JP3383879B2 - クレセント錠を使用した引き違い窓のロック装置 - Google Patents
クレセント錠を使用した引き違い窓のロック装置Info
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- JP3383879B2 JP3383879B2 JP22143799A JP22143799A JP3383879B2 JP 3383879 B2 JP3383879 B2 JP 3383879B2 JP 22143799 A JP22143799 A JP 22143799A JP 22143799 A JP22143799 A JP 22143799A JP 3383879 B2 JP3383879 B2 JP 3383879B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き違い窓の防犯
予防に関する新規有用なクレセント錠を備えたロック装
置である。
予防に関する新規有用なクレセント錠を備えたロック装
置である。
【0002】
【従来の技術】従来、引き違い窓の防犯予防には専らク
レセント錠が取付けてある。図10は、この状態を示す
ものであって、外側窓1にフック3を、内側窓2にクレ
セント4のロック部材8が取付けてある。ここに、ロッ
ク部材8は軸9にカム5をレバー10により回動自在に
取付けしめ、このときカム5がフック3に設けられた突
起6と嵌合することにより係止されるようになってい
る。7は取付けネジである。
レセント錠が取付けてある。図10は、この状態を示す
ものであって、外側窓1にフック3を、内側窓2にクレ
セント4のロック部材8が取付けてある。ここに、ロッ
ク部材8は軸9にカム5をレバー10により回動自在に
取付けしめ、このときカム5がフック3に設けられた突
起6と嵌合することにより係止されるようになってい
る。7は取付けネジである。
【0003】ところで、上記の係止状態をロックするダ
ブルロック機構としては図11及び図12に示す如き機
構が採用されている。即ち、クレセント本体4の内部に
ロック部材8の軸9が回転板11と一体化され、ロック
部材8の回転と共に回転するようになっている。而し
て、回転板11は軸9を挟んで軸方向に平行な突起1
2,12が形成されており、且つクレセント本体4の側
面にはスライド板13の摘み14のガイド用の長穴15
が設けてあり、スライド板13は外方から摘み14を上
下方向へスライドできるようになされており、このとき
その上動のさいに回転板11の突起部12が嵌入されて
係合する段部16が設けてある。即ち、スライド板13
が矢印イ方向へ移動した時に回転板11の突起部12の
側面17がスライド板13の段部16と係合し、回転板
11の回転を阻止するのであり、これによりロック部材
8の回転ができないようにしてカム面5がフック3の突
起6から抜けないようになっている。
ブルロック機構としては図11及び図12に示す如き機
構が採用されている。即ち、クレセント本体4の内部に
ロック部材8の軸9が回転板11と一体化され、ロック
部材8の回転と共に回転するようになっている。而し
て、回転板11は軸9を挟んで軸方向に平行な突起1
2,12が形成されており、且つクレセント本体4の側
面にはスライド板13の摘み14のガイド用の長穴15
が設けてあり、スライド板13は外方から摘み14を上
下方向へスライドできるようになされており、このとき
その上動のさいに回転板11の突起部12が嵌入されて
係合する段部16が設けてある。即ち、スライド板13
が矢印イ方向へ移動した時に回転板11の突起部12の
側面17がスライド板13の段部16と係合し、回転板
11の回転を阻止するのであり、これによりロック部材
8の回転ができないようにしてカム面5がフック3の突
起6から抜けないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記クレセント錠のダ
ブルロック機構の摘み14はクレセント本体4の外部に
設けられているため、硝子を割られた場合には簡単に手
を差込んで解錠することのできるものとなるのであり、
従ってダブルロックの目的を果たし得ないのであり、ま
た該ダブルロックは手動のためにロックしたか否かの確
実性に乏しいものである。本発明は上記問題点を解決せ
んとするものである。
ブルロック機構の摘み14はクレセント本体4の外部に
設けられているため、硝子を割られた場合には簡単に手
を差込んで解錠することのできるものとなるのであり、
従ってダブルロックの目的を果たし得ないのであり、ま
た該ダブルロックは手動のためにロックしたか否かの確
実性に乏しいものである。本発明は上記問題点を解決せ
んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】一次ロックを行うレバー
は匣体外に偏心カムを備え、一方匣体内にはレバーの回
動と共に回動する回転板を備え、且つ該回転板の周面箇
所には凹状の切欠を設け、他方該匣体内には上記切欠と
係合するためのスライド板を一定距離の上下摺動可能に
なし、また回転板の回転軸を挟んで凹状の切欠と対称箇
所にはリードスイッチを作動させるための磁石を取付
け、且つスライド板にはソレノイド或はモータの作動で
スライド板の摺動移動を可能にする磁石を取付けると共
に、レバーの回動による一次ロックに続いて凹状の切欠
とスライド板の摺動移動で二次ロックが行われる構成と
なしたクレセント錠を引き違い窓の内側窓の縦框に取付
けるほか、縦框内にはリードスイッチ、光電子素子受光
部、ドライバー回路基板部、ソレノイド又はモータやバ
ッテリーなどを収納した二次ロック作動匣を取付け、ク
レセント錠のレバーを回動して一次ロックが行われると
リードスイッチがソレノイド又はモータを起動させ、ク
レセント匣体内でスライド板と回転板の切欠が係合して
二次ロックが行われるものとする。このさい、バッテリ
ー源として、太陽光発電素子を窓硝子面に配置させた
り、又赤外線送信回路や同スイッチ及びバッテリーなど
を備えたリモートコントローラーによる信号を光電素子
受光部に向けて送信し、スライド板と回転板の切欠との
係合が外れるようにソレノイド又はモータの起動が行わ
れるようにしたりする。
は匣体外に偏心カムを備え、一方匣体内にはレバーの回
動と共に回動する回転板を備え、且つ該回転板の周面箇
所には凹状の切欠を設け、他方該匣体内には上記切欠と
係合するためのスライド板を一定距離の上下摺動可能に
なし、また回転板の回転軸を挟んで凹状の切欠と対称箇
所にはリードスイッチを作動させるための磁石を取付
け、且つスライド板にはソレノイド或はモータの作動で
スライド板の摺動移動を可能にする磁石を取付けると共
に、レバーの回動による一次ロックに続いて凹状の切欠
とスライド板の摺動移動で二次ロックが行われる構成と
なしたクレセント錠を引き違い窓の内側窓の縦框に取付
けるほか、縦框内にはリードスイッチ、光電子素子受光
部、ドライバー回路基板部、ソレノイド又はモータやバ
ッテリーなどを収納した二次ロック作動匣を取付け、ク
レセント錠のレバーを回動して一次ロックが行われると
リードスイッチがソレノイド又はモータを起動させ、ク
レセント匣体内でスライド板と回転板の切欠が係合して
二次ロックが行われるものとする。このさい、バッテリ
ー源として、太陽光発電素子を窓硝子面に配置させた
り、又赤外線送信回路や同スイッチ及びバッテリーなど
を備えたリモートコントローラーによる信号を光電素子
受光部に向けて送信し、スライド板と回転板の切欠との
係合が外れるようにソレノイド又はモータの起動が行わ
れるようにしたりする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置に係るクレセン
ト錠を取付けた引き違い窓に於ける縦框の縦断面図であ
って、解錠状態を示すものである。図2はこのさいのク
レセント錠の内面視拡大図であって、図1のY1−Y1
線矢視相当図である。本図から明らかな通りレバー10
の回動軸9は、そのクレセント匣体4a内で回転板11
が取付けてあり、本図から明らかな通りレバー10の回
動軸9は、そのクレセント匣体4a内で回転板11を取
付けてあり、該回転板11の円周の一部には、レバー1
0が下方となる解錠状態のさい上方箇所に凹状の切欠1
7が穿設され、且つ軸9を挟んで対称となる下部に磁石
18を設ける構成となし、また該回転板11の下方空間
部には回転板11の回動で上記の切欠17が下向きに回
動されるとき、該切欠17と係合してその回動を固定す
るためのダブルロック機構が設けてある。
ト錠を取付けた引き違い窓に於ける縦框の縦断面図であ
って、解錠状態を示すものである。図2はこのさいのク
レセント錠の内面視拡大図であって、図1のY1−Y1
線矢視相当図である。本図から明らかな通りレバー10
の回動軸9は、そのクレセント匣体4a内で回転板11
が取付けてあり、本図から明らかな通りレバー10の回
動軸9は、そのクレセント匣体4a内で回転板11を取
付けてあり、該回転板11の円周の一部には、レバー1
0が下方となる解錠状態のさい上方箇所に凹状の切欠1
7が穿設され、且つ軸9を挟んで対称となる下部に磁石
18を設ける構成となし、また該回転板11の下方空間
部には回転板11の回動で上記の切欠17が下向きに回
動されるとき、該切欠17と係合してその回動を固定す
るためのダブルロック機構が設けてある。
【0007】ダブルロック機構は、クレセント匣体内面
に取付けた固定基板19に対し、その上下方向へ一定間
隔で対向する一対のガイド溝19a,19bを設け、該
ガイド溝19a,19b間を上下摺動可能ならしめるス
ライド板20を取付けたものとなし、且つ該スライド板
20には後述する回転板11の回動でその切欠17が下
向きに回動されたとき、該切欠17と係合可能ならしめ
る突起20aが形成されている。なお、21はスライド
板20に取付けしめた磁石である。
に取付けた固定基板19に対し、その上下方向へ一定間
隔で対向する一対のガイド溝19a,19bを設け、該
ガイド溝19a,19b間を上下摺動可能ならしめるス
ライド板20を取付けたものとなし、且つ該スライド板
20には後述する回転板11の回動でその切欠17が下
向きに回動されたとき、該切欠17と係合可能ならしめ
る突起20aが形成されている。なお、21はスライド
板20に取付けしめた磁石である。
【0008】上記で一次ロック(施錠)は、図3に示す
通りレバー10を矢印方向へ回動させて上方へ位置する
ようになすことにより、カム面5が対合面の図示しない
フックの突起(図7のフック3参照)と係合して一次ロ
ック(施錠)が行われるのである。ところで、本発明で
は二次ロックを前記したスライド板20の上方移動で該
スライド板20の突起20aを回転板11の切欠17に
対して嵌入させることにより行わしめるのであり、この
具体的構成は次の如くして行われる。
通りレバー10を矢印方向へ回動させて上方へ位置する
ようになすことにより、カム面5が対合面の図示しない
フックの突起(図7のフック3参照)と係合して一次ロ
ック(施錠)が行われるのである。ところで、本発明で
は二次ロックを前記したスライド板20の上方移動で該
スライド板20の突起20aを回転板11の切欠17に
対して嵌入させることにより行わしめるのであり、この
具体的構成は次の如くして行われる。
【0009】図1及び図4は上記構成のクレセント錠4
をアルミ製窓枠の縦框22に対し止めネジ23を使用し
て取付けた状態の縦断面図であって、図1はクレセント
錠が図2で示した内面視のものを、図4はクレセント錠
が図3で示した内面視のものの状態図である。本図で明
らかな通り、クレセント錠4を取付けた縦框22の内面
側には、別途匣体24を設け、該匣体24内には上記ス
ライド板20を昇下降作動させるためのソレノイド2
5、チャージャ部26、バッテリ27、ドライバー回路
基板部28,リードスイッチ29や受光素子30などを
取付けたものとなしてある。
をアルミ製窓枠の縦框22に対し止めネジ23を使用し
て取付けた状態の縦断面図であって、図1はクレセント
錠が図2で示した内面視のものを、図4はクレセント錠
が図3で示した内面視のものの状態図である。本図で明
らかな通り、クレセント錠4を取付けた縦框22の内面
側には、別途匣体24を設け、該匣体24内には上記ス
ライド板20を昇下降作動させるためのソレノイド2
5、チャージャ部26、バッテリ27、ドライバー回路
基板部28,リードスイッチ29や受光素子30などを
取付けたものとなしてある。
【0010】而して、ソレノイド25の作動軸25aに
は磁石31aを備えた冠座31が取付けてあり、該冠座
31の磁石31aがソレノイド25の不作動時、即ち作
動軸25aの下降位置で前記クレセント錠4の不使用時
(解錠時)に於けるスライド板20(図2参照)の磁石
21と対合状態となる関係に配設されてなる。また、リ
ードスイッチ29は上記クレセント錠4の使用時、即ち
レバー10を上方に向け回動して回転板11の切欠17
が下方へ、そして逆に磁石18が上方に位置するよう回
動させたさい(図3参照)、該磁石21と対応する位置
にリードスイッチ29が配設されるものとなされてい
る。なお、受光素子30の対面する縦框22には透孔3
2が穿設されてなり、且つ外面にはスモークパネル33
を取付けて赤外線信号の受光部となされてる。
は磁石31aを備えた冠座31が取付けてあり、該冠座
31の磁石31aがソレノイド25の不作動時、即ち作
動軸25aの下降位置で前記クレセント錠4の不使用時
(解錠時)に於けるスライド板20(図2参照)の磁石
21と対合状態となる関係に配設されてなる。また、リ
ードスイッチ29は上記クレセント錠4の使用時、即ち
レバー10を上方に向け回動して回転板11の切欠17
が下方へ、そして逆に磁石18が上方に位置するよう回
動させたさい(図3参照)、該磁石21と対応する位置
にリードスイッチ29が配設されるものとなされてい
る。なお、受光素子30の対面する縦框22には透孔3
2が穿設されてなり、且つ外面にはスモークパネル33
を取付けて赤外線信号の受光部となされてる。
【0011】本発明は上記の如き構成のため、クレセン
ト錠4のレバーを上方に向け回動させて、カム面5が隣
接窓の突起6を係合して一次ロックが行われることと相
俟って、回転板11の磁石18がリードスイッチ29と
対合するものとなる。従って、該リードスイッチ29が
ソレノイド25を起動させてソレノイド軸25aが上昇
するのであり、これにより冠座31の磁石31aがスラ
イド板20の磁石21を介してスライド板20を共に上
昇させ、該板20の突起20aを回転板11の切欠17
内へ嵌入させてレバー10の回動を阻止するための二次
ロック(施錠)が行われるのである。
ト錠4のレバーを上方に向け回動させて、カム面5が隣
接窓の突起6を係合して一次ロックが行われることと相
俟って、回転板11の磁石18がリードスイッチ29と
対合するものとなる。従って、該リードスイッチ29が
ソレノイド25を起動させてソレノイド軸25aが上昇
するのであり、これにより冠座31の磁石31aがスラ
イド板20の磁石21を介してスライド板20を共に上
昇させ、該板20の突起20aを回転板11の切欠17
内へ嵌入させてレバー10の回動を阻止するための二次
ロック(施錠)が行われるのである。
【0012】図5は施錠の行われたさいの内面視図であ
り、次に上記の二次ロックされたクレセント錠4の解錠
を行うためには、リモートコントローラ32の赤外発光
素子の開放孔33を縦框22のスモークパネル33に向
けて、送信スイッチ35を押すのであり、これにより赤
外発光素子から信号が送られてドライバー回路基板部2
8で受信制御され、ソレノイド25に電流が流れてソレ
ノイド軸25aがスライド板20と共に下降され、スラ
イド板の突起20aが回転板11の切欠から離脱される
ものとなる。従って、二次ロックが解錠され、次にレバ
ー10の逆回動ではカム面5と突起6との係合が外れる
ことから、一次ロックの開放も自由に行われるものとな
るのである。
り、次に上記の二次ロックされたクレセント錠4の解錠
を行うためには、リモートコントローラ32の赤外発光
素子の開放孔33を縦框22のスモークパネル33に向
けて、送信スイッチ35を押すのであり、これにより赤
外発光素子から信号が送られてドライバー回路基板部2
8で受信制御され、ソレノイド25に電流が流れてソレ
ノイド軸25aがスライド板20と共に下降され、スラ
イド板の突起20aが回転板11の切欠から離脱される
ものとなる。従って、二次ロックが解錠され、次にレバ
ー10の逆回動ではカム面5と突起6との係合が外れる
ことから、一次ロックの開放も自由に行われるものとな
るのである。
【0013】上記実施例ではスライド板20の磁石21
と、ソレノイド軸25aの冠座31に取付けた磁石31
aとは縦框22を挟んで相互が磁性的に引き合うことに
より行われる構成のものを示したが、図6に示すものは
縦框22の対応箇所の一定長さ範囲にスリット36を設
け、冠座31から突出させたアーム37をスリット36
内に通し、アーム37先端に磁石31aを取付けること
により、両磁石が直接的に密着されて作動する構成を示
す例である。本例で一体化に両者磁石を使用した例であ
るが凹凸などの嵌合手段やネジを使用した螺合手段など
他の脱着手段で一体化させることも差し支えない。な
お、本発明に於けるドライバー回路基板は赤外線等受信
回路、CPU回路、制御回路から構成されてなる。
と、ソレノイド軸25aの冠座31に取付けた磁石31
aとは縦框22を挟んで相互が磁性的に引き合うことに
より行われる構成のものを示したが、図6に示すものは
縦框22の対応箇所の一定長さ範囲にスリット36を設
け、冠座31から突出させたアーム37をスリット36
内に通し、アーム37先端に磁石31aを取付けること
により、両磁石が直接的に密着されて作動する構成を示
す例である。本例で一体化に両者磁石を使用した例であ
るが凹凸などの嵌合手段やネジを使用した螺合手段など
他の脱着手段で一体化させることも差し支えない。な
お、本発明に於けるドライバー回路基板は赤外線等受信
回路、CPU回路、制御回路から構成されてなる。
【0014】図7は太陽発電を利用した他の例を示すも
のであって、即ち36は窓表面に取付けた太陽光発電素
子であり、駆動源としてのバッテリを不要とすることが
できる。
のであって、即ち36は窓表面に取付けた太陽光発電素
子であり、駆動源としてのバッテリを不要とすることが
できる。
【0015】上記実施例ではバッテリ27、その他をソ
レノイドと同一の縦框内へ収納させたものを示したが、
該縦框とは別の縦框を並設状態に取付けて分離収納させ
るようになしても良い。図8はこの状態を示すものであ
り、即ち37は縦框22に対し並設状態に取付けた別の
縦框であって、該縦框37内に対し、バッテリ27やド
ライバー回路基板28、その他受光素子30などを収納
させたものを示す。図示例では縦框37を縦框22と同
長のものを示したが、適宜収納部品に対応したコンパク
トなカセット型式の構成となしたものを取付けるように
なしても良い。
レノイドと同一の縦框内へ収納させたものを示したが、
該縦框とは別の縦框を並設状態に取付けて分離収納させ
るようになしても良い。図8はこの状態を示すものであ
り、即ち37は縦框22に対し並設状態に取付けた別の
縦框であって、該縦框37内に対し、バッテリ27やド
ライバー回路基板28、その他受光素子30などを収納
させたものを示す。図示例では縦框37を縦框22と同
長のものを示したが、適宜収納部品に対応したコンパク
トなカセット型式の構成となしたものを取付けるように
なしても良い。
【0016】上記実施例では二次ロックに於けるスライ
ド板20の上下動をソレノイド25の起動により行うも
のについて説明したが、これに代り小型モータを使用す
るようになしても良い。即ち、図9に於いて38はモー
タ、39はその回動軸であって回動軸39aの外周面に
雄ネジを設け、該雄ネジに対し上記スライド板20と脱
着自在に一体化させる摺動子40の軸承部に螺設した雌
ネジを螺合させるものとなし、リードスイッチ29のオ
ン、オフ動作でモータ39の回転軸39aが正転或いは
逆転させられることにより摺動子40を上下動させて同
様の作用が行われるようにするのである。なお、上記の
各例は施錠及び解錠を右勝手動作で行うものを図示例で
示したが、左勝手使用も同様であって本発明の他の実施
例とするものである。
ド板20の上下動をソレノイド25の起動により行うも
のについて説明したが、これに代り小型モータを使用す
るようになしても良い。即ち、図9に於いて38はモー
タ、39はその回動軸であって回動軸39aの外周面に
雄ネジを設け、該雄ネジに対し上記スライド板20と脱
着自在に一体化させる摺動子40の軸承部に螺設した雌
ネジを螺合させるものとなし、リードスイッチ29のオ
ン、オフ動作でモータ39の回転軸39aが正転或いは
逆転させられることにより摺動子40を上下動させて同
様の作用が行われるようにするのである。なお、上記の
各例は施錠及び解錠を右勝手動作で行うものを図示例で
示したが、左勝手使用も同様であって本発明の他の実施
例とするものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の通り構成するものであっ
て、クレセント錠の二次ロックの解錠はリモートコント
ローラの操作でしかできないため盗難防止に非常に優れ
たものである。また、電源として太陽光発電の利用も簡
便に行えることから、高層建築物や遠隔施設の保守管理
上からも優れたものである。
て、クレセント錠の二次ロックの解錠はリモートコント
ローラの操作でしかできないため盗難防止に非常に優れ
たものである。また、電源として太陽光発電の利用も簡
便に行えることから、高層建築物や遠隔施設の保守管理
上からも優れたものである。
【図1】本発明装置に係るクレセント錠を使用した引き
違い窓の縦断面図である。
違い窓の縦断面図である。
【図2】図1のY1−Y1線矢視図である。
【図3】図2でレバーを上向きに回動させて一次ロック
が行われるさいのクレセント錠内面視図である。
が行われるさいのクレセント錠内面視図である。
【図4】クレセント錠の二次ロック時に於ける縦框の縦
断面図である。
断面図である。
【図5】二次ロック完了時に於けるクレセント錠の内面
視図である。
視図である。
【図6】他の例の縦断面図である。
【図7】窓表面に太陽光発電素子を取付けて動力源とし
た他の例の斜視図である。
た他の例の斜視図である。
【図8】縦框を別設して行う他の例の斜視図である。
【図9】ソレノイドに代りモータを使用した例の縦断面
図である。
図である。
【図10】従来に於けるロック装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】従来に於けるクレセント錠の断面図である。
【図12】従来に於けるクレセント錠の内面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E05B 65/08
E05B 17/20
E05C 3/04
Claims (3)
- 【請求項1】 一次ロックを行うレバーは匣体外に偏心
カムを備え、一方匣体内にはレバーの回動と共に回動す
る回転板を備え、且つ該回転板の周面箇所には凹状の切
欠を設け、他方該匣体内には上記切欠と係合するための
スライド板を一定距離の上下摺動可能になし、また回転
板の回転軸を挟んで凹状の切欠と対称箇所にはリードス
イッチを作動させるための磁石を取付け、且つスライド
板にはソレノイド或はモータの作動でスライド板の摺動
移動を可能にする磁石を取付けると共に、レバーの回動
による一次ロックに続いて凹状の切欠とスライド板の摺
動移動で二次ロックが行われる構成となしたクレセント
錠を引き違い窓の内側窓の縦框に取付けるほか、縦框内
にはリードスイッチ、光電子素子受光部、ドライバー回
路基板部、ソレノイド又はモータやバッテリーなどを収
納した二次ロック作動匣を取付け、クレセント錠のレバ
ーを回動して一次ロックが行われるとリードスイッチが
ソレノイド又はモータを起動させ、クレセント匣体内で
スライド板と回転板の切欠が係合して二次ロックが行わ
れることを特徴とした引き違い窓のロック装置。 - 【請求項2】 バッテリー源として、太陽光発電素子を
窓硝子面に配置させたことを特徴とする請求項1記載の
引き違い窓のロック装置。 - 【請求項3】 赤外線送信回路や同スイッチ及びバッテ
リーなどを備えたリモートコントローラーによる信号を
光電素子受光部に向けて送信し、スライド板と回転板の
切欠との係合が外れるようにソレノイド又はモータが起
動してダブルロックを解除させることを特徴とする請求
項1又は2記載の引き違い窓のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22143799A JP3383879B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | クレセント錠を使用した引き違い窓のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22143799A JP3383879B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | クレセント錠を使用した引き違い窓のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001049920A JP2001049920A (ja) | 2001-02-20 |
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