JP3384271B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

電子鍵盤楽器

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JP3384271B2
JP3384271B2 JP03961597A JP3961597A JP3384271B2 JP 3384271 B2 JP3384271 B2 JP 3384271B2 JP 03961597 A JP03961597 A JP 03961597A JP 3961597 A JP3961597 A JP 3961597A JP 3384271 B2 JP3384271 B2 JP 3384271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の鍵の後方を
揺動支点として共通支持部で支持するとともに、この共
通支持部を固定部に取り付けることで複数の鍵をそれぞ
れ固定部に対して揺動可能に支持するようにした電子鍵
盤楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような電子鍵盤楽器とし
て、例えば特開平6−342281号公報に開示された
ものがある。図13はこの種の電子鍵盤楽器の概略を示
す断面図であり、鍵盤ユニット10が固定部としてのフ
レーム20に取付られ、鍵盤ユニット10の後方側には
パネル30が配設されている。なお、鍵盤ユニット10
は、1つの黒鍵ユニットと2つの白鍵ユニットを組み合
わせることで1オクターブ分の鍵盤を構成しており、楽
器の鍵数に応じて複数組の鍵盤ユニット10が配設され
ている。
【0003】黒鍵ユニットおよび白鍵ユニットは、鍵1
0aの後端部に支点部10bと共通基端部10cとをそ
れぞれ一体に樹脂成形したものであり、各ユニットを組
み合わせて共通基端部10cを重ね合わせて共通支持部
40とし、この共通支持部40をフレーム20に固定す
るようにしている。この図13の例では、フレーム20
の底から共通支持部40を貫通するネジ50と前面パネ
ル30の裏面に形成されたボス30aによりネジ止めし
て固定されている。
【0004】以上の構成により、鍵10aを押圧すると
支点部10bの弾性変形により鍵10aは押し下げら
れ、押圧をやめると鍵10aは支点部10bの弾性回復
力により元に戻る。すなわち、鍵10aは支点部10b
の部分を揺動支点として、フレーム20(固定部)に対
して揺動可能に支持されている。
【0005】また、パネル30のパネル面には音色選択
スイッチなどの各種のスイッチ60が配設され、このス
イッチ60を搭載する回路基板70がパネル30の内側
で、共通支持部40の後方に配設されている。
【0006】また、この種の電子鍵盤楽器において、共
通支持部40はパネル30の位置決め等のために利用さ
れる。例えば、図14に示したように、パネル30の裏
面に位置決めピン30bを形成するとともに、共通支持
部40に上下に貫通する孔40aを形成し、位置決めピ
ン30bをこの孔40aに嵌入させることで、共通支持
部40に対してパネル30の位置決めを行う。なお、鍵
盤ユニット10は異なる機種でも同一のものが適用され
るが、パネル30の傾斜角度は機種の違いにより一般に
異なり、さらに、位置決めピン30bはこのパネル30
の型成形時の抜き方向を考慮してパネル面に対して直角
とする必要がある。そこで、共通支持部40の孔40a
を前後方向に幅のあるバカ孔とすることにより、異なる
機種のパネルにも対応できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子鍵盤楽器によれば次のような問題がある。すなわち、
パネル30は、外観意匠および内部保護のために、回路
基板70の前端部から鍵10aの後端部(支点部10b
との境目)にかけて、共通支持部40と支点部10bと
を覆うような形状にする必要がる。このため、パネル3
0の奥行き幅が不必要に大きくなり、そのぶんフレーム
20の奥行き幅の大きくなってしまう。また、共通支持
部40をパネル30の位置決めに利用する場合も、共通
支持部40に形成する孔40aは前後方向に幅を持たせ
る必要があり、さらにこの孔40aの部分の強度を維持
するために共通支持部40の前後方向の幅をある程度大
きくする必要がある。したがって、結果的にパネル30
やフレーム20の奥行き幅が大きくなってしまう。この
ようにパネル30やフレーム20の奥行き幅が大きくな
ると、楽器全体が大きくなるばかりか、パネルやフレー
ムの型成形用の金型のコスト高を招くことになる。
【0008】本発明は上記のような従来の問題点を解消
するためになされたもので、電子鍵盤楽器において、複
数の鍵の後方を揺動支点とし支持する共通支持部を改良
することで、この共通支持部を覆うパネルの奥行き幅を
小さくすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子鍵盤楽器は、複数の鍵と、固定部と、該固定部に固
定され、前記複数の鍵の後方を揺動支点として該複数の
鍵をそれぞれ該固定部に対して揺動可能に支持する共通
支持部と、該共通支持部の上部を覆うパネルと、を備え
た電子鍵盤楽器において、前記パネルの内部に電子部品
を支持する部品支持手段を形成し、該部品支持手段は
記共通支持部の上部にて前記パネル上で表示または操作
を行うための電子部品を支持することを特徴とする。
【0010】上記のように構成された請求項1記載の電
子鍵盤楽器によれば、当該電子楽器に搭載される回路基
板などパネル上で表示または操作を行うための電子部品
が、前記部品支持手段により下から支持されるので、こ
電子部品の一部を前記共通支持部の上部に配置するこ
とができる。すなわち、共通支持部の上部の空間を有効
に利用することができ、上記電子部品をその分だけ前方
(鍵後端部寄り)に配置することができる。したがっ
て、鍵の後方に配置されるパネルの奥行き幅を小さくす
ることができる。
【0011】なお、従来の共通支持部40は、せいぜい
パネル30の位置決め用の孔40aを形成する程度で、
主に鍵10aを固定部に固定するためのパーツでしかな
かったが、この請求項1のように電子部品を支持するた
めに利用すると、例えば、回路基板の一端を支えるボス
等を省くことができるので、フレーム等を型成形するた
めに機種毎に必要となる金型のコストを各機種毎に低減
することができるなどの効果がある。
【0012】また、請求項2記載の電子鍵盤楽器のよう
に、前記部品支持手段における部品との当接面を球面形
状や円筒面形状などの曲面形状にすると、電子鍵盤楽器
の機種の違いにより電子部品(例えば回路基板)の傾斜
角度が異なる場合でも、この部品の底面と部品支持手段
との接触部分をどの角度でも実質面接触とすることがで
きるので、電子部品の傾斜角度が異なるあらゆる機種に
おいて、電子部品を確実に支持することができる。
【0013】本発明の請求項3記載の電子鍵盤楽器は、
複数の鍵と、固定部と、該固定部に固定され、前記複数
の鍵の後方を揺動支点として該複数の鍵をそれぞれ該固
定部に対して揺動可能に支持する共通支持部と、該共通
支持部の上部から後方にかけて配設されるパネルと、を
備えた電子楽器において、前記共通支持部に、該共通支
持部の上部下部方向に孔を形成するとともに該孔の内面
を少なくとも前後に傾斜するテーパ状とし、前記パネル
の下面に設けた突起を上記共通支持部の孔のテーパ最狭
部まで貫通させることにより、前記パネルを前記鍵に対
して任意角度に配設可能にしたことを特徴とする。
【0014】上記のように構成された請求項3記載の電
子鍵盤楽器によれば、共通支持部の孔は、その内面が少
なくとも前後に傾斜するテーパ状になっているので、こ
の孔の少なくとも1つの開口端部はテーパ最狭部より広
くなっており、前記突起を孔のテーパ最狭部まで貫通さ
せることにより、パネルを鍵に対して任意角度に配設で
きる。そして、この孔の内面が少なくとも前後に傾斜す
るテーパ状になっていることで、従来の孔よりも前後方
向に幅の狭いテーパ最狭部を有することになる。すなわ
ち、この請求項3記載の電子鍵盤楽器における孔の少な
くとも1つの開口端部が従来の孔の幅と同じであって
も、このテーパ最狭部の部分が内側に厚くなっているの
で、共通支持部の強度を従来と同じように維持する場合
に、この共通支持部の前後方向の幅を従来のものに比べ
て狭くすることができる。したがって、この共通支持部
を覆うように鍵後端部から後方に配置されるパネルの奥
行き幅を小さくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明を適用した電子鍵盤楽器の平
面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は同電子
鍵盤楽器における鍵盤ユニットの一部を示す斜視図であ
る。なお、以下に説明する各実施例において、楽器内の
細部の構造は様々な態様となっているが、図1は各部の
平面的な位置関係を示しているものであり、図1を各実
施例の平面図として説明する。また、各実施例におい
て、同様な要素には同符号を用いる。
【0016】この電子鍵盤楽器は、パネル3の手前に形
成された矩形の鍵盤収納部3a内に複数の鍵盤ユニット
1が連結して配設され、各鍵盤ユニット1は固定部とし
てのフレーム2に固定されている。また、鍵盤ユニット
1の後方はパネル3の一部で覆われており、その内部に
は、液晶パネルaや音色設定スイッチb等を搭載した回
路基板4が配設され、さらに、この回路基板4の横にフ
ロッピーディスクユニット5が配設されている。この回
路基板4やフロッピーディスクユニット5は本発明にお
ける電子部品の一例である。なお、図2に示したよう
に、鍵盤ユニット1の下には、フレーム2側に固定され
た鍵スイッチc、鍵の揺動の上限位置を規制する上限ス
トッパdおよび下限位置を規制する下限ストッパeが配
設されている。また、図1に示したように、パネル3の
内部の左右両側にはスピーカーユニットfが配設されて
いる。
【0017】鍵盤ユニット1は、それぞれが1オクター
ブの鍵を構成するものであり、5個の黒鍵(C♯鍵、D
♯鍵、F♯鍵、G♯鍵およびA♯鍵)を一体に樹脂成形
した黒鍵ユニットと、4個の白鍵(C鍵、E鍵、G鍵お
よびB鍵)を一体に樹脂成形した第1の白鍵ユニット
と、3個の白鍵(D鍵、F鍵およびA鍵)を一体に樹脂
成形した第2の白鍵ユニットを、互いに一体に組み付け
たものである。黒鍵ユニットおよび第1,第2の白鍵ユ
ニットは、複数の黒鍵11または複数の白鍵12,13
と、これらの各鍵11,12,13の後端部にそれぞれ
一体に連結された支点部11a,12a,13aと、こ
の各支点部11a,12a,13aの後端部をそれぞれ
ユニット毎に鍵の並び方向に連結する共通基端部11
b,12b,13bとを、それぞれ一体に樹脂成形した
ものである。
【0018】そして、黒鍵ユニットと白鍵ユニットを鍵
11,12,13の配置どおりに組み合わせて一体とさ
れ、黒鍵ユニットの共通基端部11a、第1の白鍵ユニ
ットの共通基端部12aおよび第2の白鍵ユニットの共
通基端部13aが上から順に重ね合わされ、この各共通
基端部11b,12b,13bによって共通支持部6が
構成されている。
【0019】図3に示したように、黒鍵ユニットの支点
部11aは、鍵11の後端部11−1に繋がりこの後端
部11−1より幅の広い水平な幅広部11a−1と、こ
の幅広部11a−1の両端に繋がる平板状の一対の肉薄
ヒンジ部11a−2とで構成されており、この一対の肉
薄ヒンジ部11a−2の他端が共通基端部11bに繋が
っている。これにより、鍵11は左右方向への振れが規
制され、鍵11は、所謂鍵ガイドがなくても、あたかも
鍵ガイドがあるが如く一定位置で上下揺動可能になる。
なお、同図では図面を解りやすくするために、黒鍵ユニ
ットについてした支点部の構造を示していないが、第1
および第2の白鍵ユニットも同様の構成になっている。
【0020】なお、共通支持部6の片側端部には凹部6
aが形成されるとともに他方の端部にはこの凹部6aに
係合する図示しない凸部が形成されている。そして、こ
の凹部6aに、この鍵盤ユニットの隣となる鍵盤ユニッ
トの上記凸部を係合することで、各鍵盤ユニットが連結
される。また、黒鍵ユニットの共通基端部11bの鍵1
1と反対側の側面には鈎状突起6bが形成されており、
この鈎状突起6bをフレーム2の係止孔2a(図2参
照)に係合することで、鍵盤ユニット1がフレーム2に
仮止めされる。さらに、黒鍵ユニットの共通基端部11
bにはフレーム2に固定するためのネジ孔6cが形成さ
れている。なお、図示はされていないが、第1および第
2の白鍵ユニットの共通基端部12b,13bにもこの
ネジ孔6cに対応する位置にネジ孔が形成されている。
【0021】(第1実施例)黒鍵ユニットの共通基端部
11bの上面の所定箇所(3カ所)には、部品支持手段
としての部品受け突部61がこの共通基端部11bとの
一体成形により形成されている。この部品受け部61
は、上下に貫通する貫通孔61aを有する筒状の形状を
しており、その上端面61bは上に盛り上がった円筒面
(円筒の母線方向が鍵盤の並び方向となるような円筒
面)の形状をしている。また、図7に示したように、第
1および第2の白鍵ユニットの共通基端部12b,13
bにおいて上記部品受け突部61に対応する位置には、
この部品受け突部61の貫通孔61aに連なる貫通孔6
1c,61dが形成されている。なお、図7は第5実施
例を示すものであるが、この部品受け突部61の形状は
この第1実施例、第5実施例共に同じである。
【0022】図2に示したように、フレーム2の内部の
後端近傍にはボス2bが形成されるとともに、フレーム
2の裏面において共通支持部6の部品受け突部61に対
応する位置にはボス2cが形成されており、回路基板4
の後端部がネジ7aによってボス2bに固定されてい
る。そして、回路基板4の前端部は部品受け突部61の
上端面61b上に載置され、ネジ7bを部品受け突部6
1の貫通孔61aおよびその下の貫通孔61c,61d
を通してボス2cにネジ止めすることにより、回路基板
4の前端部は部品受け突部61の上端に固定されてい
る。
【0023】すなわち、回路基板4の前端部を部品受け
突部61で支持することにより、この回路基板4は、前
掲の図13で示した従来の電子鍵盤楽器の回路基板70
よりも鍵盤ユニット1側にずらして配置されており、回
路基板4の奥行き幅が上記従来の回路基板70と同じで
あったとしても、パネル3とフレーム2の奥行き幅が従
来のものより小さくなっている。
【0024】また、このように、回路基板4を鍵盤ユニ
ット1側に近づけることができるので、この回路基板4
に搭載されたスイッチbも鍵盤ユニット1側に近づける
ことができ、演奏中のスイッチ操作等も容易になる。
【0025】なお、図13に二点鎖線で示したように、
従来の電子鍵盤楽器において回路基板70の前端部を延
長し、その上にスイッチ60′を配置することも考えら
れるが、このようにするとスイッチ60′の操作により
回路基板の前端部が破損してしまう恐れがある。
【0026】(第2実施例)図4は第2実施例の断面図
であり、この第2実施例は、部品受け突部の形状と回路
基板4の取り付け方の他の実施例である。図4の第2実
施例の部品受け突部61′と第1実施例の部品受け突部
61との違いは、第1実施例の部品受け突部61は貫通
孔61aを有しているのに対して、この第2実施例の部
品受け突部61′はネジ7cをネジ止めするネジ孔が上
端面61b′から形成されている点である。そして、回
路基板4の前端部はネジ7cにより部品受け突部61′
に固定され、回路基板4の後端部は第1実施例と同様に
固定されている。この第2実施例の場合も、回路基板4
は鍵盤ユニット1側にずらして配置され、その作用効果
は第1実施例と同様である。
【0027】(第3実施例)図5は第3実施例の断面図
であり、この第3実施例も、部品受け突部の形状と回路
基板4の取り付け方の他の実施例である。図5の第3実
施例の部品受け突部61″は第1実施例の部品受け突部
61より高さが低くなっている。また、この第3実施例
のフレーム2にはその内部の後端近傍に中空状ボス2d
が形成されるとともに、パネル3の内側には、中空状ボ
ス2dに対応する位置と、部品受け突部61″に対応す
る位置にそれぞれボス3b,3cが形成されている。そ
して、ネジ7d,7eによりフレーム2の下からネジ止
めすることで、部品受け突起61″上に回路基板4が支
持された状態となり、フレーム2、回路基板4およびパ
ネル3が一体に固定されている。
【0028】以上第1実施例〜第3実施例のように、
部品である回路基板4を部品受け突部に固定する方法
はどのような固定方法でもよい。また、部品受け突部の
高さも適宜設定すればよい。なお、この第3実施例で
も、回路基板4が前方に位置することによる作用効果は
上記各実施例と同様である。
【0029】(第4実施例) 図6は第4実施例の断面図であり、図1のB−B断面を
示している。図示のように、この第4実施例における部
品受け突部61″の形状と回路基板4の取り付け方は第
3実施例(図5)と同様であるが、この第4実施例は、
電子部品としてのフロッピーディスクユニット5の取り
付け構造に関するものである。
【0030】図1に示したように、フロッピーディスク
ユニット5の左右両辺の前端部と後端部にはそれぞれ固
定用足5a,5bが形成されており、フレーム2の内部
の後端近傍には後部を低くした傾斜面を有するボス2e
が形成されている。そして、フロッピーディスクユニッ
ト5の後端側の固定用足5aがネジ7fによってボス2
eに固定され、前端側の固定用足5bがネジ7gによっ
て部品受け突部61″に固定されている。部品受け突部
61″の上端面の高さはボス2eの上端面(傾斜面)よ
り高くなっており、これにより、フロッピーディスクユ
ニット5は前方側を高くして僅かに傾斜して配設されて
いる。
【0031】したがって、パネル3の鍵11側の端面に
形成された開口部3dを介して、フロッピーディスクユ
ニット5に対するフロッピーディスクの着脱が容易に行
える。また、フロッピーディスクユニット5と回路基板
4は異なる角度で取り付けられているが、次の第5実施
例と同様に、部品受け突部61″の上端面61b″が円
筒面になっているので、フロッピーディスクユニット5
と回路基板4は同じような条件で部品受け突部61″に
固定できる。また、この第4実施例でも、部品としての
フロッピーディスクユニット5が前方に位置することに
よる作用効果は上記各実施例と同様である。
【0032】(第5実施例)図7は第5実施例の断面図
である。前記第1実施例で説明したように、部品受け突
部61は貫通孔61aを有し、第1および第2の白鍵ユ
ニットの共通基端部12b,13bにも貫通孔61c,
61dが形成されている。この第5実施例では、回路基
板4の鍵の配列面に対する傾斜角度が第1実施例よりも
大きくなっているが、部品受け突部61の上端面61b
は円筒面の形状をしているので、この第5実施例の場合
でも第1実施例同様に回路基板4を同じ条件で部品受け
突部61に固定することができる。すなわち、楽器の種
類等に応じて回路基板4の傾斜角度が任意に異なってい
ても、部品受け突部61はこれらの任意の傾斜角度に対
応できる。
【0033】例えば、図8(A) のように回路基板4の傾
斜角度が大きな場合、図8(B) のように回路基板4の傾
斜角度が中程度の場合、図8(C) のように回路基板4の
傾斜角度が0の場合など、何れの場合でも、回路基板4
と部品受け突部61の上端面61bとの接触面積は同程
度となる。したがって、任意の傾斜角度に対して、一定
条件で確実に支持することができる。以上の各実施例で
は、部品受け突部の上端面を円筒面の形状にしている
が、この上端面を球面の形状など、上部に膨出する曲面
の形状であれば同様の効果が得られる。
【0034】なお、上記のように部品受け突部の上端面
を曲面の形状にすると好ましいが、この部品受け突部の
上端面は部品を支持できる形状であればどのようなもの
でもよい。
【0035】以下の第6実施例および第7実施例は請求
項3に係る実施例である。 (第6実施例)図9は第6実施例の電子鍵盤楽器の断面
図であり、この電子鍵盤楽器は前記各実施例の電子鍵盤
楽器と概略的に同様の構成をしており、鍵盤ユニット
1′は固定部としてのフレーム2′に固定され、鍵盤ユ
ニット1′の後方にパネル3′が配設されている。な
お、パネル3′の裏面にはボス3a′,3b′が形成さ
れ、このボス3a′,3b′およびネジ7h,7iによ
り回路基板4′が取り付けられている。さらに、回路基
板4′には音色選択スイッチ等の各種スイッチcが配設
されている。
【0036】この第6実施例の鍵盤ユニット1′は、黒
鍵ユニットと白鍵ユニットの2つのユニットを組み合わ
せた構成になっており、黒鍵ユニットは、黒鍵11とこ
の黒鍵11の後端部に形成された支点部11a、およ
び、支点部11aの端部に形成された共通基端部11b
を、一体に樹脂成形したものである。また、白鍵ユニッ
トも同様に白鍵12、支点部12aおよび共通基端部1
2bを一体に樹脂成形したものである。
【0037】この実施例の支点部11a,12aも前記
各実施例と同様に肉薄のヒンジ構造になっており、黒鍵
11および白鍵12は各鍵毎に揺動自在になっている。
また、この実施例の共通基端部11b,12bも前記各
実施例と同様に、各ユニット毎に、支点部11a,12
aの後端部をそれぞれ鍵の並び方向に連結するものであ
り、黒鍵ユニットの共通基端部11bの上に白鍵ユニッ
トの共通基端部12bが重ねられて共通支持部8が構成
されている。また、共通支持部8は図示しないネジ等に
よりフレーム2′に固定されている。なお、白鍵ユニッ
トの共通基端部の上に黒鍵ユニットの共通基端部を重ね
るようなものでもよい。
【0038】白鍵ユニットの共通基端部12bには断面
が倒立台形状の溝孔12b−1が形成されるとともに、
黒鍵ユニットの共通基端部11bには上記溝孔12b−
1と対面する位置に断面が正立台形状の溝孔11b−1
が形成されている。これにより、共通支持部8には断面
が鼓型の孔81が形成されている。
【0039】すなわち、この共通支持部8の孔81は、
図10に示したように、共通支持部8の上部下部方向に
形成され、この孔81の内面81aは少なくとも前後に
傾斜するテーパ状なっている。そして、共通基端部11
b,12bが向き合う面の位置に形成されたテーパ最狭
部81bから孔81の上部開口端部および下部開口端部
にかけてそれぞれの内径が広がっている。なお、図10
は後述説明する第7実施例を示すものであるが、この共
通支持部8と孔81の構成は第6実施例も第7実施例も
同じである。
【0040】一方、図9に示したように、パネル3′の
裏面の鍵盤ユニット1′側には、本発明における突起と
しての位置決めピン31′が形成されている。なお、こ
の位置決めピン31′はパネル3′の型成形時の抜き方
向の制約からパネル面に対して直角となっている。ま
た、位置出しピン31′の前後に固定座32′,33′
が形成され、後側の固定座33′は前側の固定座32′
より高さが高くなっている。
【0041】以上の構成により、パネル3′を組み付け
るときには、位置出しピン31′を共通支持部8の孔8
1に挿入してテーパ最狭部81bを貫通し、さらに位置
決めピン31′の先端をフレーム2′に形成された係合
孔2a′に挿入する。そして、固定座32′,33′が
共通支持部8の上面に当接させる。これにより、パネル
3′の位置決めが完了し、図示しない部材により固定さ
れる。
【0042】なお、パネル3′の傾斜角度は、共通支持
部8のテーパ最狭部81bとフレーム2′の係合孔2
a′との位置関係によって決まるが、フレーム2′の係
合孔2a′の位置は電子鍵盤楽器の種類等に応じてそれ
ぞれ設計されるものであり、次の第7実施例で説明する
ように、同じ鍵盤ユニット1′すなわち同じ共通支持部
8に対して、傾斜角度の異なるパネルを同様に適用する
ことができる。
【0043】(第7実施例)図10は第7実施例の断面
図であり、共通支持部とパネルの鍵盤ユニット側近傍を
示している。この第7実施例の共通支持部8は前述のと
おり第6実施例と同じ構成である。この第7実施例は、
パネル3″を傾斜角度0すなわち鍵の配列面と平行に配
置するような電子鍵盤楽器についての実施例であり、パ
ネル3″には第5実施例と同様にパネル面に対して直角
な位置出しピン31″が形成されている。また、フレー
ム2″には共通支持部8のテーパ最狭部81bの真下位
置に係合孔2a″が形成されている。なお、この実施例
ではフレーム2″の上面にフレキシブル回路基板4′が
配設され、その上に音色選択スイッチ等のスイッチb″
が配設されている。
【0044】以上の構成により、パネル3″の組み付け
時には、位置決めピン31″を共通支持部8の真上から
孔81に挿入してテーパ最狭部81bを貫通し、さらに
その真下の係合孔2a″に先端部を挿入する。そして、
パネル3′の裏面を共通支持部8の上端面に接触させ
る。これによりパネル3″の位置決めが完了し、図示し
ない部材により固定される。なお、フレーム2″の係合
孔2a″の位置は、パネル3″を傾斜角度0で配置する
ことを考慮して決められたものである。
【0045】以上ように、鍵盤ユニットの共通支持部8
は、第6実施例および第7実施例のようにパネルの傾斜
角度がそれぞれ異なる場合にも適用できるものである。
また、パネル側の位置決めピンの傾斜が共通支持部8の
孔81の内面のテーパの角度の範囲内であれば、任意の
傾斜角度に対して適用できる。なお、孔81におけるテ
ーパ最狭部81bの内径は、第6実施例のように位置決
めピン31′がテー状の内面81aに接して最大の傾斜
角度で挿入できるような大きさに設定されており、この
第6実施例の位置決めピン31と同じ太さの位置決めピ
ン31″を第7実施例のように真上から挿入すると、テ
ーパ最狭部81bと位置決めピン31″との間に若干の
隙間ができるが、このパネルの位置決めは組立作業を容
易にするためのものであり、若干の隙間は問題にはなら
ない。
【0046】次に、第6実施例および第7実施例におけ
る共通支持部8の本発明に係る作用効果について説明す
る。図11(A) は第6実施例および第7実施例の共通支
持部8を簡略化して図示したものである。また、図11
(B) は従来例(図14)で説明した従来の共通支持部4
0の位置出し孔40aを示ており、図11(A) と図11
(B) は、位置決めピンの傾斜角度の範囲が同じになるよ
うな場合、すなわち同じ条件のものを示している。な
お、図中の二点鎖線は位置決めピンの例を示している。
【0047】図示のように、実施例の共通支持部8の孔
81も従来の共通支持部40の位置決め孔40aも、上
下の開口部分の内径は“P”の大きさで等しくなってい
る。しかし、図11(B) のように従来の位置決め孔40
aの中央の内径は“P”のままであるのに対して、図1
1(A) のように実施例の孔81は中央部すなわちテーパ
最狭部81bの部分で内径が“Q”と小さくなってい
る。このような形状になっているため、実施例における
共通支持部8は図11(A) に斜線で示した分だけ、従来
の共通支持部40よりも成形部材(例えば樹脂部材)が
内側によけいに形成されている。このため、実施例の孔
81、従来の位置決め孔40aの周囲を同じ強度にする
場合、図示のように実施例の共通支持部8は従来の共通
支持部40よりも例えば“R”づつ前後の幅が小さくて
よい。したがって、実施例の共通支持部8によれば、従
来の共通支持部40に比べてパネル内で占める前後の幅
が小さくなり、その分、パネル自体の前後の奥行き幅を
小さくすることができる。
【0048】なお、共通支持部8の奥行き幅を小さくで
きるので、材料コストを下げることができる他、デザイ
ン上の制約も低減することができる。
【0049】以上の第6実施例および第7実施例では、
テーパ最狭部81bの位置を上下方向の中央に形成する
ようにしているが、例えば、図12(A) のように、テー
パ最狭部を共通支持部の下面に形成するようにしてもよ
い。また、上記の実施例では共通支持部を黒鍵ユニット
と白鍵ユニットの2つの共通基端部で構成するようにし
ているが、図12(B) あるいは図12(C) に示した共通
支持部のように、第1実施例〜第5実施例と同様に3つ
のユニットの共通基端部で構成するようにしてもよい。
【0050】なお、以上の各実施例において、固定部と
してフレームを用いた場合について説明したが、この固
定部は共通支持部が固定されるものであれば何でもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および請求項3記載の電子鍵盤楽器によれば、複数の鍵
の後方を揺動支点とし支持する共通支持部を改良するこ
とで、この共通支持部を覆うパネルの奥行き幅を小さく
することができる。したがって、楽器全体をコンパクト
にでき、また、パネルやフレームの型成形用の金型のコ
ストを下げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子鍵盤楽器の平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明を適用した電子鍵盤楽器における鍵盤ユ
ニットの一部を示す斜視図である。
【図4】第2実施例の断面図である。
【図5】第3実施例の断面図である。
【図6】第4実施例の断面図である。
【図7】第5実施例の断面図である。
【図8】実施例における部品受け突部の上端面の作用効
果を説明する図である。
【図9】第6実施例の断面図である。
【図10】第7実施例の断面図である。
【図11】第6実施例および第7実施例における作用効
果を説明する図である。
【図12】共通支持部の他の実施例を示す図である。
【図13】従来の電子鍵盤楽器の概略を示す断面図であ
る。
【図14】パネルの位置決めを行う従来の構造を示す図
である。
【符号の説明】
2,2′,2″…フレーム、3,3′,3″…パネル、
4…回路基板、5…フロッピーディスクユニット、6,
8…共通支持部、11,12,13…鍵、31…位置決
めピン、61,61′…部品受け突部、81…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−110496(JP,U) 実開 平7−14490(JP,U) 特公 平6−31939(JP,B2) 特公 平7−21708(JP,B2) 実公 平6−45999(JP,Y2) 実公 昭63−26874(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/32 - 1/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵と、 固定部と、 該固定部に固定され、前記複数の鍵の後方を揺動支点と
    して該複数の鍵をそれぞれ該固定部に対して揺動可能に
    支持する共通支持部と、 該共通支持部の上部を覆うパネルと、 を備えた電子鍵盤楽器において、前記パネルの内部に電子部品を支持する部品支持手段を
    形成し、該部品支持手段は 前記共通支持部の上部にて
    記パネル上で表示または操作を行うための電子部品を支
    持することを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 【請求項2】 複数の鍵と、 固定部と、 該固定部に固定され、前記複数の鍵の後方を揺動支点と
    して該複数の鍵をそれぞれ該固定部に対して揺動可能に
    支持する共通支持部と、 を備えた電子楽器において、 前記共通支持部の上部に当該電子楽器の部品を支持する
    部品支持手段が形成され、該 部品支持手段における部品
    との当接面が曲面形状であることを特徴とする電子鍵盤
    楽器。
  3. 【請求項3】 複数の鍵と、 固定部と、 該固定部に固定され、前記複数の鍵の後方を揺動支点と
    して該複数の鍵をそれぞれ該固定部に対して揺動可能に
    支持する共通支持部と、 該共通支持部の上部から後方にかけて配設されるパネル
    と、 を備えた電子楽器において、 前記共通支持部に、該共通支持部の上部下部方向に孔を
    形成するとともに該孔の内面を少なくとも前後に傾斜す
    るテーパ状とし、 前記パネルの下面に設けた突起を上記共通支持部の孔の
    テーパ最狭部まで貫通させることにより、前記パネルを
    前記鍵に対して任意角度に配設可能にしたことを特徴と
    する電子鍵盤楽器。
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