JP3384938B2 - アルカリ蓄電池 - Google Patents

アルカリ蓄電池

Info

Publication number
JP3384938B2
JP3384938B2 JP25114796A JP25114796A JP3384938B2 JP 3384938 B2 JP3384938 B2 JP 3384938B2 JP 25114796 A JP25114796 A JP 25114796A JP 25114796 A JP25114796 A JP 25114796A JP 3384938 B2 JP3384938 B2 JP 3384938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
nickel
diameter
charge
storage battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25114796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1097864A (ja
Inventor
直美 坂東
憲一 菅野
邦彦 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Twicell Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Battery Co Ltd filed Critical Toshiba Battery Co Ltd
Priority to JP25114796A priority Critical patent/JP3384938B2/ja
Priority to US08/874,406 priority patent/US5965295A/en
Publication of JPH1097864A publication Critical patent/JPH1097864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3384938B2 publication Critical patent/JP3384938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、非焼結式ニッケル
正極を備えたアルカリ蓄電池及びその製造方法に係わ
り、特に非焼結式ニッケル正極を改良したアルカリ蓄電
池及びその製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】アルカリ蓄電池の正極としては、焼結式
とペースト式に大別され、高容量化等の観点から水酸化
ニッケルの粒状体を活物質として含むペーストを集電体
に充填あるいは塗着するペースト方式のものが多く用い
られている。このペースト式正極においては、粒子状活
物質と集電体の間の電気的接続が十分にとれていること
が利用率向上に必須であるため、一般にペースト中に導
電助剤としてコバルト金属またはコバルト化合物を添加
することが行われている。 【0003】このようなことから、水酸化ニッケル粒子
表面に水酸化コバルトを形成し、このような粒子をアル
カリ共存下で加熱処理を行うことにより導電性の高い高
次コバルト酸化物を水酸化ニッケル粒子表面に形成する
ことが行われている。 【0004】しかしながら、このような水酸化ニッケル
粒子を含むペースト式正極を備えたアルカリ蓄電池は、
活物質利用率が向上するものの、長期間あるいは高温環
境下において放置した際の容量回復率の低下が著しいと
いう問題点がある。 【0005】ところで、J.Electrochem.
Soc,136(1989)の1590頁には、ペース
ト式ニッケル電極において導電網として形成された高次
コバルト酸化物が通常の充放電中に安定に存在すること
が押谷らにより開示されている。また、DENKI K
AGAKU 63,No.1(1995)の952頁に
は、ペースト式ニッケル正極を備えたアルカリ蓄電池を
長期間に亘ってあるいは高温下において放置すると、電
池電圧が低下し、再充電時の容量回復率が低下すること
が記載されている。 【0006】一方、アルカリ蓄電池の初充電方法とし
て、特開平5−314983号公報には、正極にカルシ
ウム化合物を添加し、40〜70℃の雰囲気で初充電を
施す方法が開示されている。このような初充電は、前記
正極のカルシウム化合物を速やかに溶解させ、初期性能
が安定したアルカリ蓄電池を得ることを目的としてい
る。また、特開平5−275082号公報には、ニッケ
ル正極とAB2 系水素吸蔵合金を含む負極とを備え、5
0〜70℃の雰囲気で初充電を施すことにより前記正極
の充電効率を低下させて前記負極の初期性能を高めたニ
ッケル水素蓄電池を製造することが記載されている。し
かしながら、これらの初充電によって長期間あるいは高
温環境下において放置した際の容量回復率を十分に高め
ることは困難であった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ペー
スト式ニッケル正極を改良することにより長期間放置あ
るいは高温環境下放置の際の放電容量の低下が抑制され
たアルカリ蓄電池及びその製造方法を提供しようとする
ものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係るアルカリ畜
電池は、正極と、負極と、前記正極及び前記負極の間に
介在されたセパレータと、アルカリ電解液とを具備する
アルカリ二次電池であって、前記正極は、導電性のコバ
ルト化合物を含む層が表面に形成された水酸化ニッケル
粒子を含む正極材と、前記正極材が担持される集電体と
を含み、前記正極に存在する孔は、前記粒子間に存在す
る空隙を含むものであり、前記孔の直径は0.0001
μm〜10μmの範囲内で、かつその平均値が0.03
μm以下であり、 前記孔の空間総和体積の50%以上
は、直径0.01μm以下の孔によって占められている
ことを特徴とするものである。 【0009】本発明に係るアルカリ蓄電池の製造方法
は、水酸化ニッケル及び導電助剤を含むペーストを集電
体に充填ないし塗布することにより形成される正極と負
極の間にセパレータを介在して作製された電極群と、
0.5M以上の水酸化リチウムを含むアルカリ電解液を
容器内に収納する工程と、前記正極中に直径が0.00
01μm〜10μmの孔が形成されるように40℃〜1
00℃の範囲内で初充電を施す工程とを具備することを
特徴とするものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明のアルカリ二次電池
(例えば円筒形アルカリ二次電池)を図1を参照して説
明する。有底円筒状の容器1内には、正極2とセパレー
タ3と負極4とを積層してスパイラル状に捲回すること
により作製された電極群5が収納されている。前記負極
4は、前記電極群5の最外周に配置されて前記容器1と
電気的に接触している。アルカリ電解液は、前記容器1
内に収容されている。中央に孔6を有する円形の第1の
封口板7は、前記容器1の上部開口部に配置されてい
る。リング状の絶縁性ガスケット8は、前記封口板7の
周縁と前記容器1の上部開口部内面の間に配置され、前
記上部開口部を内側に縮径するカシメ加工により前記容
器1に前記封口板7を前記ガスケット8を介して気密に
固定している。正極リード9は、一端が前記正極2に接
続、他端が前記封口板7の下面に接続されている。帽子
形状をなす正極端子10は、前記封口板7上に前記孔6
を覆うように取り付けられている。ゴム製の安全弁11
は、前記封口板7と前記正極端子10で囲まれた空間内
に前記孔6を塞ぐように配置されている。中央に穴を有
する絶縁材料からなる円形の押え板12は、前記正極端
子10上に前記正極端子10の突起部がその押え板12
の前記穴から突出されるように配置されている。外装チ
ューブ13は、前記押え板12の周縁、前記容器1の側
面及び前記容器1の底部周縁を被覆している。 【0011】次に、前記正極2、負極4、セパレータ3
および電解液について説明する。 1)正極2 この正極2は、表面に導電性のコバルト化合物を含む層
が形成された水酸化ニッケル粒子を含む正極材が集電体
に担持されたものから形成され、直径が0.0001μ
m〜10μmの孔を有する。孔の直径は、水銀圧入法に
よって測定される。水銀圧入法とは、正極に水銀(液
体)を圧力を加えながら浸透させ、このときに加える圧
力に基づいて前記正極の孔の直径を求める方法をいう。 【0012】水酸化ニッケル粒子としては、例えば単一
の水酸化ニッケル粒子、または亜鉛および/またはコバ
ルトが金属ニッケルと共沈された水酸化ニッケル粒子を
用いることができる。後者の水酸化ニッケル粒子を含む
正極は、高温状態における充電効率を更に向上すること
が可能になる。 【0013】前記アルカリ蓄電池の充放電効率を向上す
る観点から、前記水酸化ニッケル粒子のX線粉末回折法
による(101)面のピーク半価幅は、0.8゜/2θ
(Cu−Kα)以上にすることが好ましい。より好まし
い水酸化ニッケル粉末の粉末X線回折法による(10
1)面のピークの半価幅は、0.9〜1.0゜/2θ
(Cu−Kα)である。 【0014】導電性のコバルト化合物としては、オキシ
水酸化コバルト(CoOOH)を挙げることができる。
前記集電体としては、例えばニッケル、ステンレス等の
金属や、ニッケルメッキが施された樹脂などからなるス
ポンジ状、繊維状、フェルト状の多孔質構造を有するも
のを挙げることができる。 【0015】前記正極材には前記集電体との密着性を向
上させるために結着剤を添加すると良い。前記結着剤と
しては、例えばポリテトラフルオロエチレン、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ポリアクリル
酸ナトリウム、ポリビニルアルコールを挙げることがで
きる。 【0016】前記正極の孔の直径を前記範囲に限定する
のは次のような理由によるものである。前記直径が0.
0001μm未満であると、前記正極に電解液が浸透し
難く、前記正極の電解液保持量が低下する。一方、前記
直径が10μmを越えると、コバルト層を有する粒子間
に大きな空隙が存在し、長期間及び高温下における放置
時にこの空隙を囲む粒子の導通が著しく劣化し、活物質
利用率が大幅に低下する。 【0017】孔の直径分布が0.0001〜10μmの
範囲内に存在する正極において、孔の平均直径は0.0
35μm以下であることが好ましい。ここで、平均直径
は累積度数分布における50度数の直径(メジアン径)
を意味する。前記平均直径が0.035μm以下の正極
は、水酸化ニッケル粒子表面に導電性のコバルト化合物
を含む層が緻密に、かつ均一に形成されているため、放
置後の容量回復率をさらに向上することができる。ま
た、前記正極は、比表面積が増加するため、電解液との
接触面積を増大させることができ、充放電反応効率を向
上させることが可能である。従って、長期間放置及び高
温環境下における放置の際の容量回復率及び放電容量が
より一層改善されたアルカリ蓄電池を提供することがで
きる。 【0018】直径分布が0.0001〜10μmの範囲
内に存在し、かつ平均直径が0.035μm以下である
正極は、空隙率を30〜40%にすることがより好まし
い。これは次のような理由によるものである。前記空隙
率を30%未満にすると、前記正極が保持する電解液量
が不足する恐れがある。一方、前記空隙率が40%を越
えると、正極の水酸化ニッケルの充填密度が低下し、高
エネルギー密度化を図ることが困難になる恐れがある。
従って、空隙率を前記範囲内にすることによって、アル
カリ蓄電池の放電容量を大幅に向上することが可能にな
る。 【0019】孔の直径分布が0.0001〜10μmの
範囲内に存在する正極において、孔の空間総和体積の5
0%以上は直径0.01μm以下の孔によって占められ
ていることが更に好ましい。このような正極は、水酸化
ニッケル粒子表面における導電性のコバルト化合物を含
む層の存在形態をさらに良好なものにすることができる
ため、長期間放置及び高温環境下における放置の際の容
量回復率が飛躍的に改善されたアルカリ蓄電池を提供す
ることができる。 【0020】2)負極4 この負極4は、負極活物質、導電材、結着剤および水と
共に混練してペーストを調製し、前記ペーストを導電性
基板に充填し、乾燥した後、成形することにより製造さ
れる。 【0021】前記負極活物質としては、例えば金属カド
ミウム、水酸化カドミウムなどのカドミウム化合物、水
素等を挙げることができる。水素のホスト・マトリック
スとしては、例えば、水素吸蔵合金を挙げることができ
る。 【0022】中でも、前記水素吸蔵合金は、前記カドミ
ウム化合物を用いた場合よりも二次電池の容量を向上で
きるため、好ましい。前記水素吸蔵合金は、格別制限さ
れるものではなく、電解液中で電気化学的に発生させた
水素を吸蔵でき、かつ放電時にその吸蔵水素を容易に放
出できるものであればよい。例えば、LaNi5 、Mm
Ni5 (Mmはミッシュメタル)、LmNi5 (Lmは
Laを含む希土類元素から選ばれる少なくとも一種)、
これら合金のNiの一部をAl、Mn、Co、Ti、C
u、Zn、Zr、Cr、Bのような元素で置換した多元
素系のもの、またはTiNi系、TiFe系のものを挙
げることができる。特に、一般式LmNiw Cox Mn
y Alz (原子比w,x,y,zの合計値は5.00≦
w+x+y+z≦5.50である)で表される組成の水
素吸蔵合金は充放電サイクルの進行に伴う微粉化を抑制
して充放電サイクル寿命を向上できるための好適であ
る。 【0023】前記導電材としては、例えばカーボンブラ
ック、黒鉛等を挙げることができる。前記結着剤として
は、例えばポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸カリ
ウムなどのポリアクリル酸塩、ポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE)などのフッ素系樹脂、またはカルボキ
シメチルセルロース(CMC)等を挙げることができ
る。 【0024】前記導電性基板としては、例えばパンチド
メタル、エキスパンデッドメタル、穿孔剛板、ニッケル
ネットなどの二次元基板や、フェルト状金属多孔体や、
スポンジ状金属多孔体などの三次元基板を挙げることが
できる。 【0025】3)セパレータ3 このセパレータ3としては、例えば、ポリアミド繊維製
不織布、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレ
フィン繊維製不織布に親水性官能基を付与したものを挙
げることができる。 【0026】4)アルカリ電解液 前記アルカリ電解液としては、例えば、水酸化ナトリウ
ム(NaOH)の水溶液、水酸化リチウム(LiOH)
の水溶液、水酸化カリウム(KOH)の水溶液、NaO
HとLiOHの混合液、KOHとLiOHの混合液、K
OHとLiOHとNaOHの混合液等を用いることがで
きる。 【0027】なお、前述した図1においては、正極及び
負極の間にセパレータを介在し、これを渦巻状に捲回す
ることにより作製された電極群を容器内に収納したが、
例えば、正極と負極とをその間にセパレータを介在して
交互に重ねることによって作製された積層物を有底矩形
筒状の容器内に収納してもよい。 【0028】このようなアルカリ蓄電池は、例えば、以
下の方法によって製造することができる。 (1)正極の作製 水酸化ニッケル及び導電助剤を含むペーストを集電体に
充填ないし塗布することにより形成される正極は、以下
の(a)または(b)の方法により作製される。 【0029】(a)水酸化ニッケル粒子、導電助剤とし
てのコバルト系粒子、結着剤および水を含むペーストを
調製し、前記ペーストを集電体に充填し、これを乾燥、
加圧成形した後、所望のサイズに切断することにより水
酸化ニッケル粒子、コバルト化合物粒子及び結着剤を含
む正極材が集電体に担持された構造の正極を作製する。 【0030】前記コバルト系粒子を形成するコバルト化
合物としては、例えば三酸化二コバルト(Co2
3 )、コバルト金属(Co)、一酸化コバルト(Co
O)、水酸化コバルト{Co(OH)2 }等を挙げるこ
とができる。 【0031】前記コバルト系粒子の添加量は、初充電に
より前記正極中に直径0.0001〜10μmの孔が形
成されるように設定する。 (b)表面に導電助剤としてのコバルト系層が形成され
た複合水酸化ニッケル粒子、結着剤および水を含むペー
ストを調製し、前記ペーストを集電体に充填し、これを
乾燥、加圧成形した後、所望のサイズに切断することに
より複合水酸化ニッケル粒子及び結着剤を含む正極材が
集電体に担持された構造の正極を作製する。 【0032】前記コバルト系層を形成するコバルト化合
物としては、例えば、コバルト金属(Co)、一酸化コ
バルト(CoO)、水酸化コバルト{Co(OH)
2 }、三酸化二コバルト(Co23 )等を挙げること
ができる。特に、水酸化コバルトが好適である。 【0033】前記コバルト系層の付着量は、初充電によ
り前記正極中に直径0.0001〜10μmの孔が形成
されるように設定する。 (2)電池の組み立て 前記正極、前述した方法で作製した負極の間に前記セパ
レータを介在して電極群を作製する。前記電極群、アル
カリ電解液を容器内に収納し、封口することによりアル
カリ蓄電池を組み立てる。 【0034】前記アルカリ電解液としては、0.5M
(mol/l)以上のLiOHを含むものを用いる。L
iOHの濃度を0.5M未満にすると、初充電によって
前記正極中に直径0.0001〜10μmの孔を形成す
ることが困難になる。一方、LiOHの上限値は1.5
Mにすると良い。LiOHの濃度が1.5Mを越える
と、電解液の導電性が低下してサイクル寿命が低下する
恐れがある。さらに、LiOHは比較的溶解度が低いた
め、1.5Mを越える溶解は困難であり、また低温域で
析出する可能性がある。より好ましいLiOHの濃度
(M)は0.5〜1.2である。 【0035】また、前記アルカリ蓄電池における高温充
電効率及びサイクル寿命の双方をより一層優れたものに
するには、前記電解液のうち、2.0〜6.0MのKO
H、2.0〜5.0MのNaOHおよび0.5〜1.5
MのLiOHからなる組成の電解液を用いることが好ま
しい。 【0036】(3)初充電 前記正極中に直径0.0001〜10μmの孔が形成さ
れるように40〜100℃の範囲で初充電を施す。 【0037】初充電温度が前記範囲を外れると、前記正
極中に前記範囲に直径分布が存在する孔を形成すること
が困難になる。より好ましい初充電温度は、70℃〜9
0℃の範囲内である。 【0038】また、充電電流(充電電圧)、充電時間
は、40〜100℃の初充電温度で前記正極中に前記範
囲に直径分布が存在する孔が形成されるように設定され
る。以上説明したように本発明に係るアルカリ蓄電池に
よれば、表面に導電性のコバルト化合物を含む層が形成
された水酸化ニッケル粒子を含む正極材が集電体に担持
された構造を有し、直径が0.0001μm〜10μm
の孔を有する正極を備えることによって、高い活物質
(水酸化ニッケル)利用率を確保しつつ、長期間放置後
並びに高温環境下での放置後の容量回復率を向上するこ
とができる。 【0039】すなわち、アルカリ蓄電池を長期間に亘っ
てあるいは高温下において放置すると、電池電圧が低下
し、再充電時の容量回復率が低下するという現象がみら
れる原因は、放置中に導電性のコバルト化合物(例えば
高導電性を有するCoOOH)が還元されて導電性を失
い、活物質利用率が低下するためであると推測される。
直径が10μmを越える孔が存在している正極において
は、活物質と導電性コバルト化合物による導電マトリッ
クスが緻密に、かつ均一に形成されていない箇所、つま
りコバルト層の厚さが薄いか、もしくはコバルト層が存
在しない箇所が存在すると考えられる。放置中に導電性
のコバルト化合物の還元反応が生じると、このような箇
所は導電性が著しく損なわれ、他に比べて粒子間の導通
が劣化する。このため、直径が10μmを越える孔が存
在している正極を備えた蓄電池は、放置により活物質利
用率が大幅に低下し、放置後の容量回復率が極端に低下
するのである。 【0040】本願発明のような直径が0.0001μm
〜10μmの孔を有する正極は、コバルト層を有する水
酸化ニッケル粒子間に極端に大きな隙間(空隙)がな
く、緻密な導電マトリックスが形成されているため、放
置による導電性の低下度合いが他に比べて著しく大きい
箇所が生じるのを回避することができる。従って、長期
間放置及び高温下における放置の際に活物質利用率が低
下するのを抑制することができるため、放置後の容量回
復率を向上することができる。また、前記正極は、緻密
であるため、エネルギー密度を向上することができると
共に、水酸化ニッケル粒子と導電性のコバルト化合物層
間及びコバルト化合物層で被覆された水酸化ニッケル粒
子間の接触を良好して導電性を向上することができる。
このため、前記蓄電池は放電容量を向上することができ
る。ところで、水酸化ニッケルは充電によりβ型オキシ
水酸化ニッケルに変化し、更に充電するとγ型オキシ水
酸化ニッケルへ変化する。このγ型オキシ水酸化ニッケ
ルは生成時に内部にアルカリ金属や水を取り込むため、
正極が膨脹し、正極の劣化が促進される。本願発明のよ
うな正極は、緻密であるため、必要以上にアルカリ金属
や水が侵入するのを防止することができるため、アルカ
リ蓄電池のサイクル寿命を向上することが可能である。 【0041】本発明に係るアルカリ蓄電池の製造方法
は、水酸化ニッケル及び導電助剤を含むペーストを集電
体に充填ないし塗布することにより形成される正極と負
極の間にセパレータを介在して作製された電極群と、
0.5M以上の水酸化リチウムを含むアルカリ電解液を
容器内に収納する工程と、前記正極中に直径が0.00
01μm〜10μmの孔が形成されるように40℃〜1
00℃の範囲内で初充電を施す工程とを具備する。この
ような方法によると、オキシ水酸化コバルト生成反応を
正極全体に亘って均一に生じさせることができ、例えば
コバルト系粒子のような未反応の導電助剤が残留するの
を回避することができるため、表面にオキシ水酸化コバ
ルトを含む層が形成された水酸化ニッケル粒子を含み、
直径が0.0001μm〜10μmの孔を有する正極を
備えたアルカリ蓄電池を製造することができる。従っ
て、高利用率を確保しつつ、長期間放置後並びに高温下
での放置後の容量回復率が改善されたアルカリ蓄電池を
提供することができる。 【0042】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 (実施例1) <正極の作製>水酸化ニッケル粉末90重量部および導
電助剤としての一酸化コバルト粉末10重量部からなる
混合粉末にカルボキシメチルセルロース0.25重量
部、ポリアクリル酸ナトリウム0.25重量部およびポ
リテトラフルオロエチレン3.0重量部を添加し、さら
にこの混合物に水30重量部を添加、混練してペースト
を調製した。このペーストを集電体としての厚さが1.
1mmで、多孔度95%のニッケルメッキ繊維基板に充
填し、乾燥した後、ローラプレスして圧延成形すること
により水酸化ニッケル粒子及び一酸化コバルト粒子を含
む正極材が集電体に担持された構造の正極を作製した。 <負極の作製>LaNi4.0 Co0.4 Mn0.3 Al0.3
の組成からなる水素吸蔵合金粉末95重量部にポリテト
ラフルオロエチレン粉末3重量部と、カーボン粉末1重
量部と、結着剤としてカルボキシメチルセルロースを1
重量部添加し、水50重量部と共に混合することによっ
て、ペーストを調製した。このペーストをニッケル製ネ
ットに塗布、乾燥した後、加圧成形することによって水
素吸蔵合金負極を作製した。 【0043】次いで、前記正極と前記負極との間にポリ
プロピレン製不織布からなるセパレータを介装して渦巻
状に捲回して電極群を作製した。これらの電極群と8.
0MのKOHからなるアルカリ電解液を有底円筒状容器
に収納して前述した図1に示す構造を有するAAサイズ
(理論容量;1200mAh)の円筒形ニッケル水素蓄
電池を組み立てた。 <初充電>得られた蓄電池について20℃の雰囲気にお
いて0.1Cで15時間かけて150%充電した後、
0.2Cで1Vまで放電を行った後、室温で同様の充放
電を5回繰り返した。 (実施例2)40℃の雰囲気において0.1Cで15時
間かけて150%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行
った後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによっ
て初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円筒
形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例3)80℃の雰囲気において0.1Cで15時
間かけて150%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行
った後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによっ
て初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円筒
形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例4)7.5MのKOH及び0.5MのLiOH
からなるアルカリ電解液を用いること以外は、実施例1
と同様にして円筒形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例5)7.5MのKOH及び0.5MのLiOH
からなるアルカリ電解液を用いること以外は、実施例1
と同様にして円筒形ニッケル水素蓄電池を組み立て、4
0℃の雰囲気において0.1Cで15時間かけて150
%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行った後、室温で
同様の充放電を5回繰り返すことによって初充電を行
い、円筒形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例6)7.5MのKOH及び0.5MのLiOH
からなるアルカリ電解液を用いること以外は、実施例1
と同様にして円筒形ニッケル水素蓄電池を組み立て、8
0℃の雰囲気において0.1Cで15時間かけて150
%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行った後、室温で
同様の充放電を5回繰り返すことによって初充電を行
い、円筒形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例7)40℃の雰囲気において0.5Cで15時
間かけて100%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行
った後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによっ
て初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円筒
形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (実施例8)7.5MのKOH及び0.5MのLiOH
からなるアルカリ電解液を用いること以外は、実施例1
と同様にして円筒形ニッケル水素蓄電池を組み立て、4
0℃の雰囲気において0.5Cで10時間かけて100
%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行った後、室温で
同様の充放電を5回繰り返すことによって初充電を行う
こと以外は、実施例1と同様にして円筒形ニッケル水素
蓄電池を製造した。 (比較例1)20℃の雰囲気において0.5Cで10時
間かけて100%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行
った後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによっ
て初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円筒
形ニッケル水素蓄電池を製造した。 (比較例2)20℃の雰囲気において1.0Cで1時間
かけて100%充電し、0.2Cで1Vまで放電を行っ
た後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによって
初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円筒形
ニッケル水素蓄電池を製造した。 (比較例3)20℃の雰囲気において2.0Cで0.5
時間かけて100%充電し、0.2Cで1Vまで放電を
行った後、室温で同様の充放電を5回繰り返すことによ
って初充電を行うこと以外は、実施例1と同様にして円
筒形ニッケル水素蓄電池を製造した。 【0044】実施例1〜8及び比較例1〜3の二次電池
について、各種類毎に2組ずつ用意し、一つを解体し、
正極中に存在する孔の直径を水銀圧入法空孔分布測定装
置(オートポア9200 島津製作所)を用いて測定
し、直径分布及び平均直径を求め、その結果を下記表1
に示す。なお、表1においては、直径分布が0.000
1〜10μmの範囲内に存在するものを〇と表示し、前
記範囲を外れるものを×と表示した。また、孔の空間総
和体積の50%以上が直径0.01μm以下の径で占め
られる直径分布を有するものを〇で示し、このような直
径分布を持たないものを×で示した。 【0045】もう一組の実施例1〜8及び比較例1〜3
の蓄電池については、0.1CmAの電流で16時間充
電した後、1.0CmAの電流で端子電圧が1.0Vに
なるまで放電し、この放電持続時間から初期容量を算出
した。さらにこれら蓄電池を放電状態で1カ月65℃中
に貯蔵後、0.1CmAの電流で16時間充電した後、
1.0CmAの電流で端子電圧が1.0Vになるまで放
電する充放電を3回繰り返し、放電容量を測定し、回復
容量とした。得られた回復容量から、回復率{(回復容
量/初期容量)×100}を求め、その結果を下記表1
に示す。 【0046】 【表1】 【0047】表1から明らかなように、直径が0.00
01〜10μmの孔を有する正極を備えた実施例1〜8
の蓄電池は、直径分布が前記範囲を外れる比較例1〜3
の蓄電池に比べて高温下で放置後の回復率が高いことが
わかる。特に、孔の平均直径が0.030μm以下であ
る正極を備えた実施例2、3、5、6の蓄電池は、高温
貯蔵後の容量回復率が著しく高いことがわかる。また、
KOHからなる電解液を備えた実施例1〜3の蓄電池を
比較すると、孔の空間総和体積の50%以上が直径0.
01μm以下の粒子で占められる直径分布を有する正極
を備える(実施例2〜3の蓄電池)方が回復率が優れて
いることがわかる。電解液の組成がLiOH及びKOH
からなるもの(実施例4〜6)においてもこのような傾
向があることがわかる。 【0048】また、実施例1〜8及び比較例1〜3の電
池について、正極に存在するコバルト化合物の確認を行
った。まず、水酸化ニッケル粉末の代りに一酸化コバル
ト粉末を用いること以外は、実施例1と同様な試験セル
を組み立てた。得られたセルに実施例1と同様な条件で
初充電を施し、このセルを解体し、正極についてX線粉
末回折測定を行った。得られたX線粉末回折パターンに
はCoOOHのピークが存在し、このことから実施例1
の蓄電池の正極中にCoOOHが存在することを確認で
きた。また、実施例2〜8及び比較例1〜3の電池につ
いても同様な試験を行ったところ、いずれの蓄電池も正
極中にCoOOHが存在することを確認できた。 【0049】従って、表1の高温放置後の回復率と、正
極についてのX線粉末回折測定の結果から、表面にオキ
シ水酸化コバルトを含む層が形成された水酸化ニッケル
粒子を含む正極材が集電体に充填された構造を有し、直
径が0.0001〜10μmの孔を有する正極を備えた
実施例1〜8の蓄電池は、前記直径が前記範囲を外れる
比較例1〜3の蓄電池に比べて高温貯蔵後の容量回復率
を向上できることがわかる。 【0050】なお、前述した実施例の初期活性法(初充
電)はコバルトの導電マトリックスの形成とNi(O
H)2 活物質の充電を同時に行っているものであり、コ
バルト導電マトリックス形成に主眼をおく場合、CoO
の添加量に対して100%になるように同レート、同雰
囲気で充電し、その後は任意の条件で充電を行っても同
様の効果が得られるものである。 【0051】また、実施例においては、特定の直径を有
する孔が形成された正極を備えた本発明に係るアルカリ
蓄電池を特定の初期活性(初充電)を施すことによって
得たが、本発明に係る蓄電池はこのような製造方法で得
なくても前述したような優れた効果を奏することができ
る。 【0052】 【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、充
放電サイクル初期における活物質利用率を高い値に保持
しつつ、長期間放置及び高温下における放置の際の容量
低下が抑制されたアルカリ蓄電池及びその製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るアルカリ蓄電池(例えば円筒形ア
ルカリ蓄電池)を示す部分切欠斜視図。 【符号の説明】 1…容器、2…正極、3…セパレータ、4…負極、7…
封口板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−148145(JP,A) 特開 平5−41212(JP,A) 特開 平8−236146(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/32 H01M 4/52 H01M 10/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 正極と、負極と、前記正極及び前記負極
    の間に介在されたセパレータと、アルカリ電解液とを具
    するアルカリ二次電池であって、 前記正極は、導電性のコバルト化合物を含む層が表面に
    形成された水酸化ニッケル粒子を含む正極材と、前記正
    極材が担持される集電体とを含み、 前記正極に存在する孔は、前記粒子間に存在する空隙を
    含むものであり、前記孔の直径は0.0001μm〜1
    0μmの範囲内で、かつその平均値が0.03μm以下
    であり、 前記孔の空間総和体積の50%以上は、直径0.01μ
    m以下の孔によって占められている ことを特徴とするア
    ルカリ蓄電池。
JP25114796A 1996-06-14 1996-09-24 アルカリ蓄電池 Expired - Fee Related JP3384938B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25114796A JP3384938B2 (ja) 1996-09-24 1996-09-24 アルカリ蓄電池
US08/874,406 US5965295A (en) 1996-06-14 1997-06-13 Alkaline secondary battery, paste type positive electrode for alkaline secondary battery, method for manufacturing alkaline secondary battery

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25114796A JP3384938B2 (ja) 1996-09-24 1996-09-24 アルカリ蓄電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1097864A JPH1097864A (ja) 1998-04-14
JP3384938B2 true JP3384938B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=17218382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25114796A Expired - Fee Related JP3384938B2 (ja) 1996-06-14 1996-09-24 アルカリ蓄電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3384938B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1097864A (ja) 1998-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5965295A (en) Alkaline secondary battery, paste type positive electrode for alkaline secondary battery, method for manufacturing alkaline secondary battery
JP3925963B2 (ja) アルカリ二次電池
JP2002025604A (ja) アルカリ二次電池
JP3686139B2 (ja) アルカリ二次電池
JPH11162468A (ja) アルカリ二次電池
JP3352338B2 (ja) アルカリ蓄電池の製造方法
JP3384938B2 (ja) アルカリ蓄電池
JPH09274932A (ja) アルカリ二次電池の製造方法
JP3393978B2 (ja) アルカリ二次電池
JP7166705B2 (ja) 亜鉛電池用負極の製造方法及び亜鉛電池の製造方法
JP2002100396A (ja) 円筒形アルカリ二次電池
JPH11260360A (ja) アルカリ蓄電池用正極及びアルカリ蓄電池
JP2001223000A (ja) アルカリ二次電池
JP4118991B2 (ja) ニッケル水素蓄電池の製造方法
JP2001176505A (ja) 電極及びアルカリ二次電池
JP3213684B2 (ja) アルカリ二次電池の製造方法
JP3410340B2 (ja) 角形アルカリ二次電池
JPH10289711A (ja) アルカリ二次電池
JP2001307764A (ja) アルカリ二次電池及びアルカリ二次電池の製造方法
JP2000113901A (ja) アルカリ二次電池
JP2000188106A (ja) アルカリ二次電池
JPH11162469A (ja) 電極、アルカリ二次電池及びアルカリ二次電池の製造方法
JP2000149957A (ja) アルカリ二次電池用ペースト式正極、アルカリ二次電池およびアルカリ二次電池の製造方法
JPH10154525A (ja) アルカリ蓄電池の製造方法
JPH0973901A (ja) アルカリ二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees