JP3388530B2 - 音楽演出用照明装置 - Google Patents

音楽演出用照明装置

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JP3388530B2
JP3388530B2 JP25076896A JP25076896A JP3388530B2 JP 3388530 B2 JP3388530 B2 JP 3388530B2 JP 25076896 A JP25076896 A JP 25076896A JP 25076896 A JP25076896 A JP 25076896A JP 3388530 B2 JP3388530 B2 JP 3388530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽演出用照明装
置を有する楽音発生装置の楽音データから発光データへ
の変換技術及び発光技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション機能を有する電子楽器に
おいては、各鍵に対応して設けたLED(発光ダイオー
ド)等の発光体により、押鍵すべき鍵位置に対応するL
ED等の発光体を発光させて演奏者に押鍵位置を知らせ
るものがある。
【0003】前記各鍵に対応して設けたLED等の発光
体は、演奏者により選択された練習曲の所望のイベント
時間において、該所望のイベント時間の音高に対応する
鍵に対応する前記LED等の発光体が発光することによ
り、押鍵すべき鍵を指示する。
【0004】練習曲は、シーケンスデータを持ってお
り、このシーケンスデータ従ってイベントが進んでい
くので、音高もシーケンスデータに従って進み、押鍵位
置表示も進んでいく。演奏者は、前記選択した練習曲の
シーケンスデータに従って進んでいく前記LED等の発
光体の指示に従いながら練習を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電子楽器における発光装置は、ナビゲーション機能の
ひとつとして、LED等の発光体を電子楽器の各鍵に対
応して設け、演奏者は自動演奏される楽曲に応じて順次
点灯される発光体を見ながら、それに対応する鍵を演奏
操作するものであった。
【0006】すなわち、従来の電子楽器における発光装
置は、押鍵位置を示すだけであり、演奏会場などにおい
て観客に見せることはとてもできなかった。光による演
出を目的とするならば、 1.観客に見えるように光ること 2.十分な光量であること 3.光の表現力があること 4.音楽から受けるイメージと光から受けるイメージが
合うこと が必要であり、従来のナビゲーション機能を有する電子
楽器にはこのような機能がなかった。
【0007】本発明の課題は、発光装置を有し、演奏者
の押鍵操作による楽音データや自動演奏データ等に基づ
き十分な光量で表現力豊かな発光を行なえる楽音発生装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための、第1の態様の手段は次の通りである。音量
エンベロープ→光量変換手段は、楽音データの音色制御
用のエンベロープの値より第1の光量データを作成す
る。
【0009】音量→光量変換手段は、楽音データのベロ
シティの値より第2の光量データを作成する。時間→光
色・光量変換手段は、楽音データの発音開始後、時間の
経過とともに光色及び光量を変化させる第3の光量デー
タ及び第1の光色データを作成する。
【0010】明るさ選択手段は、前記第1乃至第3の光
量データのいずれか1つの光量データを選択する。な
お、前記第1乃至第3の光量データの内の2つのデータ
の値の和、または、前記第1乃至第3の光量データの値
の和より前記発光装置の光量を決定するようにしてもよ
い。
【0011】音色→光色変換手段は、楽音データの音色
制御用フィルタのエンベロープの値より第2の光色デー
タを作成する。音高→位置・光色変換手段は、楽音デー
タの音高データの値より第3の光色データ及び発光位置
データを作成する。
【0012】色選択手段は、前記第1乃至第3の光色デ
ータのいずれか1つの光色データを選択する。なお、前
記第1乃至第3の光色データの内の2つのデータの値の
和、または、前記第1乃至第3の光色データの値の和よ
り前記発光装置の光色を決定するようにしてもよい。
【0013】発光手段は、楽音発生装置の内部に設けら
れ、前記明るさ選択手段によって選択された光量データ
と、前記色選択手段によって選択された光色データと、
前記発光位置データとに基づき発光する。
【0014】第1の態様の作用は次の通りである。音量
エンベロープ→光量変換手段によって、楽音データの音
色制御用のエンベロープの値より第1の光量データが作
成される。
【0015】音量→光量変換手段によって、楽音データ
のベロシティの値より第2の光量データが作成される。
時間→光色・光量変換手段によって、楽音データの発音
開始後、時間の経過とともに光色及び光量を変化させる
第3の光量データ及び第1の光色データが作成される。
【0016】明るさ選択手段によって、前記第1乃至第
3の光量データのいずれか1つの光量データが選択され
る。なお、前記第1乃至第3の光量データの内の2つの
データの値の和、または、前記第1乃至第3の光量デー
タの値の和より前記発光装置の光量が決定されるように
してもよい。
【0017】音色→光色変換手段によって、楽音データ
の音色制御用フィルタのエンベロープの値より第2の光
色データが作成される。音高→位置・光色変換手段によ
って、楽音データの音高データの値より第3の光色デー
タ及び発光位置データが作成される。
【0018】色選択手段によって、前記第1乃至第3の
光色データのいずれか1つの光色データが選択される。
なお、前記第1乃至第3の光色データの内の2つのデー
タの値の和、または、前記第1乃至第3の光色データの
値の和より前記発光装置の光色が決定されるようにして
もよい。
【0019】発光手段によって、前記明るさ選択手段に
よって選択された光量データと、前記色選択手段によっ
て選択された光色データと、前記発光位置データとに基
づき楽音発生装置の内部に設けられた発光体より光が発
せられる。
【0020】その結果、楽音パラメータによって発光色
と光量が変化する照明が行える。第2の態様の手段は次
の通りである。音量エンベロープ→光量変換手段は、楽
音データの音色制御用のエンベロープの値より第1の光
量データを作成する。
【0021】音量→光量変換手段は、楽音データのベロ
シティの値より第2の光量データを作成する。時間→光
色・光量変換手段は、楽音データの発音開始後、時間の
経過とともに光色及び光量を変化させる第3の光量デー
タ及び第1の光色データを作成する。
【0022】明るさ選択手段は、前記第1乃至第3の光
量データのいずれか1つの光量データを選択する。な
お、前記第1乃至第3の光量データの内の2つのデータ
の値の和、または、前記第1乃至第3の光量データの値
の和より前記発光装置の光量を決定するようにしてもよ
い。
【0023】音色→光色変換手段は、楽音データの音色
制御用フィルタのエンベロープの値より第2の光色デー
タを作成する。音高→位置・光色変換手段は、楽音デー
タの音高データの値より第3の光色データ及び発光位置
データを作成する色選択手段は、前記第1乃至第3の光
色データのいずれか1つの光色データを選択する。な
お、前記第1乃至第3の光色データの内の2つのデータ
の値の和、または、前記第1乃至第3の光色データの値
の和より前記発光装置の光色を決定するようにしてもよ
い。
【0024】発光手段は、楽音発生装置の外部ケースの
一部を兼ね、前記明るさ選択手段によって選択された光
量データと、前記色選択手段によって選択された光色デ
ータと、前記発光位置データとに基づき発光する。
【0025】第2の態様の作用は次の通りである。音量
エンベロープ→光量変換手段によって、楽音データの音
色制御用のエンベロープの値より第1の光量データが作
成される。
【0026】音量→光量変換手段によって、楽音データ
のベロシティの値より第2の光量データが作成される。
時間→光色・光量変換手段によって、楽音データの発音
開始後、時間の経過とともに光色及び光量を変化させる
第3の光量データ及び第1の光色データが作成される。
【0027】明るさ選択手段によって、前記第1乃至第
3の光量データのいずれか1つの光量データが選択され
る。なお、前記第1乃至第3の光量データの内の2つの
データの値の和、または、前記第1乃至第3の光量デー
タの値の和より前記発光装置の光量が決定されるように
してもよい。
【0028】音色→光色変換手段によって、楽音データ
の音色制御用フィルタのエンベロープの値より第2の光
色データが作成される。音高→位置・光色変換手段によ
って、楽音データの音高データの値より第3の光色デー
タ及び発光位置データが作成される色選択手段によっ
て、前記第1乃至第3の光色データのいずれか1つの光
色データが選択される。なお、前記第1乃至第3の光色
データの内の2つのデータの値の和、または、前記第1
乃至第3の光色データの値の和より前記発光装置の光色
が決定されるようにしてもよい。
【0029】発光手段によって、楽音発生装置の外部ケ
ースの一部を兼ね、前記明るさ選択手段によって選択さ
れた光量データと、前記色選択手段によって選択された
光色データと、前記発光位置データとに基づき発光体よ
り光が発せられる。
【0030】その結果、楽音パラメータによって発光色
と光量が変化する照明が行える。第3の態様の手段は次
の通りである。音間計数時手段は、自動演奏データの所
定の時間の間の音間を計数する。
【0031】音間→光量変換手段は、前記音間計数手段
によって計数された音間より第1の光量データを作成す
る。テンポ→速度変換手段は、自動演奏データのテンポ
データより光色と光量の切り替わり速度を変更する切り
替わり速度データを作成する。
【0032】明るさ選択手段は、前記光量データと前記
切り替わり速度データとより第2の光量データを作成す
る。コード→光色変換手段は、自動演奏データのコード
データより第1の光色データを作成する。
【0033】コード→機能発生手段は、自動演奏データ
のコードデータよりコードの機能を分析しコード機能デ
ータを作成する。機能→光色変換手段は、前記コード機
能データより第2の光色データを作成する。
【0034】コード→光色変換手段は、自動演奏データ
の調データより第3の光色データを作成する。色選択手
段は、前記第1乃至第3の光色データのいずれか1つの
光色データを選択し、該選択した光色データと前記切り
替わり速度データとより第4の光色データを作成する。
なお、前記第1乃至第3の光色データの内の2つのデー
タの値の和、または、前記第1乃至第3の光色データの
値の和より前記発光装置の光色を決定するようにしても
よい。
【0035】発光手段は、楽音発生装置の内部に設けら
れ、第2の光量データと第4の光色データとに基づき発
光する。第3の態様の作用は次の通りである。
【0036】音数計数手段によって、自動演奏データの
単位時間当たりの音数が計数される。音数→光量変換手
段によって、音数計数手段によって計数された単位時間
当たりの音数により第1の光量データが作成される。
【0037】テンポ→速度変換手段によって、自動演奏
データのテンポデータより光色と光量の切り替わり速度
を変更する切り替わり速度データが作成される。明るさ
選択手段によって、前記光量データと前記切り替わり速
度データとより第2の光量データが作成される。
【0038】コード→光色変換手段によって、自動演奏
データのコードデータより第1の光色データが作成され
る。コード→機能発生手段によって、自動演奏データの
コードデータよりコードの機能を分析しコード機能デー
タが作成される。
【0039】機能→光色変換手段によって、前記コード
機能データより第2の光色データが作成される。コード
→光色変換手段によって、自動演奏データの調データよ
り第3の光色データが作成される。
【0040】色選択手段によって、前記第1乃至第3の
光色データのいずれか1つの光色データを選択し、該選
択した光色データと前記切り替わり速度データとより第
4の光色データが作成される。なお、前記第1乃至第3
の光色データの内の2つのデータの値の和、または、前
記第1乃至第3の光色データの値の和より前記発光装置
の光色が決定されるようにしてもよい。
【0041】発光手段によって、第2の光量データと第
4の光色データとに基づき楽音発生装置の内部に設けら
れた発光体より光が発せられる。その結果、自動演奏デ
ータの楽音パラメータによって発光色と光量が変化する
照明が行える。
【0042】第4の態様の手段は次の通りである。音数
計数手段は自動演奏データの単位時間当たりの音数を
計数する。音数→光量変換手段は、前記音数計数手段に
よって計数された単位時間当たりの音数により第1の光
量データを作成する。
【0043】テンポ→速度変換手段は、自動演奏データ
のテンポデータより光色と光量の切り替わり速度を変更
する切り替わり速度データを作成する。明るさ選択手段
は、前記光量データと前記切り替わり速度データとより
第2の光量データを作成する。
【0044】コード→光色変換手段は、自動演奏データ
のコードデータより第1の光色データを作成する。コー
ド→機能発生手段は、自動演奏データのコードデータよ
りコードの機能を分析しコード機能データを作成する。
【0045】機能→光色変換手段は、前記コード機能デ
ータより第2の光色データを作成する。コード→光色変
換手段は、自動演奏データの調データより第3の光色デ
ータを作成する。
【0046】色選択手段は、前記第1乃至第3の光色デ
ータのいずれか1つの光色データを選択し、該選択した
光色データと前記切り替わり速度データとより第4の光
色データを作成する。なお、前記第1乃至第3の光色デ
ータの内の2つのデータの値の和、または、前記第1乃
至第3の光色データの値の和より前記発光装置の光色を
決定するようにしてもよい。
【0047】発光手段は、楽音発生装置の外部ケースの
一部を兼ね、第2の光量データと第4の光色データとに
基づき発光する。第4の態様の作用は次の通りである。
【0048】音数計数手段によって、自動演奏データの
単位時間当たりの音数が計数される。音数→光量変換手
段によって、音数計数手段によって計数された単位時間
当たりの音数により第1の光量データが作成される。
【0049】テンポ→速度変換手段によって、自動演奏
データのテンポデータより光色と光量の切り替わり速度
を変更する切り替わり速度データが作成される。明るさ
選択手段によって、前記光量データと前記切り替わり速
度データとより第2の光量データが作成される。
【0050】コード→光色変換手段によって、自動演奏
データのコードデータより第1の光色データが作成され
る。コード→機能発生手段によって、自動演奏データの
コードデータよりコードの機能を分析しコード機能デー
タが作成される。
【0051】機能→光色変換手段によって、前記コード
機能データより第2の光色データが作成される。コード
→光色変換手段によって、自動演奏データの調データよ
り第3の光色データが作成される。
【0052】色選択手段によって、前記第1乃至第3の
光色データのいずれか1つの光色データを選択し、該選
択した光色データと前記切り替わり速度データとより第
4の光色データが作成される。なお、前記第1乃至第3
の光色データの内の2つのデータの値の和、または、前
記第1乃至第3の光色データの値の和より前記発光装置
の光色が決定されるようにしてもよい。
【0053】発光手段によって、第2の光量データと第
4の光色データとに基づき楽音発生装置の外部ケースの
一部を兼ねた発光体より光が発せられる。その結果、自
動演奏データの楽音パラメータによって発光色と光量が
変化する照明が行える。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態の全体ブロック図である。同図を参
照して、その構成及び動作を説明する。
【0055】鍵盤・音高入力装置101は、演奏者の押
鍵操作等(ピッチベント、モジュレーションホィール等
を含む)により演奏データを入力するものである。音高
情報発生装置102は、鍵盤・音高入力装置101から
入力された演奏情報に基づいて音高情報データを作成す
る。この音高情報データは発音及び発光のために使用さ
れる。発音用として音源103へ転送され、発光用とし
て音量エンベロープ→光量変換装置105、音色→光色
変換装置108、音量→光量変換装置110、音高→位
置・光色変換装置111及び時間→光色・光量変換装置
112へ転送される。
【0056】音源103は、音高情報発生装置102か
らの音高情報データと音色データ記憶部106からの音
色データに基づき楽音データを作成し、サウンドシステ
ム104へ転送する。
【0057】そして、サウンドシステム104を経て楽
音が発音される。音量エンベロープ→光量変換装置10
5は、音高情報発生装置102からの音高情報データと
音色データ記憶部106からの音色データに基づき光量
データを作成し、明るさ選択装置107へ転送する。
【0058】音色→光色変換装置108は、音高情報発
生装置102からの音高情報データと音色データ記憶部
106からの音色データに基づき光色データを作成し、
色選択装置109へ転送する。
【0059】音量→光量変換装置110は、音高情報発
生装置102からの音高情報データのベロシティーデー
タより光量データを作成し、明るさ選択装置107へ転
送する。
【0060】音高→位置・光色変換装置111は、音高
情報発生装置102からの音高情報データの音高データ
より光の位置及び光色データを作成し、色選択装置10
9へ転送する。
【0061】時間→光色・光量変換装置112は、音高
情報発生装置102からの音高情報データより発音命令
以降の時間と共に次第に光色・光量を変えていくような
光色データ及び光量データを作成し、光色データを色選
択装置109へ、光量データを明るさ選択装置107へ
それぞれ転送する。
【0062】明るさ選択装置107は、音量エンベロー
プ→光量変換装置105、音量→光量変換装置110及
び時間→光色・光量変換装置112より転送される各光
量データをR(赤)、G(緑)、B(青)に分解して表
現した光量データを作成する。
【0063】色選択装置109は、音色→光色変換装置
108、音高→位置・光色変換装置111及び時間→光
色・光量変換装置112より転送される各光色データを
R、G、Bに分解して表現した光色データを作成する。
【0064】発光装置113は、明るさ選択装置107
からの光量データと、色選択装置109からの光色デー
タと、音高→位置・光色変換装置111からの発光位置
データとより、所望の光量、光色、及び位置で発光す
る。
【0065】つぎに、本発明の第1の実施の形態の楽音
データから光の位置、光色及び光量データへの変換手順
及び動作を説明する。本発明の第1の実施の形態では、
まず、特に図示していない音高→位置変換スイッチ、音
高→光色変換スイッチ、音量エンベロープ→光量変換ス
イッチ、音色→光色変換スイッチ、音量→光量変換スイ
ッチ、及び時間→光色・光量変換スイッチの状態を特に
図示していない楽音発生装置内部のCPUによって読み
取り処理が行われる。なお、音高→光色変換スイッチ、
音量エンベロープ→光量変換スイッチ、音色→光色変換
スイッチ、音量→光量変換スイッチ、及び時間→光色・
光量変換スイッチは排他的な関係になっている。
【0066】CPUによって読み取られたスイッチの状
態に基づいて、鍵盤・音高入力装置101より入力され
た楽音情報から得た楽音パラメータより楽音パラメータ
→光量データ及び楽音パラメータ→光色データへの変換
処理が行われる。その結果、サウンドシステム104か
らの発音とともに、発光装置113から発光される。
【0067】図2は本発明のメインフローである。図2
を用いて、本発明の第1の実施の形態の楽音データから
光の位置、光色及び光量データへの変換処理手順を詳細
に説明する。なお、楽音データから光の位置、光色及び
光量データへの処理は、特に図示していない楽音発生装
置内部のCPUの内部ROMに記憶されたプログラム
や、内部RAMに一時的に記憶されたデータにより必要
な処理が行われる。
【0068】まず、音高→位置変換スイッチがオンか否
かを判断する(S201)。音高→位置変換スイッチが
オンの場合は、音高→位置・光色変換装置111により
音高データに対応した色のR、G、Bの3色の発光体が
選択され(S202)、ステップS203へ進む。音高
位置変換スイッチがオフの場合は、ステップS203へ
進む。
【0069】ステップS203において音高→光色変換
スイッチがオンか否かを判定する。音高→光色変換スイ
ッチがオンの場合は、音高→位置・光色変換装置111
により音高データから光色データへの変換が行われ(S
204)、ステップS213へ進む。音高→位置・光色
変換スイッチがオフの場合は、ステップS205へ進
む。
【0070】以下、ステップS205からステップS2
12(音量エンベロープ→光量変換処理、音色→光色変
換処理、音量→光量変換処理、時間→光色・光量変換処
理を行う)において同様の処理が行なわれる。
【0071】そして、ステップS202において作成さ
れた発光データと、ステップS203からステップS2
12において選択された光量データ及び光色データに基
づき発光装置より発光される、等のその他の処理が行わ
れる。
【0072】上記のように本発明の楽音データから音量
及び光色への変換は、各種スイッチにより択一的に変換
モードを選択できるようになっている。なお、音高→光
色変換スイッチ、音量エンベロープ→光量変換スイッ
チ、音色→光色変換スイッチ、音量→光量変換スイッ
チ、及び時間→光色・光量変換スイッチを複数選択でき
るようにし、各選択した処理の結果の和を取り、光量・
光色を変更するようにしてもよい。
【0073】つぎに、音量エンベロープ→光量変換装置
105について、図3(a)、(b)を用いて詳細に説
明する。図3(b)は音量エンベロープ・光量の一例で
ある。図3(b)のように時間と共に音量が変化した場
合、音量の強弱に比例して光量を変化させている。
【0074】また、図3(a)は音量エンベロープのエ
ンベロープデータ、光量データ及び光量の関係を示した
図である。なお、これらのデータは特に図示していない
楽音発生装置内部のROMに記憶されている。
【0075】音量エンベロープのエンベロープデータは
7ビット、127段階で表わされる。なお、“00”は
消音を表わす。光量データも音量エンベロープのエンベ
ロープデータと同じ7ビット、127段階で表わし、そ
れぞれのビットを1対1で対応させている。具体的に
は、音量エンベロープのエンベロープデータの最小値で
ある“01”と光量データの最小値である“01”が対
応し、音量エンベロープのエンベロープデータの値が大
きくなるに連れて光量データの値も大きくなり、音量エ
ンベロープのエンベロープデータが最大値“7F”のと
き光量データも最大値“7F”となる。
【0076】音色→光色変換装置108について、図4
(a)、(b)を用いて詳細に説明する。図4(b)は
音色を決定するディジタル制御フィルタ(以下、DCF
という)のエンベロープの一例である。なお、これらの
データは特に図示していない楽音発生装置内部のROM
に記憶されている。
【0077】図のように時間と共に変化するフィルタを
かけた場合、フィルタのかかる量に比例して光色を変化
させている。なお、これらのデータは特に図示していな
いROMに記憶されている。
【0078】DCFは、制御信号により遮断周波数を変
化させることのできるフィルターである。音源103か
らの楽音データは、DCFを通ることによって倍音成分
がフィルターによって制限され音色が変化する。
【0079】また、図4(a)はDCFのエンベロープ
データ、光色データ及び光色の関係を示した図である。
エンベロープデータは7ビット、127段階で表わされ
る。光色データもエンベロープデータと同じ7ビット、
127段階で表わし、それぞれのビットを1対1で対応
させて、光色データの各々のビットに対して特定の色を
対応させている。例えば、エンベロープデータの“00
〜1F”と光色データの“00〜1F”が対応し、光色
データの“00〜1F”と光色の青が対応する。同様
に、エンベロープデータの“20〜2F”と光色データ
の“20〜2F”と光色の紫が対応し、エンベロープデ
ータの“30〜3F”と光色データの“30〜3F”と
光色の緑が対応し、エンベロープデータの“40〜4
F”と光色データの“40〜4F”と光色の黄が対応
し、エンベロープデータの“50〜5F”と光色データ
の“50〜5F”と光色のオレンジが対応し、エンベロ
ープデータの“60〜7F”と光色データの“60〜7
F”と光色の赤が対応するとしている。
【0080】音量→光量変換装置112について、図5
を用いて詳細に説明する。図5はベロシティーデータ、
光量データ及び光量の関係を示した図である。なお、こ
れらのデータは特に図示していない楽音発生装置内部の
ROMに記憶されている。
【0081】ベロシティーとは、楽音発生装置の押鍵の
速さ(ベロシティー)のことであり、押鍵操作に対する
音量を決定するパラメータの一つである。音量のベロシ
ティーデータは7ビット、127段階で表わされる。光
量データも音量のベロシティーデータと同じ7ビット、
127段階で表わし、それぞれのビットを1対1で対応
させている。例えば、音量のベロシティーデータの最小
値である“00”と光量データの最小値である“00”
が対応し、音量のベロシティーデータの値が大きくなる
に連れて光量データの値も大きくなり、音量のベロシテ
ィーデータが最大値“7F”のとき光量データも最大値
“7F”となる。
【0082】音高→位置・光色変換装置111につい
て、図6(a)、(b)を用いて詳細に説明する。ま
ず、図6(a)を用いて音高→位置・光色変換の処理の
流れについて説明する。
【0083】ステップS601においてノートオンを受
信するとステップS602へ進み、図6(b)に示した
音高と光色の関係で音高→光色変換を行い、音高→光色
変換後ステップS603へ進む。ノートオン以外の場合
は直接ステップS603へ進む。ステップS603にお
いてピッチベンドを受信するとステップS604へ進
み、ピッチベンドがアップの場合は現在の色に赤を加算
し、ピッチベンドがダウンの場合は現在の色に青を加算
し、その後ステップS605へ進む。ピッチベンド以外
の場合は直接ステップS605へ進む。
【0084】ステップS605においてモジュレーショ
ンを受信するとステップS606へ進み、現在の色に緑
を加算し、その後リターンへ進む。モジュレーション以
外の場合は直接リターンへ進む。
【0085】図6(b)は音高と光色の関係を示したも
のである。なお、これらのデータは特に図示していない
楽音発生装置内部のROMに記憶されている。データは
7ビット、127段階で表わし、音高データのC−1か
らG9までのそれぞれのビットをデータの“00”〜
“9G”までのそれぞれのビットに1対1で対応させ、
各データに対して所望の光色が得られるようになってい
る。例えば、データの“00”〜“1F”と光色の紫が
対応し、データの“20”〜“2F”と光色の青が対応
し、データの“30”〜“3F”と光色の緑が対応し、
データの“40”〜“4F”と光色の黄が対応し、デー
タの“50”〜“5F”と光色のオレンジが対応し、デ
ータの“60”〜“7F”と光色の赤を対応させる。
【0086】また、上記の光色は色温度で変化させても
よい。時間→光量・光色変換装置112について、図7
のフローを用いて詳細に説明する。
【0087】時間→光量・光色変換装置112は、演奏
者の押鍵操作によりノートオンとなってからノートオフ
となるまでの間に時間と共に徐々に光量及び光色を変化
させる装置である。
【0088】まず、ノートデータがノートオンであるか
否かを判断し(S701)、ノートオンならばステップ
S702へ進み、ノートオンが来ていないときはステッ
プS708へ進む。
【0089】ステップS702において色データの赤デ
ータの値が最大か否かを判断し、赤データの値が最大で
なければ赤データが加算され(S703)、ステップS
708へ進む。赤データの値が最大ならばステップS7
04へ進む。
【0090】ステップS704において色データの青デ
ータの値が最大か否かを判断し、青データの値が最大で
なければ青データが加算され(S705)、ステップS
708へ進む。青データの値が最大ならばステップS7
06へ進む。
【0091】ステップS706において色データの緑デ
ータの値が最大か否かを判断し、緑データの値が最大で
なければ緑データが加算され、ステップS708へ進
む。緑データの値が最大ならそのままステップS708
へ進む。
【0092】ステップS708においてノートオフか否
かが判定される。ノートオフならば色データを全てリセ
ットし、ノートオンであればリターンへ進み、上記処理
が繰り返される。
【0093】したがって、時間→光量・光色変換装置1
12により、発光は赤→青→緑の順で光量が徐々に増加
し、光色も変化していく。つぎに、発光部の色と各発光
体の輝度との相関関係について説明する。
【0094】図8(a)、(b)、(c)は第1の実施
の形態における色と各発光体の輝度の相関図である。人
が感じる全ての色はR、G、Bの3色で表される。この
値は眼の3色感覚に対する生データであるので、一般に
は3色から色座標を求め、色度図〔図8(a)〕に色の
位置を表示する方法を取っている。
【0095】3刺激のR、G、Bの色度座標r、g、b
は、 r=R/(R+G+B) g=G/(R+G+B) b=B/(R+G+B) で与えられる。
【0096】r、g、bにはr+g+b=1の関係が成
り立ち、r、g平面から投影することで2次元平面図で
ある色度図〔図8(a)〕を得ることができる。図8
(a)ではx軸にr、y軸にgを取っている。したがっ
て、右へ行くほど赤く、上に行くほど緑で、原点に近付
くほど青い。この色度図によってR、G、Bを決定して
いる。
【0097】図8(b)は色度図〔図8(a)〕におけ
る色の分布を示したものである。第1の実施の形態にお
ける赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、青緑、青、青紫、
等は図のようにして得られる。第1の実施の形態では図
8(b)より得られた割合で発光体を発光させることに
より希望の色を得ている。
【0098】図8(c)は色度図〔図8(a)〕におけ
る色温度を示したものである。 色温度とは、光源から
から発せられた光の色について温度によって表示したも
のである。固体の物質は加熱すると発光するが、この光
の波長(色)は温度によって決まっていることから、温
度によって光の波長(色)を表わすことができる。色温
度により色変更の制御を行うと自然に行え効果的であ
る。
【0099】つぎに、本発明の第1の実施の形態を適用
した楽音発生装置の構成について説明する。図9は楽音
発生装置の発光部の断面図である。
【0100】楽音発生装置の下部ケース901、上部ケ
ース903、鍵盤部902及びスピーカー904は図9
のような構成になっており、発光部905は図9のよう
に上部ケース902に外側を向いて取り付けられてい
る。
【0101】つぎに、発光部905の詳細な構成を図1
0を用いて説明する。発光部905は青、赤、緑の3色
の発光体からなり、3色の発光体は互いに隣接し、かつ
規則正しく配置している。このように規則正しく青、
赤、緑の3色の発光体を配置し、各発光体の光量を図8
の色度図に基づいて制御することにより光色を変化させ
ることができる。
【0102】なお、発光対の配置は後述する図24のよ
うにしてもよい。したがって、楽音パラメータを位置・
光量・光色データへ変換し、位置・光量・光色データに
より発光部905に設けられた青、赤、緑の3色の発光
体が発光することにより、十分な光量で楽器本体を発光
させることができ、そして、音楽の変化に対応した表現
力豊かな照光を観客に対して行うことができる。
【0103】つぎに本発明の第2の実施の形態について
説明する。本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の
形態の楽音パラメータ→光量・光色データ変換方法と同
じであり、楽器本体が発光するように発光装置を変えた
ものである。
【0104】本発明の第2の実施の形態を適用した楽音
発生装置の構成について説明する。図11は楽音発生装
置の発光部の断面図である。楽音発生装置の下部ケース
1101、鍵盤1102、上部ケース1103、スピー
カー1104及び発光部1105から構成されている。
【0105】発光部1105の詳細な構成について第1
1及び12図を用いて説明する。図11に示したよう
に、発光部1105より発せられた光は光拡散層、透明
樹脂形成層及び光反射層より形成される上部ケース11
03全面に伝播し発光する。したがって、楽音発生装置
の本体のケースが発光して外部を照らすことができる。
【0106】発光部1105の発光体の構造は、青、
赤、緑の3色の発光体からなり、3色の発光体は1列に
規則正しく配置している。このように規則正しく青、
赤、緑の3色の発光体を配置し、各発光体の光量を図8
の色度図に基づいて制御することにより光色を変化させ
ることができる。また、発光体にはU字型の反射板12
01が上部ケース1103へ光を反射するように取り付
けられており、発光体より発せられた光は全て上部ケー
ス1103へ放射されるようになっている。
【0107】したがって、本発明の第1の実施の形態の
楽音パラメータ→光量・光色データ変換方法と同じ方法
で楽音パラメータを光量・光色データへ変換し、光量・
光色データにより発光部1105から発せられた光が光
拡散層、透明樹脂形成層及び光反射層より形成される上
部ケース1103の全面に伝播し発光することにより、
十分な光量で本体を発光させることができ、そして、音
楽の変化に対応した表現力豊かな照光を観客に対して行
うことができる。
【0108】つぎに、本発明の第3の実施の形態の動作
について説明する。図13は、本発明の第3の実施の形
態の全体ブロック図である。同図を参照して、その動作
を説明する。なお、音高情報データから光の位置、光色
及び光量データへの処理は、特に図示していない楽音発
生装置内部のCPUの内部RAMに記憶されたプログラ
ムや、内部RAMに一時的に記憶されたデータにより必
要な処理が行われる。
【0109】自動演奏データ記憶装置1301は、楽音
データより調データ、テンポデータ、メロディー、オブ
リガード及びコードデータを選別し記憶する。発音情報
発生装置1302は、自動演奏データ記憶装置1301
よりメロディー及びオブリガードを読み込み、1つは音
源1303及びサウンドシステム1304を経て発音さ
れる。また、もう1つは音数計数装置1305へ転送さ
れる。
【0110】音数計数装置1305は、メロディー及び
オブリガードの単位時間当たりの音数を計数し、計数し
たデータを音数→光量変換装置1306へ転送する。音
数→光量変換装置1306は、音数計数装置1305か
らの計数データより音数と光量の所定の関係に基づき第
1の光量データを作成する。
【0111】明るさ選択装置1307は、第1の光量デ
ータ及び切り替わり速度データより、明度をコントロー
ルする第2の光量データを作成する。コードデータ発生
装置1308は、自動演奏データ記憶装置1301より
コードデータを読み出して、コードネームに対応したコ
ードデータを作成する。
【0112】コード→色変換装置1309は、コードネ
ームに対応したコードデータより第1の光色データを作
成する。コード→機能発生装置1310は、コードデー
タより、その曲の調におけるコードネームの役割(機
能)を判断し、機能データを作成する。
【0113】機能→光色変換装置1311は、機能デー
タより第2の光色データを作成する。調発生装置131
2は、自動演奏データ記憶装置1301より楽音データ
を呼び出して調データを作成する。
【0114】調→光色変換装置1313は、調データよ
り第3の光色データを作成する。テンポデータ発生装置
1314は、自動演奏データ記憶装置1301よりテン
ポデータを呼び出してテンポデータを作成する。
【0115】テンポ→速度変換装置1315は、テンポ
データより光色と光量の切り替わり速度データを作成す
る。明るさ選択装置1307は、第1の光量データと切
り替わり速度データとから第2の光量データを作成す
る。
【0116】色選択装置1316は、第1〜3の光色デ
ータと切り替わり速度データとから第4の光色データを
作成する。発光装置1317は、明るさ選択装置130
7からの第2の光量データと色選択装置1316とに基
づき発光する。
【0117】つぎに、本発明の第3の実施の形態の自動
演奏データから光の光色及び光量データへの変換手順及
び動作を説明する。本発明の第3の実施の形態では、ま
ず、特に図示していない音数→光量変換スイッチ、コー
ド→光色変換スイッチ、機能→光色変換スイッチ、調→
光色変換スイッチ、テンポ→速度変換スイッチの状態を
特に図示していない楽音発生装置内部のCPUによって
読み取り処理が行われる。なお、音数→光量変換スイッ
チ、コード→光色変換スイッチ、機能→光色変換スイッ
チ、及び調→光色変換スイッチは排他的な関係になって
いる。
【0118】CPUによって読み取られたスイッチの状
態に基づいて、自動演奏データから得た楽音パラメータ
より楽音パラメータ→切り替わり速度データ、楽音パラ
メータ→光量データ、及び楽音パラメータ→光色データ
への変換の処理が行われる。その結果、サウンドシステ
ム1304からの発音とともに、発光装置1317から
発光される。
【0119】図14は本発明の第3の実施の形態のメイ
ンフローである。図14を用いて、本発明の第3の実施
の形態の自動演奏データから光色及び光量データへの変
換処理手順を詳細に説明する。なお、音高情報データか
ら光の位置、光色及び光量データへの処理は、特に図示
していない楽音発生装置内部のCPUの内部ROMに記
憶されたプログラムや、内部RAMに一時的に記憶され
たデータにより必要な処理が行われる。
【0120】まず、演奏者の特に図示していない演奏デ
ータ選択スイッチの操作によって選択された演奏データ
を読み込む(S1401)。ステップS1402におい
て、ノートデータであるか否かが判断される。ノートデ
ータの場合は、ステップS1403に進み音数→光量変
換等の光処理とその他の音高データの作成等の他処理が
行われ、ステップS1404へ進む。ノートデータ以外
のデータは、直接ステップS1404へ進む。
【0121】ステップS1404において、コードデー
タであるか否かが判断される。コードデータの場合は、
ステップS1405に進みコード→光色変換等の光処理
とその他の処理が行われ、ステップS1406へ進む。
コードデータ以外のデータは、直接ステップS1406
へ進む。
【0122】ステップS1406において、調データと
コードデータ以外のデータに分けられる。調データの場
合は、ステップS1406に進み調→光色変換等の光処
理とその他の処理が行われ、ステップS1408へ進
む。調データ以外のデータは、直接ステップS1408
へ進む。
【0123】ステップS1408において、テンポデー
タとコードデータ以外のデータに分けられる。テンポデ
ータの場合は、ステップS1409に進みテンポ→速度
変換等の光処理とその他の処理が行われ、ステップS1
410へ進む。テンポデータ以外のデータは、直接ステ
ップS1410へ進む。
【0124】ステップS1410において、発音処理等
の上記ステップ以外の処理が行こなわれ、リターンとな
る。つぎに、図15のフローを用いて光処理の処理の流
れを詳細に説明する。
【0125】まず、ステップS1501において、テン
ポ→速度変換スイッチがオンか否かを判断する。オンの
場合は、自動演奏データ記憶装置1301からテンポデ
ータをテンポデータ発生装置1314が読み込みテンポ
データを作成し、テンポ→速度変換装置1315により
テンポデータより光色及び光量の変化のスピードを制御
する切り替わり速度データを作成して、明るさ選択装置
1307及び色選択装置1316へ転送し(S150
2)、ステップS1503へ進む。オフの場合は、直接
ステップS1503へ進む。
【0126】ステップS1503において、音数→光量
変換スイッチがオンか否かを判断する。オンの場合は、
音数計数装置1305でメロディー及びオブリガードの
単位時間当たりの音数を計数し、音数→光量変換装置1
306により、その音数と光量の所定の関係に基づき第
1の光量データを作成し(S1504)、ステップS1
511へ進む。オフの場合はステップS1505へ進
む。
【0127】以下、ステップS1505からステップS
1510(コード→光色変換処理、機能→光色変換処
理、及びコード→光色変換処理を行う)において同様の
処理が行われる。
【0128】そして、ステップS1502およびステッ
プS1504で作成された切り替わり速度データと第1
の光量データより明るさ選択装置1307において第2
の光量データが作成され、ステップS1502、ステッ
プS1506、ステップS1508及びステップS15
10で作成された切り替わり速度データと第1〜3の光
色データより色選択装置1316において第4の光色デ
ータが作成され、第2の光量データと第4の光色データ
に基づき発光装置を発光させる、等の処理が行われる
(S213)。
【0129】上記のように本発明による自動演奏データ
から音量データ及び光量データへの変換は、各種スイッ
チにより択一的に変換モードを選択できるようになって
いる。
【0130】なお、音数→光量変換スイッチ、コード→
光色変換スイッチ、機能→光色変換スイッチ、及びコー
ド→光色変換スイッチを複数選択できるようにし、各選
択した処理の結果の和を取り、光量・光色を変更するよ
うにしてもよい。
【0131】つぎに、図16を用いて自動演奏データの
フォーマットについて説明する。ノートデータは5バイ
トであり、9Xで始まるコマンドである(Xはトラック
チャンネル)。つぎの60が音高を示し、つぎの70は
強さ(ベロシティー)示す。ベロシティーが00の場合
は消音処理を行う。つぎの08、70は前音からの時間
を示し、08がLSB、70がMSBである。
【0132】調データは3バイトでE0、00で調であ
ることを示し、つぎの01が下位4ビットで音明を、上
位4ビットでメジャーかマイナーかを示す。テンポデー
タは3バイトで構成され、E0、01でテンポであるこ
とを示し、つぎの40がテンポデータである。実際はこ
の値を2倍して使用する。
【0133】コードデータは3バイトでE0、02でコ
ードであることを示し、つぎの40の下位ビットで音名
を、上位4ビットでコード種を示す。なお、これらのデ
ータから光の位置、光色及び光量データへの処理は、特
に図示していない楽音発生装置内部のROMに記憶され
ている。
【0134】図17(a)、(b)を用いて音間→光量
変換装置1306について詳細に説明する。まず、図1
7(a)を用いて音間→光量変換の処理フローについて
説明する。
【0135】ステップS1701において、ノートオン
であるか否かを判定する。ノートオンの場合は、音間デ
ータのMSBを光量データに変換し(S1702)、リ
ターンへ進む。ノートオンでない場合は、直接リターン
へ進む。
【0136】音間データのMSBから光量データへの変
換は、図17(b)のように1対1で対応づけて変換す
る。たとえば、音間データのMSBの00と光量データ
の00とを対応させ、以下同様に音間データのMSBの
7Fと光量データの7Fまで対応させる。なお、これの
データは特に図示していない楽音発生装置内部のROM
に記憶されている。
【0137】図18を用いてコードデータ→光色変換装
置1309について詳細に説明する。ルートと光色、コ
ード種と光色がそれぞれ1対1で対応した相関を持た
せ、ルートに対応する光色とコード種に対応する光色の
平均を取って出力する。例えば、ルートがDで光色はオ
レンジが対応し、コード種がメジャー(M)で光色は赤
が対応しているとすると、出力される光色は両者の平均
を取って赤オレンジが出力される。なお、これのデータ
は特に図示していない楽音発生装置内部のROMに記憶
されている。
【0138】図19を用いてコードネームの機能分類→
光色変換装置1311について詳細に説明する。コード
ネームの機能(その調における機能)と光色が1対1で
対応した相関を持たせている。例えば、コードデータが
Iでは光色は赤、コードデータがIImでは光色はオレン
ジというように対応させている。なお、これのデータは
特に図示していない楽音発生装置内部のROMに記憶さ
れている。
【0139】第20図を用いて調データ→光色変換装置
1313について詳細に説明する。ルートと光色、調と
光色がそれぞれ1対1で対応した相関を持たせ、ルート
に対応する光色と調に対応する光色の平均を取って出力
する。例えば、ルートがDで光色はオレンジが対応し、
コード種がメジャー(M)で光色は赤が対応していると
すると、出力される光色は両者の平均を取って赤オレン
ジが出力される。なお、これのデータは特に図示してい
ない楽音発生装置内部のROMに記憶されている。
【0140】図21を用いてテンポデータ→速度変換装
置1315について説明する。曲のテンポとテンポデー
タはテンポの00〜254に対してテンポデータの00
〜7Fが対応し、テンポデータの00〜7Fと速度の0
0〜7Fが1対1で対応している。テンポデータの2倍
が実テンポ速度であり、テンポデータに一定の時間(こ
こでは40ms)を乗算した値をターゲットとなる光色
への移動の速さとしている。なお、これのデータは特に
図示していない楽音発生装置内部のROMに記憶されて
いる。
【0141】つぎに、本発明の第3の実施の形態を適用
した楽音発生装置の構成について説明する。図22は第
3の実施の形態を適用した楽音発生装置の発光部の断面
図である。
【0142】楽音発生装置の下部ケース2201、鍵盤
2202、上部ケース2203、スピーカー2204、
蛍光管2205、色フィルタ2206、ステッピングモ
ータ2207及び白黒フィルタ2208は図22ような
構成になっており、蛍光管2205より発せられた光は
白黒フィルタ2208と色フィルタ2206を通り楽音
発生装置の外部へ照光される。
【0143】図23に明るさ選択装置1307及び色選
択装置1316の構成を示す。明るさ選択装置1307
は、ステッピングモータ2207及び白黒フィルタ22
08から成り、光量信号によりステッピングモータが回
転し、所望の光量が得られる白黒フィルタ2208の位
置が選択される。
【0144】色選択装置1316は、ステッピングモー
タ2207及び色フィルタ2206から成り、光色信号
によりステッピングモータが回転し、所望の光色が得ら
れる色フィルタ2206の位置が選択される。
【0145】したがって、自動演奏データを光量・光色
データへ変換し、光量データにより発光部に設けられた
蛍光管が発光し、自動演奏データから得られた光量・光
色データにより、所望の選択装置1307の白黒フィル
タ2208及び色選択装置1316の色フィルタ220
6が選択されることにより、十分な光量で本体を発光さ
せることができ、そして、音楽の変化に対応した表現力
豊かな照光を観客に対して行うことができる。
【0146】また、蛍光管を使用することで低コストに
でき、しかも、照度が一定で発熱の少ない発光部を実現
できる。つぎに本発明の第4の実施の形態について説明
する。
【0147】本発明の第4の実施の形態は、自動演奏デ
ータ→光量・光色データ変換方法は本発明の第3の実施
の形態と同じであり、発光部を図24のように発光体2
401を規則的に配設したものである。
【0148】自動演奏データを光量・光色データへ変換
し、光量・光色データにより発光部1105から発せら
れた光が光拡散層、透明樹脂形成層及び光反射層より形
成される上部ケース1103全面に伝播し発光すること
により、十分な光量で本体を発光させることができ、そ
して、音楽の変化に対応した表現力豊かな照光を観客に
対して行うことができる。
【0149】なお、発光対の配置は図10のようにして
もよい。
【0150】
【発明の効果】第1の実施の形態によれば、楽音パラメ
ータを光量・光色データへ変換し、光量・光色データに
より発光部に設けられた青、赤、緑の3色の発光体が発
光することにより、十分な光量で本体を発光させること
ができ、そして、音楽の変化に対応した表現力豊かな照
光を観客に対して行うことができる。
【0151】第2の実施の形態によれば、楽音パラメー
タを光量・光色データへ変換し、光量・光色データによ
り発光部から発せられた光が光拡散層、透明樹脂形成層
及び光反射層より形成される上部ケース全面に伝播し発
光することにより、十分な光量で本体を発光させること
ができ、そして、音楽の変化に対応した表現力豊かな照
光を観客に対して行うことができる。
【0152】第3の実施の形態によれば、自動演奏デー
タを光量・光色データへ変換し、光量データにより発光
部に設けられた蛍光管が発光し、自動演奏データから得
られた光量・光色データにより、選択装置の白黒フィル
タ及び色選択装置の色フィルタが選択されることによ
り、十分な光量で本体を発光させることができ、そし
て、音楽の変化に対応した表現力豊かな照光を観客に対
して行うことができる。
【0153】また、蛍光管を使用することで低コストに
でき、しかも、照度が一定で発熱の少ない発光部を実現
できる。第4の実施の形態によれば、自動演奏データを
光量・光色データへ変換し、光量・光色データにより発
光部から発せられた光が光拡散層、透明樹脂形成層及び
光反射層より形成される上部ケース全面に伝播し発光す
ることにより、十分な光量で本体を発光させることがで
き、そして、音楽の変化に対応した表現力豊かな照光を
観客に対して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の全体ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のメインフローである。
【図3】(a)は音量エンベロープ→光量変換装置のエ
ンベロープデータ、光量データ及び光量の関係を示した
図である。(b)は音量エンベロープのエンベロープデ
ータの一例である。
【図4】(a)は音量エンベロープ→光色変換装置のエ
ンベロープデータ、光色データ及び光色の関係を示した
図である。(b)はDCFのエンベロープデータの一例
である。
【図5】音量→光量変換装置のベロシティーデータ、光
量データ及び光量の関係を示した図である。
【図6】(a)は音高→位置・光色変換装置の音高→位
置・光色変換のフローである。(b)は音高、データ及
び光色の関係の一例を示した図である。
【図7】時間→光量・光色変換装置の時間→光量・光色
変換のフローである。
【図8】(a)(b)は色度図である。(c)は(a)
における色温度を示したものである。
【図9】第1の実施の形態を適用した楽音発生装置の発
光部の断面図である。
【図10】第1の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の詳細な構成を示す図である。
【図11】第2の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の断面図である。
【図12】第2の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の詳細な構成を示す図である。
【図13】第3の実施の形態の全体ブロック図である。
【図14】第3の実施の形態のメインフローである。
【図15】第3の実施の形態の光処理部のフローであ
る。
【図16】自動演奏データフォーマットを示した図であ
る。
【図17】(a)は音間→光量変換の処理フローであ
る。(b)はMSBデータと光量データとの関係を示し
た図である。
【図18】コードデータ→光色変換におけるルートデー
タと光色データとの関係及びコード種と光色データとの
関係を示した図である。
【図19】コードネームの機能分類→光色変換における
コードネームの機能と光色データとの関係を示した図で
ある。
【図20】調データ→光色変換におけるルートデータと
光色データとの関係及び調と光色データとの関係を示し
た図である。
【図21】テンポデータ→速度変換におけるテンポ値
と、テンポデータと、速度と、時間との関係を示した図
である。
【図22】第3の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の断面図である。
【図23】第3の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の詳細な構成を示す図である(ディスプレイ上に
表示された中間調画像の写真印刷)。
【図24】第4の実施の形態を適用した楽音発生装置の
発光部の詳細な構成を示す図である。
【符号の説明】
101 鍵盤、音高入力装置 102 音高情報発生装置 105 音量エンベロープ→光量変換装置 107 明るさ選択装置 108 音色→光色変換装置 109 色選択装置 110 音量→光量変換装置 111 音高→位置・光色変換装置 112 時間→光色・光量変換装置 905 発光部 1301 自動演奏データ記憶装置 1302 楽音情報発生装置 1305 音数計数装置 1306 音量→光量変換装置 1307 明るさ選択装置 1308 コードデータ発生装置 1309 コード→光色変換装置 1310 コード→機能発生装置 1311 機能→光色発生装置 1312 調データ発生装置 1313 調→光色変換装置 1314 テンポデータ発生装置 1315 テンポ→速度変換装置 1316 色選択装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/12 G10K 15/00 - 15/06 F21S 10/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動演奏機能を有し、本体が発音に同期
    して発光する楽音発生装置において、自動演奏データの単位時間当たりの音数を計数する音数
    計数手段と、 前記音数計数手段によって計数された音数より第1の光
    量データを作成する音数→光量変換手段と、 自動演奏データのテンポデータより光色と光量の切り替
    わり速度を変更する切り替わり速度データを作成するテ
    ンポ→速度変換手段と、 前記光量データと前記切り替わり速度データとより第2
    の光量データを作成する明るさ選択手段と、 自動演奏データのコードデータより第1の光色データを
    作成するコード→光色変換手段と、 自動演奏データのコードデータよりコードの機能を分析
    しコード機能データを作成するコード→機能発生手段
    と、 前記コード機能データより第2の光色データを作成する
    機能→光色変換手段と、 自動演奏データの調データより第3の光色データを作成
    する調→光色変換手段と、 前記第1乃至第3の光色データのいずれか1つの光色デ
    ータを選択し、該選択した光色データと前記切り替わり
    速度データとより第4の光色データを作成する色選択手
    段と、 楽音発生装置の内部に設けられ、前記第2の光量データ
    と前記第4の光色データとに基づき発光する発光手段
    と、 を有することを特徴とする音楽演出用照明装置。
  2. 【請求項2】 自動演奏機能を有し、本体が発音に同期
    して発光する楽音発生装置において、 自動演奏データの単位時間当たりの音数を計数する音数
    計数手段と、 前記音数計数手段によって計数された音数より第1の光
    量データを作成する音数→光量変換手段と、 自動演奏データのテンポデータより光色と光量の切り替
    わり速度を変更する切り替わり速度データを作成するテ
    ンポ→速度変換手段と、 前記光量データと前記切り替わり速度データとより第2
    の光量データを作成する明るさ選択手段と、 自動演奏データのコードデータより第1の光色データを
    作成するコード→光色変換手段と、 自動演奏データのコードデータよりコードの機能を分析
    しコード機能データを作成するコード→機能発生手段
    と、 前記コード機能データより第2の光色データを作成する
    機能→光色変換手段と、 自動演奏データの調データより第3の光色データを作成
    する調→光色変換手段 と、前記第1乃至第3の光色データのいずれか1つの光色デ
    ータを選択し、該選択した光色データと前記切り替わり
    速度データとより第4の光色データを作成する色選択手
    段と、 楽音発生装置の上部ケースの一部を兼ね、第2の光量デ
    ータと第4の光色データとに基づき発光する発光手段
    と、 を有することを特徴とする音楽演出用照明装置。
  3. 【請求項3】前記色選択手段は、 前記第1乃至第3の光色データの内の2つのデータの値
    の和、または、前記第1乃至第3の光色データの値の和
    より前記発光装置の光色を決定する ことを特徴とする請
    求項1及び2の音楽演出照明装置。
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