JP3384767B2 - Yuvデータ処理回路 - Google Patents

Yuvデータ処理回路

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JP3384767B2
JP3384767B2 JP05735199A JP5735199A JP3384767B2 JP 3384767 B2 JP3384767 B2 JP 3384767B2 JP 05735199 A JP05735199 A JP 05735199A JP 5735199 A JP5735199 A JP 5735199A JP 3384767 B2 JP3384767 B2 JP 3384767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理装置に関
し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、内部メ
モリに格納されたYUVデータを読み出して圧縮回路に
入力するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのディジタルカメラでは、撮影され
た被写体像のYUVデータは、JPEG方式で圧縮され
る。ここで、JPEG圧縮が可能なYUVデータの比率
としては、4:2:2および4:1:1がある。4:
1:1のYUVデータを圧縮したときは411圧縮デー
タが生成され、4:2:2のYUVデータを圧縮したと
きは422圧縮データが生成される。このような411
圧縮データおよび422圧縮データを互いに比較した場
合、伸長時の画質では422圧縮データが優れている一
方、IrDA通信には411圧縮データの方が適してい
る。
【0003】このため、従来のディジタルカメラでは、
圧縮データを生成するとき、まず4:2:2のYUVデ
ータを内部メモリに格納し、圧縮処理回路に入力すると
きの読み出し方法を422圧縮時と411圧縮時とで切
り換えていた。つまり、422圧縮時は内部メモリのY
UVデータをそのまま読み出すが、411圧縮時は、内
部メモリのマッピング状態をソフトウェア処理によって
4:2:2から4:1:1に変換し、それから読み出し
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、411圧縮データを生成するときに、内部
メモリのマッピング状態を変更する分だけ余分な時間が
かかってしまうという問題があった。また、このような
問題は、411圧縮データを伸長し、伸長データを4:
2:2の比率で内部メモリに書き込むときも、同様に発
生していた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、所
望の比率のYUVデータを短時間で圧縮することができ
る、YUVデータ処理回路を提供することである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】の発明は、メモリに格
納されたかつY:U:V=4:2:2の比率を持つ非圧
縮YUVデータに基づいてY:U:V=4:1:1の比
率を持つ圧縮YUVデータを生成するYUVデータ処理
回路において、1回のリクエストに応答してメモリの連
続する複数アドレスから非圧縮YUVデータを読み出す
読み出し手段、読み出し手段によって読み出された非圧
縮YUVデータに圧縮処理を施しかつマスク信号がアク
ティブであるときに不能化される圧縮手段、および非圧
縮YUVデータを形成するUデータおよびVデータが圧
縮手段に与えられるときマスク信号を間欠的にアクティ
ブとするマスク信号制御手段を備えることを特徴とす
、YUVデータ処理回路である。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】メモリに格納されたかつY:U:V=4:2:
2の比率を持つ非圧縮YUVデータに基づいてY:U:
V=4:1:1の比率を持つ圧縮YUVデータを生成す
るにあたって、読み出し手段は、1回のリクエストに応
答してメモリの連続する複数アドレスから非圧縮YUV
データを読み出す。圧縮手段は、読み出された非圧縮Y
UVデータに圧縮処理を施す一方、マスク信号がアクテ
ィブであるときに不能化される。ここで、マスク信号
は、非圧縮YUVデータを形成するUデータおよびVデ
ータが圧縮手段に与えられるとき、マスク信号制御手段
によって間欠的にアクティブとされる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の効果】 の発明によれば、メモリから4:2:
2の比率を持つYUVデータを読み出し、Uデータおよ
びVデータが圧縮手段に与えられるときにマスク信号を
間欠的にアクティブとするようにしたため、4:1:1
の比率を持つ圧縮YUVデータを短時間で生成すること
ができる。
【0024】
【0025】
【0026】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0027】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、色フィルタ(図示せず)が装着されたCC
Dイメージャ12を含み、被写体の光像は、このような
色フィルタを介してCCDイメージャ12の受光面に照
射される。
【0028】オペレータがモード設定スイッチ46を
“カメラ”側に切り換えると、システムコントローラ4
2はカメラモードを設定する。このときCPU32は、
タイミングジェネレータ(TG)14およびシグナルジ
ェネレータ(SG)16を起動する。TG14は、SG
16から出力される垂直同期信号および水平同期信号に
基づいてタイミング信号を生成し、CCDイメージャ1
2をプログレッシブスキャン方式で駆動する。この結
果、被写体のカメラ信号がCCDイメージャ12から出
力される。出力されたカメラ信号は、CDS/AGC回
路18で周知のノイズ除去およびレベル調整を施され、
その後、A/D変換器16によってディジタル信号であ
るカメラデータに変換される。信号処理回路22は、こ
のようなカメラデータに4:2:2の比率でYUV変換
を施し、YUVデータを生成する。そして、生成した
4:2:2のYUVデータをバッファ制御回路24に与
える。
【0029】バッファ制御回路24では、コントローラ
24aが信号処理回路22から出力されたYUVデータ
を取り込み、取り込んだYUVデータの書き込みをSD
RAM制御回路26にリクエストする。SDRAM制御
回路26は、このようなリクエストに応答して、YUV
データをSDRAM28の表示画像エリアに書き込む。
SDRAM制御回路26はまた、表示画像エリアに書き
込まれたYUVデータをコントローラ24bからの読み
出しリクエストに応答して読み出す。読み出されたYU
Vデータはビデオエンコーダ38に与えられる。ビデオ
エンコーダ38は、入力されたYUVデータをNTSC
フォーマットのコンポジット画像信号に変換し、変換し
たコンポジット画像信号をモニタ40に与える。この結
果、被写体の動画像(スルー画像)が、リアルタイムで
モニタ画面に表示される。なお、SDRAM制御回路2
6は、各コントローラ24a〜24eからリクエストを
受け、これらのリクエストを調停しながらデータの書き
込み/読み出しを行う。
【0030】オペレータがシャッタボタン44を操作す
ると、CPU32は、この時点の被写体像に対応する
4:2:2のYUVデータが生成された後に信号処理回
路22を不能化する。シャッタ操作時点のYUVデータ
は、コントローラ24aによってSDRAM28のJP
EGワークエリアに書き込まれる。SDRAM制御回路
26は、コントローラ24cからの読み出しリクエスト
に応答して、JPEGワークエリアに書き込まれたYU
Vデータを読み出す。読み出されたYUVデータは、同
じコントローラ24cによってJPEGコーデック30
に与えられ、圧縮処理を施される。
【0031】YUV比率変換スイッチ48によって42
2圧縮モードが選択されている場合、SDRAM制御回
路26は、コントローラ24cから出力されたアドレス
信号に応答して、YUVデータをY,Y,Y,Y,U,
U,V,V…の順で32画素ずつ読み出す。コントロー
ラ24cは、このようにして読み出されたYUVデータ
を、Y,Y,U,V…の順で64画素ずつJPEGコー
デック30に出力する。コントローラ24cはこのと
き、ローレベルのマスク信号もJPEGコーデック30
に出力する。これに対して、411圧縮モードが選択さ
れている場合、SDRAM制御回路26は、YUVデー
タをY,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,U,U,V,V
…の順で32画素ずつ読み出す。コントローラ24c
は、読み出されたYUVデータをY,Y,Y,Y,U,
V…の順で64画素ずつJPEGコーデック30に出力
する。コントローラ24cは、このときもマスク信号を
YUVデータとともにJPEGコーデック30に出力す
る。ただし、マスク信号のレベルは、Yデータの出力期
間において常にローレベルとなる一方、Uデータおよび
Vデータの出力期間では所定タイミングで交互に変化す
る。
【0032】JPEGコーデック30は、マスク信号が
ローレベルとなるときだけ、入力されたYUVデータに
圧縮処理を施す。422圧縮モードでは、比率が4:
2:2のYUVデータが入力され、マスク信号は常にロ
ーレベルをとる。これによって、YUVの比率が4:
2:2の422圧縮データが生成される。一方、411
圧縮モードでは、入力されるYUVデータの比率は4:
2:2であるが、マスク信号はUデータおよびVデータ
の入力期間に間欠的にハイレベルとなる。これによっ
て、YUVの比率が4:1:1の411圧縮データが生
成される。なお、422圧縮モードと411圧縮モード
とでは、Y成分,U成分およびV成分の入力順序が異な
る。このため、JPEGコーデック30もまた、422
圧縮モードと411圧縮モードとで異なる処理方法をと
る。
【0033】コントローラ24dは、JPEGコーデッ
ク30によって生成された圧縮データを受け、この圧縮
データを書き込みリクエストとともにSDRAM制御回
路26に出力する。圧縮データは、SDRAM制御回路
26によってSDRAM28の圧縮データエリアに書き
込まれる。圧縮データがSDRAM28に格納される
と、コントローラ24eがこの圧縮データの読み出しを
SDRAM制御回路26にリクエストする。圧縮データ
はSDRAM制御回路26によって圧縮データエリアか
ら読み出され、CPU32に入力される。CPU32
は、入力された圧縮データをメモリカード36に書き込
む。これによって、撮影された被写体像の記録処理が完
了する。
【0034】モード設定スイッチ46が“再生”側に切
り換えられると、システムコントローラ42は再生モー
ドを設定する。CPU32は、メモリカード36から所
望の圧縮データを再生し、再生された圧縮データをバッ
ファ制御回路24のコントローラ24eに与える。コン
トローラ24eは、入力された圧縮データを書き込みリ
クエストとともにSDRAM制御回路26に与え、圧縮
データは、SDRAM制御回路26によってSDRAM
28の圧縮データエリアに格納される。コントローラ2
4dは、圧縮データエリアからの圧縮データの読み出し
をSDRAM制御回路26にリクエストする。圧縮デー
タが読み出されると、コントローラ24cはこの圧縮デ
ータをJPEGコーデック30に入力する。JPEGコ
ーデック30は、入力された圧縮データを伸長し、伸長
データをコントローラ24cに出力する。コントローラ
24cは、与えられた伸長データを書き込みリクエスト
とともにSDRAM制御回路26に出力する。伸長デー
タは、SDRAM制御回路26によってSDRAM28
のJPEGワークエリアに書き込まれる。
【0035】JPEGワークエリアに書き込まれた伸長
データは、コントローラ24fからの読み出しリクエス
トに基づいて読み出され、その後同じコントローラ24
fからの書き込みリクエストに基づいて表示画像エリア
に書き込まれる。表示画像エリアに書き込まれた伸長デ
ータは、コントローラ24bからの読み出しリクエスト
に基づいて読み出され、ビデオエンコーダ38に与えら
れる。この結果、伸長データに対応する画像(再生画
像)がモニタ40に表示される。
【0036】なお、CPU32は、圧縮/伸長のデータ
処理情報および4:2:2/4:1:1のYUV比率情
報を含む制御情報を、コントローラ24a〜24eおよ
びJPEGコーデック30に設定する。つまり、CPU
32は、モード切換スイッチ46によってカメラモード
が選択されていれば“圧縮”のデータ処理情報を作成
し、再生モードが選択されていれば“伸長”のデータ処
理情報を作成する。また、カメラモードではYUV比率
切換スイッチ48の状態に応じてYUV比率情報を作成
し、再生モードでは再生された圧縮データに基づいてY
UV比率情報を作成する。各コントローラ24a〜24
eおよびJPEGコーデック30は、このような制御情
報に基づいて、現在のモードが422圧縮モード,41
1圧縮モード,422伸長モードおよび411伸長モー
ドのいずれであるかを認識する。
【0037】カメラモードが設定されたとき、JPEG
ワークエリアは図3に示すように形成される。つまり、
JPEGワークエリアは16ライン分の容量を持ち、バ
ンク0にロウアドレス“106”〜“131”が割当て
られ、バンク1にロウアドレス“132”〜“157”
が割当てられる。YUVデータの書き込みはロウアドレ
ス“106”から開始され、かつ書き込み動作は循環的
に行われる。シャッタボタン44の操作に基づいて最初
の16ライン分のYUVデータが生成された場合、0ラ
イン目〜3ライン目のYUVデータはバンク0の前半に
書き込まれ、4ライン目〜7ライン目のYUVデータは
バンク0の後半に書き込まれる。また、8ライン目〜1
1ライン目のYUVデータはバンク1の前半に書き込ま
れ、12ライン目〜15ライン目のYUVデータはバン
ク1の後半に書き込まれる。
【0038】バンク0についてさらに注目すると、0ラ
イン目〜7ライン目のYUVデータは、図4に示す要領
で書き込まれる。つまり、YUVデータは4:2:2の
比率を持つため、カラム方向の前半にYデータが書き込
まれ、カラム方向の後半にUデータおよびVデータが書
き込まれる。具体的には、カラムアドレス“0”〜“2
55”にYデータが書き込まれ、カラムアドレス“25
6”〜“383”にUデータが書き込まれ、そしてカラ
ムアドレス“384”〜“511”にVデータが書き込
まれる。
【0039】図2を参照して、JPEGワークエリアか
らYUVデータを読み出すときのコントローラ24cの
動作について説明する。CPU32から出力された制御
情報は、レジスタ50に書き込まれる。制御情報は“圧
縮”のデータ処理情報を持っており、リクエスト生成回
路52は、このデータ処理情報に応答して書き込みリク
エストをSDRAM制御回路26に出力する。
【0040】SDRAM制御回路26がコントローラ2
4cからの書き込みリクエストを受け付けた場合、応答
信号ACKがSDRAM制御回路26から返送される。
ACK検出回路54は、応答信号ACKを検出したとき
にACK検出信号を発生する。ACK検出信号はDMA
(Direct Memory Access)カウンタ56に与えられ、D
MAカウンタ56はこのACK検出信号に応答してイン
クリメントされる。つまり、DMAカウンタ56は、応
答信号ACKの入力回数をカウントする。
【0041】ロウアドレス制御回路62a〜62dは、
ACK検出信号,DMAカウンタ56のカウント値およ
びレジスタ50に格納された制御情報に基づいて、ロウ
アドレスカウンタ64a〜64dをそれぞれ制御する。
具体的に説明すると、ロウアドレス制御回路62a〜6
2dは、最初のACK検出信号に応答して初期値“10
6”,“119”,“132”および“145”をロウ
アドレスカウンタ64a〜64dに設定する。ロウアド
レス制御回路62a〜62dはまた、制御情報が“4:
2:2”のYUV比率情報を有する場合に、応答信号A
CKが64回検出される毎にロウアドレスカウンタ64
a〜64dをインクリメントする。制御情報が“4:
1:1”のYUV比率情報を有する場合は、応答信号A
CKが128回検出される毎にロウアドレスカウンタ6
4a〜64dをインクリメントする。
【0042】レジスタ50に格納されたYUV比率情報
が“4:2:2”のとき、セレクタ66は、まずロウア
ドレスカウンタ64aおよび64bを交互に選択する。
このとき、セレクタ66からは、バンク0のロウアドレ
ス信号が出力される。ロウアドレスが“118”および
“131”までインクリメントされると、セレクタ66
は、ロウアドレスカウンタ64aおよび64bの代わり
にロウアドレスカウンタ64cおよび64dを交互に選
択する。このため、セレクタ66からは、バンク1のロ
ウアドレス信号が出力される。セレクタ66がこのよう
にロウアドレスカウンタ64a〜64dを選択する結
果、出力されるロウアドレス信号は図5(A)に示す要
領で変化する。なお、選択の切り換えは、ACK検出信
号に応答して行われる。
【0043】これに対して、レジスタ50に格納された
YUV比率情報が“4:1:1”のとき、セレクタ66
は、まずロウアドレスカウンタ64aおよび64bを交
互に選択する動作を2回行い、次にロウアドレスカウン
タ64cおよび64dを交互に選択する動作を2回行
う。続いて、ロウアドレス64a〜64dをこの順序で
選択する動作を2回行う。したがって、セレクタ66か
ら出力されるロウアドレス信号は、図6(A)に示す要
領で変化する。このときも、選択の切り換えはACK検
出信号に応答して行われる。
【0044】一方、カラムアドレス制御回路58は、D
MAカウンタ56のカウント値およびレジスタ50の制
御情報に基づいてカラムアドレスカウンタ60を制御す
る。制御情報が“4:2:2”のYUV比率情報を有す
る場合、カラムアドレス制御回路58は、応答信号AC
Kが2回検出される毎にカラムアドレスカウンタ60の
カウント値を更新する。カラムアドレスは、図5(B)
に示すように“0”,“16”,“256”,“38
4”…の要領で変化する。一方、制御情報が“4:1:
1”のYUV比率情報を有する場合、カラムアドレス
は、応答信号ACKが2回または4回検出される毎に更
新される。カウント値は、図6(B)に示すように
“0”,“16”,“0”,“16”,“256”,
“384”…の要領で変化する。
【0045】セレクタ66は、ロウアドレスカウンタ6
4a〜64dのいずれかの出力にカラムアドレスカウン
タ60の出力を重畳し、カラムアドレス信号およびロウ
アドレス信号を同時に出力する。セレクタ70は、レジ
スタ50の制御情報が“圧縮”のデータ処理情報を持つ
とき、セレクタ66を常に選択する。このため、上述の
カラムアドレス信号およびロウアドレス信号が、SDR
AM制御回路26に出力される。SDRAM制御回路2
6は、与えられたカラムアドレス信号およびロウアドレ
ス信号によって特定されるアドレスから、32画素分の
データを読み出す。ここでいう32画素は、図4に示す
水平8画素×垂直4ラインの画素ブロックに対応する。
つまり、SDRAM28からは、1回のリクエストに応
答して1画素ブロック分のデータが読み出される。
【0046】YUV比率情報が“4:2:2”の場合、
画素ブロックデータは、図5(C)に示すようにY,
Y,Y,Y,U,U,V,V,…の順で読み出される。
このとき、連続する8つの画素ブロックは、同じバンク
から読み出される。これに対して、YUV比率情報が
“4:1:1”の場合、画素ブロックデータは、図6
(C)に示すようにY,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,
U,U,U,U,V,V,V,V,…の順で読み出され
る。このとき、Y成分を持つ8つの画素ブロックは、バ
ンク0および1から4ブロックずつ交互に読み出され
る。一方、U成分を持つ4つの画素ブロックは、バンク
0および1から2ブロックずつ交互に読み出され、V成
分を持つ4つの画素ブロックもまた、バンク0および1
から2ブロックずつ交互に読み出される。
【0047】SDRAM制御回路26は、このようにY
UV比率情報に従う態様で読み出した画素ブロックデー
タをSRAM制御回路76に入力する。SRAM制御回
路76は、画素ブロックデータ以外に、応答信号ACK
および書き込みアドレス信号を受ける。応答信号ACK
は画素ブロックデータに先立ってSDRAM制御回路2
6から入力され、書き込みアドレス信号は同じ応答信号
ACKに基づいてSRAMアドレスカウンタ72aから
入力される。SRAM制御回路76は、応答信号ACK
に応答して書き込み動作を開始し、書き込みアドレス信
号に応答して画素ブロックデータをSRAM78aおよ
び78bに書き込む。
【0048】SRAM制御回路76はまた、SRAMア
ドレスカウンタ72bから出力された読み出しアドレス
信号を受け、SRAM78aおよび78bから画素ブロ
ックデータを読み出す。なお、SRAM78aおよび7
8bは、2つのバンクが形成されたデュアルポートメモ
リである。このため、一方のバンクに対するデータの書
き込みと並行して、他方のバンクからデータの読み出し
が行われる。
【0049】SRAM78aおよび78bの各アドレス
は8ビット分のデータしか格納できない。一方、SDR
AM28の各アドレスは16ビットであり、画素ブロッ
クデータは図7に示す要領でSDRAM28から読み出
される。たとえば、Yデータを持つ画素ブロックに注目
した場合、各アドレスの前半8ビットからは偶数画素の
Yデータが読み出され、各アドレスの後半8ビットから
は奇数画素のYデータが読み出される。このため、画素
ブロックデータの前半8ビットはSRAM78aに書き
込まれ、画素ブロックデータの後半8ビットはSRAM
78bに書き込まれる。
【0050】SRAM制御回路76はその後、SRAM
78aおよび78bに格納された画素データを1画素ず
つ交互に読み出す。JPEGコーデック30には1画素
ずつデータを入力する必要があるため、画素データはS
RAM78aおよび78bから選択的に読み出される。
【0051】SRAMアドレスカウンタ72aおよび7
2bは、YUV比率が“4:2:2”であるか“4:
1:1”であるかに関係なく、同じ要領でアドレス信号
を出力する。つまり、SRAMアドレスカウンタ72a
は、図5(D)および(H)あるいは図6(D)および
(H)に示すように書き込みアドレス信号を出力する。
また、SRAMアドレスカウンタ72bは、図5(F)
および(J)あるいは図6(F)および(J)に示すよ
うに読み出しアドレス信号を出力する。したがって、Y
UV比率が“4:2:2”の場合、画素ブロックデータ
は図5(E)および(I)に示すタイミングでSRAM
78aおよび78bに書き込まれ、かつ図5(G)およ
び(K)に示すタイミングでSRAM78aおよび78
bから読み出される。YUV比率が“4:1:1”の場
合も、画素ブロックデータは図6(E)および(I)に
示すタイミングでSRAM78aおよび78bに書き込
まれ、かつ図6(G)および(K)に示すタイミングで
SRAM78aおよび78bから読み出される。
【0052】バンク状態検出回路74は、DMAカウン
タ56のカウント値およびSRAMアドレスカウンタ7
2bのカウント値に基づいて、SRAM78aおよび7
8bのバンクの状態を検出する。DMAカウンタ56の
カウント値は、応答信号ACKが検出される毎にインク
リメントされる。一方、SRAMアドレスカウンタ72
bのカウント値の最上位ビットは、読み出し先のバンク
を示す。バンク状態検出回路74は、このような2つの
カウント値から、いずれのバンクが書き込み可能状態と
なったかを検出する。検出値は2ビットで表され、各ビ
ットがバンク0および1に対応する。いずれのバンクも
書き込み可能状態であれば、検出値は“00”となり、
いずれのバンクも書き込み不可能状態であれば検出値は
“11”となる。また、バンク0のみが書き込み可能状
態であれば検出値は“01”となり、バンク1のみが書
き込み可能状態であれば検出値は“10”となる。
【0053】リクエスト生成回路52は、検出値が“1
1”以外の値をとるときに、読み出しリクエストを出力
する。一方、入出力制御回路75は、このような検出値
が“00”以外の値となったときにSRAMアドレスカ
ウンタ72bの更新動作およびSRAM制御回路76の
読み出し動作を能動化する。この結果、バンク0および
1に格納された2画素ブロック分のデータが連続して読
み出される。つまり、図5(M)および図6(M)に示
すように、64画素分のデータがSRAM制御回路76
から連続して読み出される。
【0054】入出力制御回路75はまた、レジスタ50
から入力されたYUV比率情報およびSRAMアドレス
カウンタ72bのカウント値に基づいて、所定の波形を
持つマスク信号をJPEGコーデック30に出力する。
YUV比率情報が“4:2:2”のとき、入出力制御回
路75は、SRAM78aおよび78bからの画素ブロ
ックデータの読み出しが開始されると同時にマスク信号
をローレベルにセットし、画素ブロックデータの読み出
しが中止されると同時にマスク信号をハイレベルに戻
す。この結果、マスク信号は図5(L)に示すように変
化する。
【0055】一方、YUV比率情報が“4:1:1”で
あれば、入出力制御回路75は、SRAM78aおよび
78bからY成分をもつ画素ブロックデータが読み出さ
れるとき、マスク信号を常にローレベルとする。しか
し、U成分およびV成分を持つ画素ブロックデータが読
み出されるときは、画素ブロックの偶数ライン期間だけ
マスク信号をローレベルとする。この結果、マスク信号
は図6(L)に示すように変化する。なお、読み出され
た画素ブロックがどの成分を持つか、および画素ブロッ
クのどのラインが読み出されているかは、SRAMアド
レスカウンタ72bのカウント値から判断される。
【0056】JPEGコーデック30は、マスク信号が
ローレベルのときに能動化される。このため、YUV比
率情報が“4:2:2”のときは、SRAM78aおよ
び78bから読み出されたすべてのYUVデータが、圧
縮処理を施される。つまり、YUVデータは4:2:2
の比率を持ち、このようなYUVデータに422圧縮が
施される。一方、YUV比率情報が“4:1:1”のと
きは、SRAM78aおよび78bから読み出されたす
べてのYデータと半分のUデータおよびVデータに圧縮
処理が施される。つまり、YUV比率情報が“4:1:
1”のときでも、JPEGコーデック30に入力される
時点のYUVデータの比率は“4:2:2”であり、す
べてのデータに圧縮を施すと411圧縮データを生成す
ることはできない。このため、図6(L)に示すマスク
信号をJPEGコーデック30に与え、半分の量のUデ
ータおよびVデータに圧縮をかけるようにしている。
【0057】以上の説明から分かるように、YUV比率
情報がレジスタ50に設定されると、YUV比率情報に
対応するアドレス信号がセレクタ70から出力される。
SDRAM制御回路26は、このようなアドレス信号に
従ってYUVデータをSDRAM28から読み出し、読
み出されたYUVデータは、SRAM78aおよび78
bを介してJPEGコーデック30に出力される。一
方、入出力制御回路75は、YUV比率情報に基づいて
所定のマスク信号をJPEGコーデック30に入力す
る。JPEGコーデック30は、マスク信号がローレベ
ルのときに能動化され、この時点で入力されているYU
Vデータを圧縮する。つまり、SDRAM28に格納さ
れたYUVデータは、DMA方式で読み出され、JPE
Gコーデック30に与えられる。
【0058】この実施例によれば、YUV比率情報に対
応するアドレス信号によってSDRAM28からYUV
データを読み出し、YUV比率情報に対応するマスク信
号によって所定の期間にJPEGコーデックを不能化す
るようにしたため、所望のYUV比率の圧縮YUVデー
タを生成することができる。
【0059】続いて、JPEGコーデック30によって
伸長されたYUVデータをSDRAM28に書き込むと
きのコントローラ24cの動作について説明する。JP
EGコーデック30が422圧縮データを伸長した場
合、伸長された画素ブロックデータは、図8(A)に示
すようにY,Y,U,V…の順で64画素ずつJPEG
コーデック30から出力される。一方、JPEGコーデ
ック30が411圧縮データを伸長した場合、伸長され
た画素ブロックデータは、図9(A)に示すようにY,
Y,Y,Y,U,V…の順で64画素ずつ出力される。
出力された画素ブロックデータは、SRAM制御回路7
6に入力される。
【0060】JPEGコーデック30はまた、画素ブロ
ックデータの出力と同時にローレベルのマスク信号を出
力する。このマスク信号は入出力制御回路75に与えら
れる。入出力制御回路75は、マスク信号がローレベル
のときにSRAMアドレスカウンタ72bおよびSRA
M制御回路76を能動化する。
【0061】SRAMアドレスカウンタ72bは、ロー
レベルのマスク信号に応答して9ビットのカウント値を
発生する。このため、422伸長モードでは図8(B)
に示すようにカウント値が生成され、411伸長モード
では図9(B)に示すようにカウント値が生成される。
生成されたカウント値は、SRAM制御回路76に与え
られる。具体的には、図11に示すアドレス変換回路7
6dがカウント値を受ける。アドレス変換回路76d
は、このカウント値(アドレス値)とレジスタ50に格
納された制御情報とに基づいてSRAM78aおよび7
8bの書き込みアドレスを生成する。
【0062】セレクタ76eは、アドレス変換回路76
dから出力された書き込みアドレス信号を選択的にSR
AM78aおよび78bに与える。このため、422伸
長モードでは図8(C)および図8(G)に示す書き込
みアドレス信号がSRAM78aおよび78bにそれぞ
れ入力され、411伸長モードで図9(C)および図9
(G)に示す書き込みアドレス信号がSRAM78aお
よび78bにそれぞれ入力される。一方、画素ブロック
データは、422伸長モードにおいて図8(D)および
図8(H)に示すタイミングで出力され、411伸長モ
ードにおいて図9(D)および図9(H)に示すタイミ
ングで出力される。
【0063】SRAM78aおよび78bは、図12〜
図15に示すように形成される。SRAM78aおよび
78bのいずれも、アドレス“0”〜“127”がバン
ク0に割当てられ、アドレス“128”〜“255”が
バンク1に割当てられる。422伸長モードにおいて、
Yデータは図12に示すようにSRAM78aにマッピ
ングされ、UデータおよびVデータは図13に示すよう
にSRAM78bにマッピングされる。最初に入力され
た64画素分のYデータはバンク0の前半64アドレス
に配置され、次に入力された64画素分のYデータは同
じバンク0の後半64アドレスに配置される。一方、Y
データに続いて入力されたUデータおよびVデータは、
1画素ずつ交互にバンク0に配置される。つまり、Yデ
ータおよびUVデータは、実際に表示されるイメージで
SRAM78aおよび78bに格納される。
【0064】一方、411伸長モードでは、Yデータは
図14に示すようにSRAM78aにマッピングされ、
UデータおよびVデータは図15に示すようにSRAM
78bにマッピングされる。411伸長モードでは、4
ブロック分のYデータ、1ブロック分のUデータおよび
1ブロック分のVデータが連続して入力される。このた
め、UデータおよびVデータはSRAM78bの一方の
バンクにのみ格納されるが、YデータはSRAM78a
の両方のバンクに格納される。このときも、Yデータお
よびUVデータは、実際に表示されるイメージでSRA
M78aおよび78bに格納される。
【0065】SRAMアドレスカウンタ72aは、リク
エスト生成回路52から書き込みリクエストが出力さ
れ、かつこの書き込みリクエストに対する応答信号AC
KがSDRAM制御回路26から返送されたときに、カ
ウント値を発生する。このカウント値は、図11に示す
アドレス変換回路76aおよび76bにおいてアドレス
変換を施される。セレクタ76cはアドレス変換回路7
6aおよび76bの一方の出力を選択し、読み出しアド
レス信号としてSRAM78bに入力する。SRAM7
8aには、アドレス変換回路76aの出力がそのまま読
み出しアドレス信号として入力される。
【0066】422伸長モードが設定されている場合、
アドレス変換回路76aはバンク0を1ラインずつスキ
ャンするアドレス信号を出力し、セレクタ76cはアド
レス変換回路76aを選択する。この結果、図12に示
す16画素×8ライン分のYデータおよび図13に示す
16画素×8ライン分のUVデータが、SRAM78a
および78bから1ラインずつ読み出される。つまり、
図8(E)および図8(I)に示すような読み出しアド
レス信号がSRAM78aおよび78Bに与えられ、Y
データおよびUVデータは図8(F)および図8(J)
に示すタイミングでSRAM78aおよび78bから読
み出される。
【0067】これに対して、411伸長モードが設定さ
れている場合、アドレス変換回路76aはバンク0およ
び1の各ラインを1回ずつスキャンするアドレス信号を
出力し、アドレス変換回路76bはバンク0の各ライン
を2回ずつスキャンするアドレス信号を出力する。セレ
クタ76cは、アドレス変換回路76bを選択する。こ
れによって、図14に示す16画素×16ライン分のY
データが1ラインに1回ずつ読み出され、図15に示す
16画素×8ライン分のUVデータが1ラインに2回ず
つ読み出される。このとき、SRAM78aには図9
(E)および図10(E)に示す読み出しアドレス信号
が与えられ、SRAM78bには図9(I)および図1
0(I)に示す読み出しアドレス信号が与えられる。S
RAM78aからは図9(F)および図10(F)に示
すタイミングでYデータが読み出され、SRAM78b
からは図9(J)および図10(J)に示すタイミング
でUVデータが読み出される。
【0068】なお、SRAM制御回路76は、SRAM
78a読み出されたYデータの上位にSRAM78bか
ら読み出されたUVデータを付加する。このため、42
2伸長モードでは、16ビットに拡張されたYUVデー
タが図8(M)および図8(N)に示すタイミングで出
力される。411伸長モードでは、同じ16ビットのY
UVデータが図9(M)および図9(N)ならびに図1
0(M)および図10(N)に示すタイミングで出力さ
れる。
【0069】411伸長モードにおいては、SRAM7
8bに格納されたUVデータのデータ量は、SRAM7
8aに格納されたYデータの1/2しかない。しかし、
上述のようにUVデータを1ラインに2回読み出すこと
で、SRAM制御回路76から出力されるYUVデータ
の比率は4:2:2となる。つまり、422伸長モード
および411伸長モードのいずれが設定されていても、
SRAM制御回路76から出力される時点のYUVデー
タの比率は、4:2:2となる。
【0070】但し、422伸長モードと411伸長モー
ドとでは、JPEGコーデック30におけるYUVデー
タの伸長順序が互いに異なる。つまり、422伸長モー
ドでは所定8ラインに対応するYUVデータが全て伸長
された後に次の8ラインに進むが、411伸長モードで
は、所定16ラインに対応するYUVデータが全て伸長
されてから次の16ラインに進む。このため、SRAM
制御回路76から出力されるYUVデータの順序もま
た、422伸長モードと411伸長モードとで異なる。
【0071】このため、アドレス制御回路62eはレジ
スタ50の制御情報に基づいて422伸長モードおよび
411伸長モードのいずれが設定されているかを認識
し、ACK検出信号およびDMAカウンタ56のカウン
ト値に基づいて、以下のようにカラムアドレスカウンタ
60bおよびロウアドレスカウンタ64eを制御してい
る。422伸長モードが設定された場合、アドレス制御
回路62eは、ロウアドレスカウンタ64bに初期値
“0”を設定し、カラムアドレスカウンタ60bに初期
値“106”を設定する。アドレス制御回路62eはそ
の後、ACK検出信号が1回入力される毎にロウアドレ
スを4つ更新し、アドレス値が“134”に達すると、
次は初期値“106”に戻す。また、ACK検出信号が
8回入力される毎にカラムアドレスを更新する。ロウア
ドレスカウンタ64eで生成されたロウアドレス信号は
図8(K)に示すタイミングで出力され、カラムアドレ
スカウンタ60bで生成されたカラムアドレス信号は図
8(L)に示すタイミングで出力される。
【0072】411伸長モードが設定された場合、アド
レス制御回路62eは、上述と同様に、ロウアドレスカ
ウンタ64bに初期値“0”を設定し、カラムアドレス
カウンタ60bに初期値“106”を設定し、そしてA
CK検出信号が1回入力される毎にロウアドレスを4つ
更新する。但し、ロウアドレスを初期値“106”に戻
すのは、アドレス値が“166”まで達したときであ
る。また、カラムアドレスは、ACK検出信号が16回
入力される毎に4つ更新する。ロウアドレス信号は図9
(K)および図10(K)に示すタイミングで出力さ
れ、カラムアドレス信号は図9(L)および図10
(L)に示すタイミングで出力される。
【0073】このようなカラムアドレス信号およびロウ
アドレス信号は、多重回路68で互いに多重され、多重
されたアドレス信号がセレクタ70を介してSDRAM
制御回路26に与えられる。つまり、セレクタ70は、
レジスタに“伸長”を示すデータ処理情報が設定されて
いるとき、多重回路68を常に選択し、この結果、多重
信号がSDRAM制御回路26に与えられる。
【0074】1回の応答信号ACKに対してSRAM制
御回路76から出力されるYUVデータは、16画素に
対応する。SDRAM制御回路26は、セレクタ70か
ら与えられたアドレス信号に従ってこのようなYUVデ
ータをJPEGワークエリアに書き込む。再生モードが
設定されたとき、JPEGワークエリアは図16に示す
ようにSDRAM28に形成される。つまり、ロウアド
レス“106”〜“137”にバンク0が形成され、ロ
ウアドレス“138”〜“169”にバンク1が形成さ
れる。
【0075】0ライン目〜15ライン目のYUVデータ
に注目した場合、ロウアドレス“106”〜“121”
が0ライン目〜3ライン目のYUVデータの格納エリア
として割当てられ、ロウアドレス“122”〜“13
7”が4ライン目〜7ライン目のYUVデータの格納エ
リアとして割当てられる。また、ロウアドレス“13
8”〜“153”が8ライン目〜11ライン目のYUV
データの格納エリアとして割当てられ、ロウアドレス
“154”〜“169”が12ライン目〜15ライン目
のYUVデータの格納エリアとして割当てられる。
【0076】このため、アドレス制御回路62eは上述
のようにしてカラムアドレスカウンタ60bおよびロウ
アドレスカウンタ64eを制御する。この結果、SRA
M制御回路76から出力されたYUVデータは、所望の
格納エリアに適切に格納される。バンク0にのみ注目す
ると、0ライン目〜7ライン目のYUVデータは図9に
示す要領で書き込まれる。
【0077】以上のように、SRAM制御回路76は、
SRAM78aおよび78bに対するデータの書き込み
および読み出しの態様をYUV比率情報に応じて変更
し、アドレス制御回路62eは、YUV比率情報に応じ
てカラムアドレスカウンタ60bおよびロウアドレスカ
ウンタ64eの制御方法を変更する。この結果、422
伸長データおよび411伸長データのいずれについて
も、DMA方式によってSDRAM28に書き込むこと
ができ、書き込みが完了するまでの時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】SDRAMに形成されたJPEGワークエリア
の一例を示す図解図である。
【図4】図3に示すJPEGワークエリアの一部を示す
図解図である。
【図5】422圧縮モードにおける動作の一部を示すタ
イミング図である。
【図6】411圧縮モードにおける動作の一部を示すタ
イミング図である。
【図7】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図8】422伸長モードにおける動作の一部を示すタ
イミング図である。
【図9】411伸長モードにおける動作の一部を示すタ
イミング図である。
【図10】411伸長モードにおける動作の他の一部を
示すタイミング図である。
【図11】図2実施例の一部を示すブロック図である。
【図12】422伸長モードにおけるSRAMのマッピ
ング状態の一例を示す図解図である。
【図13】422伸長モードにおけるSRAMのマッピ
ング状態の他の一例を示す図解図である。
【図14】411伸長モードにおけるSRAMのマッピ
ング状態の一例を示す図解図である。
【図15】411伸長モードにおけるSRAMのマッピ
ング状態の他の一例を示す図解図である。
【図16】SDRAMに形成されたJPEGワークエリ
アの他の一例を示す図解図である。
【図17】図16に示すJPEGワークエリアの一部を
示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 26 …SDRAM制御回路 24 …バッファ制御回路 24a〜24f …コントローラ 30 …JPEGコーデック 32 …CPU 36 …メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/00 - 11/22 H04N 9/00 - 9/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに格納されたかつY:U:V=4:
    2:2の比率を持つ非圧縮YUVデータに基づいてY:
    U:V=4:1:1の比率を持つ圧縮YUVデータを生
    成するYUVデータ処理回路において、 1回のリクエストに応答して前記メモリの連続する複数
    アドレスから前記非圧縮YUVデータを読み出す読み出
    し手段、 前記読み出し手段によって読み出された非圧縮YUVデ
    ータに圧縮処理を施しかつマスク信号がアクティブであ
    るときに不能化される圧縮手段、および 前記非圧縮YU
    Vデータを形成するUデータおよびVデータが前記圧縮
    手段に与えられるとき前記マスク信号を間欠的にアクテ
    ィブとするマスク信号制御手段を備えることを特徴とす
    、YUVデータ処理回路。
  2. 【請求項2】前記マスク信号制御手段は、所定ラインの
    Uデータが前記圧縮手段に与えられるタイミング、およ
    び所定ラインのVデータが前記圧縮手段に与えられるタ
    イミングで前記マスク信号をアクティブにする、請求項
    1記載のYUVデータ処理回路。
  3. 【請求項3】前記所定ラインは奇数ラインおよび偶数ラ
    インのいずれか一方である、請求項記載のYUVデー
    タ処理回路。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のYU
    Vデータ処理回路を備える、ディジタルカメラ。
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