JP3386280B2 - ブック原稿の画像読み取り装置 - Google Patents
ブック原稿の画像読み取り装置Info
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- JP3386280B2 JP3386280B2 JP05980995A JP5980995A JP3386280B2 JP 3386280 B2 JP3386280 B2 JP 3386280B2 JP 05980995 A JP05980995 A JP 05980995A JP 5980995 A JP5980995 A JP 5980995A JP 3386280 B2 JP3386280 B2 JP 3386280B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブック原稿の画像を読
み取るための装置に関し、特にページめくり機能を有す
るブック原稿の画像読み取り装置に関する。
み取るための装置に関し、特にページめくり機能を有す
るブック原稿の画像読み取り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ブック原稿の画像読み取り装置は基本的
には、例えば図１１に示すように、一端側を共通に閉じ
た本や冊子等のブック原稿１（画像を読み取ろうとする
面の内容については図１３参照）をコンタクトガラス２
上に所望のページを開いてセットし、スキャナ３で矢印
方向に走査して原稿内容を画像として読み取るという構
成になっている。この図１１の装置は画像読み取り面が
下向き（読み取り方向は上向き）としているものである
が、例えば図１２に示すようにスキャナ３をブック原稿
１の上方に配置し、支持台４上に載置したブック原稿１
を読みとるように画像読み取り面を上向き（読み取り方
向は下向き）とした装置も知られている。
には、例えば図１１に示すように、一端側を共通に閉じ
た本や冊子等のブック原稿１（画像を読み取ろうとする
面の内容については図１３参照）をコンタクトガラス２
上に所望のページを開いてセットし、スキャナ３で矢印
方向に走査して原稿内容を画像として読み取るという構
成になっている。この図１１の装置は画像読み取り面が
下向き（読み取り方向は上向き）としているものである
が、例えば図１２に示すようにスキャナ３をブック原稿
１の上方に配置し、支持台４上に載置したブック原稿１
を読みとるように画像読み取り面を上向き（読み取り方
向は下向き）とした装置も知られている。
【０００３】またこれら従来のブック原稿の画像読み取
り装置は、図１４に示すような制御回路を備え、スキャ
ナ３で読み取った画像をＳＢＵ５から取り込み、ＶＰＵ
６、ＩＰＵ７を経てフレームメモリ８へストアし、ブッ
ク原稿１の端部１ａを画像で周囲外側部分の黒い画像か
らブック原稿１の余白部分の白い画像に変わる点を捜し
て検出し、その結果からフレームメモリ８内の有効エリ
アの画像を操作パネル２０の画像表示部２１へ出力する
ようにしている。なお図１４中の９はレーザダイオー
ド、１０は操作パネル、１１はメイン制御板で、メイン
制御板１１は操作パネル１０から入力される信号に基づ
いてキャリッジ１２やモータ駆動回路１３等を制御する
ようになっている。
り装置は、図１４に示すような制御回路を備え、スキャ
ナ３で読み取った画像をＳＢＵ５から取り込み、ＶＰＵ
６、ＩＰＵ７を経てフレームメモリ８へストアし、ブッ
ク原稿１の端部１ａを画像で周囲外側部分の黒い画像か
らブック原稿１の余白部分の白い画像に変わる点を捜し
て検出し、その結果からフレームメモリ８内の有効エリ
アの画像を操作パネル２０の画像表示部２１へ出力する
ようにしている。なお図１４中の９はレーザダイオー
ド、１０は操作パネル、１１はメイン制御板で、メイン
制御板１１は操作パネル１０から入力される信号に基づ
いてキャリッジ１２やモータ駆動回路１３等を制御する
ようになっている。
【０００４】図１５、図１６は、ブック原稿１の端部１
ａを画像で検出する場合の一例を示し、図中１ｂが余白
部、１ｃが文字記載部分（図では説明のために文字を突
出させて誇張してある）であり、端部１ａでの出力信号
値の低下によって検出するようになっている。このブッ
ク原稿１の端部１ａの検出は、発光ダイオードとフォト
ダイオードのような発、受光素子を用いて行なっている
場合もある。
ａを画像で検出する場合の一例を示し、図中１ｂが余白
部、１ｃが文字記載部分（図では説明のために文字を突
出させて誇張してある）であり、端部１ａでの出力信号
値の低下によって検出するようになっている。このブッ
ク原稿１の端部１ａの検出は、発光ダイオードとフォト
ダイオードのような発、受光素子を用いて行なっている
場合もある。
【０００５】このようなブック原稿１の端部１ａを利用
して余白部１ｂを検出し、余白部１ｂからページ数字１
ｄを検出する技術として、例えば特開平３−２７４１９
６号公報に開示されているものがある。この技術は、余
白部１ｂを走査して得た画像情報をデジタル化してペー
ジ数字１ｄを認識し、ページ数字１ｄを予め設定した読
み取るべき所望のページのページ数と比較し、ページめ
くり機構によって自動的に所望のページまでページめく
りを行なおうとするものとなっている。
して余白部１ｂを検出し、余白部１ｂからページ数字１
ｄを検出する技術として、例えば特開平３−２７４１９
６号公報に開示されているものがある。この技術は、余
白部１ｂを走査して得た画像情報をデジタル化してペー
ジ数字１ｄを認識し、ページ数字１ｄを予め設定した読
み取るべき所望のページのページ数と比較し、ページめ
くり機構によって自動的に所望のページまでページめく
りを行なおうとするものとなっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うなブック原稿１の端部１ａの検出では、グラビア雑誌
等のように原稿端部も黒っぽい本では誤検知する可能性
があり、ユーザが検出異常を認識するのは画像出力後
で、しかもページめくり機能を有する装置である場合に
は最初のページめくりが終わった後であるので、ブック
原稿１の開いているページをセットしなおさなければな
らなくなるという問題がある。また通常の複写機等のよ
うにマーカーで囲んだ必要な部分だけを出力するような
設定を行なうことができないという問題もある。さら
に、複数枚一度にめくってしまう誤ったページめくり動
作が行なわれても、それを検出する手段がなく、例えば
両面印刷原稿の第１０ページ〜第２９ページまでの２０
ページを出力する設定で、３回目のめくり動作時にブッ
ク原稿を３枚一度にめくってしまった場合、その出力は
第１０ページ〜第１５ページ、第２０ページ〜第３３ペ
ージの２０ページとなり、第３０ページ〜第３３ページ
の不要なページまでもが出力されてしまうという不具合
もある。
うなブック原稿１の端部１ａの検出では、グラビア雑誌
等のように原稿端部も黒っぽい本では誤検知する可能性
があり、ユーザが検出異常を認識するのは画像出力後
で、しかもページめくり機能を有する装置である場合に
は最初のページめくりが終わった後であるので、ブック
原稿１の開いているページをセットしなおさなければな
らなくなるという問題がある。また通常の複写機等のよ
うにマーカーで囲んだ必要な部分だけを出力するような
設定を行なうことができないという問題もある。さら
に、複数枚一度にめくってしまう誤ったページめくり動
作が行なわれても、それを検出する手段がなく、例えば
両面印刷原稿の第１０ページ〜第２９ページまでの２０
ページを出力する設定で、３回目のめくり動作時にブッ
ク原稿を３枚一度にめくってしまった場合、その出力は
第１０ページ〜第１５ページ、第２０ページ〜第３３ペ
ージの２０ページとなり、第３０ページ〜第３３ページ
の不要なページまでもが出力されてしまうという不具合
もある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブック原稿
の画像読み取り装置は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的とするもので、読み取ったブック原稿の画像を
ストアするフレームメモリ内の有効エリアを表示する画
像表示部を有するブック原稿の画像読み取り装置におい
て、上記画像表示部内あるいはその外にガイダンス表示
部を設け、上記有効エリアの数値の表示及び修正を可能
とし、該数値に従った画像を上記画像表示部に表示させ
る構成としたものである。
の画像読み取り装置は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的とするもので、読み取ったブック原稿の画像を
ストアするフレームメモリ内の有効エリアを表示する画
像表示部を有するブック原稿の画像読み取り装置におい
て、上記画像表示部内あるいはその外にガイダンス表示
部を設け、上記有効エリアの数値の表示及び修正を可能
とし、該数値に従った画像を上記画像表示部に表示させ
る構成としたものである。
【０００８】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置は、上記ガイダンス表示部に画像シフトの設定値の表
示及び修正を可能とし、該数値に従った画像を上記画像
表示部に表示させる構成とすることができる。
置は、上記ガイダンス表示部に画像シフトの設定値の表
示及び修正を可能とし、該数値に従った画像を上記画像
表示部に表示させる構成とすることができる。
【０００９】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置は、上記画像表示部に表示された画像に対してエリア
設定を可能とし、該エリア内の画像のみを特定の画像処
理をして出力する構成とすることができる。
置は、上記画像表示部に表示された画像に対してエリア
設定を可能とし、該エリア内の画像のみを特定の画像処
理をして出力する構成とすることができる。
【００１０】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置は、上記画像表示部の外にロケーションを示すスケー
ルを設け、上記ガイダンス表示部に該スケール値を設定
する構成とすることができる。
置は、上記画像表示部の外にロケーションを示すスケー
ルを設け、上記ガイダンス表示部に該スケール値を設定
する構成とすることができる。
【００１１】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置は、上記画像表示部がタッチ式のスイッチを兼ねる構
成とすることができる。
置は、上記画像表示部がタッチ式のスイッチを兼ねる構
成とすることができる。
【００１２】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置は、上記画像表示部に読み取ったブック原稿の上記有
効エリアを表示させてページ位置を得て、位置指定手段
によりページ位置を指定して上記ブック原稿のページ情
報を得る構成とすることができる。
置は、上記画像表示部に読み取ったブック原稿の上記有
効エリアを表示させてページ位置を得て、位置指定手段
によりページ位置を指定して上記ブック原稿のページ情
報を得る構成とすることができる。
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図１は本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置、例えば複写機等の操作パネル部分を示す平面図で、
本実施例装置は、図示のように操作パネル２０の液晶表
示パネル等を用いた画像表示部２１を設け、この画像表
示部２１の画面全体を転写紙サイズの大きさに対応さ
せ、読み取った画像の領域を点線などで示して全体画像
を表示することができるようにしたものである。即ち、
画像表示部２１の画面全体を示す図中のＷが転写紙横サ
イズ、Ｖが転写紙縦サイズ、ＷＬが左ページ画像有効
幅、ＷＲが右ページ画像有効幅、ＶＶが画像有効幅とな
っている。
る。図１は本発明に係るブック原稿の画像読み取り装
置、例えば複写機等の操作パネル部分を示す平面図で、
本実施例装置は、図示のように操作パネル２０の液晶表
示パネル等を用いた画像表示部２１を設け、この画像表
示部２１の画面全体を転写紙サイズの大きさに対応さ
せ、読み取った画像の領域を点線などで示して全体画像
を表示することができるようにしたものである。即ち、
画像表示部２１の画面全体を示す図中のＷが転写紙横サ
イズ、Ｖが転写紙縦サイズ、ＷＬが左ページ画像有効
幅、ＷＲが右ページ画像有効幅、ＶＶが画像有効幅とな
っている。
【００１７】また回路構成としては、例えば図１４の回
路と同様の図２に示す回路のように、画像表示部２１用
に表示用メモリ２２を設け、読み取った画像データの有
効領域分をフレームメモリ８から転送し、そのデータを
常時表示させることができるようにしてある。
路と同様の図２に示す回路のように、画像表示部２１用
に表示用メモリ２２を設け、読み取った画像データの有
効領域分をフレームメモリ８から転送し、そのデータを
常時表示させることができるようにしてある。
【００１８】図１２をも参照して本実施例装置の動作を
説明すると、ユーザがまずブック原稿１のコピーに対し
諸設定を行なって装置動作をスタートさせると、スキャ
ナ３が図中左端へ進んでシューディング補正をした後、
図中右側へ移動していって画像を読み取り、右端に達す
るとリターンに入り、めくり動作で１ページ分のめくり
を行なって左端で停止する。この状態で、フレームメモ
リ８内の有効エリアの画像データを表示用メモリ２２へ
送り、読み取った画像を画像表示部２１に表示させる。
ユーザはこの時、読み取った画像の有効エリアが正しい
かどうか、プリントする位置が合っているかどうか等の
確認をすることができる。
説明すると、ユーザがまずブック原稿１のコピーに対し
諸設定を行なって装置動作をスタートさせると、スキャ
ナ３が図中左端へ進んでシューディング補正をした後、
図中右側へ移動していって画像を読み取り、右端に達す
るとリターンに入り、めくり動作で１ページ分のめくり
を行なって左端で停止する。この状態で、フレームメモ
リ８内の有効エリアの画像データを表示用メモリ２２へ
送り、読み取った画像を画像表示部２１に表示させる。
ユーザはこの時、読み取った画像の有効エリアが正しい
かどうか、プリントする位置が合っているかどうか等の
確認をすることができる。
【００１９】例えば、図３（Ａ）のような画像が出力さ
れた時は、黒っぽい部分である図中Ｘ部分をスキャナ３
のリターン時の端部検知で誤検知しているので、画像有
効エリアの設定を修正してフレームメモリ８から表示用
メモリ２２へ再ロードすれば良い。その修正は図４のよ
うなガイダンス表示２４によって有効エリアの表示を
し、その数値を変えられるようにしておけばよい。ガイ
ダンス表示２４は、画像表示部２１内に表示させてもよ
いし、操作パネル２０に別途に表示部を設けてもよい。
また図３（Ｂ）のような画像が表示された場合に図３
（Ｃ）のようにプリントしたい時は、ガイダンス表示２
４によって図５のようなステップで画像シフトを行な
い、画像表示部２１に表示すれば良い。以上のような設
定で所望の画像が得られたならば、コピースタートキー
をもう一度押しプリントアウトし、２枚目以降はこの設
定値で繰り返しコピーすればよい。
れた時は、黒っぽい部分である図中Ｘ部分をスキャナ３
のリターン時の端部検知で誤検知しているので、画像有
効エリアの設定を修正してフレームメモリ８から表示用
メモリ２２へ再ロードすれば良い。その修正は図４のよ
うなガイダンス表示２４によって有効エリアの表示を
し、その数値を変えられるようにしておけばよい。ガイ
ダンス表示２４は、画像表示部２１内に表示させてもよ
いし、操作パネル２０に別途に表示部を設けてもよい。
また図３（Ｂ）のような画像が表示された場合に図３
（Ｃ）のようにプリントしたい時は、ガイダンス表示２
４によって図５のようなステップで画像シフトを行な
い、画像表示部２１に表示すれば良い。以上のような設
定で所望の画像が得られたならば、コピースタートキー
をもう一度押しプリントアウトし、２枚目以降はこの設
定値で繰り返しコピーすればよい。
【００２０】なお画像表示部２１を操作パネル２０上に
設けると、一般的には画像が小さくて文字を読むことが
難しいので、文字もきちんと表示させたい場合には大画
面のＣＲＴ等を装置の別な所に設ければよい。
設けると、一般的には画像が小さくて文字を読むことが
難しいので、文字もきちんと表示させたい場合には大画
面のＣＲＴ等を装置の別な所に設ければよい。
【００２１】また通常の複写機等のようにマーカーで囲
んだ必要な部分だけを出力するには、画像表示部２１に
表示された画像に対しエリア設定をし、必要な画像のみ
を出力するようにすれば良い。その設定方法としては、
例えば図６に示すように、画像のロケーションを指定す
るためのスケール２５を用意し、その値をガイダンス表
示部２４へ設定できるようにしておき、図６中の点線の
エリア２６を指定するのであれば「Ｃ４〜Ｅ４」と設定
し、図７のような画像を得られるようにするとよい。さ
らに、指定したエリアの画像はそのまま出力するのでは
なく、特定の画像処理、例えば拡大モードを指定して図
８のような画像が得られるようにすることもできる。な
お、エリアの設定方法としては、画像表示部２１がタッ
チ式のスイッチも兼用するようにし、必要とするエリア
のスタートとエンドの表示画面を指又はペンで触れるこ
とにより設定できるようにすると便利である。
んだ必要な部分だけを出力するには、画像表示部２１に
表示された画像に対しエリア設定をし、必要な画像のみ
を出力するようにすれば良い。その設定方法としては、
例えば図６に示すように、画像のロケーションを指定す
るためのスケール２５を用意し、その値をガイダンス表
示部２４へ設定できるようにしておき、図６中の点線の
エリア２６を指定するのであれば「Ｃ４〜Ｅ４」と設定
し、図７のような画像を得られるようにするとよい。さ
らに、指定したエリアの画像はそのまま出力するのでは
なく、特定の画像処理、例えば拡大モードを指定して図
８のような画像が得られるようにすることもできる。な
お、エリアの設定方法としては、画像表示部２１がタッ
チ式のスイッチも兼用するようにし、必要とするエリア
のスタートとエンドの表示画面を指又はペンで触れるこ
とにより設定できるようにすると便利である。
【００２２】誤ったページめくり動作をなくすには、文
字認識機能を備えるようにしてブック原稿１のページが
記載されている位置を上述のようなエリア設定で指定
し、その部分をスキャン毎に文字認識をすることによっ
て一枚ずつめくっているかどうかの確認を行なえるよう
にすることができ、多数枚めくりが生じた場合には出力
指定したページで読み取りを終了し、ガイダンス表示を
するようにできる。例えば、先に述べたように両面印刷
原稿の第１０ページ〜第２９ページまでの２０ページを
出力する設定で、３回目のめくり動作時にブック原稿を
３枚一度にめくってしまった場合、ガイダンス表示部２
４は図９のように同時にめくってしまったページ第１６
ページ〜第１９ページを表示できる。
字認識機能を備えるようにしてブック原稿１のページが
記載されている位置を上述のようなエリア設定で指定
し、その部分をスキャン毎に文字認識をすることによっ
て一枚ずつめくっているかどうかの確認を行なえるよう
にすることができ、多数枚めくりが生じた場合には出力
指定したページで読み取りを終了し、ガイダンス表示を
するようにできる。例えば、先に述べたように両面印刷
原稿の第１０ページ〜第２９ページまでの２０ページを
出力する設定で、３回目のめくり動作時にブック原稿を
３枚一度にめくってしまった場合、ガイダンス表示部２
４は図９のように同時にめくってしまったページ第１６
ページ〜第１９ページを表示できる。
【００２３】このようなページ数の認識に当たっては、
具体的には図１０に示すような回路構成を用いることが
できる。この回路は基本的には、スキャナ３からの画像
信号をアナログ処理回路２７とＡ／Ｄ変換回路２８によ
り処理して画像デジタル信号とし、デジタル処理部２９
に入力して所定の処理を行なって表示するようになって
いる。そして、スキャナ部３に前読み取り（プリスキャ
ン）を行なわせ、ブック原稿１の全景を得て画像表示部
２１で表示させ、所定の位置に示されるブック原稿１の
ページ数１ｄの位置に対して、適宜の位置指定手段３０
によりページ数位置を指定し、位置指定手段３０からの
位置情報を抜き取り部３１へ入力し、ページ数のみを読
み取り時に抜き取って文字・数字認識部３２へ入力し、
現在読み取っているブック原稿１のページ数を知って該
ページ数をメイン制御板１１内に設けた制御系に送り、
あと何ページめくるのか、あるいは何ページ逆めくりす
るのかを計算してめくり動作を行なうようになってい
る。
具体的には図１０に示すような回路構成を用いることが
できる。この回路は基本的には、スキャナ３からの画像
信号をアナログ処理回路２７とＡ／Ｄ変換回路２８によ
り処理して画像デジタル信号とし、デジタル処理部２９
に入力して所定の処理を行なって表示するようになって
いる。そして、スキャナ部３に前読み取り（プリスキャ
ン）を行なわせ、ブック原稿１の全景を得て画像表示部
２１で表示させ、所定の位置に示されるブック原稿１の
ページ数１ｄの位置に対して、適宜の位置指定手段３０
によりページ数位置を指定し、位置指定手段３０からの
位置情報を抜き取り部３１へ入力し、ページ数のみを読
み取り時に抜き取って文字・数字認識部３２へ入力し、
現在読み取っているブック原稿１のページ数を知って該
ページ数をメイン制御板１１内に設けた制御系に送り、
あと何ページめくるのか、あるいは何ページ逆めくりす
るのかを計算してめくり動作を行なうようになってい
る。
【００２４】
【発明の効果】請求項１に係るブック原稿の画像読み取
り装置は以上説明してきたように、画像表示部に、読み
取ったブック原稿の画像をストアするフレームメモリ内
の有効エリアを表示するようにしたので、画像を出力す
る前に画像が正しいかどうかの判断をすることができる
ようになるという効果がある。
り装置は以上説明してきたように、画像表示部に、読み
取ったブック原稿の画像をストアするフレームメモリ内
の有効エリアを表示するようにしたので、画像を出力す
る前に画像が正しいかどうかの判断をすることができる
ようになるという効果がある。
【００２５】また、請求項１に係るブック原稿の画像読
み取り装置は、画像の有効エリアの数値をガイダンス表
示部に表示し、かつその数値の修正もできるので、端部
検知を誤って検出し有効エリアが小さくなってもそのエ
リアを修正することにより必要とする画像を得ることが
でき、ブック原稿のめくったページを元に戻し再スター
トさせるという煩わしさをなくすことができるようにな
るという効果がある。
み取り装置は、画像の有効エリアの数値をガイダンス表
示部に表示し、かつその数値の修正もできるので、端部
検知を誤って検出し有効エリアが小さくなってもそのエ
リアを修正することにより必要とする画像を得ることが
でき、ブック原稿のめくったページを元に戻し再スター
トさせるという煩わしさをなくすことができるようにな
るという効果がある。
【００２６】請求項２に係るブック原稿の画像読み取り
装置は、画像表示部の画像を見ながら出力する位置を設
定できるのでユーザが欲する画像を確実に出力すること
ができるようになるという効果がある。
装置は、画像表示部の画像を見ながら出力する位置を設
定できるのでユーザが欲する画像を確実に出力すること
ができるようになるという効果がある。
【００２７】請求項３に係るブック原稿の画像読み取り
装置は、画像表示部に表示された画像に対しエリア設定
をし、そのエリア内の画像のみを出力することができる
ので非常に見やすくなるという効果がある。
装置は、画像表示部に表示された画像に対しエリア設定
をし、そのエリア内の画像のみを出力することができる
ので非常に見やすくなるという効果がある。
【００２８】請求項４に係るブック原稿の画像読み取り
装置は、エリアの指定を画像表示部外のスケールで行な
い、請求項５に係るブック原稿の画像読み取り装置は、
同じく画像表示部のタッチスイッチで行なうようにした
ので、ブック原稿にマーカペンで記入しなくても指定し
たエリア内のみの画像を得ることができるという効果が
ある。
装置は、エリアの指定を画像表示部外のスケールで行な
い、請求項５に係るブック原稿の画像読み取り装置は、
同じく画像表示部のタッチスイッチで行なうようにした
ので、ブック原稿にマーカペンで記入しなくても指定し
たエリア内のみの画像を得ることができるという効果が
ある。
【００２９】請求項６に係るブック原稿の画像読み取り
装置は、ブック原稿のページ位置をブック原稿の全景に
対して指定するようにしたため、ページ数位置を確実に
指定でき、誤検知をなくすことが可能になるという効果
がある。
装置は、ブック原稿のページ位置をブック原稿の全景に
対して指定するようにしたため、ページ数位置を確実に
指定でき、誤検知をなくすことが可能になるという効果
がある。
【００３０】
【００３１】
【図１】本発明に係るブック原稿の画像読み取り装置の
一実施例の操作パネルを示す平面図である。
一実施例の操作パネルを示す平面図である。
【図２】本発明実施例のブック原稿の画像読み取り装置
の制御回路例を示す回路図である。
の制御回路例を示す回路図である。
【図３】端部検知で誤検知した場合の画像出力を示す図
である。
である。
【図４】図３の画像に対して画像有効エリアの設定を修
正したガイダンス表示を示す図である。
正したガイダンス表示を示す図である。
【図５】画像シフトを行なう場合の操作ステップのガイ
ダンス表示を示す図である。
ダンス表示を示す図である。
【図６】画像のロケーションを指定するためのスケール
を示す図である。
を示す図である。
【図７】ロケーション指定により得られる画像の例を示
す図である。
す図である。
【図８】ロケーション指定により得られる画像の他の例
を示す図である。
を示す図である。
【図９】多数枚めくりを生じたときのガイダンス表示を
示す図である。
示す図である。
【図１０】ページ数の認識のための回路構成を示す回路
図である。
図である。
【図１１】画像読み取り面を下向きとしたブック原稿の
画像読み取り装置を示す図である。
画像読み取り装置を示す図である。
【図１２】画像読み取り面を上向きとしたブック原稿の
画像読み取り装置を示す図である。
画像読み取り装置を示す図である。
【図１３】ブック原稿の画像を読み取ろうとする面の内
容を示す図である。
容を示す図である。
【図１４】従来のブック原稿の画像読み取り装置の制御
回路例を示す回路図である。
回路例を示す回路図である。
【図１５】ブック原稿の端部を画像で検出する例を示す
図である。
図である。
【図１６】ブック原稿の端部を画像で検出する他の例を
示す図である。
示す図である。
１ ブック原稿
１ａ ブック原稿１の端部
１ｂ 同余白部
１ｃ 同文字記載部分
３ スキャナ
８ フレームメモリ
９ レーザダイオード
２０ 操作パネル
２１ 画像表示部
２２ 表示用メモリ
２４ ガイダンス表示
２５ スケール
２７ アナログ処理回路
２８ Ａ／Ｄ変換回路
２９ デジタル処理部
３０ 位置指定手段
３１ 抜き取り部
３２ 文字・数字認識部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04N 1/00 - 1/00 108
H04N 1/04 - 1/207
H04N 1/38 - 1/409
Claims (6)
- 【請求項１】読み取ったブック原稿の画像をストアする
フレームメモリ内の有効エリアを表示する画像表示部を
有するブック原稿の画像読み取り装置において、上記画
像表示部内あるいはその外にガイダンス表示部を設け、
上記有効エリアの数値の表示及び修正を可能とし、該数
値に従った画像を上記画像表示部に表示させることを特
徴とするブック原稿の画像読み取り装置。 - 【請求項２】上記ガイダンス表示部に画像シフトの設定
値の表示及び修正を可能とし、該数値に従った画像を上
記画像表示部に表示させることを特徴とする請求項１記
載のブック原稿の画像読み取り装置。 - 【請求項３】上記画像表示部に表示された画像に対して
エリア設定を可能とし、該エリア内の画像のみを特定の
画像処理をして出力することを特徴とする請求項１また
は２記載のブック原稿の画像読み取り装置。 - 【請求項４】上記画像表示部の外にロケーションを示す
スケールを設け、上記ガイダンス表示部に該スケール値
を設定することを特徴とする請求項１または２記載のブ
ック原稿の画像読み取り装置。 - 【請求項５】上記画像表示部がタッチ式のスイッチを兼
ねることを特徴とする請求項３または４記載のブック原
稿の画像読み取り装置。 - 【請求項６】上記画像表示部に読み取ったブック原稿の
上記有効エリアを表示させてページ位置を得て、位置指
定手段によりページ位置を指定して上記ブック原稿のペ
ージ情報を得ることを特徴とする請求項１または２記載
のブック原稿の画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05980995A JP3386280B2 (ja) | 1994-11-16 | 1995-02-22 | ブック原稿の画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-308235 | 1994-11-16 | ||
| JP30823594 | 1994-11-16 | ||
| JP05980995A JP3386280B2 (ja) | 1994-11-16 | 1995-02-22 | ブック原稿の画像読み取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08195842A JPH08195842A (ja) | 1996-07-30 |
| JP3386280B2 true JP3386280B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=26400887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05980995A Expired - Fee Related JP3386280B2 (ja) | 1994-11-16 | 1995-02-22 | ブック原稿の画像読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3386280B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010109448A (ja) | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Canon Inc | 画像処理方法及び画像読取装置 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP05980995A patent/JP3386280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08195842A (ja) | 1996-07-30 |
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