JP3382531B2 - ポケットセッター及びポケットの縫着方法 - Google Patents

ポケットセッター及びポケットの縫着方法

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JP3382531B2 JP05585198A JP5585198A JP3382531B2 JP 3382531 B2 JP3382531 B2 JP 3382531B2 JP 05585198 A JP05585198 A JP 05585198A JP 5585198 A JP5585198 A JP 5585198A JP 3382531 B2 JP3382531 B2 JP 3382531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折込み状態のポケ
ット布を身頃に縫着するポケットセッターに関する。
【0002】
【従来の技術】ポケット布の縫着作業は、その素材、生
地の厚さ、大きさ、形状に違いがあり、その結果、それ
らの条件に合致した器具を揃える必要がある。そこで、
従来のポケットセッターaにあっては、図17に示す様
に、横長状のワークテーブルbの一端側にミシン本体c
を、ワークテーブルbの他端側に折込み装置dを夫々配
設し、該折込み装置dを、上下揺動自在且つ進退自在に
配設した型板eと、該型板e上方に上下揺動自在に配設
した折込みゲージfにより構成されている。そして、
(1)ワークテーブルb上における折込み装置d側に身
頃gをセットすると共に、その上方の型板e上にポケッ
ト布hをセットし、(2)かかる型板eとその上方の折
込みゲージfによりポケット布hを挟着すると共に、折
込みゲージf下方の折込板i、i…を進行させて、ポケ
ット布hの外周部分を型板e下方に折り込んだ後、型板
e及び折込みゲージfを下方揺動させて、ポケット布h
を身頃g側へ押圧し、(3)折込板i、i…を後退させ
て折込みゲージfを上方揺動させると共に、ミシン本体
c下方で待機していた昇降自在且つ前後・左右往復スラ
イド自在な、針溝(図示せず)を形成した押さえ板jを
折込み装置d側にスライドさせた後に降下させて、ポケ
ット布h及び身頃gを下方押圧し、(4)型板eを後退
させて引き抜いた後、押さえ板jをミシン本体c側へス
ライドさせて、ポケット布hをセットした身頃gをミシ
ン本体c下方へ移動させる。そして、(6)押さえ板j
における針溝(図示せず)に沿って縫着する様に押さえ
板jにより、ポケット布hをセットした身頃gを移動さ
R>せて、身頃gに対しポケット布hを縫着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したポケ
ットセッターにあっては、生地(ポケット布h及び身頃
g)を移動させるため、身頃gの裏面側が汚れたり、ズ
レたりする可能性が高かったり、特にニットの様な軟質
生地の場合、移動時に生地が伸縮、変形したり、折込み
部分がバラケてしまうため、正確な縫着が困難であった
り、或いはポケット布h及び身頃gのセット位置とそれ
らの縫着位置が異なるため、駆動系の制御が困難である
等、解決せねばならない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、駆動系の制御が困難な課題に鑑み、ミシン本
体の設置台上にしてミシンヘッド下方にXーY方向に移
動自在なワークテーブルを配設すると共に、該ワークテ
ーブル上にして、ミシンヘッドの直下部にポケット布の
折込み装置を配置したポケットセッターにおいて、ワー
クテーブルに対し着脱自在な枠板に針溝を形成し、先端
部がポケットの形状に合致する、ポケット布をワークテ
ーブル側へ押圧する型板を上下動且つ進退自在に配設す
ると共に、枠板上方にセットしたポケット布の外周部分
を、該ポケット布をワークテーブル側へ押圧状態の型板
上方に折り込む複数枚の折込板を上記針溝の外周側に進
退自在に設け、型板の上方に、先端部が針溝の内側縁部
に合致する、ポケット布及び該ポケット布上にセットさ
れた身頃をワークテーブル側へ押圧する押さえ板を上下
動自在に設けて上記折込み装置とし、ワークテーブルに
おける枠板の上方にポケット布を、その外周部分を折込
板の先端部上に載置する様にセットし型板を下動させ
て、ポケット布をワークテーブル側に押圧し、折込板を
順次前進させてポケット布の外周部分を型板の上方に折
り込み、ポケット布の上方に身頃をセットし押さえ板を
下動させて、身頃及びポケット布をワークテーブルに押
圧した後、折込板及び型板を順次後退させて、ミシン本
体の針が枠板の針溝を挿通する様にワークテーブルをス
ライドさせる様にすることによって、ポケット布及び身
頃を移動させずに、ミシンヘッドの直下部でポケット布
と身頃のセット作業及び縫着作業を可能にして、上記課
題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示す様に、身頃Bにポケット
布Wを縫着してポケットPを形成するポケットセッター
1にあっては、ミシン本体2の設置台3上にして、ミシ
ンヘッド4と補助テーブル5間に、XーY方向に移動自
在なワークテーブル6を設けると共に、該ワークテーブ
ル6に折込み装置7を配設している。
【0006】又、ワークテーブル6は、Y方向に長く、
その後端側より先端側へ折込み装置7を設置する切込8
が形成されている。又、ワークテーブル6にあっては、
その下部に配設した上方レール9によりX方向に、該上
方レール9下方に配設した、上方レール9に対し直角に
配設した下方レール10によりY方向に夫々移動自在と成
し、X方向及びY方向に単独スライドさせたり、或いは
合成スライドさせて、直線、斜線又は曲線の縫い目Hを
形成可能にしている。具体的に説明すると、ワークテー
ブル6下面に上方レール9を、設置台3上面に下方レー
ル10を夫々固設し、連結板11の上面に固設した一対の上
方スライダー12、12a を上方レール9に下方よりスライ
ド自在に外嵌すると共に、連結板11の下面に固設した一
対の下方スライダー13、13a を下方レール10に上方より
スライド自在に外嵌している。
【0007】又、ワークテーブル6をX方向にスライド
させる駆動部14にあっては、ミシン本体2の後面側に配
設し、かかる駆動部14は、一対のプーリー15、15a にベ
ルト16を巻回し、ワークテーブル6側に連結杆17の一端
をY方向にスライド可能に取り付けると共にベルト16の
中間部に連結杆17の他端を固設し、一方のプーリー15を
モーター18の駆動軸19に装着し、モーター18の正逆駆動
によりワークテーブル6をX方向にスライドさせる様に
している。又、連結杆17の一端側を、ワークテーブル6
上面に設けたY方向に長いリニアウェー17a に対しスラ
イド自在なスライダー17b に連結している。又、ワーク
テーブル6をY方向にスライドさせる駆動部20にあって
は、下方レール10の両端に配設した一対のプーリー21、
21a にベルト22を巻回すると共に、該ベルト22と下方ス
ライダー13、13a を連結板23で連結している。又、一方
のプーリー21が装着された軸体24の下端側に装着した大
プーリー25と、設置台3に固設したモーター26の駆動軸
27に装着した小プーリー28間にベルト29を巻回して、モ
ーター26の正逆駆動によりワークテーブル6をY方向に
スライドさせる様にしている。尚、モーター18、26は、
ミシン本体2の針Sが身頃B及びポケット布Wに刺さっ
た状態でワークテーブル6が停止すると共に、身頃B及
びポケット布Wから抜けて上がった状態でワークテーブ
ル6が一目分スライドする様に制御されている。
【0008】又、折込み装置7にあっては、ワークテー
ブル6における切込8の先端側にして、ミシンヘッド4
の直下部に着脱自在に配設した枠板30と、枠板30の外周
側に進退自在に配設した複数枚の折込板31、31a …と、
ポケット布Wの外周部分を所定形状に折り込むための型
板32と、セットされたポケット布W及び身頃Bをワーク
テーブル6側へ押さえ付ける押さえ板33とにより構成し
ている。
【0009】又、枠板30にあっては、2枚の板材を積層
して形成されたもので、型板32の先端が嵌まり込む切込
34を形成した上層板35と、針溝36を形成した下層板37に
より構成し、上層板35における切込34と、下層板37にお
ける針溝36の外側縁部を一致させている。又、上層板35
の後方側の上面両側部に取付片38、38a を外方突設し、
該取付片38、38a の前縁部に切込39、39a を形成し、該
切込39、39a 内を上方より挿通させたネジ、ボルト等を
ワークテーブル6に螺入して、ワークテーブル6に枠板
30を固定している。
【0010】又、折込板31、31a …にあっては、中間部
に立下げ部を有した折曲板であって、ポケット布Wの両
側部位、下方部位及びコーナー部位を折り込む様に配置
されている。又、折込板31、31a …の先端縁部は、枠板
30における針溝36の外縁に合致させる様に形成され、当
該部分に、折り返されたポケット布Wの外周部位に形成
される皺に対応するための切込(図示せず)を形成して
も良い。又、折込板31、31a …の下方にしてワークテー
ブル6上にシリンダー41、41a…を、折込板31、31a …
の進退方向に伸縮する様に配設すると共に、該シリンダ
ー41、41a …のロッド42、42a …を折込板31、31a …に
固定している。そして、折込板31、31a …の先端を、初
期状態において針溝36の外縁外側に配置させると共に、
針溝36の内縁より内側まで前進する様に進退制御してい
る。
【0011】次に、型板32は、該型板32の進退手段46に
対し着脱自在に装着され、該進退手段46にあっては、Y
方向に往復スライド自在な引抜き板43の前部に一対のバ
ネ板44、44a を介して取付板45を設けると共に、該取付
板45に型板32が装着されている。そして、ワークテーブ
ル6の下面側にシリンダー47を設けると共に、該シリン
ダー47のロッド48を引抜き板43の後端部に固設して、シ
リンダー47の伸縮により引抜き板43、即ち型板32を進退
させている。又、シリンダー47の側部に並設したレール
49を引抜き板43の下面に固設すると共に、レール49に下
方よりスライド自在に外嵌したレールガイド50をワーク
テーブル6側に固設している。又、ワークテーブル6の
中間部にして枠板30より後方に、切込8を跨ぐ様に取付
枠51を架設すると共に、該取付枠51の中央部にプッシャ
ー52を設け、該プッシャー52のプッシャーピン53を取付
枠51上面に対し出没自在と成している。そして、プッシ
ャーピン53の出没により型板32を上下動させる様にし、
具体的には、プッシャーピン53を突出させると、バネ板
44、44a が弾性変形して、型板32が上方へ持ち上がり、
プッシャーピン53を没入させると、バネ板44、44a の弾
性復元力により型板32をワークテーブル6側に押圧する
様にしている。又、型板32の先端側をポケットPの形状
に合致させ、ポケット布W上方の折込角部に相当する位
置に三角状の切込74、74a を形成している。又、型板32
の後端側に切込54、54a を設けると共に、該切込54、54
a 内を上方より挿通させたネジ、ボルト等を取付板45に
螺入して、該取付板45に型板32を固定している。尚、型
板32に複数個の窓穴55、55a …を形成して、かかる型板
32でポケット布Wを押さえても、窓穴55、55a …からポ
ケット布Wの柄、模様が見える様にしている。
【0012】次に、押さえ板33は、該押さえ板33の上下
動手段58に対し着脱自在に装着され、該上下動手段58に
あっては、ワークテーブル6側に一対のバネ板61、61a
を介して連結した連結板57、57a の先端側に押さえ板33
の取付板56を設け、他方ワークテーブル6における切込
8の後端側に対設した一対の側板59、59a の後部側間に
取付枠60を水平架設し、該取付枠60にバネ板61、61a が
固定されている。そして、側板59、59a の前部側間に取
付枠62を水平架設すると共に、該取付枠62の前面に押圧
シリンダー63を配設し、該押圧シリンダー63のロッド64
の先端を、押さえ板33における取付板56上面に連結し、
該ロッド64伸縮により押さえ板33を上下動させると共
に、ワークテーブル6側に押圧する様にしている。又、
押さえ板33の外周を、枠板30における針溝36の内側縁部
に合致させて、ポケット布Wの折返し部分を確実に押さ
え付け、且つ押さえ板33がポケット布Wの縫着作業の邪
魔にならない様にしている。そして、押さえ板33の後端
側に切込65、65a を設けると共に、該切込65、65a内を
上方より挿通させたネジ、ボルト等を取付板56に螺入し
て、該取付板56に押さえ板33を固定している。又、押さ
え板33にあっては、中央に大径な窓孔67を形成し、他方
ミシン本体2側に型板32の押さえシリンダー68を配設
し、該押さえシリンダー68は窓孔67を貫通させると共
に、そのロッド69を伸長させて型板32を押さえる様にし
ている。又、ミシン本体2側に身頃Bとポケット布Wの
柄合わせのためのマーキングライト70、70a を配設して
いる。
【0013】又、側板59、59a の下端側をワークテーブ
ル6の下面より下方へ突出させ、かかる側板59、59a の
下端部間に取付枠71を水平架設し、該取付枠71の上面に
シリンダー47及びレールガイド50を固設している。又、
プッシャー52を設けた取付枠51の両端部に連結柱72、72
a を垂設すると共に、該連結柱72、72a の下端部間に横
枠73を架設し、該横枠73下面にX方向の上方レール9を
固設している。
【0014】尚、針溝36の形状、折込板31、31a …の先
端縁部、型板32及び押さえ板33の外周形状はポケットP
の外形により異なることから、数種類の枠板30、折込板
31、31a …、型板32及び押さえ板33を用意して、ポケッ
トPの外形に応じたものに交換可能にしている。
【0015】次に本発明に係るポケットセッターの作用
について説明する。 (1)ペダル(図示せず)を踏み、プッシャー52のプッ
シャーピン53を突出させて、型板32を上動させ、かかる
型板32の下方にして、枠板30上方にポケット布Wを、そ
の外周部分を折込板31、31a …の先端部上に載置する様
にセットする(図10、11及び図16(a)参照)。 (2)ペダル(図示せず)を開放してプッシャー52のプ
ッシャーピン53を没入させ型板32を下動させて、ポケッ
ト布Wをワークテーブル6側に押圧すると共に、ミシン
本体2側の押さえシリンダー68のロッド69を伸長させ
て、型板32及びポケット布Wをワークテーブル6側へ押
圧し、ポケット布Wの両側部位及び下方部位を折り込む
折込板31、31b 、31d 、次にコーナー部位を折り込む折
込板31a 、31c の順で前進させてポケット布Wの外周部
分を型板32上方に折り込む(図12、13及び図16
(b)参照)。 (3)ポケット布Wの上方に身頃Bを、その位置を確認
してセットした後、押圧シリンダー63のロッド64が伸長
し押さえ板33が下動して、身頃B及びポケット布Wを、
その間に折込板31、31a …及び型板32を介在させたまま
ワークテーブル6に押圧すると共に、折込板31、31a …
及び型板32を順次後退させて、身頃B及びポケット布W
をワークテーブル6に押圧する(図14、15及び図1
6(c)参照)。そして、ワークテーブル6を、ミシン
本体2の針Sが常に枠板30の針溝36の中心を挿通する様
にスライドさせて、図16(d)に示す様に、身頃Bに
ポケット布Wを縫着し、ポケットPを形成する。その
際、ワークテーブル6は、針Sの連続上下動に対応して
間歇的にスライドすることから、例えば軟質な生地から
なる身頃B及びポケット布Wを高速縫着しても針先によ
る引掛け傷が生じない。
【0016】尚、(2)の工程中、枠板30の下層板37と
押さえ板33により折込状態のポケット布Wは枠板30内
で、その形状が保持され、且つ身頃Bと共にサンドイッ
チ状に挟着された状態で縫着されるため、ポケット布W
及び身頃Bの位置ズレや型ズレがなく、正確に縫着出来
る。又、柄物の場合、マーキングライト70、70a から発
せられる光点を、型板32の窓穴55、55a …から見えるポ
ケット布W側の模様に当て、ポケット布W側の模様と合
致させる身頃Bの模様に光点が当たる様に身頃Bをセッ
トする。
【0017】
【発明の効果】要するに本発明は、ミシン本体2のミシ
ンヘッド4下方にXーY方向に移動自在なワークテーブ
ル6を配設したので、かかるワークテーブル6のX方向
又はY方向への移動を単独或いは組み合わせることによ
り、直線、斜線、及び曲線状に縫うことが出来るため、
ポケットPがどの様な形状であっても対応して縫着する
ことが出来る。そして、ワークテーブル6に対し着脱自
在な枠板30に針溝36を形成し、先端部がポケットPの形
状に合致する、ポケット布Wをワークテーブル6側へ押
圧する型板32を上下動且つ進退自在に配設すると共に、
枠板30上方にセットしたポケット布Wの外周部分を、該
ポケット布Wをワークテーブル6側へ押圧状態の型板32
上方に折り込む複数枚の折込板31、31a …を上記針溝36
の外周側に進退自在に設け、型板32の上方に、先端部が
針溝36の内側縁部に合致する、ポケット布W及び該ポケ
ット布W上にセットされた身頃Bをワークテーブル6側
へ押圧する押さえ板33を上下動自在に設けて折込み装置
7としたので、ミシン本体2におけるミシンヘッド4下
方でポケット布W及び身頃Bのセットから縫着までの作
業全てが行えるため、ポケット布W及び身頃Bをワーク
テーブル6上を移動させずに縫着することが出来、よっ
てポケット布W及び身頃Bが軟質素材であっても確実且
つ正確に縫着することが出来る。更に、初期設定時にお
いてワークテーブル6の位置決め作業だけで良く、ワー
クテーブル6のスライド制御だけで確実に縫着出来るた
め、従来の様に2種類の駆動系の制御が不要で、装置の
簡略化を図ることが出来る。よって、本発明に係るポケ
ットセッター1にあっては、従来の様な大きいワークテ
ーブルは不要で、而もワークテーブル6の周囲にポケッ
トPの大きさだけ移動出来るスペースがあればよいた
め、装置全体を小型化出来、省スペース化を図ることが
出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポケットセッターの概略正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】折込板を省略したポケットセッターの要部正面
図である。
【図4】ワークテーブルをX方向へスライドさせる駆動
部の拡大平面図である。
【図5】枠板の平面図である。
【図6】型板の平面図である。
【図7】押さえ板の平面図である。
【図8】型板及び押さえ板を取り除いた状態のワークテ
ーブルの概略平面図である。
【図9】図8の中央断面図である。
【図10】ワークテーブルの折込み装置にポケット布を
セットした状態を示すワークテーブルの概略平面図であ
る。
【図11】図10の中央断面図である。
【図12】折込板によりポケット布の外周部分を折り込
んだ状態を示すワークテーブルの概略平面図である。
【図13】図12の中央断面図である。
【図14】身頃上に押さえ板をセットした状態を示すワ
ークテーブルの概略平面図である。
【図15】図14の中央断面図である。
【図16】ポケットの形成過程を示す図である。
【図17】従来のポケットセッターの作業工程の段階図
である。
【符号の説明】
2 ミシン本体 4 ミシンヘッド 6 ワークテーブル 7 折込み装置30 枠板 31、31a … 折込板 32 型板 33 押さえ板 36 針溝B 身頃 P ポケットW ポケット布

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン本体の設置台上にしてミシンヘッ
    ド下方にXーY方向に移動自在なワークテーブルを配設
    すると共に、該ワークテーブル上にして、ミシンヘッド
    の直下部にポケット布の折込み装置を配置したポケット
    セッターにおいて、 ワークテーブルに対し着脱自在な枠板に針溝を形成し、
    先端部がポケットの形状に合致する、ポケット布をワー
    クテーブル側へ押圧する型板を上下動且つ進退自在に配
    設すると共に、枠板上方にセットしたポケット布の外周
    部分を、該ポケット布をワークテーブル側へ押圧状態の
    型板上方に折り込む複数枚の折込板を上記針溝の外周側
    に進退自在に設け、型板の上方に、先端部が針溝の内側
    縁部に合致する、ポケット布及び該ポケット布上にセッ
    トされた身頃をワークテーブル側へ押圧する押さえ板を
    上下動自在に設けて上記折込み装置とした ことを特徴と
    するポケットセッター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポケットセッターによる
    ポケットの縫着方法であって、 ワークテーブルにおける枠板の上方にポケット布を、そ
    の外周部分を折込板の先端部上に載置する様にセットし
    型板を下動させて、ポケット布をワークテーブル側に押
    圧し、折込板を順次前進させてポケット布の外周部分を
    型板の上方に折り込み、ポケット布の上方に身頃をセッ
    トし押さえ板を下動させて、身頃及びポケット布をワー
    クテーブルに押圧した後、折込板及び型板を順次後退さ
    せて、ミシン本体の針が枠板の針溝を挿通する様にワー
    クテーブルをスライドさせる様にした ことを特徴とする
    ポケットの縫着方法
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