JP3384538B2 - センサ駆動装置 - Google Patents
センサ駆動装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量測定装置に関
し、特に、マイクロヒータにヒートパルスを印加して発
熱させ、マイクロヒータによって加熱された検出ガスの
温度を検出ガスの流れる方向に対して下流側で検知する
温度検出素子と上流側で検知する温度検出素子を用いて
検出ガスの流量を算出するセンサ駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種のセンサ駆動装置としては、
例えば、特開平5−203474号公報に開示されたよ
うなものがある。 【0003】すなわち、発熱手段であるマイクロヒータ
と、マイクロヒータによって加熱された検出ガスの温度
を検出ガスの流れる方向に対して下流側で検知する温度
検出素子及び上流側で検知する温度検出素子を用いて構
成したブリッジ回路(マイクロブリッジ)と、マイクロ
ブリッジから出力されるアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換回路と、A/D変換回路からのデ
ィジタル信号に基づいて検出ガスの流量を算出するCP
Uを中心にして構成されていた。 【0004】この様な構成のセンサ駆動装置では、マイ
クロブリッジを用いて下流側温度検出素子の温度検知出
力と上流側温度検出素子の温度検知出力との差信号を求
め、この差信号をA/D変換回路でディジタル信号に変
換し、変換されたディジタル信号に基づいてCPUが検
出ガスの流量を算出していた。 【0005】しかしながら、この様なセンサ駆動装置で
は、マイクロブリッジを用いて直接的に下流側温度検出
素子の温度検知出力と上流側温度検出素子の温度検知出
力との差信号を求めていたため、信号レベルが低く、信
号のS/N比が十分とれない可能性があり、又外乱ノイ
ズの影響を受けやすいといった技術的課題があった。 【0006】この様な技術的課題を解決するために、図
4に示すようなセンサ駆動装置が開示されている。図4
に示すセンサ駆動装置は、マイクロヒータ1Bによって
加熱された下流側の検出ガスの温度を検出する下流側温
度検出素子(熱電対)1Aの出力を信号増幅する増幅回
路2Aと、増幅回路2Aの出力のピーク値を検出するピ
ークホールド回路3Aと、ピークホールド回路の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路4Aとを有し
ていた。又マイクロヒータ1Bによって加熱された上流
側の検出ガスの温度を検出する上流側温度検出素子(熱
電対)1Cの出力を信号増幅する増幅回路2Bと、増幅
回路2Bの出力のピーク値を検出するピークホールド回
路3Bと、ピークホールド回路の出力をディジタル信号
に変換するA/D変換回路4Bとを有して行いた。更
に、マイクロヒータ1Bにヒートパルスを印加すると同
時に、A/D変換回路4Aからのディジタル信号とA/
D変換回路4Bからのディジタル信号との差信号に基づ
いて検出ガスの流量を算出するマイクロコンピュータ5
を有していた。 【0007】この様な構成のセンサ駆動装置は、信号レ
ベルの低い下流側温度検出素子(熱電対)1A及び上流
側温度検出素子(熱電対)1Cの出力を予め信号増幅し
ているので、信号のS/N比が十分とれ、又外乱ノイズ
の影響を受け難い回路構成となっていた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような従来のセンサ駆動装置では、下流側温度検出
素子1Aと上流側温度検出素子1Cとに各々別個に増幅
回路とピークホールド回路とA/D変換回路を設ける必
要がある結果、回路規模が大きくなると同時に消費電力
が大きくなってしまうという技術的課題があった。 【0009】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、マイクロヒータにヒ
ートパルス信号を印加して発熱させ、マイクロヒータに
よって加熱された検出ガスの温度を検出ガスの流れる方
向に対して下流側で検知する温度検出素子と上流側で検
知する温度検出素子を用いて検出ガスの流量を算出する
センサ駆動装置において、マイクロヒータによって加熱
された検出ガスの温度を下流側で検知して下流側温度検
出素子が生成する下流側検出温度信号と上流側で検知し
て上流側温度検出素子が生成する上流側検出温度信号と
を信号増幅すると同時に、下流側検出温度信号と上流側
検出温度信号との差を求めて差動増幅信号を生成する差
動増幅手段と、ヒートパルス信号に同期して生成された
差動増幅信号のピーク値を検出し保持してサンプルホー
ルド信号を生成するサンプルホールド手段と、マイクロ
ヒータにヒートパルス信号を印加すると共に、サンプル
ホールド信号に基づいて検出ガスの流量を算出する演算
手段を設けることに依り、信号のS/N比が十分とれ、
外乱ノイズの影響を受け難く、且つ回路規模及び消費電
力を低減できるセンサ駆動装置を提供することを目的と
している。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マイクロヒータ26にヒートパルス信号146aを印
加して発熱させ、マイクロヒータ26によって加熱され
た検出ガス30の温度を検出ガス30の流れる方向に対
して下流側で検知する熱電対を用いた温度検出素子と上
流側で検知する熱電対を用いた温度検出素子とを用いて
検出ガス30の流量を算出するセンサ駆動装置におい
て、前記マイクロヒータ26によって加熱された検出ガ
ス30の温度を下流側で検知して前記下流側温度検出素
子22が生成する下流側検出温度信号22aと上流側で
検知して前記上流側温度検出素子24が生成する上流側
検出温度信号24aとを信号増幅すると同時に、当該下
流側検出温度信号22aと当該上流側検出温度信号24a
との差を求めて差動増幅信号12aを生成する差動増幅
手段12と、前記ヒートパルス信号146aに同期して生
成された前記差動増幅信号12aのピーク値を検出し保
持してサンプルホールド信号142aを生成するサンプル
ホールド手段142と、前記マイクロヒータ26にヒー
トパルス信号146aを印加すると共に、前記サンプルホ
ールド信号142aに基づいて検出ガス30の流量を算出
する流量演算手段14を有する、ことを特徴とするセン
サ駆動装置10である。 【0011】請求項1に記載の発明に依れば、下流側温
度検出素子22と上流側温度検出素子24が生成する数
μVレベルの微弱信号を信号処理するセンサ駆動装置1
0のフロントエンドにこの様な差動増幅手段12を設け
ることに依り、マイクロコンピュータやA/D変換回路
等のディジタル回路で直接処理可能な5V程度の信号レ
ベルに下流側温度検出素子22や上流側温度検出素子2
4の数μVレベルの微弱信号を十分なS/N比を保持し
た状態で増幅することができるようになるといった効果
を奏する。 【0012】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置1
0のフロントエンドで実行することに依り、センサ駆動
装置10内での信号処理中において外乱ノイズの影響を
受け難くできるようになるといった効果を奏する。 【0013】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置10の回路規模及び消費電力を低減できるよ
うになるといった効果を奏する。 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】この様な演算手段146を設けることに依
り、差動増幅信号12aのピーク値を用いた検出ガス3
0の流量算出が十分なS/N比を以て可能になるといっ
た効果を奏する。 【0018】 【発明の実施の形態】図1は、本発明のセンサ駆動装置
10の一実施形態を説明するための回路図である。図2
は、図1のセンサ駆動装置10の各構成要素が生成する
出力波形間の時間関係を説明するためのタイミングチャ
ートであって、図2(a)は、ヒートパルス信号146a
の波形であり、図2(b)は、下流側検出温度信号22
aの波形であり、図2(c)は、上流側検出温度信号2
4aの波形であり、図2(d)は、下流側検出温度信号
22aと上流側検出温度信号24aとの差である差分信号
の波形(2つのピークPU,PLを有する波形)である。 【0019】図1に示すセンサ駆動装置10は、図2
(a)に示すヒートパルス信号146aをマイクロヒー
タ26に印加して発熱させ、マイクロヒータ26によっ
て加熱された検出ガス30の温度を検出ガス30の流れ
る方向に対して下流側で検知する温度検出素子22と上
流側で検知する温度検出素子24を用いて検出ガス30
の流量を算出する機能を有し、差動増幅手段12、流量
演算手段14を中心にして構成されている。 【0020】微少流量センサ20は、シリコン基板上に
形成されたマイクロヒータ26、マイクロヒータ26の
両側にマイクロヒータ26と並列に形成された下流側温
度検出素子22及び上流側温度検出素子24を中心にし
て構成されている。 【0021】マイクロヒータ26は、加熱エネルギを印
加するために後述する流量演算手段14から与えられる
ヒートパルス信号146aに応じて発熱する熱源であっ
て、具体的には、マイクロヒータ26と同じマイクロプ
ロセスに依ってシリコン基板上にモノリシックに形成さ
れ白金薄膜抵抗体が用いられている。 【0022】下流側温度検出素子22は、マイクロヒー
タ26によって加熱された検出ガス30の温度を検出ガ
ス30の下流側で検知して下流側検出温度信号22aを
生成する素子である。 【0023】下流側検出温度信号22aは、図2(b)
に示すように、上流側検出温度信号24aに先だって上
流側検出温度信号24aよりもピーク値の高い信号波形
が得られることが一般的である。 【0024】この様な下流側温度検出素子22として
は、マイクロヒータ26と同じマイクロプロセスに依っ
てシリコン基板上にモノリシックに形成された熱電対が
一般に用いられている。この様な熱電対を用いる場合、
下流側温度検出素子22の信号レベルは数μVレベルの
微弱信号となる。 【0025】同様の主旨で、上流側温度検出素子24
は、検出ガス30の温度を検出ガス30の上流側で検知
して図2(c)に示す様な上流側検出温度信号24aを
生成する素子である。 【0026】上流側検出温度信号24aは、図2(b)
に示すように、下流側検出温度信号22aに遅れて下流
側検出温度信号22aよりもピーク値の低い信号波形が
得られることが一般的である。 【0027】下流側温度検出素子22やマイクロヒータ
26と同じマイクロプロセスに依ってシリコン基板上に
モノリシックに形成された熱電対が一般に用いられてい
る。この様な熱電対を用いる場合、上流側検出温度信号
24aの信号レベルは数μVレベルの微弱信号となる。 【0028】差動増幅手段12は、マイクロヒータ26
によって加熱された検出ガス30の温度を下流側で検知
して下流側温度検出素子22が生成する下流側検出温度
信号22aと上流側で検知して上流側温度検出素子24
が生成する上流側検出温度信号24aとを信号増幅する
と同時に、下流側検出温度信号22aと上流側検出温度
信号24aとの差を求めて図2(d)に示す様な差動増
幅信号12aを生成する機能を有し、本実施形態では、
微弱信号検出用のローノイズオペアンプを用いることが
望ましい。以降、差動増幅手段12をローノイズオペア
ンプで代表することにする。 【0029】ローノイズオペアンプを用いる場合、下流
側検出温度信号22aと上流側検出温度信号24aは、ロ
ーノイズオペアンプの反転入力端子と非反転入力端子と
に入力されて差信号(差動増幅信号12a)に変換され
る。なお、数μVレベルの差動増幅信号12aを数Vレ
ベルに信号増幅(120db程度の信号増幅)するため
に、ローノイズオペアンプには、外付け抵抗素子が設け
られることは言うまでもない。又、この様な高い増幅率
を実現するために、ローノイズオペアンプが複数段接続
された増幅回路を用いることも可能である。 【0030】即ち、下流側温度検出素子22と上流側温
度検出素子24が生成する数μVレベルの微弱信号を信
号処理するセンサ駆動装置10のフロントエンドにこの
様なローノイズオペアンプ12を設けることに依り、マ
イクロコンピュータやA/D変換回路等のディジタル回
路で直接処理可能な5V程度の信号レベルに下流側温度
検出素子22や上流側温度検出素子24の数μVレベル
の微弱信号を十分なS/N比を保持した状態で増幅する
ことができるようになるといった効果を奏する。 【0031】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置1
0のフロントエンドで実行することに依り、センサ駆動
装置10内での信号処理中において外乱ノイズの影響を
受け難くできるようになるといった効果を奏する。 【0032】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置10の回路規模及び消費電力を低減できるよ
うになるといった効果を奏する。 【0033】サンプルホールド手段142は、ヒートパ
ルス信号146aに同期して生成された差動増幅信号12
aのピーク値(図2に示すPLとPU参照)を検出し保持
してサンプルホールド信号142aを生成する機能を有
し、本実施形態では、後述するA/D変換手段144の
前段に一般的に用いられているサンプルホールド回路を
用いている。 【0034】この様なサンプルホールド手段142を設
けることに依り、差動増幅信号12aのピーク値を用い
た検出ガス30の流量算出が十分なS/N比を以て可能
になるといった効果を奏する。更に、サンプルホールド
回路を共通化できるので、センサ駆動装置10の回路規
模及び消費電力を低減できるようになるといった効果を
奏する。 【0035】A/D変換手段144は、サンプルホール
ド手段142(ピークホールド回路)の出力(サンプル
ホールド信号142a)を所定ビット数のディジタル信号
に変換するA/D変換回路である。 【0036】図3は、図1のセンサ駆動装置の下流側検
出温度信号22a、上流側検出温度信号24a及び差動増
幅信号12aと流量との関係を説明するための流量−出
力特性図である。 【0037】演算手段146は、マイクロヒータ26に
図2に示すヒートパルス信号146aを印加すると同時
に、A/D変換回路144からのA/D変換信号144a
に基づいて、図3に示すように、検出ガス30の流量を
算出する機能を有し、本実施形態では、マイクロコンピ
ュータを用いることが望ましい。以降、演算手段146
をマイクロコンピュータで代表することにする。 【0038】具体的には、マイクロコンピュータ14
は、サンプルホールド信号142aのA/D変換信号14
4aに基づいて、差動増幅信号12aの2つのピーク値
(図2に示すPLとPU)を検出し、差動増幅信号12a
の2つのピーク値(図3の縦軸、単位は[V])を図3
の流量−出力特性図に当てはめて、そのときの検出ガス
30の流量(単位は[l/sec])を求めている。な
お、図3の流量−出力特性図において、VLは、下流側
検出温度信号22aのピーク値とそのときの流量との関
係を示す曲線であり、VUは、上流側検出温度信号24a
のピーク値とそのときの流量との関係を示す曲線であ
り、VL-UはVLとVUとの差をとったもので、その大き
さが流量に略比例して大きくなる。 【0039】この様なマイクロコンピュータ146を設
けることに依り、差動増幅信号12aのピーク値を用い
た検出ガス30の流量算出が十分なS/N比を以て可能
になるといった効果を奏する。 【0040】 【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、下流側
温度検出素子と上流側温度検出素子が生成する数μVレ
ベルの微弱信号を信号処理するセンサ駆動装置のフロン
トエンドにこの様な差動増幅手段を設けることに依り、
マイクロコンピュータやA/D変換回路等のディジタル
回路で直接処理可能な5V程度の信号レベルに下流側温
度検出素子や上流側温度検出素子の数μVレベルの微弱
信号を十分なS/N比を保持した状態で増幅することが
できるようになるといった効果を奏する。 【0041】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置の
フロントエンドで実行することに依り、センサ駆動装置
内での信号処理中において外乱ノイズの影響を受け難く
できるようになるといった効果を奏する。 【0042】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置の回路規模及び消費電力を低減できるように
なるといった効果を奏する。 【0043】 【0044】演算手段を設けることに依り、差動増幅信
号のピーク値を用いた検出ガスの流量算出が十分なS/
N比を以て可能になるといった効果を奏する。
し、特に、マイクロヒータにヒートパルスを印加して発
熱させ、マイクロヒータによって加熱された検出ガスの
温度を検出ガスの流れる方向に対して下流側で検知する
温度検出素子と上流側で検知する温度検出素子を用いて
検出ガスの流量を算出するセンサ駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種のセンサ駆動装置としては、
例えば、特開平5−203474号公報に開示されたよ
うなものがある。 【0003】すなわち、発熱手段であるマイクロヒータ
と、マイクロヒータによって加熱された検出ガスの温度
を検出ガスの流れる方向に対して下流側で検知する温度
検出素子及び上流側で検知する温度検出素子を用いて構
成したブリッジ回路(マイクロブリッジ)と、マイクロ
ブリッジから出力されるアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換回路と、A/D変換回路からのデ
ィジタル信号に基づいて検出ガスの流量を算出するCP
Uを中心にして構成されていた。 【0004】この様な構成のセンサ駆動装置では、マイ
クロブリッジを用いて下流側温度検出素子の温度検知出
力と上流側温度検出素子の温度検知出力との差信号を求
め、この差信号をA/D変換回路でディジタル信号に変
換し、変換されたディジタル信号に基づいてCPUが検
出ガスの流量を算出していた。 【0005】しかしながら、この様なセンサ駆動装置で
は、マイクロブリッジを用いて直接的に下流側温度検出
素子の温度検知出力と上流側温度検出素子の温度検知出
力との差信号を求めていたため、信号レベルが低く、信
号のS/N比が十分とれない可能性があり、又外乱ノイ
ズの影響を受けやすいといった技術的課題があった。 【0006】この様な技術的課題を解決するために、図
4に示すようなセンサ駆動装置が開示されている。図4
に示すセンサ駆動装置は、マイクロヒータ1Bによって
加熱された下流側の検出ガスの温度を検出する下流側温
度検出素子(熱電対)1Aの出力を信号増幅する増幅回
路2Aと、増幅回路2Aの出力のピーク値を検出するピ
ークホールド回路3Aと、ピークホールド回路の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路4Aとを有し
ていた。又マイクロヒータ1Bによって加熱された上流
側の検出ガスの温度を検出する上流側温度検出素子(熱
電対)1Cの出力を信号増幅する増幅回路2Bと、増幅
回路2Bの出力のピーク値を検出するピークホールド回
路3Bと、ピークホールド回路の出力をディジタル信号
に変換するA/D変換回路4Bとを有して行いた。更
に、マイクロヒータ1Bにヒートパルスを印加すると同
時に、A/D変換回路4Aからのディジタル信号とA/
D変換回路4Bからのディジタル信号との差信号に基づ
いて検出ガスの流量を算出するマイクロコンピュータ5
を有していた。 【0007】この様な構成のセンサ駆動装置は、信号レ
ベルの低い下流側温度検出素子(熱電対)1A及び上流
側温度検出素子(熱電対)1Cの出力を予め信号増幅し
ているので、信号のS/N比が十分とれ、又外乱ノイズ
の影響を受け難い回路構成となっていた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような従来のセンサ駆動装置では、下流側温度検出
素子1Aと上流側温度検出素子1Cとに各々別個に増幅
回路とピークホールド回路とA/D変換回路を設ける必
要がある結果、回路規模が大きくなると同時に消費電力
が大きくなってしまうという技術的課題があった。 【0009】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、マイクロヒータにヒ
ートパルス信号を印加して発熱させ、マイクロヒータに
よって加熱された検出ガスの温度を検出ガスの流れる方
向に対して下流側で検知する温度検出素子と上流側で検
知する温度検出素子を用いて検出ガスの流量を算出する
センサ駆動装置において、マイクロヒータによって加熱
された検出ガスの温度を下流側で検知して下流側温度検
出素子が生成する下流側検出温度信号と上流側で検知し
て上流側温度検出素子が生成する上流側検出温度信号と
を信号増幅すると同時に、下流側検出温度信号と上流側
検出温度信号との差を求めて差動増幅信号を生成する差
動増幅手段と、ヒートパルス信号に同期して生成された
差動増幅信号のピーク値を検出し保持してサンプルホー
ルド信号を生成するサンプルホールド手段と、マイクロ
ヒータにヒートパルス信号を印加すると共に、サンプル
ホールド信号に基づいて検出ガスの流量を算出する演算
手段を設けることに依り、信号のS/N比が十分とれ、
外乱ノイズの影響を受け難く、且つ回路規模及び消費電
力を低減できるセンサ駆動装置を提供することを目的と
している。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マイクロヒータ26にヒートパルス信号146aを印
加して発熱させ、マイクロヒータ26によって加熱され
た検出ガス30の温度を検出ガス30の流れる方向に対
して下流側で検知する熱電対を用いた温度検出素子と上
流側で検知する熱電対を用いた温度検出素子とを用いて
検出ガス30の流量を算出するセンサ駆動装置におい
て、前記マイクロヒータ26によって加熱された検出ガ
ス30の温度を下流側で検知して前記下流側温度検出素
子22が生成する下流側検出温度信号22aと上流側で
検知して前記上流側温度検出素子24が生成する上流側
検出温度信号24aとを信号増幅すると同時に、当該下
流側検出温度信号22aと当該上流側検出温度信号24a
との差を求めて差動増幅信号12aを生成する差動増幅
手段12と、前記ヒートパルス信号146aに同期して生
成された前記差動増幅信号12aのピーク値を検出し保
持してサンプルホールド信号142aを生成するサンプル
ホールド手段142と、前記マイクロヒータ26にヒー
トパルス信号146aを印加すると共に、前記サンプルホ
ールド信号142aに基づいて検出ガス30の流量を算出
する流量演算手段14を有する、ことを特徴とするセン
サ駆動装置10である。 【0011】請求項1に記載の発明に依れば、下流側温
度検出素子22と上流側温度検出素子24が生成する数
μVレベルの微弱信号を信号処理するセンサ駆動装置1
0のフロントエンドにこの様な差動増幅手段12を設け
ることに依り、マイクロコンピュータやA/D変換回路
等のディジタル回路で直接処理可能な5V程度の信号レ
ベルに下流側温度検出素子22や上流側温度検出素子2
4の数μVレベルの微弱信号を十分なS/N比を保持し
た状態で増幅することができるようになるといった効果
を奏する。 【0012】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置1
0のフロントエンドで実行することに依り、センサ駆動
装置10内での信号処理中において外乱ノイズの影響を
受け難くできるようになるといった効果を奏する。 【0013】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置10の回路規模及び消費電力を低減できるよ
うになるといった効果を奏する。 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】この様な演算手段146を設けることに依
り、差動増幅信号12aのピーク値を用いた検出ガス3
0の流量算出が十分なS/N比を以て可能になるといっ
た効果を奏する。 【0018】 【発明の実施の形態】図1は、本発明のセンサ駆動装置
10の一実施形態を説明するための回路図である。図2
は、図1のセンサ駆動装置10の各構成要素が生成する
出力波形間の時間関係を説明するためのタイミングチャ
ートであって、図2(a)は、ヒートパルス信号146a
の波形であり、図2(b)は、下流側検出温度信号22
aの波形であり、図2(c)は、上流側検出温度信号2
4aの波形であり、図2(d)は、下流側検出温度信号
22aと上流側検出温度信号24aとの差である差分信号
の波形(2つのピークPU,PLを有する波形)である。 【0019】図1に示すセンサ駆動装置10は、図2
(a)に示すヒートパルス信号146aをマイクロヒー
タ26に印加して発熱させ、マイクロヒータ26によっ
て加熱された検出ガス30の温度を検出ガス30の流れ
る方向に対して下流側で検知する温度検出素子22と上
流側で検知する温度検出素子24を用いて検出ガス30
の流量を算出する機能を有し、差動増幅手段12、流量
演算手段14を中心にして構成されている。 【0020】微少流量センサ20は、シリコン基板上に
形成されたマイクロヒータ26、マイクロヒータ26の
両側にマイクロヒータ26と並列に形成された下流側温
度検出素子22及び上流側温度検出素子24を中心にし
て構成されている。 【0021】マイクロヒータ26は、加熱エネルギを印
加するために後述する流量演算手段14から与えられる
ヒートパルス信号146aに応じて発熱する熱源であっ
て、具体的には、マイクロヒータ26と同じマイクロプ
ロセスに依ってシリコン基板上にモノリシックに形成さ
れ白金薄膜抵抗体が用いられている。 【0022】下流側温度検出素子22は、マイクロヒー
タ26によって加熱された検出ガス30の温度を検出ガ
ス30の下流側で検知して下流側検出温度信号22aを
生成する素子である。 【0023】下流側検出温度信号22aは、図2(b)
に示すように、上流側検出温度信号24aに先だって上
流側検出温度信号24aよりもピーク値の高い信号波形
が得られることが一般的である。 【0024】この様な下流側温度検出素子22として
は、マイクロヒータ26と同じマイクロプロセスに依っ
てシリコン基板上にモノリシックに形成された熱電対が
一般に用いられている。この様な熱電対を用いる場合、
下流側温度検出素子22の信号レベルは数μVレベルの
微弱信号となる。 【0025】同様の主旨で、上流側温度検出素子24
は、検出ガス30の温度を検出ガス30の上流側で検知
して図2(c)に示す様な上流側検出温度信号24aを
生成する素子である。 【0026】上流側検出温度信号24aは、図2(b)
に示すように、下流側検出温度信号22aに遅れて下流
側検出温度信号22aよりもピーク値の低い信号波形が
得られることが一般的である。 【0027】下流側温度検出素子22やマイクロヒータ
26と同じマイクロプロセスに依ってシリコン基板上に
モノリシックに形成された熱電対が一般に用いられてい
る。この様な熱電対を用いる場合、上流側検出温度信号
24aの信号レベルは数μVレベルの微弱信号となる。 【0028】差動増幅手段12は、マイクロヒータ26
によって加熱された検出ガス30の温度を下流側で検知
して下流側温度検出素子22が生成する下流側検出温度
信号22aと上流側で検知して上流側温度検出素子24
が生成する上流側検出温度信号24aとを信号増幅する
と同時に、下流側検出温度信号22aと上流側検出温度
信号24aとの差を求めて図2(d)に示す様な差動増
幅信号12aを生成する機能を有し、本実施形態では、
微弱信号検出用のローノイズオペアンプを用いることが
望ましい。以降、差動増幅手段12をローノイズオペア
ンプで代表することにする。 【0029】ローノイズオペアンプを用いる場合、下流
側検出温度信号22aと上流側検出温度信号24aは、ロ
ーノイズオペアンプの反転入力端子と非反転入力端子と
に入力されて差信号(差動増幅信号12a)に変換され
る。なお、数μVレベルの差動増幅信号12aを数Vレ
ベルに信号増幅(120db程度の信号増幅)するため
に、ローノイズオペアンプには、外付け抵抗素子が設け
られることは言うまでもない。又、この様な高い増幅率
を実現するために、ローノイズオペアンプが複数段接続
された増幅回路を用いることも可能である。 【0030】即ち、下流側温度検出素子22と上流側温
度検出素子24が生成する数μVレベルの微弱信号を信
号処理するセンサ駆動装置10のフロントエンドにこの
様なローノイズオペアンプ12を設けることに依り、マ
イクロコンピュータやA/D変換回路等のディジタル回
路で直接処理可能な5V程度の信号レベルに下流側温度
検出素子22や上流側温度検出素子24の数μVレベル
の微弱信号を十分なS/N比を保持した状態で増幅する
ことができるようになるといった効果を奏する。 【0031】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置1
0のフロントエンドで実行することに依り、センサ駆動
装置10内での信号処理中において外乱ノイズの影響を
受け難くできるようになるといった効果を奏する。 【0032】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置10の回路規模及び消費電力を低減できるよ
うになるといった効果を奏する。 【0033】サンプルホールド手段142は、ヒートパ
ルス信号146aに同期して生成された差動増幅信号12
aのピーク値(図2に示すPLとPU参照)を検出し保持
してサンプルホールド信号142aを生成する機能を有
し、本実施形態では、後述するA/D変換手段144の
前段に一般的に用いられているサンプルホールド回路を
用いている。 【0034】この様なサンプルホールド手段142を設
けることに依り、差動増幅信号12aのピーク値を用い
た検出ガス30の流量算出が十分なS/N比を以て可能
になるといった効果を奏する。更に、サンプルホールド
回路を共通化できるので、センサ駆動装置10の回路規
模及び消費電力を低減できるようになるといった効果を
奏する。 【0035】A/D変換手段144は、サンプルホール
ド手段142(ピークホールド回路)の出力(サンプル
ホールド信号142a)を所定ビット数のディジタル信号
に変換するA/D変換回路である。 【0036】図3は、図1のセンサ駆動装置の下流側検
出温度信号22a、上流側検出温度信号24a及び差動増
幅信号12aと流量との関係を説明するための流量−出
力特性図である。 【0037】演算手段146は、マイクロヒータ26に
図2に示すヒートパルス信号146aを印加すると同時
に、A/D変換回路144からのA/D変換信号144a
に基づいて、図3に示すように、検出ガス30の流量を
算出する機能を有し、本実施形態では、マイクロコンピ
ュータを用いることが望ましい。以降、演算手段146
をマイクロコンピュータで代表することにする。 【0038】具体的には、マイクロコンピュータ14
は、サンプルホールド信号142aのA/D変換信号14
4aに基づいて、差動増幅信号12aの2つのピーク値
(図2に示すPLとPU)を検出し、差動増幅信号12a
の2つのピーク値(図3の縦軸、単位は[V])を図3
の流量−出力特性図に当てはめて、そのときの検出ガス
30の流量(単位は[l/sec])を求めている。な
お、図3の流量−出力特性図において、VLは、下流側
検出温度信号22aのピーク値とそのときの流量との関
係を示す曲線であり、VUは、上流側検出温度信号24a
のピーク値とそのときの流量との関係を示す曲線であ
り、VL-UはVLとVUとの差をとったもので、その大き
さが流量に略比例して大きくなる。 【0039】この様なマイクロコンピュータ146を設
けることに依り、差動増幅信号12aのピーク値を用い
た検出ガス30の流量算出が十分なS/N比を以て可能
になるといった効果を奏する。 【0040】 【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、下流側
温度検出素子と上流側温度検出素子が生成する数μVレ
ベルの微弱信号を信号処理するセンサ駆動装置のフロン
トエンドにこの様な差動増幅手段を設けることに依り、
マイクロコンピュータやA/D変換回路等のディジタル
回路で直接処理可能な5V程度の信号レベルに下流側温
度検出素子や上流側温度検出素子の数μVレベルの微弱
信号を十分なS/N比を保持した状態で増幅することが
できるようになるといった効果を奏する。 【0041】又、この様な信号増幅をセンサ駆動装置の
フロントエンドで実行することに依り、センサ駆動装置
内での信号処理中において外乱ノイズの影響を受け難く
できるようになるといった効果を奏する。 【0042】更に、増幅回路を共通化できるので、セン
サ駆動装置の回路規模及び消費電力を低減できるように
なるといった効果を奏する。 【0043】 【0044】演算手段を設けることに依り、差動増幅信
号のピーク値を用いた検出ガスの流量算出が十分なS/
N比を以て可能になるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサ駆動装置の一実施形態を説明す
るための回路図である。 【図2】図1のセンサ駆動装置の各構成要素が生成する
出力波形間の時間関係を説明するためのタイミングチャ
ートであって、図2(a)は、ヒートパルス信号の波形
であり、図2(b)は、下流側検出温度信号の波形であ
り、図2(c)は、上流側検出温度信号の波形であり、
図2(d)は、下流側検出温度信号と上流側検出温度信
号との差である差分信号の波形である。 【図3】図1のセンサ駆動装置の下流側検出温度信号、
上流側検出温度信号及び差動増幅信号と流量との関係を
説明するための流量−出力特性図である。 【図4】従来のセンサ駆動装置を説明するための回路図
である。 【符号の説明】 10 センサ駆動装置 12 差動増幅手段 12a 差動増幅信号 14 流量演算手段 142 サンプルホールド手段 142a サンプルホールド信号 144 A/D変換手段 144a A/D変換信号 146 演算手段 146a ヒートパルス信号 20 微少流量センサ 22 下流側温度検出素子(熱電対) 22a 下流側検出温度信号 24 上流側温度検出素子(熱電対) 24a 上流側検出温度信号 26 マイクロヒータ 30 検出ガス
るための回路図である。 【図2】図1のセンサ駆動装置の各構成要素が生成する
出力波形間の時間関係を説明するためのタイミングチャ
ートであって、図2(a)は、ヒートパルス信号の波形
であり、図2(b)は、下流側検出温度信号の波形であ
り、図2(c)は、上流側検出温度信号の波形であり、
図2(d)は、下流側検出温度信号と上流側検出温度信
号との差である差分信号の波形である。 【図3】図1のセンサ駆動装置の下流側検出温度信号、
上流側検出温度信号及び差動増幅信号と流量との関係を
説明するための流量−出力特性図である。 【図4】従来のセンサ駆動装置を説明するための回路図
である。 【符号の説明】 10 センサ駆動装置 12 差動増幅手段 12a 差動増幅信号 14 流量演算手段 142 サンプルホールド手段 142a サンプルホールド信号 144 A/D変換手段 144a A/D変換信号 146 演算手段 146a ヒートパルス信号 20 微少流量センサ 22 下流側温度検出素子(熱電対) 22a 下流側検出温度信号 24 上流側温度検出素子(熱電対) 24a 上流側検出温度信号 26 マイクロヒータ 30 検出ガス
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 マイクロヒータにヒートパルス信号を印
加して発熱させ、マイクロヒータによって加熱された検
出ガスの温度を検出ガスの流れる方向に対して下流側で
検知する熱電対を用いた温度検出素子と上流側で検知す
る熱電対を用いた温度検出素子とを用いて検出ガスの流
量を算出するセンサ駆動装置において、 前記マイクロヒータによって加熱された検出ガスの温度
を下流側で検知して前記下流側温度検出素子の熱電対が
生成する下流側検出温度信号と上流側で検知して前記上
流側温度検出素子の熱電対が生成する上流側検出温度信
号とを信号増幅すると同時に、当該下流側検出温度信号
と当該上流側検出温度信号との差である差動増幅信号を
生成する差動増幅手段と、 前記ヒートパルス信号に同期して生成された前記差動増
幅信号のピーク値を検出し保持して2つのサンプルホー
ルド信号を生成するサンプルホールド手段と、 前記マイクロヒータにヒートパルス信号を印加すると共
に、前記サンプルホールド信号に基づいて検出ガスの流
量を算出する流量演算手段を有する、 ことを特徴とするセンサ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19826097A JP3384538B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19826097A JP3384538B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1137817A JPH1137817A (ja) | 1999-02-12 |
JP3384538B2 true JP3384538B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=16388182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19826097A Expired - Fee Related JP3384538B2 (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3384538B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19826097A patent/JP3384538B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1137817A (ja) | 1999-02-12 |
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