JP3385954B2 - 食品素材、飼料素材、及びヒト又は動物用医薬組成物 - Google Patents

食品素材、飼料素材、及びヒト又は動物用医薬組成物

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JP3385954B2 JP03649798A JP3649798A JP3385954B2 JP 3385954 B2 JP3385954 B2 JP 3385954B2 JP 03649798 A JP03649798 A JP 03649798A JP 3649798 A JP3649798 A JP 3649798A JP 3385954 B2 JP3385954 B2 JP 3385954B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血糖値上昇抑制作
用を有するヒト用食品素材、医薬組成物、又は動物用飼
料素材、医薬組成物の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国では血糖値異常者数がすでに50
0万人に達しているといわれており、これから更に進む
高齢化社会の進行、欧米型食習慣の広がりによって、血
糖値の調整を必要とする人がますます増えることが予想
される。また、この傾向はヒトのみならず、犬、猫など
の愛玩動物にもみられる。かかる状況で、血糖値調整効
果を有する食品の開発が望まれ、副作用が少なく手軽に
血糖値を調整できる天然の食品素材として、きのこが注
目されている。このうち、マイタケ(Biol. Pharm. Bul
l.,17,1106-1110 (1994), 日本栄養・食糧学会誌 48,2
99-305(1995))、ヤナギマツタケ(Carbohydrate Resear
ch 251 81-87 (1994))、マンネンタケ(特開昭60-18402
5)、マイタケ(特開平6-312936、特開平8-131133)、
キクラゲ(特開平7-238030、特開平7-238031)、カワラ
タケ(特開昭60-4553)については、血糖値降下作用が
報告されている。シロキクラゲ(薬学雑誌 114 (5) 308-
315(1994))については、血糖値調整作用について報告さ
れている。しかし、これらの報告では、対照として用い
た正常体(非糖尿病)の血糖値も低下させている。ま
た、マイタケを除く報告は、いずれもインスリン依存性
糖尿病I型のモデル動物を用いて検討されており、イン
スリン非依存性で成人病の重要な位置を占めるII型糖
尿病への作用は明らかにされていない。タモギタケ(学
Pleurotus cornucopiae (Paulet) Rolland var. cit
rinopileatus (Sing.) Ohira, comb. nov.)はヒラタケ
属に属するきのこのひとつで、日本(北海道、本州北
部、九州熊本)、中国東北部、ロシア極東地方に分布す
るきのこで、初夏から秋にかけてニレ、ヤチダモ、ナ
ラ、カエデ等の広葉樹の倒木、切り株等に群生する食用
菌で、日本国内では、北海道等の地域ではごく普通に市
販され、美味な食材として好んで食されている。タモギ
タケに関する生理活性機能としては、抗腫瘍作用(大阪
市立大学生活科学部紀要 39 1-8 (1991))が報告されて
いるが、血糖値上昇抑制作用については知られていな
い。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、天然
の食物素材から、食材に混ぜるだけでヒトを含む動物に
対して副作用が認められず、手軽に血糖値の上昇を抑制
することのできる食品素材、飼料素材、及び医薬組成物
を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、食用きのこであるタ
モギタケの水溶性画分は優れた血糖値上昇抑制効果を有
し、かつ安全性が高いことを見い出し本発明を完成し
た。本発明は、タモギタケから抽出される水溶性画分に
由来する物質を有効成分とする血糖値上昇抑制食品素
材、血糖値上昇抑制飼料素材及びヒト又は動物用血糖値
抑制医薬組成物を提供するものである。
【0004】本発明に係る食品素材又は飼料素材は、製
造工程のうちタモギタケ抽出エキスの濃縮工程で、或い
は濃縮後に酵素処理することによっても得られる。処理
に用いる酵素としては、β−1,3−グルカナーゼが好
ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施に用いるタモギタケ
の部位は子実体全体であり、この子実体を抽出の前処理
として適切な大きさ、形に、細断してもよいし、子実体
をそのまま抽出に用いてもよい。抽出には水又は熱水を
用いるが、その水又は熱水の量はタモギタケの重量の2
〜30倍量が一般的、効率的であって、特に3〜10倍
量が好ましい。抽出温度は通常5〜100 ℃であり、
特に50〜100℃が好ましい。抽出時間は通常1分〜
24時間であり、特に5分〜3時間が好ましい。抽出回
数は1〜5回が一般的で、特に2〜3回が好ましい。
【0006】得られた抽出液は適切な方法で濃縮すると
食品素材、飼料素材として使いやすい。濃縮方法として
は、ロータリーエバポレーター、濃縮釜等による減圧濃
縮、或いは、逆浸透膜、凍結濃縮による濃縮等が挙げら
れる。減圧濃縮の場合、圧力は一般に10〜250Torr
から選ばれ、70〜100Torrが好ましい。加熱温度は
50〜100℃が一般的で、特に60〜70℃が好まし
い。濃縮度合については以後の操作が容易な範囲であれ
ば任意でよい。アツベ屈折糖度計((株)アタゴ光学機
械製作所)による20℃における糖度の測定値(以下糖
度と略す。)で糖度5まで濃縮すると濃縮液の粘度が上
昇し、糖度が10以上になると常温又は低温でゲル化し
て以後の操作が著しく困難となるおそれがある。
【0007】濃縮液の粘度上昇及びゲル化を防止するた
めには、β−1,3−グルカナーゼを含む酵素製剤を添
加するのがよい。酵素製剤を添加する時期については、
濃縮前に酵素製剤を添加して酵素作用条件で濃縮しても
よいし、予備的な濃縮をした後に酵素製剤を添加して更
に濃縮を続けてもよい。後者の場合、酵素の最適作用条
件に合わせて濃縮温度を変えてもよいし、濃縮温度が酵
素の作用温度の範囲であれば特に濃縮温度を変えること
なく濃縮を続けてもよい。また、濃縮後に酵素製剤を添
加して酵素反応をさせてもよい。この場合、反応温度は
3〜70℃が一般的であり、特に25〜60℃が好まし
い。反応時間は5〜120分から選ばれ、特に10〜6
0分が好ましい。酵素製剤の添加量については、β−
1,3−グルカナーゼ製剤として、濃縮物の重量に対し
て0.01〜10重量%が一般的で、特に0.05〜5
重量%が好ましい。
【0008】得られた濃縮物又は濃縮物の酵素反応物
は、80〜100℃で5〜60分、好ましくは90℃で
10〜40分、又は100〜135℃で30〜50秒、
好ましくは120℃で40秒殺菌処理後、そのまま本発
明に係る食品素材又は飼料素材とすることができるし、
可食性や嗜好性を向上させるため調味料、香料等を適宜
配合した食品又は飼料とすることもできる。また、一定
の物性を保つため乳化剤、安定剤を適宜配合した食品又
は飼料とすることもできる。更に、これらは、工業的に
生産される種々の加工食品又はペットフードの原料素材
として用いることもできる。この場合、添加した食品、
ペットフードの重量に対して固形分換算で例えば1〜9
0重量%の範囲内で、物性や風味に悪影響等を及ぼさな
い限り任意の量を添加することができる。
【0009】得られた濃縮物又は濃縮物の酵素反応物は
適切な賦型剤を加えて噴霧乾燥して粉末とすることもで
きる。更に粉末を錠剤、カプセル剤等に製剤化すること
もできる。
【0010】このようにして得られたタモギタケ水溶性
画分、又は水溶性画分酵素反応物は、健常者に対しては
糖尿病予防用食品素材、糖尿病患者に対しては糖尿病治
療用食品素材、糖尿病治療用医薬組成物として利用し得
る。しかも、タモギタケ本来の呈味成分も移行している
ので、それ自体好ましい呈味性を有し、他の食品に添加
する場合も、その食品に対して好ましい調味効果も発現
する。また、このようにして得られたタモギタケ水溶性
画分、又は水溶性画分酵素反応物は健常な動物に対して
は、糖尿病予防用飼料、糖尿病動物に対しては糖尿病治
療用飼料として有用である。用い方としては、タモギタ
ケ水溶性画分、又は水溶性画分酵素反応物をそのまま食
餌にふりかけてもよいし、調理前に食品素材に添加し、
調理後、摂取してもよい。食間に用いるよりも食前又は
食後に用いるのがより効果的である。
【0011】タモギタケ水溶性画分、又は水溶性画分酵
素反応物を医薬として投与する場合、そのまま、又は医
薬的に許容される無毒性かつ不活性の担体中に、例えば
0.1〜99.5重量%、好ましくは0.5〜90重量
%を含有する医薬組成物としてヒトを含む哺乳動物に投
与することができる。担体としては、固形、半固形又は
液状の希釈剤、充填剤及びその他の処方用の助剤1種以
上が用いられる。医薬組成物は投与単位形態で投与する
ことが望ましく、経口投与が望ましい。
【0012】経口投与は固形状又は液状の用量単位、例
えば、末剤、散剤、錠剤、糖衣錠、カプセル剤、顆粒
剤、懸濁剤、液剤、シロップ剤、ドロップ剤、舌下錠そ
の他の剤型によって行うことができる。投与量は糖尿病
の程度、年齢、体重等の患者の状態等を考慮して設定す
ることが望ましいが、通常、タモギタケ水溶性画分、又
は水溶性画分酵素反応物の固形分として、1日あたり1
〜300gの範囲から選ばれる。場合によっては、これ
以下で足りるし、また逆にこれ以上の用量を必要とする
こともある。また、1日2〜3回に分割して投与するこ
ともできる。
【0013】
【実施例】以下、製造例、試験例、応用例を含め実施例
をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明者らは、
本発明の範囲をこれらに限定することを意図するもので
はない。
【0014】製造例1 タモギタケ水溶性画分の製造
(1) 新鮮なタモギタケ子実体150kgをそのまま500L
の沸騰水に浸漬した。5分後、タモギタケを取り出し、
同一の沸騰水に新たにタモギタケ子実体150kgを5
分浸漬した。この浸漬操作を5回繰り返し、計750k
gのタモギタケを500Lの沸騰水で抽出し、タモギタ
ケの煮汁を得た。このときの糖度は2.0であった。こ
れを、圧力60〜200Torr、加熱温度60〜70℃で
糖度20まで濃縮した濃縮物を得た。この濃縮物は90
℃で40分間加熱殺菌し、−30℃で冷凍保存した。
尚、このときの濃縮物の収量は47kgであった。
【0015】製造例2 タモギタケ水溶性画分の製造
(2) (1)と同様の方法で得られた濃縮物10kgに、β−
1,3−グルカナーゼ製剤(商品名「グルカネック
ス」;ノボ社製)を当該濃縮物の重量に対して0.1重
量%添加し、55℃で30分作用させた後、90℃で4
0分間加熱殺菌処理して以後の実験に供するまで−30
℃で冷凍保存した。
【0016】試験例1 糖尿病マウスを用いた投与試験 6週齢の雄のII型糖尿病モデルKK−Ayマウスを1
週間の予備飼育後、1群7匹に群分けし、表1に示す実
験飼料を8週間投与した。マウスは室温23±1℃、1
2時間明暗サイクルにて水と飼料を自由に摂取できる条
件下で飼育した。飼料は同重量の水と均一に練って団子
状にして毎日新しく調製して与えた。
【表1】
【0017】8週間後、5時間絶食後に尾静脈より採血
し、血糖値を測定した。さらに、22時間絶食後耐糖試
験を行った。体重1kg当たり1gのグルコースを腹腔
内に注射した。グルコース投与前(0分)、投与後3
0、60、120分後に血糖値を測定した。血糖値の測
定は、グルコース測定試薬(商品名「グルコースCII
−テストワコー」;和光純薬株式会社製)を用いて、ム
タロターゼ・GOD法により行った。
【0018】実験飼料を8週間投与した後の血糖値を表
2に示す。
【表2】
【0019】耐糖試験結果を表3に示す。
【表3】
【0020】表2〜表3では、タモギタケ熱水抽出物投
与群、及びタモギタケ熱水抽出物酵素分解物投与群の血
糖値の上昇は、コントロール群と比較して有意に抑えら
れた。また、耐糖試験においても、タモギタケ熱水抽出
物投与群と分解物投与群の血糖値がコントロール群と比
較して低く抑えられることが確認された。
【0021】試験例2 正常マウスを用いた投与試験 正常マウス(C57BL/6Jマウス)を用いて、コン
トロール群及びタモギタケ熱水抽出物投与群(1群7〜
8匹)について試験例1と同様の試験を行った。
【0022】実験飼料を7週間投与した後の血糖値を表
4に示す。
【表4】
【0023】試験例1と同様の方法で行った耐糖試験結
果を表5に示す。
【表5】
【0024】表4〜表5から、タモギタケ熱水抽出物投
与群とコントロール群とでは、血糖値、耐糖試験結果の
有意差はなく、タモギタケ熱水抽出物は正常マウスの血
糖値には影響を及ぼさないことが確認された。
【0025】次に、食品への応用例を説明する。
【0026】応用例1 豚肉80部に亜硝酸ナトリウム0.02部、アスコルビ
ン酸ナトリウム0.06部、食塩2.0部、ピロリン酸
ナトリウム0.30部、水17部を加え、48時間塩漬
する。その後、塩漬肉をサイレントカッターにてカッテ
ィングするとき、実施例1で得られたタモギタケ水溶性
画分の濃縮液5部を添加し混合する。これをファイブラ
スケーシングに充填後加熱調理してソーセージを得る。
【0027】応用例2 無塩すけとうだら冷凍擂り身100部、実施例1で得ら
れたタモギタケ水溶性画分3部、食塩2.6部、L−グ
ルタミン酸ナトリウム0.8部、馬鈴薯澱粉6部、氷水
35部を加えて、サイレントカッターを用いて練り肉と
し、蒲鉾板上で成型後、90℃、40分蒸して、蒲鉾を
得る。
【0028】応用例3 小麦粉100部、実施例2で得られたタモギタケ水溶性
画分5部、蔗糖4部、食塩1.1部、脱脂粉乳2部、イ
ーストフード0.8部、水67.2部を加えてよくこね
る。28℃、90分第一次発酵を行う。次にパンチング
を行い、28度、15分のフロアタイム後、分割して丸
め、ベンチタイム28度、20分後、型に詰めて190
℃、30分焙焼し、パンを得る。
【0029】応用例4 上新粉100部、水75部、実施例2で得られたタモギ
タケ水溶性画分濃縮液2部を加え混合し、よくこね上
げ、蒸籠に入れて、30分蒸煮する。蒸しあがったもの
を取り出して、成型して団子を得る。
【0030】次に、ペットフードへの応用例を説明す
る。
【0031】応用例5 チキン擂り身80部、赤身牛肉挽肉10部、大豆蛋白1
0部、実施例2で得られたタモギタケ水溶性画分3部、
化学調味料1部、その他カルシウム少々、ビタミン類少
々、澱粉少々、ソルビトール少々をフードカッターで練
り合わせ、羊腸に充填し、90〜95℃で加熱調理後、
50℃で通風乾燥してドライソーセージタイプのペット
フードを得る。
【0032】次に医薬品への応用例を説明する。
【0033】応用例6 実施例2で得られたタモギタケ水溶性画分5g、乳糖7
0g、コーンスターチ30gを均一に混合し、これに1
0%のヒドロキシプロピルセルロース溶液25mlを加
え、攪拌造粒する。これを乾燥後、整粒し、ステアリン
酸マグネシウム2g、タルク2gを加えて混合し、ロー
タリー打錠機にて錠剤を製造する。
【0034】
【発明の効果】タモギタケ子実体から抽出される水溶性
画分およびそのβ−1,3−グルカナーゼ処理物は血糖
値上昇抑制作用を有するので、これらはヒト用の糖尿病
予防用食品、糖尿病治療用食品、もしくは糖尿病治療薬
又は動物用の糖尿病予防用飼料、糖尿病治療用飼料、も
しくは糖尿病治療薬に利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/28 - 1/308 A23L 1/212 A61K 35/78 - 35/84

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タモギタケ子実体から抽出される水溶性画
    分を有効成分とする血糖値上昇抑制食品素材。
  2. 【請求項2】 タモギタケ子実体から抽出される水溶性
    画分の酵素処理物を有効成分とする血糖値上昇抑制食品
    素材。
  3. 【請求項3】 酵素処理に用いる酵素が、β−1,3−
    グルカナーゼを含む酵素製剤である請求項2記載の血糖
    値上昇抑制食品素材。
  4. 【請求項4】タモギタケ子実体から抽出される水溶性画
    分を有効成分とする血糖値上昇抑制飼料素材。
  5. 【請求項5】 タモギタケ子実体から抽出される水溶性
    画分の酵素処理物を有効成分とする血糖値上昇抑制飼料
    素材。
  6. 【請求項6】 酵素処理に用いる酵素が、β−1,3−
    グルカナーゼを含む酵素製剤である請求項5記載の血糖
    値上昇抑制飼料素材。
  7. 【請求項7】タモギタケ子実体から抽出される水溶性画
    分を有効成分とするヒト又は動物用血糖値上昇抑制医薬
    組成物。
  8. 【請求項8】 タモギタケ子実体から抽出される水溶性
    画分の酵素処理物を有効成分とするヒト又は動物用血糖
    値上昇抑制医薬組成物。
  9. 【請求項9】 酵素処理に用いる酵素が、β−1,3−
    グルカナーゼを含む酵素製剤である請求項8記載のヒト
    又は動物用血糖値上昇抑制医薬組成物。
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