JP3385969B2 - 密閉容器 - Google Patents

密閉容器

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JP3385969B2
JP3385969B2 JP13449798A JP13449798A JP3385969B2 JP 3385969 B2 JP3385969 B2 JP 3385969B2 JP 13449798 A JP13449798 A JP 13449798A JP 13449798 A JP13449798 A JP 13449798A JP 3385969 B2 JP3385969 B2 JP 3385969B2
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哲志 中井
清也 立石
伸章 柳原
吉民 坪田
久美 松矢
臣貞 久保田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部が減圧され
る密閉容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業上利用される密閉容器としては、た
とえば滅菌用オートクレーブの滅菌槽や真空冷却機の冷
却槽などがある。このような密閉容器においては、その
開口部を気密に閉鎖するための密閉扉を設けている。こ
の密閉扉は、前記密閉容器の側方に設けた回転軸を中心
に開き戸形式に開閉するものや、前記密閉容器の周囲に
設けた扉収容部に対して垂直あるいは水平方向にスライ
ドさせて引戸形式に開閉するものがある。このスライド
式の密閉扉を備えたものにおいては、開閉時に前記密閉
扉が揺れたりすると、容器本体の開口部の周囲この開
口部の周囲に設けたパッキン部材と接触し、このパッキ
ン部材が損傷したり、また前記密閉扉が変形したりする
場合がある。このような前記パッキン部材の損傷や前記
密閉扉変形が生じると、前記容器本体と前記密閉扉と
の間の気密封止が難しくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、密閉扉を開閉する際に密閉扉が容器本体
の開口部の周囲やパッキン部材等と接触するのを防止
し、気密封止を確実に行うことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、開口部を備えた容器本体と、前記開口部を覆う閉鎖
位置と任意の開放位置との間で移動可能であり,かつ前
記閉鎖位置Aにおいて減圧時に前記開口部に対して接近
する方向へ移動可能に設けた密閉扉とを備え、前記開口
部の両側にガイド部材をそれぞれ設けるとともに、この
ガイド部材にそれぞれ接触する被ガイド部材を前記密
閉扉に設け、前記密閉扉の開閉時、前記密閉扉と前記開
口部との間に所定の間隔を維持し、前記密閉扉が前記容
器本体における前記開口部の周囲に接触するのを防止す
る構成としたことを特徴としている。
【0005】求項2に記載の発明は、前記ガイド部
材をそれぞれ第一ガイド部材と第二ガイド部材とに分割
形成し、前記密閉扉が前記閉鎖位置にあるとき、前記
第二ガイド部材を前記開口部に対して接近する方向へ移
動可能にそれぞれ構成したことを特徴としている。
【0006】求項3に記載の発明は、前記密閉扉が
閉鎖位置にあるとき、前記第二ガイド部材を前記開
口部から離反する方向へそれぞれ付勢する第一付勢手段
を設けたことを特徴としている。
【0007】求項4に記載の発明は、前記密閉扉の下
端部に前記開口部に対して接近する方向へ移動可能な軸
を設け、この軸の両端部に前記被ガイド部材をそれぞ
れ装着したことを特徴としている。
【0008】求項5に記載の発明は、前記軸を前記開
口部に対して接近する方向へ付勢する第二付勢手段を設
けたことを特徴としている。
【0009】求項6に記載の発明は、前記容器本体
たは前記密閉扉のいずれかにパッキン部材を装着した
とを特徴としている。
【0010】求項7に記載の発明は、前記パッキン部
材が、前記容器本体または前記密閉扉のいずれかに形成
したパッキン溝内に収容され、このパッキン溝を加圧
することによって前記容器本体と前記密閉扉との間を気
密に封止する構成であることを特徴としている。
【0011】さらに請求項8に記載の発明は、前記密
閉扉が、可撓性を有し、前記閉鎖位置と前記開放位置と
の間を屈曲変形しながら移動することを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。まず、この発明の第一の実施の形態に
ついて説明する。この発明の密閉容器は、開口部を備え
た容器本体と、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と任意の
開放位置との間を移動可能に配置した密閉扉とを備え
いる。また、この発明は、内部が減圧される密閉容器
、内部が加圧および減圧される密閉容器に適用され
る。内部が減圧される密閉容器としては、たとえば真空
冷却機の冷却槽がある。また、内部が加圧および減圧さ
れる密閉容器としては、圧力容器に分類される滅菌用オ
ートクレーブ滅菌槽ある。
【0013】記密閉扉は、閉鎖位置と開放位置との間
をスライド式に移動して開閉するもので、この移動の際
に屈曲変形しながら移動するような可撓性を有するもの
である。前記密閉扉の開閉操作は、適宜の駆動手段によ
って自動で行うものも手動によって行うものもある。ま
た、前記密閉扉は、前記密閉容器の減圧時、前記容器本
における前記開口部に対して接近する方向へ移動可能
に設けてある。すなわち、前記密閉容器の減圧時、前記
密閉容器内外の圧力差によって、前記容器本体に対して
接近する方向へ作用する力が前記密閉扉に働き、前記密
閉扉が前記容器本体へ近づく
【0014】そして、前記開口部の両側にガイド部材を
それぞれ設けるとともに、このガイド部材にそれぞれ
接触する被ガイド部材を前記密閉扉に設け、前記密閉扉
の開閉時、前記密閉扉と前記開口部との間に所定の間隔
を維持し、前記密閉扉が前記開口部の周囲に接触するの
を防止する構成としている。
【0015】この第一の実施の形態においては、前記
ガイド部材をそれぞれ第一ガイド部材と第二ガイド部材
とに分割形成し、前記密閉扉が閉鎖位置にあるとき、前
第二ガイド部材を前記開口部に対して接近する方向
へそれぞれ移動可能に構成し、さらに前記第二ガイド
部材を前記開口部から離反する方向へそれぞれ付勢する
第一付勢手段(たとえば、圧縮バネ)を設けた構成とし
ている。
【0016】前記被ガイド部材は、前記密閉扉の下部
両端にそれぞれ設けてあって、前記密閉扉が閉鎖位置に
あるとき、前記第二ガイド部材にそれぞれ当接する。
前記被ガイド部材は、回転体または摺動体として形成
されており、前記密閉扉に適宜の手段でそれぞれ装着さ
れている。
【0017】また、前記容器本体(前記開口部周縁
部)あるいは前記密閉扉のいずれかにパッキン溝を形成
し、このパッキン溝内にパッキン部材を装着し、前記密
閉扉閉鎖時前記パッキン溝を加圧することによっ
前記パッキン部材を押し出し、前記開口部と前記密閉
扉との間を気密に封止する構成としている。
【0018】前記密閉容器によれば、前記密閉扉の開閉
時には、前記被ガイド部材が前記密閉扉と前記容器
本体(前記開口部の周囲,とくに前記パッキン部材等)
との接触を防止するとともに、前記密閉容器の減圧時に
は、前記密閉扉が前記開口部側へ移動しても、前記
ガイド部材と当接する前記第二ガイド部材が前記開口
部側へ移動するので、前記密閉扉の移動を支障なく確実
に行うことができる。
【0019】さらに、前記密閉扉が閉鎖位置にあると
き、前記第二ガイド部材を前記開口部から離反する方
向へそれぞれ付勢する前記各第一付勢手段を設けたの
で、前記パッキン溝内の加圧を解除した後、前記密閉容
器の減圧状態を解除すれば、前記密閉扉は、減圧前の位
置(開閉時の位置)復帰する
【0020】つぎに、この発明の第二の実施の形態につ
いて説明する。この第二の実施の形態においては、前記
第一の実施の形態で説明した前記各ガイド部材を分割し
ない構成としている。そして、前記密閉扉の下端部に
開口部に対して接近する方向へ移動可能な軸を設け、
この軸の両端部に前記各被ガイド部材をそれぞれ装着し
た構成としている。そして、前記軸を前記開口部に対し
て接近する方向へ付勢する第二付勢手段(たとえば、圧
縮バネ)を設けている。前記構成以外は、前記第一の実
施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0021】前記密閉扉の下部両端面の所定位置に前記
開口部に対して直角方向の長孔をそれぞれ穿設し、この
長孔に前記軸を挿入し、前記軸の両端部に前記被ガ
イド部材としての回転子(ローラー)をそれぞれ回転自
在に装着している。そして、前記軸を前記密閉扉の表面
側(前記開口部の反対側)から前記開口部に対して付勢
する前記第二付勢手段を適宜の手段で所定位置に複数装
着している。
【0022】この第二の実施の形態によれば、前記密閉
扉の開閉時には、前記被ガイド部材が前記ガイド部
材に当接しているので、前記密閉扉と前記容器本体との
接触を防止することができる。そして、前記密閉容器の
減圧時には、前記密閉扉が前記開口部側へ移動するが、
前記軸が前記第二付勢手段の付勢力に抗して前記密閉扉
の表面側へ前記長孔を介して移動するので、前記密閉扉
を前記開口部の周囲に密着させることができる。また、
前記密閉容器の減圧状態を解除すれば、前記第二付勢手
段の付勢力によって、前記密閉扉を減圧前の位置復帰
する
【0023】以上のように、前記構成によれば、前記開
口部の両側に前記各ガイド部材をそれぞれ設け、前記各
ガイド部材にそれぞれ接触する前記各被ガイド部材を
密閉扉に設けたので、前記密閉扉の開閉時、前記密閉
扉が前記開口部の周囲に接触するのを防止することがで
きる。したがって、従来のような前記パッキン部材の損
傷や前記密閉扉の変形がなくなり、前記密閉容器の気密
封止を確実に行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明を真空冷却機に適用した具体
的実施例について、図面を参照しながら説明する。図1
は、この発明の第一実施例の側面説明図であり、また図
2は、図1の一部を破断して示す正面説明図であり、ま
た図3は、図1のX矢視部の水平断面の説明図であり、
また図4は、図1のY矢視部の水平断面の説明図であ
り、さらに図5は、この第一実施例の動作説明図であ
る。
【0025】図1および図2において、密閉容器1は、
この第一実施例においては、真空冷却機の冷却槽であ
、内部が減圧されるものである。また、前記密閉容器
1は、被冷却物を出し入れする開口部2を設けた容器本
体3と、前記開口部2を覆う密閉扉4とにより構成され
ている。
【0026】前記密閉扉4は、可撓性を有する薄板部材
5の一方の面に、柱形状の多数の梁部材6,6,…を並
設したものである。前記各梁部材6は、適宜の方法によ
って前記薄板部材5に固定し、隣り合う前記梁部材6同
士は固定しないで自由な状態にしてある。そのため、前
記薄板部材5を前記各梁部材6取り付けた側が凸とな
るように湾曲させると、隣接する前記各梁部材6の先端
(すなわち、前記薄板部材5と接合していない側の前
記各梁部材6)の間隙が広がることにより、前記密閉
扉4全体がスムーズに屈曲する。したがって、前記密閉
扉4は、前記各梁部材6を設けない側の前記薄板部材5
の面を前記開口部2に対面させて配置することにより、
前記開口部2を閉鎖する閉鎖位置Aと、前記容器本体3
の他の側壁(この第一実施例では前記容器本体3の頂
壁部)の開放位置Bとの間を湾曲しながら往復移動が可
能となる。前記密閉扉4の開閉操作は、たとえば前記密
閉扉4の両側に移動軌跡に沿ってそれぞれ駆動用チェー
ン(図示省略)を配置し、この駆動用チェーンを電動
モータ(図示省略),油圧モータ(図示省略)等に連結
したスプロケット(図示省略)で駆動することによって
実現することができるが、手動によって行うこともでき
る。
【0027】前記開口部2の周囲には、パッキン部材7
を設けてあり、このパッキン部材7を前記密閉扉4に圧
接することによって、前記容器本体3と前記密閉扉4と
の間の気密を保つ構成としてある。前記パッキン部材7
は、前記開口部2の周囲に形成したパッキン溝8内に収
容しており、前記容器本体3の密閉時には、このパッキ
ン溝8を加圧することによって前記パッキン部材7を
前記密閉扉4の裏面に圧接するようにし、前記密閉扉4
の開放動作時には、前記パッキン溝8内への加圧を解除
する構造としてある。この第一実施例では、前記パッキ
ン溝8内の加圧を液体によって行う構成としており、そ
のため前記パッキン溝8に作動液を作用させる作動液ラ
イン9を接続してある。また、この作動液ライン9に
は、圧力調整機構(図示省略)が設けられてあり、この
作動液ライン9中の圧力が、ある一定の圧力以上になる
のを防止している。
【0028】さらに、前記容器本体3の両側には、前記
密閉扉4の移動方向に沿って、前記密閉扉4を規制する
ガイド部材10,10を配置している。このガイド部
材10は、前記閉鎖位置Aにおける前記密閉扉4を所定
位置に規制するものである。すなわち、前記密閉扉4が
前記容器本体3に対して接近する方向へ変位するのを防
止して、前記開口部2との間に所定の間隔を維持する機
能と、前記密閉扉4が前記容器本体3から離反する方向
変位したり、反ったりするのを防止する機能を有する
ものである。そして、前記各ガイド部材10は、前記閉
鎖位置Aにおける前記密閉扉4の両側に位置するように
それぞれ取り付けてある。
【0029】この第一実施例においては、図1および図
2に示すように、前記ガイド部材10をそれぞれ第一
ガイド部材10aと第二ガイド部材10bとに分割形成
している。前記第一ガイド部材10aおよび前記
二ガイド部材10bは、図3および図4に示すように、
断面形状はほぼ「コ」字型であり、前記開口部2側に設
けたフランジ部11と前記密閉扉4の表面側とを挟み込
むように配置してある。そして、前記各第一ガイド部材
10aおよび前記各第二ガイド部材10bの内側には、
前記密閉扉4と前記開口部2との間を所定間隔に維持す
るため、被ガイド部材13,13が当接するガイドレー
ル12,12がそれぞれ装着されている。
【0030】前記第一ガイド部材10aは、図1およ
び図3に示すように、前記フランジ11の裏面にボル
ト(符号省略)でそれぞれ固定されている。一方、前記
第二ガイド部材10bは、図1および図4に示すよう
に、前記フランジ11の裏面側にガイドピン14,1
を設け、このガイドピン14に第一付勢手段15と
しての圧縮バネをそれぞれ挿入し、この圧縮バネを介
して前記第二ガイド部材10bをそれぞれ遊動自在に
保持している。また、前記各第一ガイド部材10aおよ
び前記各第二ガイド部材10bの正面内側には、前記密
閉扉4が前記容器本体3から離反する方向へ変位した
り、反ったりするのを防止するための規制部材16がそ
れぞれ設けられている。
【0031】前記被ガイド部材13(この第一実施例
では、ガイドローラーとしている。)は、図1に示すよ
うに、前記密閉扉4の最下部に配置した前記梁部材6の
両端面に、それぞれ適宜の手段(たとえば、ボルト等)
で回転自在に取り付けてある。前記各被ガイド部材13
は、前記密閉扉4の開閉時、前記ガイドレール12に
それぞれ当接し、前記密閉扉4が前記開口部2の周囲
接触するのを防止する。
【0032】さらに、この第一実施例の前記密閉容器1
は、前記のように、真空冷却機の冷却槽であるため、前
記容器本体3には、前記密閉容器1内を減圧して真空冷
却を行うための真空吸引ライン(図示省略)と、真空冷
却後に前記密閉容器1内を大気圧に復圧するための外気
導入ライン(図示省略)とを接続している。
【0033】つぎに前記構成において、真空冷却機の
基本動作とともに、前記密閉容器の動作について、図
1〜図4を参照しながら説明する。
【0034】まず、前記容器本体3内被冷却物を収容
し、前記密閉扉4を前記開放位置Bから前記閉鎖位置A
湾曲させながらスライドさせて移動し、前記開口部2
を覆うようにする。このとき、前記被ガイド部材13
は、前記ガイドレール12に順次当接しながら移動す
るので、前記密閉扉4が前記開口部2の周囲に接触する
のを防止することができる。また、前記密閉扉4は、前
記各規制部材16に順次摺接しているので、前記開口部
2から隔離方向変位したり、反ったりするのを防止す
ことができる。したがって、前記密閉扉4は、前記開
口部2の周囲に接触することなくスムーズに、しかも規
定の位置を保った状態で移動する。この移動は、前記閉
鎖位置Aから前記開放位置Bへの移動の際も同様であ
る。
【0035】つぎに、前記作動液ライン9によって、前
記パッキン溝8内を加圧し、前記パッキン部材7を前記
密閉扉4の裏面側(すなわち、前記薄板部材5側)へ向
けて押し出す。これにより、前記密閉扉4の裏面に前記
パッキン部材7が圧接し、前記容器本体3と前記密閉扉
4との間を密閉する(図5(a) の状態)。このとき、前
記密閉扉4は、前記各規制部材16によって前記開口部
2から離れる動きを規制されるため、前記パッキン部材
7を前記密閉扉4へ向けて押圧すると、前記密閉扉4に
歪みなどが生じていたとしても、前記パッキン部材7は
前記密閉扉4に確実に密着する。
【0036】そして、前記真空吸引ライン(図示省略)
によって前記密閉容器1内を真空吸引し、減圧してい
く。すると、前記密閉扉4の外側には大気圧が作用する
ため、前記密閉容器1の内外における圧力差によって、
前記密閉扉4は前記容器本体3へ向けて押圧され移動し
ていく。前記密閉扉4の移動は、前記容器本体1内の減
状態に応じて前記密閉扉4に作用する力と、作動液に
よる前記パッキン部材7の押圧力とが釣り合う位置まで
行われる。前記密閉扉4の移動により、前記パッキン部
材7は、前記パッキン溝8内から若干突出した状態とな
るまで押し込まれる(図5(b) の状態)。このとき、前
記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内へ押し込まれ
る方向に力を受けるため、前記パッキン溝8内や前記作
動液ライン9内の圧力が上昇するが、この圧力は前記
力調整機構(図示省略)により、所定の圧力に維持され
る。
【0037】この状態では、前記第二ガイド部材10
b,前記ガイドレール12および前記規制部材16
は、前記密閉扉4とともに、前記各第一付勢手段15の
付勢力に抗して前記開口部2へ接近する方向へ移動して
いる。そのため、前記被ガイド部材13と前記密閉扉
4との間に無理な力が加わらないため、前記被ガイド
部材13やそれらの取付部分さらには前記密閉扉4の変
形や損傷を防止することができる。また、この状態で
は、前記パッキン部材7は、前記密閉扉4の押圧により
前記パッキン溝8内ほぼ退入した状態になっている
が、前記作動液ライン9からの作動液の圧力により、前
記密閉扉4と所定の圧力で圧接し、前記容器本体3と前
記密閉扉4との間の気密を維持する。
【0038】そして、前記真空吸引ラインによる前記密
閉容器1内の減圧により、前記密閉容器1内の飽和蒸気
温度を低下させ、被冷却物から水分を蒸発させることに
より、その際の気化潜熱を利用して被冷却物を冷却す
る。そして、冷却後は、前記作動液ライン9による加圧
状態を解除し、前記パッキン溝8内から作動液を排出す
ることによって、前記パッキン部材7の押圧を解除す
る。このとき、前記密閉容器1内は、減圧状態であるの
で、前記密閉容器1の内外における圧力差によって、前
記密閉扉4は、前記容器本体3へ向けて押圧され、さら
に前記容器本体3に近接し、遂には当接する。この状態
では、前記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内
ぼ退入した状態になる(図5(c) の状態)。
【0039】つぎに、前記外気導入ライン(図示省略)
から清浄な空気を前記密閉容器1内導入することによ
り、前記密閉容器1内を元の圧力に復帰させる。このと
き、前記パッキン部材7は、前記密閉扉4の移動によっ
て、前記パッキン溝8内押し込まれた状態となってい
るため、前記密閉容器1内の減圧状態を解除しても、前
記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内押し込まれ
た状態を維持する。そして、前記各第一付勢手段15の
付勢力によって、前記密閉扉4は、減圧前の位置(図4
の位置)へ復帰する。ここで、前記各第一付勢手段15
による付勢力、前記密閉容器1内の圧力がほぼ大気圧
となったとき、前記第二ガイド部材10bが減圧前の
位置へ復帰するように設定しておくのが好ましい。この
ように設定すると、前記密閉容器1内の圧力がほぼ大気
圧となった時点で、前記密閉扉4が前記密閉容器1の減
圧前の位置に復帰し、前記容器本体3と前記密閉扉4と
の間に隙間ができるが、前記密閉容器1内は、大気圧に
なっているので、濾過されていない空気が前記容器本体
3内侵入して、被冷却物を汚染することを防止するこ
とができる。
【0040】最後に、前記密閉扉4を前記閉鎖位置Aか
前記開放位置B湾曲させながらスライドさせて移動
させることにより、前記開口部2を開き、前記容器本体
3内の被冷却物を取り出して一連の冷却作業を終了す
る。このとき、前記密閉扉4は、前記ガードレール1
2と前記被ガイド部材13と接触した状態で移動す
るため、前記パッキン部材7と前記密閉扉4との接触を
防止し、前記パッキン部材7が損傷するのを防止する
とができる
【0041】以上の説明において、前記開放位置Bは、
前記容器本体3の上方の側壁,すなわち頂壁としたが、
前記開放位置Bは、前記開口部2を形成した側壁に連な
左右の側壁や背後の側壁に設けてもよく、さらにそれ
らの側壁に近接させて設けてもよい。すなわち、前記密
閉扉4の移動方向は、上下方向だけでなく、左右方向を
含むものとする
【0042】つぎに、この発明を真空冷却機に適用した
第二実施例を図面に基づいて説明する。図6は、この発
明の第二実施例の側面説明図であり、また図7は、図6
の一部を破断して示す正面説明図であり、また図8は、
図6のX矢視部の水平断面の説明図であり、また図9
は、図6のY矢視部の水平断面の説明図であり、また
10は、図9のZ矢視断面図であり、さらに図11は、
この第二実施例の動作説明図である。
【0043】この第二実施例は、前記第一実施例で説明
した前記各ガイド部材10を分割しない構成としてい
る。そして、前記密閉扉4の下端部に前記開口部2に対
して接近する方向に移動可能な軸17を設け、この軸1
7の両端部に前記各被ガイド部材13(この第二実施例
でも、ガイドローラとしている)をそれぞれ回転自在
に装着した構成としている。さらに、前記軸17を前記
開口部2へ接近する方向へ付勢する第二付勢手段18
(この第二実施例では、圧縮バネ)を設けている。前記
構成以外は、前記第一実施例と同様であるので、同一部
材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0044】具体的に説明すると、前記密閉扉4の最下
部に配置した前記梁部材6の両端面に側壁部材19をそ
れぞれ設け、この側壁部材19の所定位置に、前記開
口部2に対して直角方向の長孔20をそれぞれ穿設して
いる。そして、この長孔20に前記軸17を挿入し、
前記軸17の両端部に前記被ガイド部材13を適宜の
手段で回転自在にそれぞれ装着し、図9に示すように、
前記第二付勢手段18を保持部材21を介して複数装着
した構成としている。前記被ガイド部材13は、前記
密閉扉4の開閉時、前記ガイド部材10に装着した
記各ガイドレール12にそれぞれ当接している。
【0045】前記構成の第二実施例によれば、図11の
動作説明図に示すように、前記密閉扉4の開閉時には、
前記各第二付勢手段18の付勢力によって、前記軸17
は、前記各長孔20において、前記開口部2側へ押し付
けられるので、前記被ガイド部材13は、前記ガイ
ドレール12にそれぞれ当接する。そして、前記密閉扉
4が前記閉鎖位置A移動した後、前記作動液ライン9
によって、前記パッキン溝8内を加圧し、前記パッキン
部材7を前記密閉扉4の裏面側(すなわち、前記薄板部
材5側)へ向けて押し出す。これにより、前記密閉扉4
の裏面に前記パッキン部材7が圧接し、前記容器本体3
と前記密閉扉4との間を密閉する(図11(a) の状
態)。このとき、前記密閉扉4は、前記各規制部材16
によって前記開口部2から離れる動きを規制されるた
め、前記パッキン部材7を前記密閉扉4へ向けて押圧す
ると、前記密閉扉4に歪みなどが生じていたとしても
前記パッキン部材7は前記密閉扉4に確実に密着する。
【0046】そして、前記真空吸引ライン(図示省略)
によって前記密閉容器1内を真空吸引し、減圧してい
く。すると、前記密閉扉4の外側には大気圧が作用する
ため、前記密閉容器1の内外における圧力差によって、
前記密閉扉4は前記容器本体3へ向けて押圧され移動し
ていく。前記密閉扉4の移動は、前記容器本体1内の減
状態に応じて前記密閉扉4に作用する力と、作動液に
よる前記パッキン部材7の押圧力とが釣り合う位置まで
行われる。前記密閉扉4の移動により、前記パッキン部
材7は、前記パッキン溝8内から若干突出した状態とな
るまで押し込まれる(図11(b) の状態)。このとき、
前記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内へ押し込ま
れる方向に力を受けるため、前記パッキン溝8内や前記
作動液ライン9内の圧力が上昇するが、この圧力は前記
圧力調整機構(図示省略)により、所定の圧力に維持さ
れる。この状態では、前記密閉扉4が前記開口部2側へ
移動するが、前記軸17が前記各第二付勢手段18の付
勢力に抗して前記密閉扉4の表面側へ前記長孔20を
介して移動するので、前記容器本体3と前記密閉扉4と
の間の気密維持される
【0047】そして、前記真空吸引ラインによる前記密
閉容器1内の減圧により、前記密閉容器1内の飽和蒸気
温度を低下させ、被冷却物から水分を蒸発させることに
より、その際の気化潜熱を利用して被冷却物を冷却す
る。そして、冷却後は、前記作動液ライン9による加圧
状態を解除し、前記パッキン溝8内から作動液を排出す
ることによって、前記パッキン部材7の押圧を解除す
る。このとき、前記密閉容器1内は、減圧状態であるの
で、前記密閉容器1の内外における圧力差によって、前
記密閉扉4は、前記容器本体3へ向けて押圧され、さら
に前記容器本体3に近接し、遂には当接する。この状態
では、前記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内
ぼ退入した状態になる(図11(c) の状態)。
【0048】つぎに、前記外気導入ライン(図示省略)
から清浄な空気を前記密閉容器1内導入することによ
り、前記密閉容器1内を元の圧力に復帰させる。このと
き、前記パッキン部材7は、前記密閉扉4の移動によっ
て、前記パッキン溝8内押し込まれた状態となってい
るため、前記密閉容器1内の減圧状態を解除しても、前
記パッキン部材7は、前記パッキン溝8内押し込まれ
た状態を維持する。そして、前記各第二付勢手段18の
付勢力によって、前記密閉扉4は、減圧の位置(図9
の位置)復帰する
【0049】
【発明の効果】の発明によれば密閉扉の開閉時
閉扉が容器本体の開口部の周囲やパッキン部材に接触す
のを防止することができ、密閉扉の変形やパッキン部
材の損傷がなくなり、密閉容器の気密封止を確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の側面説明図である。
【図2】図1の一部を破断して示す正面説明図である。
【図3】図1のX矢視部の水平断面の説明図である。
【図4】図1のY矢視部の水平断面の説明図である。
【図5】この発明の第一実施例の動作説明図である。
【図6】この発明の第二実施例の側面説明図である。
【図7】図6の一部を破断して示す正面説明図である。
【図8】図6のX矢視部の水平断面の説明図である。
【図9】図6のY矢視部の水平断面の説明図である。
【図10】図9のZ矢視断面図である。
【図11】この発明の第二実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 開口部 3 容器本体 4 密閉扉 7 パッキン部材 8 パッキン溝 10 ガイド部材 10a 第一ガイド部材 10b 第二ガイド部材 13 被ガイド部材 15 第一付勢手段 17 軸 18 第二付勢手段 A 閉鎖位置 B 開放位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松矢 久美 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社 内 (72)発明者 久保田 臣貞 東京都杉並区上井草2 丁目33番2号 (56)参考文献 実公 昭33−5494(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 2/06 B65D 81/20 B65D 81/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部2を備えた容器本体3と、前記
    口部2を覆う閉鎖位置Aと任意の開放位置Bとの間で移
    動可能であり,かつ前記閉鎖位置Aにおいて減圧時に前
    記開口部2に対して接近する方向へ移動可能に設けた密
    閉扉4とを備え、前記開口部2の両側にガイド部材1
    ,10をそれぞれ設けるとともに、このガイド部材
    10にそれぞれ接触する被ガイド部材13,13を前記
    密閉扉4に設け、前記密閉扉4の開閉時、前記密閉扉4
    と前記開口部2との間に所定の間隔を維持し、前記密閉
    扉4が前記容器本体3における前記開口部2の周囲に接
    触するのを防止する構成としたことを特徴とする密閉容
    器。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材10をそれぞれ第一ガ
    イド部材10aと第二ガイド部材10bとに分割形成
    し、前記密閉扉4が前記閉鎖位置Aにあるとき、前記
    第二ガイド部材10bを前記開口部2に対して接近する
    方向へ移動可能にそれぞれ構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の密閉容器。
  3. 【請求項3】 前記密閉扉4が前記閉鎖位置Aにあると
    き、前記第二ガイド部材10bを前記開口部2から
    する方向へそれぞれ付勢する第一付勢手段15を設け
    たことを特徴とする請求項2に記載の密閉容器。
  4. 【請求項4】 前記密閉扉4の下端部に前記開口部2に
    対して接近する方向へ移動可能な軸17を設け、この軸
    17の両端部に前記被ガイド部材13をそれぞれ装着
    したことを特徴とする請求項1に記載の密閉容器。
  5. 【請求項5】 前記軸17を前記開口部2に対して接近
    する方向へ付勢する第二付勢手段18を設けたことを特
    徴とする請求項4に記載の密閉容器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体3または前記密閉扉4のい
    ずれかにパッキン部材7を装着したことを特徴とする請
    求項15のいずれか1項に記載の密閉容器。
  7. 【請求項7】 前記パッキン部材7が、前記容器本体3
    または前記密閉扉4のいずれかに形成したパッキン溝8
    内に収容され、このパッキン溝8を加圧することによ
    って前記容器本体3と前記密閉扉4との間を気密に封止
    する構成であることを特徴とする請求項6に記載の密閉
    容器。
  8. 【請求項8】 前記密閉扉4が、可撓性を有し、前記閉
    鎖位置Aと前記開放位置Bとの間を屈曲変形しながら移
    動することを特徴とする請求項17のいずれか1項
    記載の密閉容器。
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