JP3383573B2 - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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JP3383573B2
JP3383573B2 JP06489998A JP6489998A JP3383573B2 JP 3383573 B2 JP3383573 B2 JP 3383573B2 JP 06489998 A JP06489998 A JP 06489998A JP 6489998 A JP6489998 A JP 6489998A JP 3383573 B2 JP3383573 B2 JP 3383573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体に装備さ
れたハウジングケース内に、左右一対のブレード刈刃,
と、これら左右一対のブレード刈刃の中間の前側に配置
された一枚のブレード刈刃とを収容配置するとともに、
ハウジングケース内から刈芝を集草容器に送るためのダ
クトを設けた芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の芝刈機としては、例
えば図3に示すように、芝刈装置7の3枚のブレード刈
刃9A,9B,9Cで刈り取られた刈芝を、機体後部に
装備された集草容器8にダクト10を介して集草するも
のが知られている。この場合、ダクト10は、芝刈装置
7におけるハウジングケース11の左右方向での中央箇
所近くつまり機体のセンターラインCL近くにおいて、
3枚のブレード刈刃9A,9B,9Cのうち、中央のブ
レード刈刃9Bと、このブレード刈刃9Bとは逆向きに
回転駆動される横一側のブレード刈刃9Cとがその回転
軌跡において対向する箇所より刈芝を導いて後方に送る
よう、後方に前後方向に沿って延出される状態で集草容
器に接続する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の芝刈機にあっては、そのダクト10の刈芝を導入す
る入り口12が、幾分ラッパ状に広がって横一側のブレ
ード刈刃9Cからの刈芝の導入を円滑に行えるようにし
ているものの、そのブレード刈刃9Cや中央のブレード
刈刃9Bからの刈芝に対しては、その導入がなされても
ダクト10の内側壁10aに刈芝が衝突するような状態
でなされていたため、その衝突した刈芝が後方への送り
にもたつき易いものとなって、詰まり等が生じる虞れが
あって、刈芝が集草容器に円滑に送られるよう改善を図
ることが望まれていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、刈芝を円滑に集草容器へ送ることができる芝
刈機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求
項1にかかる芝刈機は、3枚のブレード刈刃を、左右に
配置された一対のブレード刈刃と、これら左右のブレー
ド刈刃の中央の前側に配置された一枚のブレード刈刃と
で構成してハウジングケース内に収容配置し、その3枚
のブレード刈刃のうちの左右一側と中央に配置されてい
る2枚のブレード刈刃の回転向きを同じに設定するとと
もに、左右他側の1枚のブレード刈刃の回転向きを逆向
きに設定し、かつ、この他側のブレード刈刃と中央のブ
レード刈刃との回転軌跡での互いに対向する左右方向で
の一側にオフセットされた箇所に、前記回転軌跡の接線
方向に沿って斜め後方に刈芝を案内するダクトを設け、
該ダクトを機体の左右中心を越えて左右方向での他側に
延出させ、そのダクトの終端を、機体後部に装備された
集草容器に接続してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、中央のブレード刈刃とその回転向きが異なる
側のブレード刈刃とが対向する箇所でのその刈刃の回転
軌跡は、平面視において、斜め後方、つまりその対向す
る箇所が機体の左右方向での中央位置よりも一側にオフ
セット(偏位)しているため、そのオフセット位置から
接線方向に流れていく刈芝をその流れに沿って案内する
ようにダクトが形成されていることになる。そして、そ
のダクトは、機体の左右方向での中央よりも越えて他側
にまで斜め後方に延出するようにしていることで、比較
的長い距離を刈芝がダクトの壁に衝突することを抑制し
た状態で円滑に移送することができるものとなっている
とともに、刈芝の送り向きの変更も極力集草容器近くで
行われる比較的緩い向き変更となるので、刈芝の送りが
比較的妨げられにくいものとなっている。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、刈芝が中央のブレート刈刃からも一
側のブレード刈刃からも円滑にダクトで案内されて集草
容器に送られることになって、刈芝のダクトでの送りに
おいてダクトの内壁との衝突による送りのもたつきを抑
制できることになって、その送り性能を向上できるに至
った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる芝刈
機は、請求項1に記載のものにおいて、左右一対の後車
輪に伝動するミッションケースと前記ダクトとを左右に
振り分けて配置してあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、機体の左右横幅方向でのダクトの偏位した配
置に対応してミッションケースもそのダクトの無い側に
位置させるように振り分け配置しておくことができる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、ダクトの配置空間を良好に確保でき
ることにより、ミッションケースとダクトとをコンパク
トに配置できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、乗用型芝刈機を示してい
る。この芝刈機は、左右一対の前車輪1,1と後車輪
2,2によって走行可能に支持された機体3の前部にエ
ンジン4を搭載装備し、搭乗運転部5の下方を通して後
部側のミッションケース6に軸伝動されるように構成し
ている。さらに、前車輪1,1と後車輪2,2との間の
機体下腹部空間には、芝刈装置7を配置しているととも
に、この芝刈装置7で刈り取られた刈芝は、機体3の後
端部に装備した集草容器8にダクト10を介して送り込
まれて収容される。
【0012】図1及び図2に示すように、芝刈装置7
は、ハウジングケース11をリンク機構等によって機体
3に対して吊り下げ支持しているとともに、該ハウジン
グケース11内に縦軸芯周りで回転駆動される3枚のブ
レード刈刃9A,9B,9Cを配設して構成している。
3枚のブレード刈刃9A,9B,9Cのうち、後側に位
置する左右一対のブレード刈刃9A,9Cは、図2に示
すように、左側のものは平面視で右回り回転されるよう
にしているとともに、右側のものは平面視で左回り回転
されるようにしている。また、これら左右一対のブレー
ド刈刃9A,9Cの左右方向での間に位置する状態で前
側に位置する中央のブレード刈刃9Bは、平面視で右回
り回転されるようにしている。
【0013】図2に示すように、中央のブレード刈刃9
Bと、右側のブレード刈刃9Cとのそれぞれの回転軌跡
のうち対向する箇所を通して後方斜め左側に向けて刈芝
が案内されて移行するのであるが、その刈芝を受け入れ
る刈芝導入口としての開口部12を望ませる状態で前記
ダクト10の始端部を配置している。このダクト10
は、機体の左右方向での中央位置よりも右側に偏位した
位置にある前記対向箇所より後方斜め左側に刈芝を移送
する状態で配置している。そのダクト10の後方斜め左
側へ向けての案内部10Aは、機体の左右方向での中央
位置(図2におけるセンターラインCL)よりも左側に
偏位して位置する左側の後車輪2近くまで延出させてい
るとともに、その案内部10Aの後車輪2,2近く位置
から集草容器8までの間のダクト10の後半側を前後方
向に沿った案内部10Bで構成している。従って、この
後半側の案内部10Bは、その全体がセンターラインC
Lよりも左側に偏位して位置している。このダクト10
の案内部10Bに対して、左右一対の後車輪2,2の車
軸2a,2aが突出する前記ミッションケース6は、右
側に偏位して配置されているのであって、ダクト10の
案内部10Bとミッションケース6とはそれぞれ左右に
振り分け配置されている構成となっているので、コンパ
クトに配置構成されることになる。
【0014】上記構成により、各ブレード刈刃9A,9
B,9Cにより刈り取られた刈芝は、そのブレード刈刃
9A,9B,9Cの回転に伴って浮遊状態でハウジング
ケース11内を案内されて、前記中央のブレード刈刃9
Bと右側のブレード刈刃9Cとがその回転軌跡の相対向
する箇所に案内され、そのときの両ブレード刈刃9B,
9Cの回転軌跡の対向位置での接線方向に沿うようにダ
クト10の内壁への刈芝の衝突がその開口部12箇所近
くで抑制される状態で、ダクト10内に導入される。そ
して、その刈芝はダクト10の案内部10Aで機体の左
側に向けて案内され、その後集草容器8に向けて案内部
10Bで案内されることになる。
【0015】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態では、3枚のブレード刈刃のみがハ
ウジングケース内に内装されたものを示したが、4枚以
上のブレード刈刃がハウジングケース内に内装された構
成にしたものでも良い。尚、その場合でも上記3枚のブ
レード刈刃の配置構成があって、それに付加されて他の
ブレード刈刃が配置される構成、つまり3枚の基本的な
配置のブレード刈刃に対してその左右の端側に別のブレ
ード刈刃が配置される構成のものにも本発明を適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機を示す全体側面図
【図2】乗用型芝刈機の刈芝搬送構造を示す一部破断平
面図
【図3】従来の乗用型芝刈機の刈芝搬送構造を示す一部
破断平面図
【符号の説明】
2 後車輪 6 ミッションケース 8 集草容器 9A,9B,9C ブレード刈刃 10 ダクト 11 ハウジングケース 12 刈芝導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−254916(JP,A) 実開 平1−68724(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/63 A01D 34/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に装備されたハウジングケース
    内に、左右一対のブレード刈刃と、これら左右一対のブ
    レード刈刃の中間の前側に配置された一枚のブレード刈
    刃とを収容配置するとともに、その3枚のブレード刈刃
    のうち左右一端側と中央のものとを同じ向きに回転駆動
    し、左右他端側のブレード刈刃を逆向きに回転駆動し、
    かつ、この他端側のブレード刈刃と中央のブレード刈刃
    との回転軌跡が互いに対向する前記走行機体の左右中心
    より一側に偏位する箇所に、刈芝導入口を臨ませて前記
    両回転軌跡の接線方向に沿って斜め後方に刈芝を案内す
    るダクトを設け、該ダクトを前記走行機体の左右中心を
    越えて左右方向での他側に延出させ、そのダクトの終端
    を、前記走行機体の後部に装備された集草容器に接続し
    てある芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記走行機体における左右一対の後車輪
    間に、前記ダクトと、前記後車輪に伝動するミッション
    ケースとを左右方向において振り分け配置してある請求
    項1に記載の芝刈機。
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