信先IDメモリ15cに登録されている場合の動作につ
いて図11に沿って説明する。受信先ID検索機能部1
5bは、受信先IDメモリ15cに前記着信番号(xx
xx−xxxx)に対応する受信先ID(#1)が格納
されていれば、この受信先ID(#1)とメッセージと
を多重化部18へ転送する。これと同時に、主番号検索
部15は、受信先ID管理部16に対して受信先ID
(#1)を送信する。
信先IDメモリ15cに登録されている場合の動作につ
いて図11に沿って説明する。受信先ID検索機能部1
5bは、受信先IDメモリ15cに前記着信番号(xx
xx−xxxx)に対応する受信先ID(#1)が格納
されていれば、この受信先ID(#1)とメッセージと
を多重化部18へ転送する。これと同時に、主番号検索
部15は、受信先ID管理部16に対して受信先ID
(#1)を送信する。
【0062】受信先ID管理部16において、メモリ更
新機能部16aは、受信先ID(#1)に基づいて経過
時間記憶部16bを検索し、受信先ID(#1)に対応
する経過時間を”0”にリセットする。
新機能部16aは、受信先ID(#1)に基づいて経過
時間記憶部16bを検索し、受信先ID(#1)に対応
する経過時間を”0”にリセットする。
【0063】一方、多重化部18は、主番号検索部15
からメッセージ及び受信先ID(#1)を受信すると、
これらの情報を多重化して交換機13へ通知する。これ
により、交換機13は、受信先ID(#1)に基づいて
スイッチング回路を切り換え、受信先IDの示すポー
ト”#1”から端末Aへメッセージを送信する。
からメッセージ及び受信先ID(#1)を受信すると、
これらの情報を多重化して交換機13へ通知する。これ
により、交換機13は、受信先ID(#1)に基づいて
スイッチング回路を切り換え、受信先IDの示すポー
ト”#1”から端末Aへメッセージを送信する。
【0064】次に、端末Aの受信先IDが受信先IDメ
モリ15cに未登録の場合の動作について図12に沿っ
て説明する。主番号検索部15は、受信先ID検索機能
部15bが受信先IDの未登録を検出すると、メッセー
ジを副番号検索部17へ通知する。
モリ15cに未登録の場合の動作について図12に沿っ
て説明する。主番号検索部15は、受信先ID検索機能
部15bが受信先IDの未登録を検出すると、メッセー
ジを副番号検索部17へ通知する。
【0065】副番号検索部17のメッセージバッファ1
7aは、主番号検索部15から送信されてくるメッセー
ジを一時格納する。このとき、着信番号検出機能部17
bは、メッセージバッファ17aに格納されたメッセー
ジを解析して端末Aの着信番号(xxxx−xxxx)
を検出し、受信先ID検索機能部17cへ通知する。
7aは、主番号検索部15から送信されてくるメッセー
ジを一時格納する。このとき、着信番号検出機能部17
bは、メッセージバッファ17aに格納されたメッセー
ジを解析して端末Aの着信番号(xxxx−xxxx)
を検出し、受信先ID検索機能部17cへ通知する。
【0066】受信先ID検索機能部17は、着信番号検
出機能部17bから通知された着信番号(xxxx−x
xxx)に基づいてデータベース17dへアクセスし、
端末Aの受信先ID(#1)を検出する。
出機能部17bから通知された着信番号(xxxx−x
xxx)に基づいてデータベース17dへアクセスし、
端末Aの受信先ID(#1)を検出する。
【0067】そして、副番号検索部17は、メッセージ
と受信先ID(#1)とを多重化部18へ送信する。多
重化部18は、副番号検索部17から受信したメッセー
ジと受信先ID(#1)とを多重化して交換機13へ送
信する。
と受信先ID(#1)とを多重化部18へ送信する。多
重化部18は、副番号検索部17から受信したメッセー
ジと受信先ID(#1)とを多重化して交換機13へ送
信する。
【0068】これにより、交換機13は、スイッチング
回路を切り換えて、受信先IDの示すポート(#1)か
らメッセージを送信する。さらに、副番号検索部17
は、メッセージと受信先IDとを多重化部18へ送信し
た後に、受信先ID管理部16に対して、端末Aの着信
番号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)とを
通知し、主番号検索部15への登録を依頼する。
回路を切り換えて、受信先IDの示すポート(#1)か
らメッセージを送信する。さらに、副番号検索部17
は、メッセージと受信先IDとを多重化部18へ送信し
た後に、受信先ID管理部16に対して、端末Aの着信
番号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)とを
通知し、主番号検索部15への登録を依頼する。
【0069】以下、主番号検索部15に受信先IDを登
録する手順について図13に沿って説明する。受信先I
D管理部16は、副番号検索部17から端末Aの着信番
号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)とを受
信すると、メモリ更新機能部16aを起動する。メモリ
更新機能部16aは、副番号検索部17から受信した着
信番号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)と
を受信先IDメモリ15cの空き領域に書き込む。
録する手順について図13に沿って説明する。受信先I
D管理部16は、副番号検索部17から端末Aの着信番
号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)とを受
信すると、メモリ更新機能部16aを起動する。メモリ
更新機能部16aは、副番号検索部17から受信した着
信番号(xxxx−xxxx)と受信先ID(#1)と
を受信先IDメモリ15cの空き領域に書き込む。
【0070】さらに、メモリ更新機能部16aは、受信
先IDメモリ15cにおける端末Aの登録領域を示すポ
インタあるいはアドレスと、経過時間の初期値”0”と
を経過時間記憶部16bへ登録する。
先IDメモリ15cにおける端末Aの登録領域を示すポ
インタあるいはアドレスと、経過時間の初期値”0”と
を経過時間記憶部16bへ登録する。
【0071】また、メモリ更新機能部16aは、上記の
処理とは独立して経過時間記憶部16bを監視してお
り、メモリの更新処理を行う。このメモリの更新処理に
ついて図14に沿って説明する。
処理とは独立して経過時間記憶部16bを監視してお
り、メモリの更新処理を行う。このメモリの更新処理に
ついて図14に沿って説明する。
【0072】メモリ更新機能部16aは、経過時間記憶
部16bに登録されている各受信先IDの最終検索時刻
からの経過時間を監視する。このとき、メモリ更新機能
部16bは、最終検索時刻からの経過時間が特定時間に
達した受信先IDを検索すると、この受信先IDのアド
レスあるいはポインタを読み出す。そして、メモリ更新
機能部16bは、受信先IDメモリ15cへアクセス
し、アドレスあろいはポインタの示す領域に格納されて
いる着信番号及び受信先IDを消去する。
部16bに登録されている各受信先IDの最終検索時刻
からの経過時間を監視する。このとき、メモリ更新機能
部16bは、最終検索時刻からの経過時間が特定時間に
達した受信先IDを検索すると、この受信先IDのアド
レスあるいはポインタを読み出す。そして、メモリ更新
機能部16bは、受信先IDメモリ15cへアクセス
し、アドレスあろいはポインタの示す領域に格納されて
いる着信番号及び受信先IDを消去する。
【0073】以上、本実施例1によれば、利用頻度の高
い受信先IDのみが主番号検索部15に登録されること
になり、これらの受信先IDは高速な検索が可能とな
り、リアルタイムなメッセージ転送を行える。
い受信先IDのみが主番号検索部15に登録されること
になり、これらの受信先IDは高速な検索が可能とな
り、リアルタイムなメッセージ転送を行える。
【0074】また、本実施例1では、本発明のデリート
部とルーティング情報書込部とをメモリ更新機能部で共
有しているが、これらを別途設けるようにしてもよい。
また、ルーティング書込部は副番号検索部17の機能と
して設けるようにしてもよい。さらに、コネクションレ
スサーバの機能の一部あるいは全部を交換機内に設ける
ようにしてもよく、さらにまた副番号検索部の機能を複
数のコネクションレスサーバで共有するようにしてもよ
い。
部とルーティング情報書込部とをメモリ更新機能部で共
有しているが、これらを別途設けるようにしてもよい。
また、ルーティング書込部は副番号検索部17の機能と
して設けるようにしてもよい。さらに、コネクションレ
スサーバの機能の一部あるいは全部を交換機内に設ける
ようにしてもよく、さらにまた副番号検索部の機能を複
数のコネクションレスサーバで共有するようにしてもよ
い。
【0075】
【実施例2】本実施例2におけるメッセージ転送装置
は、前述の実施例1と同様に、交換機13とコネクショ
ンレスサーバ14とから構成している。
は、前述の実施例1と同様に、交換機13とコネクショ
ンレスサーバ14とから構成している。
【0076】<コネクションレスサーバ14の構成>コ
ネクションレスサーバ14は、フォーマットチェック部
14aとルーティング処理部14bとから構成されてお
り、フォーマットチェック部14の機能は実施例1と同
様であり、説明は省略する。
ネクションレスサーバ14は、フォーマットチェック部
14aとルーティング処理部14bとから構成されてお
り、フォーマットチェック部14の機能は実施例1と同
様であり、説明は省略する。
【0077】(1)ルーティング処理部14b
図10に本実施例2におけるルーティング処理部14b
の機能別構成を示す。本実施例2におけるルーティング
処理部14bは、前述の実施例1の構成に対して、主番
号検索部15、受信先ID管理部16、同報処理部1
9、発信元番号判別部20とを備える。
の機能別構成を示す。本実施例2におけるルーティング
処理部14bは、前述の実施例1の構成に対して、主番
号検索部15、受信先ID管理部16、同報処理部1
9、発信元番号判別部20とを備える。
【0078】ここで、主番号検索部15の構成及び機能
は前述の実施例1と同様であり、説明は省略する。・同報処理部19 同報処理部19は、受信先IDが主番号検索部15に登
録されていないメッセージを認識した時に、このメッセ
ージを交換機13から転送可能な端末及び他交換機へ同
時に送信する機能を有している。
は前述の実施例1と同様であり、説明は省略する。・同報処理部19 同報処理部19は、受信先IDが主番号検索部15に登
録されていないメッセージを認識した時に、このメッセ
ージを交換機13から転送可能な端末及び他交換機へ同
時に送信する機能を有している。
【0079】さらに同報処理部19の内部には、同報す
べき端末の着信番号及び各端末に接続されたポートの受
信先IDと、同報すべき交換機の局番及び各交換機に接
続されたポートの受信先IDとを登録した同報リスト1
9aを備えている(図16参照)。さらに、本実施例2
では、同報リスト19aは、各端末あるいは交換機に接
続されたポートの受信先IDに加え、着側端末への送信
経路を設定可能な全てのポートの受信先IDを格納する
ようにしている。例えば、メッセージの着側端末へ交換
機Aと交換機Bとの双方から送信可能な場合に、交換機
Aへ接続されたポートの受信先IDと、交換機Bへ接続
されたポートの受信先IDとを登録するようにする。そ
して、同報処理部19は、同報リスト19aに登録され
ている全ての受信先IDを交換機13へ通知する。これ
により、交換機13は、通知された受信先IDに対応す
る全てのポートから前記メッセージを一斉に送信する。
べき端末の着信番号及び各端末に接続されたポートの受
信先IDと、同報すべき交換機の局番及び各交換機に接
続されたポートの受信先IDとを登録した同報リスト1
9aを備えている(図16参照)。さらに、本実施例2
では、同報リスト19aは、各端末あるいは交換機に接
続されたポートの受信先IDに加え、着側端末への送信
経路を設定可能な全てのポートの受信先IDを格納する
ようにしている。例えば、メッセージの着側端末へ交換
機Aと交換機Bとの双方から送信可能な場合に、交換機
Aへ接続されたポートの受信先IDと、交換機Bへ接続
されたポートの受信先IDとを登録するようにする。そ
して、同報処理部19は、同報リスト19aに登録され
ている全ての受信先IDを交換機13へ通知する。これ
により、交換機13は、通知された受信先IDに対応す
る全てのポートから前記メッセージを一斉に送信する。
【0080】・発信元番号判別部20
発信元番号判別部20は、発信元番号検出部20a、受
信先ID判別部20bを備えている。
信先ID判別部20bを備えている。
【0081】発信元番号検出部20aは、同報送信した
メッセージに応答して送信されてくる応答メッセージを
解析し、この応答メッセージの送信元(同報送信したメ
ッセージの着側端末)を判別する機能を有している。具
体的には、発信元番号検出部20aは、応答メッセージ
の発信元の端末の着信番号を判別する機能を有してい
る。
メッセージに応答して送信されてくる応答メッセージを
解析し、この応答メッセージの送信元(同報送信したメ
ッセージの着側端末)を判別する機能を有している。具
体的には、発信元番号検出部20aは、応答メッセージ
の発信元の端末の着信番号を判別する機能を有してい
る。
【0082】受信先ID判別部20bは、受信先IDを
判別する機能を有している。受信先IDの判別方法は、
交換機13のスイッチング回路を参照し、応答メッセー
ジの受信経路を判別する。そして、受信先ID判別部2
0bは、この受信経路に基づいて着側端末への送信経路
を特定するようにしている。これにより、送信経路上の
ポートに付加されている受信先IDを判別することがで
きる。
判別する機能を有している。受信先IDの判別方法は、
交換機13のスイッチング回路を参照し、応答メッセー
ジの受信経路を判別する。そして、受信先ID判別部2
0bは、この受信経路に基づいて着側端末への送信経路
を特定するようにしている。これにより、送信経路上の
ポートに付加されている受信先IDを判別することがで
きる。
【0083】・受信先ID管理部16
受信先ID管理部16は、検索順序記憶部16cとメモ
リ更新機能部16aとから構成されている。
リ更新機能部16aとから構成されている。
【0084】検索順序記憶部16cは、受信先IDメモ
リ15cにおける各受信先IDの登録領域を特定するア
ドレスあるいはポインタを格納するものであり、これら
のアドレスあるいはポインタを最終検索時刻の古いもの
から順に格納している。
リ15cにおける各受信先IDの登録領域を特定するア
ドレスあるいはポインタを格納するものであり、これら
のアドレスあるいはポインタを最終検索時刻の古いもの
から順に格納している。
【0085】メモリ更新機能部16aは、発信元番号判
別部20が着側端末の着信番号及び受信先IDを判別し
た時に、検索順序記憶部16cの最上位アドレスに格納
されているアドレスあるいはポインタの受信先IDを受
信先IDメモリ15cから消去し、発信元番号判別部2
0の判別した着信番号及び受信先IDを新たに書き込む
機能を有している。
別部20が着側端末の着信番号及び受信先IDを判別し
た時に、検索順序記憶部16cの最上位アドレスに格納
されているアドレスあるいはポインタの受信先IDを受
信先IDメモリ15cから消去し、発信元番号判別部2
0の判別した着信番号及び受信先IDを新たに書き込む
機能を有している。
【0086】以下、実施例2におけるルーティング処理
部14bの動作について説明する。 <ルーティング処理部14bの動作>本実施例2では、
図6における端末B宛のメッセージを例に挙げて説明す
る。
部14bの動作について説明する。 <ルーティング処理部14bの動作>本実施例2では、
図6における端末B宛のメッセージを例に挙げて説明す
る。
【0087】ルーティング処理部14bは、フォーマッ
トチェック部14aから端末B宛のメッセージを受信す
ると、このメッセージを主番号検索部15へ入力する。
主番号検索部15の着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから端末Bの着信番号(YYYY−YYYY)を
検出し、受信先ID検索機能部15bへ通知する。
トチェック部14aから端末B宛のメッセージを受信す
ると、このメッセージを主番号検索部15へ入力する。
主番号検索部15の着信番号検出機能部15aは、メッ
セージから端末Bの着信番号(YYYY−YYYY)を
検出し、受信先ID検索機能部15bへ通知する。
【0088】受信先ID検索機能部15bは、着信番号
(YYYY−YYYY)に基づいて受信先IDメモリ1
5cを検索し、端末Aの受信先ID(#2)が登録され
ているか否かを判別する。
(YYYY−YYYY)に基づいて受信先IDメモリ1
5cを検索し、端末Aの受信先ID(#2)が登録され
ているか否かを判別する。
【0089】ここで、端末Bの受信先ID(#2)が受
信先IDメモリ15cに登録されている場合の動作につ
いて図17に沿って説明する。受信先ID検索機能部1
5bは、受信先IDメモリ15cに着信番号(YYYY
−YYYY)に対応する受信先ID(#2)が格納され
ていれば、この受信先ID(#2)とメッセージとを多
重化部18へ転送する。これと同時に、主番号検索部1
5は、受信先ID管理部16に対して、受信先ID(#
2)の登録位置を特定するアドレスあるいはポインタを
送信する。
信先IDメモリ15cに登録されている場合の動作につ
いて図17に沿って説明する。受信先ID検索機能部1
5bは、受信先IDメモリ15cに着信番号(YYYY
−YYYY)に対応する受信先ID(#2)が格納され
ていれば、この受信先ID(#2)とメッセージとを多
重化部18へ転送する。これと同時に、主番号検索部1
5は、受信先ID管理部16に対して、受信先ID(#
2)の登録位置を特定するアドレスあるいはポインタを
送信する。
【0090】受信先ID管理部16において、メモリ更
新機能部16aは、検索順序記憶部16cにおける上記
アドレスあるいはポインタの登録順序を更新する。一
方、多重化部18は、主番号検索部15からメッセージ
及び受信先ID(#2)を受信すると、これらの情報を
多重化して交換機13へ通知する。
新機能部16aは、検索順序記憶部16cにおける上記
アドレスあるいはポインタの登録順序を更新する。一
方、多重化部18は、主番号検索部15からメッセージ
及び受信先ID(#2)を受信すると、これらの情報を
多重化して交換機13へ通知する。
【0091】これにより、交換機13は、受信先ID
(#2)に基づいてスイッチング回路を切り換え、受信
先IDの示すポート”#2”から端末Bへメッセージを
送信する。
(#2)に基づいてスイッチング回路を切り換え、受信
先IDの示すポート”#2”から端末Bへメッセージを
送信する。
【0092】次に、端末Bの受信先ID(#2)が受信
先IDメモリ15cに未登録の場合のルーティング処理
部14bの動作について図18に沿って説明する。主番
号検索部15は、受信先ID検索機能部15bが受信先
IDの未登録を検出すると、端末B宛のメッセージを同
報処理部19へ通知する。
先IDメモリ15cに未登録の場合のルーティング処理
部14bの動作について図18に沿って説明する。主番
号検索部15は、受信先ID検索機能部15bが受信先
IDの未登録を検出すると、端末B宛のメッセージを同
報処理部19へ通知する。
【0093】同報処理部19は、主番号検索部15から
メッセージを受信すると、同報リスト19aに登録され
ている着信番号及び受信先IDを読み出す。そして、同
報処理部19は、メッセージと着信番号及び受信先ID
とを交換機13へ通知する。
メッセージを受信すると、同報リスト19aに登録され
ている着信番号及び受信先IDを読み出す。そして、同
報処理部19は、メッセージと着信番号及び受信先ID
とを交換機13へ通知する。
【0094】これにより、交換機13は、同報処理部1
9から通知された着信番号及び受信先IDに基づいて、
同報リスト19aに登録されている端未及び交換機へメ
ッセージを送信することができる。
9から通知された着信番号及び受信先IDに基づいて、
同報リスト19aに登録されている端未及び交換機へメ
ッセージを送信することができる。
【0095】以下、同報処理によって送信したメッセー
ジに対する応答メッセージを受信した時の動作について
図19に沿って説明する。ルーティング処理部14b
は、上記メッセージの宛先である端末Bから応答メッセ
ージを受信すると、発信元番号判別部20を起動する。
ジに対する応答メッセージを受信した時の動作について
図19に沿って説明する。ルーティング処理部14b
は、上記メッセージの宛先である端末Bから応答メッセ
ージを受信すると、発信元番号判別部20を起動する。
【0096】発信元番号判別部20の発信元番号検出部
20aは、応答メッセージを解析して端末Bの着信番号
(YYYY−YYYY)を検出し、この着信番号(YY
YY−YYYY)を受信先ID判別部20bへ通知す
る。
20aは、応答メッセージを解析して端末Bの着信番号
(YYYY−YYYY)を検出し、この着信番号(YY
YY−YYYY)を受信先ID判別部20bへ通知す
る。
【0097】受信先ID判別部20bは、発信元番号検
出部20aから着信番号(YYYY−YYYY)を受信
すると、交換機13のスイッチ回路を参照し、応答メッ
セージの受信経路を判別する。そして、受信先ID判別
部20bは、受信経路に基づいて着側端末Bへの送信経
路を特定する。さらに、受信先ID判別部20bは、送
信経路上のポートに付加されている受信先IDを判別す
る。ここで、発信元番号判別部20は、発信元番号検出
部20aの検出した着信番号(YYYY−YYYY)
と、受信先ID判別部20bの判別した受信先IDとを
メモリ更新機能部16aへ送信する。
出部20aから着信番号(YYYY−YYYY)を受信
すると、交換機13のスイッチ回路を参照し、応答メッ
セージの受信経路を判別する。そして、受信先ID判別
部20bは、受信経路に基づいて着側端末Bへの送信経
路を特定する。さらに、受信先ID判別部20bは、送
信経路上のポートに付加されている受信先IDを判別す
る。ここで、発信元番号判別部20は、発信元番号検出
部20aの検出した着信番号(YYYY−YYYY)
と、受信先ID判別部20bの判別した受信先IDとを
メモリ更新機能部16aへ送信する。
【0098】メモリ更新機能部16aは、受信先ID判
別部20bから受信先IDを受信すると、検索順序記憶
部16cを参照して最終検索時刻が最も古い受信先ID
のアドレスあるいはポインタを判別する。そして、メモ
リ更新機能部16aは、アドレスあるいはポインタに基
づいて受信先IDメモリ15cへアクセスし、最終検索
時刻が最も古い受信先ID及び着信番号を消去する。こ
こで、メモリ更新機能部16aは、受信先ID及び着信
番号を消去することにより発生した空き領域に、受信先
ID判別部20bから受信した受信先ID及び着信番号
を登録すると同時に、この受信先ID及び着信番号の登
録領域を特定するアドレスあるいはポインタを検索順序
記憶部16cへ登録する。
別部20bから受信先IDを受信すると、検索順序記憶
部16cを参照して最終検索時刻が最も古い受信先ID
のアドレスあるいはポインタを判別する。そして、メモ
リ更新機能部16aは、アドレスあるいはポインタに基
づいて受信先IDメモリ15cへアクセスし、最終検索
時刻が最も古い受信先ID及び着信番号を消去する。こ
こで、メモリ更新機能部16aは、受信先ID及び着信
番号を消去することにより発生した空き領域に、受信先
ID判別部20bから受信した受信先ID及び着信番号
を登録すると同時に、この受信先ID及び着信番号の登
録領域を特定するアドレスあるいはポインタを検索順序
記憶部16cへ登録する。
【0099】以上、本実施例2のメッセージ転送装置に
よれば、主番号検索部15に受信先IDが登録されてい
ない着側へメッセージを送信する際に、発側から最初に
送信されてくるメッセージを同報により着側へ送信すれ
ば、これに応答して着側から送信されてくる応答メッセ
ージを受信した時点で着側の受信先IDを主番号検索部
15へ登録することができ、登録後に発側から送信され
てくるメッセージはリアルタイムで着側へ送信すること
ができる。
よれば、主番号検索部15に受信先IDが登録されてい
ない着側へメッセージを送信する際に、発側から最初に
送信されてくるメッセージを同報により着側へ送信すれ
ば、これに応答して着側から送信されてくる応答メッセ
ージを受信した時点で着側の受信先IDを主番号検索部
15へ登録することができ、登録後に発側から送信され
てくるメッセージはリアルタイムで着側へ送信すること
ができる。
【0100】尚、実施例2では、受信先IDメモリに登
録されている受信先IDのうち、最終検索時刻が最も古
い受信先IDから順に消去するようにしているが、検索
回数を計数しておき、この検索回数が最も古い受信先I
Dから順に消去するようにしてもよい。
録されている受信先IDのうち、最終検索時刻が最も古
い受信先IDから順に消去するようにしているが、検索
回数を計数しておき、この検索回数が最も古い受信先I
Dから順に消去するようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、コネクションレス通信
の閉鎖性を利用して交換機ががサポートする着信番号の
一部を高速に検索する機能を備えたことにより、検索機
能に割り当てられる処理能力を小さくできる。
の閉鎖性を利用して交換機ががサポートする着信番号の
一部を高速に検索する機能を備えたことにより、検索機
能に割り当てられる処理能力を小さくできる。
【0102】また、コネクションレス通信の対話性を利
用して、検索機能における着信番号の登録または書換を
行うことにより、効率的な検索を行うことが可能とな
る。
用して、検索機能における着信番号の登録または書換を
行うことにより、効率的な検索を行うことが可能とな
る。
【図1】本発明の方法を示す原理説明図(1)
【図2】本発明の方法を示す原理説明図(2)
【図3】本発明の方法を示す原理説明図(3)
【図4】本発明の装置を示す原理説明図(1)
【図5】本発明の装置を示す原理説明図(2)
【図6】本実施例におけるメッセージ転送装置の概略構
成ブロック図
成ブロック図
【図7】本実施例1におけるルーティング処理部の機能
別構成ブロック図
別構成ブロック図
【図8】受信先IDメモリの具体例
【図9】データベースの具体例
【図10】経過時間記憶部の具体例
【図11】実施例1におけるルーティング処理部の動作
イメージ(1)
イメージ(1)
【図12】実施例1におけるルーティング処理部の動作
イメージ(2)
イメージ(2)
【図13】実施例1におけるルーティング処理部の動作
イメージ(3)
イメージ(3)
【図14】実施例1におけるルーティング処理部の動作
イメージ(4)
イメージ(4)
【図15】本実施例2におけるルーティング処理部の機
能別構成ブロック図
能別構成ブロック図
【図16】実施例2における同報リストの具体例
【図17】実施例2におけるルーティング処理部の動作
イメージ(1)
イメージ(1)
【図18】実施例2におけるルーティング処理部の動作
イメージ(2)
イメージ(2)
【図19】実施例2におけるルーティング処理部の動作
イメージ(3)
イメージ(3)
1・・交換機
2・・コネクションレスサーバ
3・・第1登録手段
4・・第2登録手段
5・・着信番号検出手段
6・・主検索主段
7・・副検索手段
8・・ルーティング情報通知手段
9・・番号管理手段
10・・発信元番号検出手段
11・・ルーティング情報特定手段
12・・同報手段
13・・交換機
14・・コネクションレスサーバ(CLサーバ)
14a・・フォーマットチェック部
14b・・ルーティング処理部
15・・主番号検索部
15a・・着信番号検出機能部
15b・・受信先ID検索機能部
15c・・受信先IDメモリ
16・・受信先ID管理部
16a・・メモリ更新機能部
16b・・経過時間記憶部
16c・・検索順序記憶部
17・・副番号検索部
17a・・メッセージバッファ
17b・・着信番号検出機能部
17c・・受信先ID検索機能部
17d・・データベース
18・・多重化部
19・・同報処理部
19a・・同報リスト
20・・発信元番号判別部
20a・・発信元番号検出部
20b・・受信先ID判別部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04M 3/00
H04M 3/16 - 3/20
H04M 3/38 - 3/40
H04M 7/00 - 7/16
Claims (18)
- 【請求項1】 交換機(1)がメッセージを受信したと
きに前記メッセージに付加された着信番号を検出する着
信番号検出ステップ(101)と、 前記着信番号検出ステップ(101)で検出した着信番
号に基づいて、所定個数の着信番号に対応するルーティ
ング情報のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、
前記着信番号に対応するルーティング情報を検出する主
検索ステップ(102)と、 前記主検索ステップ(102)において前記着信番号検
出ステップ(101)で検出した着信番号に対応するル
ーティング情報が前記第1登録手段(3)に未登録のと
きに、前記交換機(1)がサポートしている全ての着信
番号に対応するルーティング情報を登録した第2登録手
段(4)を検索し、前記着信番号検出ステップ(10
1)で検出した着信番号に対応するルーティング情報を
検出する副検索ステップ(104)と、 前記主検索ステップ(102)あるいは副検索ステップ
(104)で検出されたルーティング情報を前記交換機
(1)へ通知するルーティング情報通知ステップ(10
3、105)とを含むコネクションレス通信におけるメ
ッセージ転送方法。 - 【請求項2】 交換機(1)がメッセージを受信したと
きに前記メッセージに付加された着信番号を検出する着
信番号検出ステップ(201)と、 前記着信番号検出ステップ(201)で検出した着信番
号に基づいて、所定個数の着信番号に対応するルーティ
ング情報のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、
前記着信番号に対応するルーティング情報を検出する主
検索ステップ(202)と、 前記主検索ステップ(202)で検出したルーティング
情報を前記交換機(1)へ通知するルーティング情報通
知ステップ(203)と、 前記主検索ステップ(202)において前記着信番号に
対応するルーティング情報が前記第1登録手段(3)に
未登録のときに、前記交換機(1)がサポートする全て
の交換機(1)あるいは端末に対して前記メッセージを
転送する同報ステップ(204)とを含むコネクション
レス通信におけるメッセージ転送方法。 - 【請求項3】 交換機(1)がメッセージを受信したと
きに前記メッセージに付加された着信番号を検出する着
信番号検出ステップ(201)と、 前記着信番号検出ステップ(201)で検出した着信番
号に基づいて、所定個数の着信番号に対応するルーティ
ング情報のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、
前記着信番号に対応するルーティング情報を検出する主
検索ステップ(202)と、 前記主検索ステップ(202)で検出したルーティング
情報を前記交換機(1)へ通知するルーティング情報通
知ステップ(203)と、 前記主検索ステップ(202)において前記着信番号に
対応するルーティング情報が前記第1登録手段(3)に
未登録のときに、前記着信番号から特定される少なくと
も一つの交換機(1)あるいは端末へ前記メッセージを
転送する同報ステップ(204)とを含むコネクション
レス通信におけるメッセージ転送方法。 - 【請求項4】 請求項1において、前記副検索ステップ
(104)で検索されたルーティング情報を前記第1登
録手段(3)へ書き込む番号管理ステップ(106)を
含むコネクションレス通信におけるメッセージ転送方
法。 - 【請求項5】 請求項2または請求項3において、前記
同報ステップ(204)によりメッセージを転送した後
に、前記交換機(1)がサポートする全ての着信番号に
対応するルーティング情報を登録した第2登録手段
(4)を検索し、前記着信番号検出ステップ(201)
で検出した着信番号に対応するルーティング情報を検出
する副検索ステップ(205)と、 前記副検索ステップで検出したルーティング情報を前記
第1登録手段(3)へ書き込む番号管理ステップ(20
6)とを含むコネクションレス通信におけるメッセージ
転送方法。 - 【請求項6】 請求項1、請求項2、または請求項3に
おいて、前記交換機(1)がメッセージを受信したとき
に、 前記メッセージからこのメッセージの発信元の着信番号
を検出する発信元番号検出ステップ(301)と、 前記メッセージの受信経路に基づいて前記交換機(1)
から前記発信元へのルーティング情報を特定するルーテ
ィング情報特定ステップ(302)と、 前記発信元番号検出ステップ(301)で検出した発信
元の着信番号とともに前記ルーティング情報特定ステッ
プ(303)で特定したルーティング情報を前記第1登
録手段(3)へ書き込む番号管理ステップ(303)と
を含むコネクションレス通信におけるメッセージ転送方
法。 - 【請求項7】 請求項4、請求項5または請求項6にお
いて、前記番号管理ステップ(106、206、30
3)は、前記第1登録手段(3)に登録された各ルーテ
ィング情報のうち、検索回数が最少のルーティング情報
を判別する検索回数判別ステップと、 前記検索回数判別ステップで判別されたルーティング情
報を前記副検索ステップで検出したルーティング情報あ
るいはルーティング情報特定ステップで特定されたルー
ティング情報へ書き換える書換ステップとを含むコネク
ションレス通信におけるメッセージ転送方法。 - 【請求項8】 請求項4、請求項5または請求項6にお
いて、前記番号管理ステップ(106、206、30
3)は、前記第1登録手段(3)に登録された各ルーテ
ィング情報のうち、最終検索時刻から特定時間を経過し
たルーティング情報を判別する検索時刻判別ステップ
と、 前記検索時刻判別ステップで判別されたルーティング情
報を前記第1登録手段(3)から削除するデリートステ
ップと、 前記デリートステップで情報を削除された領域に前記副
検索ステップで検出したルーティング情報あるいはルー
ティング情報特定ステップで特定したルーティング情報
を書き込むルーティング情報書込ステップとを含むコネ
クションレス通信におけるメッセージ転送方法。 - 【請求項9】 請求項4、請求項5または請求項6にお
いて、前記番号管理ステップ(106、206、30
3)は、前記第1登録手段(3)に登録された各ルーテ
ィング情報のうち最終検索時刻が最古のルーティング情
報を判別する最終検索時刻判別ステップと、 前記最終検索時刻判別ステップで判別されたルーティン
グ情報を、前記副検索ステップで検出したルーティング
情報あるいはルーティング情報特定ステップで特定され
たルーティング情報へ書き換える書換ステップとを含む
コネクションレス通信におけるメッセージ転送方法。 - 【請求項10】 交換機(1)がメッセージを受信した
ときに前記メッセージに付加された着信番号を検出する
着信番号検出手段(5)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に基づ
いて、所定個数の着信番号に対応するルーティング情報
のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、前記着信
番号に対応するルーティング情報を検出する主検索手段
(6)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に対応
するルーティング情報が前記第1登録手段(3)に未登
録のときに、前記第1登録手段(3)に登録されている
着信番号を除く全ての着信番号に対応するルーティング
情報を登録した第2登録手段(4)を検索し、前記着信
番号検出手段(5)が検出した着信番号に対応するルー
ティング情報を検出する副検索手段(7)と、 前記主検索手段(6)あるいは副検索手段(7)が検出
したルーティング情報を前記交換機(1)へ通知するル
ーティング情報通知手段(8)とを備えるコネクション
レスサーバ(2)を各交換機(1)に接続あるいは設け
たことを特徴とするコネクションレス通信におけるメッ
セージ転送装置。 - 【請求項11】 交換機(1)がメッセージを受信した
ときに前記メッセージに付加された着信番号を検出する
着信番号検出手段(5)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に基づ
いて、所定個数の着信番号に対応するルーティング情報
のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、前記着信
番号に対応するルーティング情報を検出する主検索手段
(6)と、 前記主検索手段(6)が検出したルーティング情報を前
記交換機(1)へ通知するルーティング情報通知手段
(8)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に対応
するルーティング情報が前記第1登録手段(3)に未登
録のときに、前記交換機(1)に接続されている全ての
交換機(1)または端末に対して前記メッセージを転送
する同報手段(12)とを備えるコネクションレスサー
バを各交換機(1)に接続あるいは設けたことを特徴と
するコネクションレス通信におけるメッセージ転送装
置。 - 【請求項12】 交換機(1)がメッセージを受信した
ときに前記メッセージに付加された着信番号を検出する
着信番号検出手段(5)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に基づ
いて、所定個数の着信番号に対応するルーティング情報
のみを登録した第1登録手段(3)を検索し、前記着信
番号に対応するルーティング情報を検出する主検索手段
(6)と、 前記主検索手段(6)が検出したルーティング情報を前
記交換機(1)(1)へ通知するルーティング情報通知
手段(8)と、 前記着信番号検出手段(5)が検出した着信番号に対応
するルーティング情報が前記第1登録手段(3)に未登
録のときに、前記着信番号から特定される少なくとも一
つの交換機(1)あるいは端末へ前記メッセージを転送
する同報手段(12)とを備えるコネクションレスサー
バを各交換機(1)に接続あるいは設けたことを特徴と
するコネクションレス通信におけるメッセージ転送装
置。 - 【請求項13】 請求項10において、前記コネクショ
ンレスサーバは、 前記副検索手段(7)が検索したルーティング情報を前
記第1登録手段(3)へ書き込む番号管理手段(9)を
備えることを特徴とするコネクションレス通信における
メッセージ転送装置。 - 【請求項14】 請求項11または請求項12におい
て、前記コネクションレスサーバは、 前記同報手段(12)がメッセージを転送した後に、前
記第1登録手段(3)の着信番号を除く全ての着信番号
に対応するルーティング情報を登録した第2登録手段
(4)を検索し、前記着信番号検出手段(5)が検出し
た着信番号に対応するルーティング情報を検出する副検
索手段(7)と、 前記副検索手段(7)が検出したルーティング情報を前
記第1登録手段(3)へ書き込む番号管理手段(9)と
を備えることを特徴とするコネクションレスサーバ通信
におけるメッセージ転送装置。 - 【請求項15】 請求項10、請求項11、または請求
項12において、前記コネクションレスサーバは、 前記交換機(1)がメッセージを受信したときに、 前記メッセージからこのメッセージの発信元の着信番号
を検出する発信元番号検出手段(10)と、 前記メッセージの受信経路に基づいて前記交換機(1)
から前記発信元へのルーティング情報を特定するルーテ
ィング情報特定手段(11)と、 前記発信元番号検出手段(10)が検出した発信元の着
信番号とともに前記ルーティング情報特定手段(11)
が特定したルーティング情報を前記第1登録手段(3)
へ書き込む番号管理手段(9)とを備えることを特徴と
するコネクションレス通信におけるメッセージ転送装
置。 - 【請求項16】 請求項13、請求項14、または請求
項15において、前記番号管理ス手段は、前記第1登録
手段(3)に登録されたルーティング情報のうち検索回
数が最少のルーティング情報を判別する検索回数判別部
と、 前記検索回数判別部が判別したルーティング情報を前記
副検索手段(7)が検出したルーティング情報あるいは
ルーティング情報特定手段(11)が特定したルーティ
ング情報へ書き換える書換部とを備えることを特徴とす
るコネクションレス通信におけるメッセージ転送装置。 - 【請求項17】 前記請求項13、請求項14または請
求項15において、前記番号管理手段(9)は、前記第
1登録手段(3)に登録された各ルーティング情報のう
ち、最終検索時刻から特定時間を経過したルーティング
情報を判別する検索時刻判別部と、 前記検索時刻判別部が判別したルーティング情報を前記
第1登録手段(3)から削除するデリート部と、 前記デリート部でデリートされた領域に前記副検索手段
(7)が検出したルーティング情報あるいはルーティン
グ情報特定手段(11)が特定したルーティング情報を
書き込むルーティング情報書込部とを備えることを特徴
とするコネクションレス通信におけるメッセージ転送装
置。 - 【請求項18】 前記請求項113、請求項14または
請求項15において、前記番号管理手投(9)は、前記
第1登録手段(3)に登録された各ルーティング情報の
うち最終検索時刻が最古のルーティング情報を判別する
最終検索時刻判別部と、 前記最終検索時刻判別部が判別したルーティング情報
を、前記副検索手段(7)が検出したルーティング情報
あるいはルーティング情報特定手段(11)が特定した
ルーティング情報へ書き換える書換部とを備えることを
特徴とするコネクションレス通信におけるメッセージ転
送装置。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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DE69125340D1 (de) * | 1990-06-01 | 1997-04-30 | Codex Corp | Datenmultiplexer mit der möglichkeit von gleichzeitiger verarbeitung von mehreren kanälen |
-
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1995
- 1995-02-22 US US08/392,155 patent/US5677683A/en not_active Expired - Lifetime
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